JP2010077300A - ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルトおよび画像形成装置 - Google Patents
ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルトおよび画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010077300A JP2010077300A JP2008247987A JP2008247987A JP2010077300A JP 2010077300 A JP2010077300 A JP 2010077300A JP 2008247987 A JP2008247987 A JP 2008247987A JP 2008247987 A JP2008247987 A JP 2008247987A JP 2010077300 A JP2010077300 A JP 2010077300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyamic acid
- acid composition
- dianhydride
- carbon black
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- QDAWXRKTSATEOP-UHFFFAOYSA-N CC(c(cccc1)c1C(O)=O)=O Chemical compound CC(c(cccc1)c1C(O)=O)=O QDAWXRKTSATEOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- UNKVBBKGKXKITJ-UHFFFAOYSA-N CC(c1cc2ccccc2cc1C(O)=O)=O Chemical compound CC(c1cc2ccccc2cc1C(O)=O)=O UNKVBBKGKXKITJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
- G03G15/2057—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/1067—Wholly aromatic polyimides, i.e. having both tetracarboxylic and diamino moieties aromatically bound
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/1067—Wholly aromatic polyimides, i.e. having both tetracarboxylic and diamino moieties aromatically bound
- C08G73/1071—Wholly aromatic polyimides containing oxygen in the form of ether bonds in the main chain
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L79/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon only, not provided for in groups C08L61/00 - C08L77/00
- C08L79/04—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain; Polyhydrazides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08L79/08—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2016—Heating belt
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】ジアミン化合物とテトラカルボン酸ジ無水物と酸モノ無水物とが、下記式(1)および下記式(2)を満たす量比で反応したポリアミック酸と、導電性カーボンブラックと、を含むポリアミック酸組成物。式(1):0.962≦Y/X≦0.997;式(2):0.20≦Z/2(X−Y)<0.80[上記式(1)および式(2)中、Xは前記ジアミン化合物の含有量(モル)を、Yは前記テトラカルボン酸ジ無水物の含有量(モル)を、Zは酸モノ無水物の含有量(モル)を表す。]
【選択図】なし
Description
また、より高強度の導電性ベルトとして、例えば機械特性や耐熱性に優れたポリイミドに導電性フィラーを分散してなる中間転写ベルトが提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。
ジアミン化合物とテトラカルボン酸ジ無水物と酸モノ無水物とが、下記式(1)および下記式(2)を満たす量比で反応したポリアミック酸と、
導電性カーボンブラックと、を含むポリアミック酸組成物である。
式(1) 0.962≦Y/X≦0.997
式(2) 0.20≦Z/2(X−Y)<0.80
(上記式(1)および式(2)中、Xは前記ジアミン化合物の含有量(モル)を、Yは前記テトラカルボン酸ジ無水物の含有量(モル)を、Zは酸モノ無水物の含有量(モル)を表す。)
前記ジアミン化合物が、p−フェニレンジアミンおよび4,4’−ジアミノジフェニルエーテルから選ばれる少なくとも一種である請求項1に記載のポリアミック酸組成物である。
前記テトラカルボン酸ジ無水物が、ピロメリット酸ジ無水物および3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸ジ無水物から選ばれる少なくとも一種である請求項1または請求項2に記載のポリアミック酸組成物である。
前記酸モノ無水物が、無水マレイン酸および無水フタル酸から選ばれる少なくとも一種である請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のポリアミック酸組成物である。
前記導電性カーボンブラックのpHが7以下である請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のポリアミック酸組成物である。
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のポリアミック酸組成物を円筒状基材の表面に塗布し、前記円筒状基材の表面に塗布されたポリアミック酸組成物に含まれるポリアミック酸をイミド転化することによって得られるポリイミド無端ベルトである。
請求項6に記載のポリイミド無端ベルトを具備する画像形成装置である。
<第1実施形態:ポリアミック酸組成物>
第1実施形態に係るポリアミック酸組成物は、(I)ジアミン化合物と、(II)テトラカルボン酸ジ無水物と、(III)酸モノ無水物と、が下記式(1)および下記式(2)を満たす量比で反応した(A)ポリアミック酸と、(B)導電性カーボンブラックと、を含むことを特徴とする。
式(1) 0.962≦Y/X≦0.997
式(2) 0.20≦Z/2(X−Y)<0.80
(上記式(1)および式(2)中、Xは前記ジアミン化合物の含有量(モル)を、Yは前記テトラカルボン酸ジ無水物の含有量(モル)を、Zは酸モノ無水物の含有量(モル)を表す。)
