JP2015168984A - 床束 - Google Patents

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Abstract

【課題】 床組の施工工数を減らすことができ、床下地パネルの高さを広い範囲で調整可能な床束を提供する。
【解決手段】床束は、基盤面上に設置され、床下地パネルを支持する床束であって、基盤面に固定されるベースと、前記ベースから上方に延びて設けられ、上下方向の中間部にその長さを調整可能な第一調整部を有する支柱部と、前記支柱部の前記第一調整部よりも上部において、上下方向に移動可能に設けられる第二調整部と、前記第二調整部に外挿するとともに、前記床下地パネルを保持する保持板と、を備え、前記第一調整部は、水平方向から操作可能であるとともに、前記第二調整部は、上方から操作可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、土間又はスラブなどのコンクリート床に立設されて、床パネルを支持する床束に関する。
従来より、住宅等の建築物において、土間コンクリートなどのコンクリート床上に複数の床束を配設し、これらの床束の上に大引を水平に乗せて固定する床組が種々知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。このような床組みに用いられる床束は、大引を固定する大引支持部と、この大引支持部を支持する支柱部と、支柱部の下端に設けられてコンクリート床に固定されるベース部とを備えている。そして、支柱部は、大引支持部の下部に固定された右ネジと、ベース部の上部に固定された左ネジと、上部が右ネジに下部が左ネジに螺着するターンバックルとを備えており、ターンバックルを廻すことで、大引支持部の高さを調整することができるように構成されている。
このように構成することで、床を施工する際に、コンクリート床に立設した床束に大引を固定した後で、水平器などで大引の高さを水平に調整し、大引上に床パネルを敷き詰めて水平な床を施工することができる。
また、別の従来技術としては、主に低床用の床束であって、コンクリート床に固定されるベース部に、外周にネジ溝が設けられた支柱部が空転自在に固定されるとともに、支柱部に床パネルを支持する支持板が螺着されており、支柱部の上端に支柱部を回転操作可能な溝又は穴が設けられた床束が提案されている(例えば特許文献3又は特許文献4)。
この技術によると、支柱部上端を回転操作することにより、支柱部が回転し、支柱部に螺着している支持板が上下に移動することになるので、床パネルを設置した後でも、プラグレンチなどの工具を差し込むことが可能な作業穴さえ設けておけば、床パネルの高さを調整することができ、水平な床を施工することができる。
特開2002−121883号公報 特開2010−265649号公報 特開平7−62778号公報 特開平10−280645号公報
しかし、上述の特許文献1及び2のような大引を施工する従来技術においては、直接床下地パネルを施工するものに比べて、大引を施工する工数が増加する問題がある。しかも大引が床全体に同じ高さで配置されることになるので、床仕上材や床暖房などの必要から床下地パネルの一部を低く設置したい場合などに施工が困難となる。
一方、大引を設けない場合には、床下地パネルの敷設後に、当該床下地パネルの高さを水平に調整する必要があるが、特許文献3及び4のような従来技術においては、支柱部自体が回転可能に構成されているので、床下地パネルの上から高さ調整はできるものの、上方から支柱部を回転不能に拘束することはできないので、床束のガタツキが生じやすい問題がある。また、上方から支柱部を回転させることによってのみ高さ調整するものであるので、調整できる高さの範囲が限られる問題がある。
そこで、本発明は、床組の施工工数を減らすことができ、床下地パネルの高さを広い範囲で調整可能な床束を提供することを目的とする。
請求項1に記載の床束は、基盤面上に設置され、床下地パネルを支持する床束であって、基盤面に固定されるベースと、前記ベースから上方に延びて設けられ、上下方向の中間部にその長さを調整可能な第一調整部を有する支柱部と、前記支柱部の前記第一調整部よりも上部において、上下方向に移動可能に設けられる第二調整部と、前記第二調整部に外挿するとともに、前記床下地パネルを保持する保持板と、を備え、前記第一調整部は、水平方向から操作可能であるとともに、前記第二調整部は、上方から操作可能であることを特徴としている。
請求項2に記載の床束は、前記第二調整部は、前記支柱部に螺嵌するネジ孔と、前記保持板を空転可能に支持する支持部と、前記支持部の上部に設けられ、前記保持板の上方に突出し、上方から回転操作可能なナット部と、を有する保持ナットと、上方から前記保持ナットを覆う袋部と、前記袋部の上側に設けられ前記支柱部に螺嵌する操作部と、を有するロックナットと、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の床束は、前記保持ナットの前記ナット部と、前記ロックナットの前記操作部とは、上方から見て同一形状であることを特徴としている。
