JP2008183744A - ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルト、それらの製造装置及び製造方法、並びに、画像形成装置 - Google Patents
ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルト、それらの製造装置及び製造方法、並びに、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008183744A JP2008183744A JP2007017180A JP2007017180A JP2008183744A JP 2008183744 A JP2008183744 A JP 2008183744A JP 2007017180 A JP2007017180 A JP 2007017180A JP 2007017180 A JP2007017180 A JP 2007017180A JP 2008183744 A JP2008183744 A JP 2008183744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating liquid
- discharging
- polyimide
- endless belt
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
【解決手段】ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aを準備する工程と、アミン触媒を含有する塗工液Bを準備する工程と、前記塗工液Aを被塗布物に対し吐出する塗工液A吐出工程と、前記塗工液Bを前記被塗布物に対し吐出する塗工液B吐出工程と、前記被塗布物に吐出された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱工程と、を有することを特徴とする、ポリイミド膜の製造方法である。
【選択図】なし
Description
上記のような、ポリアミック酸が一部イミド化反応を起こしてしまった溶液を用いてポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトを製造すると、ボイド等による表面欠陥が生じ、十分な強度が得られない場合がある。
さらに、上記のようなポリイミド膜又はポリイミド無端ベルトを搭載した画像形成装置を用いて画像形成を行うと、画質に欠陥を生じる場合がある。
即ち、本発明は、塗布前における塗工液のゲル化を抑制し、工程信頼性を向上した、ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
また本発明は、クレータ状表面欠陥(ボイド)などの表面欠陥を低減しつつ、耐久性を備える、ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
さらに本発明は、耐久性を備える、ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトを提供することを目的とする。
さらに本発明は、画像の濃度ムラや斑点欠陥を抑えた画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、
ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aを準備する工程と、
アミン触媒を含有する塗工液Bを準備する工程と、
前記塗工液Aを被塗布物に対し吐出する塗工液A吐出工程と、
前記塗工液Bを前記被塗布物に対し吐出する塗工液B吐出工程と、
前記被塗布物に吐出された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱工程と、
を有することを特徴とする、ポリイミド膜の製造方法である。
前記アミン触媒が、1級又は2級アミンであることを特徴とする、請求項1に記載のポリイミド膜の製造方法である。
前記塗工液Aが、さらに導電材料を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のポリイミド膜の製造方法である。
前記加熱工程を行いながら、前記塗工液A吐出工程及び前記塗工液B吐出工程を行うことを特徴とする、請求項1乃至3に記載のポリイミド膜の製造方法である。
前記塗工液A吐出工程及び前記塗工液B吐出工程において、前記吐出は、インクジェット方式によって行われることを特徴とする、請求項1乃至4に記載のポリイミド膜の製造方法である。
脱水剤を含有する塗工液Cを準備する工程と、
前記塗工液Cを前記被塗布物に対し吐出する塗工液C吐出工程と、
をさらに有することを特徴とする、請求項1乃至5に記載のポリイミド膜の製造方法である。
ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aを準備する工程と、
アミン触媒を含有する塗工液Bを準備する工程と、
前記塗工液Aを円筒状基材に対し吐出する塗工液A吐出工程と、
前記塗工液Bを前記円筒状基材に対し吐出する塗工液B吐出工程と、
前記円筒状基材に吐出された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱工程と、
を有することを特徴とする、ポリイミド無端ベルトの製造方法である。
ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aが収納された塗工液A収納手段と、
アミン触媒を含有する塗工液Bが収納された塗工液B収納手段と、
前記塗工液Aを被塗布物に対し吐出する塗工液A吐出手段と、
前記塗工液Bを前記被塗布物に対し吐出する塗工液B吐出手段と、
前記被塗布物に塗布された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱手段と、
を有することを特徴とする、ポリイミド膜製造装置である。
前記アミン触媒が、1級又は2級アミンであることを特徴とする、請求項8に記載のポリイミド膜製造装置である。
前記塗工液Aが、さらに導電材料を含むことを特徴とする、請求項8又は9に記載のポリイミド膜製造装置である。
前記塗工液A吐出手段及び前記塗工液B吐出手段が、インクジェット方式であることを特徴とする、請求項8乃至10に記載のポリイミド膜製造装置である。
脱水剤を含有する塗工液Cが収納された塗工液C収納手段と、
前記塗工液Cを前記被塗布物に対し吐出する塗工液C吐出手段と、
を有することを特徴とする、請求項8乃至11に記載のポリイミド膜製造装置である。
ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aが収納された塗工液A収納手段と、
アミン触媒を含有する塗工液Bが収納された塗工液B収納手段と、
前記塗工液Aを円筒状基材に対し吐出する塗工液A吐出手段と、
前記塗工液Bを前記円筒状基材に対し吐出する塗工液B吐出手段と、
前記円筒状基材に塗布された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱手段と、
を有することを特徴とする、ポリイミド無端ベルト製造装置である。
請求項1乃至6に記載のポリイミド膜の製造方法により製造されることを特徴とする、ポリイミド膜である。
請求項7に記載のポリイミド無端ベルトの製造方法により製造されることを特徴とする、ポリイミド無端ベルトである。
衝撃強度が、200N以上700N以下であることを特徴とするポリイミド膜である。
衝撃強度が、200N以上700N以下であることを特徴とするポリイミド無端ベルトである。
請求項15又は請求項17に記載のポリイミド無端ベルトを具備することを特徴とする、画像形成装置である。
第1実施形態に係るポリイミド無端ベルト50は、図1に示すように、単層構成のベルト基材が円筒状に形成されている。そしてポリイミド無端ベルト50は、衝撃強度が200N以上700N以下であることを特徴としている。
衝撃強度が上記範囲であることにより、耐久性を備えるポリイミド無端ベルト50となる。
具体的には、ポリイミド無端ベルト50の衝撃強度が上記範囲であることにより、衝撃強度が200N未満である場合に比べ、動作開始時にかかる瞬動的荷重に対しても、ベルト伸び、破断も生じることなく安定に使用しえるためであり、衝撃強度が700Nより大きい場合に比べ、長期間の曲げ、折れ、滑動動作の加わるベルトとして機械強度の変化がなく、安定に使用しえるためである。
ポリイミド無端ベルト50より、15mm幅×200mm長の短冊状試料を切り出し、島津製作所製高速引張試験機ハイドロショットHITS−T10に設置した。試料チャック間の試料長を150mmとして、以下の条件にて引張り破壊試験を実施した。
測定温度:25℃
引張り速度:1m/min
荷重:1000N