これに対し、上記第1実施形態に係るポリアミック酸組成物は、上記式(1)および式(2)を満たす量比で反応した(A)ポリアミック酸と(B)導電性カーボンブラックとを含有していることにより、上記問題が解決される。
ついで、第1実施形態に係るポリアミック酸組成物に用いられる各成分について詳細に説明する。
第1実施形態に係るポリアミック酸組成物に用いられる(A)ポリアミック酸は、上記の量比で反応して得られるものであれば特に限定されるものではなく、公知のポリアミック酸を用いることができる。該ポリアミック酸の主たる分子骨格としては、例えば下記一般式(1)で表すことができる。
一般式(1)
より具体的には、Rとしては例えば
R’としては例えば
R’’としては水素のほかに、例えば
上記芳香族残基、脂肪族残基の水素の一部がアルキル基や水酸基等の置換基で置換されていても、公知の構造であれば限定されるものではない。これらは1種類あるいは2種以上併用して用いても差し支えない。
まずポリアミック酸組成物の溶液に対してメタノールを加えて、ポリアミック酸の再沈物を得る。該再沈殿物を耐圧ビンに入れて、1N水酸化ナトリウム水溶液を加え、100℃で2時間処理を行い、ポリアミック酸の加水分解物を得る。次にこの加水分解物をクロロホルムで抽出作業を行い、クロロホルム相の濃縮液から、赤外分光法および核磁気共鳴分光法、ガスクロマトグラフィー法によって分析し、ジアミン成分((I)ジアミン化合物由来)の構造および量を特定する。また、上記加水分解物のクロロホルム不溶相である水相を中和し、凍結乾燥後、乾燥固形分を得る。これにメタノールによる抽出作業を行い、その溶解物を、赤外分光法および核磁気共鳴分光法、ガスクロマトグラフィー法によって分析し、カルボン酸成分((II)テトラカルボン酸ジ無水物および(III)酸モノ無水物由来)の構造および量を特定する。
本明細書に記載のポリアミック酸が前記式(1)および式(2)を満たすか否かは、上記分析方法によって確認した。
2)上記膜(ア)をTHF(テトラヒドロフラン)等のポリアミック酸の貧溶媒であり、かつ沸点が100℃未満の溶媒に25±5℃で3分浸漬して、有機溶媒を除去し、ポリアミック酸を析出させ、膜(イ)を得る。
4)上記膜(ウ)をIR装置((株)堀場製作所製FT−730)を用いて、透過法で測定する。
6)イミド化率は下記式(3)を用いて算出する。
イミド化率(%)=<膜(ウ)における、イミド環由来の吸収ピーク/内標である芳香
族環由来の吸収ピーク強度>/<膜(エ)における、イミド環由
来の吸収ピーク/内標である芳香族環由来の吸収ピーク強度>×1
00(%)
また上記のポリアミック酸のイミド化率測定方法は、ポリアミック酸のイミド化反応が加熱等によって非常に早く進行してしまい、ポリアミック酸自体の、真のイミド化率の測定が困難である状況であるなか、優位な方法である。
第1実施形態において用いられる(I)ジアミン化合物としては、ポリアミック酸の重合反応に用いられる、分子構造中に2つのアミノ基を有する公知のジアミン化合物であれば特に限定されるものではなく、公知のものを用いることができる。該ジアミン化合物は、例えば、p−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルエタン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’−ジアミノジフェニルスルフォン、1,5−ジアミノナフタレン、3,3−ジメチル−4,4’−ジアミノビフェニル、5−アミノ−1−(4’−アミノフェニル)−1,3,3−トリメチルインダン、6−アミノ−1−(4’−アミノフェニル)−1,3,3−トリメチルインダン、4,4’−ジアミノベンズアニリド、3,5−ジアミノ−3’−トリフルオロメチルベンズアニリド、3,5−ジアミノ−4’−トリフルオロメチルベンズアニリド、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、2,7−ジアミノフルオレン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパン、4,4’−メチレン−ビス(2−クロロアニリン)、2,2’,5,5’−テトラクロロ−4,4’−ジアミノビフェニル、2,2’−ジクロロ−4,4’−ジアミノ−5,5’−ジメトキシビフェニル、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジアミノビフェニル、4,4’−ジアミノ−2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)−ビフェニル、1,3’−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレン、4,4’−(p−フェニレンイソプロピリデン)ビスアニリン、4,4’−(m−フェニレンイソプロピリデン)ビスアニリン、2,2’−ビス[4−(4−アミノ−2−トリフルオロメチルフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、4,4’−ビス[4−(4−アミノ−2−トリフルオロメチル)フェノキシ]−オクタフルオロビフェニル等の芳香族ジアミン;ジアミノテトラフェニルチオフェン等の芳香環に結合された2個のアミノ基と当該アミノ基の窒素原子以外のヘテロ原子を有する芳香族ジアミン;1,1−メタキシリレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、4,4−ジアミノヘプタメチレンジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、イソフォロンジアミン、テトラヒドロジシクロペンタジエニレンジアミン、ヘキサヒドロ−4,7−メタノインダニレンジメチレンジアミン、トリシクロ[6,2,1,02.7]−ウンデシレンジメチルジアミン、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルアミン)等の脂肪族ジアミンおよび脂環式ジアミン等をあげることができる。これらのジアミン化合物は1種類あるいは2種以上併用して用いても差し支えない。
第1実施形態において用いられる(II)テトラカルボン酸ジ無水物としては、ポリアミック酸の重合反応に用いられる化合物であれば特に限定されるものではなく、公知のものを用いることができる。該テトラカルボン酸ジ無水物としては、例えば、ピロメリット酸ジ無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸ジ無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルスルホンテトラカルボン酸ジ無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸ジ無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸ジ無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸ジ無水物、3,3’,4,4’−ジメチルジフェニルシランテトラカルボン酸ジ無水物、3,3’,4,4’−テトラフェニルシランテトラカルボン酸ジ無水物、1,2,3,4−フランテトラカルボン酸ジ無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィドジ無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホンジ無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルプロパンジ無水物、3,3’,4,4’−パーフルオロイソプロピリデンジフタル酸ジ無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸ジ無水物、ビス(フタル酸)フェニルホスフィンオキサイドジ無水物、p−フェニレン−ビス(トリフェニルフタル酸)ジ無水物、m−フェニレン−ビス(トリフェニルフタル酸)ジ無水物、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−ジフェニルエーテルジ無水物、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−ジフェニルメタンジ無水物等をあげることができる。
