JP2005200640A - 界面活性剤用増粘剤および洗浄剤組成物 - Google Patents

界面活性剤用増粘剤および洗浄剤組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 界面活性剤に対して優れた増粘効果を示し、特にアシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤またはアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤の増粘に有効な界面活性剤用増粘剤、およびこれを含有する泡質に優れ、かつぬめり感を生じない洗浄剤組成物を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(1)で表わされる界面活性剤用増粘剤:
O(EO)(BO)(EO)H (1)
(式中、Rは炭素数8〜14のアルキル基、アルケニル基およびアシル基から選ばれる基を示し、EOはエチレンオキシド基、BOはブチレンオキシド基を示し、そしてx、yおよびzはそれぞれ平均付加モル数を示し、0≦x≦3、1≦y≦3、0≦z≦3、0≦x+z≦3である)。
【選択図】 なし

Description

本発明は、界面活性剤用増粘剤およびこれを含有する洗浄剤組成物に関し、詳しくは界面活性剤に対して優れた増粘効果を示し、特にアシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤またはアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤の増粘に有効な界面活性剤用増粘剤、およびこれを含有する泡質に優れ、かつぬめり感を生じない洗浄剤組成物に関する。
従来から、界面活性剤は幅広い産業分野で、様々な用途および製品に使用されている。しかし、界面活性剤を含む水溶液は適度な粘度を有していない。そのため、界面活性剤を洗浄剤等の用途に用いる場合には、適度の粘性を与える目的から、該界面活性剤を様々な粘度調整剤と共に水などの溶媒に混合して用いられている。
界面活性剤溶液の増粘剤としては、塩化ナトリウム等の無機塩、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム等の水溶性高分子、脂肪酸アルカノールアミドが知られている。このうち脂肪酸アルカノールアミドは増粘効果だけではなく、アルキルエーテルサルフェート型界面活性剤などの界面活性剤と組み合わせることで増泡効果も得られることから、広く用いられてきた。
しかし、脂肪酸アルカノールアミドは、増粘効果が小さく、アシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤またはアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤と組み合わせた場合には増粘が困難であり、界面活性剤との混合液の保存安定性が問題になる。さらに、洗浄剤に使用した場合にぬめり感がある。そこで、界面活性剤に対して優れた増粘効果を示し、界面活性剤の増粘に有効な界面活性剤用増粘剤が望まれている。
また、洗浄剤組成物においては、適度な粘性を持たせる目的で増粘剤が使用され、洗浄力に優れるという理由からアルキルサルフェート型陰イオン性界面活性剤、アルキルエーテルサルフェート型陰イオン性界面活性剤、アミドエーテルサルフェート型陰イオン性界面活性剤、アシルタウレート型陰イオン性界面活性剤、アシルイセチオネート型陰イオン性界面活性剤などのサルフェート型またはスルホネート型陰イオン性界面活性剤が、起泡性に優れるという理由からアシルグルタメート型陰イオン性界面活性剤、アシル−β−アラニネート型陰イオン性界面活性剤、アシルザルコシン型陰イオン性界面活性剤、アシルグリシン型陰イオン性界面活性剤などのアシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤、あるいはアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤と併せて使用されている。
ところで、増粘剤である脂肪酸アルカノールアミドを用いる洗浄剤組成物としては、アシルアルキルタウレート型陰イオン性界面活性剤とアミンオキシドとアルカノールアミドとを組み合わせた洗浄剤組成物(特許文献1)、アシルザルコシン型陰イオン性界面活性剤またはアシルグリシン型陰イオン性界面活性剤と脂肪酸アルカノールアミドとを組み合わせた洗浄剤組成物(特許文献2)、高級脂肪酸塩と、アシルアルキルタウレート型陰イオン性界面活性剤、アシルイセチオネート型陰イオン性界面活性剤またはアミドエーテルサルフェート型陰イオン性界面活性剤と、アルカノールアマイド型非イオン性界面活性剤とを組み合わせた洗浄剤組成物(特許文献3)などが挙げられる。
