JP2008178969A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 眼鏡レンズ加工装置からの研削屑を含む使用済みの研削水が導入される脱水槽を有し、脱水槽の回転により研削水と研削屑を分離する遠心分離機であって、前記脱水槽の回転中心の上部から使用済みの研削水を導入する排水管が設けられ、該排水管の回りの脱水槽の上部から遠心力により研削水を弾き飛ばす方式の遠心分離機を備える眼鏡レンズ周縁加工用の研削水処理装置において、
   前記脱水槽の上部に配置され、前記脱水槽の回転による遠心力によって研削屑と分離された研削水を濾過するフィルタであって、前記排水管が挿入される開口を持つリング状のフィルタを備えることを特徴とする研削水処理装置。
2. 請求項１の研削水処理装置において、前記フィルタの開口と前記排水管との間には、前記脱水槽の内部に研削屑が溜まったときに前記フィルタにより濾過し切れなくなった研削水をオーバーフローさせる隙間を有し、該隙間は、前記脱水槽の回転による遠心力によってオーバーフローされる水量が前記排水管から導入される水量を上回る大きさに形成されていることを特徴とする研削水処理装置。
3. 請求項１の研削水処理装置において、前記フィルタは不織布により構成され、通気量が６０〜１１０（ｃｍ ³ ／ｃｍ ² ・ｓｅｃ）であることを特徴とする研削水処理装置。
4. 請求項１の研削水処理装置において、前記遠心分離機は中心に配置された回転軸の上面が前記脱水槽の底部より上側に突出した回転軸上部を有し、
   前記排水管又は排水管の回りには、前記回転軸上部よりも低い位置まで延ばされ、前記排水管から導入される研削水を脱水槽の底部まで導く研削水導入ガイドが設けられていることを特徴とする研削水処理装置。
5. 請求項４の研削水処理装置において、前記フィルタの開口は前記研削水導入ガイドの内径より大きく形成され、さらに前記開口と前記研削水導入ガイドとの間には、前記脱水槽の内部に研削屑が溜まったときに前記フィルタにより濾過し切れなくなった研削水と共に研削水に含まれる研削屑を通過させる大きさの隙間が形成されていることを特徴とする研削水処理装置。