JP2008174480A - イオン性化合物およびこれを含む液晶組成物 - Google Patents

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篤 吉澤
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Abstract

【課題】 Kerr効果を用いた新規高速表示媒体に応用可能なキュービック相を安定化する液晶組成物を構成可能なイオン性化合物を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(化1)で表されるイオン性化合物。
【化1】
Figure 2008174480

(式中、Iはスルホン酸ナトリウムなどのイオン性基。Lはエチレン基、フェニル基、シクロヘキサン基などの結合基。S1およびS2はエーテル、エステルおよび単結合などの結合基。A1およびA2はそれぞれ独立した、直鎖または分枝を有し酸素を含んでも含まなくてもよい脂肪族スペーサー。X、Yはコアとよばれる堅い構造をもち、たとえば、ベンゼン、ピリミジン、シクロヘキサンなどからなり、その水素の一部がフッ素等のハロゲン原子で置換されているものも含む。T1、T2はシアノ基、フッ素基などの極性基、もしくはアルキル基またはアルコキシ基。)
【選択図】 なし

Description

本発明はサーモトロピック液晶形成基をU型に組込んだ化合物にイオン性基を導入したイオン性化合物とこれを含む液晶組成物に係り、特にKerr効果を用いた新規高速表示媒体への応用が期待されているキュービック相の安定化を目的とした液晶組成物に関するものである。
Kerr効果による電気光学特性は、次式に示すように、複屈折(Δn)が電界の二乗に比例することから、1ms以下の高速応答が期待される。
Δn = KλE (K:Kerr係数、λ:波長、E:電界強度)
つまり、電界無印加時には等方性であり、電界印可によって複屈折が生じる。したがって、配向膜を必要とせず、簡便な製造プロセスによって従来の液晶ディスプレイを凌駕する高速応答を得ることができる。これを可能とする媒体としてはキュービック相が挙げられ、キュービック相を用いた表示素子に係る技術が開示されている(特許文献1)。
特開2005−202390号公報「表示素子および表示装置」
しかし、特許文献1において実施例として開示されている技術は、キュービック相を示す既知化合物であり、これらは表示媒体への応用を目的として合成されたものではない。
一方、サーモトロピックキュービック相の構造としては、双連結構造(bicontinuous cubic)やミセル構造(micellar cubic)などがある。これらの構造は光学的には等法的であるが、3次元では結晶の秩序を持ち、粘性が高いことが特徴である。したがって、これら粘性が高い既存のキュービック液晶材料では、Kerr効果を用いた高速表示媒体に応用し得るような、高速応答を得ることは期待できない。
本願の目的は、かかる従来技術の限界を踏まえ、表示素子への応用のためのキュービック相発現の新しい手法を提供することにある。すなわち本発明の課題は、Kerr効果を用いた新規高速表示媒体への応用が期待されているキュービック相を安定化することが可能な液晶組成物、およびその実現に必要な新規化合物を提供することである。
本願発明者は、液晶形成基をU型につなげた化合物がネマチック相の中に層構造をもつクラスターを誘起することを見出した(A.Yoshizawa & A.Yamaguchi, Chem.Commun.2002,2060)。さらに、フッ素基などの極性基をもつ液晶形成基をU型構造に組込んだ化合物を合成し、これらの化合物をネマチック液晶に添加したところ、系の誘電異方性が増幅され、液晶分子の配向変化のしきい電圧が顕著に減少することを見出した(A.Yoshizawa et al.,Jpn.J.Appl.Phys., 2004,43,L1549,A.Yoshizawa et al.,Chem.Mater.,2005,17,6442)。
