JP2006316567A - 足場作業用外装材保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外装材(サイディングボード)の取り付け作業の効率を向上させることができ、これにより、施工期間の短縮化を図ることができるとともに、施工コストを削減することができる足場作業用外装材保持具を提供する。
【解決手段】 この足場作業用外装材保持具10は、建築物の周囲に沿ってほぼ平行に水平配置された少なくとも二本のパイプ材11a,11bからなる施工用足場に着脱可能に取り付けられ、複数枚の外装材19を、上方の構造物に立てかけた状態で保持する保持部20を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、一般住宅等の施工用足場に着脱可能に取り付けられ、外装仕上げ用のサイディングボードを足場の上に複数枚保持・搭載することを可能とし、外装作業の作業効率を向上させることができる足場作業用外装材保持具に関するものである。
一般に、二階建てや三階建ての建て売り住宅や注文住宅等の施工現場では、建築物(施工住宅)の周囲に作業用の足場が組まれ、この足場上で作業者が所定の作業を行っている。
ここで、住宅用建築物の足場としては、踏み板・足場板等を備えた大がかりで複雑な足場(例えば特許文献1−2参照)が組まれることもあるが、比較的小規模な建て売り住宅等の小型住宅の場合には、パイプ等を住宅周囲に沿って水平・垂直に組んで足場とする簡易な足場が組まれることが一般的である。
このような簡易な足場は、例えば金属製のパイプ材等を縦材及び横材として組み立てることで足場が構成され、水平方向に配置される平行な複数(通常二本)のパイプが作業者が立つ足場となる。
ところで、住宅用の建築物では、外装の仕上げとしてサイディングボードと呼ばれる板状の簡易な外装仕上げ材が用いられることが多いが、上述したようなパイプが縦横に組まれてなる簡易な足場では、踏み板・足場板のような平面部分が存在せず、しかも、水平方向に配置される複数(二本)の丸パイプの間には隙間があるため、サイディングボードを足場上に載せておくことができない。
このため、サイディングボードの施工の際には、足場以外の地上に多数のサイディングボードを置いておき、それを作業者が一枚ずつ足場まで運び、二階,三階等の足場上にいる作業者に手渡し、足場上の作業者は、地上の作業者から受け取ったサイディングボードを、一枚ずつ住宅の壁面に取り付け、順次サイディングボードを受け取っては取り付ける、という作業が繰り返される。
特開平10−002104号公報(第2−3頁、第1図) 特開2000−291255号公報(第3頁、第1図)
このように、従来の一般住宅の施工現場においては、外装材(サイディングボード)の施工の際には、足場側の作業者に地上側の作業者が外装材を一枚ずつ手渡しし、足場側の作業者が住宅の壁面に外装材を取り付け、外装材が取り付けられる毎に地上の作業者から外装材を一枚ずつ受け渡しする、という作業を繰り返す必要があった。
このため、外装材の取り付け作業はきわめて効率が悪く、住宅の施工期間の短縮化を妨げる原因になるとともに、施工コストを削減することが難しくなるという問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する課題を解決するために提案されたものであり、一般住宅等の簡易な足場に着脱可能に取り付けられ、外装仕上げ用のサイディングボードを足場の上に複数枚保持・搭載することを可能とし、これによって、外装材の取り付け作業の効率を各段に向上させ、施工期間の短縮化を図るとともに、施工コストを削減することができる、特に、建て売り住宅等の簡易な足場が組まれる一般住宅の施工現場に好適な足場作業用外装材保持具の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の足場作業用外装材保持具は、請求項1に記載するように、建築物の周囲に沿ってほぼ平行に水平配置された複数のパイプ材からなる施工用足場に、当該複数のパイプ材に跨るように掛け渡されて着脱可能に取り付けられる本体と、この本体に設けられた、立てかけられた状態の一又は複数枚の外装材の下端縁を保持する保持部とを備える構成としてある。
このような構成によれば、足場作業用外装材保持具の本体を、複数(通常二本)のパイプ材に跨がるように架け渡すことにより、足場作業用外装材保持具を施工用足場に容易に取り付けることができる。
そして、施工用足場に着脱自在に取り付けた足場作業用外装材保持具の保持部に、予め複数枚の外装材の上方を建築物等に立てかけた状態で、外装材の下端縁部分を搭載・保持することができる。
従って、足場に取り付けられた保治具によって外装材を足場上に搭載・保持することが可能となり、足場側の作業者は、地上の作業者から外装材を一枚ずつ受け取ることなく、足場作業用外装材保持具の保持部に保持された複数枚の外装材を一枚ずつ建築物の壁面に取り付けることができる。
これにより、作業者一人で外装材の運搬・配置・施工が可能となり、外装材の取り付け作業の効率を大幅に向上させることができ、この結果、施工期間の短縮化を図ることができるとともに、施工コストを削減することができる。
また、本発明の足場作業用外装材保持具は、請求項2に記載するように、保持部が、本体の建築物側の縁部が足場を構成するパイプ材とほぼ平行に折り曲げ形成されてなる構成としてある。
このような構成によれば、本体の縁部を折り曲げ形成することで保持部を設けることができる。これにより、鋼鉄板等で形成した本体の縁部を折り曲げることにより、容易かつ堅固に、本体と一体的に保持部を設けることができ、安価かつ剛性,耐久性に優れた保持具を提供できる。
また、本発明の足場作業用外装材保持具は、請求項3に記載するように、保持部が、本体の平面部に足場を構成するパイプ材とほぼ平行に突設される板状部材からなる構成としてある。
このような構成によれば、保持部は、本体の平面部に板状部材が突出するように取り付けて設けることができる。すなわち、本発明の保持具では、上述した折り曲げ形成される保持部とともに、あるいは、折り曲げ形成される保持部に代えて、板状部材からなる保持部を設けることができる。これにより、保持具に搭載する外装材の数や大きさ、保持具本体の強度等に応じて、一又は二以上の保持部を設けることが可能となる。
なお、この板状部材からなる保持部は、溶接やボルト止め等によって容易かつ堅固に本体側に取り付けることができる。
さらに、本発明の足場作業用外装材保持具は、請求項4に記載するように、本体の底面から突出し、当該本体が掛け渡されたパイプ材の外周に当接することにより、当該本体を施工用足場から脱落不能に固定する固定部材を備える構成としてある。
このような構成によれば、固定部材を備えることにより、足場作業用外装材保持具が施工用足場から脱落・落下することを確実に防止することができる。
また、固定部材は、工具等を必要とせず、棒状の固定部材を本体に挿入・螺合等するだけで、足場作業用外装材保持具を容易かつ堅固に施工用足場に固定することができる。
本発明によれば、保持具を一般住宅等の簡易な足場に取り付けることで、外装用のサイディングボードを足場の上に複数枚保持・搭載することができ、作業者一人でサイディングボードの運搬・配置・施工が可能となり、外装材の取り付け作業の効率を大幅に向上させることができる。
これにより、施工期間の短縮化を図ることができるとともに、施工コストを削減することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態の一例を図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る足場作業用外装材保持具を示す斜視図であり、(a)は平面側斜視図、(b)は底面側斜視図である。
図2は、図1に示す本実施形態に係る保持具を施工用足場に取り付けた状態を示す斜視図であり、(a)は平面側斜視図、(b)は底面側斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る足場作業用外装材保持具10は、鋼鉄板等の金属板が折り曲げ形成,溶接形成されて構成される金具であり、図2に示すように、住宅の周囲に沿ってほぼ平行に水平配置された二本の金属製パイプ材11a,11bに着脱可能に取り付けられる。
二本の金属製パイプ材11a,11bは、横材として施工用足場を形成しており、軸方向の両端部が縦材としての金属製パイプ材11cに結合金具等を介して結合されている。
足場作業用外装材保持具10は、図3(a),(b)に示すように、二本の金属製パイプ材11a,11bに跨がるように架け渡される本体12を備えている。
本体12は、金属製パイプ材11a,11bの軸方向に沿って長い長方形状の上側板13を有している。上側板13は、住宅の壁面側に配置される金属製パイプ材11aと、住宅の壁面から離間する側に配置される金属製パイプ材11bとの間の上方位置を覆うように、各金属製パイプ材11a,11bに載置される。
上側板13の金属製パイプ材11b側の側部において、上側板13の長手方向の両端部には、図3(b),図4(a)に示すように、金属製パイプ材11bの金属製パイプ材11aから離間する側の側面に沿って下方に延びる後側板14がそれぞれ設けられている。
また、各後側板14の下端部には、図3(b)に示すように、金属製パイプ材11bの下側面に沿って、上側板13の幅方向内方に延びる下側板15が設けられている。この下側板15と上側板13との間に、金属製パイプ材11bが挿入されて、この金属製パイプ材11bが上下方向に挟まれるようになっている。
上側板13の金属製パイプ材11a側の側部には、図3(a)及び図4(b)に示すように、この金属製パイプ材11aの金属製パイプ材11bから離間する側の側面に沿って下方に延びる前側板16が、上側板13から延設・折り曲げ形成されることにより、金属性パイプ材とほぼ平行となるように設けられている。
また、前側板16の下端部には、上側板13の幅方向外方に延びる保持板17が設けられており、この保持板17の先端部には、斜め上方に延びる止め板18が設けられ、これらが折り曲げ形成により、金属製パイプ材とほぼ平行となるように一体的に設けられている。
そして、本実施形態では、このように折り曲げ形成されてなる前側板16、保持板17及び止め板18によって、本発明の保持部20が構成されている。
この保持部20は、保持板17により複数のサイディングボード等の外装材19が上方が住宅構造物に立てかけられた状態で外装材19の下端縁が保持され、止め板18によって、外装材19の保持板17からの脱落が防止されて、外装材19が保持具10上に搭載・保持されるようになっている。
ここで、保持部20に保持・搭載される外装材19としては、例えば通常のサイディングボードの場合、幅約455mm、高さ約1820mm、厚さ約12mmほどの大きさとなっている。
従って、保持部20の保持板17の長さL1(図3(b)参照)を任意に設定することで、保持可能な外装材19の数を設定・調整することができる。例えば、保持板17の長さL1を40mm程度に設定することで、厚さ約12mmの外装材19であれば、図3(b)に示すように、三枚の外装材19を保持部20に保持・搭載することができる。
さらに、本実施形態では、上側板13にも本発明の保持部となる保持部21を設けてある。
この保持部21は、上側板13の上面の金属製パイプ材11bから金属製パイプ材11a側に若干離間した位置で、上側板13の長手方向(金属製パイプとほぼ平行な方向)に沿って溶接等により固定された板状部材のプレート22と、このプレート22から一体的に延設・突設されて、プレート22の幅方向の金属製パイプ材11a側の側部から斜め上方に突出する、金属製パイプとほぼ平行な板状部材の保持板23とを備えている。
そして、保持板23のプレート22から離間する側の上側板13に、複数のサイディングボード等の外装材19が上方を住宅構造物に立てかけた状態で載置され、保持板23によって外装材19の下端縁が保持され、プレート22側へずれないようにしている。
ここで、保持部21によって保持される外装材19は、保持部21から保持部20までの上側板13の長さL2(図3(b)参照)を任意に設定することで、保持可能な外装材19の数を任意に設定・調整することができる。例えば、上側板13の長さL2を120mm程度に設定することで、厚さ約12mmの外装材19であれば、十枚の外装材19を保持部21により保持・搭載することができる。
なお、本実施形態では、足場作業用外装材保持具10を金属製の板金を用いて製作し、本体12及び保持部20に、バリ取りが比較的容易な円形の穴24を形成して軽量化を図っている。但し、この軽量化の穴の形状や数、形成位置などは特に限定されない。例えば、軽量化の穴を角形とすることもでき、また、保持具10の全体に微細な穴をメッシュ状に形成することもできる。
また、保持具10の材質も任意であり、本実施形態のように、鋼鉄板製やアルミ板製等の任意の金属板製とすることができる他、例えば強化プラスチックにより保持具10を形成することもできる。保持具10の材質は、加工が容易で低コストで保持具10を製造できることから、材質は鋼鉄板製とすることが好ましく、鋼鉄製の場合、メッキ仕上げを施すことが好ましい。
次に、足場作業用外装材保持具10の本体12を二本の金属製パイプ材11a,11bに固定するための本発明の固定部材となるL型ボルト30及び固定ピン40について説明する。
図2に示すように、保持部20を一体的に備える本体12は、二本の金属製パイプ材11a,11bに取り付けられる。この取り付け状態においては、図3(b)に示すように、上側板13、後側板14及び下側板15によって形成される空間に金属製パイプ材11bが嵌め込まれ、上側板13及び前側板16によって形成される空間に金属製パイプ材11aが嵌め込まれる。
そして、この嵌め込まれた状態において、L型ボルト30及び固定ピン40の固定部材によって、保持具10は金属製パイプ材11a,11bから脱落不能に堅固に固定される。
まず、L型ボルト30は、基端部に雄ねじ(図示せず)が形成されており、この雄ねじを、本体12の上側板13の裏面側に溶接等により固定されたナット部材31の雌ねじ(図示せず)にねじ込むことにより、L型ボルト30が本体12に着脱自在に取り付けられる。
ナット部材31は、上側板13の長手方向のほぼ中央部位置で、かつ、金属製パイプ材11aから金属製パイプ材11b側に若干離間した位置に配置されている。
そして、ナット部材31にL型ボルト30が取り付けられた状態においては、L型ボルト30の先端部は、金属製パイプ材11aの下側部に当接・係合して、L型ボルト30の先端部と上側板13との間に、金属製パイプ材11aが上下方向に挟まれるようになっている(図2(b),図3(b)参照)。これにより、本体12はL型ボルト30によって金属製パイプ材11aに脱落不能に固定され、本体12の上下方向の動きが規制される。
さらに、本実施形態では、L型ボルト30の先端部が上方に傾斜するように形成してあり(図3(b)参照)、これにより、金属製パイプ材11aとの係合力が強められている。
一方、固定ピン40は、本実施形態では二本の固定ピン40が備えられており、本体12を金属製パイプ材11bに固定する前の段階では、各後側板14の本体12の長手方向内側の外面にそれぞれ固定された筒部41に挿入・収納されている。
固定ピン40の上端部には、リング42が取り付けられており、リング42には、引っ張りコイルばね等の弾性伸縮部材43の一端が固定されている。そして、弾性伸縮部材43の他端は、後側板14の本体12の長手方向外側の外面に固定されている。
これにより、固定ピン40は、弾性伸縮部材43の弾性力により、後側板14の本体12の長手方向外側に付勢された状態で、筒部41に挿入されることになり、筒部41から固定ピン40が不用意に抜けたり、落下するのを防止している。
本体12を金属製パイプ材11bに固定する場合は、筒部41から固定ピン40を抜いて、この固定ピン40を保持部21のプレート22に穿設された穴44(図3(a)参照)に挿入する。これにより、固定ピン40が本体12に着脱自在に取り付けられる。
また、保持部21のプレート22に穿設された穴44の位置と、弾性伸縮部材43の他端側の固定位置との間の寸法は、筒部41の位置と、弾性伸縮部材43の他端側の固定位置との間の寸法より長くなっている。
従って、穴44に挿入された固定ピン40には、弾性伸縮部材43の弾性力がより大きく作用することになり、これにより、振動等により固定ピン40が穴44から不用意に抜けるのを防止している。
そして、固定ピン40を保持部21のプレート22に穿設された穴44に挿入した状態においては、固定ピン40は、金属製パイプ材11bの金属製パイプ材11a側を向く側面に当接・係合する。
この係合状態では、金属製パイプ材11bが、固定ピン40と後側板14との間に前後方向に挟まれるとともに、上側板13と下側板15との間に上下方向に挟まれた状態となる(図2(b),図3(b)参照)。これにより、本体12は固定ピン40によって金属製パイプ材11bに脱落不能に固定され、本体12の前後方向の動きと上下方向の動きが規制される。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る足場作業用外装材保持具10によれば、施工用足場としての二本の金属製パイプ材11a,11bに着脱自在に取り付けられた足場作業用外装材保持具10の保持部20,21に、予め複数枚の外装材19を、上方の住宅構造物に立てかけた状態で保持することができる。
従って、施工用足場側の作業者は、地上の作業者から外装材19を1枚ずつ受け取ることなく、足場作業用外装材保持具10の保持部20,21に保持された複数枚の外装材19を1枚ずつ住宅の壁面に取り付けることができる。
これにより、外装材19の取り付け作業の効率を向上させることができ、この結果、施工期間の短縮化を図ることができるとともに、施工コストを削減することができる。
また、足場作業用外装材保持具10の本体12を、二本の金属製パイプ材11a,11bに跨がるように架け渡して、上側板13、後側板14及び下側板15によって形成される空間に金属製パイプ材11bを嵌め込むとともに、上側板13及び前側板16によって形成される空間に金属製パイプ材11aを嵌め込んでいる。
これにより、足場作業用外装材保持具10を施工用足場に容易に取り付けることができる。
また、本体12を、L型ボルト30を介して金属製パイプ材11aに固定して、本体12の上下方向の動きを規制するとともに、固定ピン40を介して金属製パイプ材11bに固定して、本体12の前後方向の動きと上下方向の動きを規制している。
これにより、金属製パイプ材11a側を支点とした足場作業用外装材保持具10の回転動作及び金属製パイプ材11b側を支点とした足場作業用外装材保持具10の回転動作を確実に阻止することができる。この結果、足場作業用外装材保持具10が金属製パイプ材11a,11bから外れるのを確実に防止することができる。
さらに、L型ボルト30及び固定ピン40を本体12に取り付けるだけで、足場作業用外装材保持具10を二本の金属製パイプ材11a,11bに固定することができる。これにより、工具等を用いることなく、足場作業用外装材保持具10を容易に二本の金属製パイプ材11a,11bに固定することができる。
以上、本発明の足場作業用外装材保持具について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る足場作業用外装材保持具は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない
例えば、保持具を構成する本体,固定部材の形状や大きさは、取り付ける足場や搭載・保持する外装材の形状・大きさ等に応じて任意に設定することができる。
また、本発明の保持具が取り付けられるパイプ材や、保持具に保持・搭載される外装材についても、特に上述した実施形態に例示したものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る足場作業用外装材保持具を示す斜視図であり、(a)は平面側斜視図、(b)は底面側斜視図である。 本発明の一実施形態に係る保持具を施工用足場に取り付けた状態を示す斜視図であり、(a)は平面側斜視図、(b)は底面側斜視図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る足場作業用外装材保持具の平面図、(b)は図3(a)の矢印A方向から見た保持具の側面図である。 (a)は図3(a)の矢印B方向から見た保持具の正面図、(b)は図3(a)の矢印C方向から見た保持具の背面図である。
符号の説明
10 足場作業用外装材保持具
11a,11b 金属製パイプ材(施工用足場)
12 本体
19 外装材
20,21 保持部
30 L型ボルト30(固定部材)
40 固定ピン(固定部材)

Claims (4)

  1. 建築物の周囲に沿ってほぼ平行に水平配置された複数のパイプ材からなる施工用足場に、当該複数のパイプ材に跨るように掛け渡されて着脱可能に取り付けられる本体と、
    この本体に設けられた、立てかけられた状態の一又は複数枚の外装材の下端縁を保持する保持部と、を備えることを特徴とする足場作業用外装材保持具。
  2. 前記保持部が、前記本体の建築物側の縁部が前記パイプ材とほぼ平行に折り曲げ形成されてなる請求項1記載の足場作業用外装材保持具。
  3. 前記保持部が、前記本体の平面部に前記パイプ材とほぼ平行に突設される板状部材からなる請求項1又は2記載の足場作業用外装材保持具。
  4. 前記本体の底面から突出し、当該本体が掛け渡されたパイプ材の外周に当接することにより、当該本体を前記施工用足場から脱落不能に固定する固定部材を備える請求項1乃至3のいずれかに記載の足場作業用外装材保持具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010037811A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Alinco Inc 建築資材の仮設足場への仮置き装置
JP2015121070A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 旭化成ホームズ株式会社 仮設装置
JP5959085B1 (ja) * 2016-01-25 2016-08-02 良之 清水 単管足場用作業台

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