アルキレンオキシド誘導体を含有する洗浄剤の例としては、ブチレンオキシドと6モル以上のエチレンオキシドを重合したポリアルキレングリコール脂肪酸エステルとを含有する洗浄剤組成物(特許文献4)、ブチレンオキシド1〜5モルおよびエチレンオキシド1〜5モルを付加したポリアルキレングリコール脂肪酸エステルと、ブチレンオキシド1〜5モルおよびエチレンオキシド6〜20モルを付加したポリアルキレングリコール脂肪酸エステルとを共に含有する硫酸化不飽和脂肪酸または脂肪酸塩の組成物(特許文献5)等が挙げられる。しかしこれらの洗浄剤組成物は、泡質及びぬめり感において必ずしも満足し得るものではない。
特開昭59−100198号公報 特開平2−180811号公報 特開平7−138591号公報 特開2001−334139号公報 特開2003−226900号公報
本発明は、界面活性剤に対して優れた増粘効果を示し、特にアシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤またはアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤の増粘に有効な界面活性剤用増粘剤およびこれを含有する泡質に優れ、かつぬめり感を生じない洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、特定の構造の界面活性剤用増粘剤により上記目的を達成することができることを見出し、この知見にもとづいて本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の要旨は下記のとおりである。
本発明は、下記一般式(1)で表わされる界面活性剤用増粘剤:
O(EO)(BO)(EO)H (1)
(式中、Rは炭素数8〜14のアルキル基、アルケニル基およびアシル基から選ばれる基を示し、EOはエチレンオキシド基、BOはブチレンオキシド基を示し、そしてx、yおよびzはそれぞれ平均付加モル数を示し、0≦x≦3、1≦y≦3、0≦z≦3、0≦x+z≦3である)を提供する。
本発明はまた、下記一般式(2)で表わされる界面活性剤用増粘剤:
O(BO)H (2)
(式中、Rは炭素数8〜14のアルキル基、アルケニル基およびアシル基から選ばれる基を示し、BOはブチレンオキシド基を示し、そしてyは平均付加モル数を示し、1≦y≦3である)を提供する。
本発明は、上記界面活性剤用増粘剤を0.5〜10質量%および界面活性剤を2〜40質量%含有し、該界面活性剤用増粘剤と該界面活性剤との含有割合が質量比で1/30〜1/2である洗浄剤組成物を提供する。
好ましい実施態様においては、上記界面活性剤は、サルフェート型陰イオン性界面活性剤、スルホネート型陰イオン性界面活性剤、アシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤、およびアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種である。
本発明の界面活性剤用増粘剤は、界面活性剤に対して優れた増粘効果を示し、特にアシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤またはアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤の増粘に有効である。また、本発明の界面活性剤用増粘剤を配合した洗浄剤組成物は、泡質に優れ、かつぬめり感を生じない。本発明の洗浄剤組成物は、さらに皮膚刺激性もない。
本発明の界面活性剤用増粘剤は、下記一般式(1):
O(EO)(BO)(EO)H (1)
(式中、Rは炭素数8〜14のアルキル基、アルケニル基およびアシル基から選ばれる基を示し、EOはエチレンオキシド基、BOはブチレンオキシド基を示し、そしてx、yおよびzはそれぞれ平均付加モル数を示し、0≦x≦3、1≦y≦3、0≦z≦3、0≦x+z≦3である)
で表わされる。