一方、イオン性液晶化合物が幅広い温度でスメクチック液晶を形成することが知られており、その液晶発現の駆動力がイオン性基と疎水性基のミクロ相分離であると考えられている(氏家誠司、液晶、1999,3,85,液晶、2006,10,121)。そこで、ネマチック液晶形成基とイオン性基を併せ持つ化合物を設計・合成し、これを表示素子などに応用されているネマチック液晶と混合することによってキュービック相が発現することを見出し、本発明に至った。すなわち、本願において特許請求される発明、もしくは少なくとも開示される発明は以下の通りである。
(1) 下記一般式(化1)で表されるイオン性化合物。
Figure 2008174480
(式中、Iはスルホン酸ナトリウムなどのイオン性基。Lはエチレン基、フェニル基、シクロヘキサン基などの結合基。S1およびS2はエーテル、エステルおよび単結合などの結合基。A1およびA2はそれぞれ独立した、直鎖または分枝を有し酸素を含んでも含まなくてもよい脂肪族スペーサー。X、Yはコアとよばれる堅い構造をもち、たとえば、ベンゼン、ピリミジン、シクロヘキサンなどからなり、その水素の一部がフッ素等のハロゲン原子で置換されているものも含む。T1、T2はシアノ基、フッ素基などの極性基、もしくはアルキル基またはアルコキシ基。)
(2) 一般式(化1)で表される化合物を含有することを特徴とする液晶組成物。
(3) 一般式(化1)で表される化合物を0.05wt%以上75wt%以下含有することを特徴とする液晶組成物。
本発明のイオン性化合物およびこれを含む液晶組成物は上述のように構成されるため、これによればキュービック相を有効に安定化することができ、Kerr効果を用いた新規高速表示媒体へのキュービック相の応用を促進することができる。つまり本発明に係るイオン性化合物は、液晶テレビジョンやパソコンモニターなどのディスプレイ用、光プリンターヘッド、ライトバルブ等のオプトエレクトロニクス関連素子を構成する液晶組成物を作製する上で、極めて有効なものである。
イオン性基Iとしては、他にもたとえば、スルホン酸塩、カルボン酸塩、アンモニウム塩、ピリジニウム塩およびホスホニウム塩など、結合基Lとしては、他にもたとえば、直鎖または分枝をもつアルキル基あるいはアルケニル基など、結合基S1、S2としては、他にもたとえば、アミド基やスルホニル基など、脂肪族スペーサーA1、A2としては、たとえば、−(CH−(O)−(ここでnは0または1以上の整数、mは0または1)などを用いてもよい。
また同様に、コア(堅い構造)X、Yとしては、他にもたとえば、ビフェニル基、ターフェニル基、ピリジン基、ピリダジン基、シクロヘキシル基、ジシクロヘキシル基、キノリン基、ナフチル基、チオフェン基、ジオキサン基、フェニル安息香酸エステル基、フェニルシクロヘキサンカルボキシレート基、シクロヘキシル安息香酸エステル基およびシクロヘキシルシクロヘキサンカルボキシレート基など、そして極性基、アルキル基またはアルコキシ基T1、T2としては、たとえば、ニトロ基、アミノ基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、フッ素などのハロゲン、さらには、直鎖または分枝をもつアルキル基あるいはアルケニル基などを用いてもよい。
なおまた、結合基Lや、スペーサーA1、A2、さらにはコア(堅い構造)X、Yは、その炭素数は特に限定されない。ただし、原料入手の容易さ、製造工程、コスト等を考慮すると、炭素数は、たとえばスペーサーA1、A2では0から20の範囲であることが望ましい。
上記一般式(化1)で示される化合物のうち、代表的な化合物の理化学的性質を以下に示す。
Sodium bis{6-[4-(4-cyanophenyl)phenyloxy]hexyloxy}sulfosuccinate, SBCPHS(化2)
Figure 2008174480
つまりSBCPHS(化2)においては、一般式(化1)中のイオン性基IとしてNaO3S- が用いられている。同様に、結合基Lとしてエチレン基(-CH2-CH2-)、結合基S1、S2としてエステル結合(-COO-)、堅い構造X、Yとしてhexyloxybiphenyl、そして極性基、アルキル基またはアルコキシ基T1、T2としてシアノ基(-CN)が用いられている。
上記化合物SBCPHS(化2)の理化学的性質を表1に示す。
Figure 2008174480
化合物SBCPHS(化2)の合成スキーム例を、下記(化3)に示す。
Figure 2008174480




























