JPH07314330A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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JPH07314330A
JPH07314330A JP10565894A JP10565894A JPH07314330A JP H07314330 A JPH07314330 A JP H07314330A JP 10565894 A JP10565894 A JP 10565894A JP 10565894 A JP10565894 A JP 10565894A JP H07314330 A JPH07314330 A JP H07314330A
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JP
Japan
Prior art keywords
polishing
polishing liquid
liquid tank
bed
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP10565894A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kakimoto
和宏 柿本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07314330A publication Critical patent/JPH07314330A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタおよび研磨液槽の清掃を容易に行な
うことができるようにする。 【構成】 ベース1の上部に設けられたベッド2内には
研磨液槽2aが形成されており、この研磨液槽2aの上
部に溝2bが形成されている。この溝2bと研磨液槽2
aとは連通孔2cで連通されており、この連通孔2cに
はフィルタ10が設けられている。研磨液槽2aには吸
水ポンプ11が接続されており、さらに、この吸水ポン
プ11にはチューブ12を介して注水ノズル13が接続
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研磨装置に係り、特に
研磨粉を含む研磨液のろ過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、刃物の研磨を行なう研磨装置が
広く知られている。図9は従来の研磨装置の正面図、図
10は側面図である。図9中符号101はベースであ
り、このベース101の図中上部にはベッド102が設
けられている。このベット102の上部にはテーブル1
03が図中左右方向に移動可能に設けられている。この
テーブル103には被研磨材である刃物104を保持す
るホルダ105が設けられている。また、ベース101
には荒砥石用モータ106と仕上砥石用モータ107と
が設けられており、この荒砥石用モータ106と仕上砥
石用モータ107とには、それぞれに荒砥石108と仕
上砥石109とが設けられている。また、ベッド102
には図中左右方向に長い溝102aが形成されており、
さらにこの溝102aには排出口102bが形成されて
いる。この排出口102bの下部には排水パイプ110
が設けられ、さらに、この排水パイプ110の下部には
研磨液槽111が配設されている。この研磨液槽111
内には図10に示すように、フィルタ112が配設さ
れ、このフィルタ112によって2室に分けられてい
る。そして、この一方に上記排水パイプ110が接続さ
れ、他方には吸水パイプ113が接続されている。この
吸水パイプ113には、吸水ポンプ114が接続され、
さらに、吸水ポンプ114にはチューブ115を介し
て、刃物104の近傍に配設された注水ノズル116に
接続されている。
【0003】このように構成された研磨装置において刃
物104の研磨を行なう場合には、研磨液槽111内の
研磨液が吸水ポンプ114を稼働させることによって吸
水パイプ113を介して汲み上げられる。さらに、研磨
液はチューブ115を介して、刃物104の近傍に配設
された注水ノズル116から噴出され、荒砥石108と
仕上砥石109で研磨している刃物104に当たる。そ
して、研磨によって生じた研磨粉を含んだ研磨液は、ベ
ッド102の溝102a内に落ち、排出口102b、排
水パイプ110を介して研磨液槽111内に入る。この
研磨液槽111内では、フィルタ112によって研磨粉
がろ過されて研磨液は吸水パイプ113が接続された側
に移動する。このとき、フィルタ112で研磨粉がろ過
されるために、吸水パイプ113側の研磨液槽111内
の研磨液は清水状態にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な研磨装置の研磨液槽の構造では、フィルタが目詰まり
して清水が不足し循環不良を起こすと、被研磨材である
刃物の刃先焼けが発生し、良好な研磨ができないため、
作業者はフィルタの管理、清掃しなければならない。し
かしながら、フィルタを取り外して清掃する場合、汚水
と清水の混和を防ぐため研磨液槽から汚水を排出した後
でなければフィルタを取り外すことができない。そのた
め、フィルタの清掃には汚水の排出、あるいは他の容器
