JP4322464B2 - 研削水タンク装置及びこれを備える眼鏡レンズ加工装置。 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡レンズの周縁を加工する眼鏡レンズ加工装置と、レンズ加工時に循環使用される研削水を貯水する研削水タンク装置に関する。
【0002】
【従来技術】
眼鏡レンズの周縁を加工する装置では、レンズの加工部分を冷却するとともに加工粕(屑)を取り除くために、加工時に研削水を供給する。この研削水の供給としては、タンクに貯水した研削水をポンプにより汲み上げて加工装置本体側に供給し、加工に使用した排水を再びタンクに導入することにより、研削水を循環して使用する方式のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、プラスチックレンズ加工をすると加工粕の中には泡が発生し、加工装置本体から研削水が排出されるタンク内の上部には泡が溜まる。さらに加工を続けるとタンクが泡で充満し、タンクから泡が漏れたり、加工装置本体側の加工室にまで泡が溜まってしまう。このため、従来は研削水の交換作業やタンクの清掃作業を頻繁に行う必要があり、手間が掛かった。
【0004】
また、研削水を汲み上げ循環用ポンプをタンクの外部に設けると、その配置スペースが必要であり、加工装置本体の下に容量の大きなタンクを設置することが困難な場合があった。従来、タンク内の底に水中ポンプを入れるものもあったが、研削水の交換やタンク内に粕の清掃作業時にポンプの取り出し等の手間が掛かる問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、研削水の交換時やタンクの清掃作業時の手間を軽減し、メンテナンス作業を容易にすることができる研削水タンク装置及びこれを備える眼鏡レンズ加工装置を提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 眼鏡レンズの周縁加工に使用される研削水を蓄える研削水貯蔵用タンクを持ち、該研削水貯蔵用タンク内の研削水を循環して再使用する研削水タンク装置において、前記タンクに着脱自在に取り付けられた蓋と、研削水をレンズ加工の供給用に吸い上げるポンプと、前記タンク内をレンズ加工に使用された排水が投入される排水投入室側と前記ポンプにより研削水が吸い上げられる吸水室側とに仕切る仕切り板であって、前記蓋の下に取り付けられ、前記タンクの底部近傍及びタンクの側壁近傍で研削水が流れる隙間を確保した形状の仕切り板と、を備え、前記ポンプは前記仕切り板を取り付け部材として前記蓋の下側に取り付けられてタンク内に収容されていることを特徴とする。
(2) (1)記載の研削水タンク装置において、さらに、前記研削水貯蔵用タンク内の吸水室側で研削水の水面より上の空間に設けられたエアフィルタであって、泡に含まれる加工粕と水分を分離して、分離した水を透明に濾過させる濾過用のエアフィルタと、該エアフィルタを通して前記研削水貯蔵用タンク内に発生した泡を吸引する吸引手段であって、前記エアフィルタにより濾過された水を蓄える吸引側タンクと、該吸引側タンクと前記エアフィルタとの間に接続された吸引ホースと、前記吸引側タンク内を負圧にするポンプとを有し、前記ポンプの作動により前記エアフィルタに吸引圧を掛け、泡から分離された水を空気と共に前記吸引側タンクに導く吸引手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はレンズ加工装置全体の概略構成を示す図である。レンズ加工装置は加工装置本体1と、加工装置本体1を載置するテーブル40と、テーブル40内に配置される研削水貯蔵用のタンク部200と、チャンバーを持つ吸引ユニット300と、から概略構成される。
【0008】
加工装置本体1の筐体内部には、被加工レンズLEを保持する2つのレンズ回転軸2R,2L、レンズ回転軸2R,2Lが回転可能に取付けられたキャリッジ部3、レンズLEの周縁を加工するためにモータ12の回転軸に取付けられた砥石5を持つ加工機構部10が配置されている。キャリッジ部3はレンズ回転軸の軸方向に移動可能で、且つ砥石5に対して相対的に移動可能に構成されている。なお、この加工機構部10については、本出願人による特開平5−212661号公報等において周知の構成が使用できるので、詳細な説明は省略する。
【0009】
また、加工装置本体1の内部には、レンズ回転軸2R,2Lに保持されるレンズLEと砥石5を取り囲む形で、防水カバー8によって加工室9が形成されている。この加工室9には研削水を噴射するノズル11が延びている。防水カバー8の下部にある排水口には排水ホース201が接続され、排水ホース201はタンク部200の研削水貯蔵用のタンク210側に延びている。
