JP2008197232A - 防眩フィルムの製造方法及び防眩フィルム - Google Patents
防眩フィルムの製造方法及び防眩フィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008197232A JP2008197232A JP2007030417A JP2007030417A JP2008197232A JP 2008197232 A JP2008197232 A JP 2008197232A JP 2007030417 A JP2007030417 A JP 2007030417A JP 2007030417 A JP2007030417 A JP 2007030417A JP 2008197232 A JP2008197232 A JP 2008197232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- refractive index
- antiglare
- film
- binder matrix
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/02—Diffusing elements; Afocal elements
- G02B5/0273—Diffusing elements; Afocal elements characterized by the use
- G02B5/0278—Diffusing elements; Afocal elements characterized by the use used in transmission
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/02—Diffusing elements; Afocal elements
- G02B5/0205—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties
- G02B5/021—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties the diffusion taking place at the element's surface, e.g. by means of surface roughening or microprismatic structures
- G02B5/0226—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties the diffusion taking place at the element's surface, e.g. by means of surface roughening or microprismatic structures having particles on the surface
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/02—Diffusing elements; Afocal elements
- G02B5/0205—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties
- G02B5/0236—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties the diffusion taking place within the volume of the element
- G02B5/0242—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties the diffusion taking place within the volume of the element by means of dispersed particles
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/02—Diffusing elements; Afocal elements
- G02B5/0268—Diffusing elements; Afocal elements characterized by the fabrication or manufacturing method
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/02—Diffusing elements; Afocal elements
- G02B5/0273—Diffusing elements; Afocal elements characterized by the use
- G02B5/0294—Diffusing elements; Afocal elements characterized by the use adapted to provide an additional optical effect, e.g. anti-reflection or filter
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
- C09K2323/03—Viewing layer characterised by chemical composition
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
- C09K2323/05—Bonding or intermediate layer characterised by chemical composition, e.g. sealant or spacer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
- C09K2323/05—Bonding or intermediate layer characterised by chemical composition, e.g. sealant or spacer
- C09K2323/051—Inorganic, e.g. glass or silicon oxide
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
Abstract
【課題】 本発明にあっては、電離放射線硬化型材料と粒子A、粒子Bを含む塗液を用いて、表面ヘイズが低く、内部ヘイズの高い、白っぽくぎらつきのない防眩フィルムを容易に製造する製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含み、
該粒子Aと該粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率と該バインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以上であり、且つ該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率と該バインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以下である塗液を透明基材上に塗布し塗膜を形成する工程と、該塗膜を電離放射線を照射することにより硬化し防眩層を形成する工程とを備えることを特徴とする防眩フィルムの製造方法
【選択図】図1
【解決手段】電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含み、
該粒子Aと該粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率と該バインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以上であり、且つ該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率と該バインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以下である塗液を透明基材上に塗布し塗膜を形成する工程と、該塗膜を電離放射線を照射することにより硬化し防眩層を形成する工程とを備えることを特徴とする防眩フィルムの製造方法
