JP4491030B2 - アンカーボルトセット装置 - Google Patents

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本発明は、アンカーボルトセット装置に関するものである。更に詳しくは、基礎の施工において、アンカーボルトを立てる位置の近傍に型枠のような基準となり得るものがない場合でも、位置決め及び固定作業を短時間で正確に行うことができ、特に小型軽量な構造物または建築物の基礎の施工に好適に使用することができるものに関する。
構造物または建築物の基礎の施工においては、構造物または建築物を固定するためのアンカーボルトが所要の位置に立てられる。アンカーボルトを立てる一般的な工法は、配筋の上部の所要箇所に、横筋を渡す等して位置決めをし、アンカーボルトを横筋に番線等で括り付けるというものであった。
この方法では、位置決め及び固定作業の作業効率が極めて悪く、相当の時間を要する。
また、アンカーボルトが一方向において複数箇所にある場合に通りが歪みやすい等、正確性にも劣る。さらには、番線による固定では強度が十分ではなく、位置決め後においても、コンクリート打設時のコンクリートの圧力でアンカーボルトが傾いたり位置がずれたりしやすい。
そこで、アンカーボルトを配筋に固定するのではなく、型枠等に取り付け及び取り外しが可能な固定具を介在させてアンカーボルトを所要の位置に宙に浮かせた状態で配し、その後でコンクリートを打つ施工方法及び装置も提案されている。このような施工方法及び装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。
特許文献1記載の「基礎の構築用アンカーボルト支持装置」は、型枠の間に架設するテンプレートの下側に離間して平行状に補助プレートを設け、各プレートに上端ねじ部を挿通して狭持用ナットで上下から固着したアンカーボルトで構成したものであり、隣接した柱の設置位置毎に各アンカーボルトを強固な支持力によって鉛直に支持し、隣接した柱の設置位置の間隔を簡単な構造で安価な間隔設定板によって容易且つ精度良く位置決めでき、鉄骨柱との間に形成するグラウト層のレベル調節を容易且つ精度良く設定できるというものである。
特開2007−211514
しかしながら、前記従来の「基礎の構築用アンカーボルト支持装置」には次のような課題があった。
すなわち、アンカーボルトを立てる位置は、あらかじめ位置が決められて基準となる型枠の間にテンプレートを架設して設定される。ところが、基礎の施工においてアンカーボルトを立てる位置の近傍に型枠のような基準となり得るものがない場合、例えばカーポート、バス停留所等の小型軽量な構造物または建築物を施工する場合のベタ基礎のような簡易な基礎の施工において、アンカーボルトの位置決めを行うことができるようにはなっておらず、このような施工においては全く使用できない。
(本発明の目的)
本発明の目的は、基礎の施工において、アンカーボルトを立てる位置の近傍に型枠のような基準となり得るものがない場合でも、アンカーボルトの位置決め及び固定作業を短時間で正確に行うことができ、特にカーポート、ガレージ、倉庫、バス停留所等の小型軽量な構造物または建築物の基礎の施工に好適に使用することができる、アンカーボルトセット装置を提供することである。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
本発明は、
所要の深さに形成された基礎穴の中において、表面高さが地面より低い位置に形成されるコンクリートの基礎にアンカーボルトの下部を埋没させてアンカーボルトを立てる装置であって、
前記基礎穴の中に配され、アンカーボルトの位置を決める位置決め具と、
当該位置決め具を吊設して支え、前記基礎穴を跨ぐようにして地面に据られる、二以上の支持具と、
を備えており、
前記位置決め具は、
上物である構造物または建築物の取付部分に対応する位置にありアンカーボルトが着脱自在であるアンカーボルト取付部を有し、当該アンカーボルト取付部に上部が取り付けられたアンカーボルトは、地面より低い高さで宙に浮かせた状態で位置が決まるものであり、
前記支持具は、
高さ調整手段を有する脚部材間に渡してある横架部材と、
