JPS61183256A - 光学活性アゾキシ化合物及び液晶組成物 - Google Patents

光学活性アゾキシ化合物及び液晶組成物

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JPS61183256A
JPS61183256A JP60023976A JP2397685A JPS61183256A JP S61183256 A JPS61183256 A JP S61183256A JP 60023976 A JP60023976 A JP 60023976A JP 2397685 A JP2397685 A JP 2397685A JP S61183256 A JPS61183256 A JP S61183256A
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formula
liquid crystal
optically active
phase
crystal composition
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JP60023976A
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Inventor
Takashi Inukai
犬飼 孝
Shinichi Saito
伸一 斉藤
Hiromichi Inoue
博道 井上
Kazutoshi Miyazawa
宮沢 和利
Kenji Terajima
寺島 兼詞
Mitsuyoshi Ichihashi
光芳 市橋
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/06Non-steroidal liquid crystal compounds
    • C09K19/08Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings
    • C09K19/10Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings
    • C09K19/24Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings linked by a chain containing nitrogen-to-nitrogen bonds
    • C09K19/26Azoxy compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は新規な液晶物質に関し、更に詳しくは光学活性
基を有するアゾキシ系液晶物質及びそれらを含有するカ
イラルスメクチック液晶組成物に関する。
〔従来の技術〕
アゾキシ又はアゾ基を含有する液晶性物質は既に多数知
られており、そのうち好捷しい温度範囲に於てネマチッ
ク相を呈する物質はTN(Twisted Nemat
ic )型表示方式に利用できることも周知である。一
方、光学活性基を有するアゾキシ化合物及びアゾ化合物
に関しては下記一般式囚及び(B)で表わされる化合物
、既ち↓ (上式でRはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基を示す) (特公昭53 36452、特公昭53−及び 不 (上式でRはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基を示す) (特公昭53−36451.特公昭53−36453)
などが知られているが、これらのうち液晶相を呈するこ
とが示されているのid A式に於てRがエチル基のも
の(透明点68°C)のみであり、しかもそれが呈する
液晶相はコレステリック相であると推定される。
これらのネマチック及びコレステリック液晶物質はいず
れもTN型表示方式に利用されるものである。現在、液
晶表示素子としてはTN型表示方式が最も広く用いられ
ているが、応答速度の点に於て発光型表示素子(エレク
トロルミネッセンス、プラズマディスプレイ等)と比較
して劣っており、この点に於ける改善は種々試みられて
いるにも拘らず、大巾な改善の可能性はあまり残ってい