【選択図】図1
Description
本発明は、窓やディスプレイなどの表面に設けられる防眩フィルムに関する。特に、液晶ディスプレイ(LCD)、CRTディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)、プラズマディスプレイ(PDP)、表面電界ディスプレイ(SED)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)などのディスプレイの表面に設けられる防眩フィルムに関する。
液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、ELディスプレイ、および、プラズマディスプレイなどのディスプレイは、視認性の観点で下記のような問題がある。
・視聴時に外光が写りこむ。
・ディスプレイからの表示光によりディスプレイ表面でギラツキが発生する。
このような視認性の低下、悪化を解決するために、各種防眩フィルムをディスプレイの前面に設けることが知られている。
・視聴時に外光が写りこむ。
・ディスプレイからの表示光によりディスプレイ表面でギラツキが発生する。
このような視認性の低下、悪化を解決するために、各種防眩フィルムをディスプレイの前面に設けることが知られている。
例えば、表面をエンボス加工することにより表面凹凸形状を形成する技術が知られている。エンボス加工により表面に凹凸が形成されている防眩フィルムは、表面凹凸を完全に制御できる。そのため、再現性が良い。しかし、エンボスロールに欠陥または異物付着があるとロールのピッチで延々欠陥が出る。そのため、大量生産の場合、全ての製品に欠陥が生じる。また、表面での散乱のみ利用するので、ギラツキの発生という課題がある。
ギラツキを抑えるために、バインダマトリックスにバインダマトリックスと屈折率の異なる粒子を混入することによって、防眩層内部でバインダマトリックスと粒子の屈折率差による光の内部散乱(内部拡散)を発生させる防眩フィルムも知られている。
そのような防眩フィルムとしては、例えば、下記の技術が知られている。
・表面ヘイズhsが7<hs<30、内部ヘイズ値hiが1<hi<15とした防眩フィルム(特許文献1)
・バインダー樹脂と複数の粒子を用い、樹脂と粒子の屈折率差が0.03〜0.2である防眩フィルム(特許文献2)
・表面ヘイズhsが7<hs<30、内部ヘイズ値hiが1<hi<15とした防眩フィルム(特許文献1)
・バインダー樹脂と複数の粒子を用い、樹脂と粒子の屈折率差が0.03〜0.2である防眩フィルム(特許文献2)
現在、防眩フィルムにおいては、ディスプレイ技術の発展に伴い、防眩層の表面ヘイズ値が低く、内部ヘイズ値が高い性能を有する防眩フィルムが望まれる傾向にある。防眩フィルムの防眩層の表面ヘイズ値が高い場合、例えば、防眩層の表面ヘイズ値が9%を超えるような場合、ディスプレイ表面に設けた際に防眩フィルムが外光により白っぽくなる現象(白ボケ)が発生する。これは近年の液晶ディスプレイの大型化に伴い、外光の写り込む確率が高くなったことによる。一方、防眩層の内部ヘイズ値が低い場合、例えば、防眩層の内部ヘイズが15%を下回るような場合、ディスプレイの高精細化に伴いぎらつきが発生する。
すなわち、防眩層の表面ヘイズ値が低く、内部ヘイズ値が高い防眩フィルムとすることにより、ディスプレイ表面に設けた際に、白っぽくならず(白ボケにならず)、且つ、ぎらつきの発生しない防眩フィルムとすることができる。
防眩フィルムにおいては防眩層中に粒子を加え、該粒子により防眩層表面に凹凸を形成することにより表面ヘイズを発生させることができる。一方、防眩層中にバインダマトリックスの屈折率と異なる屈折率を有する粒子を加えることにより、内部ヘイズを発生させることができる。
これまで、電離放射線硬化型材料の硬化後の屈折率と異なる屈折率を有する粒子を1種類のみ用いて表面ヘイズが低く、内部ヘイズの高い、白っぽくなく、ぎらつきのない防眩フィルムを製造することは困難であった。
本発明にあっては、電離放射線硬化型材料と粒子A、粒子Bを含む塗液を用いて、表面ヘイズが低く、内部ヘイズの高い、白っぽくなく、ぎらつきのない防眩フィルムを容易に製造することのできる製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明としては、電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含み、該粒子Aと該粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率と該バインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以上であり、且つ、該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率と該バインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以下である塗液を透明基材上に塗布し塗膜を形成する工程と、該塗膜を電離放射線を照射することにより硬化し防眩層を形成する工程とを備えることを特徴とする防眩フィルムの製造方法とした。
また、請求項2に係る発明としては、前記形成される防眩層の平均膜厚が4〜10μmであり、粒子A及び粒子Bの平均粒子径が1〜7μmであることを特徴とする請求項1記載の防眩フィルムの製造方法とした。
また、請求項3に係る発明としては、前記粒子Aと粒子Bのバインダマトリックス形成材料に対する合計の含有量が10wt%以上40wt%以下であることを特徴とする請求項2記載の防眩フィルムの製造方法とした。
また、請求項4に係る発明としては、請求項1記載の製造方法により製造され、防眩層の表面ヘイズ値が1〜9%であり、且つ、内部ヘイズが15〜45%であることを特徴とする防眩フィルムとした。
また、請求項5に係る発明としては、請求項5記載の防眩フィルム、偏光板、液晶セル、偏光板、バックライトユニットを備えることを特徴とする透過型液晶ディスプレイとした。
電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含み、該粒子Aと該粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率と該バインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との差が0.03以上であり、且つ、該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率とバインダマトリックスの屈折率との差が0.03以下である塗液を透明基材上に塗布し塗膜を形成する工程と、該塗膜を電離放射線を照射することにより硬化し防眩層を形成する工程とを備える防眩フィルムとすることにより、表面ヘイズが低く、内部ヘイズの高い、白っぽくなく、ぎらつきのない防眩フィルムを容易に製造することができた。
本発明の防眩フィルムについて述べる。
本発明の防眩フィルムの断面模式図を図1に示した。
本発明の防眩フィルム(1)にあっては、透明基材(11)上に防眩層(12)が設けられ、該防眩層は電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料を硬化してなるバインダマトリックス(120)中に粒子A(12A)、粒子B(12B)を含む。
本発明の防眩フィルムの断面模式図を図1に示した。
本発明の防眩フィルム(1)にあっては、透明基材(11)上に防眩層(12)が設けられ、該防眩層は電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料を硬化してなるバインダマトリックス(120)中に粒子A(12A)、粒子B(12B)を含む。