試料破断時の印加荷重をもって引張り破壊強度とし、これを「衝撃強度」と定義した。
また、上記「平均膜厚」とは、上記「ベルトの膜厚」の測定をベルトの任意の10ヶ所において行い、その平均値とする。そして、「最大膜厚」「最小膜厚」とは、それぞれ「平均膜厚」を求める際に得られる膜厚の「最大値」「最小値」とする。
ノズル13の加工方法には、一般的に例えば、ポンチ加工方法、エレクトロフォーミング(電鋳)加工方法、放電加工方法、レーザ加工方法などが挙げられる。それぞれの加工方法には得失があり、一概にどの方法が好ましいか決定することはできないが、ノズル13の内径を一定にして比較した場合、ノズル13における流路抵抗の観点からは、ノズル13の断面形状に大きなテーパを有するエレクトロフォーミング(電鋳)が極力、噴射の圧力を低く保つという観点では好ましい。
ポリアミック酸構造を含むポリマーは、ポリイミド前駆体となり得るポリマーであり、ポリアミック酸、ポリアミック酸−ポリイミド共重合体が挙げられる。
ポリアミック酸の製造に用いられ得るテトラカルボン酸二無水物としては、特に制限はなく、芳香族系、脂肪族系いずれの化合物も使用できる。
次にポリアミック酸の製造に用いられ得るジアミン化合物は、分子構造中に2つのアミノ基を有するジアミン化合物であれば特に限定されない。
これらのジアミン化合物は単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
ポリアミック酸としては、望ましくは、ポリイミド無端ベルト50の強度の観点から、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族系ジアミンと含むものが好ましい。
このポリアミック酸の生成反応に使用される有機極性溶媒としては、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミドなどのホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミドなどのアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドンなどのピロリドン系溶媒、フェノール、o−、m−、又はp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコールなどのフェノール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン等のエーテル系溶媒、あるいはヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクトンなどを挙げることができ、これらを単独又は混合物として用いるのが望ましいが、更にはキシレン、トルエンの如き芳香族炭化水素も使用可能である。溶媒は、ポリアミック酸及びポリアミック酸−ポリイミド共重合体を溶解するものであれば特に限定されない。
ポリアミック酸重合時の溶液の固形分濃度は特に規定されるものではないが、例えば5質量%以上50質量%以下が好ましく、さらに10質量%以上30質量%以下が好ましい。固形分濃度が5質量%未満であると、ポリアミック酸の重合度が低く、最終的に得られるポリイミド無端ベルト50の強度が低下しやすい。また重合時の固形分濃度が50質量%より高いと、原料モノマーの不溶部が生じ、重合反応が進行しにくくなる。
ポリアミック酸重合時の反応温度としては、例えば0℃以上80℃以下の範囲が望ましい。反応温度が0℃未満であると、溶液の粘度が高くなり、反応系の攪拌が不十分になりやすい。また、反応温度が80℃より高くなると、ポリアミック酸の重合と平行して、一部イミド化反応が起こるため、反応制御が困難となりやすい。
ポリアミック酸−ポリイミド共重合体は、上記ポリアミック酸を加熱処理してイミド化する方法、又は脱水剤及び/又は触媒を作用させる化学的イミド化方法により、ポリアミック酸中のポリアミック酸構造の少なくとも一部を脱水閉環反応によってイミド基に転換して得られる。あらかじめ部分的にイミド化しておくことにより、ポリイミド無端ベルト50製造時におけるイミド化の反応速度をより大きくし、エネルギーの低減を図ることができる。
塗工溶媒としては、上述の合成溶媒と同様に、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミドなどのホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミドなどのアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドンなどのピロリドン系溶媒、フェノール、o−、m−、又はp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコールなどのフェノール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン等のエーテル系溶媒、あるいはヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクトンなどを挙げることができ、これらを単独又は混合物として用いるのが望ましいが、更にはキシレン、トルエンの如き芳香族炭化水素も使用可能である。溶媒は、ポリアミック酸及びポリアミック酸−ポリイミド共重合体を溶解するものであれば特に限定されない。また、上記の溶媒に、メタノール、エタノール、ブタノール等のアルコール系溶媒、ブチルセロソルブ等のセロソルブ系溶媒を混合して用いてもよい。
次に、導電剤について説明する。導電剤としては、導電性(例えば体積抵抗率107Ω・cm未満、以下同様である)もしくは半導電性(例えば体積抵抗率107Ω・cm以上1013Ω・cm以下、以下同様である)の粉末(1次粒径が10μm未満の粒子からなる粉末が好ましく、さらに好ましくは1次粒径が1μm以下の粒子からなる粉末)が使用でき、所望の電気抵抗を得ることができれば、特に制限はないが、ケッチエンブラック、アセチレンブラック、表面が酸化処理されたカーボンブラック等のカーボンブラック、アルミニウムやニッケル等の金属、酸化イットリウム、酸化錫等の酸化金属化合物、チタン酸カリウム、LiCl等のイオン導電性物質やポリアニリン、ポリピロール、ポリサルフォン、ポリアセチレンなどの導電性高分子材料等が例示できる。そしてこれらを単独、あるいは併用して使用してもよい。
塗工液B54に含まれるアミン触媒は、1級アミン、2級アミン、及び3級アミンが好適に使用されうる。
しかし本実施形態においては、同一組成物中にポリアミック酸構造を含むポリマーとアミン触媒が共存していないため、上記問題は解決される。
具体的には、3級アミンの場合は、例えば0.1質量部以上30質量部以下が望ましく、1質量部以上25質量部以下がより望ましく、10質量部以上20質量部以下がさらにより望ましい。
また2級アミンの場合は、例えば0.01質量部以上20質量部以下が望ましく、0.1質量部以上15質量部以下がより望ましく、1.0 質量部以上10質量部以下がさらにより望ましい。
さらに1級アミンの場合は、例えば0.001質量部以上15質量部以下が望ましく、0.01質量部以上10質量部以下がより望ましく、0.1質量部以上5質量部以下がさらにより望ましい。
アミン触媒の量が上記範囲であることにより、低温(例えば80℃以上200℃以下)においても効率的にイミド化反応がおこるため、衝撃強度の高いポリイミド無端ベルト50を得ることができる。
その他の通常使用しうるものが適用でき、かかる化学種については、特に制限はない。分散剤、消泡剤、滑剤としては、所謂界面活性剤が使用することができ、その分子内に在する極性基の種類においては、カチオン系、アニオン系、ノニオン系のいずれも使用することができる。
また、塗工液B54に含まれる添加物の濃度は、0.01質量%以上20質量%以下であることが望ましい。かかる配合範囲外では、組成物が増粘、分離、沈降などの変化を起こしてしまい、塗液としての安定化ができない場合がある。
脱水剤としては、例えば、無水カルボン酸が好適に使用される。無水カルボン酸としては具体的には例えば、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水ブタン酸、無水トリフルオロ酢酸、無水クロロジフルオロ酢酸などが用いられる。
これらの中でも、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水ブタン酸、無水トリフルオロ酢酸が好適である。これら脱水剤は、単独で用いても、2種類以上を混合して用いてもよい。
塗工液A52の調整は、例えば次のようにして行われる。まず、テトラカルボン酸二無水物成分とジアミン成分を有機溶媒中で重合反応させて得られたポリアミック酸溶液(ポリイミド樹脂の前駆体)を、メタノールなどの貧溶媒中に添加してポリアミック酸を析出させ、再沈殿精製する。析出したポリアミック酸ろ別した後、後述する塗工溶媒に再溶解させ、目的に応じて前述した導電剤等の添加剤を添加して、塗工液A52を得る。
