JPH071446Y2 - 型枠保持具 - Google Patents
型枠保持具Info
- Publication number
- JPH071446Y2 JPH071446Y2 JP1988076700U JP7670088U JPH071446Y2 JP H071446 Y2 JPH071446 Y2 JP H071446Y2 JP 1988076700 U JP1988076700 U JP 1988076700U JP 7670088 U JP7670088 U JP 7670088U JP H071446 Y2 JPH071446 Y2 JP H071446Y2
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- JP
- Japan
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- support
- support member
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- tip
- rod
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築物の構築時に用いられる型枠を所定の姿
勢に保持するための型枠保持具に係り、特に、型枠を傾
斜状態に保持する場合に好適な型枠保持具に関するもの
である。
勢に保持するための型枠保持具に係り、特に、型枠を傾
斜状態に保持する場合に好適な型枠保持具に関するもの
である。
[従来の技術] 例えば、鉄筋コンクリート製建築物の構築時において、
型枠を構成する角材を所定の状態に保持する場合には、
第4図に示すような型枠保持具が用いられている。この
型枠保持具は、支持管31に対して、その長さ方向への位
置調節可能に取付け得るねじ杆32と、角材Aを支承し、
かつ前記ねじ杆32の外端部に対し、ボルト34及び図示し
ないナットによって取付けられた支承部材33とから構成
されている。この型枠保持具においては、支承部材33が
若干傾斜し得るように、前記ねじ杆32の外端面32aが平
らに形成されるとともに、その外端面32aと支承部材33
の下面とが若干離間している。
型枠を構成する角材を所定の状態に保持する場合には、
第4図に示すような型枠保持具が用いられている。この
型枠保持具は、支持管31に対して、その長さ方向への位
置調節可能に取付け得るねじ杆32と、角材Aを支承し、
かつ前記ねじ杆32の外端部に対し、ボルト34及び図示し
ないナットによって取付けられた支承部材33とから構成
されている。この型枠保持具においては、支承部材33が
若干傾斜し得るように、前記ねじ杆32の外端面32aが平
らに形成されるとともに、その外端面32aと支承部材33
の下面とが若干離間している。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前記従来の型枠保持具においては、支承部材
33を傾けた場合、その下面がねじ杆32の外端縁に当接し
たところで傾きが規制されるため、第4図二点鎖線で示
すように、支承部材33の傾斜可能な角度は小さい。従っ
て、このような型枠保持具では角材Aを大きく傾斜した
状態に保持することができないという問題があった。
33を傾けた場合、その下面がねじ杆32の外端縁に当接し
たところで傾きが規制されるため、第4図二点鎖線で示
すように、支承部材33の傾斜可能な角度は小さい。従っ
て、このような型枠保持具では角材Aを大きく傾斜した
状態に保持することができないという問題があった。
さらに、前記支承部材33を最大角度傾斜させていない状
態、すなわち前記支承部材33下面がねじ杆32外端縁に当
接していない状態では、角材Aの大きな荷重が支承部材
33とねじ杆32との取付け部分であるボルト34にかかる。
そのため、このボルト34が変形したり破損したりするお
それがあった。
態、すなわち前記支承部材33下面がねじ杆32外端縁に当
接していない状態では、角材Aの大きな荷重が支承部材
33とねじ杆32との取付け部分であるボルト34にかかる。
そのため、このボルト34が変形したり破損したりするお
それがあった。
本考案は上記の問題点に鑑みなされたものであり、支持
杆に対して支承部材を大きく傾動できるとともに、型枠
支承時における荷重によって取付手段が変形損傷するお
それを少なくでき、さらには簡単な操作にて支承部材を
任意の傾動角度に保持し得ることを目的としている。
杆に対して支承部材を大きく傾動できるとともに、型枠
支承時における荷重によって取付手段が変形損傷するお
それを少なくでき、さらには簡単な操作にて支承部材を
任意の傾動角度に保持し得ることを目的としている。
前記目的を達成するため、請求項1の考案は支持の先端
部に対して支承部材を取付手段により傾動可能に支持
し、前記支持杆の先端部と支承部材との間には支承部材
の傾動角度にかかわらず常に互いに当接係合する係合支
