JP2008195891A - ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法 - Google Patents

ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ポリオキシアルキレン化合物の収量低下の問題と、ヒドロシリル化反応の際ゲル化が生じる問題を同時に解決するポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 RO−(EO)m−(BO)nH(Rは末端に二重結合を有する炭素数3〜5のアルケニル基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基を表し、m=7〜50、n=1〜2である)で表されるα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物と式(2)で表されるハイドロジェンオルガノポリシロキサン化合物(Rはメチル基又はフェニル基、Rは水素原子、メチル基又はフェニル基であり、x=1〜200、y=1〜100である)を用いてヒドロシリル化を行う。
【化1】
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法に関する。さらに詳しくは、従来より使用されているエーテル化されたポリオキシアルキレン化合物よりも製造効率の良いα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物の製造方法の提供と、添加剤及び溶媒を用いないで行うヒドロシリル化反応において、特定のα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物を用いることにより、ゲル化が生じないポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を得るための製造方法に関する。
末端に二重結合を有するポリオキシアルキレン化合物と、ハイドロジェンオルガノポリシロキサン化合物とのヒドロシリル化反応によって、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を得る方法は広く知られている。しかし、α−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物をヒドロシリル化する場合、ヒドロシリル化反応時にポリオキシアルキレン化合物中の末端オレフィン基の一部が内部転位する異性化反応が起こり、これに伴って生じるプロパナールがポリオキシアルキレン化合物中の水酸基とプロパナールとの間に架橋構造が形成され、予想されるよりも高い粘度を有することがあり、ゲルになることさえあると報告されている(例えば特許文献1)。副反応を防止する手段としては、イソプロピルアルコールやトルエン等の溶媒を用いる方法や、溶媒を使用しない条件下ではカルボン酸塩等の添加剤を使用することが従来より行われており、添加剤を使用する具体的な例としては、反応促進剤としてプロピオン酸ナトリウムを用いる方法(例えば特許文献2)が提案されている。しかし、溶媒を添加する方法は反応後の溶媒の除去が煩雑であり、添加剤を加える方法は変性シリコーンの純度を低下させ、且つ除去が困難であり、また使用用途によっては添加剤の混入が好ましくないことがある。これまでに添加剤及び溶媒を使用せずに親水性のα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物を用いたα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を得る方法は見出されていなかった。
その他の手段としては水酸基を別の官能基に変化させてからヒドロシリル化を行う方法が挙げられ、具体的にはエーテル化反応によってアルキル基またはアルケニル基に、エステル化反応によってアシル基に置換する方法が挙げられる。しかし、エーテル化反応は触媒を大量に用い、反応後過剰の触媒と反応により生じた塩を大量の水で水洗するため収量が大幅に低下する問題がある。また、用途の関係上で末端水酸基を残したい場合にはこの方法を用いることができない。エステル化反応はヒドロシリル化反応後アルカリ加水分解によってポリエーテル末端を水酸基に再生することはできるが、副生物の除去が非常に煩雑であり、さらにオルガノポリシロキサンのシロキサン結合が分解する問題がある。
特開平10−212349号公報 特開平1−101333号公報
また、特許文献3には、第二級、第三級ヒドロキシ末端を有するポリオキシアルキレン側基をポリシロキサンと結合させた化合物が記載されている。特許文献4、5には、α−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物の重合による製造方法が記載されている。
特公平6−8362号公報 特開2003−292607号公報 特開2004−277548号公報
ポリオキシアルキレン化合物の収量低下の問題と、ヒドロシリル化反応の際ゲル化が生じる問題を同時に解決する必要がある。更に、例えば化粧品用途においては、ヘアローションもしくは化粧水といったように、水の配合量が多い用途で相溶性が必要である。