当該横架部材の長さ方向に沿って移動自在かつ高さの調節ができるように取り付けられ、前記位置決め具の取り付け及び取り外しができる可動部材を備えることにより、位置決め具の高さの調節手段と水平度の調節手段を構成し、
前記位置決め具に、位置決め具を縦横方向へ延長するために他の位置決め具を接合する接合手段を備えている、
アンカーボルトセット装置である。
(削除)
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(削除)
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(作用)
本発明に係るアンカーボルトセット装置の作用を説明する。なお、ここでは、説明で使用する各構成要件に、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与するが、この符号は、特許請求の範囲の各請求項に記載した符号と同様に、あくまで内容の理解を容易にするためであって、各構成要件の意味を上記各部に限定するものではない。
アンカーボルトセット装置(S)は、作業前には二台の支持具(1)と位置決め具(2)に分けておく。
地面に基礎を施工するための所要の形状及び深さの基礎穴(4)を形成する。
基礎穴(4)の中に配筋(5)を形成する。
アンカーボルト(3)を立てる位置を基準として配筋の上部に位置決め具(2)を載置する。
支持具(1)の横架部材(11)が位置決め具(2)のアンカーボルト取付部(155,27)の上を大体において通るようにし、二台の支持具(1)を基礎穴(4)を跨ぐようにして地面に据える。
位置決め具(2)に合わせるように各支持具(1)の位置の微調節及び可動部材(15)の位置の調節を行い、各可動部材(15)を位置決め具(2)の高さまで下降させ、可動部材(15)に位置決め具(2)を固定する。
位置決め具(2)を固定した後、横架部材(11)の高さを、位置決め具(2)の長さ方向の水平をとるように、かつ位置決め具(2)の下面が配筋の上端よりやや高くなる位置を目安に調節する。同時に、横架部材(11)が水平となるよう調節し、位置決め具(2)の幅方向の水平をとるようにする。
基礎穴(4)の中に配筋(5)に詰めるようにしてコンクリート(6)を打って各アンカーボルト(3)の下部を埋没させる。そして、位置決め具(2)の下面に高さを合わせるようにコンクリート(6)表面を水平に均す。コンクリート(6)が固化したところで、下部がコンクリート(6)に埋設されている各アンカーボルト(3)を残して、位置決め具(2)と各支持具(1)を撤去する。後は、コンクリート(6)の養生を待ち、基礎の施工が完了する。
本発明は、支持具を使用して位置決め具の位置を決めて固定することにより、アンカーボルトを立てることができる。これにより、基礎の施工において、アンカーボルトを立てる位置の近傍に型枠のような基準となり得るものがない場合(あるいは、型枠等があっても使用できない位置にある場合)でも、アンカーボルトの位置決め及び固定作業を短時間で正確に行うことができ、特にカーポート、ガレージ、倉庫、バス停留所等の小型軽量な構造物または建築物の基礎の施工に好適に使用することができる。
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に係るアンカーボルトセット装置の一実施の形態を示す分解斜視説明図、
図2はアンカーボルトセット装置を使用した基礎の施工方法を示す断面説明図、
図3は図2におけるA−A部分断面説明図、
図4図2におけるB−B部分断面説明図である。
アンカーボルトセット装置Sは、二台の支持具1と、一台の位置決め具2で構成されている。1セットとなる支持具1と位置決め具2のそれぞれの台数は、これに限定されるものではなく、例えば図1に示しているように位置決め具2に他の位置決め具2aをボルト・ナットで長さ方向に連結する等、施工される基礎の大きさや形状に合わせて適宜設定できる。
