JP2008185813A - 光拡散シート、液晶ディスプレイ用バックライトユニット及び光拡散シート用架橋樹脂粒子 - Google Patents

光拡散シート、液晶ディスプレイ用バックライトユニット及び光拡散シート用架橋樹脂粒子 Download PDF

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健三 寺本
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Abstract

【課題】光拡散層に傷がつき難く、光拡散層の形成時に塗工ムラが生じにくい樹脂粒子を含む光拡散層を備えた光拡散シートを提供することを課題とする。
【解決手段】透明基材と、前記透明基材の少なくとも一方の面に積層された光拡散層とを含む光拡散シートであって、前記光拡散層が、透明バインダー樹脂と樹脂粒子とを含み、前記樹脂粒子が、環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステルと架橋性単量体とを含む単量体組成物を共重合することによって得られた架橋樹脂粒子であることを特徴とする光拡散シートにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光拡散シート、液晶ディスプレイ用バックライトユニット及び光拡散シート用架橋樹脂粒子に関する。
従来、光拡散シートは、例えば、液晶表示装置において液晶パネルのバックライトから発せられる光を均一に拡散させる等、透明樹脂を透過する光を多方向に拡散させるために用いられている。光拡散シートとしては、仕上げ加工の際に加熱・加圧によってシート表面に凹凸をつける、いわゆるエンボス加工を施したものや、酸化チタン、ガラスビーズ、シリカ等の無機粉体を含有した光拡散層をシート表面に形成させたもの、又はアクリル樹脂、ポリスチレン等からなる樹脂粒子を含む光拡散層をシート表面に形成させたもの等が使用されている。この中でも樹脂粒子を用いた光拡散シートは、透明性と光拡散性が両立しており、優れた光拡散シートであることが知られている。樹脂粒子を含む光拡散層を形成した光拡散シートとしては、例えば、特開平7−27904号公報(特許文献1)において、バインダー樹脂内に樹脂粒子を分散させ、これを基材にコーティングすることによって得られた光拡散シートが報告されている。
特開平7−27904号公報
しかしながら、樹脂粒子を含む光拡散層を備えた光拡散シートは、光拡散層に傷が付くという現象や、光拡散層の形成時に塗工ムラが生じるという現象が起きることがある。これら現象が起きると、生産効率が悪化することとなる。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、光拡散層に傷がつき難く、光拡散層の形成時に塗工ムラが生じにくい樹脂粒子を含む光拡散層を備えた光拡散シートを見出すことで本発明に至った。
かくして本発明によれば、透明基材と、前記透明基材の少なくとも一方の面に積層された光拡散層とを含む光拡散シートであって、前記光拡散層が、透明バインダー樹脂と樹脂粒子とを含み、前記樹脂粒子が、環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステルと架橋性単量体とを含む単量体組成物を共重合することによって得られた架橋樹脂粒子であることを特徴とする光拡散シートが提供される。
更に、本発明によれば、上記光拡散シートを含む液晶ディスプレイ用バックライトユニットが提供される。
また、本発明によれば、環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステルと架橋性単量体とを含む単量体組成物を共重合することによって得られたことを特徴とする光拡散シート用架橋樹脂粒子が提供される。
本発明によれば、光拡散シートの生産、輸送等の際に生じる傷付きや、光拡散シートの生産の際に発生する塗工ムラを防ぐことで生産効率を向上できる光拡散シートを得ることができる。
以下、本発明を説明する。
本発明の光拡散シート1は、図1に例示されるように、透明基材2上に光拡散層を備えている。光拡散層は、透明バインダー樹脂3と樹脂粒子4とを含む。また、樹脂粒子とは、透明バインダー樹脂に配合することにより、未配合の樹脂よりも光拡散性を向上させうる粒子を意味する。
樹脂粒子は、環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステルと架橋性単量体とを含む単量体組成物を共重合することによって得られた架橋樹脂粒子である