本発明は、ポリオキシアルキレン化合物の収量低下の問題と、ヒドロシリル化反応の際ゲル化が生じる問題を同時に解決し、水の配合量が多い用途でも良好に使用できるポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の構造を有するα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物を用いることにより、添加剤及び溶媒を用いないで行うヒドロシリル化反応時にゲル化等の副反応が抑制され、且つ末端の水酸基がエーテル化あるいはエステル化されたポリオキシアルキレン化合物に比べて収量が増えることにより製造効率が向上することを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、式(1)で表されるα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物と式(2)で表されるハイドロジェンオルガノポリシロキサン化合物を用いてヒドロシリル化を行うことを特徴とするポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法である。
O−(EO)m−(BO)nH (1)
(式中、Rは末端に二重結合を有する炭素数3〜5のアルケニル基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基を表し、m=7〜50、n=1〜2である。)
Figure 2008195891

(式中、Rはメチル基又はフェニル基、Rは水素原子、メチル基又はフェニル基であり、x=1〜200、y=1〜100である。)
好ましくは、下記(A)および(B)に示す工程によって前記式(1)で表されるポリオキシアルキレン化合物を製造する。
(A) アルケニルアルコールに対してエチレンオキサイドを付加反応後、ブチレンオキサイドを付加反応させるアルキレンオキサイド付加反応工程であって、アルキレンオキサイド付加反応の触媒としてアルカリ触媒を用い、アルケニルアルコール、エチレンオキサイドおよびブチレンオキサイドの仕込み総量を100重量部としたときの前記アルカリ触媒の添加量を0.02〜0.5重量部とし、前記アルキレンオキサイド付加反応を90〜130℃の温度範囲で行う工程;および
(B) 前記アルキレンオキサイド付加反応の反応生成物に対して吸着剤を添加する吸着工程であって、アルケニルアルコール、エチレンオキサイドおよびブチレンオキサイドの仕込み総量を100重量部としたとき、前記吸着剤を0.2〜2.0重量部添加する工程。
加えて、本発明は、式(1)で表されるα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物と、式(2)で表されるハイドロジェンオルガノポリシロキサン化合物を、塩化白金酸を触媒として用いてヒドロシリル化反応を行うことを特徴とする。
本発明のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法は、添加剤及び溶媒を用いないで行うヒドロシリル化反応においてゲル化などの副反応が抑制され、好適に使用することができる。また、末端の水酸基がエーテル化あるいはエステル化されたポリオキシアルキレン化合物に比べて収量が増え、製造効率が向上するため有用である。さらに、本発明のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物は、界面活性の特性を有していることから化粧品材料、繊維油剤、塗料添加剤、整泡剤等の用途で好適に使用することができる。
本発明のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法は、具体的には下記に記す方法により製造することができる。
(1.アルキレンオキサイド付加反応)
原料アルコールは式(1)のRに水酸基が結合したアルケニルアルコールを用いる。式(1)において、Rは末端に二重結合を有する炭素数3〜5のアルケニル基であり、例えば、アリル基、3−ブテニル基、メタリル基、2−メチル−3−ブテニル基、3−メチル−3−ブテニル基、1,1,−ジメチル−2−プロペニル基、4−ペンテニル基などのアルケニル基が挙げられ、好ましくはアリル基である。
反応触媒としては、金属ナトリウムや金属カリウム等のアルカリ金属;水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化セシウム等のアルカリ金属の水酸化物;ナトリウムメトキシド、カリウムt―ブトキシド等のアルカリ金属のアルコキシドが挙げられ、中でも水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化セシウム等のアルカリ金属の水酸化物や、ナトリウムメトキシド、カリウムt―ブトキシド等のアルカリ金属のアルコキシドが好ましい。触媒添加量は仕込み総量に対して0.02〜0.5重量部、好ましくは0.05〜0.2重量部である。触媒添加量が0.02重量部未満の場合アルキレンオキサイド付加反応が進行せず、0.5重量部を超える場合はアルケニル基が内部転移しやすくなるため、好ましくない。
アルキレンオキサイド付加反応温度は90〜130℃、好ましくは100〜120℃の範囲で窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下0.6MPa以下(ゲージ圧力)の条件でアルキレンオキサイドを連続的に供給しながら行う。反応温度が90℃に満たない場合反応が進行せず、130℃を超える場合はアルケニル基が内部転移しやすくなるため、好ましくない。エチレンオキサイドを付加反応後引き続きブチレンオキサイドをブロックで付加反応させることにより、末端水酸基を有するα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物を製造することができる。