への移し替えを必要とし、煩雑である。また、汚水排出
後にあっても研磨粉が研磨液槽内に付着残留するため
に、清掃も煩雑になるといった問題点がある。
【0005】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、フィルタおよび研磨液槽の清掃を容
易に行なうことのできる研磨装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベッドと、こ
のベッドに設けられたテーブルと、このテーブルに着脱
可能に設けられた被研磨材と、上記ベッドに設けられる
とともに、上記被研磨材を研磨する研磨部材とを備え、
研磨作業中に上記被研磨材に研磨液を注水する研磨装置
において、上記研磨液を貯水する研磨液槽と、この研磨
液槽内の研磨液を汲み上げるポンプと、このポンプで汲
み上げられた研磨液を上記被研磨材に注水する注水口
と、上記被研磨材に注水され研磨粉を含んだ研磨液を上
記研磨液槽に導く排出路と、この排出路中に設けられる
とともに、上記研磨液中の研磨粉をろ過するろ過装置と
を備えていること;研磨液槽はベッド内に形成されてい
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の研磨装置においては、研磨液槽
内の研磨液が吸水ポンプで汲み上げられ、注水口から被
研磨材に注水する。そして、研磨作業によって生じた研
磨粉を含んだ研磨液はろ過装置によって研磨粉がろ過さ
れ、排出路を介して研磨液槽内に循環される。このと
き、研磨液槽内には、ろ過装置によってろ過された研磨
液が貯水されるため、常時清水を貯留することができ
る。
【0008】また、請求項2記載の研磨装置において
は、研磨液槽がベッド内に形成されているために、別途
研磨液槽を必要とせずに、かかるベッド内の研磨液槽内
に研磨液が貯水される。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明における研磨装置の正
面図、図2は側面図である。図1中符号1はベースであ
り、このベース1の図中上部にはベッド2が設けられて
いる。このベッド2の上部にはテーブル3が図中左右方
向に移動可能に設けられている。このテーブル3には被
研磨材である刃物4を保持するホルダ5が設けられてい
る。また、図2において、ベッド2には荒砥石用モータ
6が設けられている。さらに、図1において、同様に仕
上げ砥石用モータ7が設けられており、荒砥石用モータ
6と仕上げ砥石用モータ7とには、それぞれに荒砥石8
と仕上げ砥石9とが設けられている。また、図3におい
て、ベッド2内には研磨液槽2aが形成されており、こ
の研磨液槽2aの上部に図中左右に長い溝2bが形成さ
れている。この溝2bと研磨液槽2aとは連通孔2cで
連通されており、この連通孔2cにはフィルタ10が設
けられている。また、研磨液槽2aには吸水ポンプ11
が接続されており、さらに、この吸水ポンプ11にはチ
ューブ12を介して注水ノズル13,13が接続されて
いる。そして、吸水ポンプ11によって吸い上げられた
研磨液はチューブ12を介して、注水ノズル13,13
から噴出するように構成されている。
【0010】このように構成された研磨装置の作用につ
いて説明する。図1において、被研磨材である刃物4を
ホルダ5で保持する。そして、荒砥石モータ6あるいは
仕上砥石モータ7を適宜駆動させて荒砥石8あるいは仕
上砥石9に刃物4を当てて、研磨作業を行なう。このと
き、冷却のために研磨液を刃物4に当てるように構成さ
れている。すなわち、図3において、吸水ポンプ11を
稼働させることにより、研磨液槽2a内の研磨液が汲み
上げられ、チューブ12を介して注水ノズル13から研
磨液が刃物4に噴出される。さらに、噴出された研磨液
はベッド2の溝2b内に落ちる。このとき、この研磨液
中には、研磨作業によって発生した研磨粉が含まれた状
態にある。そして、この研磨粉を含んだ研磨液はフィル
タ10および連通孔2cを介して研磨液槽2a内に貯水
される。ところで、研磨液はフィルタ10を通過する
際、研磨粉をろ過するため研磨液槽2a内には清水が貯
留されることとなる。また、本実施例では、研磨作業中
以外には、溝2b内に研磨粉を含んだ研磨液が存在する
ことはないため、清掃時等にフィルタ10を取り外して
も研磨粉が研磨液槽2a内に混入することがなく、容易
に清掃を行なうことができる。しかも研磨液槽2aがベ
ッド2内に形成されているため、別途、研磨液槽を設置
する必要がなく、省スペース化を図ることができる。な
お、図4は図1中IV−IV矢視図である。
【0011】図5は本発明における研磨装置の第二実施
例の正面図、図6は側面図である。なお、上述第一実施
例と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。本実施例は、ベッド2の研磨液槽2aの底部であっ
て、排出口2dの位置する近傍に凹部2eを設け、この
凹部2e内にカップ状のフィルタ21を設置したもので
ある。そして、研磨作業時に、研磨粉を含んだ研磨液は
溝2bから排出口2dを介して一旦カップ状のフィルタ
21内に落ち、このフィルタ21でろ過されて研磨液槽
2a内に清水として貯留されるようにしたものである。
本実施例においても、清掃時には、フィルタ21のみを
取り外して清掃することにより、容易に清掃することが
できる。また、フィルタ21は凹部2e内に嵌まり込ん