環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステルの環状飽和炭化水素基としては、例えば、炭素数3〜12の環状炭化水素基が挙げられる。環状炭化水素基としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等の単環式炭化水素基、ノルボルニルのような架橋環式炭化水素基、スピロ炭化水素基、環集合炭化水素基等が挙げられる。より具体的な上記(メタ)アクリル酸エステルとしては、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルエチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルプロピル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルブチル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシメチルシクロヘキシルメチル等が挙げられる。これら環状飽和炭化水素基含有(メタ)アクリル酸エステルは、単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。なお(メタ)アクリルは、アクリル又はメタクリルを意味する。
上記(メタ)アクリル酸エステルと共重合しうる架橋性単量体としては、重合性二重結合基を分子中に複数個有する単量体であれば特に限定されない。具体的な架橋性単量体としては、トリメタクリル酸トリメチロールプロパン、ジメタクリル酸エチレングリコール、ジメタクリル酸ジエチレングリコール、ジメタクリル酸1,3−ブチレン、メタクリル酸アリル、テトラメタクリル酸ペンタエリスリトール等の(メタ)アクリル酸系単量体、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン及びこれらの誘導体である芳香族ジビニル化合物等が挙げられる。上記単量体は、単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
上記架橋性単量体は、上記(メタ)アクリル酸エステル100重量部に対して、0.1〜200重量部の範囲で使用することが好ましく、1〜100重量部の範囲で使用することがより好ましい。0.1重量部未満の場合、塗工する際に用いる有機溶剤に溶解することがあるので好ましくなく、200重量部より多い場合、本発明の効果が得られ難くなるので好ましくない。
樹脂粒子は、上記2種の単量体とこれら単量体以外の他のビニル系単量体との共重合体であってもよい。他のビニル系単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t-ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸エステル系単量体、スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル系単量体、酢酸ビニル等が挙げられる。上記単量体は、単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。これら単量体の中でも(メタ)アクリル酸エステル系単量体は、それから得られるポリマーの透明性が高いため特に好ましい。
上記他の単量体は、上記環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステル100重量部に対して、1000重量部以下使用することが好ましく、10〜900重量部の範囲で使用することがより好ましい。
樹脂粒子は、1〜100μm程度の平均粒子径を有していることが好ましく、3〜50μm程度であることが更に好ましい。ただし、平均粒子径は、樹脂粒子が使用される光拡散シートの光拡散層の厚みや基材シートの厚さ等により適宜選択される。従って、前記の具体的な範囲に特に限定されず、その範囲外の平均粒子径の樹脂粒子も使用可能である。
樹脂粒子の製造方法としては、懸濁重合、乳化重合、分散重合、シード重合等の一般的な方法を用いることができる。この内、水性媒体下での懸濁重合が好ましい。
懸濁重合には、重合開始剤が使用できる。重合開始剤としては、通常、水系懸濁重合に用いられる油溶性の過酸化物系重合開始剤又はアゾ系重合開始剤が挙げられる。具体的には、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過酸化オクタノイル、オルソクロロ過酸化ベンゾイル、オルソメトキシ過酸化ベンゾイル、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、キュメンハイドロパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド等の過酸化物系重合開始剤、