上記一般式(1)において、Rのアルキル基としては、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基、ウンデシル基、イソウンデシル基、ドデシル基、イソドデシル基、トリデシル基、イソトリデシル基、テトラデシル基、イソテトラデシル基などが挙げられる。Rのアルケニル基としては、テトラデセニル基が挙げられる。また、Rのアシル基としては、オクタノイル基、デカノイル基、ドデカノイル基、テトラデカノイル基が挙げられる。Rは、好ましくは、炭素数8〜12のアルキル基、アルケニル基およびアシル基から選ばれる基であり、さらに好ましくは炭素数8〜12のアシル基である。
の炭素数が8以上であると、優れた増粘効果を有する界面活性剤用増粘剤が得られ、該増粘剤を含有する洗浄剤組成物の泡質は良好となる。また、炭素数が14以下であると、得られる界面活性剤用増粘剤は、界面活性剤溶液との相溶性を悪化することなく、優れた増粘効果を発揮することができる。また、上記増粘剤を含有する洗浄剤組成物は、ぬめり感を生じない。
上記一般式(1)において、ブチレンオキシド基の平均付加モル数であるyは、1〜3であり、好ましくは1〜2である。yが1〜3であると優れた増粘効果を有する増粘剤が得られ、該増粘剤を含有する洗浄剤組成物の泡質は良好となる。エチレンオキシド基の平均付加モル数であるxおよびzは、0≦x≦3、0≦z≦3、0≦x+z≦3であり、より好ましくは0≦x≦2、0≦z≦2、0≦x+z≦2、さらに好ましくはx=z=0である。x+zが3以下であると、優れた増粘効果を有する増粘剤が得られ、該増粘剤を含有する洗浄剤組成物は、ぬめり感を生じない。
本発明の界面活性剤用増粘剤は、特にx=z=0であるとさらに優れた増粘効果を得ることができ、洗浄剤組成物に配合した場合にぬめり感を生じない組成物を得ることができる。この界面活性剤用増粘剤は、下記一般式(2)で表わされる:
O(BO)H (2)
(式中、R、BOおよびyは上記一般式(1)で規定するものと同様である)。
本発明の界面活性剤用増粘剤の製造方法は特に限定されるものではないが、脂肪酸とポリオキシブチレンポリオキシエチレングリコールをエステル化させる方法や、4級オニウム塩、ルイス酸あるいはアルカリ触媒存在下、アルコールあるいは脂肪酸に1,2−ブチレンオキシドおよびエチレンオキサイドを付加反応させる方法などの製造方法が採用され得る。
本発明の洗浄剤組成物は、上記一般式(1)または(2)の界面活性剤用増粘剤(以下、(a)成分という場合がある)および界面活性剤(以下、(b)成分という場合がある)を含有する。
本発明の洗浄剤組成物において、(a)成分の含有量は0.5〜10質量%であり、好ましくは1〜8重量%である。(a)成分の含有量を0.5質量%〜10質量%の範囲であれば、洗浄剤組成物に適度な粘性を与え、かつ良好な泡質およびぬめり感がなく、さらに皮膚刺激性のない洗浄剤組成物が得られる。
本発明の洗浄剤組成物において、(b)成分の含有量は2〜40質量%であり、好ましくは5〜30質量%である。(b)成分の含有量が2質量%以上とすることにより、良好な泡質を有する洗浄剤組成物が得られ、40質量%以下とすることにより、ぬめり感を生じない良好な洗浄剤組成物が得られる。
洗浄剤組成物中の(a)成分と(b)成分との含有割合(a)/(b)は、質量比で1/30〜1/2、好ましくは1/20〜1/4である。(a)/(b)が1/30以上であると良好な泡質を有する洗浄剤組成物が得られ、1/2以下であると泡質に優れ、かつぬめり感を生じない良好な洗浄剤組成物が得られる。
本発明の洗浄剤組成物に含有される界面活性剤((b)成分)は、特に制限されないが、サルフェート型陰イオン性界面活性剤、スルホネート型陰イオン性界面活性剤、アシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤、およびアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種であることが泡質に優れかつぬめり感を生じない、より良好な洗浄剤組成物が得られる点で好ましい。この界面活性剤は、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、有機アンモニウム塩等であり得、たとえば、リチウム、ナトリウム、カリウム、1/2カルシウム、1/2マグネシウム、アンモニウム、トリエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、モノエタノールアンモニウムなどの塩であり得る。これらの界面活性剤は炭素数8〜22のアルキル基またはアシル基を有することが好ましく、例えば、ラウリル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル基、ヤシ油脂肪酸残基、パーム核油脂肪酸残基、牛脂脂肪酸残基等が挙げられる。炭素数8〜22の界面活性剤を用いることが泡質に優れ、かつぬめり感を生じない洗浄剤組成物が得られる点で好ましい。