第1実施形態において用いられる(III)酸モノ無水物としては、アミンと反応する公知の酸モノ無水物であれば特に限定されるものではなく公知のものを用いることができる。該酸モノ無水物としては無水酢酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、2,3−ベンゾフェノンジカルボン酸無水物、3,4−ベンゾフェノンジカルボン酸無水物、2,3−ジカルボキシフェニルフェニルエーテル無水物、3,4−ジカルボキシフェニルフェニルエーテル酸無水物、2,3−ビフェニルジカルボン酸無水物、3,4−ビフェニルジカルボン酸無水物、2,3−ジカルボキシフェニルフェニルスルホン無水物、3,4−ジカルボキシフェニルフェニルスルホン無水物、2,3−ジカルボキシフェニルフェニルスルフィド無水物、3,4−ジカルボキシフェニルフェニルスルフィド無水物、1,2−ナフタレンジカルボン酸無水物、2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物、1,8−ナフタレンジカルボン酸無水物、1,2−アントラセンジカルボン酸無水物、2,3−アントラセンジカルボン酸無水物、1,9−アントラセンジカルボン酸無水物等をあげることができる。これらはその構造の一部がアミンまたはカルボン酸無水物と反応性を有しない範囲で置換されていても差し支えない。また、これらは酸モノ無水物は1種類あるいは2種類以上併用して用いても差し支えない。
式(1) 0.962≦Y/X≦0.997
式(2) 0.20≦Z/2(X−Y)<0.80
(上記式(1)および式(2)中、Xは前記ジアミン化合物の含有量(モル)を、Yは前記テトラカルボン酸ジ無水物の含有量(モル)を、Zは酸モノ無水物の含有量(モル)を表す。)
第1実施形態において用いられる(A)ポリアミック酸の重合方法としては特に限定されるものではなく、公知の方法を用いることができる。例えば、
・(I)ジアミン化合物と(II)テトラカルボン酸ジ無水物と(III)酸モノ無水物とを、前記式(1)および式(2)を満たす範囲で調合し、高温にして重合を無溶媒で行う溶解法
・(I)ジアミン化合物と(II)テトラカルボン酸ジ無水物と(III)酸モノ無水物とを、前記式(1)および式(2)を満たす範囲で調合し、さらに溶媒を加えて重合を行う溶液法
・(II)テトラカルボン酸ジ無水物をいったんアルコールで処理を施してジエステルジカルボン酸としたのちに重合を行うジエステルジカルボン酸法
をあげることができる。ここで、好ましくは溶媒を用いる溶液法をあげることができる。
1)一段法:溶媒に(I)Xモル、(II)Yモル、(III)Zモルを混合して重合を行う方法
2)多段法:溶媒に(I)Xモルを溶解させた後、(II)Yモル、(III)Zモルを数段階に分けて徐々に添加する方法
3)ブレンド法:第一バッチで溶媒に(I)X/2モルを溶解させた後、(II)Y/2モルを混合して重合を行い、第二バッチで溶媒に(I)X/2モルを溶解させた後、(II)Y/2モル、(III)Zモルを混合して重合を行い、最終的に第一バッチ、第二バッチをブレンド混合する方法
等をあげることができる。すなわち、前記式(1)および式(2)の量比を満たす範囲であればどのような方法であってもよく、例えば上記の1種類または2種類以上の組み合わせで行っても差し支えない。
第1実施形態において用いられる(B)導電性カーボンブラックは、特に限定されるものではなく、公知のものを用いることができる。例としては、炭素粉末、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、ファーネスブラック、チェンネルブラック、単層カーボンナノチューブ、多層カーボンナノチューブ、フラーレン等あげることができる。これらは1種類あるいは2種類以上併用して用いても差し支えない。ここで、好ましい導電性カーボンブラックとしてはpH7以下の酸性カーボンブラックが好ましく、さらにpH5以下であることがより好ましく、pH4以下であることがもっとも好ましい。ここで、酸性カーボンブラックのpHは、カーボンブラックの水性懸濁液を調整し、ガラス電極で測定することで求められる。
第1実施形態に係るポリアミック酸組成物は、上記の(A)ポリアミック酸および(B)導電性カーボンを含むことを特徴とする。これら(A)と(B)の混合方法としては特に限定されるものではなく、公知の方法を用いることができる。例えば、攪拌法、超音波照射法、ボールミル法、ジェットミル法などせん断力や衝撃、衝突によって導電性カーボンの凝集を砕き、ポリアミック酸へ分配、分散させる方法をあげることができる。これらの方法は1つの方法を用いても、複数の方法を併用しても差し支えない。
ここで、より具体的な例としては、(A)ポリアミック酸の重合反応段階において(B)導電性カーボンブラックを予め加えておき、(B)導電性カーボンブラックの存在下、ポリアミック酸重合を進めると共に(B)導電性カーボンブラックを分散する方法や、重合によって得られた(A)ポリアミック酸の溶液と(B)導電性カーボンブラックを混合する方法などをあげることができる。これらの方法は1つの方法を用いても、複数の方法を併用しても差し支えない。
また、好ましい方法としては、(A)ポリアミック酸の一部と(B)導電性カーボンブラックとをまず混合・分散処理を行った後、残りの(A)ポリアミック酸を添加する、マスターバッチ法である。この際、初めに用いるポリアミック酸は低分子量であるほうが好ましい。このような低分子量のポリアミック酸とは、例えば前記式(1)および式(2)を満たすものをあげることができる。
第2実施形態に係るポリイミド無端ベルトは、前記第1実施形態に係るポリアミック酸組成物を円筒状基材(金型)の表面に塗布し、前記円筒状基材の表面に塗布されたポリアミック酸組成物に加熱処理を施して、ポリアミック酸をイミド転化することによって得られることを特徴とする。
円筒状基材の表面とは、円筒型の基材の内面/外面のいずれも使用し得る。
第3実施形態に係る画像形成装置は、無端ベルトを1本以上搭載し、前記1本以上の無端ベルトのうち、少なくとも1本が、前記第2実施形態に係るポリイミド無端ベルトであることを特徴とする。なお、第2実施形態に係るポリイミド無端ベルトは、電子写真複写機、レーザービームプリンター、ファクシミリ、これらの複合装置といった電子写真方式の画像形成装置における中間転写ベルト、転写搬送ベルト、搬送ベルト、定着ベルトなど種々の用途に供することが可能である。