持手段を設けるとともに、前記支承部材には支承部材の
傾動角度にかかわらず外部からの操作により前記支持杆
の先端部外面に当接係止する傾動規制位置と支持杆の先
端部外面から離間した傾動許容位置との間を移動可能な
傾動規制部材を設けたことを要旨としている。
部に対して支承部材を取付手段により傾動可能に支持
し、前記支持杆の先端部と支承部材との間には支承部材
の傾動角度にかかわらず常に互いに当接係合する係合支
持手段を設けるとともに、前記支承部材には支承部材の
傾動角度にかかわらず外部からの操作により前記支持杆
の先端部外面に当接係止する傾動規制位置と支持杆の先
端部外面から離間した傾動許容位置との間を移動可能な
傾動規制部材を設けたことを要旨としている。
又、請求項2の考案のように、前記支持杆は、地面上に
立設される支持管と同支持管に対してその長さ方向への
位置調節可能に取付けられたねじ杆であり、前記係合支
持手段は、前記ねじ杆の先端に形成された半球部と同半
球部に対応して支承部材に一体化された湾曲形状の支持
部材である構成とするのが好ましい。
立設される支持管と同支持管に対してその長さ方向への
位置調節可能に取付けられたねじ杆であり、前記係合支
持手段は、前記ねじ杆の先端に形成された半球部と同半
球部に対応して支承部材に一体化された湾曲形状の支持
部材である構成とするのが好ましい。
さらに、請求項3の考案のように、前記傾動規制部材
は、支持杆の先端部外方から同支持杆の軸芯に向かって
進退移動操作可能に設けられたボルトである構成とする
のが好ましい。
は、支持杆の先端部外方から同支持杆の軸芯に向かって
進退移動操作可能に設けられたボルトである構成とする
のが好ましい。
〔作用〕 前記構成としたことにより、請求項1の考案によると、
支承部材は支持杆の先端部に対して大きく傾動可能とさ
れる。そして、型枠を支承した際の荷重は取付手段のみ
ならず、係合支持手段にても受持たれる。又、支承部材
を任意の傾動角度に傾斜させた状態において傾動規制部
材を傾動規制位置へ移動操作すると、傾動規制部材が支
持杆の先端部外面に当接係止して支承部材はその傾動角
度に保持される。
支承部材は支持杆の先端部に対して大きく傾動可能とさ
れる。そして、型枠を支承した際の荷重は取付手段のみ
ならず、係合支持手段にても受持たれる。又、支承部材
を任意の傾動角度に傾斜させた状態において傾動規制部
材を傾動規制位置へ移動操作すると、傾動規制部材が支
持杆の先端部外面に当接係止して支承部材はその傾動角
度に保持される。
又、請求項2の考案によると、ねじ杆先端の半球部と支
承部材の湾曲形成された係合支持部が面接触状態にて常
に良好に当接係合する。
承部材の湾曲形成された係合支持部が面接触状態にて常
に良好に当接係合する。
さらに、請求項3の考案によると、支持杆の先端部外面
と傾動規制部材との当接係止部分にても型枠支承時の荷
重が受持たれる。
と傾動規制部材との当接係止部分にても型枠支承時の荷
重が受持たれる。
[実施例] 以下、本考案を鉄筋コンクリート製建築物の構築時にお
いて、型枠を構成する角材を傾斜状態に保持する型枠保
持具に具体化した一実施例を第1〜3図に従って説明す
る。
いて、型枠を構成する角材を傾斜状態に保持する型枠保
持具に具体化した一実施例を第1〜3図に従って説明す
る。
第1,2図に示すように、地面G上には前後(第2図左
右)一対の支持管1が左右方向(紙面と直交する方向)
に複数対立設され、それらの支持管1には、外周に雄ね
じが螺刻されたねじ杆2が挿入されている。これらのね
じ杆2上端には半球部2bが形成されている。また、各ね
じ杆2上には位置調節部材3が螺合されており、そのボ
ス部3aを支持管1の開口端部1a上に載置した状態で操作
部3bを回動操作することにより、ねじ杆2を上下方向へ
位置調節することができる。そして、この実施例では、
前記支持管1と前記ねじ杆2とにより支持杆が構成され
ている。
右)一対の支持管1が左右方向(紙面と直交する方向)
に複数対立設され、それらの支持管1には、外周に雄ね
じが螺刻されたねじ杆2が挿入されている。これらのね
じ杆2上端には半球部2bが形成されている。また、各ね
じ杆2上には位置調節部材3が螺合されており、そのボ
ス部3aを支持管1の開口端部1a上に載置した状態で操作
部3bを回動操作することにより、ねじ杆2を上下方向へ
位置調節することができる。そして、この実施例では、
前記支持管1と前記ねじ杆2とにより支持杆が構成され
ている。
各ねじ杆2上部には上下両端が開口した円筒状のねじ部
材4が螺合されており、これらねじ部材4間には図示し
ないクランプにより斜め後上方へ傾斜した複数本の傾斜
管5(第2図では1本のみ示す)が架設されている。ま
た。前記傾斜管5は左右方向に延びる水平管6により連
結されている。
材4が螺合されており、これらねじ部材4間には図示し
ないクランプにより斜め後上方へ傾斜した複数本の傾斜
管5(第2図では1本のみ示す)が架設されている。ま