【0010】
タンク210は底部を持つ円筒形状であり、20リットルの容量を持つ。タンク210の上部の開口部には、外空間からタンク210内をほぼ密閉する蓋211が着脱自在に嵌め込まれている。図1における蓋211の中央より左側上部には排水ホース201が接続されており、排水ホース201によって導かれる排水がタンク210内に投入される。また、図1における蓋211の中央付近には、タンク210内を2つの室に仕切るための仕切り板230が固定されている。この仕切り板230により、図1の左側が排水投入室側210a、右側が吸水室側210bに分離される。ただし、タンク210の底面と仕切り板230の下端部との間、及びタンク210の側壁と仕切り板230の側面端部との間には、それぞれ研削水が流れる流路を確保する隙間(開口)が形成されており、排水投入室側210aと吸水室側210bは連結されている。
【0011】
図2は、仕切り板230の形状を説明する図であり、図1における矢印A方向から見たときの状態を示す。タンク210の両側壁と仕切り板230の側面端部230aと間は、幅3〜10mmほど小さな隙間(開口)d1が縦方向に空くように仕切り板230が形成されている。また、タンク210の底面と仕切り板230の下端部230bとの間は、幅30〜150mmほどの隙間(開口)d2が横方向に空くように、仕切り板230が形成されている。また、仕切り板230の上方には、研削水の水面より高い位置に開口部233が形成されており、排水投入室側210aの水面上に溜まった泡が吸水室側210bにも流れるようになっている。なお、開口部233には粗い目のメッシュフィルタを設けられており、メッシュフィルタは大きな加工粕が吸水室側210bに入り込むことを防止する。
【0012】
吸水室側210bには、水循環に用いる水中ポンプ240が仕切り板230に固定されている。仕切り板230は水中ポンプ240を蓋211の内側(下側)に固定する固定部材を兼ねている。水中ポンプ240の給水口241は、水深の約1/3以上の深さ位置にあり、加工粕の浮遊量が少ない水を吸引すると共に沈殿した加工粕を吸引することを防ぐ。水中ポンプ240により吸引された水は、ホース242によりタンク210外に導かれ、さらにホース242に接続された送水ホース244を経由して加工装置本体1側のノズル11に導かれる。
【0013】
タンク210の底には、加工粕を沈殿しやすくすると共に加工粕から水を分離する濾過フィルタ251が設けられている。濾過フィルタ251はタンク210の水平断面と同じく円形形状をした板状である。加工粕は濾過フィルタ251の上に堆積する。タンク210の底面と濾過フィルタ251との間には中空部252が形成されており、中空部252には吸引パイプ253が繋げられている。中空部252は濾過フィルタ251の下面に格子状の溝を形成することにより構成されている。吸引パイプ253はタンク210外まで延びている。吸引パイプ253の接続口には吸引ユニット300から延びる吸引ホース302が接続可能となっている。
【0014】
濾過フィルタ251として、軽量で耐久性が有り、加工性も良いことから、プラスチックビーズを焼結して製作したプラスチック焼結多孔質体のものを使用している。プラスチック焼結多孔質体は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等を原材料としたものである。濾過フィルタ251の気孔径は15μm程度である。本発明者が気孔径を15μmにしたものと70μmにしたものとを使用して、その濾過状態を実験により確認したところ、気孔径70μmでは濾過した水が白色混濁しており、濾過精度が低いことが分かった。さらに、濾過を続けた結果、フィルタ内に微細な加工粕が詰まることにより、濾過速度を低下させることが分かった。一方、気孔径15μmのものは、濾過した水が透明であり、連続濾過しても濾過速度に影響が少ないことが確認できた。
【0015】
また、タンク210に入れられた水面と蓋211との間の空間には、円筒形状のエアフィルタ260が設けられている。このエアフィルタ260も前記濾過フィルタ251と同じプラスチック焼結多孔質体のものであり、その内部は密封された中空部となっている。この中空部に繋がる吸引パイプ263が蓋211に固定されており、エアフィルタ260は吸引パイプ263によって蓋211から釣り下げ固定される。蓋211から上方に延びる吸引パイプ263の接続口には、吸引ユニット300の吸引ホース302が接続可能となっている。吸引ユニット300は濾過フィルタ251用とエアフィルタ260用とで兼用される。