図1は、中間転写装置および定着装置を有する画像形成装置の概略構成図である。該画像形成装置は、中間転写ベルト2および定着ベルト52を備えており、何れも前記ポリイミド無端ベルトが適用されている。
像保持体1は、矢印A方向に回転し、図示しない帯電装置によって表面が帯電される。その帯電された像保持体1には、図示しない画像書き込み装置によってレーザが照射されて静電潜像が形成される。
定着装置5は、内部に加熱源を有する中空ロール(例えば、内部にハロゲンランプからなる加熱源を有するアルミニウム製中空ロール)51a、弾性体層(例えば、中空ロール51aの表面上に積層された液状シリコンゴム(Liquid silicone Rubber)を硬化させた弾性体層)51b、および耐熱離型耐油層(例えば、弾性体層51bの表面にフッ素ゴムを塗布した耐熱離型耐油層)51cとで構成された、矢印C方向に回転するように駆動される定着ロール51、定着ロール51の駆動にともない矢印Dの方向に循環するように従動する定着ベルト52、定着ベルト52を定着ロール51に圧接して広い接触幅の接触領域Nを形成する加圧パッド(例えば、金属製台座上にシリコンゴムを一体成型してなる加圧パッド)56、定着ベルト52を支える第1の支持ロール54、接触領域Nから定着ベルト52の循環の上流側に位置して定着ベルト52を支えるとともに加熱部を有して定着ベルト52を予備加熱する第2の支持ロール55、接触領域Nから定着ベルト52の循環の下流側に位置して定着ベルト52を支える圧力ロール53、接触領域Nを通過した記録媒体41を定着ロール52から分離する用紙分離爪59を備える。定着ベルト52の接触領域Nと接する部分は、第2の支持ロール55と圧力ロール53に張架されており、圧力ロール53は図示しないコイルスプリングにより定着ロール51中心にむけて加圧されている。
未定着トナーを表面に載せた記録媒体41は、図1の搬送路43を経由して定着ベルト52の第2の支持ロール55上に搬送される。記録媒体41は未定着トナーとともに第2の支持ロール55により予備加熱される。第2の支持ロール55から接触領域Nまで定着ベルト2は水平にのびる部分を有し、その水平にのびる部分によって記録媒体41が矢印Eの方向に接触領域Nまで搬送される。接触領域Nを未定着トナー像の付着した記録媒体41が通過する際、定着ロール51がその未定着トナー像を加熱および加圧することによりその未定着トナー像を記録媒体41上に定着させる。定着ロール51には離型剤塗布手段58によって離型剤が塗布されているため、未定着トナー像は記録媒体41に効率良く定着されるが、記録媒体41に定着されずに定着ロール51の表面に付着したトナーが存在すれば、そのトナーはクリーニング手段57によって拭き取られる。トナーが定着された記録媒体41は、接触領域Nを通過した後用紙分離爪59位置まで搬送され、用紙分離爪59によって定着ベルト52から分離され、定着装置5の下流に存在する図示しない排紙部に排出される。
東機産業(株)製TV−20形粘度計コーンプレートタイプを用いて、測定温度25℃で測定した。
前述の方法により測定した。
ポリアミック酸溶液に対して、導電性カーボンブラックを所定量(後述の表4〜表8に記載の量)加えた後、衝突型分散機であるジーナス製「Geanus PY、衝突部の最小部断面積0.032mm2」を用い、圧力を200MPaで溶液を2分割後衝突させ、再度2分割する経路を通した。さらに経路には、温度を管理した冷却媒体を循環させる機構を設け、導入前の液温度が40℃を超えないように制御し、衝突後の液温度が120℃を超えないように制御した。分散に要した時間は3時間であった。
外径90mm、長さ450mmのSUS材料製円筒型金型を用意し、その外表面にシリコーン系離型剤を塗布・乾燥処理を行った(離型剤処理)。離型剤処置を施した円筒型金型を周方向に10rpmの速度で回転させながら、ポリアミック酸組成物の溶液を口径1.0mmディスペンサーより吐出しながら、金型上に設置した金属ブレードにて一様の圧力で押し付けながら塗布を行った。ディスペンサーユニットを円筒型金型の軸方向に100mm/分の速度で移動させることによって円筒型金型上に螺旋状にポリアミック酸組成物の溶液を塗布した。塗布後、ブレードを解除して円筒型金型を2分間回転し続けレベリングを行った。
・重合溶媒/N−メチル−2−ピロリドン(以降NMPと略す)
・ジアミン化合物/4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(以降ODAと略す)
・テトラカルボン酸ジ無水物/3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸ジ無水物(以降BPDAと略す)
・酸モノ無水物/無水フタル酸(以降PAと略す)
・導電性カーボンブラック/SPECIAL BLACK4(Degussa製pH4.0、揮発分:14.0%)(以降SB4と略す)
・導電性カーボンブラック/ケッチェンブラックEC300J(ライオン(株)製pH9.0、揮発分:0.5%)(以降ECと略す)
1Lセパラブルフラスコに、ODA82.72g(0.413モル)、NMP800gを混合して60℃に加熱、攪拌した。さらにBPDA117.28g(0.399モル)、PA1.50g(0.010モル)を粉末状体のまま混合した粉末を、30分かけて徐々に手で添加した。その後、60℃で、攪拌を行ったまま24時間重合反応を行った。その後、溶液を#800のステンレスメッシュを用いてろ過してポリアミック酸溶液を得た。上記において、Y/X=BPDAモル量/ODAモル量=0.966、Z/2(X−Y)=PAモル量/2(ODAモル量−BPDAモル量)=0.36であった。またイミド化率は上記の方法によって測定した。結果を表1に示す。
用いる(I)ジアミン化合物、(II)テトラカルボン酸ジ無水物および(III)酸モノ無水物のモル比を、表1および表2に示すモル比に変更した以外は、製造例A1に記載の方法によりポリアミック酸溶液を得た。結果を表1および表2に示す。
1Lセパラブルフラスコに、ODA81.50g(0.407モル)、NMP800gを混合して60℃に加熱、攪拌した。さらにBPDA118.57g(0.403モル)、PA0.59g(0.004モル)を粉末状体のまま混合した粉末を、30分かけて徐々に手で添加した。その後、60℃で、攪拌を行ったまま24時間重合反応を行った。その後、溶液を#800のステンレスメッシュを用いてろ過してポリアミック酸溶液を得た。上記において、Y/X=BPDAモル量/ODAモル量=0.990、Z/2(X−Y)=PAモル量/2(ODAモル量−BPDAモル量)=0.50であった。またイミド化率は上記の方法によって測定した。結果を表3に示す。
重合反応の際の加熱温度を75℃に変更した以外は、製造例C1に記載の方法によりポリアミック酸溶液を得た。結果を表3に示す。
製造例A1のポリアミック酸溶液1000g(ポリアミック酸に換算して200g)に対して、SB4を60g加えた後、上記に示す方法で導電性カーボンブラックの分散を行った。このポリアミック酸組成物の評価結果を表4に示す。
また、このポリアミック酸組成物を用いて、上記に示す方法でポリイミド無端ベルトを作製した。評価結果を表4に示す。
表4〜表7に示すポリアミック酸溶液および導電性カーボンブラックを表4〜表7に示す量比にて用いる以外は、実施例1に記載の方法により、ポリアミック酸組成物およびポリイミド無端ベルトを得た。評価結果を表4〜表7に示す。
−ポリアミック酸組成物の安定性評価(粘度変化率(%))−
