JP2006118272A - アンカーボルトの位置決め金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造コストを軽減し、アンカーボルトの着脱を簡便化すると共に、アンカーボルトを精確に埋設することができるアンカーボルトの位置決め金具を提供すること。
【解決手段】 本発明のアンカーボルトの位置決め金具1は、鋼製型枠の上部に配設される、一対の長尺状の型枠保持具10と、型枠保持具10間に跨設された、アンカーボルト40を着脱自在に装着するアンカーボルト固定具20とを具備することを特徴とする。複数の型枠保持具10が、お互いを連結可能とするための連結具15を有する。型枠保持具10に、アンカーボルトを水平に維持するための高さ調節部を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作業性が容易で製造コストの削減が実現でき、さらにはアンカーボルトの位置決めを高精度にて実施することができるアンカーボルトの位置決め金具に関する。
従来より、アンカーボルトの位置決め精度を向上させることができ、しかも、アンカーボルトのセットも容易となるアンカーボルト位置決め具は種々提案されており、例えば、特許文献1にはアンカーボルト位置決め具として、長尺板状の位置決め具本体にコンクリート打設用の開口部を設け、この開口部の口縁部にアンカーボルトを係止するための取付孔を穿設し、この取付孔の開口部側にアンカーボルト挿入口を設けて取付孔と開口部とを連通させたことを特徴とするものが提案されている。
特開2000−54396号公報(第1−2頁、図1)
しかしながら、上記特許文献1記載の構造では、全体構造が複雑になり製造面でコスト高になると共に、アンカーボルト取付片へのアンカーボルトの着脱が困難になるという問題があった。また、アンカーボルトの取付位置が基礎コンクリートの中央に配置されるため、基礎内に補強用の骨組みが埋設されていた場合、アンカーボルトが骨組みと干渉してしまうという欠点もあった。他にも、これまでに提案されているアンカーボルト位置決めは、簡便さと精度の両立という面でいずれも満足できるものではなかった。
そこで本発明の目的は、全体構造を簡便化して製造コストを削減すると共に、アンカーボルトの着脱を容易にして位置決めを高精度にて実施することができるアンカーボルトの位置決め金具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明のアンカーボルトの位置決め金具は、鋼製型枠の上部に配設される、一対の長尺状の型枠保持具と、該型枠保持具間に跨設された、アンカーボルトを着脱自在に装着するアンカーボルト固定具とを具備することを特徴とするものである。
本発明においては、複数の前記型枠保持具がお互いを連結するための連結具を有していることが好ましく、また、前記型枠保持具に、アンカーボルトを水平に維持するための高さ調節部を好適に設けることができる。アンカーボルト固定具は、好適には、平板本体と、該平板本体に設けられたアンカーボルトを着脱自在に装着する筒状体と、平板本体の両端に設けられた鋼製型枠の上部外側に係止する折曲部とを具備するものとする。また、アンカーボルト固定具は、少なくとも一体以上の前記筒状体が基礎の中心部および/または基礎の中心部からずらした位置となるように配設される。
本発明によれば、鋼製型枠の上部に配設される、一対の長尺状の型枠保持具と、該型枠保持具間に跨設された、アンカーボルトを着脱自在に装着するアンカーボルト固定具とで基本的に構成されているため、全体構造が簡便化され製造コストを削減することができる。また、前記型枠保持具に連結具を装着することで、複数の型枠保持具同士を連結させることができ、如何なる建築物の基礎にも対応させることが可能となる。さらに、前記型枠保持具に、アンカーボルトを水平に維持するための高さ調節部を設けることにより、アンカーボルトの微妙な傾きも容易に修正することができる。さらにまた、アンカーボルト固定具は、少なくとも一体以上の前記筒状体が、基礎の中心部および/または基礎の中心部からずらした位置となるように配設することにより、たとえ基礎内に補強用の骨組みが埋設されていた状態でも、アンカーボルトと骨組みとの干渉を防ぐことができる。