【0016】
吸引ユニット300の構成を説明する。吸引ユニット300はチャンバが形成されたタンク301を備え、タンク301は円筒状の透明アクリルで形成されている。タンク301が持つチャンバの容量は22リットルであり、タンク210の容量よりも大きい。タンク301はタンク210側の研削水を一度に回収可能である。タンク301の上部には真空ポンプ等が備えられたポンプユニット310が取り付けられている。ポンプユニット310は底板303から延びる4本の支柱304を介して固定されている。
【0017】
図3はポンプユニット310の内部を上方から見た図である。ポンプユニット310には、真空ポンプ311と、真空ポンプ311による空気の吸引/送出を切換える弁312が設けられている。真空ポンプ311からは吸引用のチューブ314と、空気送出用のチューブ315が延びており、2つのチューブは弁312に接続されている。弁312の下からはタンク301内のチャンバに至るパイプ317が延びている。318は弁312の経路を切換える操作ノブである。この操作ノブ318により、パイプ317に繋がる経路がチューブ314又はチューブ315に選択的に切換えられる。319は真空ポンプ311の駆動時間を設定するタイマである。また、タンク210側に接続される吸引ホース302は、タンク301内に配置されたホース320に接続されている。ホース320の先はタンク301内の底まで延びている。321は真空ポンプ311の電源スイッチである。
【0018】
以上のような構成において、加工機構部10によりレンズLEの周縁加工を開始すると、加工装置本体1側の制御部の制御信号により水中ポンプ240が駆動され、吸水室側210b側から汲み上げられた研削水がノズル11から噴射される。噴射された研削水と加工時に発生した加工粕は防水カバー8によって受けられ、排水ホース201を介してタンク210の排水投入室側210aに排出される。
【0019】
プラスチックレンズの加工時に発生した数ミクロン以下の小さな加工粕は水に溶け込まず、排出時に泡が発生する。砥石5の高速化移転によって砥石表面には空気の層ができており、それに冷却用の研削水が加わることによって水と空気が混ざり合い、排水ホース201からは水と空気が一緒に排出される。この空気と水に溶け込まない粕によって泡が作られる。一旦泡が作られると、その泡に大きな粒子の加工粕も付着し、さらに潰れにくい泡となる。このような泡の発生により、プラスチックレンズを何枚も加工すると、タンク内が泡で満たされるようになる。
【0020】
タンク210内に発生した泡を消すときは、吸引ユニット300から延びる吸引ホース302を、エアフィルタ260と繋がる吸引パイプ263に接続しておき、真空ポンプ311を作動する。パイプ317に繋がる真空ポンプ311の経路は、操作ノブ318によって吸引経路のチューブ314側に設定しておく。真空ポンプ311の作動により、タンク301のチャンバ内が負圧になり、ホース320、吸引ホース302、吸引パイプ263を経てエアフィルタ260の中空部に吸引圧が掛かる。これにより、エアフィルタ260を介してタンク210内の空気や泡が吸引される。泡に含まれる粕はエアフィルタ260により濾過され、水分と分離される。分離した水分は空気と共にエアフィルタ260の中空部を通り、吸引パイプ263〜ホース320を経てタンク301に排出され、そのチャンバ内に溜められる。これによりタンク210内に発生した泡が消され、泡の量が抑えられる。眼鏡店舗において、1日の加工枚数がさほど多くないときは、営業終了後に真空ポンプ311の作動すれば良い。加工枚数が多いときは、レンズ加工又は水中ポンプ240と連動して真空ポンプ311を作動しても良い。
【0021】
また、タンク210内に排出された加工粕は、水より重いため、沈殿する。排水投入室側210aと吸水室側210bとは、仕切り板230により仕切られているため、排水に混入した加工粕は吸水室側210bに回り込み難くく、加工粕の殆がタンク210内の底に溜まる。水中ポンプ240の給水口241は仕切り板230の下部より上に位置するので、加工粕は給水口241まで届き難くく、ノズル11に供給する研削水への加工粕の混入が抑えられている。
【0022】