塗工液B54は、アミン触媒を原液のまま用いるか、または適当な溶媒に溶解させて調整する。使用する溶媒としては、上記塗工液A52と混和しえる化学種が選択される。具体的には、上記塗工液A52の塗工溶媒として例示された溶媒種より適宜選定される。
また必要に応じて、さらに分散剤、消泡剤、滑剤などの加工助剤を溶解させ、塗工液B54を作製することもできる。
塗工液C56は、上述した脱水剤を原液または適当な溶媒に溶解させて調整する。使用する溶媒しては、先の塗工液Aと混和しえる化学種が選択される。具体的には、先の塗工液Aにて例示された溶媒種より適宜選定される。
また必要に応じて、さらに界面活性剤、消泡剤などの添加物を溶解させ、塗工液C56を作製することもできる。
調整された塗工液A52は、図3に示すように、第1吐出装置30Aの第1塗工液タンク16Aに収納される。また調整された塗工液B54及び塗工液Cも、塗工液A52と同様に、第2吐出装置30Bの第2塗工液タンク(図示せず)及び第3吐出装置30Cの第3塗工液タンク(図示せず)に収納される。したがって塗工液A52乃至塗工液C56は、別々に収納され、収納時には互いに接触しないようになっている。
次に、塗工液A52乃至塗工液C56は、それぞれ図2に示す第1吐出ヘッド12A乃至第3吐出ヘッド12Cから円筒状金型32の外面に対し吐出される。
第1実施形態における第1吐出ヘッド12A乃至第3吐出ヘッド12Cからの吐出方法は、インクジェット方式である。
塗工液A52乃至塗工液C56の吐出量は、例えば、ノズル13の口径、吐出圧、塗工液の粘度、塗工液の固形分率や濃度などによって決定される。塗工を安定に行うために、上記吐出される塗工液量を、それぞれ別個に調整することができる。そして、塗工液A52乃至塗工液C56の吐出量の増減は、例えば、ピエゾ素子を利用した圧電素子による方式の場合、印加する電圧周波数を調整することで行われる。この電圧周波数の範囲としては例えば100Hz以上10000Hz以下の範囲である。
次に、塗布膜に対して、加熱用ヒータ34により、熱処理を施す。
熱処理としては、塗工液A52乃至塗工液C56に含まれる溶媒を除去するための乾燥処理と、塗工液A52に含まれるポリアミック酸の脱水閉環反応を起こしポリイミドに添加させることを目的とした焼成処理とが含まれる。
また第1実施形態においては、さらに脱水剤も用いているため、脱水剤を用いない場合に比べて、より低温かつ短時間でイミド化を完結することができる。
具体的には、第1実施形態に係るポリイミド無端ベルト50を中間転写ベルトとして用いる場合は、その転写方式が中間転写ベルト方式でありさえすれば、組み込まれる装置は特に限定されない。例えば、装置内に単色(通常は黒色)のみを有するモノカラー電子写真装置や、感光体上に保持されたトナー像を中間転写ベルトに順次一次転写を繰り返すカラー電子写真装置や、各色毎の現像器を備えた複数の像保持体を中間転写ベルト上に直列に配列した、タンデム型カラー電子写真装置のいずれであってもよい。従って、本実施形態のポリイミド無端ベルト50は、中間転写ベルト、定着ベルトとして用いられるのみならず、中間転写及び定着ベルトとして用いることも可能である。この「中間転写及び定着ベルト」とは、同一ベルト上において中間転写工程と定着工程を行うベルトである。
また、塗工液A52を吐出するノズルと塗工液B54及び塗工液C56を吐出するノズルとが共通であってもよい。具体的には例えば、吐出ヘッドとして、供給された塗工液A52乃至塗工液C56を混合した後にその混合液を吐出する機能を持った吐出ヘッドを、利用する形態が挙げられる。
ただし、上記いずれの形態においても、塗工液A52が収納されている第1塗工液タンク16Aとは別のタンク(本実施形態においては、第2塗工液タンク(図示せず)及び第3塗工液タンク(図示せず)に相当する)に塗工液B54及び塗工液C56が収納されている必要がある。
また第1実施形態においては、円筒状金型32の外面に塗布しているが、これに限られず、内面に塗布してもよい。
さらに被塗布物としては、円筒状に限られず、その他の形状のものを用いてもよい。
図9は、第2実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。第2実施形態に係る画像形成装置は、中間転写ベルトとして上記第1実施形態に係るポリイミド無端ベルト50を適用した形態である。なお図9においては、画像形成装置として主要な部材のみを示す。
一方、記録媒体103が剥離された中間転写体102は、クリーニング装置116によりクリーニングされる。
図10は、第3実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。第3実施形態に係る画像形成装置は、転写搬送ベルトとして上記第1実施形態に係るポリイミド無端ベルト50を適用した形態である。
攪拌棒、温度計、及び滴下ロートを取り付けたフラスコ中に、五酸化リンによって乾燥させた窒素ガスを通じ、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(以下、BPDAと略す)29.42g(0.1モル)とN−メチル−2−ピロリドン(以下,NMPと略す場合もある)117.68gを注入した。十分攪拌・溶解した後、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(以下、ODAと略す場合もある)20.02g(0.1モル)をN−メチル−2−ピロリドン80.08gに溶解させた溶液を、10℃に保持したフラスコ内に徐々に滴下した。ジアミン溶液(ODA溶液)滴下後、10〜15℃にて攪拌・重合を行った。反応溶液を大量のメタノール中に注ぎ、再沈殿精製を行った。析出した白色ポリマーをろ別・乾燥した後、N−メチル−2−ピロリドンに再溶解させて10質量%ポリアミック酸溶液を得た。
合成例1で調整したポリアミック酸溶液をNMPとブチルセロソルブ(以下、BCと略す場合もある)を用いて、0.5質量%に希釈した。希釈後の溶媒組成は、NMP/BCの質量比が、50/50となるように調整した。その後、20μm孔のフロロポアろ紙にてろ過して、不溶部を除去して、塗工液A−1を得た。
合成例1で調整したポリアミック酸溶液50g中に、乾燥した酸化処理カーボンブラック(SPECIAL BLACK4(Degussa社製、pH4.0、揮発分:14.0%))1.5gを添加して、ボールミルにて25℃の温度下6時間の分散処理を行った。その後、NMPとブチルセロソルブ(以下、BCと略す場合もある)を用いて、0.5質量%に希釈した後、20μm孔のフロロポアろ紙にてろ過して、凝集物を除去して、塗工液A−2を得た。希釈後の溶媒組成は、NMP/BCの質量比が、50/50となるように調整した。
アミン触媒として、モノエチルアミン(1級アミン)1.0gをNMPとブチルセロソルブ(以下、BCと略す場合もある)を用いて、0.5質量%になるように溶解させた。溶解後の溶媒組成は、NMP/BCの質量比が、50/50となるように調整した。その後、20μm孔のフロロポアろ紙にてろ過して、凝集物を除去して、塗工液B−1を得た。
アミン触媒として、ジエチルアミン(2級アミン)1.0gをNMPとブチルセロソルブ(以下、BCと略す場合もある)を用いて、0.5質量%に希釈した。希釈後の溶媒組成は、NMP/BCの質量比が、50/50となるように調整した。その後、20μm孔のフロロポアろ紙にてろ過して、凝集物を除去して、塗工液B−1を得た。
アミン触媒として、β−ピコリン(3級アミン)1.0gをNMPとブチルセロソルブ(以下、BCと略す場合もある)を用いて、0.5重量%に希釈した。希釈後の溶媒組成は、NMP/BCの重量比が、50/50となるように調整した。その後、20μm孔のフロロポアろ紙にてろ過して、凝集物を除去して、塗工液B−1を得た。
脱水剤として、無水酢酸1.0gをNMPとブチルセロソルブ(以下、BCと略す場合もある)を用いて、0.5重量%に希釈した。希釈後の溶媒組成は、NMP/BCの重量比が、50/50となるように調整した。その後、20μm孔のフロロポアろ紙にてろ過して、凝集物を除去して、塗工液C−1を得た。
−(調整例7) 塗工液B−4の調整−
アミン触媒として、モノエチルアミン(1級アミン)0.1gをNMPとブチルセロソルブ(以下、BCと略す場合もある)を用いて、0.01質量%になるように溶解させた。溶解後の溶媒組成は、NMP/BCの質量比が、50/50となるように調整した。その後、20μm孔のフロロポアろ紙にてろ過して、凝集物を除去して、塗工液B−1を得た。
−(調整例8) 塗工液B−5の調整−
アミン触媒として、ジエチルアミン(2級アミン)0.1gをNMPとブチルセロソルブ(以下、BCと略す場合もある)を用いて、0.01質量%になるように溶解させた。溶解後の溶媒組成は、NMP/BCの質量比が、50/50となるように調整した。その後、20μm孔のフロロポアろ紙にてろ過して、凝集物を除去して、塗工液B−1を得た。