サルフェート型陰イオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルサルフェート型陰イオン性界面活性剤、アルキルエーテルサルフェート型陰イオン性界面活性剤、およびアミドエーテルサルフェート型陰イオン性界面活性剤が挙げられる。
スルホネート型陰イオン性界面活性剤としては、例えば、アシルアルキルタウレート型陰イオン性界面活性剤、アシルイセチオネート型陰イオン性界面活性剤、ジアルキルスルホコハク酸型陰イオン性界面活性剤、アルキルスルホン型陰イオン性界面活性剤、およびアミドスルホン酸型陰イオン性界面活性剤が挙げられる。好ましくはアシルアルキルタウレート型陰イオン性界面活性剤、およびアシルイセチオネート型陰イオン性界面活性剤である。
アシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤としては、例えば、アシルグルタメート型陰イオン性界面活性剤、アシル−β−アラニネート型陰イオン性界面活性剤、アシルザルコシン型陰イオン性界面活性剤、アシルグリシン型陰イオン性界面活性剤、およびアシルアスパラゲート型陰イオン性界面活性剤が挙げられる。好ましくはアシルグルタメート型陰イオン性界面活性剤、アシル−β−アラニネート型陰イオン性界面活性剤、アシルザルコシン型陰イオン性界面活性剤、およびアシルグリシン型陰イオン性界面活性剤である。
アルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤としては、例えば、アルキルイミノジアセテート型両性界面活性剤およびアルキルイミノジプロプリオネート型両性界面活性剤が挙げられる。好ましくはアルキルイミノジアセテート型両性界面活性剤である。
本発明の洗浄剤組成物は、通常、上記(a)成分および(b)成分以外の残部に水を含む。更に必要に応じて、通常洗浄剤組成物に使用される成分や添加剤を配合することができる。具体的には、例えば、セタノール、ステアリルアルコール等の高級アルコール;グリセリン、エチレングリコール等の多価アルコール;スクワラン、パラフィン等の炭化水素油;ホホバ油、ミリスチン酸オクチルドデシル等のエステル油;陽イオン性ポリビニルピロリドン誘導体、塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸アミドとの共重合体等の陽イオン性高分子化合物;ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体等のシリコーン誘導体;硫酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩;グルタミン、アスパラギン酸等の有機酸およびその塩;パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等の防腐剤;5−メチル−2−イソプロピルシクロヘキサノール、トウガラシチンキ等のトニック剤;エチレンジアミン四酢酸塩、クエン酸、ニトリロトリ酢酸三ナトリウム等のキレート剤、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体等の紫外線吸収剤;色素;および香料などが挙げられる。
以下に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例によって何ら制限されるものではない。
(調製例1:界面活性剤用増粘剤の製造)
ドデカン酸1600g(8モル)および該ドデカン酸100質量部に対して1質量部のテトラメチルアンモニウムクロライド(16g)を容積5リットルのオートクレーブに量りとり、125℃に昇温してブチレンオキシド749g(10.4モル)を最高圧力0.45MPaで加えて反応させ、5時間熟成を行った。次いで75℃で減圧下、脱ガスを行い、10%食塩水2kgで水洗、脱水、ろ過を行い、ブチレングリコールモノドデカン酸エステル(A−1)を得た(水酸基価204mgKOH/g、ブチレンオキシド平均付加モル数1.0)。収量は2046gであった。A−1の構造を表1に示す。
(調製例2:界面活性剤用増粘剤の製造)