レンズを多量に加工していくと、加工粕の沈殿が多くなり、仕切り板230の下の隙間が加工粕で埋まるようになる。この状態になると、水中ポンプ240の給水口241に至る加工粕の割合も多くなるので、沈殿した加工粕を取り除く時期となる。給水口241の高さにもよるが、5〜6リットルの加工粕を沈殿できるとすれば、レンズ枚数にして200〜300枚の加工が可能である。なお、仕切り板230の側面に形成されている隙間から研削水は流れるので、仕切り板230の下の隙間が加工粕で埋まった場合でも、排水投入室側210aが研削水で溢れることはない。
【0023】
タンク210内の加工粕の排除及び清掃作業をするときは、吸引ユニット300から延びる吸引ホース302を、吸引パイプ253の接続口に接続し、真空ポンプ311を作動する。真空ポンプ311を作動すると、濾過フィルタ251の下に形成された中空部252に吸引圧が掛かり、濾過フィルタ251を通してタンク210内の研削水が吸引される。研削水は吸引パイプ253、吸引パイプ253を経てタンク301のチャンバに排出される。真空ポンプ311を作動し続けると、最後には加工粕に含まれる水分も吸引される。加工粕の含有水分量が充分に少なくなると、加工粕がひび割れしてくるので、空気が直接吸引されるようになる。真空ポンプ303の作動時間は、予めタイマ319により設定しておくことができる。
【0024】
また、タンク210内の加工粕は、濾過フィルタ251により水と分離されて固形化するので、簡単に取り出し易くなる。タンク210内の清掃時には、蓋211を取り外す。このとき、水中ポンプ240は仕切り板230を介して蓋211に取り付けられているので、取り出しの手間が省け、作業も容易である。また、エアフィルタ260も蓋211に取り付けられているので、清掃作業が容易である。固形化した加工粕はビニール袋等に入れ、産業廃棄物として業者に処理してもらう。
【0025】
吸引ユニット300側のタンク301に溜まった水は、濾過フィルタ251やエアフィルタ260により、充分に濾過されているので、再度タンク210に入れて再利用することができる。タンク301の水を排出するときは、操作ノブ318により真空ポンプ311に繋がる経路を切換え、タンク301のチャンバ内に空気が送出されるようにする。チャンバ内が加圧されることにより、ホース320、ホース302を経由して水が送出される。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、研削水の交換時やタンクの清掃作業時の手間が軽減され、メンテナンス作業が容易となる。また、泡吸引用の吸引機構と加工粕の濾過用の吸引機構とを兼用することにより、経済的に有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ加工装置全体の概略構成を示す図である。
【図2】仕切り板の形状を説明する図である。
【図3】吸引ユニットに設けられたポンプユニットの内部を上方から見た図である。
【符号の説明】
200 タンク部
210 タンク
211 蓋
230 仕切り板
240 水中ポンプ
251 濾過フィルタ
260 エアフィルタ
300 吸引ユニット
310 ポンプユニット
Claims (2)
- 眼鏡レンズの周縁加工に使用される研削水を蓄える研削水貯蔵用タンクを持ち、該研削水貯蔵用タンク内の研削水を循環して再使用する研削水タンク装置において、前記タンクに着脱自在に取り付けられた蓋と、研削水をレンズ加工の供給用に吸い上げるポンプと、前記タンク内をレンズ加工に使用された排水が投入される排水投入室側と前記ポンプにより研削水が吸い上げられる吸水室側とに仕切る仕切り板であって、前記蓋の下に取り付けられ、前記タンクの底部近傍及びタンクの側壁近傍で研削水が流れる隙間を確保した形状の仕切り板と、を備え、前記ポンプは前記仕切り板を取り付け部材として前記蓋の下側に取り付けられてタンク内に収容されていることを特徴とする研削水タンク装置。
- 請求項1記載の研削水タンク装置において、さらに、前記研削水貯蔵用タンク内の吸水室側で研削水の水面より上の空間に設けられたエアフィルタであって、泡に含まれる加工粕と水分を分離して、分離した水を透明に濾過させる濾過用のエアフィルタと、該エアフィルタを通して前記研削水貯蔵用タンク内に発生した泡を吸引する吸引手段であって、前記エアフィルタにより濾過された水を蓄える吸引側タンクと、該吸引側タンクと前記エアフィルタとの間に接続された吸引ホースと、前記吸引側タンク内を負圧にするポンプとを有し、前記ポンプの作動により前記エアフィルタに吸引圧を掛け、泡から分離された水を空気と共に前記吸引側タンクに導く吸引手段と、を備えることを特徴とする研削水タンク装置。
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