本発明の防眩フィルムは、バインダマトリックス(120)中に粒子(12A、12B)を含み防眩層(12)表面に凹凸が形成されることにより、防眩層は表面ヘイズ値を有する。また、粒子(12A、12B)とバインダマトリックスの屈折率が異なることにより、防眩層は内部ヘイズ値を有する。防眩層の表面ヘイズ値は、防眩層表面に入射した光に対する光の散乱度合いを表すパラメーターであり、防眩層の内部ヘイズ値は、防眩層内部に入射した光に対する光の散乱度合いを表すパラメータである。
本発明の防眩フィルムにあっては、防眩層の表面ヘイズ値が1〜9%であり、防眩層の内部ヘイズ値が15〜45%であることが好ましい。。防眩層の表面ヘイズ値を1〜9%、内部ヘイズ値を15〜45%をする防眩フィルムとすることにより、白っぽくなく、ぎらつきの発生しない防眩フィルムとすることができる防眩層の表面ヘイズ値が9%を超えるような場合、防眩フィルムは白っぽくなる傾向にある。防眩層の表面ヘイズ値が1%未満である場合、防眩フィルムは外光の写り込み防止性(防眩性)がなくなる傾向にある。防眩層の内部ヘイズ値が15%を下回る場合、防眩フィルムはぎらつきを発生する傾向にある。防眩層の内部ヘイズ値が45%を超える場合、防眩フィルムのコントラストは低下する傾向にある。
図1において、形成される防眩層の平均膜厚はHである。本発明において防眩層の平均膜厚とは表面凹凸のある防眩層の膜厚の平均値のことである。平均膜厚は、電子マイクロメーター、全自動微細形状測定機により求めることができる。
本発明の防眩フィルムの製造方法について述べる。
本発明の防眩フィルムの製造方法にあっては、電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含み、該粒子Aと該粒子Bの少なくとも一方の屈折率と該バインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以上であり、且つ、該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率とバインダマトリックスとの屈折率との屈折率差が0.03以下である塗液を透明基材上に塗布し塗膜を形成する工程と、該塗膜を電離放射線を照射することにより硬化し防眩層を形成する工程とを備える。
本発明の防眩フィルムの製造方法にあっては、電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含み、該粒子Aと該粒子Bの少なくとも一方の屈折率と該バインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以上であり、且つ、該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率とバインダマトリックスとの屈折率との屈折率差が0.03以下である塗液を透明基材上に塗布し塗膜を形成する工程と、該塗膜を電離放射線を照射することにより硬化し防眩層を形成する工程とを備える。
発明者らは、バインダマトリックス形成材料と粒子Aと粒子Bを含む塗液を用い、粒子Aと粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率とバインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以上である粒子A、粒子Bを用い、且つ、該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率とバインダマトリックスとの屈折率差が0.03以下となるように粒子Aと粒子Bの配合比を設定することにより、表面ヘイズが低く、内部ヘイズの高い、白っぽくなくぎらつきのない防眩フィルムを容易に製造できることを見い出した。
本発明において、用いられる塗液に含まれる粒子Aと粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率とバインダマトリックス形成材料の硬化後の屈折率差は0.03以上である。粒子Aと粒子Bの両方の粒子の屈折率とバインダマトリックスとの屈折率の屈折率差が0.03未満である場合、所望の内部ヘイズ値を有する防眩層を形成することができない。また、所望の内部ヘイズ値を得るためには防眩層の平均膜厚を厚くし防眩層内部の粒子の含有量を増やした場合には、コストが高くなり、且つ、塗膜ムラが発生し易い。
さらには、粒子Aと粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率とバインダマトリックスの屈折率との屈折率差は0.06以上であることが好ましい。粒子Aと粒子Bの少なくとも一方の粒子とバインダマトリックスが0.06以上の屈折率差を有することにより、高い内部ヘイズ値を有する防眩層を容易に形成することができる。
なお、粒子Aの屈折率、粒子Bの屈折率とバインダマトリックスの屈折率の屈折率差は、粒子A、粒子Bともに0.12以下であることが好ましい。粒子A、粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率とバインダマトリックスの屈折率の屈折率差が0.12を超えるような場合、防眩層で過度の内部散乱が発生し、白化しやすくなる。
本発明において、用いられる塗液に含まれる粒子Aと粒子Bの重量平均屈折率とバインダマトリックスの屈折率との屈折率差は0.03以下であることが好ましい。用いられる塗液に含まれる粒子Aと粒子Bの重量平均屈折率とバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03を超えるような場合、表面ヘイズが低く、内部ヘイズの高い、白っぽくなく、ぎらつきのない防眩フィルムを容易に製造することができなくなってしまう。
粒子Aと粒子Bの重量平均屈折率とバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03を超えるような塗液を用いて透明基材上に防眩層を形成した場合には、透明基材上に形成される防眩層のわずかな膜厚変動によって、防眩層の表面ヘイズ値、内部ヘイズ値の値が大きく変化してしまい、安定した品質の防眩フィルムを製造することが困難となる。更に好ましくは、粒子Aと粒子Bの重量平均屈折率とバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.02以下であることが好ましい。
本発明において、粒子Aと粒子Bの平均屈折率nAveとは、粒子Aの屈折率をnA、粒子Aの塗液に対する配合重量部をwA、粒子Bの屈折率をnB、粒子Bの塗液に対する配合重量部をwBとしたときに、下記(式1)で表される。
nAve =(nA×wA+nB×wB)÷(wA+wB) (式1)
nAve =(nA×wA+nB×wB)÷(wA+wB) (式1)
なお、本発明において、粒子Aの屈折率と粒子Bの屈折率は同じであっても、屈折率差を有していてもかまわない。しかし、粒子Aと粒子Bの屈折率は異なり、粒子Aとバインダマトリックスの屈折率差と粒子Bとバインダマトリックスとの屈折率差は0.02以上離れていることがより好ましい。また、一方の粒子が形成されるバインダマトリックスの屈折率よりも小さい屈折率であり、もう一方の粒子が形成されるバインダマトリックスの屈折率よりも大きい屈折率であることが好ましい。
なお、本発明において、バインダマトリックスの屈折率とはバインダマトリックス形成材料を硬化させた後のバインダマトリックスの屈折率を意味する。すなわち、バインダマトリックスの屈折率とは、粒子A、粒子Bを含まない塗液を硬化させたものの屈折率である。バインダマトリックス及び粒子の屈折率はベッケ線検出法(液浸法)により求めることができる。
本発明において、形成される防眩層の平均膜厚Hは4〜10μm以下であることが好ましく、粒子A及び粒子Bの平均粒子径は1〜7μmであることが好ましい。形成される防眩層の平均膜厚Hが4μmを下回ると、防眩フィルムはディスプレイ表面に設ける際に必要なハードコート性能を有することができなくなってしまう。一方、形成される防眩層の平均膜厚Hが10μmを超えるような場合、コストが高くなり、且つ、塗膜ムラが発生し易くなってしまう。
形成される防眩層の平均膜厚を4〜10μmとした際には、粒子A及び粒子Bの平均粒子径は1〜7μmであることが好ましい。粒子A及び粒子Bの平均粒子径が1μmを下回る場合には、形成される防眩層が所望の表面ヘイズ値を有するために、多量の粒子を含有させる必要があり、コスト高になってしまい、且つ、塗液の安定性が損なわれる。一方、粒子A及び粒子Bの平均粒子径が7μmを超える場合には、形成される防眩層表面にムラが発生しやすくなる。