調整例1乃至8で得られた塗工液A−1乃至A−2、B−1乃至B−5、及びC−1を、室温(25℃)下において30日間放置し、塗工液の性状を目視で経時観察した。
いずれの塗工液についても、30日間変化がなく、ゲル状の物質もポリマーの析出も見られなかった。
調整例1乃至6で得られた塗工液A−1乃至A−2、B−1乃至B−3、及びC−1を、表1及び表2に示す比率で混合し、混合液D−1乃至D−18を得た。
混合液D−1乃至D−18を、室温(25℃)下において30日間放置し、混合液の性状を目視で経時観察した。その結果を表1及び表2に示す。
特に、比較例α−2、α−3、α−5、α−6、α−11、α−12、α−14、及びα−15においては、混合液調整後即座にゲル化を起こしたため、これらの混合液をノズルより吐出してポリイミド無端ベルトを作製することは困難であった。
外径90mm、長さ450mmのSUS材料からなる円筒型金型を用意し、その外表面にシリコーン系離型剤を均一に塗布・乾燥処理を行った(離型剤処理)。離型剤処置を施した円筒型金型を塗工装置に設置した。
塗工液A乃至Cの種類、吐出量、放置時間、塗工温度、塗工時間、乾燥温度、乾燥時間、焼成温度、及び、焼成時間を表4乃至6の通りとした他は、実施例β−1と同様にして、ポリイミド無端ベルトE−2乃至E−15を得た。
塗工液の吐出・塗布を室温(25℃)(塗工温度)において20分間(塗工時間)行った後、円筒状金型を回転させながら、120℃(乾燥温度)にて60分間(乾燥時間)乾燥を行い溶媒を除去し、焼成時間を60分とした他は、実施例β−6乃至β−10と同様にして、それぞれポリイミド無端ベルトE−16乃至E−20(表7)を得た。
調整例1乃至8で得られた塗工液A−1乃至A−2、B−1乃至B−5、及びC−1を、表3に示す比率で混合し、混合液D−19乃至D−24を得た。
ここで、得られた混合液D−19乃至D−24を一部採取して室温(25℃)下において30日間放置し、混合液の性状を目視で経時観察した結果を表3に示す。
塗工液A乃至Cの種類、吐出量、放置時間、塗工温度、塗工時間、乾燥温度、乾燥時間、焼成温度、並びに、焼成時間を表9の通りとした他は、実施例β−1と同様にして、ポリイミド無端ベルトF−7乃至F−10を得た。
上述の方法により、ポリイミド無端ベルトの膜厚の測定を行った。なお、表4乃至9中、「膜厚のバラツキ」とは、上述の方法により求められたポリイミド無端ベルトの最大膜厚と最小膜厚との差が平均膜厚の何%であるかを示す値である。
得られたポリイミド無端ベルトから試験片を切り出し、FT−IR(堀場製作所製顕微FT−IR分光器FT−530)により測定を行った。400℃焼成品をイミド化率100%として、1776cm−1のイミド基に由来するカルボニル基の伸縮ピークと1500cm−1の芳香環の振動ピークとの比により求めた。その結果を表4乃至9に示す。
得られたポリイミド無端ベルト表面の外観を目視観察した。表面のうねり、折れ、表面グロスムラについてのポリイミド無端ベルト表面内での均一性を以下のように評価した。その結果を表4乃至9に示す。
「◎」:まったく欠陥の発生が見られず、膜の均一性に優れる。
「○」:欠陥の発生がやや見られるが、実用には問題ない。
「△」:欠陥の発生が見られ、実用にはやや支障がある。
「×」:欠陥が多発し、実用できない。
得られたポリイミド無端ベルトから10cm四方の試験片をランダムに5箇所切りだし、クレータ状表面欠陥の発生を目視にて観察した。試験片中に発生している1mm以上のクレータ状表面欠陥の数を評価した。その結果を表4乃至9に示す。
上述の方法により、ポリイミド無端ベルトの衝撃強度を測定した。その結果を表4乃至9に示す。
塗工液A−2を用いて得られたそれぞれのポリイミド無端ベルトを円形電極(三菱化学(株)製ハイレスターUPのURプローブ:円柱状電極部の外径Φ16mm、リング状電極部の内径Φ30mm、外径Φ40mm)を用い、JIS K6911(1995)に従って測定した。具体的には、22℃/55%RH環境下、電圧100Vを印加し、10秒後における電流を測定し、表面抵抗率(ρs)の常用対数値を算出した。その結果を表4乃至9に示す。
式:ρs=π×(D+d)/(D−d)×(V/I)
ここで、上記式中、d(cm)は円柱状電極部300Cの外径を示す。D(cm)はリング状電極部300Dの内径を示す。
塗工液A−2を用いて得られたそれぞれのポリイミド無端ベルトを円形電極(三菱油化(株)製ハイレスターIPのURプローブ:円柱状電極部の外径Φ16mm、リング状電極部の内径Φ30mm、外径Φ40mm)を用い、JIS K6911(1995)に従って測定した。具体的には、22℃/55%RH環境下、電圧100Vを印加し、30秒後における電流を測定
し、体積抵抗率(ρv)の常用対数値を算出した。その結果を表4乃至9に示す。
式:ρv=πd2/4t×(V/I)
ここで、上記式中、d(cm)は円柱状電極部400Cの外径を示す。t(cm)はポリイミド無端ベルト400Tの膜厚を示す。
得られたそれぞれのポリイミド無端ベルトから150mm×15mmの試験片を作製した。なお、ベルトの膜厚について、塗工時に条件を様々制御して、80μmになるように調整した以外は、各例と同様にしてポリイミド無端ベルトを作製した。JIS−C5016(1994年)に準じて、試験片が破断するまでの往復折り曲げ回数を測定した。同一試料について10回の測定を行い、その平均値をもって耐折性の評価結果とした。測定機は、東洋精機MIT耐揉疲労試験機MIT−DAを使用した。その結果を表4乃至9に示す。
富士ゼロックス社製DocuCentreColor2220改造機(プロセス速度:250mm/sec、一次転写電流:35μAに改造)を使用し、塗工液A−2を用いて得られたポリイミド無端ベルトを中間転写ベルトとして搭載して、高温高湿(28℃85%RH)及び低温低湿(10℃15%RH)で、Cyan、Magentaの50%ハーフトーンを富士ゼロックス社製C2紙に出力し、以下の規準で濃度ムラ及び斑点欠陥を目視で評価した。その結果を表4乃至9に示す。
10枚目の印字サンプルの印字部を3×3=9等分に分割してそれぞれの色度を色彩色度計CR-210(ミノルタ社製)を用いて測定して色度の最大と最小との差である色差ΔEを求めた。
◎:色差ΔEが0.3未満濃度ムラが確認されない。
○:色差ΔEが0.3以上0.5未満
△:色差ΔEが0.5以上1.0未満
×:色差ΔEが1.0以上
10枚目の印字試料の印字部内を目視観察した。
◎:0.5mm未満の大きさの斑点が10個未満。
○:0.5mm未満の大きさの斑点が10個以上50個未満発生する。
△:0.5mm未満の大きさの斑点が50個以上100個未満発生する。又は、0.5mm以上1.0mm未満の大きさの斑点が50個未満発生する。
×:0.5mm未満の大きさの斑点が100個以上発生する。又は、0.5mm以上1.0mm未満の大きさの斑点が50個以上発生する。又は、1.0mm以上の大きさの斑点が1個以上発生する。
塗工液A−2を用いて得られたポリイミド無端ベルトそれぞれについて、平均膜厚、表面抵抗率、体積抵抗率、及び耐折性について、1000枚の通紙テスト後(30%ハーフトーン画像形成後)においても測定を行い、通紙前との比較を行った。その結果を表4乃至9に示す。
12A、12B、12C…吐出ヘッド(吐出手段)
16A…塗工液タンク(収納手段)
32…円筒状基材(被塗布物)
34…加熱用ヒータ(加熱手段)
50…ポリイミド無端ベルト
52…塗工液A
54…塗工液B
56…塗工液C
100、200…画像形成装置
102…中間転写体(ポリイミド無端ベルト)
206…記録紙搬送用ベルト(ポリイミド無端ベルト)
Claims (18)
- ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aを準備する工程と、
アミン触媒を含有する塗工液Bを準備する工程と、
前記塗工液Aを被塗布物に対し吐出する塗工液A吐出工程と、
前記塗工液Bを前記被塗布物に対し吐出する塗工液B吐出工程と、
前記被塗布物に吐出された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱工程と、
を有することを特徴とする、ポリイミド膜の製造方法。 - 前記アミン触媒が、1級又は2級アミンであることを特徴とする、請求項1に記載のポリイミド膜の製造方法。
- 前記塗工液Aが、さらに導電材料を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のポリイミド膜の製造方法。
- 前記加熱工程を行いながら、前記塗工液A吐出工程及び前記塗工液B吐出工程を行うことを特徴とする、請求項1乃至3に記載のポリイミド膜の製造方法。
- 前記塗工液A吐出工程及び前記塗工液B吐出工程において、前記吐出は、インクジェット方式によって行われることを特徴とする、請求項1乃至4に記載のポリイミド膜の製造方法。
- 脱水剤を含有する塗工液Cを準備する工程と、
前記塗工液Cを前記被塗布物に対し吐出する塗工液C吐出工程と、
をさらに有することを特徴とする、請求項1乃至5に記載のポリイミド膜の製造方法。 - ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aを準備する工程と、
アミン触媒を含有する塗工液Bを準備する工程と、
前記塗工液Aを円筒状基材に対し吐出する塗工液A吐出工程と、
前記塗工液Bを前記円筒状基材に対し吐出する塗工液B吐出工程と、
前記円筒状基材に吐出された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱工程と、
を有することを特徴とする、ポリイミド無端ベルトの製造方法。 - ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aが収納された塗工液A収納手段と、
アミン触媒を含有する塗工液Bが収納された塗工液B収納手段と、
前記塗工液Aを被塗布物に対し吐出する塗工液A吐出手段と、
前記塗工液Bを前記被塗布物に対し吐出する塗工液B吐出手段と、
前記被塗布物に塗布された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱手段と、
を有することを特徴とする、ポリイミド膜製造装置。 - 前記アミン触媒が、1級又は2級アミンであることを特徴とする、請求項8に記載のポリイミド膜製造装置。
- 前記塗工液Aが、さらに導電材料を含むことを特徴とする、請求項8又は9に記載のポリイミド膜製造装置。
- 前記塗工液A吐出手段及び前記塗工液B吐出手段が、インクジェット方式であることを特徴とする、請求項8乃至10に記載のポリイミド膜製造装置。
- 脱水剤を含有する塗工液Cが収納された塗工液C収納手段と、
前記塗工液Cを前記被塗布物に対し吐出する塗工液C吐出手段と、
を有することを特徴とする、請求項8乃至11に記載のポリイミド膜製造装置。 - ポリアミック酸構造を含むポリマーを含有する塗工液Aが収納された塗工液A収納手段と、
アミン触媒を含有する塗工液Bが収納された塗工液B収納手段と、
前記塗工液Aを円筒状基材に対し吐出する塗工液A吐出手段と、
前記塗工液Bを前記円筒状基材に対し吐出する塗工液B吐出手段と、
前記円筒状基材に塗布された前記塗工液A及び前記塗工液Bを加熱する加熱手段と、
を有することを特徴とする、ポリイミド無端ベルト製造装置。 - 請求項1乃至6に記載のポリイミド膜の製造方法により製造されることを特徴とする、ポリイミド膜。
- 請求項7に記載のポリイミド無端ベルトの製造方法により製造されることを特徴とする、ポリイミド無端ベルト。
- 衝撃強度が、200N以上700N以下であることを特徴とするポリイミド膜。
- 衝撃強度が、200N以上700N以下であることを特徴とするポリイミド無端ベルト。
- 請求項15又は請求項17に記載のポリイミド無端ベルトを具備することを特徴とする、画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007017180A JP5135809B2 (ja) | 2007-01-26 | 2007-01-26 | ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造装置並びにポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007017180A JP5135809B2 (ja) | 2007-01-26 | 2007-01-26 | ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造装置並びにポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008183744A true JP2008183744A (ja) | 2008-08-14 |
JP5135809B2 JP5135809B2 (ja) | 2013-02-06 |
Family
ID=39727092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007017180A Expired - Fee Related JP5135809B2 (ja) | 2007-01-26 | 2007-01-26 | ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造装置並びにポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5135809B2 (ja) |
Cited By (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010256390A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 |
JP2011062959A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Xerox Corp | 速硬化および低温硬化ポリイミド定着ベルト |
JP2011065091A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成部材用フッ素含有ポリアミック酸、フッ素化ポリイミド無端ベルト、ベルトユニットおよび画像形成装置 |
JP2012086482A (ja) * | 2010-10-21 | 2012-05-10 | Nitto Denko Corp | シームレスベルトの製造方法 |
JP2012107231A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-06-07 | Kaneka Corp | 導電性ポリイミドフィルムの製造方法 |
JP2014149408A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着ベルト、定着ベルトの製造方法、定着装置、及び画像形成装置 |
JP2015059957A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | コニカミノルタ株式会社 | シームレス樹脂ベルトの製造方法および管状発熱体 |
JP2018065993A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 大日本印刷株式会社 | ポリイミドフィルムの製造方法、ポリイミド前駆体の製造方法、積層体の製造方法及びディスプレイ用表面材の製造方法 |
WO2020075012A1 (en) * | 2018-10-08 | 2020-04-16 | Landa Corporation Ltd. | Friction reduction means for printing systems and method |
US10759953B2 (en) | 2013-09-11 | 2020-09-01 | Landa Corporation Ltd. | Ink formulations and film constructions thereof |
US10889128B2 (en) | 2016-05-30 | 2021-01-12 | Landa Corporation Ltd. | Intermediate transfer member |
US10926532B2 (en) | 2017-10-19 | 2021-02-23 | Landa Corporation Ltd. | Endless flexible belt for a printing system |
US10933661B2 (en) | 2016-05-30 | 2021-03-02 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process |
US10960660B2 (en) | 2012-03-05 | 2021-03-30 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process |
US10981377B2 (en) | 2012-03-05 | 2021-04-20 | Landa Corporation Ltd. | Apparatus and method for control or monitoring a printing system |
US10994528B1 (en) | 2018-08-02 | 2021-05-04 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system with flexible intermediate transfer member |
US11104123B2 (en) | 2012-03-05 | 2021-08-31 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system |
US11106161B2 (en) | 2012-03-05 | 2021-08-31 | Landa Corporation Ltd. | Intermediate transfer members for use with indirect printing systems and protonatable intermediate transfer members for use with indirect printing systems |
US11179928B2 (en) | 2015-04-14 | 2021-11-23 | Landa Corporation Ltd. | Indirect printing system and related apparatus |
US11203199B2 (en) | 2016-05-30 | 2021-12-21 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process and system |
US11214089B2 (en) | 2012-03-05 | 2022-01-04 | Landa Corporation Ltd. | Printing system |
US11235568B2 (en) | 2015-03-20 | 2022-02-01 | Landa Corporation Ltd. | Indirect printing system |
US11267239B2 (en) | 2017-11-19 | 2022-03-08 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system |
US11285715B2 (en) | 2012-03-15 | 2022-03-29 | Landa Corporation Ltd. | Endless flexible belt for a printing system |
US11321028B2 (en) | 2019-12-11 | 2022-05-03 | Landa Corporation Ltd. | Correcting registration errors in digital printing |
US11465426B2 (en) | 2018-06-26 | 2022-10-11 | Landa Corporation Ltd. | Intermediate transfer member for a digital printing system |
US11511536B2 (en) | 2017-11-27 | 2022-11-29 | Landa Corporation Ltd. | Calibration of runout error in a digital printing system |
US11679615B2 (en) | 2017-12-07 | 2023-06-20 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process and method |
US11707943B2 (en) | 2017-12-06 | 2023-07-25 | Landa Corporation Ltd. | Method and apparatus for digital printing |
US11713399B2 (en) | 2012-03-05 | 2023-08-01 | Landa Corporation Ltd. | Ink film constructions |
US11787170B2 (en) | 2018-12-24 | 2023-10-17 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system |
US11833813B2 (en) | 2019-11-25 | 2023-12-05 | Landa Corporation Ltd. | Drying ink in digital printing using infrared radiation |
US12001902B2 (en) | 2018-08-13 | 2024-06-04 | Landa Corporation Ltd. | Correcting distortions in digital printing by implanting dummy pixels in a digital image |
US12011920B2 (en) | 2019-12-29 | 2024-06-18 | Landa Corporation Ltd. | Printing method and system |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002127165A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-08 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | ポリイミド成型体の製造方法 |
JP2002283366A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | ポリイミドベルトの製造方法 |
JP2002292790A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミド被膜組成物の製造方法、ポリイミド被膜組成物、無端ベルト、定着ベルト、opc感光体 |
JP2003000165A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-07 | National Agricultural Research Organization | 加熱変性小麦粉及びその小麦粉を用いた食品素材、食品 |
JP2003053748A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 管状フイルムの成形装置および製造方法 |
JP2003080042A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-18 | Nitto Denko Corp | 複合半透膜及びその製造方法 |
JP2004237694A (ja) * | 2003-02-10 | 2004-08-26 | Nitto Denko Corp | ポリイミドベルトおよびその製造方法 |
JP2005131836A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Kaneka Corp | ポリイミドの成型方法 |
JP2005215028A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミド製無端ベルト及びその製造方法 |
JP2006110772A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Kaneka Corp | 接着フィルムの製造方法 |
JP2006192800A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Kaneka Corp | 多層押出ポリイミドフィルムおよびその利用 |
JP2006301255A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Nitto Denko Corp | 導電性ポリイミドベルトおよびその製造方法 |
-
2007
- 2007-01-26 JP JP2007017180A patent/JP5135809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002127165A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-08 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | ポリイミド成型体の製造方法 |
JP2002283366A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | ポリイミドベルトの製造方法 |