オクタン酸1152g(8モル) および該オクタン酸100質量部に対して5質量部の水酸化カリウム(58g)を容積5リットルのオートクレーブに量りとり、125℃に昇温してブチレンオキシド749g(10.4モル)を0.49MPaで加えて反応させ、2時間熟成を行った。次いで75℃で減圧下、脱ガスを行い、10%ボウ硝水2kgで水洗、脱水、ろ過を行い、表1に示す構造のブチレングリコールモノオクタン酸エステル(A−2)を得た(水酸基価244mgKOH/g、ブチレンオキシド平均付加モル数1.2)。収量は1708gであった。
(調製例3〜5:界面活性剤用増粘剤の製造)
調製例2において、オクタン酸1152g(8モル)の代わりに、テトラデカン酸1670g(7.3モル)、ドデカン酸760g(3.8モル)、ドデシルアルコール1250g(6.7モル)をそれぞれ用いたこと以外は、調製例2と同様に操作してそれぞれ表1に示す構造のブチレングリコールモノテトラデカン酸エステル(A−3)、ブチレングリコールモノドデカン酸エステル(A−4)、ブチレングリコールモノドデシルエーテル(A−5)を得た。
(比較調製例1〜4)
調製例2において、オクタン酸1152g(8モル)の代わりに、それぞれブタン酸590g(6.7モル)(比較調製例1)、オクタデカン酸2080g(7.3モル)(比較調製例2)、ドデカン酸300g(1.5モル)(比較調製例3)を用いたこと以外は、調製例2と同様に操作して表2に示す構造の比較成分C−1〜C−3を得た。また、調製例2において、オクタン酸1152g(8モル)の代わりにドデカン酸1600g(8モル)を用いたことおよびブチレンオキシド749g(10.4モル)の代わりにエチレンオキシド460g(10.5モル)を用いたこと以外は、調製例2と同様に操作して表2に示す構造の比較成分C−4を得た(比較調製例4)。
(調製例6:界面活性剤用増粘剤の製造)
調製例1で得られたA−1成分1375g(5モル)および該A−1成分100質量部に対して5質量部の水酸化カリウム(69g)を容積5リットル容オートクレーブに量り取り、135℃に昇温してエチレンオキシド705g(16モル)を最高圧力0.49MPaで加えて反応させ、3時間熟成を行った。次いで75℃で減圧下、脱ガスを行った後、酢酸で中和し、ろ過を行い、表1に示す構造のポリオキシエチレン・オキシブチレングリコールドデカン酸エステル(A−6)を得た(水酸基価139mgKOH/g、ブチレンオキシド平均付加モル数1.0、エチレンオキシド平均付加モル数2.9)。収量は1920gであった。
(比較調製例5)
調製例6において、エチレンオキシドの使用量を2420g(55モル)としたこと以外は、調製例6と同様に操作して表2に示す構造の比較成分C−5を得た。
(調製例7:界面活性剤用増粘剤の製造)
ドデシルアルコール1119g(6.0モル)および該ドデシルアルコール100質量部に対して5質量部の水酸化カリウム(56g)を容積5リットルのオートクレーブに量りとり、125℃に昇温してブチレンオキシド467g(6.5モル)を最高圧力0.49MPaで加えて反応させ、2時間熟成を行った。75℃で減圧下、脱ガスを1時間行った後、さらに135℃に昇温してエチレンオキシド704g(16モル)を最高圧力0.49MPaで加えて反応させ、3時間熟成を行った。次いで、75℃で減圧下、脱ガスを1時間行った後、酢酸で中和し、ろ過を行い、ポリオキシエチレンオキシブチレングリコールモノドデシルエーテル(A−7)を得た(水酸基価157mgKOH/g、ブチレンオキシド平均付加モル数1.0、およびエチレンオキシド平均付加モル数2.3)。収量は1971gであった。A−7の構造を表1に示す。
Figure 2005200640
Figure 2005200640
(実施例1〜16および比較例1〜11)
表1および2に示す界面活性剤用増粘剤(A−1〜A−7およびC−1〜C−5)と各種界面活性剤と水とを表3および4に示す割合で混合し、この混合物の粘度を下記の方法により評価した。評価結果を表3および4に示す。
(1)粘度
B型粘度計(株式会社東京計器製作所製)を用い、上記混合物を25℃に保持し、測定時間100秒で粘度を測定した。
Figure 2005200640
Figure 2005200640
表3から、実施例1〜16の界面活性剤用増粘剤(A−1〜A−7)において、各種界面活性剤に対する増粘効果が確認された。