た。前記傾斜管5は左右方向に延びる水平管6により連
結されている。
前記ねじ杆2の上端部には支承部材7が前後方向への傾
動可能に取付けられている。この支承部材7は、第1図
に示すように長板状をなす支持部7aと、その左右両側縁
において上方へ直角に折曲形成された一対の折曲部7bと
からなり、各折曲部7bには4個の釘挿通孔8が透設され
ている。
動可能に取付けられている。この支承部材7は、第1図
に示すように長板状をなす支持部7aと、その左右両側縁
において上方へ直角に折曲形成された一対の折曲部7bと
からなり、各折曲部7bには4個の釘挿通孔8が透設され
ている。
前記支承部材7の支持部7a下面には、後面(第2図右側
面)及び下面が開放された取付部材9が固着され、その
左右両側板9aの対向する部位にはそれぞれ孔10が形成さ
れている。そして、この取付部材9下方から前記ねじ杆
2の上端部を挿入した状態で、前記一対の孔10及びねじ
杆2に透設された貫通孔2aに対し、ボルト11を挿通し、
座金12を介してナット13を締付けることにより、前記支
承部材7がねじ杆2に対して傾動可能に連結されてい
る。そして、これらボルト11及びナット13により取付手
段が構成されている。
面)及び下面が開放された取付部材9が固着され、その
左右両側板9aの対向する部位にはそれぞれ孔10が形成さ
れている。そして、この取付部材9下方から前記ねじ杆
2の上端部を挿入した状態で、前記一対の孔10及びねじ
杆2に透設された貫通孔2aに対し、ボルト11を挿通し、
座金12を介してナット13を締付けることにより、前記支
承部材7がねじ杆2に対して傾動可能に連結されてい
る。そして、これらボルト11及びナット13により取付手
段が構成されている。
第1,3図に示すように前記取付部材9内の上半部には、
前記ねじ杆2の半球部2bに対応して上方へ湾曲形成され
た支持部材14が固着され、その内面に同半球部2bが当接
している。そして、この実施例では支承部材7に一体化
された湾曲形状の前記支持部材14と前記ねじ杆2上端の
半球部2bとにより係合支持手段が構成されている。ま
た、前記支持部材14の後端部直下には、平板状のストッ
パ15が取付部材9の前板9bと平行となるように固着され
ている。さらに、前記前板9bに形成されたねじ孔16には
傾動規制部材としてのボルト17が螺入されており、その
内端は前記支持部材14の前端下方を通ってねじ杆2の外
周面に当接している。即ち、前記ボルト17は、ねじ杆2
の上端部外周面に当接係止する傾動規制位置と同ねじ杆
2の上端部外面から離間した傾動許容位置との間で、同
ねじ杆2の軸芯に向かって進退移動操作可能に設けられ
ている。そして、前記支持管1、ねじ杆2、支承部材
7、取付部材9、ボルト11、ナット13、支持部材14及び
ボルト17によってによって本実施例の型枠保持具が構成
されている。
前記ねじ杆2の半球部2bに対応して上方へ湾曲形成され
た支持部材14が固着され、その内面に同半球部2bが当接
している。そして、この実施例では支承部材7に一体化
された湾曲形状の前記支持部材14と前記ねじ杆2上端の
半球部2bとにより係合支持手段が構成されている。ま
た、前記支持部材14の後端部直下には、平板状のストッ
パ15が取付部材9の前板9bと平行となるように固着され
ている。さらに、前記前板9bに形成されたねじ孔16には
傾動規制部材としてのボルト17が螺入されており、その
内端は前記支持部材14の前端下方を通ってねじ杆2の外
周面に当接している。即ち、前記ボルト17は、ねじ杆2
の上端部外周面に当接係止する傾動規制位置と同ねじ杆
2の上端部外面から離間した傾動許容位置との間で、同
ねじ杆2の軸芯に向かって進退移動操作可能に設けられ
ている。そして、前記支持管1、ねじ杆2、支承部材
7、取付部材9、ボルト11、ナット13、支持部材14及び
ボルト17によってによって本実施例の型枠保持具が構成
されている。
なお、本実施例では型枠保持具はその高さが後側のもの
ほど高くなるように調節してあり、それらの支持部材7
上には、角材Aが架設されている。
ほど高くなるように調節してあり、それらの支持部材7
上には、角材Aが架設されている。
次に、本実施例の作用及び効果を説明する。
本実施例の型枠保持具を用いて角材Aを傾斜状態に保持
する場合には、支持部材7上に角材Aを載せた状態で、
位置調節部材3を回動操作して、ねじ杆2の上下位置を
調節する。すると、その支承部材7は前記角材Aの傾斜
角度に応じて傾く。
する場合には、支持部材7上に角材Aを載せた状態で、
位置調節部材3を回動操作して、ねじ杆2の上下位置を
調節する。すると、その支承部材7は前記角材Aの傾斜
角度に応じて傾く。
このとき、取付部材9内の支持部材14も前記支承部材7
と協働して傾く。この支持部材14は支承部材7の傾斜角
度にかかわらず常にねじ杆2の半球部2bに当接している
ので、角材Aの荷重はねじ杆2の貫通孔2aに挿通された
ボルト11によって受け止められるばかりでなく、その支