ないようである。そのためTN型表示素子に代わる別の
原理による液晶表示装置が種々試みられているが、その
一つに強誘電性液晶全利用する表示方式がある(N、A
C1arkら; Applied Phys、 1et
t、 、 36.899(1980))、  この方式
は強誘電性液晶のカイラルスメクチックC相(以下SC
*相と略称する)あるいはカイラルスメクチックH相(
以下SH*相と略称する)を利用するもので、それが室
温付近にあるのが望ましい。
〔発明の目的〕
本発明者らはこの方式、即ち強誘電性液晶を利用する光
スイツチング方式に適する液晶物質の開発を主たる目的
として光学活性基を有するアゾキシ化合物を種々探索し
た結果、上記(4)式、及び■)式の化合物とは異る新
規光学活性体がカイラルスメクチック相を呈することを
見出し本発明に到達した。
〔発明の構成〕
即ち、本発明は下記一般式(1) %式%() (上式に於てXは炭素数4〜18の直鎖アルキル基、直
鎖アルコキシ基又はハロゲン原子を示し、R*は炭素数
4〜18の光学活性アルキル基を示し、N=Nは酸素原
子が左右いづれの窒素↓ 原子に結合してもよいことケ示す) で表わされる液晶性光学活性物質及びそれを含有するこ
とを特徴とするカイラルスメクチック液晶組成物、特に
カイラルスメクチックC相を呈する液晶組成物である。
〔発明の作用、効果〕
本発明の(+)式の1ヒ合物は前記既知化合物(5)と
は異ってスメクチック相を呈する。この理由は不明であ
るが、これは化合構造の違い、即ち、固成の化合物に於
ては光学活性基がアルキル基であるのに対して本発明の
化合物(1)に於ては、光学活性基が酸素原子を介して
ベンゼン環に結合していることによるものと考えられる
。しかして(1)式に於てXがアルコキシ基の場合には
、カイラルスメクチックC相を出現]7易く、これに比
しXがアルキル基の場合にはSC*相の上限温度は低下
する傾向にある。又Xがハロゲン原子の場合にはスメク
チックA相(SA相)を呈する傾向が顕著となる。又、
Xが光学活性基である場合は、本発明の範囲外であるが
、液晶相生成は棒端にj511害されて液晶相は示さず
、化学構造と液晶性の関係は微妙であることが分る。
本発明の一般式(1)式の化合物の相転移温度を第1表
に示す。
第1表に示した化合物はすべて x −@−N−N −@−OR”なる化合物と↓ あって、その相転移温度は、両者の混合比率の変動によ
って多少は変化する。
本発明の(I)式の物質はsc’相に於て強誘電性を示
し、その自発電気分極は実用上充分な程度に大きい。自
発分極の値は、(1)式に於てR*がCH3CH(CH
3) C2H,!lである場合のように不斉炭* 素原子がベンゼン環から数えて3ケ目の原子である場合
には数nC/ctlであり、又Rが−CH(CHs)C
eH+3である場合のように不斉炭素* 原子がベンゼン環から数えて2ケ目の原子でちる場合に
はこれよりはソー桁大きい数値を示す。
一般的には自発分極の値は大きい方が、光スイツチング
素子の高速応答、低電圧駆動のために望ましいものであ
る。
又(1)式の化合物は他のSC相、SH*相又はコ* レステリツク相を呈する化合物等との相溶性にすぐれて
いるので、それらと混合して、そのSC*相を呈する温
度範囲を拡大するために使用できる。
SC*液晶組成物を構成する場合、(I)式の複数の化
合物のみより構成することも可能である。
又、光学活性基金倉まず従ってSC相を呈する物質に、
(1)式の′物質を混合してSC*液晶組成物を構成す
ることも可能である。
SC*相の光スイツチング効果と表示素子として応用す
る場合T11Ca示方式にくらべて3つのすぐれた特徴
がある。、第1の特徴は非常に高速で応答し、その応答
時間は通常のTN表示方式の素子と比較すると、応答時
間は1/100以下である。第2の特徴はメモリー効果
があることであり、上記の冒速応答性とあいまって、時
分割駆動が容易で必る。第3の特徴(dTN表示方式で
濃淡の階調をとるには、印加電圧を調節して行々うが、
しきい値電圧の温度依存性や応答速度の電圧依存性など
の難問がある。しかしSC*相の光スイツチング効果を
応用する場合には極性の反転時間を調節することにより
、容易に階調を得ることができ、グラフィック表示に非
