JP2008190138A - 床束の大引受け体 - Google Patents

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JP2008190138A JP2007022771A JP2007022771A JP2008190138A JP 2008190138 A JP2008190138 A JP 2008190138A JP 2007022771 A JP2007022771 A JP 2007022771A JP 2007022771 A JP2007022771 A JP 2007022771A JP 2008190138 A JP2008190138 A JP 2008190138A
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Abstract


【課題】 複数の異なる幅寸法の大引けに対し、単に大引受け体を回動させるだけで、各種幅寸法の大引け中心を床束本体の中心に簡易に合致させ得、大引けの確実な支承の実現と、床の軋み、床鳴りなどの不利を解消し得る床束の大引受け体を提供する。
【解決手段】 床束本体に対し昇降可能な床束の大引け受け体であって、大引けの底面を支持する水平支承板と、この水平支承板の両側に立設配備され、大引けの両側面を支承する芯出し手段とからなり、前記水平支承板は床束本体の縦中心を中心とし且つ各種大引けの最大幅寸法に対応する長さを有すると共に、上記芯出し手段は床束本体の縦中心に直交する仮想中心線上の点を中心とする外接円弧面を有し、水平支承板の回動により各種大引けの両側面を挟着して、大引けの幅中心を水平支承板の中心に合致させるものであることを特徴とする床束の大引け受け体。
【選択図】 図1

Description

この発明は、各種幅寸法の大引けの中心を床束中心に合致させ得る床束の大引受け体に関する。
床束は、建物の床下の束石などの基礎上に設置され、大引を支持して床面高さを面一に調整するのに使用される。
図9で示すように、床束Aは床束本体2と、床束本体2の上端に配備される大引受け体1とから構成される。
床束本体2は、スリーブ状のターンバックル部21の両端に、逆向きにねじ切りされた第1のネジ棒22と第2のネジ棒23を螺着して構成している。一方、大引受け体1は水平受け板1aと垂直受け板1bとから成るL字状に形成され、水平受け板1aが上記第1のネジ棒22の上端に固定配備されている。
上記両ネジ棒22、23には、それぞれ締込み用ナット24、25が螺合され、締込み用ナット24、25とターンバックル部21の端部フランジ26との間には、ワッシャ27が配備してある。
この構成の床束は、第2のネジ棒23下端の土台プレート28が束石Xに固着され、大引受け体1に大引けBが固定される。この状態で、ターンバックル部21を回転させることにより、大引受け体1を上下動させて大引けB高さを調整し、床面高さを面一に調節する。
特開2003−343075号公報
従来の大引受け体1は、L型プレートである。従って、大引けBは底面が水平受け板1aに、一側面が垂直受け板1bに当接して支承され、この状態がビス固定される。
ところで、住宅建築において使用される大引けは、幅寸法が90ミリ角、105ミリ角、120ミリ角のものが一般的である。これらの大引けを大引受け体に載置した状態は、図9で示すように大引けBの他側面側が、水平受け板1aより大きく前方へはみ出す結果となっている。つまり、単一のL型プレートでは、大きさが異なるこれら3種類の各大引けの中心を床束中心に合致させることは不可能である。
そこで、現在は図10に示すように、大引けBの幅サイズにかかわりなく、大引けB長さに対して、床束(大引受け体1)Aを約900ミリピッチで千鳥状(喰い違い位置状)に配置して、大引けBを支承することで荷重の分散を図っている。
しかしながら、この千鳥状配置では大引けの幅中心と床束本体の縦中心Yが合致していないことによる不完全な支承の不利、すなわち大引けには垂直荷重に対し斜めに倒れようとする不利が生じる結果、床鳴り或いは床軋みの原因となる不利があった。