請求項1に記載の床束によると、支柱部の中間部にその長さを調整可能な第一調整部を有しており、第一調整部は水平方向から操作することにより長さ調整可能であるので、床下地パネルを敷き詰める前に床下地パネルを設置する高さを大きく調整することができる。そして、床束は、第一調整部よりも上部において、保持板を保持しつつ上下方向に移動可能な第二調整部の2つの調整部を有しており、床下地パネルを敷き詰めた後にも、床下地パネルに操作孔を設けておくことで、この操作孔からプラグレンチなどの工具を挿入して、上方から第二調整部を操作して、高さ調整することができるので、大引を設けずに直接床下地パネルを床束に固定する構成において、容易に床下地パネルを水平に調整することができる。したがって、床下地パネルを敷き詰めた後に床下に潜り込むことなく当該床下地パネルを水平に調整することができ、大引を施工する必要がなく、床組の施工の工数を減らすことができ、床下地パネルの高さを広い範囲で調整することができる。
請求項2に記載の床束によると、第二調整部は、保持ナットと、ロックナットと、を備えており、保持ナットが、支柱部に螺嵌するネジ孔と、保持板を空転可能に支持する支持部と、支持部の上部に設けられ、保持板の上方に突出し、上方から回転操作可能なナット部と、を有するとともに、ロックナットが、上方から保持ナットを覆う袋部と、袋部の上側に設けられ支柱部に螺嵌する操作部と、を有するので、まず、保持ナットのナット部をプラグレンチなどの工具で回転させることにより保持ナット及び保持板を上下方向に移動させることができる。このとき保持板は支持部に空転可能であるので、保持ナットのナット部の回転に従って支持部も回転するが、保持板は回転することなく、床下地パネルを保持し続けることができ、床下地パネルの高さを調整することができる。そして、床下地パネルの高さを調整し終わると、ロックナットを支柱部に螺嵌させて、操作部をプラグレンチなどの工具で回転させることにより、袋部が保持ナットを覆って、保持ナットを拘束することができ、確実に床下地パネルを固定することができる。
請求項3に記載の床束によると、保持ナットのナット部と、ロックナットの操作部とは、上方から見て同一形状であるので、ナット部及び操作部を回転させるための工具を別々に用意する必要がなく、同一の工具で施工することができるので、施工をより容易にすることができる。
床束の構成を示す斜視図。 床束の構成を示す断面図。 保持ナット及び保持板の構成を示す斜視図及び断面図。 ロックナットの構成を示す斜視図及び断面図。 床下地パネルの構成を示す斜視図。 ターンバックルを廻して床束の支柱部の長さを調整する状態を示す斜視図。 床下地パネルを保持板に固定する状態を示す断面図。 基盤面に床束を固定して床下地パネルを配置する状態を示す断面図。 第二調整部を操作して、床下地パネルの高さを調整する状態を示す断面図。 完成した床組を示す断面図。
以下、本発明に係る床束1の最良の実施形態について各図を参照しつつ説明する。本実施形態の床束1は、例えば住宅等の基盤面F上に設置され、床下地パネル2を支持する鋼製の床束1である。なお、本発明において「基盤面」とは、例えば土間コンクリート、基礎スラブ、束石の上面などを含み、床束1を設置する基盤となる面をいう。また、本発明の床束は鋼製束に限定するものではなく、合成樹脂製のいわゆるプラ束であってもよい。
床束1は、図1及び図2に示すように、基盤面Fに固定されるベース3と、ベース3から上方に延びて形成される支柱部4と、支柱部4に上下方向に移動可能に設けられる第二調整部5と、第二調整部5に外挿する保持板6とを備えている。ベース3は略矩形の平板状に形成されている。ベース3の4隅は切り欠かれており、床束1を床下地パネル2に固定する際に、ベース3がビス打ちの工具に干渉することがなく、保持板6に対して垂直にビス8を打つことができる。また、ベース3の4辺の中央はそれぞれV字の切り欠き33が設けられており、このV字の切り欠き33を目印にすることで、基盤面Fの墨出しした線に正確に床束1を配置することができる。ベース3には、4箇所の貫通孔31が設けられており、この貫通孔31を通して基盤面Fにコンクリートピン9を打ち込んでベース3を固定する。ベース3の上面には、中央から放射状にリブ32が設けられており、ベース3が補強されている。
ベース3の上面の中央には、支柱部4が立設されている。支柱部4は、ベース3の中央に固定されている左ネジの下ネジ部41と、内周面にネジ溝が形成された筒状に形成されており、下部が下ネジ部41に螺合するとともに、上部が後述する上ネジ部42に螺合するターンバックル43と、ターンバックル43に上端から螺合する右ネジの上ネジ部42とを有する。また、ターンバックル43の中央にはターンバックル43を水平方向に回転させるスパナなどの工具Kが挟み込めるように外周面を4方向から平坦に窪ませて水平断面が略正方形になるようにした四面角付け44が設けられている。