常に適しているい 表示方法としては、2つの方式が考えられ、1つの方法
は2枚の偏光子を使用する複屈折型、他の1つの方法は
二色性色素番使用するゲストホスト型である。SC*相
は自発分極金もつため、印加電圧の極性を反転すること
により、らせん軸を回転軸として分子が反転する。SC
*相を有する液晶組成物を液晶分子が電極面に平行にな
らぶように配向処理金族した液晶表示セルに注入し、液
晶分子のダイレクタ−と一方の偏光面を平行になるよう
に配置した2枚の偏光子の間に該液晶セルをはさみ、電
圧を印加して、極性を反転することによシ、明視野およ
び暗視野(偏光子の対向角度によシ決まる)が得られる
一方ゲスト・ホスト型で動作する場合には、印加電圧の
極性を反転することにより明視野及び−13= 着色視野(偏光板の配置により決まる)を得ることがで
きる。
一般にスメクチック状態で液晶分子をガラス壁面に平行
に配向させることは難かしく、数十キロガウス以上の磁
場中で等方性液体から非常にゆっくりと冷却する(1°
C〜2°C/hr)ことにより、液晶分子を配向させて
いるが、スメクチック相を呈する温度より高温域でコレ
ステリック相を有する液晶物質では磁場の代わりに50
V〜100vの直流電圧を印加しながらコレステリック
相を呈する温度から1°C/ minの冷却速度でスメ
クチック相を呈する温度へ冷却することにより、容易に
均一に配向したモノドメイン状態を得ることができる。
尚、(I)式の化合物に対応するラセミ体は、下記に示
す光学活性体(1)の製法に於いて原料として光学活性
アルコールの代りに相当するラセミ型アルコールを使用
することによって、同様に製造されるものであるが、(
1)とはソ同じ相転移点を示す。
−14= (I)式の化合物は、又、光学活性炭素原子を有するだ
め、これをネマチック液晶に添加することによって捩れ
た構造を誘起する能力を有する。
捩れた構造を有するネマチック液晶、即ちカイラルネマ
チック液晶はTN型表示素子のいわゆるリバース”ドメ
イン(reverse domain、  Lま模様)
を生成することがないので(1)式の化合物はリバース
・ドメイン生成の防止剤として使用できる。
尚、原料の光学活性2−アルカノール類のうち5(−1
−)−2−オクタツール及びR(→−2−オクタツール
は市販品として容易に入手できるが、他)光学活性2−
アルカノール類は現在のところ高価で大量の使用には向
かない。本発明者らは文献(R,H,Pickardら
、J、 Chem、 Soc、 、 9旦。
4.5(1911))記載の方法に従ってラセミ体の光
学分割をおこなって得たものを原料として使用したが、
これらの光学活性2−アルカノール類を使用するととに
よって(I)式に於けるR*の炭素数の異る諸物質が得
られる。、Hの鎖長の違いによる液晶相転移温度の変化
はわずかであるので最も容易に入手し得る2−オクタツ
ール以外の光学活性2−アルカノールを原料とすること
による格別なオリ点はない。
〔化合物の製造法〕
本発明の(1)式の化合物は下図の様な経路で好適に製
造される。
但しこ\でX及びR*は(1)式におけると同一のもの
全意味し、LはCZ−、Br−* TsO−のような脱
離基を意味する。
又、(I)式に於てXがアルキルオキシ基の場合ニ於て
は(11)式の化合物を得る1での工程に次の様な経路
を選ぶこともできる。
(It) (1)式の化合物に過酸を反応させて(1)式の化合物
とする工程は適当な溶媒中で行なわれるが、溶媒として
は過酸と反応しない溶媒即ち酢酸の如き酸類、ヘキサン
の如き炭化水素類、ベンゼンの如き炭化水素類など、い
ずれも好適に使用できる。又、過酸としては過酢酸、過
イン酪酸の如き脂肪族過酸、過安息香酸、m−クロロ過
安息香酸の如き芳香族過酸などが使用される。
ここで中間体である(It)式のアゾ化合物について少
し記せば(11)式の化合物も、(1)式の化合物に比
較して液晶相生成の傾向は低下するが液晶性を有してお
シ、カイラルスメクチック液晶相又はその他の液晶を示
すものがあシ、前記の既知のアゾ化合物03)が全く液
晶相な呈しないのに比べればより高い液晶性を有してい
ると言うことができる。従って(H)式の化合物も(1
)式の化合物と同様にカイラルスメクチック液晶組成物
又はコレステリック液晶組成物を構成する一成分として