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,3−ジメチルブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,3,3−トリメチルブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−イソプロピルブチロニトリル)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル、(2−カルバモイルアゾ)イソブチロニトリル、4,4’−アゾビス(4−シアノバレリン酸)、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート等のアゾ系開始剤が挙げられる。
この中でも、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル等が、重合開始剤の分解速度等の点で好ましい。
重合開始剤は、単量体の合計100重量部に対して、0.01〜10重量部用いるのが好ましく、更に好ましくは0.1〜5重量部である。重合開始剤が0.01重量部未満では、重合開始の機能を果たし難く、また、10重量部を超えて用いる場合は、コスト的に不経済的であるため好ましくない。
樹脂粒子を着色するために、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化ジルコニウム等の酸化金属系顔料を使用してもよい。
上記単量体と、任意に重合開始剤とその他の成分は、公知の方法により均一に混合されて単量体組成物とされる。
次に、単量体組成物を水系懸濁重合させるための水性媒体としては、水、又は水とアルコール(例えば、メタノール、エタノール)のような水溶性溶媒との混合媒体が挙げられる。水性媒体の使用量は、懸濁重合粒子の安定化を図るために、通常、単量体の合計100重量部に対して、100〜1000重量部である。
また、水系での乳化粒子の発生を抑えるために、亜硝酸塩類、亜硫酸塩類、ハイドロキノン類、アスコルビン酸類、水溶性ビタミンB類、クエン酸、ポリフェノール類等の水溶性の重合禁止剤を用いてもよい。
水系懸濁重合で使用される懸濁安定剤としては、例えば、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、リン酸アルミニウム、リン酸亜鉛等のリン酸塩、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸マグネシウム、ピロリン酸アルミニウム、ピロリン酸亜鉛等のピロリン酸塩、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、メタケイ酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム等難水溶性無機化合物の分散安定剤や、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ゼラチン等の保護コロイド等が挙げられる。この中でも第三リン酸カルシウムや複分解生成法によるピロリン酸マグネシウムやピロリン酸カルシウムは粒子を安定して得ることが可能であるため好ましい。
また、上記懸濁安定剤と、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性イオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等の界面活性剤とを併用することも可能である。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、オレイン酸ナトリウム、ヒマシ油カリ等の脂肪酸油、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、オキシエチレン−オキシプロピレンブロックポリマー等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、ラウリルアミンアセテート、ステアリルアミンアセテート等のアルキルアミン塩、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド等の第四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性イオン界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミンオキサイドや、リン酸エステル系又は亜リン酸エステル系界面活性剤が挙げられる。