ターンバックル43の下端には、下ネジ部41に螺合する下端固定ナット45がバネ座金47を介してターンバックル43の下端に隣接しており、ターンバックル43の上端には、上ネジ部42に螺合する上端固定ナット46がバネ座金47を介してターンバックル43の上端に隣接している。これら下端固定ナット45及び上端固定ナット46をターンバックル43に接近する方向に締め付けることで、ターンバックル43は回転しないように拘束される。
本発明における「第一調整部」は、本実施形態においてはターンバックル43がこれに相当する。なお、本発明における「第一調整部」は、ターンバックル43に限定されるものではなく、支柱部4の長さを変化させることによって、第二調整部5に外挿する保持板6の高さを変更することができるものであれば如何なる構成であってもよい。
第二調整部5は、ターンバックル43よりも上部において、支柱部4に螺合しており、自転により支柱部4に沿って上下方向に移動可能となっている。第二調整部5は、プラグレンチPを用いて上方から回転させる操作が可能である。第二調整部5は、具体的には、支柱部4に回転可能に螺合する保持ナット50と、保持ナット50に外挿する皿バネ57と、皿バネ57を介して保持板6を押さえ、保持板6及び保持ナット50を拘束するロックナット51により構成されている。保持ナット50は、図3に示すよう、下端側に支持部52が設けられている。支持部52は、水平方向に拡径した2枚のフランジが上下に配置された円筒形状であり、上下のフランジの間に保持板6が挟みこまれて空転自在に保持されている。また、保持ナット50の上部には、六角ナット状のナット部53が形成されている。保持ナット50は鉛直方向に中央を貫通して、支柱部4の上ネジ部42に螺合するネジ孔54が設けられている。皿バネ57は、保持ナット50の上側のフランジの外周に外挿している。
ロックナット51は、図4に示すように、上方から保持ナット50を覆って皿バネ57に当接し、当該皿バネ57を介して、保持板6及び保持ナット50を拘束する当該保持ナット50を拘束する袋部55と、袋部55の上側に設けられ前記支柱部4に螺嵌する操作部56と、を有する。袋部55は、保持ナット50のナット部53を内部空間に収納可能な大きさの円筒形状であり、袋部55の下端が保持ナット50の支持部52の上側のフランジの外周に外挿している皿バネ57に当接する。操作部56は、保持ナット50のナット部53と同じ大きさの六角ナット状に形成されており、支柱部4の上ネジ部42に螺嵌している。
保持板6は、図3に示すように、中央に保持ナット50に空転自在に支持される支持孔61が設けられ、四隅に床下地パネル2に固定するための固定孔62が設けられた矩形平板状である。
床下地パネル2は、図5に示すように、略正方形状で合板製のパネル本体21と、パネル本体21を補強する枠体22と、により形成されている。また、床下地パネル2の裏面には、図7に示すように、適宜断熱面材が取り付けられている。床下地パネル2は、保持板6に固定される際に、保持板6から上方に突出している第二調整部5及び支柱部4の上ネジ部42を挿入可能な操作孔23又は操作用切り欠き24が設けられている。なお、複数の床下地パネル2を互いに隣接するように敷き詰めたときに、互いに突き合わされる床下地パネル2にそれぞれ操作用切り欠き24が設けられることで操作孔23を形成するものである。これらの操作孔23は、床下地パネル2を上下方向に貫通しており、プラグレンチPを挿入して、操作孔23の内部に挿入されている保持ナット50のナット部53及びロックナット51の操作部56を締結又は弛緩方向に回転させることができるものである。
本実施形態の床束1を用いて、床組を施工する際には、まず、スパナレンチなどの工具で下端固定ナット45及び上端固定ナット46をターンバックル43から離反する方向に回転させる。そして、図6に示すように、ターンバックル43の四面角付け44を工具Kで挟持してターンバックル43を回転させ、支柱部4の長さを調整する。次いで、下端固定ナット45及び上端固定ナット46をターンバックル43に接近する方向に回転させて締め付け、ターンバックル43を回転不能に拘束する。
そして、図5に示すように、床下地パネル2の操作孔23に裏面側から床束1の第二調整部5及び支柱部4の上ネジ部42を挿入して、保持板6を床下地パネル2裏面の枠体22に当接させ、その後、図7に示すように、保持板6の固定孔62を通して床下地パネル2にビス8を打ち込んで、床下地パネル2に保持板6を固定する。そして、基盤面Fの墨打ち線を目印にして、床束1のベース3を基盤面Fに配置し、図8に示すように、4箇所の貫通孔31を通して基盤面Fにコンクリートピン9を打ち込んでベース3を固定し、基盤面F上に床束1を立設させるとともに、床束1の上に床下地パネル2を敷き詰める。なお、互いに隣接する床下地パネル2の間には、図示しないが床用の弾性接着剤を塗布している。