利用することかで゛きる。82表に<II)式の化合物
の相転移温度を示す。
−ル − 〔実施例〕 以下実施例により本発明の化合物について更に詳細に説
明する。
実施例1 (光学活性4−フルオロ−4’−(2−メチル−ブチル
オキシ)−アゾキシベンゼン((1)式に於* 隘15))の製造〕 (1)光学活性4−フルオロ−4’−(2−メチル−ブ
チルオキシ)−アゾベンゼン(試料患30)の製造 市販のp−フルオロアニリン30y、、a塩酸62 m
l s水40m1よりなる混合物に亜硝酸ナトリウム1
8.6.fの飽和水溶液を潤油してジアゾニウム溶液ケ
調製し、この液を、フェノール25.5y、水酸化ナト
リウム37.5 //、水270肩11 酢酸135献
よりなる溶液に加えてアゾカップリングし、生成物はト
ルエン、次いで含水エタノールから再結晶して融点15
4.、8°C−1553℃の結晶3311を得た。これ
は4−フルオロ−4′−ヒドロキシアニリンゼンである
この物質10.1 ’!を、3fの水酸化カリウムの存
在下、40rtlのエタノール中で、S←)−2−メチ
ル−1−7/タノールのp−トルエンスルホン酸エステ
ル(C2H!l −CH(CH3) −CH20T s
 )* 12.6y、と還流下で5時間加熱攪拌してエーテル化
した。これをエタノールから再結晶して8yの4−フル
オロ−4’ −(2−メチル−ブチルオキシ)アゾベン
ゼン(試料ff130)’5得た。
このものは、融点64.3−65.0°Cであり、単独
では液晶相が観察できなかった。
(11)標題化合物の製造 (1)で得た4−フルオロ−47(2−メチル−ブチル
オキシ)−アゾベンゼン8.6 f f 25 ml(
7)l−#エンに溶解し、これに2.8gのm−クロロ
−過安息香酸のトルエン(25ml )溶液を加え、室
温で一夜放置した。、m−クロロ−安息香酸が析出して
いる明黄色の反応液に2N水酸化ナトリウム水を加えて
、残存する過剰のm−クロロ−過安息香酸と反応生成物
であるm−クロロ−安息香酸を抽出除去し、トルエン相
を水洗した。トルエン全留去し、エタノールから再結晶
して2,8fの目的物を得た。このもの(d融点38.
0℃で等方性液体となり、モノトロピック相転位で23
.5°Cでコレステリック相を、15.0°CでSA相
を呈する。
実施例2 〔光学活性4′−ドデシルオキシ−4’−(1−メチル
−ヘプチルオキシ)−アゾキシベンゼン* のもの(試料M7))の製造〕 (1)アゾベンゼンの型造 既知物であるベンジリデン−p−ヒドロキシアニリン、
mp 185°C1140!fを、水酸化カリウム43
yを含有するエタノール700 txlに溶解し70 
’Cで、S(+)−2−オクタツールのp−トルエンス
ルホン酸エステル2t8fe滴加し、20時間還流下に
加熱した。50tnlの5%NaHCOs水、水200
 wtl、トルx y 800 mlを加えて、トルエ
ン層を分取し、2N水酸化ナトリウムで洗液後トルエン
全留去し、エタノールよシ再結晶して105fの光学活
性のベンジリデン−p−(1−メチル−ヘプチルオキシ
)−アニリン、mp47.3°Cを得た。
本物質の絶対立体配置は不明であるが、上記エーテル化
の段階でワルデン反転が起ったと考えられるので、絶対
立体配置はR系統であると推定される。
上記のベンジリデンアニリン102Fに6N塩酸120
ゴを加えて水蒸気を通じてベンズアルデヒドを留去し、
残留液を水酸化ナトリウムでアルカリ性として光学活性
p−(1−メチル−へブチルオキシ)−アニリンをとシ
出し、減圧蒸留によって精製した。l)p、 123−
125°C−5,3° (エタノール中)。
−冴 − このp−(1−メチル−ヘプチルオキシ)−アニリン4
3yを塩酸存在下に実癩例1と同様にジアゾ化し、フェ
ノールとアゾカップリングさせることにより4−(1−
メチル−へブチルオキシ) −4,’−ヒドロキシーア
ゾベンゼンを製造した。このものは結晶化させることが
できず、粗製物のま5次の段階で使用した。
上記4−(1−メチル−へブチルオキシ)−4′−ヒド
ロキシ−アゾベンゼン粗製物16.5gを水酸化カリウ
ム3.6yの存在下エタノール中で167の臭化ラウリ
ルと10時間還流加熱し、生成物全トルエン溶液として
アルミナのクロマトグラフカラムを通してのち、ヘプタ
ンから再結晶して13.7yの4′−ドデシルオキシ−
