JP2008189524A - 単結晶の引上げ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】大口径の単結晶引上げ時に、ネック部が破断することなく、且つ、種結晶から直胴部への熱ショック転位の伝播を防止することのできる単結晶の引上げ方法を提供する。
【解決手段】ネック部P1に、ネック部P1の径を拡径する拡径部21とネック部P1の径を縮径する縮径部22とを交互に複数形成し、ネック部P1に複数の拡径部21及び縮径部22を形成する際、各縮径部21における最小径が4.0mm〜6.0mmの範囲内で設定された値となるよう各縮径部21を形成すると共に、各拡径部22の最大径d1から各縮径部22の最小径d2までの直径差の変動幅が0.5mm〜2.0mmの範囲内となるよう制御し、且つ、ネック部P1の長さ寸法lを200mm〜400mmの範囲内とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、チョクラルスキー法(以下、「CZ法」という)によって単結晶を育成しながら引上げる単結晶の引上げ方法に関する。
シリコン単結晶の育成に関し、CZ法が広く用いられている。この方法は、ルツボ内に収容されたシリコンの溶融液の表面に種結晶を接触させ、ルツボを回転させるとともに、この種結晶を反対方向に回転させながら上方へ引上げることによって、種結晶の下端に単結晶を形成していくものである。
図5に示すように、従来のCZ法を用いた引上げ法は、先ず、石英ガラスルツボ51に原料ポリシリコンを装填し、ヒータ52により加熱してシリコン溶融液Mとする。しかる後、引上げ用のワイヤ50に取り付けられた種結晶Pをシリコン溶融液Mに接触させてシリコン単結晶Cを引上げる。
一般に、引上げ開始に先立ち、シリコン溶融液Mの温度が安定した後、図6に示すように、種結晶Pをシリコン溶融液Mに接触させて種結晶Pの先端部を溶解するネッキングを行う。ネッキングとは、種結晶Pとシリコン溶融液Mとの接触で発生するサーマルショックによりシリコン単結晶に生じる転位を除去するための不可欠の工程である。このネッキングによりネック部P1が形成される。尚、ネック部P1の下に形成される単結晶Cの無転位化のためには、このネック部P1は、通常、最小直径が3〜4mmで、その長さが15mm程度必要とされている。
また、引上げ開始後の工程としては、ネッキング終了後、直胴部直径にまで結晶を広げるクラウン工程、製品となる単結晶を育成する直胴工程、直胴工程後の単結晶直径を徐々に小さくするテール工程が行われる。
ところで、近年においては、育成する単結晶の大口径化が進み、直径300mmの単結晶の製造が主流である。このため、引上げる単結晶重量も増加しており、引上げ時におけるネック部P1の破損防止が大きな課題のひとつとなっている。尚、直径300mm以上の単結晶製造工程においては、ネック部P1の最小径が直径3mm以上4mm未満では強度不足であるため、ネック部直径4mm以上6mm未満で単結晶重量200kg〜450kgの単結晶を確実に支持する技術が求められている。
このような課題に対し特許文献1には、ネック部の強度向上のために、ネック部に縮径部と拡径部とを交互に形成し、縮径部の最小径を5mm以上、拡径部の最大径と縮径部の最小径との比率を2倍以上とする方法が開示されている。この方法によれば、ネック部の強度が向上し、単に細いネック部を形成するよりも大幅にネック部の破断を低減することができる。
ところが、特許文献1に開示の方法にあっては、近年の育成単結晶の大口径化に伴い、使用する種結晶が径大化し、その分、種結晶に発生する熱ショック転位の発生量が増加するため、短時間で確実にスリップ転位を消滅させるには限界があった。
この課題に対し、特許文献2には、ネック部に縮径部と拡径部とを交互に形成する際、拡径部の形成時に、整流板を用いて、その拡径部を冷却し、熱ショック転位の製品部分への伝播を防止する技術が開示されている。
特開平11−199384号公報 特開2006−160552号公報
しかしながら、特許文献2に開示の方法にあっては、可動機構を有する整流板を炉内に配置する必要があるため、炉内構造が複雑となり、コストが高くなる上、ネック部育成時における制御が容易ではなかった。このため、より単純化された炉内構造で、高重量の単結晶引上げに耐え得る十分な強度を有し、且つ、種結晶から直胴部への熱ショック転位の伝播が防止されるネック部を形成することのできる方法が求められていた。