JP2008195779A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止剤に対する蛍光体の充填量を抑え、高いパワー変換効率を有する発光装置を提供する。
【解決手段】 近紫外光によって励起される、酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体を含む発光装置。好ましくは、酸窒化物系青色蛍光体が、La1-aCeaAl(Si6-bAlb)N10-bb、(Sr,Ba)1-cEucSi222およびLa3-dCedSi8114から選ばれる少なくともいずれかである。また好ましくは、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体は、(Y,La,Gd,Lu)3-eSme(Al,Ga,In)512および/または(Y,La,Gd,Lu)2-eSmeSiO5の組成式で表される酸化物結晶体であるか、または、((Na,K)2O)f((Ca,Ba,Zn)O)g((Y,B)23h((Al,La)23i)(SiO2j(Sm23kの組成式で表される酸化物ガラス体である。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関する。さらに詳細には、酸窒化物系青色蛍光体を用いた高効率な白色あるいは混合色の発光を呈する発光装置に関する。
半導体発光素子の高効率化に伴い、これを励起光源として蛍光体を発光させ、所望の発色を得る発光装置が数多く提案されている。特に、InGaN系半導体発光素子が呈する近紫外〜青色に励起スペクトルを有する窒化物系蛍光体および酸窒化物系蛍光体は、内部量子効率(吸収した光子数に対する放射光子数の比で定義される。)の高さと優れた信頼性により、従来の管球光源に代わる固体照明光源の重要な構成要素として、近年さかんに研究がなされている。
このような窒化物系蛍光体および酸窒化物系蛍光体のうち、赤色を呈するものとしてCaSiAlN3:Eu2+(たとえば特開2005−235934号公報(特許文献1)を参照。)、黄色を呈するものとしてCaxSi12-(m+n)Al(m+n)n16-n:Eu2+(たとえば特開2002−363554号公報(特許文献2)を参照。)、緑色を呈するものとしてSi6-zAlzz8-z:Eu2+(たとえば特開2005−255895号公報(特許文献3)を参照。)などが報告されている。
さらに近年、青色を呈する酸窒化物系蛍光体として、M1-aCeaAl(Si6-zAlz)N10-zz(たとえば特開2006−232868号公報(特許文献4)を参照。)および(Sr,Ba)Si222:Eu2+(たとえば宮本ら、「酸窒化物青色蛍光体(Sr,Ba)Si222:Eu2+の発光特性」、第67回応用物理学会学術講演会 講演予稿集 No.3 p−1305、29a−H−1(社団法人 応用物理学会)(非特許文献1)を参照。)などが報告され、これらを組み合わせて製造した白色発光装置は、高い発光効率と優れた演色性を有することも報告された(たとえば上述した特許文献4および木村ら、「青色励起型高演色白色発光ダイオードランプ」、第67回応用物理学会学術講演会 講演予稿集 No.3 p−1318、30a−H−10(社団法人 応用物理学会)(非特許文献2)を参照。)。
このような背景には、青色発光素子と補色関係にある酸化物黄色蛍光体YAG:Ce3+を用いた擬似白色では演色性は十分でなく、高いパワー変換効率と演色性を両立するためには、青色成分の一部あるいは全部を蛍光体に担わせることが有効であることが分かってきたためである。
特開2005−235934号公報 特開2002−363554号公報 特開2005−255895号公報 特開2006−232868号公報 宮本ら、「酸窒化物青色蛍光体(Sr,Ba)Si2O2N2:Eu2+の発光特性」、第67回応用物理学会学術講演会 講演予稿集 No.3 p−1305、29a−H−1(社団法人 応用物理学会) 木村ら、「青色励起型高演色白色発光ダイオードランプ」、第67回応用物理学会学術講演会 講演予稿集 No.3 p−1318、30a−H−10(社団法人 応用物理学会)
蛍光体を利用した発光装置においては、パワー変換効率(半導体素子の「発光効率」と区別するため、ここでは投入電力に対する放射光束の割合(lm/W)として定義する。)の向上には、励起光の到達深度を上げ、蛍光体相互間における吸収や散乱の損失を極力抑えることが有効で、樹脂などの封止剤に対する蛍光体充填量は少ない方が望ましい。
ところが、上述した酸窒化物系の赤、黄および緑色蛍光体は、近紫外〜青色の励起光で効率よく発光する反面、励起スペクトル幅が広いため、青色蛍光体からの発光をも吸収してしまうという問題がある。このため、所望の発色を得るには、青色蛍光体の充填量を設計値よりも増大させる必要があり、蛍光体充填量が増大する。その結果、励起効率が低下し、パワー変換効率が低下するという問題が生じる。