エチレンオキシドの付加モル数は式(1)においてm=7〜50、好ましくはm=7〜20である。mが7未満の場合、続いてブチレンオキサイドの付加反応を行うためポリオキシアルキレン化合物としての親水性が不十分となり、好ましくない。また、mが50を超える場合は高粘度となり取り扱いが煩雑になるため好ましくない。また、ブチレンオキシドの付加モル数は式(1)においてn=1〜2である。nが1未満の場合ヒドロシリル化反応においてゲル化する可能性が高くなる。また、nが2を超えると疎水性が強くなりポリオキシアルキレン化合物としての親水性が不十分となり、好ましくない。また、式(1)で表される化合物の末端水酸基の2級化率は90%以上であるのが好ましい。末端水酸基の2級化率の測定は無水トリフルオロ酢酸でエステル化処理を行った試料を用いてH−NMR分析により行う。
(2.α−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物の精製)
アルキレンオキサイド付加反応後は公知の方法で精製を行うことができる。中和は硫酸、塩酸、燐酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸などの酸を用いて公知の方法で行うことができる。本発明の製造方法においては、2〜10重量部の水を加え、pHを5.0〜7.0の範囲に中和することが好ましい。
脱水は不活性ガスを吹き込みながら常圧で脱水する方法や、真空条件下で脱水する方法など、公知の方法を用いることができるが、脱水温度60〜130℃、好ましくは70〜120℃の間で不活性ガスを吹き込みながら1〜10時間、好ましくは2〜8時間水を留出させて塩を結晶化し、水の留出後は系内を真空とし引き続き不活性ガスを吹き込みながら30分〜5時間、好ましくは1〜3時間脱水を行うのがより好ましい。また、脱水中は攪拌羽根を用いて混合しながら行っても良い。
脱水工程終了後は吸着剤を添加して吸着処理を行う。吸着処理は不活性ガスを吹き込みながら常圧で処理する方法や、加圧あるいは真空条件下で処理する方法など、公知の方法を用いて行うことができるが、脱水温度60〜110℃、好ましくは70〜100℃の間で不活性ガスを吹き込みながら20分〜3時間、好ましくは30分〜2時間吸着処理を行うのがより好ましい。また、吸着処理中は攪拌羽根を用いて混合しながら行っても良い。
吸着剤としては例えば合成吸着剤、活性白土、合成ゼオライト、活性炭、活性アルミナ、シリガゲル、マグネシアなどが挙げられ、中でも合成吸着剤が好ましく、市販の吸着剤としては、キョーワード100、キョーワード200、キョーワード300、キョーワード400、キョーワード500、キョーワード600、キョーワード700、キョーワード1000、キョーワード2000(協和化学工業(株)製)、トミックスAD100、トミックスAD200、トミックスAD300、トミックスAD400、トミックスAD500、トミックスAD600、トミックスAD700、トミックスAD800(冨田製薬(株)製)などを例示することができる。吸着剤の添加量は仕込み総量に対して0.2〜2.0重量部の範囲内、さらに好ましくは0.3〜1.0重量部で添加するのが好ましい。吸着剤の添加量が0.2重量部未満の場合ヒドロシリル化反応において反応が完結しない恐れがある。また、2.0重量部を超えると吸着能が向上しない上に濾過効率が低下する恐れがある。また、この工程は複数の吸着剤を用いて処理を行うこともできる。吸着処理工程終了後は濾過を行い、塩及び吸着剤を濾別して目的のα−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物を得る。なお、中和を行わずにアルカリ吸着剤を用いた吸着処理工程のみで触媒の除去を行うことも可能である。また、外観が透明になるまで繰り返し行っても良い。
(3.ヒドロシリル化反応)
ヒドロシリル化反応に用いる原料ハイドロジェンオルガノポリシロキサンは、式(2)において、Rはメチル基又はフェニル基、Rは水素原子、メチル基又はフェニル基であり、好ましくはメチル基である。また、x=1〜200、y=1〜100である。
α−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物と、ハイドロジェンオルガノポリシロキサンの反応に用いる触媒としては、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、白金などの第VIII 族遷移金属又はそれらの化合物が挙げられるが、塩化白金酸が入手しやすく、また、そのアルコール溶液が均一系触媒であるため、取り扱いが容易であり好ましい。
また、仕込み方法は、α−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物及びハイドロジェンオルガノポリシロキサンを一括で仕込む方法、α−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物の一部とハイドロジェンオルガノポリシロキサンを一括で仕込み、残りを連続的に仕込む方法、ハイドロジェンオルガノポリシロキサンを一括で仕込み、α−ヒドロ−ω−アルケニロキシ−ポリオキシアルキレン化合物を連続的に仕込む方法等がある。反応終了後、触媒を除去することにより、目的とするポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を得ることができる。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