また、本発明においては、粒子Aと粒子Bの合計の含有量が、バインダマトリックスに対して10wt〜40wt%であることが好ましい。粒子Aと粒子Bの合計の含有量がバインダマトリックスに対して10wt%を下回る場合、形成される防眩層中で粒子が不均一に分散されることがあり、このとき防眩層表面の質感が悪くなってしまう傾向にある。一方、粒子Aと粒子Bの合計の含有量がバインダマトリックスに対して40wtを超える場合、塗液の安定性が損なわれる傾向にある。
本発明において、防眩層を形成する塗液は電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含む。本発明に用いられる粒子A、粒子Bとしては、アクリル粒子(屈折率1.49)、アクリルスチレン粒子(屈折率1.49〜1.59)、ポリスチレン粒子(屈折率1.59)、ポリカーボネート粒子(屈折率1.58)、メラミン粒子(屈折率1.66)といった有機粒子や、シリカ粒子(屈折率1.48)タルク(屈折率1.54)、各種アルミノケイ酸塩(屈折率1.50〜1.60)、カオリンクレー(屈折率1.53)、MgAlハイドロタルサイト(屈折率1.50)、などの無機粒子から適宜選択される。
本発明に用いられる電離放射線硬化型材料としては、多価アルコールのアクリル酸またはメタクリル酸エステルのような多官能性のアクリレート、ジイソシアネートと多価アルコール及びアクリル酸またはメタクリル酸のヒドロキシエステル等から合成されるような多官能のウレタンアクリレート等が挙げられる。またこれらの他にも、アクリレート系の官能基を有するポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、スピロアセタール樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリチオールポリエン樹脂等も使用することができる。
電離放射線硬化型材料のうち、紫外線硬化型材料を用いる場合、光重合開始剤を加える。光重合開始剤は、どのようなものを用いても良いが、用いる材料にあったものを用いることが好ましい。光重合開始剤としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンジルメチルケタールなどのベンゾインとそのアルキルエーテル類等が用いられる。光重合開始剤の使用量は、樹脂に対して0.5〜20wt%である。好ましくは1〜5wt%である。
また、バインダマトリックス形成材料としては、電離放射線硬化型材料の他に熱可塑性樹脂等を加えることもできる。熱可塑性樹脂としては、アセチルセルロース、ニトロセルロース、アセチルブチルセルロース、エチルセルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導体、酢酸ビニル及びその共重合体、塩化ビニル及びその共重合体、塩化ビニリデン及びその共重合体等のビニル系樹脂、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール等のアセタール樹脂、アクリル樹脂及びその共重合体、メタクリル樹脂及びその共重合体等のアクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、線状ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂等を使用できる。
なお、塗液には必要に応じ溶剤を含んでいても良い。溶剤は、前記バインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを分散する溶媒を用いる必要がある。また、溶剤は、塗工適性を備えている必要がある。例えば、トルエン、シクロヘキサノン、アセトン、ケトン、エチルセロソルブ、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン、イソプロパノール、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ニトロメタン、1,4−ジオキサン、ジオキソラン、N−メチルピロリドン、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸ブチル、ジクロロメタン、トリクロロメタン、トリクロロエチレン、エチレンクロライド、トリクロロエタン、テトラクロロエタン、N,N−ジメチルホルムアミド、クロロホルムなどを使用でき、またこれらの混合溶媒を使用することができる。また溶剤の量はとくに限定されない。
本発明の塗液においては、塗液中に他の機能性添加剤を加えても良い。ただし、他の機能性添加剤は形成される防眩層の透明性、光の拡散性などに影響を与えないほうが好ましい。機能性添加剤としては、帯電防止剤、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、防汚剤、撥水剤、屈折率調整剤、密着性向上剤、硬化剤などを使用でき、それにより、形成される防眩層に帯電防止機能、紫外線吸収機能、赤外線吸収機能、防汚機能、撥水機能といった、防眩機能以外の機能を持たせることができる。
本発明の塗液は透明基材上に塗布され、塗膜が形成される。
本発明に用いられる透明基材としては、ガラスやプラスチックフィルムなどを用いることができる。プラスチックフィルムとしては適度の透明性、機械強度を有していれば良い。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、トリアセチルセルロース(TAC)、ジアセチルセルロース、アセチルセルロースブチレート、ポリエチレンナフタレート(PEN)、シクロオレフィンポリマー、ポリイミド、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)等のフィルムを用いることができる。
本発明に用いられる透明基材としては、ガラスやプラスチックフィルムなどを用いることができる。プラスチックフィルムとしては適度の透明性、機械強度を有していれば良い。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、トリアセチルセルロース(TAC)、ジアセチルセルロース、アセチルセルロースブチレート、ポリエチレンナフタレート(PEN)、シクロオレフィンポリマー、ポリイミド、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)等のフィルムを用いることができる。
中でも、液晶ディスプレイの前面に防眩フィルムを用いる場合、トリアセチルセルロース(TAC)は光学異方性がないため、好ましく用いられる。また、偏光板を基材としても良い。用いる偏光板としては特に限定するものではない。例えば、偏光層の支持体である一対のトリアセチルセルロース(TAC)フィルム間に、偏光層としてヨウ素を加えた延伸ポリビニルアルコール(PVA)を有するものを用いることができる。トリアセチルセルロース(TAC)フィルムとヨウ素を加えた延伸PVAからなる偏光板は、偏光度が高く、液晶ディスプレイなどに好適に用いることができる。この場合、一方のトリアセチルセルロース(TAC)フィルム上に防眩層を設けることができる。
塗液を透明基材上に塗布するための塗工方法としては、ロールコーター、リバースロールコーター、グラビアコーター、ナイフコーター、バーコーター、ダイコーターを用いた塗工方法を使用できる。中でも、ロール・ツー・ロール方式で高速で塗工することが可能なダイコーターを用いることが好ましい。また塗液の固形分濃度は、塗工方法により異なる。固形分濃度は、重量比でおおよそ30〜70重量%であればよい。
次に、本発明のダイコーター塗布装置について説明する。図2に本発明のダイコーター塗布装置の模式図を示した。本発明のダイコーター塗布装置は、ダイヘッド30が塗液タンク32とが配管31によって接続され、送液ポンプ33によって、塗液タンク32の塗液がダイヘッド30内に送液される構造となっている。ダイヘッド30に送液された塗液はスリット間隙から塗液を吐出し、透明基材11上に塗膜が形成される。巻き取り式の透明基材11を用い回転ロール35を使用することにより、ロール・ツー・ロール方式により連続して透明基材上に塗膜を形成することができる。