このような背景から、白色および混合色の発光装置においては、高い発光効率を有する酸窒化物系青色蛍光体と当該蛍光体の青色発光を吸収しない赤色、黄色あるいは緑色蛍光体の組み合わせが求められていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、封止剤に対する蛍光体の充填量を抑え、高いパワー変換効率を有する発光装置を提供することである。
本発明の発光装置は、近紫外光によって励起される、酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体を含むことを特徴とする。
本発明の発光装置は、400〜410nmに波長ピークを有する半導体発光素子を励起光源として備えることが好ましい。
本発明の発光装置における酸窒化物系青色蛍光体は、La1-aCeaAl(Si6-bAlb)N10-bb、(Sr,Ba)1-cEucSi222およびLa3-dCedSi8114から選ばれる組成式で表される少なくともいずれかであることが好ましい。
本発明の発光装置におけるIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体は、以下の(1)または(2)であることが好ましい。
(1)(Y,La,Gd,Lu)3-eSme(Al,Ga,In)512および/または(Y,La,Gd,Lu)2-eSmeSiO5の組成式で表される酸化物結晶体、
(2)((Na,K)2O)f((Ca,Ba,Zn)O)g((Y,B)23h((Al,La)23i)(SiO2j(Sm23kの組成式で表される酸化物ガラス体。
本発明の発光装置におけるIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体は、III価ユーロピウムイオンが共付活されたものであることが好ましい。
また本発明の発光装置における前記半導体発光素子は、半導体レーザ素子であることが好ましい。
本発明の発光装置は、500〜570nmの範囲に発光ピーク波長を有する緑色蛍光体をさらに含むことが好ましい。
本発明の発光装置によれば、近紫外光によって励起される酸窒化物系青色蛍光体と、同じく近紫外光によって励起され青色蛍光体からの発光を極力吸収しない赤色蛍光体とを含むことによって、封止剤に対する蛍光体の充填量を抑えつつ、高いパワー変換効率を有する発光装置を提供することである。
本発明の発光装置は、近紫外光によって励起される酸窒化物系青色蛍光体と、同じく近紫外光によって励起されるIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体を含むことを特徴とする。図1は、本発明に用いられる酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体の励起スペクトル(点線)および発光スペクトル(実線)を示すグラフであり、縦軸は強度(任意単位)、横軸は波長(nm)である。図1には、酸窒化物系青色蛍光体の一例としてLa0.5Ce0.5Al(Si5Al)N9Oを用いた場合(図1中、(A))、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体の一例としてY2.007Sm0.003(Al0.6Ga0.38In0.02512を用いた場合(図1中、(B))の励起スペクトルおよび発光スペクトルをそれぞれ示している(後述する実施例1)。また図1にば、比較として、窒化物系赤色蛍光体(CaSiAlN3:Eu2+)の励起スペクトルおよび発光スペクトルについても併せて示している。
図1から分かるように、酸窒化物系青色蛍光体La0.5Ce0.5Al(Si5Al)N9Oと、窒化物系赤色蛍光体(CaSiAlN3:Eu2+)とを組み合わせて用いた場合には、酸窒化物系青色蛍光体の発光スペクトルと窒化物系赤色蛍光体の励起スペクトルとが重なるため、酸窒化物系青色蛍光体の発光の一部は窒化物系赤色蛍光体に吸収され、装置外部に取り出されない。これを補うためには、酸窒化物系青色蛍光体を所望の発色が得られる設計値よりも多く混ぜ合わせる必要がある。
これに対し、本発明のように酸窒化物系青色蛍光体La0.5Ce0.5Al(Si5Al)N9OとIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体Y2.007Sm0.003(Al0.6Ga0.38In0.02512とを組み合わせて用いた場合には、図1から明らかなように、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体の励起スペクトルのピークは酸窒化物系青色蛍光体の発光スペクトルから外れており、かつ、酸窒化物系青色蛍光体の励起スペクトルとの重なりが大きい。すなわち、このような組合せにおいては、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体による酸窒化物系青色蛍光体の発光の吸収が少なく、同じ励起光を用いてこれらの蛍光体を効率よく励起することができる。このため、封止剤に対する蛍光体の充填量を抑えつつ略設計通りの混合比で、高いパワー変換効率を有し所望の発色が得られる発光装置を実現することができる。