以下、本発明の実施例を説明するが、本発明がかかる実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
Sodium bis{6-[4-(4-cyanophenyl)phenyloxy]hexyloxy}sulfosuccinate, SBCPHS の合成
<1−1>(Z)-But-2-ene-1, 4-dioic acid bis{6-[4-(4-cyanophenyl)phenyloxy]hexyloxy}ester の合成
4-cyano-4'-hydroxybiphenyl (983 mg, 5.0 mmol) と 1, 6-dibromohexane (1.83 g, 7.5 mmol) をcyclohexanone (20 ml)に溶解した溶液に、炭酸カリウム (709 mg, 5.1 mmol) を 加えた。得られた反応混合物を70℃ で 7時間撹拌した。沈殿物を濾別後、溶媒を留去した。残った混合物をトルエンを展開溶媒としてカラムクロマトグラフィーで精製し、4-cyano-4'-(6-bromohexyloxy)biphenyl を得た。収量は、982 mg (2.7 mmol, 55%)であった。
4-cyano-4'-(6-bromohexyloxy)biphenyl (1.5 g, 5.0 mmol) とmaleic acid (o.23 g, 2.3 mmol) を toluene (100 ml)に溶解した溶液に、p-toluenesulfonic acid monohydrate (0.19 g, 1.0 mmol)を加えた。その反応混合物を105 ℃ で20 時間加熱撹拌した。その反応混合物を水で洗った後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別し、溶媒を留去した。残った混合物をトルエン−酢酸エチル(7:1)の混合溶液を展開溶媒としてカラムクロマトグラフィーで精製し、エタノールから再結晶して目的化合物であるジエステルを得た。 収量は 1.2 g (76 %)であった。得られた目的化合物の理化学的性質を、表2に示す。
Figure 2008174480
<1−2>Sodium bis{6-[4-(4-cyanophenyl)phenyloxy]hexyloxy}sulfosuccinate, SBCPHS の合成
上記のジエステル (0.58 g, 0.86 mmol) をdioxane (60 ml)に溶解し、その混合溶液を50 ℃まで加熱した。その混合物を、sodium disulfite (0.64g) を水 (20 ml)に溶かした溶液に加えた。その反応混合物を還流下100時間加熱撹拌した。溶媒を留去した後、反応混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を濃縮後、残留物をジクロロメタン−メタノール(4:1)の混合溶液を展開溶媒としてカラムクロマトグラフィーで精製し、ヘキサンから再結晶して目的化合物を得た。収量は、 0.31 g (46 %)であった。得られた目的化合物の理化学的性質を、表3に示す。
Figure 2008174480
合成された化合物SBCPHSの相転移挙動を偏光顕微鏡で観察したところ、液体から冷却時182℃で液晶相へ転移し、40℃でガラス転移した。加熱時は70℃で液晶相へ転移し、187℃で液体となった。
<実施例2>
液晶組成物の作製
本化合物と、ネマチック液晶Host A(4-cyanophenyl 6-octyloxynaphthalene 2-carboxylate)との等重量混合物を作製し、その相転移を調べた。冷却時には液体から125℃でキュービック相を発現し、109℃でネマチック相へと変わった。また、このキュービック−ネマチック相転移においてエンタルピー変化が観測されなかったことから、このキュービック相ではネマチック相と同様な微視的秩序があると推定された。
本発明のイオン性化合物およびこれを含む液晶組成物によればキュービック相を有効に安定化することができ、Kerr効果を用いた新規高速表示媒体へのキュービック相の応用を促進でき、たとえば、液晶テレビジョンなどのディスプレイ用、光プリンターヘッド、ライトバルブ等のオプトエレクトロニクス関連素子を構成する液晶組成物を作製する上で、極めて有効であり、産業上利用価値が高い発明である。

Claims (3)

  1. 下記一般式(化1)で表されるイオン性化合物。
    Figure 2008174480
    (式中、Iはスルホン酸ナトリウムなどのイオン性基。Lはエチレン基、フェニル基、シクロヘキサン基などの結合基。S1およびS2はエーテル、エステルおよび単結合などの結合基。A1およびA2はそれぞれ独立した、直鎖または分枝を有し酸素を含んでも含まなくてもよい脂肪族スペーサー。X、Yはコアとよばれる堅い構造をもち、たとえば、ベンゼン、ピリミジン、シクロヘキサンなどからなり、その水素の一部がフッ素等のハロゲン原子で置換されているものも含む。T1、T2はシアノ基、フッ素基などの極性基、もしくはアルキル基またはアルコキシ基。)
  2. 一般式(化1)で表される化合物を含有することを特徴とする液晶組成物。
  3. 一般式(化1)で表される化合物を0.05wt%以上75wt%以下含有することを特徴とする液晶組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09176107A (ja) * 1995-12-27 1997-07-08 Lion Corp 新規スルホコハク酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物

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