塗液を透明基材上に塗布することにより得られる塗膜に対し、電離放射線を照射することにより、防眩層が形成される。電離放射線としては、紫外線、電子線を用いることができる。紫外線硬化の場合は、高圧水銀灯、低圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、カーボンアーク、キセノンアーク等の光源が利用できる。また、電子線硬化の場合はコックロフトワルト型、バンデグラフ型、共振変圧型、絶縁コア変圧器型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器から放出される電子線が利用できる。電子線は、50〜1000KeVのエネルギーを有するのが好ましい。100〜300KeVのエネルギーを有する電子線がより好ましい。
なお、硬化により防眩層を形成する工程の前後に乾燥工程を設けてもよい。また、硬化と乾燥を同時におこなってもよい。特に、塗液がバインダマトリックス材料と粒子A、粒子Bと溶剤を含む場合、形成された塗膜の溶剤を除去するために電離放射線を照射する前に乾燥工程を設ける必要がある。乾燥手段としては加熱、送風、熱風などが例示される。以上により、本発明の防眩フィルムは製造される。
また、繰り返しになるが、本発明の防眩フィルムは、必要に応じて、反射防止性能、帯電防止性能、防汚性能、電磁波シールド性能、赤外線吸収性能、紫外線吸収性能、色補正性能等を有する機能層が設けられる。これらの機能層としては、反射防止層、帯電防止層、防汚層、電磁波遮蔽層、赤外線吸収層、紫外線吸収層、色補正層等が挙げられる。なお、これらの機能層は単層であってもかまわないし、複数の層であってもかまわない。機能層は、防汚性能を有する反射防止層というように、1層で複数の機能を有していても構わない。また、透明基材と防眩層の接着性向上のため、あるいは、各種層間の接着性向上のために、各層間にプライマー層や接着層等を設けても良い。
本発明の防眩フィルムは、液晶ディスプレイ(LCD)、CRTディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)、プラズマディスプレイ(PDP)、表面電界ディスプレイ(SED)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)などの各種ディスプレイの観察側である表面に適用することができる。本発明の防眩フィルムは、ディスプレイに用いる際、外光の写り込み防止性と良好なコントラストを両立できる防眩フィルムを提供する。
図3の本発明の防眩フィルムを用いた透過型液晶ディスプレイの断面模式図について示した。図3(a)の透過型液晶ディスプレイにおいては、バックライトユニット(5)、偏光板(4)、液晶セル(3)、偏光板(2)、防眩フィルム(1)をこの順に備えている。このとき、防眩フィルム(1)側が観察側すなわちディスプレイ表面となる。
バックライトユニット(5)は、光源と光拡散板からなる。液晶セルは、一方の透明基材に電極が設けられ、もう一方の透明基材に電極及びカラーフィルターを備えており、両電極間に液晶が封入された構造となっている。液晶セル(3)を挟むように設けられる偏光板にあっては、透明基材(21、22、41、42)間に偏光層(23、43)を挟持した構造となっている。
図3(b)の透過型液晶ディスプレイにおいては、バックライトユニット(5)、偏光板(4)、液晶セル(3)、偏光板(2)と防眩フィルム(1)が一体化した偏光板ユニット(7)をこの順に備えている。
本発明の防眩フィルムは液晶ディスプレイにおいて、図3(b)のように、本発明の防眩フィルム(1)は、防眩層(12)が設けられた透明基材(11)の防眩層(12)が設けられた面の反対側の面に偏光層(23)を設け、前記透明基材(11)が偏光板を兼ねていても構わない。
以下に実施例を示す。
<実施例A1>
基材としてトリアセチルセルロースフィルム(富士写真フィルム製 TD−80U)を用いた。この基材上に表1に示す塗液Aを乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚が4μmとなるようにダイコーターで塗工し塗膜を形成した。その後、塗膜に含まれる溶剤を蒸発させ、高圧水銀灯を用いて酸素濃度が0.03%以下の雰囲気下で400mJ/cm2の紫外線照射により、防眩性光拡散層を硬化させ、サンプルを作成した。
基材としてトリアセチルセルロースフィルム(富士写真フィルム製 TD−80U)を用いた。この基材上に表1に示す塗液Aを乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚が4μmとなるようにダイコーターで塗工し塗膜を形成した。その後、塗膜に含まれる溶剤を蒸発させ、高圧水銀灯を用いて酸素濃度が0.03%以下の雰囲気下で400mJ/cm2の紫外線照射により、防眩性光拡散層を硬化させ、サンプルを作成した。
<実施例A2>
乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を5μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<実施例A3>
乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を7μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<実施例A4>
乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を9μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を5μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<実施例A3>
乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を7μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<実施例A4>
乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を9μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<実施例B1>
塗液Bを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を7μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<実施例B2>
塗液Bを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を9μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
塗液Bを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を7μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<実施例B2>
塗液Bを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を9μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例C1>
塗液Cを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を7μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例C2>
塗液Cを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を5μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