この発明は、以上のような課題を解消させ、複数の異なる幅寸法の大引けに対し、単に大引受け体を回動させるだけで、各種幅寸法の大引け中心を床束中心に簡易に合致させ得、大引けの確実な支承の実現と、床の軋み、床鳴りなどの不利を解消し得る床束の大引受け体を提供することを目的とする。

この目的を達成させるために、この発明の請求項1に係る床束の大引受け体では、次のような構成としている。
床束本体に対し昇降可能な床束の大引け受け体であって、大引けの底面を支持する水平支承板と、この水平支承板の両側に立設配備され、大引けの両側面を支承する芯出し手段とからなり、前記水平支承板は床束本体の縦中心を中心とし且つ各種大引けの最大幅寸法に対応する長さを有すると共に、上記芯出し手段は床束本体の縦中心に直交する仮想中心上の点を中心とする外接円弧面を有し、水平支承板の回動により、各種大引けの両側面を挟着して、大引けの幅中心を水平支承板の中心に合致させるものであることを特徴としている。
このような構成を有する床束の大引受け体では、大引けは水平支承板に載せ置かれ、大引けの両側面は両端部の芯出し手段(外接円弧面を有する例えば立上り壁)に対向位置する構成としたから、大引受け体を回動させるとき、載置した大引けの幅に対応した回動位置で芯出し手段(立上り壁)の壁面が大引けの両側面に当接して挟みつける。
この状態で、つまり大引受け体の回り止めする位置で、床束本体中心(水平支承板の中心)から、大引け両側面と芯出し手段(外接円弧状立上り壁面) との両接点までの距離が等しく、自動的に大引けの幅中心が床束本体の中心(水平支承板の中心)に合致することとなる。
従って、単に大引受け体を僅かに回動させるだけの簡易な操作で、所定の幅寸法、すなわち最大幅寸法から最小幅寸法までの範囲内において、各種大きさの大引けを完全に支承でき、しかも同時に大引け中心を床束本体の縦中心に合致させ得、床鳴り、床軋み等の不利を解消できる等、発明目的を達成した優れた効果を有する。
また、この発明の請求項3に係る床束の大引受け体では、大引けの底面を支持する水平支承板と、この水平支承板の両側に配備され、大引けの両側面を支承する芯出し手段とからなり、前記水平支承板は床束本体の縦中心を中心とし且つ各種大引けの最大幅寸法に対応する長さを有すると共に、上記芯出し手段は水平板部と水平板部の先端から立ち上がる垂直板部とから成り、この水平板部が前記水平支承板に対し回動可能に軸承配備され、水平支承板の回動並びに芯出し手段の回動により、各種大引けの両側面を挟着して、大引けの幅中心を水平支承板の中心に合致させるものであることを特徴としている。
このような構成を有する請求項3に係る床束の大引受け体では、水平支承板に対し芯出し手段を回動可能に軸承配備し、且つ水平支承板に載せ置かれる大引けの両側面は芯出し手段(垂直板部)に対向位置する構成としたから、大引受け体並びに芯出し手段を回動させるとき、載置した大引けの幅に対応した回動位置で芯出し手段(垂直板部)の壁面が大引けの両側面に当接して挟みつける。
この芯出し手段が回り止まる位置において、つまり、垂直板部と大引け側面とが接面する位置において、床束本体中心(つまり水平支承板の中心)から、大引け両側面と芯出し手段(垂直板部) との両接点までの距離が等しく、自動的に大引けの幅中心が床束本体の中心(水平支承板の中心)に合致することとなる。
従って、単に大引受け体並びに芯出し手段を僅かに回動させるだけの簡易な操作で、所定の幅寸法、すなわち最大幅寸法から最小幅寸法までの範囲内において、各種大きさの大引けを完全に支承でき、しかも同時に大引け中心を床束本体の縦中心に合致させ得、床鳴り、床軋み等の不利を解消できる。とりわけ、この発
明では垂直板部が大引けの側面に完全に面接触し得、一層大引けの安定支承を実
現し得る等、発明目的を達成した優れた効果を有する。
以下、図面に基づき本発明に係る床束の大引受け体の具体的な実施の形態を説明する。
図1は、請求項1の発明に係る床束の大引け受け体の実施の形態の床束Aを示す斜視図、図2は断面図である。床束Aは、床束本体2と、床束本体2の上端に配備される大引受け体1とから構成される。
床束本体2は、図2で示すように、スリーブ状のターンバックル部21の両端に、逆向きにねじ切りされた第1のネジ棒22と第2のネジ棒23を螺着して構成している。一方、大引受け体1は水平支承板11と水平支承板11の両端部に立設される芯出し手段12とから形成されている。この水平支承板11が第1のネジ棒22上端の金属プレート29に配備されている。
上記両ネジ棒22、23には、それぞれ締込み用ナット24、25が螺合され、この締め込み用ナット24、25とターンバックル部21との間には、ナットの仮止め部3が介在配備されている。
このナット仮止め部3は、上部に前記締込み用ナット24、25の下周部を装脱可能に内嵌して固定する締め込み用ナット形状に対応したナットの囲み収容部分31を備えると共に、下部にターンバックル部21の端部外周面に接面係合する周り止め部32を備えている。
この床束Aは、締込み用ナット24(25)を囲み収容部分31に単に嵌め込み、周り止め部32をターンバックル部21の外面に結合させる簡易な作業で仮り固定し得る。従って、それぞれ別体である締込み用ナット24(25)、ナット仮止め部3、ターンバックル部21とが一体となって共回りする。これにより、ターンバックル部21の回転によっても締込み用ナット24(25)はターンバックル部21より離間せず常態位置を保持し得る。
この発明の特徴は、前記大引受け体1が所定の幅寸法内において、幅寸法が異なる複数種類の大引けの幅中心を、床束本体の縦中心に合致させ得る点にある。ここで、所定の幅寸法内とは、実施の形態では最小寸法が幅90ミリ角の大引けから、最大寸法が幅120ミリ角の大引けまでの範囲に属する大引けBが対象とされる。
大引受け体1は、図1、図2及び図3で示すように、大引けB底面が当接する水平支承板11と、この水平支承板11の両端部に立設され、大引けBの両側面に当接する芯出し手段12とから構成される。
図3で示すように、水平支承板11はポリエチレンなどの合成樹脂材により後述する芯出し手段12と一体成形される。
図2及び図3で示すように、水平支承板11の裏面には、6つの嵌着用足部11aが突設してあり、第1のネジ棒22上端の水平状の金属プレート29の周囲を嵌着することで脱着可能に固定される。さらに、水平支承板11の面内には、当接する大引けBを固定する貫通孔(ビス孔)11bが開設してある。
水平支承板11は、両側辺の端部を先すぼまり状(幅ぜま状)とした略矩形状の平板で、床束本体(ターンバックル部21)2の縦中心Yを中心としている。ここで、水平支承板11の中心を床束本体2の縦中心Yに合致させたのは、荷重を受けるのに最適であるためである。従って、床束本体2の縦中心Yに対し、水平支承板11の中心が左右前後に僅かに偏移した場合であっても、ほぼ同様な作用を発揮し得る点で、水平支承板11の中心が床束本体の縦中心に合致する意義に含まれる。
更に、水平支承板11の矩形の長さは、上記所定幅寸法のうちで、大引けBの最大幅寸法に対応させてある。実施の形態では、一般住宅において使用される最大角寸法(120ミリ幅寸法)に対応する長さ122ミリに設定してある。
実施の形態では、大引けBの入る内寸法を大引け最大幅寸法120ミリより2ミリ大きく設定しているが、これは後述するように大引受け体1を左に(時計回りと反対回りに)約8度傾けた(回動した)とき、大引けBの入る内寸法が120ミリとなるように設定することで、大引けB寸法のバラツキに対応させている。
上記芯出し手段12は、床束本体2の縦中心Yに直交する仮想中心線上の任意の点を中心とする外接円弧面を有する立上り体である。実施の形態では、大引受け体11の先すぼまり状両端部に立設された外接円弧面を有する立上り壁12Aである。
外接円弧面である立上り壁12Aは、床束本体(ターンバックル部21)2の縦中心Yと直交する大引受け体11の仮想幅中心線上を中心とする外接劣弧である。この外接円は、実施の形態では直径80ミリに設定している。
そして、この外接劣弧は前記所定の幅寸法、つまり適用する大引けの幅90ミリないし幅120ミリに使用できる部分だけを直径80ミリ円より取り出したものである。
実施に際しては、外接円弧の直径は80ミリに限定されない。実施の形態で直径80ミリに設定したのは、大引けB側面との当接面を正しく確保するのに最適の円弧となることによる。
上記外接円弧面の立上り壁12Aには、面内に複数、実施の形態では、3つの仮止め用ビス孔(バカ孔)12bが開設してある。大引けBの中心と床束本体(ターンバックル部21)2の縦中心とを合致させた状態を、このバカ孔12bからビスを打ち込んで仮止めし、前記水平支承板11面内の4つの固定用孔11bから大引けBに対しビスを打ち込んで固定する。
実施の形態では、芯出し手段12は外接円弧面の立上り壁12Aである具体例を示したが、この発明の芯出し手段12は例えば一部に外接円弧を備える壁体であっても良いし、或いは外接円弧面のみからなる円柱状の棒体を立設したものであっても同様な作用効果が得られる。
このような構成を有する床束では、図4ないし図6のようにして、大引けB中心と床束本体2の縦中心Yとを合致させる。
図4は、幅90ミリ角の大引けB1の幅中心を床束本体2の縦中心Yに合致させる状態を示す説明図である。
大引受け体1を時計回りに約33°回動させるとき、つまり大引受け体1の幅中心(床束本体2の縦中心)Yと直交する仮想線Wに対し、両外接円弧面の立上がり壁12A、12Aの仮想中心線Vを右方向へ約33°角度変位させるとき、90ミリ角大引けB1の両側面S、Sが対応する円弧面の立上り壁12A、12Aの当接接点T1、T1で挟着される。
ここにおいて、床束本体2の縦中心Yから2つの接点T1、T1までの距離は等しく、90ミリ幅大引けB1の中心は、自動的に床束本体2の縦中心Y(つまり水平支承板11の中心)と合致させられる。
図5は、105ミリ角の大引けB2の中心を床束本体2の縦中心Yに合致させる状態を示す説明図である。
前記と同様に、大引き受け体1を時計回り方向へ約23.5度回動させるとき、105ミリ角大引けB2の両側面S、Sが対応する円弧面の立上り壁12A、12Aの当接接点T2、T2で挟着される。この状態で、床束本体2中心Yから2つの接点T2、T2までの距離は等しく、大引けB2の縦中心は自動的に床束本体2の縦中心Y(水平支承板11の中心)と合致させられる。
図6は、120ミリ角の大引けB3の中心を床束本体2の縦中心Yに合致させる状態を示す説明図である。
前記と同様に、大引受け体1を時計回りと反対回りへ約8度回動させるとき、120角大引けB3の両側面S、Sが対応する円弧面の立上り壁12A、12Aの当接接点T3、T3で挟着される。この状態で、床束本体2中心Yから2つの接点T3、T3までの距離は等しく、大引けB3の中心は自動的に床束本体2中心Y(水平状支承板11の中心)と合致させられる。
かくして、単に大引受け体1を回動させるだけの極めて簡易な作業で、異なる角寸法の大引けBの中心を、床束本体2の縦中心Y、即ち水平支承板11の中心に合致させ得る。従って、所定幅寸法の範囲内において、大きさが異なる複数種類の大引けBの確実な支承が実行でき、床の軋み、床鳴りなどの不利を解消し得る。
図7は、この発明の請求項3に係る床束の大引受け体の実施の形態を示す斜視図である。
床束本体2は、請求項1の床束本体(ターンバックル部21、ネジ棒22、23、上下フレート28、29並びにナット仮止め部3)2と同様構成のものであるので説明は省略する。
大引け受け体1は、大引けBの底面を支持する水平支承板11と、この水平支承板11の両端部に回動可能に配備され、大引けの両側面を支承する芯出し手段12とからなる。
水平支承板11は、両端部を先すぼまり状とした略矩形の平板で、床束本体(ターンバックル部21)2の縦中心Yを中心としている。更に、矩形の長さは、各種大引けBの最大幅寸法に対応する長さに対応させてある。
実施の形態では、大引けBの入る内寸法を大引け最大幅寸法120ミリに対応するように設定してある。つまり、後述する芯出し手段(水平支承板11の左右両側の垂直板部14、14間)12、12間の距離を、大引けBの最大幅寸法120ミリより僅かに大となるように設定して、大引けB寸法のバラツキに対応させている。
上記芯出し手段12は、水平板部13と、水平板部13の先端から立ち上がる垂直板部14とから成る断面L字状に形成してある。この水平板部12は、先すぼまり状に形成され、先端部が上記水平支承板11の先すぼまり状となった薄肉部11Cの上面に重合されている。
図8で示すように、この重合間の開設孔には、回動軸15が軸承配備され、芯出し手段(水平板部13)12と水平支承板11とが相互に回動可能に設定してある。つまり、水平支承板11の回動並びに芯出し手段12の回動により、各種大引けBの両側面を挟着して、大引けの幅中心を水平支承板11の中心に合致させ得るように設定してある。
このような構成を有する請求項3に係る床束の大引け受け体では、床束本体(ターンバックル部21)2に対し螺合して回動可能な水平支承板11に対し、芯出し手段12を回動可能に軸承配備し、且つ水平支承板11に載せ置かれる大引けBの両側面は芯出し手段の垂直板部14、14に対向位置する構成としたから、水平支承板11並びに芯出し手段12を回動させるとき、載置した大引けBの幅に対応した回動位置で、芯出し手段(垂直板部14、14)12の壁面が大引けBの両側面に当接して挟みつける。
この芯出し手段12が回り止まる位置において、つまり、垂直板部14と大引けB側面とが接面する位置において、床束本体2の縦中心(つまり水平支承板11の中心)Yから、大引けB両側面と芯出し手段(垂直板部14) 12との両接点までの距離が等しく、自動的に大引けBの幅中心が床束本体の縦中心(水平支承板11の中心)Yに合致することとなる。
従って、単に水平支承板11並びに芯出し手段12を僅かに回動させるだけの簡易な操作で、所定の幅寸法、すなわち最大幅寸法から最小幅寸法までの範囲内において、各種大きさの大引けBを完全に支承でき、しかも同時に大引け中心を床束本体の縦中心に合致させ得、床鳴り、床軋み等の不利を解消できる。
請求項1の床束の大引受け体を斜視図である。 実施の形態の床束の大引受け体を示す断面図である。 大引受け体を示す平面図である。 90角大引けの中心を床束中心に合致させる状態を示す説明図である。 105角大引けの中心を床束中心に合致させる状態を示す説明図である。 120角大引けの中心を床束中心に合致させる状態を示す説明図である。 請求項3の床束の大引受け体を示す斜視図である。 実施の形態の大引受け体を示す一部断面図である。 従来の床束の大引受け体を示す正面図である。 従来の床束の大引受け体の欠点を示す説明図である。
符号の説明
1 大引受け体
2 床束本体
11 水平支承板
12 芯出し手段
12A 外接円弧面の立上り壁
13 水平板部
14 垂直板部
15 回動用軸
Y 床束本体の縦中心
T 当接接点
S 大引け側面
A 床束
B 大引け
21 ターンバックル部
22 第1のネジ棒
23 第2のネジ棒

Claims (3)

  1. 床束本体に対し昇降可能な床束の大引受け体であって、大引けの底面を支持する水平支承板と、この水平支承板の両側に立設配備され、大引けの両側面を支承する芯出し手段とかなり、前記水平支承板は床束本体の縦中心を中心とし且つ各種大引けの最大幅寸法に対応する長さを有すると共に、上記芯出し手段は床束本体の縦中心に直交する仮想中心線上の点を中心とする外接円弧面を有し、水平支承板の回動により、各種大引けの両側面を挟着して、大引けの幅中心を水平支承板の中心に合致させるものであることを特徴とする床束の大引受け体。
  2. 上記芯出し手段は、外接円弧状の立上り壁であることを特徴とする請求項1記載の床束の大引受け体。
  3. 床束本体に対し昇降可能な床束の大引受け体であって、大引けの底面を支持する水平支承板と、この水平支承板の両側に配備され、大引けの両側面を支承する芯出し手段とからなり、前記水平支承板は床束本体の縦中心を中心とし、且つ各種大引けの最大幅寸法に対応する長さを有すると共に、上記芯出し手段は水平板部と水平板部の先端から立ち上がる垂直板部とからなり、この水平板部が前記水平支承板に対し回動可能に配備され、水平支承板の回動並びに芯出し手段の回動により、各種大引けの両側面を挟着して、大引けの幅中心を水平支承板の中心に合致させるものであることを特徴とする床束の大引受け体。
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