ポリアミック酸溶液を50mlのサンプル瓶に10gを秤量し密封した後、23℃±5℃の状態で放置し、その粘度を上記(1)の方法で測定した。なお、測定値としては変化率%=(30日放置後の粘度)/(ポリアミック酸溶液作製直後の粘度)×100で表し、100%に近いほうが安定性に優れることを示す。
イコーエンジニアリング(株)製1605Nを用いて、チャック間距離20mm、引張り速度20mm/min.条件で、JIS−K7127(1987年)に準じて測定した。尚、サンプルはポリイミド無端ベルトより5mm×40mmを切り出して測定に用いた。
安田精機製作所(株)製MIT耐折度試験機を用いて、JIS−C5016(1994年)に準じ、引張り荷重1.0kg、屈折角度135°の条件で試験片に対して、往復折り曲げ試験を行った。尚、サンプルはポリイミド無端ベルトから150mm×15mmを切り出して測定に用いた。
三菱油化(株)製ハイレスターIPのURプローブ:円柱状電極の外径Φ16mm、リング状電極部の内径Φ30mm、外径Φ40mm)を用いて、22±3℃/50±5%RH環境下、電圧100V印加して、印加後30ミリ秒および10秒の抵抗値を測定した。測定値から印加後30ミリ秒の表面抵抗率の常用対数値(ρs(30msec))および10秒の表面抵抗率の常用対数値(ρs(10sec))を算出した。また、Δ=|ρs(30msec)−ρs(10sec)|を算出した。表面抵抗率の面内バラツキが少ない方が電気的特性に優れることを示す。
製造例A3のポリアミック酸溶液2000gに対して、SB4を300g加えた後、上記に示す方法で導電性カーボンブラックの分散を行なった。さらに製造例A12のポリアミック酸溶液3500gを混合してポリアミック酸組成物とした。
その後、膜厚80μmのポリイミド無端ベルトを、上記ポリイミド無端ベルトの作製方法に従って作製した。また、以下の印字画質の評価に従って評価を行った。評価結果を表8に示す。
表8に示すポリアミック酸溶液を用いる以外は、実施例23に記載の方法により、ポリアミック酸組成物およびポリイミド無端ベルトを得た。評価結果を表8に示す。
−ポリイミド無端ベルトを用いた印字画質の評価−
膜厚:80μm、かつ、表面抵抗率の常用対数値11.0〜11.5(LogΩ/□)であるポリイミド無端ベルトについて、それぞれ以下の評価を初期特性として実施した。
富士ゼロックス社製DocuCentreColor2220改造機(プロセス速度:250mm/sec、一次転写電流:35μAに改造)を使用し、得られたポリイミド無端ベルトを中間転写ベルトとして搭載して、高温高湿(28℃85%RH)および低温低湿(10℃15%RH)で、Cyan、Magentaの50%ハーフトーン画像を富士ゼロックス社製C2紙に出力し、以下の規準で濃度ムラおよび斑点ディフェクトを目視で以下の基準で評価した。
10枚目の印字試料の印字部を3×3=9等分に分割してそれぞれの色度を色彩色度計CR−210(ミノルタ社製)を用いて測定して、色度の最大と最小との差である色差ΔEを求めた。
○:色差ΔEが0.3未満である(濃度ムラが確認されない)。
△:色差ΔEが0.3以上1.0未満である。
×:色差ΔEが1.0以上である。
10枚目の印字試料の印字部内の斑点を目視観察し、以下の基準で評価した。
○:0.5mm未満の大きさの斑点が10個未満である。
△:0.5mm未満の大きさの斑点が10個以上50個未満発生した。
×:0.5mm未満の大きさの斑点が50個以上発生した。または、0.5mm以上1.0mm未満の大きさの斑点が50個未満発生し、1.0mm以上の大きさの斑点が発生しなかった。
2 中間転写ベルト
3 バイアスロール
4 記録媒体貯蔵部
5 定着装置
6 現像装置
21、23、24 支持ロール
22 バックアップロール
25 導電性ロール
26 電極ロール
28、70 ベルト張架装置
41、P 記録媒体
42 供給ロール
43 搬送路
51 定着ロール
51a 中空ロール
51b 弾性体層
51c 耐熱離型耐油層
53 圧力ロール
54 第1の支持ロール
55 第2の支持ロール
56 加圧パット
57 クリーニング手段
58 離型剤塗布手段
59 用紙分離爪
61 中間転写定着ベルト
62 駆動ロール
63、64 ガイドロール
65 テンションロール
66 加熱ローラ
67A、67B、67C、67D 感光体ドラム
68A、68B、68C、68D 転写器
69 加圧ローラ
Claims (7)
- ジアミン化合物とテトラカルボン酸ジ無水物と酸モノ無水物とが、下記式(1)および下記式(2)を満たす量比で反応したポリアミック酸と、
導電性カーボンブラックと、を含むポリアミック酸組成物。
式(1) 0.962≦Y/X≦0.997
式(2) 0.20≦Z/2(X−Y)<0.80
(上記式(1)および式(2)中、Xは前記ジアミン化合物の含有量(モル)を、Yは前記テトラカルボン酸ジ無水物の含有量(モル)を、Zは酸モノ無水物の含有量(モル)を表す。) - 前記ジアミン化合物が、p−フェニレンジアミンおよび4,4’−ジアミノジフェニルエーテルから選ばれる少なくとも一種である請求項1に記載のポリアミック酸組成物。
- 前記テトラカルボン酸ジ無水物が、ピロメリット酸ジ無水物および3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸ジ無水物から選ばれる少なくとも一種である請求項1または請求項2に記載のポリアミック酸組成物。
- 前記酸モノ無水物が、無水マレイン酸および無水フタル酸から選ばれる少なくとも一種である請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のポリアミック酸組成物。
- 前記導電性カーボンブラックのpHが7以下である請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のポリアミック酸組成物。
- 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のポリアミック酸組成物を円筒状基材の表面に塗布し、前記円筒状基材の表面に塗布されたポリアミック酸組成物に含まれるポリアミック酸をイミド転化することによって得られるポリイミド無端ベルト。
- 請求項6に記載のポリイミド無端ベルトを具備する画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008247987A JP4853505B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルトおよび画像形成装置 |
US12/401,894 US9052654B2 (en) | 2008-09-26 | 2009-03-11 | Polyamic acid composition, polyimide endless belt, and image forming apparatus |
CN 200910128843 CN101684197B (zh) | 2008-09-26 | 2009-03-17 | 聚酰胺酸组合物、聚酰亚胺环带和成像设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008247987A JP4853505B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルトおよび画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010077300A true JP2010077300A (ja) | 2010-04-08 |