塗液Cを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を7μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例C2>
塗液Cを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を5μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例D1>
塗液Dを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を10μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例D2>
塗液Dを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を17μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
塗液Dを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を10μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例D2>
塗液Dを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を17μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例E1>
塗液Eを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を4μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例E2>
塗液Eを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を7μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
塗液Eを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を4μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<比較例E2>
塗液Eを用い、乾燥膜厚すなわち形成される防眩層の平均膜厚を7μmとしたこと以外は、実施例A1と同様にサンプルを作成した。
<評価>
実施例及び比較例において得られたサンプルの表面ヘイズ、内部ヘイズ、白ボケ、ギラツキ、防眩性、コントラストの測定結果もしくは評価結果を表2に示した。
実施例及び比較例において得られたサンプルの表面ヘイズ、内部ヘイズ、白ボケ、ギラツキ、防眩性、コントラストの測定結果もしくは評価結果を表2に示した。
<評価方法>
・トータルヘイズの測定方法
実施例及び比較例において得られたサンプルについて、ヘイズメータ(NDH2000、日本電色製)を用い、JIS K7105に基づいて測定した。
・トータルヘイズの測定方法
実施例及び比較例において得られたサンプルについて、ヘイズメータ(NDH2000、日本電色製)を用い、JIS K7105に基づいて測定した。
・内部ヘイズの測定方法
実施例及び比較例において得られたサンプルの防眩層表面に両面粘着シートを介してトリアセチルセルロースフィルムと貼り合わせヘイズを測定し、得られたヘイズから両面粘着シートとトリアセチルセルロースフィルムのヘイズを差し引いた値を内部ヘイズとした。
実施例及び比較例において得られたサンプルの防眩層表面に両面粘着シートを介してトリアセチルセルロースフィルムと貼り合わせヘイズを測定し、得られたヘイズから両面粘着シートとトリアセチルセルロースフィルムのヘイズを差し引いた値を内部ヘイズとした。
・表面ヘイズの算出方法
上述したトータルヘイズから内部ヘイズを差し引いた値を表面ヘイズとした。
上述したトータルヘイズから内部ヘイズを差し引いた値を表面ヘイズとした。
・白っぽさの評価方法
実施例及び比較例において得られたサンプルを粘着剤を介して黒色のプラスティック板に貼り付けた状態で、蛍光灯を映りこませ、サンプル全体への光の拡散具合を評価した。光の拡散具合が小さく、サンプル全体に白っぽさを感じないレベルを◎、若干白っぽさを感じるが許容範囲である場合を○、白っぽさを感じ許容できないレベルを×とした。
実施例及び比較例において得られたサンプルを粘着剤を介して黒色のプラスティック板に貼り付けた状態で、蛍光灯を映りこませ、サンプル全体への光の拡散具合を評価した。光の拡散具合が小さく、サンプル全体に白っぽさを感じないレベルを◎、若干白っぽさを感じるが許容範囲である場合を○、白っぽさを感じ許容できないレベルを×とした。
・ギラツキの評価方法
蛍光灯を内蔵したライトテーブル上に80〜200ppiのパターンを有するブラックマトリックス(BM)ガラス基板を配置し、その上に、実施例及び比較例において得られたサンプルを貼り合せたガラス基板を設置し、真上より目視にて防眩性光拡散層のギラツキを評価した。このとき、ぎらつきが気にならないBM解像度のうち、最大のものを対応解像度とし、対応解像度が150ppi以上の場合◎、150ppi以下100ppi以上の場合○、100ppi以下の場合×とした。
蛍光灯を内蔵したライトテーブル上に80〜200ppiのパターンを有するブラックマトリックス(BM)ガラス基板を配置し、その上に、実施例及び比較例において得られたサンプルを貼り合せたガラス基板を設置し、真上より目視にて防眩性光拡散層のギラツキを評価した。このとき、ぎらつきが気にならないBM解像度のうち、最大のものを対応解像度とし、対応解像度が150ppi以上の場合◎、150ppi以下100ppi以上の場合○、100ppi以下の場合×とした。
・防眩性の評価方法
各サンプルを黒色のプラスティック板に貼り付けた状態で蛍光灯などが写りこんだ像の鮮明さを目視評価した。目視評価の結果、像の鮮明さがほとんど消失している場合◎、気にならないレベルで消失している場合○、鮮明であり気になる場合×とした。
各サンプルを黒色のプラスティック板に貼り付けた状態で蛍光灯などが写りこんだ像の鮮明さを目視評価した。目視評価の結果、像の鮮明さがほとんど消失している場合◎、気にならないレベルで消失している場合○、鮮明であり気になる場合×とした。
・コントラストの評価方法
ディスプレイ表面に各サンプルを設け、白と黒の市松模様を表示させ、蛍光灯などが映りこまない角度にディスプレイを設置し、コントラストを目視にて官能評価した。白と黒の差がはっきりとしており非常に鮮明であった場合◎、白と黒の差がやや◎の場合に比べて落ちるが鮮明さとしては気にならない場合○、白と黒の差がはっきりしておらず鮮明さがなく気になる場合は×とした。
ディスプレイ表面に各サンプルを設け、白と黒の市松模様を表示させ、蛍光灯などが映りこまない角度にディスプレイを設置し、コントラストを目視にて官能評価した。白と黒の差がはっきりとしており非常に鮮明であった場合◎、白と黒の差がやや◎の場合に比べて落ちるが鮮明さとしては気にならない場合○、白と黒の差がはっきりしておらず鮮明さがなく気になる場合は×とした。
本発明の実施の形態である塗液Aを用いた実施例A1、A2、A3、A4においては防眩層の平均膜厚が4〜9μmの範囲で、表面ヘイズ値が1〜9%、内部ヘイズが15〜45%である防眩層を備える防眩フィルムとすることができ、白っぽさがなく、且つ、ぎらつきのない防眩フィルムを製造することができた。本発明の実施形態である塗液Bを用いた実施例B1、B2においても、防眩層の平均膜厚が7〜9μmの範囲で、表面ヘイズ値が1〜9%であり内部ヘイズが15〜45%である防眩層を有する防眩フィルムとすることができ、白っぽさがなく、且つ、ぎらつきのない防眩フィルムを製造することができた。ただし、塗液Aを用いた実施例A1、A2、A3、A4と比較すると、所望の表面ヘイズ値、内部ヘイズ値となる防眩層の平均膜厚の範囲が狭いことが分かる。