以下、本発明のアンカーボルトの位置決め金具における好適な実施形態を図面に基づいて説明する。本発明のアンカーボルトの位置決め金具は、建築用基礎コンクリートの鋼製型枠上部に装着されるもので、コンクリート基礎内に高精度に、且つ容易にアンカーボルトを埋設することができるものである。かかるアンカーボルトの位置決め金具を図1および図2に示す。
図1および図2に示すアンカーボルトの位置決め金具1は、鋼製型枠Aの上部に配設される、一対の長尺状の型枠保持具10と、型枠保持具10間に跨設された、アンカーボルト40を着脱自在に装着するアンカーボルト固定具20とで構成されている。
型枠保持具10は、金属製で断面L字状の長尺に形成されており、型枠保持具10間には、補強用の板状アーム11が跨設されている。また、型枠保持具10は、鋼製型枠Aの上面と外側面とを保持するように、夫々が対向する状態に配設されている。更に、型枠保持具10の両端部には、後述のアンカーボルト固定具20を鋼製型枠Aに固定するための凹部12が形成されている。
型枠保持具10の大きさは、利便性と実際の作業性を考慮した場合、例えば、長さを2,054mm、幅を360mm、跨設された板状アーム11の間隔を670mmとする。板状アーム11を上述の間隔で跨設することで、型枠保持具10に幅広の開口部13が形成される。そのため、かかる開口部13から鋼製型枠A内に容易にコンクリートを打設することができ、さらには、打設したコンクリートの表面の補修も可能となる。なお、型枠保持具10の大きさや板状アーム11の設置間隔は、上述のサイズに限定されたものではなく、基礎の長さや幅、また建築物の種類により適宜調整することが好ましい。
アンカーボルト固定具20は、アンカーボルト40を着脱自在に装着させるもので、型枠保持具10の両端に、例えば、溶接加工により固定される。アンカーボルト固定具20は、図3に示すように、板状本体21と、該板状本体21に設けられたアンカーボルト40を着脱自在に装着する筒状体22と、板状本体21の両端に形成された、鋼製型枠Aの上部と外側と係止する折曲部27とで構成されている。
筒状体22は、板状本体21の下方に突出された状態で少なくとも一体以上設けられる。また、筒状体22の内部は螺刻されており、アンカーボルト40の螺子部41と螺合される。更に、筒状体22の下方には、蝶螺子23によりアンカーボルト40を固定させる螺子孔24が形成されている。尚、本発明においては、筒状体22は下方ではなく上方に突出させてもよい。
また、板状本体21の両端部分には、後述詳細の連結具15を装着させる螺子孔25が、さらにその近傍には、アンカーボルト固定具20を成型する際の位置決め孔26が穿設されている。板状本体21の両端の折曲部27には、蝶螺子19によりアンカーボルト固定具20を鋼製型枠Aに固定するための螺子孔28が穿設されている。
また、他の好適例として、型枠保持具10には、複数の型枠保持具10同士を連結させるための連結具15が装着されている。かかる連結具15は、両端に螺子孔17を有する板状アーム16にて形成されており、一端が蝶螺子18によりアンカーボルト固定具20に、他端が蝶螺子18により型枠保持具10の上面に装着されている。そのため、型枠保持具10側の蝶螺子18を外して回動させ、連結する隣りの型枠保持具10のアンカーボルト固定具20に装着させることで、容易に複数の型枠保持具10を連結させることができる。
また、他の好適例として、型枠保持具10には、アンカーボルト40を水平に維持するための高さ調節部30が具備されている。かかる高さ調節部30は、図4に示すように、型枠保持具10の上面であって、アンカーボルト固定具20付近に設置されている螺子孔31と、かかる螺子孔31に装着される蝶螺子32とで構成されている。高さ調節部30にてアンカーボルト40の高さを調節する場合、型枠保持具10両端の蝶螺子19を緩め型枠保持具10と鋼製型枠Aとの固定を解除し、蝶螺子32の螺子込み具合を調節することで型枠保持具10が上下動する。高さ調節部30は、型枠保持具10の四方端部に夫々設置されているため、アンカーボルト40の微妙な傾きを修正することができる。
また、他の好適例として、アンカーボルト固定具20には、少なくとも一体以上の筒状体22が、基礎の中心部または基礎の中心部からずらした状態で配設されている。基礎の中心部に配設された一例として、図5に示すように、一対の筒状体22が連設した状態で板状本体21の中央部(基礎の中心部)下方に設置されているもの、また、図6に示すように、単一の筒状体22が、板状本体21の中央部(基礎の中心部)下方に配設されている構造等がある。尚、上記と同様に、筒状体22は下方ではなく上方に突出させてもよい。
また、図7に示すように、単一の筒状体22を板状本体21の中央よりずれた個所(基礎の中心部からずらした状態)に設置してもよい。これにより、基礎内に補強用の骨組みが埋設されていた状態でも、アンカーボルト40と骨組みとの干渉を防ぐことができる。
次に、本発明のアンカーボルトの位置決め金具の使用方法を説明する。
先ず、型枠保持具10を鋼製型枠Aの上部に配設し、両端の蝶螺子19を締めて型枠保持具10を固定する。その後、アンカーボルト固定具20にアンカーボルト40を装着する。この際、基礎内の中央に補強用の骨組みが埋設されている場合には、筒状体22が基礎の中央よりずれた状態で設置されたアンカーボルト固定具20を使用することが好ましい。なお、予めアンカーボルト40をアンカーボルト固定具20に装着させておいてもよい。
鋼製型枠Aの上部に型枠保持具10を配設した後、鋼製型枠Aの歪み等によりアンカーボルト40が傾いてしまった場合には、高さ調節部30の蝶螺子32にてアンカーボルト40を水平状態に修正する。
鋼製型枠Aの上部に型枠保持具10を配設した後、開口部13よりセメントaを打設し表面を補修する。鋼製型枠Aが長状に複数連結させる必要がある場合には、連結具15の蝶螺子18を外して回動させ、連結する隣りの型枠保持具10のアンカーボルト固定具20に装着する。図8はセメントaを打設した状態の断面図である。
本発明のアンカーボルトの位置決め金具の全体斜視図である。 前記位置決め金具を型枠に固定した状態の斜視図である。 アンカーボルト固定具の斜視図である。 アンカーボルト固定具の装着状態を示す拡大図である。 他の好適例を示すアンカーボルト固定具の斜視図である。 他の好適例を示すアンカーボルト固定具の斜視図である。 他の好適例を示すアンカーボルト固定具の斜視図である。 本発明のアンカーボルトの位置決め金具の使用状態を示す断面図である。
符号の説明
1 位置決め金具
10 型枠保持具
11 板状アーム
12 凹部
13 開口部
15 連結具
16 板状アーム
17 螺子孔
18 蝶螺子
19 蝶螺子
20 アンカーボルト固定具
21 板状本体
22 筒状体
23 蝶螺子
24 螺子孔
25 螺子孔
26 位置決め孔
27 折曲部
28 螺子孔
29 蝶螺子
30 高さ調節部
31 螺子孔
32 蝶螺子
40 アンカーボルト
41 螺子部
A 鋼製型枠
a セメント

Claims (5)

  1. 鋼製型枠の上部に配設される、一対の長尺状の型枠保持具と、該型枠保持具間に跨設された、アンカーボルトを着脱自在に装着するアンカーボルト固定具とを具備することを特徴とするアンカーボルトの位置決め金具
  2. 複数の前記型枠保持具が、お互いを連結可能とするための連結具を有する請求項1記載のアンカーボルトの位置決め金具。
  3. 前記型枠保持具に、アンカーボルトを水平に維持するための高さ調節部を設けた請求項1または2記載のアンカーボルトの位置決め金具。
  4. 前記アンカーボルト固定具が、平板本体と、該平板本体に設けられたアンカーボルトを着脱自在に装着する筒状体と、前記平板本体の両端に設けられた鋼製型枠の上部外側に係止する折曲部とを具備する請求項1記載のアンカーボルトの位置決め金具。
  5. 前記アンカーボルト固定具が、少なくとも一体以上の前記筒状体が基礎の中心部および/または基礎の中心部からずらした位置となるように配設されている請求項4記載のアンカーボルトの位置決め金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010043468A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Yukiyasu Nakajima アンカーボルトセット装置及び基礎の施工方法
JP2017095993A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 大和ハウス工業株式会社 アンカーボルト位置決め定規およびその取付方法

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