支持具1は、所要長さの横架部材11を備えている。横架部材11は、角管で形成されており、その両端寄りには所要長さの案内管12、13が案内管12、13に固定された角管状のホルダー19を介して取り付けられている。案内管12、13は円管状であり、横架部材11に対しては直角に、かつ案内管12、13同士は平行になるようにしてある。案内管12、13は、横架部材11にホルダー19を嵌め入れて移動自在に取り付けられており、螺子(符号省略)の締め付けによって横架部材11の任意の位置に固定できる。
案内管12、13には、それぞれ脚部材14が装着されている。脚部材14は、所要長さの螺子棒140を有し、その一端には四角形状の台板141が螺子棒140と直角に固定されている。本実施の形態では、台板141は単に平板状であるが、例えば釘穴等、載置部に固定するための手段を設けることもできる。
螺子棒140には、高さ調節体142が螺合されている。高さ調節体142は、内面に螺子が切ってある管体と二本のハンドル(いずれも符号省略)で構成されている。高さ調節体142は、回転させることによって螺子棒140に沿って軸線方向の両方向(使用時においては上下方向)に移動させることができる。
螺子棒140は、前記案内管12、13の内径よりやや径小に形成されている。横架部材11は、案内管12、13を各脚部材14の螺子棒140にスライド自在に被せ入れてあり、案内管12、13が高さ調節体142の管体の上に載るようにして、各脚部材14間に架設される。これにより、前記のように各高さ調節体142を上下動させると、横架部材11の高さ及び水平度を調節することができる。
横架部材11には、可動部材15が、横架部材11の長さ方向に移動調節自在に装着されている。可動部材15は、互いに平行な縦部材150、151と、それらを下端部で連結する横部材152を備えている。縦部材150、151と横部材152は、角管で形成されている。縦部材150、151の下端の側面には、ブラケット153、154が同じ方向へ突出して固定されている(図1参照)。
ブラケット153、154は、それぞれ水平部とその内側に設けられている三角形の補強部(いずれも符号省略)で構成されている。水平部には、アンカーボルト3を挿通し取り付けることができる取付孔155が設けられている。なお、縦部材150、151と横部材152及びブラケット153、154の下面は、互いに面一になるように設けられている。
縦部材150、151には、ホルダー156が固定されている。ホルダー156は、四角形の基板156aと、基板156aの上部に取り付けられた縦押さえ板156cと、基板156aの一方の側部に取り付けられた横押さえ板156bで構成されている。各押さえ板156b、156cは直角に折り曲げた五面でいわばΩ様に形成したものであり、基板156aに螺子着することによって、縦押さえ板156cで前記縦部材150、151を、横押さえ板156bで横架部材11を挿通することができる四角形の穴を形成することができる。
なお、可動部材15は、ホルダー156の縦押さえ板156cで縦部材150、151を適当な位置で保持し、横押さえ板156bで横架部材11を適当な位置で保持して、螺子を締め付けることにより、高さが調整できると共に横架部材11の所要位置に固定することができる。
前記位置決め具2は、所要間隔をおいて設置された二台の支持具1の各可動部材15に両端側を固定して吊設される。位置決め具2は、各支持具1の横架部材11及び可動部材15の高さを調節することにより、高さ及び水平度の調節を行うことができる。位置決め具2は、外形が細長い四角形状の枠体であり、主に角管を組んで形成されている。位置決め具2を構成する二本の平行な長材20、20の長さ方向の一端側には、長さ方向に所要の間隔をおいて二箇所に長材20、20を連結する短材21、22が固定されている。
長材20、20の長さ方向の他端側にも同様に二箇所に短材23、24が固定されている。なお、長さ方向両端側の短材21、24は山形鋼で形成され、各短材21、24の縦部には、他の位置決め具2aを接合するためのボルト・ナット(図示省略)を装着するボルト孔210、240がそれぞれ二箇所に設けられている。短材21、24とボルト孔210、240は接合手段を構成する。また、各長材20にも同様にボルト孔を設けて、位置決め具2を幅方向に接合する接合手段を構成するようにしてもよい。また、内側の短材22、23間の二箇所にも短材25、26が固定されている。
