JP2005176687A - 下ろし生ショウガ - Google Patents

下ろし生ショウガ Download PDF

Info

Publication number
JP2005176687A
JP2005176687A JP2003420920A JP2003420920A JP2005176687A JP 2005176687 A JP2005176687 A JP 2005176687A JP 2003420920 A JP2003420920 A JP 2003420920A JP 2003420920 A JP2003420920 A JP 2003420920A JP 2005176687 A JP2005176687 A JP 2005176687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ginger
raw
raw ginger
dietary fiber
grated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003420920A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Torigoe
重信 鳥越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMASHIN KK
Original Assignee
YAMASHIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMASHIN KK filed Critical YAMASHIN KK
Priority to JP2003420920A priority Critical patent/JP2005176687A/ja
Publication of JP2005176687A publication Critical patent/JP2005176687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Abstract

【課題】 小さなサイコロ状に角切りして生ショウガの食物繊維の長さを短くしたものをすりつぶすことにより、食べ易くし、また盛り付けし易くし、更にマイナス30度以下で冷凍することにより、鮮度を維持することのできる下ろし生ショウガを提供することにある。
【解決手段】 小さなサイコロ状に角切りして生ショウガの食物繊維2の長さを短くした生ショウガ片1をすりつぶし、すりつぶした後に水分を約20%程度除去した後に、これをマイナス30℃以下に冷凍した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、小さなサイコロ状に角切りして生ショウガの食物繊維の長さを短くしたものをすりつぶして得られる下ろし生ショウガに関するものである。
生ショウガは粗い食物繊維で大部分ができている。そして、生ショウガが下ろしてすりつぶすと細長い食物繊維がすりつぶされずに残る。下ろし生ショウガを各種の料理に添えて食べる場合、人によっては細長い食物繊維があると食べにくく感じて、食べている最中に口の中からこの細長い食物繊維を取り出したりすることがある。
このため、従来にあっては、生ショウガをすりつぶした後に、生ショウガ用の食物繊維除去機を使用して、すりつぶした生ショウガ中に含まれる細長い食物繊維をわざわざ除去する場合がある。
特開平08−116912
しかしながら、食物繊維を取り除いた下ろし生ショウガはどろっとした状態になり、料理に添えて盛り付けても、山盛りの状態にならずに平べったい状態になって見た目が悪いという不都合があった。
この発明は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、小さなサイコロ状に角切りして生ショウガの食物繊維の長さを短くしたものをすりつぶすことにより、食べ易くし、また盛り付けし易くし、更にマイナス30度以下で冷凍することにより、鮮度を維持することのできる下ろし生ショウガを提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、小さなサイコロ状に角切りして生ショウガの食物繊維の長さを短くしたものをすりつぶした手段よりなるものである。
また、請求項2の発明は、小さなサイコロ状に角切りして生ショウガの食物繊維の長さを短くしたものをすりつぶし、すりつぶした後に水分を約20%程度除去した後に、これをマイナス30℃以下に冷凍した手段よりなるものである。
ここで、請求項1及び請求項2の発明の好ましい態様として、2mm〜3mmの小さなサイコロ状に角切りするのがよい。
以上の記載より明らかなように、請求項1の発明に係る下ろし生ショウガによれば、小さなサイコロ状に角切りした生ショウガをすりつぶしたものであるため、食物繊維も残り、しかも食物繊維は短く切断されているため、下ろし生ショウガを食べるときに、細長い食物繊維の感覚を感じることなく食べることができる。そして、この下ろし生ショウガには食物繊維が豊富に含まれているために、便通などにもよい。
また、請求項2の発明に係る下ろし生ショウガによれば、小さなサイコロ状に角切りした生ショウガをすりつぶしたものであるため、食物繊維も残り、しかも食物繊維は短く切断されているため、下ろし生ショウガを食べるときに、細長い食物繊維の感覚を感じることなく食べることができる。そして、この下ろし生ショウガには食物繊維が豊富に含まれているために、便通などにもよい。これに加えて、マイナス30度以下で冷凍することにより下ろし生ショウガの鮮度を維持でき、解凍後の下ろし生ショウガの鮮度を直前にすり下ろした生ショウガと殆ど変わらない鮮度に維持することができる。しかも、下ろし生ショウガを冷凍する前に水分を20%程度除去しているために、解凍後の水分によって解凍後の下ろし生ショウガが所謂べちゃっとした潰れたような状態になって見た目が悪くなることがなく、また、解凍して使用する場合に、食物繊維が含まれているために、これを料理に添えて盛り付ける場合、食物繊維の働きで山盛りに盛り付けることができ、見た目が非常に良くなる等、極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
以下、図面に記載の発明を実施するための最良の形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
ここで、図1は生ショウガ片の拡大斜視図である。
先ず、生ショウガの皮剥き作業を行う。生ショウガは複数の塊状のものから形成されていて皮が剥き難いので、生ショウガを複数の各塊状の大きさに切断し、切断したこれらの塊状のものを機械で撹拌して表面の皮を剥く。この機械による皮剥き作業では完全に皮を剥くことができず、一部に皮が剥かれていない部分があるため、手作業で皮が一部剥けていない箇所や悪い部分を包丁を使って除去する。
皮が剥かれた各生ショウガを次亜塩素酸ナトリウムの水溶液中に例えば10分程度漬け込んで殺菌消毒する。次亜塩素酸ナトリウムの水溶液の濃度としては、例えば100リットルの水に100cc位の次亜塩素酸ナトリウムを入れた割合である。
皮が剥かれ殺菌消毒された各生ショウガをスライス機を使用して例えば2mm〜3mmの厚みにスライスした後、さらにスライスした各生ショウガを例えば2mm〜3mmの幅及び長さで角切りする。このようにして、例えば2mm〜3mmのサイコロ状の多数の生ショウガ片1が得られる。
生ショウガ片1を例えば2mm〜3mmのサイコロ状にするのは、粗い食物繊維で大部分ができている生ショウガの長い食物繊維を短く切断するためである。食物繊維2が2mm〜3mm程度の長さになると食べた場合に食物繊維の感覚を感じることがないためである。これよりも長いと食べた場合に食物繊維の感覚を感じ易くなり、逆に短い場合には切断が困難となり、又すり下ろしも出来にくくなるためである。
次に、例えば2mm〜3mmのサイコロ状に角切りした生ショウガ片1を、すりつぶし機を使用してすりつぶして、下ろし生ショウガを得る。下ろし生ショウガは2mm〜3mmのサイコロ状に角切りした生ショウガ片1をすりつぶしたものであるので、従来のような長い食物繊維はなくなっている。
その後、すりつぶした下ろし生ショウガの水分を必要に応じて例えば20%程度除去する。水分の除去は、すりつぶした下ろし生ショウガを例えば笊の上に載せることによって行われる。笊の上にすりつぶした下ろし生ショウガを載せると、水分の一部が笊の隙間を通じて下側に流れることによって自然にすりつぶした下ろし生ショウガの水分の一部が除去されることになる。なお、すりつぶした下ろし生ショウガの水分の除去は乾燥機を使用して行ってもよいのは勿論である。
すりつぶした下ろし生ショウガの水分の除去は、これを一度冷凍して出荷する場合に、解凍して食べる場合に水分を除去しないと、解凍後に除去しなかった水分が出てこれによって解凍後の下ろし生ショウガが山盛り状に成らずに潰れたような状態になって見た目が悪いからである。
これは冷凍中に下ろし生ショウガに含まれる水分の一部が下ろし生ショウガから分離抽出されて氷り、解凍後は下ろし生ショウガから分離抽出されて氷った水分が、下ろし生ショウガから分離された状態で液体の水分に戻り、戻った水分が解凍後の下ろし生ショウガに吸収されずに液体の水分として存在し、この水分によって解凍後の下ろし生ショウガは所謂べちゃっとした潰れたような状態になって見た目の良い山盛り状にならないためである。
実験によると、すりつぶした下ろし生ショウガの水分を20%程度除去した後にこれを冷凍して出荷した場合には、下ろし生ショウガを解凍したときに水分が出ずに、見た目のよい山盛り状に盛り付けることができるからである。なお、すりつぶした下ろし生ショウガをそのまま出荷し、冷凍して出荷しない場合には下ろし生ショウガから20%程度の水分の除去を必ずしも行う必要はない。
すりつぶした下ろし生ショウガを冷凍して出荷する場合には、解凍後に食べやすいように、n等分された型枠内にそれぞれ等分に分けて入れて冷凍する。例えば105gのすりつぶした下ろし生ショウガを6等分された型枠内にそれぞれ等分に分けて入れて冷凍する。
すりつぶした下ろし生ショウガの冷凍の温度としてはマイナス30度以下である。マイナス30度以下で冷凍した場合には鮮度が維持でき、解凍後の下ろし生ショウガは、直前にすり下ろした生ショウガと殆ど鮮度が変わらないからである。これに対して、冷凍の温度がマイナス30度より高いと、下ろし生ショウガの鮮度を維持できず、解凍後の下ろし生ショウガの鮮度は直前にすり下ろした生ショウガの鮮度に比べて明らかに落ちるからである。
すりつぶした下ろし生ショウガを型枠内に分けて入れてマイナス30度以下で冷凍した後、完全に冷凍した下ろし生ショウガを型枠から取り出して、これを真空パック詰めして冷凍状態で出荷する。
食べる場合には、冷凍している下ろし生ショウガを解凍して食べることになるが、前述しように、マイナス30度以下で冷凍しているため、これを解凍した場合、解凍後の下ろし生ショウガは直前にすり下ろした生ショウガと殆ど鮮度が変わらない。
しかも、下ろし生ショウガを冷凍する前に水分を20%程度除去しているために、解凍後の水分によって解凍後の下ろし生ショウガが所謂べちゃっとした潰れたような状態になって見た目が悪くなることがなく、また、短く切断された食物繊維の働きによって、解凍後の下ろし生ショウガを見た目の良い山盛り状態に盛り付けることができる。
なお、この発明は上記発明を実施するための最良の形態に限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
この発明を実施するための最良の形態を示す生ショウガ片の拡大斜視図である。
符号の説明
1 生ショウガ片
2 食物繊維

Claims (3)

  1. 小さなサイコロ状に角切りして生ショウガの食物繊維の長さを短くしたものをすりつぶしたことを特徴とする下ろし生ショウガ。
  2. 小さなサイコロ状に角切りして生ショウガの食物繊維の長さを短くしたものをすりつぶし、すりつぶした後に水分を約20%程度除去した後に、これをマイナス30℃以下に冷凍したことを特徴とする下ろし生ショウガ。
  3. 2mm〜3mmの小さなサイコロ状に角切りした請求項1又は請求項2記載の下ろし生ショウガ。
JP2003420920A 2003-12-18 2003-12-18 下ろし生ショウガ Pending JP2005176687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003420920A JP2005176687A (ja) 2003-12-18 2003-12-18 下ろし生ショウガ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003420920A JP2005176687A (ja) 2003-12-18 2003-12-18 下ろし生ショウガ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005176687A true JP2005176687A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34782300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003420920A Pending JP2005176687A (ja) 2003-12-18 2003-12-18 下ろし生ショウガ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005176687A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016054687A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 キリンビバレッジ株式会社 生姜由来の風味、辛み及び刺激に優れた容器詰生姜風味炭酸飲料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016054687A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 キリンビバレッジ株式会社 生姜由来の風味、辛み及び刺激に優れた容器詰生姜風味炭酸飲料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102551103B (zh) 一种风味鱼皮的加工方法
CN107156877A (zh) 一种猕猴桃去皮方法以及猕猴桃果浆加工方法
CN103315039A (zh) 一种金枪鱼渔船保鲜方法
CN101869320A (zh) 一种冷藏调理即食鲨鱼皮及其制备方法
TWI702001B (zh) 不需清洗解凍即能直接料理的無腥味水產加工方法及裝置
KR20090055678A (ko) 동결건조 유자블록의 제조방법
JP2005176687A (ja) 下ろし生ショウガ
CN104366398A (zh) 一种低糖保健洋姜片的制作方法
JP2009028022A (ja) 除水筍の製造及び製造方法。
KR101089556B1 (ko) 배스 어묵
CN102429063A (zh) 一种柚子茶的制作方法
KR101056595B1 (ko) 곶감 분말의 제조방법
JP5084443B2 (ja) ウコン漬物の製造方法
KR101801304B1 (ko) 복원비율이 우수한 기계건조 채썬 다시마의 가공방법
CN101088357A (zh) 一种白萝卜糖食品的制作方法
JP2013176325A (ja) 桃加工食品および桃加工食品の製造方法
JP2010000037A (ja) イカ類を原料とするすり身の製造方法
JP4680309B2 (ja) 核果類果実加工食品の製造方法
JP2003339338A (ja) 果実及び野菜の加工方法
CN107212348A (zh) 一种酸菜鱼制作用酸菜的制作方法
CN104585678A (zh) 一种脱水榨菜叶的加工方法
CN101147572A (zh) 一种植物膳食补充剂及其制备方法
KR20030093883A (ko) 원양산 대왕오징어를 이용한 가공식품 제조방법
JP4381332B2 (ja) 乾燥モズクの製造方法
CN102106569B (zh) 一种海肠粉的加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060516