JP2002292790A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミド被膜組成物の製造方法、ポリイミド被膜組成物、無端ベルト、定着ベルト、opc感光体 |
JP2003000165A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-07 | National Agricultural Research Organization | 加熱変性小麦粉及びその小麦粉を用いた食品素材、食品 |
JP2003053748A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 管状フイルムの成形装置および製造方法 |
JP2003080042A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-18 | Nitto Denko Corp | 複合半透膜及びその製造方法 |
JP2004237694A (ja) * | 2003-02-10 | 2004-08-26 | Nitto Denko Corp | ポリイミドベルトおよびその製造方法 |
JP2005131836A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Kaneka Corp | ポリイミドの成型方法 |
JP2005215028A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミド製無端ベルト及びその製造方法 |
JP2006110772A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Kaneka Corp | 接着フィルムの製造方法 |
JP2006192800A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Kaneka Corp | 多層押出ポリイミドフィルムおよびその利用 |
JP2006301255A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Nitto Denko Corp | 導電性ポリイミドベルトおよびその製造方法 |
Cited By (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010256390A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 |
JP2011062959A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Xerox Corp | 速硬化および低温硬化ポリイミド定着ベルト |
JP2011065091A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成部材用フッ素含有ポリアミック酸、フッ素化ポリイミド無端ベルト、ベルトユニットおよび画像形成装置 |
JP2012086482A (ja) * | 2010-10-21 | 2012-05-10 | Nitto Denko Corp | シームレスベルトの製造方法 |
JP2012107231A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-06-07 | Kaneka Corp | 導電性ポリイミドフィルムの製造方法 |
US11214089B2 (en) | 2012-03-05 | 2022-01-04 | Landa Corporation Ltd. | Printing system |
US11713399B2 (en) | 2012-03-05 | 2023-08-01 | Landa Corporation Ltd. | Ink film constructions |
US11106161B2 (en) | 2012-03-05 | 2021-08-31 | Landa Corporation Ltd. | Intermediate transfer members for use with indirect printing systems and protonatable intermediate transfer members for use with indirect printing systems |
US10960660B2 (en) | 2012-03-05 | 2021-03-30 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process |
US10981377B2 (en) | 2012-03-05 | 2021-04-20 | Landa Corporation Ltd. | Apparatus and method for control or monitoring a printing system |
US11104123B2 (en) | 2012-03-05 | 2021-08-31 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system |
US11285715B2 (en) | 2012-03-15 | 2022-03-29 | Landa Corporation Ltd. | Endless flexible belt for a printing system |
JP2014149408A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着ベルト、定着ベルトの製造方法、定着装置、及び画像形成装置 |
US10759953B2 (en) | 2013-09-11 | 2020-09-01 | Landa Corporation Ltd. | Ink formulations and film constructions thereof |
JP2015059957A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | コニカミノルタ株式会社 | シームレス樹脂ベルトの製造方法および管状発熱体 |
US11235568B2 (en) | 2015-03-20 | 2022-02-01 | Landa Corporation Ltd. | Indirect printing system |
US11179928B2 (en) | 2015-04-14 | 2021-11-23 | Landa Corporation Ltd. | Indirect printing system and related apparatus |
US10889128B2 (en) | 2016-05-30 | 2021-01-12 | Landa Corporation Ltd. | Intermediate transfer member |
US11203199B2 (en) | 2016-05-30 | 2021-12-21 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process and system |
US10933661B2 (en) | 2016-05-30 | 2021-03-02 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process |
JP2018065993A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 大日本印刷株式会社 | ポリイミドフィルムの製造方法、ポリイミド前駆体の製造方法、積層体の製造方法及びディスプレイ用表面材の製造方法 |
JP7009902B2 (ja) | 2016-10-17 | 2022-01-26 | 大日本印刷株式会社 | ポリイミドフィルムの製造方法、ポリイミド前駆体の製造方法、積層体の製造方法及びディスプレイ用表面材の製造方法 |
US10926532B2 (en) | 2017-10-19 | 2021-02-23 | Landa Corporation Ltd. | Endless flexible belt for a printing system |
US11267239B2 (en) | 2017-11-19 | 2022-03-08 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system |
US11511536B2 (en) | 2017-11-27 | 2022-11-29 | Landa Corporation Ltd. | Calibration of runout error in a digital printing system |