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、チョクラルスキー法によってルツボからシリコン単結晶を引上げる単結晶の引上げ方法において、大口径の単結晶引上げ時に、ネック部が破断することなく、且つ、種結晶から直胴部への熱ショック転位の伝播を防止することのできる単結晶の引上げ方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係る単結晶の引上げ方法は、種結晶をルツボ内のシリコン融液に接触し、ネック部を育成してチョクラルスキー法によりシリコン単結晶を引上げる単結晶の引上げ方法において、前記ネック部に、該ネック部の径を拡径する拡径部と該ネック部の径を縮径する縮径部とを交互に複数形成し、前記ネック部に複数の前記拡径部及び前記縮径部を形成する際、各縮径部における最小径が4.0mm〜6.0mmの範囲内で設定された値となるよう各縮径部を形成すると共に、各拡径部の最大径から各縮径部の最小径までの直径差の変動幅が0.5mm〜2.0mmの範囲内となるよう制御し、且つ、前記ネック部の長さ寸法を200mm〜400mmの範囲内とすることに特徴を有する。
このような方法によれば、引上げる単結晶が大口径で、高重量であっても、引上げ時において破断することのない十分な強度をネック部に与えることができ、また、種結晶から製品部分への熱ショック転位の伝播を防止することができる。
また、炉体内にネック部を冷却するための整流板等を設ける必要がないため、装置のコストを抑えることができ、ネック部育成における制御も容易に行うことができる。
また、育成される前記ネック部の引上げ速度が、1.5mm/min〜5.0mm/minの範囲で制御されることが望ましい。
このようにすれば、所望の最小径を有する縮径部の形成、及び所望の最大径を有する拡径部の形成を容易とすることができる。
本発明によれば、チョクラルスキー法によってルツボからシリコン単結晶を引上げる単結晶の引上げ方法において、大口径の単結晶引上げ時に、ネック部が破断することなく、且つ、種結晶から直胴部への熱ショック転位の伝播を防止することのできる単結晶の引上げ方法を得ることができる。
以下、本発明に係る単結晶の引上げ方法の実施の形態について図面に基づき説明する。図1は本発明に係る単結晶の引上げ方法が実施される単結晶引上装置1の全体構成を示すブロック図である。
この単結晶引上装置1は、円筒形状のメインチャンバ2aの上にプルチャンバ2bを重ねて形成された炉体2と、炉体2内に設けられたルツボ3と、ルツボ3に装填された半導体原料(原料ポリシリコン)Mを溶融するヒータ4と、育成される単結晶Cを引上げる引上げ機構5とを有している。尚、ルツボ3は、二重構造であり、内側が石英ガラスルツボ、外側が黒鉛ルツボで構成されている。
また、引上げ機構5は、モータ駆動される巻取り機構5aと、この巻取り機構5aに巻き上げられる引上げワイヤ5bを有し、このワイヤ5bの先端に種結晶Pが取り付けられている。
また、プルチャンバ2bの上部には、炉体2内に所定のガス(例えばArガス)を導入するためのガス導入口18が設けられ、メインチャンバ2bの底部には炉体2内に導入されたガスを排出するガス排出口19が設けられている。このため、炉体2内には、上方から下方に向けて所定流量のガス流が形成されている。
また、メインチャンバ2a内において、ルツボ3の上方且つ近傍には、単結晶Cの周囲を包囲するよう上部と下部が開口形成され、育成中の単結晶Cにヒータ4等からの余計な輻射熱を遮蔽すると共に、炉内のガス流を整流するための輻射シールド6が設けられている。尚、輻射シールド6下端と溶融液面との間の距離寸法(ギャップ)は、育成する単結晶の所望の特性に応じて所定の距離を維持するよう制御される。
また、炉体2の外側には、シリコン融液Mの液面M1付近で育成されるネック部P1及び単結晶Cの形状及び径寸法の検出を行う結晶形状検出装置14が設けられている。
この結晶形状検出装置14は、メインチャンバ2bの上部に設けられ透光性の耐熱ガラスからなるカメラポート15と、このカメラポート15を介して融面上の所定領域を撮像するCCDカメラ16と、CCDカメラ16により撮像された画像信号を演算処理する画像処理装置17とを有する。
CCDカメラ16の光軸は、カメラポート15を介し、融液面上の所定スポットに向けられており、CCDカメラ16は、この所定スポットの画像を撮像し、撮像した画像を画像処理装置17に出力するようになされている。
また、画像処理装置17は、CCDカメラ16から入力された画像信号を処理し、シリコン融液液面から引上げられる結晶の形状や径寸法を検出して、コンピュータ8の演算制御装置8bに出力するようになされている。
また、図1に示すように単結晶引上装置1は、シリコン溶融液Mの温度を制御するヒータ4の供給電力量を制御するヒータ制御部9と、ルツボ3を回転させるモータ10と、モータ10の回転数を制御するモータ制御部10aとを備えている。また、ルツボ3の高さを制御する昇降装置11と、昇降装置11を制御する昇降装置制御部11aと、成長結晶の引上げ速度と回転数を制御するワイヤリール回転装置制御部12とを備えている。これら各制御部9、10a、11a、12はコンピュータ8の演算制御装置8bに接続されている。