本発明の発光装置に用いられる酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体は、共に、近紫外光により励起されるものである。ここで、近紫外光とは、紫外〜可視青色の境界波長領域で、概ね370〜420nmの波長を有する光を指す。したがって本発明の発光装置は、このような近紫外光を照射する励起光源を備えることが好ましいが、当該励起光源は、酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体を特に効率的に励起し得る観点からは、400nm近傍の近紫外光を照射し得るものであることが好ましく、400〜410nmの近紫外光を照射し得るものであることがより好ましい。
本発明に用いられ得る励起光源としては、たとえばキセノンランプなどの連続スペクトル光源とフィルターとを組み合わせて用いることもできるが、小型かつ長寿命でコストの低い、400〜410nmに波長ピークを有する半導体発光素子が好適である。このような半導体発光素子には、III族窒化物系、II族酸化物系、II族硫化物系などの半導体材料を用いることができるが、405nmに発光効率のピークを有するInGaNを用いた半導体発光素子であることが特に好ましい。また、酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体を特に効率的に励起し得る観点からは、励起光は数nm以下の狭いスペクトル幅であることが好ましく、半導体発光素子として半導体レーザ素子を用いることが特に好ましい。
本発明に用いられる酸窒化物系青色蛍光体としては、近紫外光で励起され得るものであれば特に制限されるものではないが、実用に供する発光効率および信頼性を有し、かつ公知の製造方法によって製造できるという理由から、La1-aCeaAl(Si6-bAlb)N10-bb、(Sr,Ba)1-cEucSi222およびLa3-dCedSi8114の組成式で表される少なくともいずれかであることが好ましい。ここで、上述した各組成式における組成比を示すa,b,cおよびdの好適な範囲は、特許文献4(特開2006−232868号公報)および非特許文献1(宮本ら、「酸窒化物青色蛍光体(Sr,Ba)Si222:Eu2+の発光特性」、第67回応用物理学会学術講演会 講演予稿集 No.3 p−1305、29a−H−1(社団法人 応用物理学会))の記載から、aについては0.1≦a≦1の範囲、bについては0≦b≦1の範囲、cについては0.001≦c≦0.05の範囲、dについては0.05≦d≦1の範囲である。La1-aCeaAl(Si6-bAlb)N10-bbとしては、具体的には、La0.5Ce0.5Al(Si5Al)N9Oなどが例示される。(Sr,Ba)1-cEucSi222としては、具体的には、(Ba0.75Sr0.250.95Eu0.05Si222、Ba0.99Eu0.01Si222、Sr0.97Eu0.03Si222、(Ba0.5Sr0.50.95Eu0.05Si222などが例示される。またLa3-dCedSi8114としては、具体的には、La2.9Ce0.1Si8114などが例示される。
本発明における酸窒化物系青色蛍光体として好ましく用いられるLa1-aCeaAl(Si6-bAlb)N10-bb、(Sr,Ba)1-cEucSi222、La3-dCedSi8114は、単独で用いられてもよく、組み合わせて用いられても勿論よい。同じ組成式で表されるが、組成比の異なる酸窒化物系青色蛍光体を組み合わせて用いてもよい。
本発明の発光装置における酸窒化物系青色蛍光体の含有率については特に制限されるものではないが、従来の発光装置と比較して、封止剤に対する充填量(含有率)を低く抑えつつ、高いパワー変換効率を達成することが可能である。本発明における酸窒化物系青色蛍光体の含有率は、3〜15%の範囲内であることが好ましく、5〜10%の範囲内であることがより好ましい。酸窒化物系青色蛍光体の含有率が3%未満である場合には、蛍光体充填量が少なすぎるため、十分な発光強度が得られないという傾向にあるためであり、また、酸窒化物系青色蛍光体の含有率が15%を超える場合には、蛍光体充填量が多すぎるため、励起効率が低下しパワー変換効率が低下するという傾向にあるためである。なお、本発明の発光装置における酸窒化物系青色蛍光体の含有率は、たとえば樹脂封止体および充填された蛍光体の全重量に対して酸窒化物系青色蛍光体を占める重量を百分率で表すことで算出された値を指す。