JP4853505B2 JP4853505B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=42047587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008247987A Expired - Fee Related JP4853505B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルトおよび画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9052654B2 (ja) |
JP (1) | JP4853505B2 (ja) |
CN (1) | CN101684197B (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013057051A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-03-28 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリアミック酸組成物、無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置 |
JP2013245322A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 熱硬化性溶液、管状体及びその製造方法、並びに、画像形成装置 |
JP2014149500A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Fuji Xerox Co Ltd | カーボンブラック分散ポリアミック酸組成物、無端ベルト及びその製造方法、並びに、画像形成装置 |
WO2015125916A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | 積水化学工業株式会社 | 炭素材料、樹脂複合材料及びそれらの製造方法 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8422923B2 (en) * | 2010-08-26 | 2013-04-16 | Xerox Corporation | Phosphate ester polyimide containing intermediate transfer members |
WO2012057302A1 (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-03 | 株式会社カネカ | 導電性ポリイミドフィルムの製造方法 |
JP5644381B2 (ja) * | 2010-11-04 | 2014-12-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成方法、及び、画像形成装置 |
TW201302858A (zh) | 2011-06-24 | 2013-01-16 | Du Pont | 有色聚醯亞胺膜及與其有關之方法 |
CN102347115B (zh) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | 江苏远洋东泽电缆股份有限公司 | 船用防锈电缆的防腐加工方法 |
JP5781999B2 (ja) * | 2012-04-13 | 2015-09-24 | 達勝科技股▲ふん▼有限公司 | ポリイミドフィルム及びその製造方法 |
WO2013157568A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | 株式会社カネカ | 導電性ポリイミドフィルムの製造方法 |
WO2015048071A1 (en) * | 2013-09-26 | 2015-04-02 | Polyone Corporation | Aromatic polyimides suitable for 3d printing processes |
CN105315462B (zh) * | 2014-07-24 | 2018-09-14 | 中国石油化工股份有限公司 | 聚酰胺酸组合物及其制备方法和应用 |
CN105315664B (zh) * | 2014-07-24 | 2018-09-14 | 中国石油化工股份有限公司 | 粘度可控的聚酰胺酸组合物及其制备方法和应用 |
CN105372970B (zh) * | 2015-04-22 | 2018-06-29 | 保定莱盛打印机配件有限公司 | 一种激光打印机导电定影膜及其制备方法 |
JP6708473B2 (ja) * | 2015-04-30 | 2020-06-10 | キヤノン株式会社 | 導電性部材および電子写真装置 |
CN106589368B (zh) * | 2015-10-19 | 2019-08-06 | 中国石油化工股份有限公司 | 聚酰胺酸组合物和制备方法及其应用 |
CN106589371B (zh) * | 2015-10-19 | 2019-07-09 | 中国石油化工股份有限公司 | 聚酰胺酸组合物及其制备方法和应用 |
CN106589370B (zh) * | 2015-10-19 | 2019-06-11 | 中国石油化工股份有限公司 | 聚酰胺酸组合物和制备方法及应用 |
CN106589369B (zh) * | 2015-10-19 | 2019-06-11 | 中国石油化工股份有限公司 | 聚酰胺酸组合物及制备方法和应用 |
JP6798154B2 (ja) * | 2016-06-15 | 2020-12-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 無端ベルト、画像形成装置、及び無端ベルトユニット |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH055033A (ja) * | 1990-11-28 | 1993-01-14 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 熱安定性の良好なポリイミドおよびその製造方法 |
JPH09328618A (ja) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Toray Ind Inc | 遮光材料、黒色ペースト、カラーフィルタおよび液晶表示装置 |
JP2004123857A (ja) * | 2002-10-01 | 2004-04-22 | Teijin Ltd | ポリアミド酸組成物およびポリアミド酸の製造方法 |
JP2005068227A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミドフィルムおよび該ポリイミドフィルムを使用した電子写真用転写・定着部材 |
JP2006029100A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Yanmar Co Ltd | 多気筒エンジンの燃料制御方法 |