このように構成された単結晶引上装置1においては、最初に石英ガラスルツボ3aに原料ポリシリコンMを装填し、コンピュータ8の記憶装置8aに記憶されたプログラムに基づき図2のフローに沿って結晶育成工程が開始される。
先ず、炉体2内には、ガス導入口18からガス排出口19に向けて、即ち上方から下方に向かうArガスのガス流が形成され、所定の雰囲気が形成される。
そして、演算制御装置8bの指令によりヒータ制御部9を作動させてヒータ4を加熱し、ルツボ3内において原料ポリシリコンMが溶融される(図2のステップS1)。
さらに、演算制御装置8bの指令によりモータ制御部10aと昇降装置制御部11aとが作動し、ルツボ3が所定の高さ位置において所定の回転速度で回転動作される。
また、演算制御装置8bの指令により結晶形状検出装置14が駆動し、CCDカメラ16が融液面上の所定スポット、具体的には結晶引上げスポットの撮像を開始する(図2のステップS2)。そして、CCDカメラ16により撮像された画像信号は、画像処理装置17に供給される。
次いで、演算制御装置8bの指令により、ワイヤリール回転装置制御部12が作動し、巻取り機構5aが作動してワイヤ5bが降ろされる。そして、ワイヤ5bに取付けられた種結晶Pがシリコン溶融液Mに接触され、種結晶Pの先端部を溶解するネッキングが行われて図3に示すように絞り部P2の形成後、ネック部P1の形成が開始される(図2のステップS3)。
ネック部P1の形成においては、結晶形状検出装置14により検出されたネック部P1の形状及び径寸法に基づき、引上げ制御が行われる(図2のステップS4)。
具体的には、CCDカメラ16により、育成中のネック部P1が撮像されると、画像処理部17において形状認識がなされ、その検出結果が演算制御装置8bに送られる。そして、演算制御装置8bでは、図3の拡大図に示すように、ネック部P1において拡径部21及び縮径部22が交互に複数形成されるようワイヤリール回転装置制御部12を制御する。
ここで、ネック部P1に複数の拡径部21及び縮径部22を形成する際、各縮径部22の最小径d2が4.0mm〜6.0mmの範囲内で設定された値となるよう引上げ制御がなされる。
これは、直径300mm以上の単結晶は、重量が200kg以上となり、さらに400kgまでの単結晶を確実に支持するには、歩留まり、生産性の観点から、少なくとも4.0mm〜6.0mmの径が必要なためである。
また、各拡径部21の最大径d1から各縮径部22の最小径d2までの平均変動幅が、4.0mm〜6.0mmの範囲内で設定された値となるよう制御される。これは、変動幅を2.0mmより大きくすると、各縮径部22における最小径d2の形成制御が困難になるためである。
また、ネック部P1の長さ寸法lは、200mm〜400mmの範囲となるよう制御される。これは、長さ寸法lが、200mmより短くなると、直胴部への有転位化が生じ易いためであり、400mmより長くなると、最小径d2の形成制御が困難となるためである。
さらに、ネック部P1の育成中においては、ワイヤ5bの引上げ速度を1.5mm/min〜5.0mm/minの範囲で制御するようになされる。
これは、ネック部P1の引上げ速度が5.0mm/minよりも高い値では、縮径部22の最小径d2の形成が困難となるためであり、その直径値が目標値よりも小さく(細く)なり易いためである。
一方、ネック部P1の引上げ速度が1.5mm/minより低い値では、最小径d2の形成は容易であるが、ネック部P1の育成時間が長くなり、生産性が低下するためである。
このようにしてネック部P1の育成が行われ、その長さが200mm〜400mmの範囲で設定された値となると、演算制御装置8bの指令によりヒータ4への供給電力や、引上げ速度(通常、毎分数ミリの速度)などをパラメータとして引上げ条件がさらに調整され、製品部分となる単結晶Cの育成が行われる。
即ち、クラウン部C1の形成工程(図2のステップS5)、直胴工程(図5のステップS6)、テール工程(図2のステップS7)が順に行われ、育成された単結晶Cは最後に炉体2内の上部まで引上げられる。
以上のように本発明に係る実施の形態によれば、ネック部P1の形成において、拡径部21と縮径部22とを交互に複数形成する際、各縮径部22の最小径d2が4.0mm〜6.0mmの範囲内で設定された値となるよう各縮径部22が形成され、各拡径部21の最大直径d1から各縮径部の最小径d2までの変動幅が0.5mm〜2.0mmの範囲内となるよう制御される。さらに、ネック部P1の長さ寸法lが200mm〜400mmの範囲内に形成され、ワイヤ5bの引上げ速度が1.5mm/min〜5.0mm/minの範囲で制御される。
これにより、引上げる単結晶が例えば直径300mm程度の大口径で、250kg程度の高重量であっても、引上げ時において破断することのない十分な強度をネック部P1に与えることができ、また、製品部分への転位の伝播を防止することができる。
また、炉体2内にネック部P1を冷却するための整流板等を設ける必要がないため、装置のコストを抑えることができ、ネック部育成における制御も容易に行うことができる。
続いて、本発明に係る単結晶の製造方法について、実施例に基づきさらに説明する。本実施例では、前記実施の形態に示した構成の単結晶引上装置を用い、実際に実験を行うことにより、その効果を検証した。
〔実施例1〕
実施例1では、本発明に係る単結晶の製造方法に基づき複数回の引上げを行い、所定のネック部が得られるか否か、単結晶の直胴部に転位化が生じたか否かを検証した。具体的には、32インチ石英ガラスルツボに250kgのシリコン原料を仕込み、シリコン融液を生成後に、直径300mmの単結晶引上げを行った。また、ネック部の各縮径部最小径は、直径4.5mmとなるよう制御を行った。
また、ネック部長さの条件は、5、10、20、30、40、50、60cmとし、拡径部最大径から縮径部最小径までの平均変動幅の条件を、0.2、0.5、1.0、2.0、3.0、4.0、5.0mmとし、夫々の組み合わせで実験を行った。
尚、この実験において、得られたネック部の最小径は、CCDカメラで撮像した画像情報、及び、ノギスでネック部を直接測定した結果から求めた。
この実験の結果を図4に示す。図4において、縦軸はネック部径の平均変動幅(mm)であり、横軸はネック部の長さ(cm)である。
また、図4において、○は所望のネック部が形成され、単結晶の直胴部において長さ50cm以上の無転位が得られたケース、△は縮径部の最小径が4.5mmを下回る部位が発生したケース、▲は縮径部の最小径が4.5mmを下回る部位が頻繁に発生したケース、×は所望のネック部は得られたが、単結晶の直胴部において無転位が50cm未満のケースを示している。
この結果、ネック部育成が成功したネック部径の範囲は、直径4.5mm〜5.7mmであった。また、図4に示されるように、安定して無転位の単結晶を得ることができるネック部長さとネック径変動幅の最適領域は、ネック部長さが200mm〜400mmであって、ネック部径変動幅が0.5mm〜2.0mmの範囲という結果が得られた。
以上の実施例の実験結果から、本発明によれば、引上げ時において破断することのない十分な強度をネック部に与えることができ、また、製品部分への転位の伝播を防止することができると確認した。
本発明は、チョクラルスキー法によって単結晶を引上げる単結晶の引上げ方法に関するものであり、半導体製造業界等において好適に用いられる。
図1は、本発明に係る単結晶の引上げ方法が実施される単結晶引上装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、本発明に係る単結晶の引上げ方法による工程を示すフローである。 図3は、本発明の引上げ方法により形成されるネック部の拡大図である。 図4は、実施例1の結果を示すグラフである。 図5は、従来のCZ法を用いた引上げ法を説明するための図である。 図6は、従来のCZ法を用いた引上げ法においてネック部の形成を説明するための図である。
符号の説明
1 単結晶引上装置
2 炉体
2a メインチャンバ
2b プルチャンバ
3 ルツボ
4 ヒータ
5 引上げ機構
6 輻射シールド
8 コンピュータ
8a 記憶装置
8b 演算記憶装置
14 結晶形状検出装置
15 カメラポート
16 CCDカメラ
17 画像処理装置
C 単結晶
M 原料ポリシリコン、シリコン溶融液
P 種結晶
P1 ネック部

Claims (2)

  1. 種結晶をルツボ内のシリコン融液に接触し、ネック部を育成してチョクラルスキー法によりシリコン単結晶を引上げる単結晶の引上げ方法において、
    前記ネック部に、該ネック部の径を拡径する拡径部と該ネック部の径を縮径する縮径部とを交互に複数形成し、
    前記ネック部に複数の前記拡径部及び前記縮径部を形成する際、
    各縮径部における最小径が4.0mm〜6.0mmの範囲内で設定された値となるよう各縮径部を形成すると共に、各拡径部の最大径から各縮径部の最小径までの直径差の変動幅が0.5mm〜2.0mmの範囲内となるよう制御し、
    且つ、前記ネック部の長さ寸法を200mm〜400mmの範囲内とすることを特徴とする単結晶の引上げ方法。
  2. 育成される前記ネック部の引上げ速度が、1.5mm/min〜5.0mm/minの範囲で制御されることを特徴とする請求項1に記載された単結晶の引上げ方法。
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