本発明に用いられるIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体としては、近紫外光で励起され得るものであれば特に制限されるものではない。実用に供する発光効率および信頼性を有し、かつ公知の製造方法によって製造できるという理由から、(Y,La,Gd,Lu)3-eSme(Al,Ga,In)512および/または(Y,La,Gd,Lu)2-eSmeSiO5の組成式で表される酸化物結晶体であることが好ましい。ここで、上記組成式におけるSmの組成比を示すeは好ましくは0.001〜0.005の範囲内であることが好ましく、0.002〜0.004の範囲内であることがより好ましい。Smの組成比eが0.001未満の場合には、十分な発光効率が得られず、また組成比eが0.005を超える場合には、サマリウムイオンの内部量子効率が著しく低下してしまう虞がある。
(Y,La,Gd,Lu)3-eSme(Al,Ga,In)512としては、具体的には、Y2.007Sm0.003(Al0.6Ga0.38In0.02512、(Y0.9La0.12.006Sm0.004(Al0.6Ga0.4512、(Y0.9Lu0.12.006Sm0.004(Al0.4Ga0.6512、(Y0.9La0.05Gd0.052.006Sm0.004(Al0.5Ga0.5512などが例示される。また、(Y,La,Gd,Lu)2-eSmeSiO5としては、具体的には、Y2.007Sm0.003SiO5、(Y0.9La0.12.006Sm0.004SiO5、(Y0.9Lu0.12.006Sm0.004SiO5、(Y0.9La0.05Gd0.052.006Sm0.004SiO5などが例示される。
また上述した酸化物結晶体よりも優れた発光効率を有する点から、本発明に用いられるIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体として、((Na,K)2O)f((Ca,Ba,Zn)O)g((Y,B)23h((Al,La)23i)(SiO2j(Sm23kの組成式で表される酸化物ガラス体も好ましく用いることができる。ここで、上記組成式において組成比を示すf,g,h,i,jおよびkは、f+g+h+i+j+k=1であり、f=0.1〜0.3、k=0.001〜0.005が好ましい。上記組成式中、fまたはkが上記範囲を逸脱する場合には、サマリウムイオンの内部量子効率が著しく低下する虞がある。((Na,K)2O)f((Ca,Ba,Zn)O)g((Y,B)23h((Al,La)23i)(SiO2j(Sm23kとしては、具体的には、(Na2O)0.1(ZnO)0.3(B230.5(Al230.05(SiO20.037(Sm230.003、((Na0.50.52O)0.2(B230.7(Al230.098(Sm230.002、(K2O)0.2(CaO)0.1(Y230.5(La230.1(SiO20.097(Sm230.003などが例示される。
本発明に用いられるIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体はまた、III価ユーロピウムイオンが共付活されていてもよい。この場合、III価サマリウムイオンが吸収した近紫外光エネルギーの一部はIII価ユーロピウムイオンに移動し、III価ユーロピウムの発光ピークが610〜630nm近傍に現れる。このことにより、赤色蛍光体の色度を調整することができる。
III価ユーロピウムイオンを共付活した赤色蛍光体の励起スペクトルピークは、III価サマリウムイオンのみを付活した場合と同じく400〜410nmにある必要があり、III価ユーロピウムイオンの付活量は、III価サマリウムイオンに対し物質量比で0.1倍以上5倍未満の範囲が好ましい。III価ユーロピウムイオンの付活量がIII価サマリウムイオンに対し物質量比で0.1倍未満である場合には、IIIかユーロピウムイオンを共付活させたことによる上述した効果が現れにくい傾向にあり、また、III価ユーロピウムイオンの付活量がIII価サマリウムイオンに対し物質量比で5倍以上である場合には、III価ユーロピウムイオンによる400nm未満での光吸収が顕著となって400〜410nmに波長ピークを有する半導体発光素子による励起効率が低下する虞がある。
本発明の発光装置におけるIII価サマリウムイオンを付活された赤色蛍光体の含有率については特に制限されるものではないが、当該赤色蛍光体についても、従来の発光装置と比較して封止剤に対する充填量(含有率)を低く抑えつつ、高いパワー変換効率を達成することが可能である。本発明におけるIII価サマリウムイオンを付活された赤色蛍光体の含有率は、0.1〜3%の範囲内であることが好ましく、0.3〜1%の範囲内であることがより好ましい。III価サマリウムイオンを付活された赤色蛍光体の含有率が0.1%未満である場合には、蛍光体充填量が少なすぎるため、十分な発光強度が得られないという傾向にあるためであり、また、III価サマリウムイオンを付活された赤色蛍光体の含有率が3%を超える場合には、蛍光体充填量が多すぎるため、励起効率が低下しパワー変換効率が低下するという傾向にあるためである。なお、本発明の発光装置におけるIII価サマリウムイオンを付活された赤色蛍光体の含有率は、たとえば封止樹脂および充填された蛍光体の全重量に対してIII価サマリウムイオンを付活された赤色蛍光体の占める重量を百分率で表すことで算出された値を指す。