これら懸濁安定剤や界面活性剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよいが、得られる樹脂粒子の径と重合時の分散安定性を考慮して、懸濁安定剤の選択や使用量を適宜調整して使用される。通常、懸濁安定剤の添加量は、単量体の合計100重量部に対して、0.5〜15重量部であり、界面活性剤の添加量は、水性媒体100重量部に対して0.001〜0.1重量部である。
このようにして調整された水性媒体に単量体組成物を添加して、水系懸濁重合を行う。
単量体組成物の分散方法として、例えば、水性媒体中に単量体組成物を直接添加し、プロペラ翼等の攪拌力により単量体滴として水性媒体に分散させる方法、ローターとステーターから構成される高せん断力を利用する分散機であるホモミキサー、もしくは超音波分散機等を用いて分散させる方法等が挙げられる。
次いで、単量体組成物が球状の単量体滴として分散された水性懸濁液を、加熱することにより懸濁重合を開始させる。重合反応中は、水性懸濁液を攪拌するのが好ましく、その攪拌は例えば、単量体滴の浮上や重合後の粒子の沈降を防止できる程度に緩く行えばよい。
懸濁重合において、重合温度は30〜100℃程度にするのが好ましく、更に好ましくは、40〜80℃程度である。そしてこの重合温度を保持する時間としては、0.1〜20時間程度が好ましい。
なお、単量体の沸点が重合温度付近又は重合温度以上である場合には、単量体が揮発しないように、オートクレーブ等の耐圧重合設備を使用して、密閉下あるいは加圧下で重合させるのが好ましい。
重合後、粒子を吸引ろ過、遠心脱水、遠心分離、加圧脱水等の方法により含水ケーキとして分離し、更に、得られた含水ケーキを水洗し、乾燥して目的の樹脂粒子を得ることができる。ここで、樹脂粒子の平均粒子径の調整は、単量体組成物と水との混合条件、懸濁安定剤や界面活性剤等の添加量及び上記攪拌機の攪拌条件、分散条件を調整することで可能である。
透明バインダー樹脂には、透明性、樹脂微粒子分散性、耐光性、耐湿性及び耐熱性等の様々な特性を有していることが好ましい。透明バインダー樹脂としては、例えば、線状ポリエステル、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、シリコン系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、スチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂等が挙げられる。
これら透明バインダー樹脂の中でも、ポリエステルポリオールやポリアクリルポリオール等のポリオール系樹脂が特に好ましい。ポリオール系樹脂に含まれる水酸基価は10〜200が好ましい。水酸基価が10より小さい場合、架橋密度が小さいため、表面硬度や耐溶剤性が低下してしまうことがあるため好ましくない。水酸基価が200を超えると、架橋密度が大きすぎて脆くなってしまうことがあるため好ましくない。水酸基価とは、一般に、試料1gをアセチル化させたとき、水酸基と結合した酢酸を中和するのに必要とする水酸化カリウムのmg数のことである。
なお、透明バインダー樹脂には、適宜、硬化剤(イソシアネート系等)、分散剤、蛍光染料等を添加してもよい。
透明バインダー樹脂と樹脂粒子との混合割合は、得ようとする光拡散性により適宜設定でき、特に限定されない。例えば、透明バインダー樹脂10〜99重量部に対して、樹脂粒子90〜10重量部程度が好ましく、バインダー樹脂40〜95重量部に対して、樹脂粒子60〜5重量部程度が更に好ましい。
なお、本明細書において、透明には、半透明も含まれる。また、透明とは、所望する波長の光に対して透明であることを意味し、必ずしも全波長の光に対して透明であることを要さない。
次に、本発明の光拡散シートは、透明基材の少なくとも片面に、樹脂粒子と透明バインダー樹脂との混合層である光拡散層が積層されている。
透明基材としては、耐光性、耐熱性、耐溶剤性等の特性をも備えていることが好ましい。透明基材は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド等の樹脂基材、透明なガラスシート等の無機基材から、適宜選択して使用できる。また、その厚さは特に限定されるものではないが、加工のしやすさやハンドリング性を考慮して10〜500μm程度が好ましい。
透明基材に光拡散層を形成する方法としては、リバースロールコート法、グラビアコート法、ダイコート法、コンマコート法、スプレーコート法等の公知の方法を用いることができる。光拡散層の厚みは、特に限定されるものではないが、光拡散性、膜強度等を考慮して、1〜100μm程度が好ましく、より好ましくは3〜30μm程度である。