表4から、比較例6ではRであるアシル基の炭素数が短い比較成分C−1を用いたため増粘効果が低いことがわかる。比較例7ではRであるアシル基の炭素数が長い比較成分C−2を用いたため増粘効果が低いことがわかる。比較例8ではブチレンオキシド基の付加モル数が多い比較成分C−3を用いたため増粘効果が低いことがわかる。比較例9ではブチレンオキシド基を付加していない比較成分C−4を用いたため増粘効果が低いことがわかる。比較例10ではエチレンオキシド基の付加モル数が多い比較成分C−5を用いたため増粘効果が低いことがわかる。比較例11では、脂肪酸アルカノールアミドであるラウリン酸ジエタノールアミドを用いたため、増粘効果が低いことがわかる。
(実施例17〜32および比較例12〜20)
表1および2に示す界面活性剤用増粘剤(a成分)と界面活性剤(b成分)と水とを表5および6に示す割合で混合して洗浄剤を得、これを用いて、泡質および使用感を下記の方法で評価した。評価結果を表5および6に示す。
(2)泡質
男女各10名をパネラーとし、洗浄剤5gで体を洗浄した時の泡質を評価した。泡が細かく弾力性があると感じた場合を2点、泡がやや粗いと感じた場合を1点、泡が粗く弾力性がないと感じた場合を0点として20名の合計点から、次の3段階で評価した。
泡質が良好である:○(合計点30点以上)
泡質がやや悪い:△(合計点20点以上30点未満)
泡質が悪い:×(合計点20点未満)
(3)ぬめり感
男女各10名をパネラーとし、洗浄剤5gで体を洗浄した時のぬめり感を評価した。ぬめり感を感じなかった場合を2点、ややぬめり感が強いと感じた場合を1点、ぬめり感が強く、すすぎに時間がかかると感じた場合を0点として20名の合計点から、次の3段階で評価した。
ぬめり感がない:○(合計点30点以上)
ややぬめり感がある:△(合計点20点以上30点未満)
ぬめり感が強い:×(合計点20点未満)
Figure 2005200640
Figure 2005200640
表5から本発明の実施例17〜32の洗浄剤は、泡質、使用感に優れていることがわかる。なお、実施例17〜32の洗浄剤は、皮膚刺激性が少なかった。
表6から比較例12では(b)成分の含有量が2質量%未満であるため泡質が良くないことがわかる。比較例13では(b)成分の含有量が40質量%を超えているのでぬめり感があることがわかる。比較例14では(a)/(b)が1/2より大きいので泡質が良くないことがわかる。比較例15ではRであるアシル基の炭素数が短い比較成分C−1を用いたため泡質の点で劣り、かつぬめり感があることがわかる。比較例16ではRであるアシル基の炭素数が長い比較成分C−2を用いたため泡質が良くないことがわかる。比較例17ではブチレンオキシドの付加モル数が多い比較成分C−3を用いたため泡質が良くないことがわかる。比較例18ではブチレンオキシドを付加していない比較成分C−4を用いたため泡質の点で劣り、かつぬめり感があることがわかる。比較例19ではエチレンオキシドの付加モル数が多い比較成分C−5を用いたためぬめり感があることがわかる。比較例20では、脂肪酸アルカノールアミドであるラウリン酸ジエタノールアミドを用いたため、ぬめり感が強いことがわかる。
本発明の増粘剤は、少量の添加でも顕著な増粘効果を示すことから、界面活性剤用増粘剤として有用であり、また、これを洗浄剤組成物に用いることにより、適度な粘性を有し、泡質に優れ、かつぬめり感がない洗浄剤組成物が得られる。

Claims (4)

  1. 下記一般式(1)で表わされる界面活性剤用増粘剤:
    O(EO)(BO)(EO)H (1)
    (式中、Rは炭素数8〜14のアルキル基、アルケニル基およびアシル基から選ばれる基を示し、EOはエチレンオキシド基、BOはブチレンオキシド基を示し、そしてx、yおよびzはそれぞれ平均付加モル数を示し、0≦x≦3、1≦y≦3、0≦z≦3、0≦x+z≦3である)。
  2. 下記一般式(2)で表わされる界面活性剤用増粘剤:
    O(BO)H (2)
    (式中、Rは炭素数8〜14のアルキル基、アルケニル基およびアシル基から選ばれる基を示し、BOはブチレンオキシド基を示し、そしてyは平均付加モル数を示し、1≦y≦3である)。
  3. 請求項1または2に記載の界面活性剤用増粘剤を0.5〜10質量%および界面活性剤を2〜40質量%含有し、該界面活性剤用増粘剤と該界面活性剤との含有割合が質量比で1/30〜1/2である洗浄剤組成物。
  4. 前記界面活性剤が、サルフェート型陰イオン性界面活性剤、スルホネート型陰イオン性界面活性剤、アシルアミノ酸型陰イオン性界面活性剤、およびアルキルイミノジカルボキシレート型両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項3に記載の洗浄剤組成物。
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