本発明の発光装置は、500〜570nmの範囲に発光ピーク波長を有する緑色蛍光体をさらに含んでいてもよい。本発明における赤色蛍光体に付活されたIII価のサマリウムイオンは、発光スペクトルが略550nmの緑色領域にもピークを有しているため、本発明の発光装置では、上述した酸窒化物系青色蛍光体と当該III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体とのみを組み合わせることでも照明用途に用いる演色性を実現することができる。しかしながら、これら青色蛍光体および赤色蛍光体に加えて上述した500〜570nmの範囲に発光ピーク波長を有する緑色蛍光体をさらに含むことで、さらに演色性を向上させることができる(具体的には、平均演色性評価指数Raを90〜98程度にまで向上できる)。
本発明の発光装置に用いられ得る緑色蛍光体としては、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体と同様に、405nmにピークを有する半導体発光素子によって効率よく励起され、かつ、酸窒化物系青色蛍光体による蛍光を極力吸収しないことが好ましい。このような緑色蛍光体としては、たとえば、組成式(Sr,Ca,Ba)1-xEuxAl24で表される緑色蛍光体を好ましく用いることができる。上記組成式において、EuはII価イオンであり、また、アルカリ土類金属(Sr,Ca,Ba)に対する物質量比xは好ましくは0.01〜0.1、より好ましくは0.03〜0.05である。上記緑色蛍光体として、具体的には、Sr0.95Eu0.05Al24、(Sr0.9Ca0.10.97Eu0.03Al24、(Sr0.95Ba0.050.96Eu0.04Al24を挙げることができる。
緑色蛍光体を含有する場合、本発明の発光装置における緑色蛍光体の含有率については特に制限されるものではないが、0.1〜2%の範囲内であることが好ましく、0.3〜1%の範囲内であることがより好ましい。緑色蛍光体体の含有率が0.1%未満である場合には、蛍光体充填量が少なすぎるため、十分な発光強度が得られないという傾向にあるためであり、また、緑色蛍光体の含有率が2%を超える場合には、蛍光体充填量が多すぎるため、励起効率が低下しパワー変換効率が低下するという傾向にあるためである。なお、本発明の発光装置における緑色蛍光体の含有率は、たとえば封止樹脂および充填された蛍光体の全重量に対して緑色蛍光体の占める重量を百分率で表すことで算出された値を指す。
ここで、図2は本発明の好ましい一例の発光装置1を模式的に示す図である。本発明の発光装置1は、たとえば図2に示す例のように、上述した青色蛍光体および赤色蛍光体(場合によってはさらに緑色蛍光体)を所定の含有率となるように混合して封止剤に充填し、混練させて得られた蛍光板2を備える。封止剤としては、特に制限されるものではないが、安価で加工性に富んだ透明樹脂が好ましく、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などを用いることができる。中でも、水分に対する耐性および近紫外光照射に対する耐性に優れる観点から、エポキシ樹脂またはシリコーン樹脂を封止剤として用いることが好ましい。なお、上述した以外にも、たとえば、近紫外光に耐性の高いガラス材料を封止剤に用いてもよい。
本発明の発光装置は、酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体(場合によってはさらに緑色蛍光体)の封止剤に対する充填量(含有率)を低く抑えつつも、高いパワー変換効率を達成することが可能である。具体的には、上述したように好ましくは酸窒化物系青色蛍光体の含有率が3〜15%、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体の含有率が0.1〜3%で、パワー変換効率が60〜100lm/Wという高いパワー変換効率を達成することが可能である。
本発明の発光装置はまた、上述したように励起光源として半導体発光素子を備える。図2は、上述した蛍光板2は、少なくとも一方に開口を有する箱状の筐体3の当該開口に取り付けられ、この蛍光体2の直下に配置されるように、筐体3内に半導体発光素子4が設けられてなる例の発光装置1を示しているが、勿論これに限定されるものではない。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<実施例1>