そして、全ての床束1を立設させて全ての床下地パネル2を敷き詰めた後、床下地パネル2を水平に調整する。具体的には、図9(A)に示すように、床下地パネル2に設けられた操作孔23にプラグレンチPを挿入して、操作孔23の内部において、支柱部4の上ネジ部42に螺合しているロックナット51の操作部56を弛緩方向に回転させて、ロックナット51を上ネジ部42から取り外す。そして、図9(B)に示すように、さらにプラグレンチPを用いて、上ネジ部42に螺合している保持ナット50のナット部53を回転させて、保持ナット50を上下方向に移動させる。保持ナット50の支持部52は保持板6を空転自在に保持しているので、保持ナット50の回転によって保持ナット50が上下方向に移動するのに伴い、保持板6も上下に移動し、保持板6に固定されている床下地パネル2も上下方向に移動する。
保持ナット50を回転させることにより適切な高さに水平に床下地パネル2を調整した後、ロックナット51を上ネジ部42に螺合させて、プラグレンチPでロックナット51の操作部56を締結方向に回転させて、ロックナット51の袋部55が保持ナット50のナット部53を覆うようにして、そのままロックナット51を保持ナット50の支持部52が皿バネ57に当接するまで締め付ける。このようにすると、ロックナット51によって、皿バネ57を介して、保持板6と保持ナット50が回転不能に拘束されるので、床下地パネル2が水平に調整された状態で確実に固定される。
床下地パネル2が敷き詰められ、面一な水平に調整されると、その後、図10に示すように、化粧床材7を床下地パネル2上に貼り付けて、床組を完成させる。
このように、本実施形態の床束1は、支柱部4の中間部にその長さを調整可能なターンバックル43を有しているので、床束1を基盤面Fに設置する前に予め床束1の長さを調整することができる。また、このような床束1の水平方向から操作可能なターンバックル43を有することで、化粧床材7を貼り付けた後に、例えば床鳴りなどがあった場合にも、床下に潜り込むことで、化粧床材7を剥がすことなく、容易に床下地パネル2の高さを調整することができる。
一方、床組の施工時において、床束1には、保持板6を保持しつつ上下方向に移動可能な第二調整部5が設けられているので、床下地パネル2を敷き詰めた後に、床下地パネル2に操作孔23を設けておくことで、この操作孔23からプラグレンチPを挿入して、上方から第二調整部5を操作することで、高さ調整することができるので、床下に潜り込むことなく、床下地パネル2を水平に調整することができる。したがって、大引を設けずに直接床下地パネル2を床束1に固定する構成において、容易に床下地パネル2を水平に調整することができる。したがって、大引を施工する必要がなく、又、床下地パネル2を敷き詰めた後に床下に潜る必要もないことから、床の水平精度を保ちつつ、施工工程を簡単にすることができ、床下地パネル2の高さを広い範囲で調整することができる。
そして、第二調整部5は、保持ナット50と、ロックナット51と、を備えているので、保持ナット50の回転によって床下地パネル2の上側から簡単に床下地パネル2の高さを調整するとともに、ロックナット51で保持ナット50を拘束することにより、床下地パネル2の固定を確実なものにすることができる。しかも、保持ナット50のナット部53と、ロックナット51の操作部56とは、上方から見て同一形状であるので、ナット部53及び操作部56を回転させるための工具を別々に用意する必要がなく、同一のプラグレンチPで施工することができ、施工をより容易にすることができる。
なお、本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
本発明に係る床束1は、住宅の床組に用いる床束1として好適に用いることができる。
1 床束
2 床下地パネル
3 ベース
4 支柱部
5 第二調整部
6 保持板
43 ターンバックル(第一調整部)

Claims (3)

  1. 基盤面上に設置され、床下地パネルを支持する床束であって、
    基盤面に固定されるベースと、
    前記ベースから上方に延びて設けられ、上下方向の中間部にその長さを調整可能な第一調整部を有する支柱部と、
    前記支柱部の前記第一調整部よりも上部において、上下方向に移動可能に設けられる第二調整部と、
    前記第二調整部に外挿するとともに、前記床下地パネルを保持する保持板と、
    を備え、
    前記第一調整部は、水平方向から操作可能であるとともに、前記第二調整部は、上方から操作可能であることを特徴とする床束。
  2. 前記第二調整部は、前記支柱部に螺嵌するネジ孔と、前記保持板を空転可能に支持する支持部と、前記支持部の上部に設けられ、前記保持板の上方に突出し、上方から回転操作可能なナット部と、を有する保持ナットと、
    上方から前記保持ナットを覆って当該保持ナットを拘束する袋部と、前記袋部の上側に設けられ前記支柱部に螺嵌する操作部と、を有するロックナットと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の床束。
  3. 前記保持ナットの前記ナット部と、前記ロックナットの前記操作部とは、上方から見て同一形状であることを特徴とする請求項2に記載の床束。
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