長材20、20において、短材21、22及び短材23、24が固定されている箇所には、上下方向に貫通した取付孔27が設けられている。すなわち、取付孔27は、位置決め具2の長さ方向の一端側に四箇所、他端側に四箇所、合計八箇所に設けられている。各取付孔27には、アンカーボルト3を挿通し鉛直方向に取り付けることができる。
なお、内側の短材22、23に対応する箇所の各取付孔27は、基礎上に施工される構造物または建築物の取付箇所に合うように配されている。この各取付孔27の数、位置等は、構造物または建築物に合わせて適宜決められる。各取付孔27は、アンカーボルト3を介して前記各可動部材15のブラケット153、154に固定するための孔ともなる。
位置決め具2を各支持具1の可動部材15に取り付ける方法、構造については、後述する。
アンカーボルト3は、各図面に示すように、本実施の形態では所要長さの螺子棒31の下端部に二つのナット32、33を螺合し、上部側に同じく二つのナット34、35を螺合したものを採用している。下側のナット32、33は、コンクリートに埋没することにより抜けないようにするためのストッパーとしての機能を有する。上側のナット34、35は、取付孔27の上下側の孔縁部または取付孔155の上側の孔縁部と取付孔27の下側の孔縁部を挟んで固定する機能を有する。
なお、アンカーボルトの構造は、これに限定されるものではなく、固化したコンクリートから抜けないものであれば、他の構造のアンカーボルトを採用してもよい。
(作用)
図1ないし図4を参照して本実施の形態に係るアンカーボルトセット装置Sの作用及び基礎の施工方法を説明する。
なお、ここでは、小型軽量な構造物である片持ち式のバス停留所の施工における基礎を施工する場合を例にとり説明する。この施工では、ベタ基礎の一辺側に偏って、所要間隔をおいて二箇所にそれぞれ四本ずつ合計八本のアンカーボルトを立てる。
(1)アンカーボルトセット装置Sは、作業前には二台の支持具1と位置決め具2に分けておく。
(2)地面に基礎を施工するための四角形で所要の深さの基礎穴4を形成する。基礎穴4の穴底にはグリ石(図示省略)を敷き、転圧して固める。
(3)基礎穴4のグリ石の上に配筋5を形成する。この配筋5は、その場で鉄筋を組んでつくってもよいし、あらかじめ工場で製作したものを搬入してもよい。なお、配筋5を施工しない、より簡易な施工の場合も、後述するようにアンカーボルト3を宙に浮かせた状態で位置決めができるので、アンカーボルトを立てる際の取付部となる捨てコンクリートの施工は必ずしも必要ではない。
(4)アンカーボルト3を立てる位置を基準として配筋5の上部に位置決め具2を載置して配する。すなわち、位置決め具2の両端側のそれぞれ四箇所ずつの各取付孔27を、設計において決められている構造物(上物)の取付箇所に合わせるようにして載置する。
(5)前記短材22、23に対応する箇所の各取付孔27の上方を支持具1の横架部材11が大体において通るようにし、二台の支持具1を基礎穴4を跨ぐようにして地面GLに据える。
(6)位置決め具2に合わせるように支持具1の位置の微調節及び可動部材15の位置の調節を行い、ホルダー156の縦押さえ板156cを緩めて各可動部材15を位置決め具2の高さまで下降させ、縦押さえ板156cを締めて可動部材15を固定する。そして、短材22、23に対応する箇所の各取付孔27と可動部材15のブラケット153、154の取付孔155を合わせるようにし、アンカーボルト3によってブラケット153、154に位置決め具2を固定する。
この固定は、アンカーボルト3の螺子棒31を各取付孔27、155に通し、上側のナット34、35で、取付孔155の上側の孔縁部と取付孔27の下側の孔縁部を挟んで締め付けることにより行う。また、他のアンカーボルト3は、位置決め具2の短材21、24に対応する箇所の取付孔27に螺子棒31を通し、上側のナット34、35で取付孔27の上下側の孔縁部を挟んで締め付けることにより固定する。これにより、各アンカーボルト3は、地面GLより低い高さで宙に浮かせた状態で位置が決まる。
なお、このとき、各アンカーボルト3の螺子棒31の上端と長材20の下面との距離が、あらかじめ決められている距離に揃うようにする。つまり、後述するように長材20の下面が施工後の基礎コンクリート面の高さとなるので、螺子棒31の上端と長材20の下面との距離が、螺子棒31の基礎のコンクリート面からの突出長さになる。