酸窒化物系青色蛍光体としてLa0.5Ce0.5Al(Si5Al)N9Oを3.3g、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体としてY2.007Sm0.003(Al0.6Ga0.38In0.02512を1.0g秤量し、モールド樹脂(信越化学製、シリコーン樹脂)60gに混練した後、板状に成形して蛍光板2を作製した。この蛍光板2を一方に開口を有する箱状の筐体3の開口に取り付けた。また、筐体3内において、蛍光板2の直下に配置されるように半導体発光素子4としてピーク波長405nmのInGaN系半導体発光ダイオードを設置した。このようにして、図2に示した例の発光装置1を作製した。得られた発光装置1において、InGaN系半導体発光ダイオードを用いて蛍光板2を励起したところ、色度座標x=0.33、y=0.35の白色光が得られ、このときのパワー変換効率は60lm/Wであった。なお、色度座標は、白色発光のスペクトルを測定(堀場製作所製蛍光分光高度計、FluoroMax−3を用いた)してこれよりCIEスペクトルの3刺激値を計算し、CIE色度座標上にプロットすることで求めた。また、パワー変換効率は、発光装置1を積分球内に設置してInGaN系半導体発光ダイオードを照射し、蛍光板2から放射された発光を集光して全光束量を測定(Labsphere社製光量測定装置、SLMSを用いた)し、これをInGaN系半導体発光ダイオードの消費電力で除することで算出した。
<比較例1>
III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体を1.0gの酸化物赤色蛍光体CaAlSiN:Eu2+に代えたこと以外は、実施例1と同様にして発光装置を作製した。得られた発光装置について、実施例1と同様に測定された色度座標はx=0.5、y=0.35であり、橙色を呈した。これを実施例1で作製された発光装置と同程度の色度とするためには、樹脂中に酸窒化物系青色蛍光体La0.5Ce0.5Al(Si5Al)N9Oを6.0g追加することが必要であった。酸窒化物系青色蛍光体を追加した場合について実施例1と同様にパワー変換効率を測定したところ、40lm/Wに低下していた。
<実施例2>
酸窒化物系青色蛍光体として3.8gの(Ba0.75Sr0.250.95Eu0.05Si222を用い、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体として0.8gの(Na2O)0.1(ZnO)0.3(B230.5(Al230.05(SiO20.037(Sm230.003を用いたこと以外は実施例1と同様にして、発光装置を作製した。実施例1と同様にInGaN系半導体発光ダイオードを用いて蛍光板2を励起したところ、色度座標x=0.3、y=0.3の白色光が得られ、このときのパワー変換効率は751m/Wであった。
<比較例2>
III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体を0.8gの酸化物赤色蛍光体CaAlSiN:Eu2+に代えたこと以外は、実施例2と同様にして発光装置を作製した。得られた発光装置について、実施例1と同様に測定された色度座標はx=0.5、y=0.3であり、橙色を呈した。これを実施例1で作製された発光装置と同程度の色度とするためには、樹脂中に酸窒化物系青色蛍光体(Ba0.75Sr0.250.95Eu0.05Si222を4.0g追加することが必要であった。酸窒化物系青色蛍光体を追加した場合について実施例1と同様にパワー変換効率を測定したところ、60lm/Wに低下していた。
<実施例3>
酸窒化物系青色蛍光体として3.0gのLa0.5Ce0.5Al(Si5Al)N9Oを用い、III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体として0.2gのY2.007Sm0.003(Al0.6Ga0.38In0.02512を用い、さらに、緑色蛍光体として1.0gのSr0.95Eu0.05Al24を用いたこと以外は実施例1と同様にして発光装置を作製した。実施例1と同様にInGaN系半導体発光ダイオードを用いて蛍光板2を励起したところ、色度座標x=0.3、y=0.35の白色光が得られ、このときのパワー変換効率は601m/Wであった。なお、実施例1で得られた発光装置は、平均演色性評価指数Ra(基準光にCIE昼光(色温度:5000K)を用い、試験色として赤・黄・黄緑・緑・青緑・青紫・紫・赤紫(明度:6、輝度:7)の8色を用いて、発光スペクトルの演色評価数を、Ri=100−4.6×ΔEi(ここで、iは上記8つの試験色のいずれかを表す符号で、1〜8の値をとる)で算出し、各々の演色評価数の総加平均Ra=Σ(i=1〜8)Ri×1/8によって算出)は85であったが、実施例3で得られた発光装置では90であり、緑色蛍光体を添加することで演色性が向上されていた。