US11707943B2 (en) | 2017-12-06 | 2023-07-25 | Landa Corporation Ltd. | Method and apparatus for digital printing |
US11679615B2 (en) | 2017-12-07 | 2023-06-20 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process and method |
US11465426B2 (en) | 2018-06-26 | 2022-10-11 | Landa Corporation Ltd. | Intermediate transfer member for a digital printing system |
US10994528B1 (en) | 2018-08-02 | 2021-05-04 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system with flexible intermediate transfer member |
US12001902B2 (en) | 2018-08-13 | 2024-06-04 | Landa Corporation Ltd. | Correcting distortions in digital printing by implanting dummy pixels in a digital image |
WO2020075012A1 (en) * | 2018-10-08 | 2020-04-16 | Landa Corporation Ltd. | Friction reduction means for printing systems and method |
JP7246496B2 (ja) | 2018-10-08 | 2023-03-27 | ランダ コーポレイション リミテッド | 印刷システムおよび方法に関する摩擦低減手段 |
JP2023018102A (ja) * | 2018-10-08 | 2023-02-07 | ランダ コーポレイション リミテッド | 印刷システムおよび方法に関する摩擦低減手段 |
US11318734B2 (en) | 2018-10-08 | 2022-05-03 | Landa Corporation Ltd. | Friction reduction means for printing systems and method |
JP2022508570A (ja) * | 2018-10-08 | 2022-01-19 | ランダ コーポレイション リミテッド | 印刷システムおよび方法に関する摩擦低減手段 |
JP7542590B2 (ja) | 2018-10-08 | 2024-08-30 | ランダ コーポレイション リミテッド | 印刷システムおよび方法に関する摩擦低減手段 |
US11787170B2 (en) | 2018-12-24 | 2023-10-17 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system |
US11833813B2 (en) | 2019-11-25 | 2023-12-05 | Landa Corporation Ltd. | Drying ink in digital printing using infrared radiation |
US11321028B2 (en) | 2019-12-11 | 2022-05-03 | Landa Corporation Ltd. | Correcting registration errors in digital printing |
US12011920B2 (en) | 2019-12-29 | 2024-06-18 | Landa Corporation Ltd. | Printing method and system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5135809B2 (ja) | 2013-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5135809B2 (ja) | ポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造装置並びにポリイミド膜及びポリイミド無端ベルトの製造方法 | |
JP2009237157A (ja) | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置 | |
JP4123296B2 (ja) | 中間転写ベルト及びその製造方法、並びに、画像形成装置 | |
JP5092337B2 (ja) | 無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置、中間転写ベルト、転写搬送ベルト、並びに、搬送装置 | |
JP2010077300A (ja) | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルトおよび画像形成装置 | |
JP5082190B2 (ja) | ポリイミド樹脂製無端ベルト、その製造方法およびその再使用方法、ならびに、電子写真式画像形成装置 | |
JP2013181136A (ja) | ポリイミド前駆体組成物、無端ベルトの製造方法、及び画像形成装置 | |
JP2010079245A (ja) | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 | |
JP5434790B2 (ja) | 弾性転写ベルト、及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP5446655B2 (ja) | ポリイミド系高分子組成物、ポリイミド無端ベルト、ポリイミド無端ベルトの製造方法、ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
US9342007B2 (en) | Polyimide seamless belt for image forming apparatus | |
JP4858275B2 (ja) | 無端ベルトの製造方法、及び画像形成装置 | |
JP4696630B2 (ja) | 樹脂製無端ベルト及びその製造方法、並びに画像形成装置 | |
JP2008116838A (ja) | ポリイミド樹脂製無端ベルト及びそれを備えた画像形成装置、並びにポリイミド樹脂製無端ベルトの製造方法 | |
JP5321967B2 (ja) | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 | |
JP5103800B2 (ja) | ポリアミック酸組成物の製造方法およびポリイミド無端ベルトの製造方法 | |
JP5648269B2 (ja) | ポリイミド管状成型体およびその製造方法、中間転写ベルト、定着ベルト、ならびに画像形成装置 | |
JP2008009248A (ja) | 電子写真用シームレスベルトの塗工液の製造方法及び中間転写ベルト | |
JP4356508B2 (ja) | ポリアミック酸組成物、並びに画像形成装置、それを用いたポリイミド無端ベルト及びその製造方法 | |
JP6269732B2 (ja) | ポリイミド前駆体組成物、ポリイミド成形体、及び画像形成装置 | |
JP4285332B2 (ja) | ポリイミド無端ベルト、及び画像形成装置 | |
JP2008040231A (ja) | 樹脂ベルト及びそれを備えた画像形成装置、並びに樹脂ベルトの製造方法 | |
JP5958369B2 (ja) | ポリイミド前駆体組成物、ポリイミド前駆体組成物の製造方法、転写ベルト、転写ベルトの製造方法、転写ベルトユニット、及び画像形成装置 | |
JP5472582B2 (ja) | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 | |
JP2009186524A (ja) | 電子写真用中間転写媒体及び該中間転写媒体を用いた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120321 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121016 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121029 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |