JPH09176107A - 新規スルホコハク酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物 - Google Patents

新規スルホコハク酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物

Info

Publication number
JPH09176107A
JPH09176107A JP7354298A JP35429895A JPH09176107A JP H09176107 A JPH09176107 A JP H09176107A JP 7354298 A JP7354298 A JP 7354298A JP 35429895 A JP35429895 A JP 35429895A JP H09176107 A JPH09176107 A JP H09176107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
sulfosuccinic acid
anionic surfactant
surfactant
acid ester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7354298A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomichi Okano
知道 岡野
Naoyuki Egawa
直行 江川
Hotaka Asano
ほたか 浅野
Masami Fujiwara
正美 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP7354298A priority Critical patent/JPH09176107A/ja
Publication of JPH09176107A publication Critical patent/JPH09176107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 洗浄力、起泡力、耐硬水性、人体および環境
安全性、ハンドリング性、界面活性に優れたスルホコハ
ク酸エステルまたはその塩、この化合物からなる新規ア
ニオン性界面活性剤、および該活性剤を含有する新規洗
浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 一般式1の新規スルホコハク酸エステル
またはその塩。該化合物からなるアニオン性界面活性
剤。 (RはC6〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基ま
たはアルケニル基、Rは水素またはC1〜3のアルキ
ル基、AOはC2〜4の直鎖または分岐鎖のオキシアル
キレン基、Mは水素、アルカリ金属、一価に相当するア
ルカリ土類金属、置換または無置換のアンモニウム、m
は1〜50の数を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐硬水性、洗浄力
および起泡特性に優れ、環境および人体に対する安全
性、ハンドリング性にも優れ、界面活性剤、洗浄剤とし
て幅広く使用できる有用な新規スルホコハク酸エステル
またはその塩、該化合物からなる新規アニオン性界面活
性剤、および該アニオン性界面活性剤を含有する新規洗
浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】界面活性剤は疎水部と親水部を分子中に
併せ持つことから、界面張力低下能、ぬれ向上性、起泡
性、分子集合体形成能など多くの機能を有することが知
られており、工業用または家庭用の洗浄剤、乳化剤、分
散剤、表面改質剤などとして、非常に多くの用途に用い
られている。特に石鹸、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエトキシ硫酸エ
ステル塩およびα−スルホ脂肪酸塩などに代表されるア
ニオン性界面活性剤は、その優れた起泡力や洗浄性能か
ら、家庭用を中心に多くの分野で大量に利用されてい
る。しかし近年は、環境に対する安全性、すなわち良好
な生分解性や、人体に対するマイルド性が、界面活性剤
に強く求められるようになったうえ、耐硬水性や起泡力
などの界面物性についても、さらに優れたパフォーマン
スが要求されており、石鹸、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエトキシ硫酸
エステル塩およびα−スルホ脂肪酸塩などの従来のアニ
オン性界面活性剤にかわる、新しいアニオン性界面活性
剤の開発が強く求められていた。
【0003】また、アニオン性界面活性剤は濃厚水溶液
状態にした場合に、極めて粘度が高く、流動性に乏しい
液晶を形成することが一般に知られており、製品化や配
合、輸送、貯蔵において、極めてハンドリング性が悪い
ことが、重大な問題点として挙げられている。特に、液
体洗浄剤への応用を考えた場合には、このハンドリング
性の問題は非常に重大である。すなわち、従来の液体洗
浄剤は界面活性剤濃度が5〜25重量%程度の水溶液で
あるが、最近は流通コストの削減さらに包装材料の削減
による環境保全が求められ、界面活性剤濃度が50重量
%以上の液体濃厚洗浄剤が強く求められているからであ
る。しかし、先にも述べたように従来の洗浄剤用界面活
性剤を30〜40重量%以上の水溶液にすると流動性の
ないミドル相や流動性の低いニート相液晶を形成するた
め、従来技術では界面活性剤濃度30〜40重量%以上
の液体濃厚洗浄剤組成物を得るのは極めて困難であっ
た。その上、これらの液晶は高粘度であるため水への分
散性が悪く希釈する際の水への溶解速度が遅いという問
題点もあった。液体濃厚洗浄剤の製造方法は種々検討さ
れているが、現在までに商品化可能な程度まで成功した
例はほとんど見当らず、この技術課題を解決できるよう
な新規基剤の開発は、多くの研究者、技術者が熱望する
ところであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アニオン性
界面活性剤に見られる前記の諸問題を解決し、優れた洗
浄力、起泡力、耐硬水性を有し、皮膚への刺激性が少な
く、環境安全性も良好で、ハンドリング性にも優れ、界
面活性剤、洗浄剤として幅広く使用可能な、有用な新規
スルホコハク酸エステルまたはその塩、該化合物からな
る新規アニオン性界面活性剤、および該アニオン性界面
活性剤を含有する新規洗浄剤組成物を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の構造を有す
るスルホコハク酸エステルまたはその塩である誘導体
が、上記目的を達成しうることを見出し、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明によれば、下記一般式
(1)で表されるスルホコハク酸エステルまたはその
塩、
【化1】 (式中、R1は炭素数6〜22の直鎖または分岐鎖のア
ルキル基またはアルケニル基、R2は水素原子または炭
素数1〜3のアルキル基、AOは炭素数2〜4の直鎖ま
たは分岐鎖のオキシアルキレン基、Mは水素イオン、ア
ルカリ金属イオン、一価に相当するアルカリ土類金属イ
オン、置換または無置換のアンモニウムイオンを表し、
mは1〜50の数を表す。)が提供される。また、前記
スルホコハク酸エステルまたはその塩からなることを特
徴とするアニオン性界面活性剤が提供される。更に、前
記アニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする洗
浄剤組成物が提供される。更にまた、前記アニオン性界
面活性剤(A)と、高級アルカノールアミド、アルコー
ルエトキシレート、アルキルアミンオキシド、2つ以上
の遊離水酸基を有するノニオン性界面活性剤の中から選
ばれる少なくとも1種のノニオン性界面活性剤(B)と
からなり、(A):(B)=95:5〜80:20の比
率(重量比)で含有することを特徴とする前記洗浄剤組
成物が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の前記一般式(1)で表さ
れるスルホコハク酸エステルまたはその塩において、式
中のR1は炭素数6〜22の直鎖または分岐鎖のアルキ
ル基またはアルケニル基であり、好ましくは8〜14の
直鎖または分岐のアルキル基であり、具体的にはヘキシ
ル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシ
ル基、オレイル基等である。R2は水素原子または炭素
数1〜3の低級アルキル基であり、メチル基が特に好ま
しい。また、Mはスルホン酸基とイオン結合している陽
イオンであり、具体的には水素イオン;ナトリウム、カ
リウム、リチウム等のアルカリ金属イオン;マグネシウ
ム等のアルカリ土類金属イオン;アンモニウムイオン;
トリメチルアミンやトリエチルアミン等の低級アミン、
リシン、モノ、ジ又はトリ低級アルカノールアミン等か
ら形成される置換アンモニウムイオン;等である。また
AOは、炭素数2〜4の直鎖または分岐鎖のオキシアル
キレン基であり、オキシエチレン基やオキシプロピレン
基が特に好ましい。更にまた、mは1〜50の数を表
し、好ましくは3〜25の数であり、特に5〜15の数
が好ましい。
【0007】本発明の前記一般式(1)で表されるスル
ホコハク酸またはその塩の具体例としては、スルホコハ
ク酸−ヘキサエチレングリコールモノメチルエーテル−
ドデシルアルコール−ジエステルNa塩[C1225OC
(=O)CH(SO3Na)CH2C(=O)O(C24
O)6CH3]、スルホコハク酸−オクタエチレングリコ
ール−テトラデシルアルコール−ジエステルNa塩[C
1429OC(=O)CH(SO3Na)CH2C(=O)
O(C24O)8H]、オキシエチレン基の平均重合度
が15のスルホコハク酸−ポリエチレングリコールモノ
メチルエーテル−ドデシルアルコール−ジエステルNa
塩[C12255OC(=O)CH(SO3Na)CH2
(=O)O(C24O)15CH3]、オキシエチレン基
の平均重合度が10のスルホコハク酸−ポリエチレング
リコールモノエチルエーテル−デシルアルコール−ジエ
ステルK塩[C1021OC(=O)CH(SO3K)C
2C(=O)O(C24O)1025]、スルホコハ
ク酸−トリプロピレングリコール−ドデシルアルコール
−ジエステルNa塩[C1225OC(=O)CH(SO
3Na)CH2C(=O)O(C36O)3H]、スルホ
コハク酸−オクタエチレングリコール−オレイルアルコ
ール−ジエステルNa塩[C1833OC(=O)CH
(SO3Na)CH2C(=O)O(C24O)8H]、
等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
【0008】本発明の前記一般式(1)で表されるスル
ホコハク酸エステルまたはその塩の製造方法の一例を挙
げれば、次の通りである。初めに、無水マレイン酸と炭
素数6〜22高級アルコールを混合、加熱し、開環エス
テル化反応を行い、マレイン酸-モノ−高級アルコール
エステルを得(第1工程)、続いて、ポリオキシアルキ
レングリコールまたはポリオキシアルキレングリコール
モノアルキルエーテルを加え、酸触媒または塩基触媒存
在下で、脱水縮合によるエステル化を行う(第2工
程)。次に、水と亜硫酸水素ナトリウムを用いて、マレ
イン酸の二重結合にスルホン酸基を付加することによ
り、目的物である前記一般式(1)で表されるスルホコ
ハク酸誘導体を主成分とする、粗生成物水溶液が得られ
る(第3工程)。共存する不純物の中で最も多いジアル
キルエステルや、スルホン化されなかったマレイン酸誘
導体は、水に対する溶解性が悪いため、濾過により、容
易に除去することが可能である。
【0009】ここで、出発原料となる炭素数6〜22の
高級アルコールとして好ましいものを具体的に例示する
と、オクチルアルコール、デシルアルコール、ドデシル
アルコール、テトラデシルアルコール、オレイルアルコ
ール、炭素数12〜18混合の油脂高級アルコールなど
が挙げられる。また、マレイン酸-モノ-高級アルコール
エステルと脱水縮合エステル化させるポリオキシアルキ
レングリコール、またはポリオキシアルキレングリコー
ルモノアルキルエーテルとして好ましいものを具体的に
例示すると、トリエチレングリコール、トリエチレング
リコールモノメチルエーテル、ペンタエチレングリコー
ル、ヘキサエチレングリコールモノメチルエーテル、ヘ
キサエチレングリコールモノエチルエーテル、ヘキサエ
チレングリコールモノブチルエーテル、オキシエチレン
基の平均重合度が10のポリエチレングリコール、オキ
シエチレン基の平均重合度が20のポリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコール、
ジプロピレンヘキサエチレングリコール等が挙げられ
る。更に、脱水縮合エステル化反応における触媒として
好ましいものを例示すると、酸触媒としては、BF3
どのルイス酸、パラトルエンスルホン酸、硫酸等のブレ
ンステッド酸が、塩基触媒としては、NaOH、KOH
などのアルカリ金属水酸化物やt−ブトキシカリウム等
のアルコラート等が挙げられる。
【0010】第1工程の無水マレイン酸と高級アルコー
ルとの開環付加エステル化反応は、無溶媒系でも行える
が、t−ブタノール、1,4−ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、DMF、DMSO、四塩化炭素などの溶媒系
でも可能である。反応温度としては80〜160℃、好
ましくは90〜130℃である。この反応における、無
水マレイン酸と高級アルコールとの仕込みモル比は、
5:1〜1:2であることが好ましく、さらに好ましく
は1.5:1〜1:1.2である。この時、高級アルコ
ールの仕込みモル比を大きくすると、開環反応率はほぼ
100%になるが、マレイン酸に対して高級アルコール
が2倍モル付加したジエステルが多くなる。その場合に
は、水系での濾過や、抽出法などの公知の精製法で除去
することが可能であるが、最終生成物の収率の低下と、
コストの上昇は否めない。
【0011】第2工程の、ポリオキシアルキレングリコ
ールまたはポリオキシアルキレングリコールモノアルキ
ルエーテルを加えての脱水縮合エステル化反応も、無溶
媒系でも行えるが、t−ブタノール、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、DMF、DMSO、四塩化炭
素などの溶媒系でも可能である。反応温度としては80
〜160℃、好ましくは90〜140℃である。この反
応における、無水マレイン酸-高級アルコールエステル
と、ポリオキシアルキレングリコールまたはポリオキシ
アルキレングリコールモノアルキルエーテルとの仕込み
モル比は、1:0.8〜1:2であることが好ましい。
この時、ポリオキシアルキレングリコールまたはポリオ
キシアルキレングリコールモノアルキルエーテルの仕込
みモル比を大きくすると、脱水縮合反応率はほぼ100
%になるが、未反応のアルコールが多くなる。その場合
には、蒸留法や、抽出法などの公知の精製法で除去する
ことが可能であるが、最終生成物の収率の低下と、コス
トの上昇は否めない。
【0012】第3工程の、スルホン酸基を導入する反応
も、種々の方法により行えるが、そのうち最も好ましい
方法として、亜硫酸水素ナトリウムを、水系の溶媒中で
マレイン酸誘導体と反応させる方法が挙げられる。この
場合、反応温度は70〜130℃であることが好まし
い。また、基質であるマレイン酸誘導体と亜硫酸水素ナ
トリウムの仕込みモル比は、1:1〜1:5が好まし
く、特に好ましくは、1:1〜1:1.5である。得ら
れた反応混合物はそのままでも、物性的には満足できる
ものであるが、さらに、濾過、蒸留、抽出などにより、
精製することは非常に好ましい。また、このようにして
得られた本発明の前記一般式(1)で表されるスルホコ
ハク酸エステルまたはその塩の誘導体の対イオンを任意
に換えたい場合は、該化合物を酸型にした後、アルカリ
金属又はアルカリ土類金属の水酸化物や炭酸塩、或いは
アンモニア水やアミン類等で中和すれば、所望の陽イオ
ンをMとする前記一般式(1)で表されるスルホコハク
酸エステルの塩が得られる。
【0013】かくして得られた本発明の前記一般式
(1)で表されるスルホコハク酸エステルまたはその塩
は、新規化合物であり、優れた界面活性機能を有してお
り、新規アニオン性界面活性剤として優れた洗浄力、起
泡力、耐硬水性を有し、皮膚への刺激性が少ない上に、
環境安全性も良好で、ハンドリング性にも優れており、
ヘビー洗剤、台所用洗剤、洗顔石鹸、シャンプー、ボデ
ィーシャンプー等の洗浄剤や、乳化剤、分散剤などとし
て好ましく使用することができる。なかでも洗浄剤とし
ての機能は非常に優れている。
【0014】本発明の洗浄剤組成物は、必須構成成分と
して、前記一般式(1)で表される新規スルホコハク酸
エステルまたはその塩からなる新規アニオン性界面活性
剤(A)を含有するが、他の界面活性剤と組み合わせて
用いることも好ましい。組み合わせて用いるのに好まし
い界面活性剤の具体的な例としては、アルキル硫酸エス
テル塩、アルキルエトキシ硫酸エステル塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸もしくはア
ルキルエトキシリン酸エステル塩、脂肪酸塩、アルキル
エーテルカルボン酸塩などのアニオン性界面活性剤、イ
ミダゾリン、スルホベタイン、カルボキシベタインなど
の両性界面活性剤等が挙げられるが、高級アルカノール
アミド、アルコールエトキシレート、アルキルアミンオ
キシドや、庶糖脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエ
ーテル、アルキルポリグルコシド、メチルグルコシド脂
肪酸エステルなどの2つ以上の遊離水酸基を有するノニ
オン性界面活性剤の中から選ばれる少なくとも1種以上
のノニオン性界面活性剤(B)が特に好ましい。この場
合、一般式(1)の新規スルホコハク酸型アニオン性界
面活性剤(A)とノニオン性界面活性剤(B)の配合比
率は重量比で(A):(B)=95:5〜20:80で
あることが、洗浄力や起泡力、さらにはハンドリング性
の面からすると最も好ましい。
【0015】また、該組成物には必要に応じて界面活性
剤以外にも各種配合剤を配合することができる。すなわ
ち、本発明の目的を損なわない範囲で家庭用洗浄剤に配
合される配合剤;例えば、ゼオライト、炭酸ナトリウ
ム、硫酸ナトリウム等の無機または有機ビルダー;アル
カラーゼ、セルラーゼなどの酵素;過炭酸ナトリウム、
過酸化水素水等の漂白剤;漂白活性化剤;ポリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソル
ビトール等の保湿剤;メチルセルロース、カーボポー
ル、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エ
タノール等の粘度調整剤;p−オキシ安息香酸エステル
類等の防腐剤;殺菌剤;酸化防止剤;香料;色素;紫外
線吸収剤;等を配合することができる。
【0016】従来の洗浄剤の場合、固体洗浄剤では界面
活性剤濃度が5〜50重量%、液体洗浄剤では界面活性
剤濃度が5〜25重量%程度であったが、先にも述べた
ように、最近は流通コストの削減さらに包装材料の削減
による環境保全が求められ、さらに界面活性剤濃度を高
くした超濃縮洗浄剤が強く求められている。しかし、従
来技術でそのような超濃縮洗浄剤組成物を得るのは極め
て困難であった。なぜならば、従来の洗浄剤用界面活性
剤を30〜40重量%以上の水溶液にすると流動性のな
いミドル相や流動性の低いニート相液晶を形成してしま
い、これらの高粘度の液晶が、固体洗浄剤の場合には溶
解性の劣化をまねき、また、液体洗浄剤の場合には液体
としての形態を維持できなくしてしまい、水への分散性
が悪く、希釈する際の水への溶解速度が遅く、家庭用洗
浄剤として使用を困難にしてしまうからである。
【0017】しかし、本発明の、前記一般式(1)で表
される新規スルホコハク酸エステルまたはその塩からな
るアニオン性界面活性剤は、水との2成分系において、
水和固体や高粘度の液晶を形成しにくく、高濃度条件下
においても流動性の高い液体となり易いという、特異的
な特徴を有している。従って、該一般式(1)で表され
る新規スルホコハク酸エステルまたはその塩からなるア
ニオン性界面活性剤を用いて調製した超濃縮固体洗浄剤
は速やかに水に溶解し、また、超濃縮液体洗浄剤を調製
した場合も、50重量%以上の界面活性剤濃度であって
もゲル化することなく、流動性液体状態を保ち、水に希
釈した場合も素早く溶解する。本発明における液体濃厚
洗浄剤組成物は、濃度50重量%以上、特に60〜10
0重量%の液体洗浄剤組成物であり、濃度50重量%未
満では流通コストや包装材料の削減効果が少ない。濃度
60重量%以上の液体洗浄剤組成物は、液体洗浄剤組成
物に関する従来の文献では全く対象としていない濃度領
域である。
【0018】以上のように本発明の前記一般式(1)で
表される新規スルホコハク酸エステルまたはその塩から
なる新規アニオン性界面活性剤は、耐硬水性に優れ、良
好な洗浄力および起泡特性を有し、環境及び人体に対す
る安全性が高く、ハンドリング性にも優れたものであ
り、洗顔石鹸、シャンプー、ボディーシャンプーなどの
香化粧品やヘビー洗剤、台所用洗剤などの家庭用洗浄剤
をはじめとする、幅広い分野における界面活性剤として
有用である。特に、超濃縮洗浄剤用基剤としての有用性
は極めて高い。
【0019】
【実施例】次に、本発明を実施例と比較例によって更に
具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により限定
されるものではない。
【0020】合成例1 《スルホコハク酸−ヘキサエチレングリコールモノメチ
ルエーテル−ドデシルアルコール−ジエステルNa塩
[C1225OC(=O)CH(SO3Na)CH2C(=
O)O(C24O)6CH3]の合成》無水マレイン酸9
8g(1.0mol)とドデシルアルコール224g
(1.2mol)をオートクレーブ中に仕込み、105
℃で1時間反応させた。続いて、系中に423g(1.
5mol)のオキシエチレン基の平均重合度が6のポリ
エチレングリコールモノメチルエーテルと、4g(0.
5重量%)のパラトルエンスルホン酸を加え、減圧条件
下、125℃で4時間、脱水縮合エステル化を行った。
その後、さらに亜硫酸水素ナトリウム114g(1.1
mol)と150mlの水を系中に加え、常圧で、10
5℃、1時間、スルホン化を行った。水に不溶の成分を
濾別後、イソプロピルアルコール2lを加え、再度不要
物を濾別し、減圧条件下、溶媒を留去すると、目的物で
ある、スルホコハク酸−ヘキサエチレングリコールモノ
メチルエーテル−ドデシルアルコール−ジエステルNa
塩の純度が68%の化合物565g(収率86%)が、
無色の液体として得られた。ジメチルシリカゲルを担体
とし、70%メタノール水溶液を移動相とする簡易カラ
ムクロマトグラフィーを行い、前後の留分を除去したと
ころ、スルホコハク酸−ヘキサエチレングリコールモノ
メチルエーテル−ドデシルアルコール−ジエステルNa
塩が、純度96%の無色透明液体として得られた。
【0021】《スルホコハク酸−ヘキサエチレングリコ
ールモノメチルエーテル−ドデシルアルコール−ジエス
テルNa塩のスペクトル分析》次に、1H−NMRおよ
びFT−IRによりスペクトル分析を行い、化合物の構
造を確認した。1H−NMRの分析はCDCl3溶媒中
で、JNM−GSX400(JEOL製)を用いて行っ
た。一方、FT−IRスペクトルはFT−IRSYST
EM−2000(パーキンエルマージャパン)を用い
て、透過法により測定した下に結果を示す。 1H−NMR:0.86ppm(3H),1.28ppm(16H),1.43ppm(2H),
3.20ppm(2H),3.45ppm(3H),3.66ppm(22H),4.21ppm(1H),
4.42ppm(1H),4.53ppm(1H) FT−IR :2922,2857,1760,1467,1351,1247,1120cm~
1
【0022】実施例1〜4、比較例1〜3 基本的な界面物性値の測定を下記の方法で行い、結果を
表1に示した。 〈クラフト点〉1重量%の界面活性剤水溶液を調製し、
−20℃で凍結させた後、3℃で解凍し、その後2℃/
1時間のペースで昇温させながら水溶液の状態を目視で
観察した。その時、水溶液が完全に透明になった温度を
クラフト点とした。 〈起泡力〉1重量%の界面活性剤水溶液10mlを10
0mlの共栓付きエプトン管にとり、30秒間、一定の
速度で60回振とうした。この時の泡の高さを目読し、
起泡力とした。 〈耐硬水性〉0.1重量%の界面活性剤水溶液40ml
を、側面にタイプ文字を貼り付けた100mlのビーカ
ーにとり、その中に1重量%酢酸カルシウム水溶液を滴
下した時の添加量と状態観察の結果から、以下のように
耐硬水性を評価した。 ○:カルシウム濃度が1000ppmを越えても透明な
状態を保てる △:カルシウム濃度が500ppmを越え、1000p
pm以下で白濁する ×:カルシウム濃度が500ppm以下で既に白濁して
しまい、文字が読めない 〈洗浄性能〉オイルレッドを含んだ人工油脂汚垢を付着
させたポリプロピレンカップに、界面活性剤水溶液18
0ml(活性剤濃度:0.026重量%)を入れ、回転
羽を用いて5分間攪拌洗浄後、溶液を排棄したカップを
風乾し、状態観察の結果から、以下のように洗浄性能を
評価した。 ○:洗浄後のカップの汚垢が一様に落ちているもの △:一部落ちているもの ×:全く落ちていないもの
【0023】
【表1】 *1:スルホコハク酸−ヘキサエチレングリコールモノメチルエーテル−ド デシルアルコール−ジエステルNa塩 *2:オキシエチレン基の平均重合度が15のスルホコハク酸−ポリエチレ ングリコール−ドデシルアルコール−ジエステルNa塩 *3:スルホコハク酸−オクタエチレングリコールモノメチルエーテル−テ トラデシルアルコール−ジエステルNa塩 *4:オキシエチレン基の平均重合度が10のスルホコハク酸−ポリエチレ ングリコールモノメチルエーテル−テトラデシルアルコール−ジエス テルK塩 *5:ラウリン酸ナトリウム *6:ドデシル硫酸ナトリウム *7:トリエチレングリコールドデシルエーテル硫酸化物ナトリウム塩
【0024】表1から明らかなように、本発明の新規ス
ルホコハク酸エステルの塩からなるアニオン性界面活性
剤は水に対する溶解性が良好で、起泡力、洗浄力、耐硬
水性にも優れる優秀な界面活性剤であることが判る。
【0025】実施例5〜8、比較例4〜8 環境に対する安全性、すなわち生分解性および人体に対
する安全性、すなわち蛋白変性試験を下記の方法で行
い、結果を表2に示した。 〈生分解性〉化審法に準拠して、界面活性剤100pp
m、活性汚泥30ppmを含む試験溶液を調製し、密閉
条件下、25℃で28日間振とうした後の有機炭素量の
減少率(DOC)を測定し、以下のように生分解性を評
価した。 ○:70%以上が分解しており、良生分解性である ×:70%未満しか分解しておらず、生分解性が不足し
ている 〈蛋白変性〉50mMのリン酸緩衝液(pH7.0)に
100ppmの牛血清アルブミンを加え、これに試料を
加えて水溶液中の界面活性剤濃度を全部で1000pp
mとした。この水溶液を室温で3時間放置後、220n
mの円偏光二色性スペクトルを日本分光社製のJASC
O J−720で測定した。そして、界面活性剤が含ま
れていない場合のデータ(ブランクテスト)より減少し
た量(%)を変性率として求めて、下記の基準で評価し
た。 ○:変性率は0であり、極めて人体に安全である △:変性率は10%未満であり、かなり人体にマイルド
である ×:10%以上の蛋白変性が認められ、かなり刺激が強
【0026】
【表2】 *8:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na塩 *9:オキシエチレン基の平均重合度が15のポリエチ
レングリコールノニルフェニルエーテル
【0027】表2から明らかなように、本発明の新規ス
ルホコハク酸エステルの塩からなるアニオン性界面活性
剤は、良生分解性で環境に対する安全性が高く、かつ蛋
白変性も少なく人体にも安全な界面活性剤であることが
判る。
【0028】以下、本発明の新規スルホコハク酸エステ
ルの塩からなるアニオン性界面活性剤を含有する洗浄剤
組成物の処方例を示す。例中の%は重量基準である。 処方例1〈衣料用粒状洗浄剤組成物〉 ・スルホコハク酸−テトラエチレングリコールモノメチル 10% エーテル−ドデシルアルコール−ジエステルNa塩 ・アルキル基の平均炭素数が13.5の 15% アルキル硫酸エステルNa塩 ・ナトリウム石鹸 5% ・オキシエチレン基の平均重合度が15の 8% ポリオキシエチレンドデシルエーテル ・ゼオライト 23% ・炭酸カリウム 15% ・炭酸ナトリウム 20% ・酵素 0.5% ・水分 5.5% 上記組成の衣料用粒状洗浄剤を調製した。この衣料用粒
状洗浄剤は水に速やかに溶解し、良好な洗浄性能を示し
た。また、含有される成分はすべて環境に対する安全性
の高いものばかりである。
【0029】 処方例2〈台所用液体洗浄剤組成物〉 ・スルホコハク酸−ヘキサエチレングリコールモノメチル 15% エーテル−ドデシルアルコール−ジエステルNa塩 ・オキシエチレン基の平均重合度が3の 8% ポリオキシエチレンドデシルエーテル硫酸化物Na塩 ・ラウリン酸ジエタノールアミド 10% ・ラウリルアミンオキシド 7% ・オキシエチレン基の平均樹号度が10の 20% ポリオキシエチレンドデシルエーテル ・平均分子量が1000のポリエチレングリコール 4% ・エタノール 4% ・パラトルエンスルホン酸 2% ・黄色203号 微量 ・香料 微量 ・イオン交換水 30% 上記組成の台所用洗浄剤(pH6.8)を調製した。こ
の台所用洗浄剤は界面活性剤成分が63%と、非常に濃
縮されたものであるにも拘わらず、流動性に優れたハン
ドリング性の良好な液体であり、水にも速やかに溶解
し、良好な耐硬水性、起泡力および洗浄性能を示した。
また、この組成物は蛋白変性がほとんど見られず、人体
に対する安全性が高い上、含有される成分はすべて環境
に対する安全性の高いものばかりである。
【0030】 処方例3〈シャンプー組成物〉 ・スルホコハク酸−ヘキサエチレングリコールモノメチル 12% エーテル−ドデシルアルコールジエステルK塩 ・オキシエチレン基の平均重合度が5の 3% ポリオキシエチレンドデシルエーテル硫酸化物Na塩 ・ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド 5% ・アルキルポリグルコシド 3% ・黄色203号 微量 ・香料 微量 ・イオン交換水 バランス 上記組成のシャンプー(pH6.0)を調製した。この
シャンプーは洗髪中にきしみ感がなく、起泡力も良好
で、すすぎ時および乾燥後の感触も良好なものであっ
た。また、この組成物は蛋白変性がほとんど見られず、
人体に対する安全性が高い上、含有される成分はすべて
環境に対する安全性の高いものばかりである。
【0031】
【発明の効果】本発明の前記一般式(1)で表されるス
ルホコハク酸エステルまたはその塩は、新規物質であ
り、優れた界面活性能を有している。また該新規スルホ
ン酸エステルまたはその塩からなる本発明の新規アニオ
ン性界面活性剤は、優れた洗浄力、起泡力、耐硬水性を
有し、人体への刺激性が少なく、生分解性が良好で環境
安全性に優れ、しかもハンドリング性にも優れている。
更に該アニオン性界面活性剤を含有する本発明の新規洗
浄剤組成物も優れた洗浄性能を有し、人体及び環境安全
性等にも優れ、超濃縮固体洗浄剤とした場合でも速やか
に水に溶解し、また、特に、例えば界面活性剤濃度50
重量%以上の超濃縮液体洗浄剤とした場合であっても、
ゲル化することなく、流動性、水への溶解性にも優れて
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1/28 C11D 1/28 1/52 1/52 1/72 1/72 1/75 1/75 (72)発明者 藤原 正美 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表されるスルホコハ
    ク酸エステルまたはその塩。 【化1】 (式中、R1は炭素数6〜22の直鎖または分岐鎖のア
    ルキル基またはアルケニル基、R2は水素原子または炭
    素数1〜3のアルキル基、AOは炭素数2〜4の直鎖ま
    たは分岐鎖のオキシアルキレン基、Mは水素イオン、ア
    ルカリ金属イオン、一価に相当するアルカリ土類金属イ
    オン、置換または無置換のアンモニウムイオンを表し、
    mは1〜50の数を表す。)
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスルホコハク酸エステル
    またはその塩からなることを特徴とするアニオン性界面
    活性剤。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のアニオン性界面活性剤を
    含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のアニオン性界面活性剤
    (A)と、高級アルカノールアミド、アルコールエトキ
    シレート、アルキルアミンオキシド、2つ以上の遊離水
    酸基を有するノニオン性界面活性剤の中から選ばれる少
    なくとも1種のノニオン性界面活性剤(B)とからな
    り、(A):(B)=95:5〜80:20の比率(重
    量比)で含有することを特徴とする請求項3記載の洗浄
    剤組成物。
JP7354298A 1995-12-27 1995-12-27 新規スルホコハク酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物 Pending JPH09176107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354298A JPH09176107A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 新規スルホコハク酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354298A JPH09176107A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 新規スルホコハク酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09176107A true JPH09176107A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18436600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7354298A Pending JPH09176107A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 新規スルホコハク酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09176107A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151747A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Kao Corp スルホコハク酸モノエステルの製造方法
JP2001158768A (ja) * 1999-11-30 2001-06-12 Kao Corp スルホコハク酸モノエステルの製造方法
JP2008174480A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Hirosaki Univ イオン性化合物およびこれを含む液晶組成物
JP2009221257A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Nippon Shokubai Co Ltd ポリアルキレングリコール系化合物とその用途
JP2011231310A (ja) * 2010-04-07 2011-11-17 Kao Corp 手洗い用食器洗浄剤組成物
JP2012046759A (ja) * 2006-05-05 2012-03-08 Procter & Gamble Co 底部から分与する容器に入った濃縮組成物
WO2013054635A1 (ja) * 2011-10-12 2013-04-18 花王株式会社 手洗い用食器洗浄剤組成物
WO2013054636A1 (ja) * 2011-10-12 2013-04-18 花王株式会社 手洗い用食器洗浄剤組成物
CN103073459A (zh) * 2013-01-22 2013-05-01 南通大学 月桂醇聚氧乙烯醚(7)异辛基磺基琥珀酸混合双酯钠的制备方法
CN103086928A (zh) * 2013-02-04 2013-05-08 南通大学 1,4-丁二醇双琥珀酸月桂醇聚氧乙烯醚(3)异辛基混合双酯磺酸钠及制备方法
CN106076194A (zh) * 2016-06-16 2016-11-09 林华岱 一种含双键表面活性剂以及洗衣液和洗洁精用增稠剂
JP2016199754A (ja) * 2016-05-27 2016-12-01 花王株式会社 硬質表面用液体洗浄剤組成物
JP2018184495A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 ライオン株式会社 食器用洗浄剤
CN113277964A (zh) * 2021-04-19 2021-08-20 上海科沣新材料有限公司 磺基琥珀酸酯表面活性剂及其制备方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001158768A (ja) * 1999-11-30 2001-06-12 Kao Corp スルホコハク酸モノエステルの製造方法
JP2001151747A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Kao Corp スルホコハク酸モノエステルの製造方法
JP2012046759A (ja) * 2006-05-05 2012-03-08 Procter & Gamble Co 底部から分与する容器に入った濃縮組成物
JP2008174480A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Hirosaki Univ イオン性化合物およびこれを含む液晶組成物
JP2009221257A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Nippon Shokubai Co Ltd ポリアルキレングリコール系化合物とその用途
JP2011231310A (ja) * 2010-04-07 2011-11-17 Kao Corp 手洗い用食器洗浄剤組成物
JP2013100461A (ja) * 2011-10-12 2013-05-23 Kao Corp 手洗い用食器洗浄剤組成物
WO2013054635A1 (ja) * 2011-10-12 2013-04-18 花王株式会社 手洗い用食器洗浄剤組成物
WO2013054636A1 (ja) * 2011-10-12 2013-04-18 花王株式会社 手洗い用食器洗浄剤組成物
CN103890156A (zh) * 2011-10-12 2014-06-25 花王株式会社 手洗用餐具清洁剂组合物
CN103073459A (zh) * 2013-01-22 2013-05-01 南通大学 月桂醇聚氧乙烯醚(7)异辛基磺基琥珀酸混合双酯钠的制备方法
CN103086928A (zh) * 2013-02-04 2013-05-08 南通大学 1,4-丁二醇双琥珀酸月桂醇聚氧乙烯醚(3)异辛基混合双酯磺酸钠及制备方法
JP2016199754A (ja) * 2016-05-27 2016-12-01 花王株式会社 硬質表面用液体洗浄剤組成物
CN106076194A (zh) * 2016-06-16 2016-11-09 林华岱 一种含双键表面活性剂以及洗衣液和洗洁精用增稠剂
JP2018184495A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 ライオン株式会社 食器用洗浄剤
CN113277964A (zh) * 2021-04-19 2021-08-20 上海科沣新材料有限公司 磺基琥珀酸酯表面活性剂及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09176107A (ja) 新規スルホコハク酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物
JP2003081935A (ja) 内部オレフィンスルホン酸塩及びそれを含む洗浄剤組成物
JP2002506925A (ja) 多相洗浄剤組成物
AU2004315199A1 (en) Novel acylalkylisethionate esters and applications in consumer products
JPH08503478A (ja) アルキルグリセルアミド及び該物質の界面活性剤としての使用
JPH08503476A (ja) アルキリデングリセロール界面活性剤およびそれを含む洗剤組成物
GB2088863A (en) Novel Alkyl-polyoxyalkylene Carboxylate Surfactants
EP0714977B1 (en) Detergent composition
US5681803A (en) Detergent composition having low skin irritability
JPH03174496A (ja) 洗浄剤組成物
JPH0215041A (ja) アルキル及びアルケニルカテコール類のカルボキシレート類及びエトキシレート類
JPH07502269A (ja) 親水性化トリグリセリドの製法
JPS5834467B2 (ja) スルホコハク酸モノ第二級アルコ−ルエトキシレ−トエステルジソ−ダ塩
JP2001316352A (ja) アルキルエーテルサルフェートおよびその製造方法並びにそれを含有する液体洗浄剤組成物
JPH09176087A (ja) 新規カルボン酸化合物およびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物
JPH09176174A (ja) 新規リン酸エステルおよびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物
JPH0665594A (ja) 低濃度でも洗浄性能を有する洗浄剤組成物
US5952279A (en) Mild detergent mixtures
JP2781870B2 (ja) α―スルホ脂肪酸エステル塩の水性高濃度組成物
KR20010013911A (ko) 연마재 세정 조성물
JPH1180780A (ja) 陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物
JPH09227449A (ja) 新規アニオン性化合物およびアニオン性界面活性剤並びに洗浄剤組成物
JP2000001468A (ja) グリセリルエーテル化多価アルコール硫酸化合物、陰イオン界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物
JPH1095994A (ja) 洗浄剤組成物
JPH073287A (ja) 洗浄剤組成物