でいるので、研磨液循環中にフィルタ21が移動するの
を防止することができ、さらに清掃後のフィルタ21の
装着時においても即座に定位置に設置することができ、
ひいてはフィルタ21の清掃作業を簡便にすることかで
きる。また、フィルタ21をカップ状にしたことによ
り、研磨粉集積容量を大きくすることができ、フィルタ
清掃のサイクルが長くなる。
【0012】図7は本発明における研磨装置の第三実施
例の正面図、図8は側面図である。なお、上述第一実施
例と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。本実施例においては、研磨液槽31をベース1の脇
に設置し、ベッド2の溝2bと研磨液槽31との間に排
水パイプ32を設けたものである。そして、フィルタ3
3を連通孔2cの上部に設けることにより、研磨液中の
研磨粉がろ過された後に研磨液槽31内に流入し、貯留
されるように構成されている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したことに
より、ろ過装置の清掃を容易に行なうことができ、しか
も研磨粉はろ過装置に集積されるため、研磨液槽内に研
磨粉が侵入することがなく、付着残留することもなく、
研磨液槽の清掃作業を容易に行なうことができる等の効
果を奏する。また、請求項2記載の発明においては、研
磨液層がベッド内に形成されるので、それだけ省スペー
スが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における研磨装置の正面図である。
【図2】本発明における研磨装置の側面図である。
【図3】図2中 III−III 矢視図である。
【図4】図1中IV−IV矢視図である。
【図5】本発明における研磨装置の第二実施例の正面図
である。
【図6】本発明における研磨装置の第二実施例の側面図
である。
【図7】本発明における研磨装置の第三実施例の正面図
である。
【図8】本発明における研磨装置の第三実施例の側面図
である。
【図9】従来の研磨装置の正面図である。
【図10】従来の研磨装置の側面図である。
【符号の説明】
2…ベッド 2a…研磨液槽 2b…溝(排出路) 3…テーブル 4…刃物(被研磨材) 10…フィルタ(ろ過装置) 11…吸水ポンプ 13…注水ノズル(注水口) 31…研磨液槽 32…排水パイプ(排出路) 33…フィルタ(ろ過装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドと、このベッドに設けられたテー
    ブルと、このテーブルに着脱可能に設けられた被研磨材
    と、上記ベッドに設けられるとともに、上記被研磨材を
    研磨する研磨部材とを備え、研磨作業中に上記被研磨材
    に研磨液を注水する研磨装置において、上記研磨液を貯
    水する研磨液槽と、この研磨液槽内の研磨液を汲み上げ
    るポンプと、このポンプで汲み上げられた研磨液を上記
    被研磨材に注水する注水口と、上記被研磨材に注水され
    研磨粉を含んだ研磨液を上記研磨液槽に導く排出路と、
    この排出路中に設けられるとともに、上記研磨液中の研
    磨粉をろ過するろ過装置とを備えていることを特徴する
    研磨装置。
  2. 【請求項2】 研磨液槽はベッド内に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の研磨装置。
JP10565894A 1994-05-19 1994-05-19 研磨装置 Pending JPH07314330A (ja)

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JP10565894A JPH07314330A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 研磨装置

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JP10565894A JPH07314330A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 研磨装置

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JPH07314330A true JPH07314330A (ja) 1995-12-05

Family

ID=14413547

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JP10565894A Pending JPH07314330A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 研磨装置

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JP (1) JPH07314330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100694848B1 (ko) * 2006-06-21 2007-03-14 주식회사진영정기 연삭기의 새들

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