持部材14を介して半球部2bによっても受け止められる。
そのため、前記角材Aの荷重は分散されることになり、
これらボルト11や半球部2bが変形したり破損したりする
ことが防止される。
と協働して傾く。この支持部材14は支承部材7の傾斜角
度にかかわらず常にねじ杆2の半球部2bに当接している
ので、角材Aの荷重はねじ杆2の貫通孔2aに挿通された
ボルト11によって受け止められるばかりでなく、その支
持部材14を介して半球部2bによっても受け止められる。
そのため、前記角材Aの荷重は分散されることになり、
これらボルト11や半球部2bが変形したり破損したりする
ことが防止される。
特に、本実施例ではねじ杆2上端に半球部2bを形成する
とともに、支持部材14をその半球部2bに対応して上方へ
湾曲形成したので、支持部材14と半球部2bとは常に面接
触状態で当接し合う。そのため、前記角材Aの荷重が確
実に受け止められる。
とともに、支持部材14をその半球部2bに対応して上方へ
湾曲形成したので、支持部材14と半球部2bとは常に面接
触状態で当接し合う。そのため、前記角材Aの荷重が確
実に受け止められる。
ところで、前記したように本実施例においては取付部材
9内に、ねじ杆2の上端部に当接する支持部材14を固着
するという構成を採っているので、支承部材7下面がね
じ杆2の上端部に当接してその傾きが規制されることが
ない。そのため、従来の型枠保持具に比べて支承部材7
を大きく傾斜させることが可能である。
9内に、ねじ杆2の上端部に当接する支持部材14を固着
するという構成を採っているので、支承部材7下面がね
じ杆2の上端部に当接してその傾きが規制されることが
ない。そのため、従来の型枠保持具に比べて支承部材7
を大きく傾斜させることが可能である。
なお、第3図に示すように、ねじ杆2の上端部外周面が
前板9bの下端縁、及びストッパ15の上端縁にそれぞれ当
接すると、支承部材7のそれ以上の傾動が規制される。
前板9bの下端縁、及びストッパ15の上端縁にそれぞれ当
接すると、支承部材7のそれ以上の傾動が規制される。
また、取付部材9前板9bのねじ孔16に螺入されたボルト
17を回動させることにより、同ボルト17の内端を前記ね
じ杆2の上端部外周面に当接係止させれば、支承部材7
の傾きを任意の角度に保持することもできる。
17を回動させることにより、同ボルト17の内端を前記ね
じ杆2の上端部外周面に当接係止させれば、支承部材7
の傾きを任意の角度に保持することもできる。
本考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、
例えばねじ杆2端部に対し、半球部2bにかえて突部を形
成したり、ストッパ15を省略したりする等、考案の趣旨
から逸脱しない範囲で任意に変更して具体化することも
できる。
例えばねじ杆2端部に対し、半球部2bにかえて突部を形
成したり、ストッパ15を省略したりする等、考案の趣旨
から逸脱しない範囲で任意に変更して具体化することも
できる。
[考案の効果] 以上詳述したように、請求項1の考案によれば支持杆の
先端部に対して支承部材を大きく傾動できるとともに、
型枠支承時における荷重が取付手段のみならず係合支持
手段にても分散して受持たれるので、前記荷重により取
付手段が変形損傷するおそれを少なくでき、さらには傾
動規制部材を外部から操作することにより支承部材を任
意の傾動角度にて簡単に保持することができるという優
れた効果を奏する。
先端部に対して支承部材を大きく傾動できるとともに、
型枠支承時における荷重が取付手段のみならず係合支持
手段にても分散して受持たれるので、前記荷重により取
付手段が変形損傷するおそれを少なくでき、さらには傾
動規制部材を外部から操作することにより支承部材を任
意の傾動角度にて簡単に保持することができるという優
れた効果を奏する。
又、請求項2の考案によれば前記請求項1の考案の効果
に加えて、ねじ杆先端の半球部と支承部材に一体化され
た湾曲形状の支持部材とが面接触状態にて常に当接係合
するため、前記半球部と支持部材とからなる係合支持手
段にて型枠支承時の荷重を確実に受け止めることができ
るという効果を奏する。
に加えて、ねじ杆先端の半球部と支承部材に一体化され
た湾曲形状の支持部材とが面接触状態にて常に当接係合
するため、前記半球部と支持部材とからなる係合支持手
段にて型枠支承時の荷重を確実に受け止めることができ
るという効果を奏する。
さらに、請求項3の考案によれば前記請求項1の考案の
効果に加えて、支持杆の先端部外面と傾動規制部材との
当接係止部分にても型枠支承時の荷重が分散して受持た
れるので、前記取付手段が変形損傷するおそれをより一
層少なくすることができる。
効果に加えて、支持杆の先端部外面と傾動規制部材との
当接係止部分にても型枠支承時の荷重が分散して受持た
れるので、前記取付手段が変形損傷するおそれをより一
層少なくすることができる。
第1〜3図は本考案を具体化した一実施例を示し、第1