JP2007333904A (ja) * | 2006-06-13 | 2007-12-27 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリアミック酸組成物及びその製造方法、ポリイミド無端ベルト及びポリイミド無端ベルトを備えた画像形成装置 |
WO2008035647A1 (fr) * | 2006-09-19 | 2008-03-27 | Gunze Limited | Composition de solution d'acide polyamique au noir de carbone dispersé, et procédé de fabrication d'une courroie de résine de polyimide semi-conductrice |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5268446A (en) * | 1990-08-24 | 1993-12-07 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Readily processable polyimide and preparation process of same |
JP2748992B2 (ja) | 1990-08-24 | 1998-05-13 | 三井東圧化学株式会社 | 結晶性ポリイミドおよびその製造方法 |
JP3116143B2 (ja) | 1991-09-21 | 2000-12-11 | グンゼ株式会社 | シームレスベルト |
US6139784A (en) * | 1991-09-21 | 2000-10-31 | Gunze Limited | Process for a seamless belt containing a polyimide resin for use in a copying machine |
JPH07198929A (ja) | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Toray Ind Inc | カラーフィルタ用耐熱着色ペースト |
JPH09272739A (ja) | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | ポリイミド樹脂 |
JPH1063115A (ja) | 1996-08-20 | 1998-03-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびその中間転写ベルトの製造方法 |
JPH11237638A (ja) | 1997-12-03 | 1999-08-31 | Jsr Corp | 液晶配向膜の調製法 |
JP2000063518A (ja) | 1998-08-18 | 2000-02-29 | Mitsui Chemicals Inc | 架橋基を含有する低誘電性ポリイミド及びその製造方法 |
JP2002088242A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-27 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | ポリイミド樹脂組成物及びポリイミドフィルム状成形体 |
US6668148B2 (en) * | 2000-12-20 | 2003-12-23 | Ricoh Company, Ltd. | Latent electrostatic image developing apparatus and image forming apparatus including such developing apparatus |
JP2004068002A (ja) | 2002-06-13 | 2004-03-04 | Du Pont Toray Co Ltd | ポリイミド混交フィルムの製造方法およびこれを基材とした金属配線回路板 |
JP4445375B2 (ja) * | 2003-12-19 | 2010-04-07 | 株式会社リコー | 中間転写体とその成膜液組成物 |
KR100804636B1 (ko) * | 2004-07-12 | 2008-02-20 | 얀마 가부시키가이샤 | 크러시 후진시 연료분사 제어방법 |
JP2007140055A (ja) | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Ricoh Co Ltd | 半導電性シームレスベルト及びその製造方法、並びに該半導電性シームレスベルトを用いた画像形成装置及び画像形成方法 |
JP4123296B2 (ja) * | 2006-12-12 | 2008-07-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 中間転写ベルト及びその製造方法、並びに、画像形成装置 |
-
2008
- 2008-09-26 JP JP2008247987A patent/JP4853505B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-03-11 US US12/401,894 patent/US9052654B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-03-17 CN CN 200910128843 patent/CN101684197B/zh active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH055033A (ja) * | 1990-11-28 | 1993-01-14 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 熱安定性の良好なポリイミドおよびその製造方法 |
JPH09328618A (ja) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Toray Ind Inc | 遮光材料、黒色ペースト、カラーフィルタおよび液晶表示装置 |
JP2004123857A (ja) * | 2002-10-01 | 2004-04-22 | Teijin Ltd | ポリアミド酸組成物およびポリアミド酸の製造方法 |
JP2005068227A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミドフィルムおよび該ポリイミドフィルムを使用した電子写真用転写・定着部材 |
JP2006029100A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Yanmar Co Ltd | 多気筒エンジンの燃料制御方法 |
JP2007333904A (ja) * | 2006-06-13 | 2007-12-27 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリアミック酸組成物及びその製造方法、ポリイミド無端ベルト及びポリイミド無端ベルトを備えた画像形成装置 |