また、光拡散シートは、透明基材の一方の面に光拡散層を備え、他方の面に密着防止層を備えていることが好ましい。密着防止層は、光拡散シートが載置される部材に密着することで、剥離し難くなることを防止する役割を有する。密着防止層は、透明バインダー樹脂と粒子とを含む層からなる。透明バインダー樹脂は、光拡散層を構成する透明バインダー樹脂と同様の樹脂を使用できる。一方、粒子はシリカ、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム等の無機粒子、(メタ)アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリアミド等の有機粒子を使用できる。密着防止層の厚さは、上記役割を果たす限り特に限定されないが、例えば、1〜10μmの範囲であることが好ましい。
光拡散シートは、通常、発光面と、発光面と対向する反対面と、発光面及び反対面とで規定される側面とからなる。成形体に光を入射させるための光源は、例えば、照明器具、液晶ディスプレイ等では反対面に配置される。
なお、光拡散シート中で、拡散される光の波長は、可視光領域、赤外領域、紫外領域のいずれであってもよい。少なくとも可視光領域を含むことが好ましい。
光拡散シートは、照明カバー、透過型ディスプレイの光拡散板、照明看板等に使用できる。透過型ディスプレイとしては、液晶ディスプレイが挙げられる。液晶ディスプレイの構成は、光拡散板(光拡散シート)を含みさえすれば、特に限定されない。例えば、図2に示すように、液晶ディスプレイは、表示面及び裏面を有する液晶表示パネル10と、このパネルの裏面側に配置された導光板5と、導光板の側面に光を入射させる光源7とを少なくとも備えている。また、導光板5の液晶表示パネル10の対向面と反対面側に反射シート6を備えている。この光源7の配置は、一般にエッジライト型バックライト配置と称される。
更に、上記エッジライト型バックライト配置以外に、直下型バックライト配置もある。この配置は、具体的には、液晶表示パネル10の裏面側に光源を配置し、液晶表示パネルと光源と間に配置された光拡散板を少なくとも備えた配置である。
なお、エッジライト型バックライト配置において、光拡散板1、導光板5及び光源7を少なくとも備えた構成、及び直下型バックライト配置において、光拡散板1及び光源7を少なくとも備えた構成は、バックライトユニットと称され、本発明ではこのバックライトユニットも提供される。
液晶表示パネルは、一対の基板(11、12)間に液晶層13が挟まれた構成を有している。基板の液晶層側には、電極(14、15)及び、電極を覆う配向膜(16、17)を備えている。ここで、電極には、薄膜トランジスタが含まれていてもよい。更に、液晶表示パネルは、偏光シート、反射防止シート等を備えていてもよい。
光拡散板の液晶パネル側の発光面には、プリズムシート等が配置されていてもよい。また、光源の裏面には、反射シートが配置されていてもよい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は本発明を何ら限定するものではない。なお、各実施例における光拡散シートの傷つき性評価、光拡散シート作製時の塗工ムラの評価、光拡散シートを用いた場合の輝度の測定は以下の方法により行う。また、以下に述べる実施例において記載する「部」は、いずれも重量部を表すものである。
{光拡散シートの傷つき性評価}
染色物摩擦堅牢度試験機(大栄科学精器製作所社製)を用い、光拡散層を上にして光拡散シートを試料台上に1枚固定し、摩擦子に光拡散層を上向きにして別の光拡散シートを固定し、さらにその上に500gの分銅(光拡散シートへの接触面積は4cm2)を乗せて30往復/分の速さでシートの長手方向と平行に10cmの距離を20回往復させて擦過し、光拡散層の傷つき性を評価した。光拡散層の傷が肉眼で確認できるものを×、確認できないものを○と判定した。
{塗工ムラの評価}
光拡散シートについて、樹脂粒子の分布状況を目視にて確認した。樹脂粒子が集中している部分と樹脂粒子の少ない部分(塗工ムラ)の多いものを×、塗工ムラが少ないものを△、塗工ムラが観察できないものを○とした。
{輝度測定方法}
端部に冷陰極管が4灯設置された液晶ディスプレイ用バックライトユニットの導光板上に、実施例にて作製した光拡散シートをのせ、その上にレンズシート(住友スリーエム社製BEF)を溝状の凹部の方向が冷陰極管と平行となるようにのせ、輝度計(コニカミノルタ社製、商品名:CS−1000)をレンズシートの表面から距離50cm離れたところに設置し、輝度を測定した。なお、冷陰極管点灯時の導光板上の輝度を3490cd/cm2とした。