(実施例1)
アリルアルコール377.0g(6.5モル)、および水酸化カリウム1.43g(0.025モル)を5リットル容オートクレーブに仕込み、系中を窒素で置換した後、撹拌しながら110℃まで昇温し、エチレンオキシド2587g(58.8モル)を110℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で16時間かけて圧入し、さらに1時間反応を続けた。続けてブチレンオキシド470.0g(6.5モル)を110℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で3時間かけて圧入し、さらに4時間反応を続けた。次に85℃まで降温し、未反応のブチレンオキシドを−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリング中で除去を行い、希燐酸で中和しpHを6.3に調整した。
窒素を吹き込みながら80℃で常圧脱水し、水の留出が止まってから100℃、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで1時間水分の除去を行った。引き続きキョーワード600(協和化学工業(株)製)を13.7g添加し、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで吸着処理を1時間実施した。次いで濾過器に5種A濾紙をセットし、濾紙上に濾過助剤としてオプライトW−3050(オプライト鉱業(株)製)を添加し、濾過を行い、式(3)に示すα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物3159gを得た。得られた化合物の物性値は水酸基価106KOHmg/g、動粘度(25℃)43.2mm2/s、不飽和度1.79meq/g、末端水酸基の2級化率は90.8%であった。
Figure 2008195891

式(3)中のエチレンオキシドの平均付加モル数は9モル、ブチレンオキシドの平均付加モル数は1モルである。
続いて500ミリリットル容四ツ口フラスコに撹拌装置、冷却管、窒素導入管を取り付け、式(4)で表されるハイドロジェンジメチルポリシロキサン100g(HMS−082、アヅマックス(株)製)と、得られた式(3)で表されるα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物72.5gを加え、さらに触媒として塩化白金酸六水和物のイソプロピルアルコール溶液(1×10-3モル/リットル)を白金換算で15ppmとなるように仕込み、窒素雰囲気下80℃で撹拌を行い、途中サンプリングを行いN/10水酸化カリウムのイソプロピルアルコール溶液を加えて水素ガスが発生しなくなるまで反応を継続し、式(5)で表されるポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を得た。1週間後合成物の流動性を確認したところ、ゲル化は生じず流動性を保持していた。
Figure 2008195891
式(4)中、x=75、y=6.5である。
Figure 2008195891
式(5)中、のエチレンオキシドの平均付加モル数は9モル、ブチレンオキシドの平均付加モル数は1モル、x=75、y=6.5である。
(実施例2)
アリルアルコール301.6g(5.2モル)、およびソジウムメチラート3.64g(0.067モル)を5リットル容オートクレーブに仕込み、系中を窒素で置換した後、撹拌しながら100℃まで昇温し、エチレンオキシド2781.2g(63.2モル)を100℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で18時間かけて圧入し、さらに1時間反応を続けた。続けてブチレンオキシド455.1g(6.3モル)を110℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で3時間かけて圧入し、さらに4時間反応を続けた。次に85℃まで降温し、未反応のブチレンオキシドを−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリング中で除去を行い、希燐酸で中和しpHを6.0に調整した。
窒素を吹き込みながら80℃で常圧脱水し、水の留出が止まってから100℃、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで1時間水分の除去を行った。引き続きキョーワード300、キョーワード700(協和化学工業(株)製)をそれぞれ10.6g添加し、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで吸着処理を1時間実施した。次いで濾過器に5種A濾紙をセットし、濾紙上に濾過助剤としてオプライトW−3050(オプライト鉱業(株)製)を添加し、濾過を行い、式(6)に示すα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物3215gを得た。得られた化合物の物性値は水酸基価83.9KOHmg/g、動粘度(100℃)7.24mm2/s、不飽和度1.46meq/g、末端水酸基の2級化率は92.7%であった。
Figure 2008195891
式(6)中のエチレンオキシドの平均付加モル数は13モル、ブチレンオキシドの平均付加モル数は1.2モルである。
続いて500ミリリットル容四ツ口フラスコに撹拌装置、冷却管、窒素導入管を取り付け、式(4)で表されるハイドロジェンジメチルポリシロキサン100g(HMS−082、アヅマックス(株)製)と、得られた式(6)で表されるα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物88.8gを加え、さらに触媒として塩化白金酸六水和物のイソプロピルアルコール溶液(1×10-3モル/リットル)を白金換算で15ppmとなるように仕込み、窒素雰囲気下80℃で撹拌を行い、途中サンプリングを行いN/10水酸化カリウムのイソプロピルアルコール溶液を加えて水素ガスが発生しなくなるまで反応を継続し、式(7)で表されるポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を得た。1週間後合成物の流動性を確認したところ、ゲル化は生じず流動性を保持していた。
Figure 2008195891
式(7)中のエチレンオキシドの平均付加モル数は13モル、ブチレンオキシドの平均付加モル数は1.2モル、x=75、y=6.5である。
(比較例1)
アリルアルコール446.6g(7.7モル)、および水酸化カリウム1.82g(0.03モル)を5リットル容オートクレーブに仕込み、系中を窒素で置換した後、撹拌しながら110℃まで昇温し、エチレンオキシド3064.6g(69.7モル)を110℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で16時間かけて圧入し、さらに1時間反応を続けた。次に85℃まで降温し、未反応のエチレンオキシドを−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリング中で除去を行い、希酢酸で中和しpHを6.6に調整した。
窒素を吹き込みながら80℃で常圧脱水し、水の留出が止まってから100℃、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで1時間水分の除去を行った。引き続きキョーワード600(協和化学工業(株)製)を10.5g添加し、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで吸着処理を1時間実施した。次いで濾過器に5種A濾紙をセットし、濾紙上に濾過助剤としてオプライトW−3050(オプライト鉱業(株)製)を添加し、濾過を行い、式(8)に示すα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物3267gを得た。得られた化合物の物性値は水酸基価123KOHmg/g、動粘度(25℃)38.5mm2/s、不飽和度2.13meq/gであった。
Figure 2008195891

式(8)中のエチレンオキシドの平均付加モル数は9モルである。
続いて500ミリリットル容四ツ口フラスコに撹拌装置、冷却管、窒素導入管を取り付け、式(4)で表されるハイドロジェンジメチルポリシロキサン100g(HMS−082、アヅマックス(株)製)と、式(8)で表されるα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物60.9gを加え、さらに触媒として塩化白金酸六水和物のイソプロピルアルコール溶液(1×10-3モル/リットル)を白金換算で15ppmとなるように仕込み、窒素雰囲気下80℃で撹拌を行い、途中サンプリングを行いN/10水酸化カリウムのイソプロピルアルコール溶液を加えて水素ガスが発生しなくなるまで反応を継続し、式(9)で表されるポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を得たが、1週間後合成物の流動性を確認したところ、ゲル化が生じた。
Figure 2008195891
式(9)のエチレンオキシドの平均付加モル数は9モル、x=75、y=6.5である。
(比較例2)
500ミリリットル容四ツ口フラスコに撹拌装置、冷却管、窒素導入管を取り付け、式(10)で表されるハイドロジェンジメチルポリシロキサン60g(HMS−301、アヅマックス(株)製)と、式(8)で表される比較例1のα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物138.0gを加え、さらに触媒として塩化白金酸六水和物のイソプロピルアルコール溶液(1×10-3モル/リットル)を白金換算で15ppmとなるように仕込み、窒素雰囲気下80℃で撹拌を行ったが、途中反応物が架橋反応を起こし樹脂化し攪拌不能となり、実験を中止した。
Figure 2008195891

式(10)中、x=18、y=8である。
(比較例3)
アリルアルコール638g(11.0モル)、およびソジウムメチラート2.0g(0.04モル)を5リットル容オートクレーブに仕込み、系中を窒素で置換した後、撹拌しながら110℃まで昇温し、エチレンオキシド2904g(66.0モル)を110℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で12時間かけて圧入し、さらに1時間反応を続けた。次に85℃まで降温し、未反応のエチレンオキシドを−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリング中で除去を行い、希酢酸で中和しpHを6.9に調整した。
窒素を吹き込みながら80℃で常圧脱水し、水の留出が止まってから100℃、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで1時間水分の除去を行った。引き続きキョーワード600(協和化学工業(株)製)を10.5g添加し、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで吸着処理を1時間実施した。次いで濾過器に5種A濾紙をセットし、濾紙上に濾過助剤としてオプライトW−3050(オプライト鉱業(株)製)を添加し、濾過を行い、式(11)に示すα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物3371gを得た。得られた化合物の物性値は水酸基価175KOHmg/g、動粘度(25℃)21.3mm2/s、不飽和度3.04meq/gであった。
Figure 2008195891

式(11)中のエチレンオキシドの平均付加モル数は6モルである。
続いて500ミリリットル容四ツ口フラスコに撹拌装置、冷却管、窒素導入管を取り付け、式(10)で表されるハイドロジェンジメチルポリシロキサン60g(HMS−301、アヅマックス(株)製)と、式(11)で表されるα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物96.7gを加え、さらに触媒として塩化白金酸六水和物のイソプロピルアルコール溶液(1×10-3モル/リットル)を白金換算で15ppmとなるように仕込み、窒素雰囲気下80℃で撹拌を行ったが、途中反応物が架橋反応を起こし樹脂化し攪拌不能となり、実験を中止した。
(比較例4)
アリルアルコール319.0g(5.5モル)、および水酸化カリウム1.3g(0.02モル)を5リットル容オートクレーブに仕込み、系中を窒素で置換した後、撹拌しながら110℃まで昇温し、エチレンオキシド2189g(49.8モル)を110℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で16時間かけて圧入し、さらに1時間反応を続けた。次に85℃まで降温し、未反応のエチレンオキシドを−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリング中で除去を行った。
50℃以下まで冷却後、水酸化カリウム464.8g(8.3モル)を仕込み、系中を窒素で置換した後−0.097MPa(ゲージ圧力)以下とし、85℃まで昇温後メチルクロリド306.8g(6.1モル)を仕込み、さらに115℃まで昇温し2時間メチルエーテル化反応を行った。終了後85℃まで降温し、未反応のメチルクロリドを−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリング中で除去を行った。次に水1673gを加えて10分間撹拌後1時間静置させて分層した水層の除去を行い、希塩酸で中和しpHを6.2に調整した。
窒素を吹き込みながら90℃で常圧脱水し、水の留出が止まってから90℃、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで1時間水分の除去を行った。80℃迄冷却後、キョーワード600(協和化学工業(株)製)を8.4g添加し、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで吸着処理を1時間実施した。濾過器に5種A濾紙をセットし、濾紙上に濾過助剤としてオプライトW−3050(オプライト鉱業(株)製)を添加し、濾過を行い、式(12)に示すα−メチル−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物2209gを得た。得られた化合物の物性値は水酸基価3.9KOHmg/g、動粘度(25℃)28.3mm2/s、不飽和度2.07meq/gであった。
Figure 2008195891

式(12)中のエチレンオキシドの平均付加モル数は9モルである。
以上の比較例を説明すると、比較例1〜3は末端水酸基がブチレンオキシドでキャップされていないため、添加剤及び溶媒を用いないで行うヒドロシリル化反応時において副反応によるゲル化物が生成する。比較例4は従来行われている末端水酸基がメチル基でエーテル化されたポリオキシアルキレン化合物の製造方法であるが、収量が実施例と比較して約30%低下することが明らかとなった。従って、本発明のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法は、添加剤及び溶媒を用いないで行うヒドロシリル化反応においてゲル化などの副反応が抑制され、好適に使用することができる。また、末端の水酸基がエーテル化あるいはエステル化されたポリオキシアルキレン化合物に比べて収量が増え、且つ製造効率が向上するため有用である。
(比較例5)
アリルアルコール754.0g(13.0モル)、および水酸化カリウム3.08g(0.055モル)を5リットル容オートクレーブに仕込み、系中を窒素で置換した後、撹拌しながら100℃まで昇温し、エチレンオキシド1716g(39.0モル)を100℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で9時間かけて圧入し、さらに1時間反応を続けた。続けてブチレンオキシド936.0g(13.0モル)を100℃、0.5MPa(ゲージ圧力)以下の条件で10時間かけて圧入し、さらに4時間反応を続けた。次に85℃まで降温し、未反応のブチレンオキシドを−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリング中で除去を行い、希燐酸で中和しpHを5.6に調整した。