WO2008035647A1 (fr) * | 2006-09-19 | 2008-03-27 | Gunze Limited | Composition de solution d'acide polyamique au noir de carbone dispersé, et procédé de fabrication d'une courroie de résine de polyimide semi-conductrice |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013057051A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-03-28 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリアミック酸組成物、無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置 |
JP2013245322A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 熱硬化性溶液、管状体及びその製造方法、並びに、画像形成装置 |
JP2014149500A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Fuji Xerox Co Ltd | カーボンブラック分散ポリアミック酸組成物、無端ベルト及びその製造方法、並びに、画像形成装置 |
WO2015125916A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | 積水化学工業株式会社 | 炭素材料、樹脂複合材料及びそれらの製造方法 |
JPWO2015125916A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2017-03-30 | 積水化学工業株式会社 | 炭素材料、樹脂複合材料及びそれらの製造方法 |
US10435533B2 (en) | 2014-02-24 | 2019-10-08 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Carbon material, resin composite material, and method for producing said carbon material and resin composite material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4853505B2 (ja) | 2012-01-11 |
US9052654B2 (en) | 2015-06-09 |
CN101684197A (zh) | 2010-03-31 |
US20100078596A1 (en) | 2010-04-01 |
CN101684197B (zh) | 2012-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4853505B2 (ja) | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルトおよび画像形成装置 | |
JP4853534B2 (ja) | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルト、定着装置および画像形成装置 | |
JP2009237157A (ja) | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置 | |
JP2013181136A (ja) | ポリイミド前駆体組成物、無端ベルトの製造方法、及び画像形成装置 | |
US7645520B2 (en) | Endless belt and production method thereof, intermediate transfer belt, and image forming apparatus | |
JP5092337B2 (ja) | 無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置、中間転写ベルト、転写搬送ベルト、並びに、搬送装置 | |
JP5446655B2 (ja) | ポリイミド系高分子組成物、ポリイミド無端ベルト、ポリイミド無端ベルトの製造方法、ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
JP5600911B2 (ja) | 定着用フッ素化ポリイミド無端ベルト、ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
JP2006016592A (ja) | ポリアミック酸組成物、ポリイミド無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置 | |
JP2016040600A (ja) | 画像形成装置用ポリイミド製シームレスベルト | |
JP6011374B2 (ja) | ポリイミド前駆体組成物、ポリイミド前駆体組成物の製造方法、転写ベルト、転写ベルトの製造方法、転写ベルトユニット、及び画像形成装置 | |
JP5648269B2 (ja) | ポリイミド管状成型体およびその製造方法、中間転写ベルト、定着ベルト、ならびに画像形成装置 | |
JP5103800B2 (ja) | ポリアミック酸組成物の製造方法およびポリイミド無端ベルトの製造方法 | |
JP2018146634A (ja) | 電子写真装置用転写ベルト、画像形成装置及び転写ベルトユニット | |
JP4356508B2 (ja) | ポリアミック酸組成物、並びに画像形成装置、それを用いたポリイミド無端ベルト及びその製造方法 | |
JP5793984B2 (ja) | 中間転写ベルトの製造方法、中間転写ベルト | |
JP4285332B2 (ja) | ポリイミド無端ベルト、及び画像形成装置 | |
JP6269732B2 (ja) | ポリイミド前駆体組成物、ポリイミド成形体、及び画像形成装置 | |
JP5935710B2 (ja) | 定着ベルトの製造方法 | |
JP5910223B2 (ja) | ポリアミック酸組成物、無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置 | |
JP6065681B2 (ja) | ポリイミド前駆体、ポリイミド前駆体組成物、ポリイミド成形体の製造方法、及び、画像形成装置 | |
JP5935711B2 (ja) | 定着ベルトの製造方法 | |
JP2018146635A (ja) | 電子写真装置用無端ベルト、画像形成装置、及び、無端ベルトユニット | |
JP6036355B2 (ja) | カーボンブラック分散ポリアミック酸組成物、無端ベルト及びその製造方法、並びに、画像形成装置 | |
JP2016128586A (ja) | ポリイミド前駆体組成物、ポリイミド前駆体組成物の製造方法、転写ベルト、転写ベルトの製造方法、転写ベルトユニット、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111010 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4853505 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |