JP2003221832A - レベルアンカーボルト - Google Patents

レベルアンカーボルト

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JP2003221832A
JP2003221832A JP2002059510A JP2002059510A JP2003221832A JP 2003221832 A JP2003221832 A JP 2003221832A JP 2002059510 A JP2002059510 A JP 2002059510A JP 2002059510 A JP2002059510 A JP 2002059510A JP 2003221832 A JP2003221832 A JP 2003221832A
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JP
Japan
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anchor bolt
base
level
horizontal
cloth foundation
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002059510A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Takemoto
克行 竹本
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TOYO HOUSE KK
Original Assignee
TOYO HOUSE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土台の水平を全体的に均一に保持し、土台の
水平の歪みが発生しても簡単に補正することができると
共に、土台と布基礎の緊結が全体的に安定したものとな
る。また、施工作業も簡単・容易に行え、精度の高い土
台を構築できるレベルアンカーボルトを提供する。 【解決手段】 アンカーボルトに、該アンカーボルトを
垂直方向に支持する支持パットを設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の軸組工法に
おける布基礎に固定し、土台を水平に保持するレベルア
ンカーボルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、図6に示すように
布基礎N打設後に、その上方よりアンカーボルトABを
埋め込み、上面を仕上げて布基礎の天端Tのレベルを調
整する。つぎに、厚さの異なるスペーサーSを組み合
せ、布基礎Nの天端Tが水平になるように設置してい
く。つづいて、アンカーボルトABに土台Dを差し込
み、スペーサーSを上面に置き、ナットNTにて締め付
け、土台Dを布基礎N上に載設する。
【0003】しかしながら、上記のような形態では、布
基礎Nと土台Dの間に厚さの異なるスペーサーSを用意
し、ポイントごとにそれらを組み合せて挟み、高低調整
をする形態である。つまり、水平保持については、限ら
れたスペーサーSの組み合せでは精度の高い不陸調整を
することはできない。また、土台Dと布基礎Nの緊結に
ついては、不陸調整が不完全なので緊結不良個所が生じ
ることがある。さらに、スペーサーSを使用するため、
施工作業に多大な労力と時間を要する等、実務上極めて
不合理である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、その目的は、土台の水平を全体
的に均一に保持し、土台の水平の歪みが発生しても簡単
に補正することができると共に、土台と布基礎の緊結が
全体的に安定したものとなる。また、施工作業も簡単・
容易に行え、精度の高い土台を構築できるレベルアンカ
ーボルトを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための手
段として、アンカーボルトに、該アンカーボルトを垂直
方向に支持する支持パットを設けてなること。また、ア
ンカーボルトに、土台を支持すると共に、水平レベルを
保持するためのナットを螺設してなること。さらに、支
持パットに雌ネジ部を設け、アンカーボルトの雄ネジ部
に螺設してなることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレベルアンカーボ
ルトについて、詳細に説明する。1は、レベルアンカー
ボルトである。2は、アンカーボルトで、上部に雄ネジ
部2aを、下部にはJ形に折曲したアンカー部2bを設
けてなる。3は、上記アンカーボルト2を垂直方向に支
持する支持パットで、円盤状のパット本体3aの中心
に、上記雄ネジ部2aに螺設すべく雌ネジ部3bを設け
ると共に、三角形状の補強板3c(この実施例の場合、
4枚)を設けてなる。4は、土台を支持すると共に、水
平レベルを保持するためのナットで、上記雄ネジ部2a
の下部に螺設し、必要に応じてワッシャー4aを設けて
なる。5は、土台を締め付け、土台を固定するための締
付ナットで、上記雄ネジ部2a上部に螺設し、必要に応
じてワッシャー5aを設けてなる。
【0007】上記のように構成したレベルアンカーボル
ト1について、その使用方法を下記に述べる。布基礎N
1打設後、予めアンカーボルト2の雄ネジ部2aの下部
まで支持パット3を螺設したものを、上方より埋め込
み、パット本体3aの下面が、布基礎N1の上面に当接
するように設置する。なお、この時、支持パットのパッ
ト本体3aが水平になるようにする。つぎに、養生後、
ナット4を雄ネジ部2aに螺入し、その上面にワッシャ
ー4aを置く。この状態で、パット本体3aの上面にス
ケール(図示せず)を置いて、直接水平器(図示せず)
で位置を決定する。このように、順次繰り返し全体の布
基礎N1からのレベル位置(水平位置)を決定する。つ
まり、ナット4を上下動させ、ワッシャー4aの上面位
置を水平位置とする。つづいて、上記ワッシャー4a上
面に土台D1を置き、締付ナット5及びワッシャー5a
にて土台D1を締め付け固定する。
【0008】上記のように土台D1を布基礎N1上に固
定することにより、土台D1と布基礎N1との間が空気
の通り道となり、結露等を防止する二次的効果も有する
ものである。また、水平位置を補正する時は、ナット4
及び締付ナット5を緩め、再度レベル位置をチェック
し、再度締付ナット5を締め付けて固定する。
【0009】なお、上記実施例においてアンカーボルト
及び支持パットの形状は、同様な機能を有するものであ
れば、他の形状でも良い。また、ワッシャーの大きさ等
も必要に応じて決めれば良い。
【0010】
【発明の効果】1)、土台の水平を全体的に均一に保持
することができる。 2)、土台の水平の歪みが発生してもナットを上下動さ
せ簡単に補正することができる。 3)、土台と布基礎との緊結が全体的に安定したものと
なる。 4)、施工作業も簡単・容易に行え、かつコストダウン
が計れる。 5)、建物全体の耐久性を高めることができる。 6)、土台と布基礎の間(空間)が空気の通り道とな
り、結露防止等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すレベルアンカーボルト
の正面図。
【図2】本発明の一実施例を示すレベルアンカーボルト
の支持パットの正面図。
【図3】本発明の一実施例を示すレベルアンカーボルト
の支持パットの平面図。
【図4】本発明の一実施例を示すレベルアンカーボルト
の支持パットの底面図。
【図5】本発明の一実施例を示すレベルアンカーボルト
の使用状態の正面図。
【図6】従来例を示す使用状態の正面図。
【符号の説明】
1−−−レベルアンカーボルト 2−−−アンカーボルト 2a−−雄ネジ部 2b−−アンカー部 3−−−支持パット 3a−−パット本体 3b−−雌ネジ部 3c−−補強板 4−−−ナット 5−−−締付ナット D1−−土台 N1−−布基礎

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンカーボルトに、該アンカーボルトを
    垂直方向に支持する支持パットを設けてなることを特徴
    とするレベルアンカーボルト。
  2. 【請求項2】 アンカーボルトに、土台を支持すると共
    に、水平レベルを保持するためのナットを螺設してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のレベルアンカーボル
    ト。
  3. 【請求項3】 支持パットに雌ネジ部を設け、アンカー
    ボルトの雄ネジ部に螺設してなることを特徴とする請求
    項1又は2記載のレベルアンカーボルト。
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