塗液Cを用いた比較例C1、C2においては、所望の表面ヘイズ、内部ヘイズを有する防眩層を備える防眩フィルムを製造することができなかった。比較例C1では、表面ヘイズ1%未満、内部ヘイズ15%未満となり、比較例C2では表面ヘイズは1%以上であるものの、内部ヘイズが15%未満となった。
塗液Cと比較してバインダマトリックス形成材料に対する粒子の含有量を2倍にした塗液Dを用いた比較例D1、D2においても、所望の表面ヘイズ、内部ヘイズを有する防眩層を備える防眩フィルムを製造することができなかった。表面ヘイズ値、内部ヘイズ値の挙動から、防眩層の平均膜厚が10μm〜17μmの範囲内において、所望の表面ヘイズ値、内部ヘイズ値を有する防眩層を備える防眩フィルムを製造することができるものと推定されるが、形成される防眩層の平均膜厚が10μmより大きいことから、コスト高及び塗膜ムラが発生し易いため製造に適さない。
塗液Eを用いた比較例E1、E2においては、所望の表面ヘイズ、内部ヘイズを有する防眩層を備える防眩フィルムを製造することができなかった。表面ヘイズ値、内部ヘイズ値の挙動から、防眩層の平均膜厚が4〜7μmの範囲内において、所望の表面ヘイズ値、内部ヘイズ値を有する防眩層を備える防眩フィルムを製造することができるものと推定される。しかしながら、所望の表面ヘイズ値、内部ヘイズ値を有する防眩層を備える防眩フィルムを製造するための防眩層の平均膜厚の許容範囲は狭く、安定した品質の防眩フィルムを製造することが困難である。
以上より、電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含み、該粒子Aと該粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率と該バインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との差が0.03以上であり、且つ、該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率とバインダマトリックスの屈折率との差が0.03以下である塗液を透明基材上に塗布し塗膜を形成する工程と、該塗膜を電離放射線を照射することにより硬化し防眩層を形成する工程とを備える防眩フィルムとすることにより、表面ヘイズが低く、内部ヘイズの高い、白っぽくなく、ぎらつきのない防眩フィルムを容易に製造することができた。
1 防眩フィルム
11 透明基材
12 防眩層
120 バインダマトリックス
121A 粒子A
121B 粒子B
H 防眩層の平均膜厚
2 偏光板
21 透明基材
22 透明基材
23 偏光層
3 液晶セル
4 偏光板
41 透明基材
42 透明基材
43 偏光層
5 バックライトユニット
7 偏光板ユニット
30 ダイヘッド
31 配管
32 塗液タンク
33 送液ポンプ
35 回転ロール
11 透明基材
12 防眩層
120 バインダマトリックス
121A 粒子A
121B 粒子B
H 防眩層の平均膜厚
2 偏光板
21 透明基材
22 透明基材
23 偏光層
3 液晶セル
4 偏光板
41 透明基材
42 透明基材
43 偏光層
5 バックライトユニット
7 偏光板ユニット
30 ダイヘッド
31 配管
32 塗液タンク
33 送液ポンプ
35 回転ロール
Claims (5)
- 電離放射線硬化型材料を含むバインダマトリックス形成材料と粒子A、粒子Bを含み、
該粒子Aと該粒子Bの少なくとも一方の粒子の屈折率と該バインダマトリックス形成材料の硬化後のバインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以上であり、且つ、該粒子Aと該粒子Bの重量による平均屈折率と該バインダマトリックスの屈折率との屈折率差が0.03以下である塗液を透明基材上に塗布し塗膜を形成する工程と、
該塗膜を電離放射線を照射することにより硬化し防眩層を形成する工程と
を備えることを特徴とする防眩フィルムの製造方法。 - 前記形成される防眩層の平均膜厚が4〜10μmであり、粒子A及び粒子Bの平均粒子径が1〜7μmであることを特徴とする請求項1記載の防眩フィルムの製造方法。
- 前記粒子Aと粒子Bのバインダマトリックス形成材料に対する合計の含有量が10wt%以上40wt%以下であることを特徴とする請求項2記載の防眩フィルムの製造方法。
- 請求項1記載の製造方法により製造され、防眩層の表面ヘイズ値が1〜9%であり、且つ、内部ヘイズが15〜45%であることを特徴とする防眩フィルム。
- 請求項4記載の防眩フィルム、偏光板、液晶セル、偏光板、バックライトユニットを備えることを特徴とする透過型液晶ディスプレイ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007030417A JP2008197232A (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | 防眩フィルムの製造方法及び防眩フィルム |
US11/821,981 US7807238B2 (en) | 2007-02-09 | 2007-06-25 | Antiglare film and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007030417A JP2008197232A (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | 防眩フィルムの製造方法及び防眩フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008197232A true JP2008197232A (ja) | 2008-08-28 |
Family
ID=39686066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007030417A Pending JP2008197232A (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | 防眩フィルムの製造方法及び防眩フィルム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7807238B2 (ja) |
JP (1) | JP2008197232A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010078948A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Toppan Printing Co Ltd | 防眩フィルム及びその製造方法並びに透過型液晶ディスプレイ |
JP2010078881A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Toppan Printing Co Ltd | 防眩フィルム及びその製造方法並びに透過型液晶ディスプレイ |
JP2010102072A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 防眩フィルム、防眩性偏光板および画像表示装置 |
JP2013519915A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-05-30 | エルジー・ケム・リミテッド | 防眩フィルム用コーティング層およびこれを含む防眩フィルム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1783185B1 (en) * | 2004-08-26 | 2009-11-11 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Coating composition and resin multilayer body |
US9618656B2 (en) * | 2010-10-04 | 2017-04-11 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Anti-glare film, method for producing anti-glare film, polarizer and image display device |