窒素を吹き込みながら80℃で常圧脱水し、水の留出が止まってから100℃、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで1時間水分の除去を行った。引き続きキョーワード600(協和化学工業株式会社製)を6.8g添加し、−0.097MPa(ゲージ圧力)以下、窒素バブリングで吸着処理を1時間実施した。次いで濾過器に5種A濾紙をセットし、濾紙上に濾過助剤としてオプライトW−3050(オプライト鉱業(株)製)を添加し、濾過を行い、式(13)に示すα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物3130gを得た。得られた化合物の物性値は水酸基価209KOHmg/g、動粘度(25℃)13.6mm2/s、不飽和度3.74meq/g、末端水酸基の2級化率は90.2%であった。
Figure 2008195891

式(13)中のエチレンオキシドの平均付加モル数は3モル、ブチレンオキシドの平均付加モル数は1モルである。
続いて500ミリリットル容四ツ口フラスコに撹拌装置、冷却管、窒素導入管を取り付け、式(4)で表されるハイドロジェンジメチルポリシロキサン130g(HMS−082、アヅマックス株式会社製)と、得られた式(13)で表されるα−ヒドロ−ω−アリルオキシ−ポリオキシアルキレン化合物45.1gを加え、さらに触媒として塩化白金酸六水和物のイソプロピルアルコール溶液(1×10-3モル/リットル)を白金換算で15ppmとなるように仕込み、窒素雰囲気下80℃で撹拌を行い、途中サンプリングを行いN/10水酸化カリウムのイソプロピルアルコール溶液を加えて水素ガスが発生しなくなるまで反応を継続し、式(14)で表されるポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を得た。1週間後合成物の流動性を確認したところ、ゲル化は生じず流動性を保持していた。
Figure 2008195891

式(14)中、のエチレンオキシドの平均付加モル数は3モル、ブチレンオキシドの平均付加モル数は1モル、x=75、y=6.5である。
実施例1〜2及び比較例5で得られたポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物を用い、以下の組成をもつヘアローションを作製した。
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物 0.2重量%
グリセリン 5.0重量%
ジプロピレングリコール 5.0重量%
ポリエチレングリコール400 3.0重量%
エタノール 25.0重量%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.2重量%
メチルパラベン 0.1重量%
香料 0.1重量%
精製水 残部
配合後の相溶性を目視で観察したところ、実施例1及び実施例2は良好であるが、比較例5は相溶せずに分離した。この結果より、比較例5はポリオキシエチレンの付加モル数が少なくポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物としての疎水性が強いため、使用用途に制限を受ける。

Claims (3)

  1. 式(1)で表されるポリオキシアルキレン化合物を、式(2)で表されるオルガノポリシロキサン化合物を用いてヒドロシリル化することを特徴とする、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン化合物の製造方法。
    O−(EO)m−(BO)nH (1)
    (式中、Rは末端に二重結合を有する炭素数3〜5のアルケニル基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基を表し、m=7〜50、n=1〜2である。)
    Figure 2008195891

    (式中、Rはメチル基又はフェニル基、Rは水素原子、メチル基又はフェニル基であり、x=1〜200、y=1〜100である。)
  2. 下記(A)および(B)に示す工程によって前記式(1)で表されるポリオキシアルキレン化合物を製造することを特徴とする、請求項1記載の方法。
    (A) アルケニルアルコールに対してエチレンオキサイドを付加反応後、ブチレンオキサイドを付加反応させるアルキレンオキサイド付加反応工程であって、アルキレンオキサイド付加反応の触媒としてアルカリ触媒を用い、アルケニルアルコール、エチレンオキサイドおよびブチレンオキサイドの仕込み総量を100重量部としたときの前記アルカリ触媒の添加量を0.02〜0.5重量部とし、前記アルキレンオキサイド付加反応を90〜130℃の温度範囲で行う工程;および
    (B) 前記アルキレンオキサイド付加反応の反応生成物に対して吸着剤を添加する吸着工程であって、アルケニルアルコール、エチレンオキサイドおよびブチレンオキサイドの仕込み総量を100重量部としたとき、前記吸着剤を0.2〜2.0重量部添加する工程。
  3. 塩化白金酸を触媒として用いて前記ヒドロシリル化反応を行うことを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
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