<実施例4>
半導体発光素子4として405nmに発振ピークを有するInGaN半導体レーザ素子を用いたこと以外は、実施例1と同様にして発光装置を作製した。得られた発光装置について、実施例1と同様にしてパワー変換効率を測定したところ、80lm/Wに向上した。これは、実施例1において半導体発光素子4として用いた発光ダイオードはスペクトル幅が50nm程度と広く、蛍光体を効率的に励起しにくいのに対し、本実施例において半導体発光素子4として用いた半導体レーザ素子はスペクトル幅が1nm以下であり、蛍光体の励起効率が高いため、パワー変換効率が変化したと考えられる。
<実施例5>
III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体をEuを共付活したY2.0074Sm0.003Eu0.003(Al0.6Ga0.38In0.02512に代えたこと以外は、実施例1と同様にして発光装置を作製したところ、赤色蛍光体の発光効率が向上し、充填量を25%削減できた。この結果、パワー変換効率は70lm/Wに向上した。
<実施例6>
酸窒化物系青色蛍光体として3.5gのLa2.9Ce0.1Si8114を用いたこと以外は実施例1と同様にして発光装置を作製した。実施例1と同様にInGaN系半導体発光ダイオードを用いて蛍光板2を励起したところ、色度座標x=0.3、y=0.3の白色光が得られ、このときのパワー変換効率は651m/Wであった。
<実施例7>
III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体として(Y0.9La0.12.006Sm0.004SiO5を用いたこと以外は実施例6と同様にして、発光装置を作製した。実施例1と同様にInGaN系半導体発光ダイオードを用いて蛍光板2を励起したところ、色度座標x=0.3、y=0.3の白色光が得られ、このときのパワー変換効率は751m/Wであった。
今回開示された実施の形態、実施例および比較例は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明に用いられる酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体の励起スペクトル(点線)および発光スペクトル(実線)を示すグラフであり、縦軸は強度(任意単位)、横軸は波長(nm)である。 本発明の好ましい一例の発光装置1を模式的に示す図である。
符号の説明
1 発光装置、2 蛍光板、3 筐体、4 半導体発光素子。

Claims (8)

  1. 近紫外光によって励起される、酸窒化物系青色蛍光体およびIII価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体を含む発光装置。
  2. 400〜410nmに波長ピークを有する半導体発光素子を励起光源として備えることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記酸窒化物系青色蛍光体が、La1-aCeaAl(Si6-bAlb)N10-bb、(Sr,Ba)1-cEucSi222およびLa3-dCedSi8114から選ばれる組成式で表される少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体が、(Y,La,Gd,Lu)3-eSme(Al,Ga,In)512および/または(Y,La,Gd,Lu)2-eSmeSiO5の組成式で表される酸化物結晶体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 前記III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体が、((Na,K)2O)f((Ca,Ba,Zn)O)g((Y,B)23h((Al,La)23i)(SiO2j(Sm23kの組成式で表される酸化物ガラス体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
  6. 前記III価サマリウムイオンを付活した赤色蛍光体に、III価ユーロピウムイオンが共付活されていることを特徴とする請求項4または5に記載の発光装置。
  7. 前記半導体発光素子が半導体レーザ素子であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の発光装置。
  8. 500〜570nmの範囲に発光ピーク波長を有する緑色蛍光体をさらに含む、請求項1〜7のいずれかに記載の発光装置。
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