CN114690289A (zh) * | 2022-03-18 | 2022-07-01 | Tcl华星光电技术有限公司 | 光学膜层及其制作方法、偏光片、显示面板 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4101339B2 (ja) | 1997-09-25 | 2008-06-18 | 大日本印刷株式会社 | 光拡散フィルム、その製造方法、拡散層付偏光板及び液晶表示装置 |
JP3507719B2 (ja) | 1998-02-17 | 2004-03-15 | 大日本印刷株式会社 | 防眩フィルム、偏光素子及び表示装置 |
JPH11326608A (ja) | 1998-05-08 | 1999-11-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 防眩フィルム、偏光フィルム及び透過型表示装置 |
JP3515401B2 (ja) | 1998-12-18 | 2004-04-05 | 大日本印刷株式会社 | 防眩フィルム、偏光板及び透過型表示装置 |
JP3515426B2 (ja) | 1999-05-28 | 2004-04-05 | 大日本印刷株式会社 | 防眩フィルムおよびその製造方法 |
JP2003004903A (ja) | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | 防眩フィルム、偏光板用保護フィルム、偏光板、および画像表示装置 |
JP4054581B2 (ja) | 2001-08-28 | 2008-02-27 | 富士フイルム株式会社 | 光拡散フイルム、防眩性フイルム、偏光板および液晶表示装置 |
JP3822102B2 (ja) * | 2001-12-27 | 2006-09-13 | 富士写真フイルム株式会社 | 光拡散フイルム、その製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
JP4187186B2 (ja) | 2002-03-11 | 2008-11-26 | 日本製紙株式会社 | 防眩フィルム |
JP4776150B2 (ja) | 2002-04-24 | 2011-09-21 | 大日本印刷株式会社 | 防眩性フィルム、偏光素子、および画像表示装置 |
JP4082965B2 (ja) | 2002-08-28 | 2008-04-30 | リンテック株式会社 | 防眩性ハードコートフィルム |
JP4271922B2 (ja) | 2002-09-30 | 2009-06-03 | 富士フイルム株式会社 | 防眩性反射防止フィルム、偏光板、それを用いた液晶表示装置および防眩性反射防止フィルムの製造方法 |
US7695781B2 (en) * | 2004-02-16 | 2010-04-13 | Fujifilm Corporation | Antireflective film, polarizing plate including the same, image display unit including the same and method for producing antireflective film |
-
2007
- 2007-02-09 JP JP2007030417A patent/JP2008197232A/ja active Pending
- 2007-06-25 US US11/821,981 patent/US7807238B2/en active Active
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010078881A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Toppan Printing Co Ltd | 防眩フィルム及びその製造方法並びに透過型液晶ディスプレイ |
JP2010078948A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Toppan Printing Co Ltd | 防眩フィルム及びその製造方法並びに透過型液晶ディスプレイ |
JP2010102072A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 防眩フィルム、防眩性偏光板および画像表示装置 |
TWI459023B (zh) * | 2008-10-23 | 2014-11-01 | Sumitomo Chemical Co | 防炫膜、防炫性偏光板及畫像顯示裝置 |
JP2013519915A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-05-30 | エルジー・ケム・リミテッド | 防眩フィルム用コーティング層およびこれを含む防眩フィルム |
JP2015118383A (ja) * | 2010-02-19 | 2015-06-25 | エルジー・ケム・リミテッド | 防眩フィルム用コーティング層およびこれを含む防眩フィルム |
US9738809B2 (en) | 2010-02-19 | 2017-08-22 | Lg Chem, Ltd. | Coating layer for anti-glare film and anti-glare film comprising the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080193680A1 (en) | 2008-08-14 |
US7807238B2 (en) | 2010-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5011877B2 (ja) | 防眩性光拡散部材及び防眩性光拡散部材を有するディスプレイ | |
US7628496B2 (en) | Antiglare film and transmission-type liquid crystal display | |
JP2008122832A (ja) | 防眩性光拡散部材 | |
US7824044B2 (en) | Antiglare film and transmissive liquid crystal display | |
JP2008216429A (ja) | 防眩フィルム | |
US7542118B2 (en) | Antiglare film | |
JP2008040063A (ja) | 防眩性光拡散部材 | |
JP5028806B2 (ja) | 防眩材およびディスプレイ | |
JP2008145499A (ja) | 防眩性光拡散部材 | |
US7589897B2 (en) | Antiglare film | |
JP2009122490A (ja) | 防眩フィルム | |
US7839474B2 (en) | Antiglare film | |
JP2008203835A (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP2008216539A (ja) | 防眩フィルム | |
JP2008197232A (ja) | 防眩フィルムの製造方法及び防眩フィルム | |
JP2008216538A (ja) | 防眩フィルム | |
JP5176826B2 (ja) | 防眩フィルム及びその製造方法並びに透過型液晶ディスプレイ | |
JP5407174B2 (ja) | 防眩フィルム | |
JP2009092974A (ja) | 防眩フィルム | |
JP5332255B2 (ja) | 防眩フィルム | |
JP5136327B2 (ja) | 防眩フィルム及びその製造方法並びに透過型液晶ディスプレイ | |
JP2011065045A (ja) | 防眩フィルム | |
JP5200918B2 (ja) | 防眩フィルム | |
JP5493542B2 (ja) | 防眩フィルム及びその製造方法並びに透過型液晶ディスプレイ |