図は型枠保持具の分解斜視図、第2図は型枠保持具を用
いて型枠を架設した状態の概略側面図、第3図は型枠を
支承した状態の保持具の断面図であり、第4図は従来技
術を示す断面図である。 1…支持管、2…ねじ杆、2b…半球部、7…支承部材、
11…取付手段を構成するボルト、13…取付手段を構成す
るナット、14…支承部材、17…傾動規制部材を構成する
ボルト、A…型枠を構成する角材。
図は型枠保持具の分解斜視図、第2図は型枠保持具を用
いて型枠を架設した状態の概略側面図、第3図は型枠を
支承した状態の保持具の断面図であり、第4図は従来技
術を示す断面図である。 1…支持管、2…ねじ杆、2b…半球部、7…支承部材、
11…取付手段を構成するボルト、13…取付手段を構成す
るナット、14…支承部材、17…傾動規制部材を構成する
ボルト、A…型枠を構成する角材。
Claims (3)
- 【請求項1】支持杆(1,2)の先端部に対して支承部材
(7)を取付手段(11,13)により傾動可能に支持し、
前記支持杆(1,2)の先端部と支承部材(7)との間に
は支承部材(7)の傾動角度にかかわらず常に互いに当
接係合する係合支持手段(2b,14)を設けるとともに、
前記支承部材(7)には支承部材(7)の傾動角度にか
かわらず外部からの操作により前記支持杆(1,2)の先
端部外面に当接係止する傾動規制位置と支持杆(1,2)
の先端部外面から離間した傾動許容位置との間を移動可
能な傾動規制部材(17)を設けたことを特徴とする型枠
保持具。 - 【請求項2】前記支持杆は、地面(G)上に立設される
支持管(1)と同支持管(1)に対してその長さ方向へ
の位置調節可能に取付けられたねじ杆(2)であり、前
記係合支持手段は、前記ねじ杆(2)の先端に形成され
た半球部(2b)と同半球部(2b)に対応して支承部材
(7)に一体化された湾曲形状の支持部材(14)である
請求項1記載の型枠保持具。 - 【請求項3】前記傾動規制部材は、支持杆(1,2)の先
端部外方から同支持杆(1,2)の軸芯に向かって進退移
動操作可能に設けられたボルト(17)である請求項1に
記載の型枠保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988076700U JPH071446Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 型枠保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988076700U JPH071446Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 型枠保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH022945U JPH022945U (ja) | 1990-01-10 |
JPH071446Y2 true JPH071446Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31301713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988076700U Expired - Lifetime JPH071446Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 型枠保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071446Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54181791U (ja) * | 1978-06-14 | 1979-12-22 | ||
JP4691352B2 (ja) * | 2004-02-02 | 2011-06-01 | シーシーアイ株式会社 | 基礎構築用の保持具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611555U (ja) * | 1984-06-07 | 1986-01-08 | ホーシンプロダクト株式会社 | 建築・構築用支保杆の頂端部構造 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP1988076700U patent/JPH071446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH022945U (ja) | 1990-01-10 |
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JPH071446Y2 (ja) | 型枠保持具 | |
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