{液滴径の測定方法}
光学顕微鏡による目視にて測定した。
{平均粒子径の測定方法}
孔径50〜280μmの細孔に電解質溶液を満たし、当該電解質溶液を粒子が通過する際の電界質溶液の導電率変化から体積を求め、平均粒子径を計算する。具体的には、測定した平均粒子径は、ベックマンコールター社製のコールターマルチザイザーIIによって測定した体積平均粒子径である。なお、測定に際してはCoulter Electronics Limited発行のREFERENCE MANUAL FOR THE COULTERMULTISIZER(1987)に従って、測定する粒子の粒子径に適合したアパチャーを用いてキャリブレーションを行い測定する。
具体的には、市販のガラス製の試験管に粒子0.1gと0.1%ノニオン系界面活性剤溶液10mlを投入し、ヤマト科学社製タッチミキサーTOUCHMIXERMT−31で2秒間混合した後試験管を市販の超音洗浄機であるヴェルヴォクリーア社製ULTRASONIC CLEANER VS−150を用いて10秒間予備分散させ、これを本体備え付けの、ISOTON2(ベックマンコールター社製:測定用電解液)を満たしたビーカー中に、緩く攪拌しながらスポイドで滴下して、本体画面の濃度計の示度を10%前後に合わせる。次にマルチサイザー2本体にアパチャーサイズ、Current,Gain,PolarityをCoulter Electronics Limited発行のREFERENCE MANUAL FOR THE COULTER MULTISIZER(1987)に従って入力し、manualで測定する。測定中はビーカー内を気泡が入らない程度に緩く攪拌しておき、粒子を10万個測定した点で測定を終了する。
(実施例1)
攪拌機、温度計を備えた重合器にラウリル硫酸ナトリウム0.05部を溶解させた脱イオン水500部を入れ、そこへ第三リン酸カルシウム50部を分散させた。これに予め調製しておいたメタクリル酸メチル80部、トリアクリル酸トリメチロールプロパン15部、メタクリル酸シクロヘキシルエチル5部の重合性単量体成分に過酸化ベンゾイル0.5部、アゾビスイソブチロニトリル0.5部を溶解させた混合液を入れて、T.K.ホモミキサー(特殊機化工業社製)にて液滴径を8μm程度に調製した。次に、重合器を65℃に加熱して攪拌しながら懸濁重合を行った後冷却した。ここで得られた懸濁液を濾過、洗浄した後乾燥して平均粒子径8.2μmの樹脂粒子Aを得た。この樹脂粒子Aを用いて、厚さ100μmのPETフィルム上に以下の配合の光拡散性インキをダイコート法によりコーティングすることで厚さ12μmの光拡散層を備えた光拡散シートを作製した。
アクリディックA−801(アクリルポリオール;大日本インキ化学工業製、固形分50%、水酸基価100) 180部
タケネートD110N(ポリイソシアネート;三井化学ポリウレタン製、固形分60%) 50部
トルエン 300部
メチルエチルケトン(MEK) 330部
樹脂粒子A 250部
この光拡散シートにおける傷つき性、塗工ムラ及び輝度を測定した。その結果を表1に示す。
(実施例2)
攪拌機、温度計を備えた重合器にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.5部を溶解させた脱イオン水300部を入れ、そこへ複分解ピロリン酸マグネシウム8部を分散させた。これに予め調製しておいたメタクリル酸n−ブチル50部、ジメタクリル酸エチレングリコール30部、アクリル酸シクロヘキシル20部の重合性単量体成分に過酸化ベンゾイル0.5部、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.5部を溶解させた混合液を入れて、T.K.ホモミキサー(特殊機化工業製)にて液滴径を20μm程度に調製した。次に、重合器を60℃に加熱して攪拌しながら懸濁重合を行った後冷却した。ここで得られた懸濁液を濾過、洗浄した後乾燥して平均粒子径18.9μmの樹脂粒子Bを得た。この樹脂粒子Bを用いて、厚さ100μmのPETフィルム上に以下の配合の光拡散性インキをダイコート法によりコーティングすることで厚さ21μmの光拡散層を備えた光拡散シートを作製した。
ダイヤナールLR1503(アクリルポリオール;三菱レイヨン製、固形分50%、水酸基価32) 150部
タケネートD110N(三井化学ポリウレタン製、固形分60%) 25部
トルエン 120部
MEK 200部
樹脂粒子B 180部
この光拡散シートにおける傷つき性、塗工ムラ及び輝度を測定した。その結果を表1に示す。
(実施例3)