(7)位置決め具2を固定した後、両支持具1の各脚部材14の高さ調節体142により横架部材11の高さを、位置決め具2の長さ方向の水平をとるように、かつ位置決め具2の長材20の下面が配筋5の上端より例えば50mm程度高くなる位置を目安に調節する。同時に、各高さ調節体142により横架部材11が水平となるよう調節し、位置決め具2の幅方向の水平をとるようにする。
(8)基礎穴4の中に配筋5に詰めるようにしてコンクリートを打って各アンカーボルト3の下部を埋没させる。そして、位置決め具2の長材20の下面に高さを合わせるようにコンクリート6表面を水平に均す。
(9)コンクリート6が固化したところで、各アンカーボルト3の上側のナット34、35を緩めて螺子棒31から外し、下部が埋設されている各アンカーボルト3を残して、位置決め具2と各支持具1を撤去する。これにより、各アンカーボルト3は、構造物(上物)に合わせてあらかじめ決められた位置に正確に立てることができ、作業において墨を打つ必要がなく、熟練した技術を特に持たない一般の作業者でも正確に施工することができる。また、位置決め具2と各支持具1は繰り返し使用することができる。
(10)後は、コンクリート6の養生を待ち、基礎の施工が完了する。本施工ではコンクリート6の表面高さが地面GLより低い位置にあり、アスファルト等で地面GLと面一になるように仕上げられる。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係るアンカーボルトセット装置の一実施の形態を示す分解斜視説明図。 アンカーボルトセット装置を使用した基礎の施工方法を示す断面説明図。 図2におけるA−A部分断面説明図。 図2におけるB−B部分断面説明図。
S アンカーボルトセット装置
1 支持具
11 横架部材
12、13 案内管
19 ホルダー
14 脚部材
140 螺子棒
141 台板
142 高さ調節体
15 可動部材
150、151 縦部材
152 横部材
153、154 ブラケット
155 取付孔
156 ホルダー
156a 基板
156b 横押さえ板
156c 縦押さえ板
2、2a 位置決め具
20 長材
21、22、23、24 短材
210、240 ボルト孔
25、26 短材
27 取付孔
3 アンカーボルト
31 螺子棒
32、33 ナット
34、35 ナット
4 基礎穴
5 配筋
6 コンクリート

Claims (1)

  1. 所要の深さに形成された基礎穴(4)の中において、表面高さが地面(GL)より低い位置に形成されるコンクリート(6)の基礎にアンカーボルト(3)の下部を埋没させてアンカーボルトを立てる装置であって、
    前記基礎穴(4)の中に配され、アンカーボルトの位置を決める位置決め具(2)と、
    当該位置決め具(2)を吊設して支え、前記基礎穴(4)を跨ぐようにして地面(GL)に据られる、二以上の支持具(1)と、
    を備えており、
    前記位置決め具(2)は、
    上物である構造物または建築物の取付部分に対応する位置にありアンカーボルトが着脱自在であるアンカーボルト取付部(155,27)を有し、当該アンカーボルト取付部(155,27)に上部が取り付けられたアンカーボルト(3)は、地面(GL)より低い高さで宙に浮かせた状態で位置が決まるものであり、
    前記支持具(1)は、
    高さ調整手段を有する脚部材(14)間に渡してある横架部材(11)と、
    当該横架部材(11)の長さ方向に沿って移動自在かつ高さの調節ができるように取り付けられ、前記位置決め具(2)の取り付け及び取り外しができる可動部材(15)を備えることにより、位置決め具(2)の高さの調節手段(14,15)と水平度の調節手段(14,15)を構成し、
    前記位置決め具(2)に、位置決め具(2)を縦横方向へ延長するために他の位置決め具(2a)を接合する接合手段を備えている、
    アンカーボルトセット装置。
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