攪拌機、温度計を備えた重合器にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2部を溶解させた脱イオン水500部を入れ、そこへ複分解ピロリン酸マグネシウム10部を分散させた。これに予め調製しておいたメタクリル酸メチル45部、ジメタクリル酸エチレングリコール5部、メタクリル酸シクロヘキシル50部の重合性単量体成分に過酸化ベンゾイル0.5部、アゾビスイソブチロニトリル0.5部を溶解させた混合液を入れて、T.Kホモミキサー(特殊機化工業製)にて液滴径を15μm程度に調製した。次に、重合器を60℃に加熱して攪拌しながら懸濁重合を行った後冷却した。ここで得られた懸濁液を濾過、洗浄した後乾燥して平均粒子径15.3μmの樹脂粒子Cを得た。この樹脂粒子Cを用いて、厚さ100μmのPETフィルム上に以下の配合の光拡散性インキをダイコート法によりコーティングすることで厚さ18μmの光拡散層を備えた光拡散シートを作製した。
アクリディックA−801P(大日本インキ化学工業製、固形分50%、水酸基価50) 150部
タケネートD110N(三井化学ポリウレタン製、固形分60%) 30部
酢酸ブチル 160部
MEK 160部
樹脂粒子C 180部
この光拡散シートにおける傷つき性、塗工ムラ及び輝度を測定した。その結果を表1に示す。
(比較例1)
重合性単量体成分としてメタクリル酸シクロヘキシルエチルを用いないこと以外は、実施例1と同様にして樹脂粒子Dを得た。この樹脂粒子Dを樹脂粒子Aの代わりに用いたこと以外は実施例1と同様の配合でダイコート法によりコーティングすることで厚さ12μmの光拡散層を備えた光拡散シートを作製した。この光拡散シートにおける傷つき性、塗工ムラ及び輝度を測定した。その結果を表1に示す。
(比較例2)
重合性単量体成分としてアクリル酸シクロヘキシルを用いないこと以外は、実施例2と同様にして樹脂粒子Eを得た。この樹脂粒子Eを樹脂粒子Bの代わりに用いたこと以外は実施例2と同様の配合でダイコート法によりコーティングすることで厚さ21μmの光拡散層を備えた光拡散シートを作製した。この光拡散シートにおける傷つき性、塗工ムラ及び輝度を測定した。その結果を表1に示す。
(比較例3)
重合性単量体成分としてメタクリル酸シクロヘキシルを用いないこと以外は、実施例3と同様にして樹脂粒子Fを得た。この樹脂粒子Fを樹脂粒子Bの代わりに用いたこと以外は実施例2と同様の配合でダイコート法によりコーティングすることで厚さ18μmの光拡散層を備えた光拡散シートを作製した。この光拡散シートにおける傷つき性、塗工ムラ及び輝度を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2008185813
表1から、実施例の光拡散シートは、優れた輝度を有すると共に、傷がつき難いシートであることがわかる。
光拡散シートの概略図である。 液晶ディスプレイの概略断面図である。
符号の説明
1 光拡散シート(光拡散板)
2 透明基材
3 透明バインダー樹脂
4 樹脂粒子
5 導光板
6 反射シート
7 光源
10 液晶表示パネル
11、12 基板
13 液晶層
14、15 電極
16、17 配向膜

Claims (6)

  1. 透明基材と、前記透明基材の少なくとも一方の面に積層された光拡散層とを含む光拡散シートであって、前記光拡散層が、透明バインダー樹脂と樹脂粒子とを含み、前記樹脂粒子が、環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステルと架橋性単量体とを含む単量体組成物を共重合することによって得られた架橋樹脂粒子であることを特徴とする光拡散シート。
  2. 前記透明バインダー樹脂が、ポリエステル系樹脂又はアクリル系樹脂である請求項1に記載の光拡散シート。
  3. 前記透明バインダー樹脂と樹脂粒子とが、10〜99重量部及び90〜1重量部の範囲で使用される請求項1又は2に記載の光拡散シート。
  4. 前記単量体組成物が、前記環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステルと架橋性単量体以外の(メタ)アクリル酸エステルを更に含む請求項1〜3のいずれか1つに記載の光拡散シート。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の光拡散シートを含む液晶ディスプレイ用バックライトユニット。
  6. 環状飽和炭化水素基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステルと架橋性単量体とを含む単量体組成物を共重合することによって得られたことを特徴とする光拡散シート用架橋樹脂粒子。
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