4′−(1−メチル−へブチルオキシ)−アゾベンゼン
(試料宛24)を得た。
このものは融点(C−I転移点)49°C5モノトロピ
ツクSC”−I点38°C’C示した。又、準安定SC
*相の自発分極は36°Cに於て20.0ナノクーロン
/C1Nであった。
(11)標題化合物の製造 ルオキシ−4’−(1−メチル−ヘプチルオキシ)−ア
ゾベンゼン7yを加え約40’Cで7時間攪拌し、更に
30%過酸化水素に4f追加して7時間攪拌した。水を
加えて3時間攪拌後、生成物をベンゼン抽出し、アルミ
ナのクロマトグラフカラムを通して!’fllJし、の
ち、酢酸エチルを含むエタノールより再結晶して5.2
gの目的物を得た。
このものはc−sc*点39.5°C,SC*−8A、
蛾47.8°C,5A−Ch点48,2′C%Ch −
I点50.4°Cを示した。24°CにおけるSC*相
(準安定状態)の自発分極は30.1ナノクーロン/i
であった。           CH3尚、比較のた
め(I)式でXがC6H,、−CH−0、R** CH。
がC,H,、−CH−0−のものも製造して見たがこの
* ものは黄色油状物でドライアイス中に長時間放置しても
、全く液晶相を示さなかった。
実施例3(使用例1) 4−エチル−4′−シアノピフェニル    20重量
%4−ベンチルー47−シアノピフェニル   40f
iit%4−オクチルオキシ−47−シアノピフェニル
25重葉%4−ベンチルー4′−シアノターフェニル 
 15重it%からなるネマチック液晶組成物を配向処
理剤として、ポリビニルアルコール(PvA:le!布
し、その表面をラビングして平行配向処理を施した透明
電極からなる電極間隔10μmのセルに注入してTN型
表示セルとし、これを偏光顕微鏡下で観察したところ、
リバース・ツイストドメインを生じているのが観察され
た。
この上記のネマチック液晶組成物に本願の(1)CH3 式でX −F 、 R*= C2H5−CH−CH2−
なる化合物* (試料No、15)を1重量%添加し、同様にTN型セ
ルにて観察したところ、リバース・ツイス2フー トドメインは解消され、均一なネマチック相が観察され
た。
実施例4(使用例2) 本願(1)式の光学活性アゾキシ化合物及びQl)式の
光学活性アゾ化合物を用いて、下記の組成の液晶組成物
を調製した。
↓         15重量% CT(。
「 ↓           25重景% ↓           15重量% − あ − 組成物の調製法は、上記5種の液晶化合物を所定の重量
秤ijl L、5種の化合物を試料ビン中で加熱溶解し
ながら混合するものである。
得らf″1.た組成物を用いて実験用液晶素子を作製し
た。即ち、酸化インジウム透明Q+iが設けられている
ガラス基板上にPVA膜を設け、一定方向にラビングし
、2板の基板のラビング方向が平行になるようにガラス
ファイバー(径477n2)をスペーサーとして液晶セ
ルを組み立て、これに上記液晶組成物を真空封入したも
のである。この液晶素子を2枚の直交する偏光子の間に
設置し、電界を印加したところ、20Vの印加によって
透過光強度の変化が観測された。
この時の透過光強度の変化から応答時間を求めると、2
5°Cで約0.9772secの値を示し、コントラス
トも1:20の値であった。
尚、上記液晶組組成物について、偏光顕微鏡によりテク
スチュアの温度変化を調べた所、10°Cから51°C
の温度範囲で強誘電性液晶となることが判明し、その自
発分極の大きさは、25°Cで18nC/dであった。
実施例5(使用例3) 本願(f)式の光学活性アゾキシ化合物及び(1)式の
光学活性アゾ化合物を用いて、下記の組成の液晶組成物
を実施例4と同様な方法で調製した。
15重量% ↓           30重景% 20重量% 25重量% 10重量% 得られた組成物に二色性色素としてアントラキノン系色
素のD−16(BDH社裂品)を3重量%添加して、い
わゆるゲスト・ホスト型にしたものをセル厚6/1mの
実施例6と同様なセルに注入し、一枚の偏光板を使用し
、電界を印加したところ、20Vの印加によって透過光
強度の変化が観察された。
この時の透過光強度の変化から応答時間を求めると、2
5°Cで約2 m5QQの値全示した。
尚、上記液晶組成物について、偏光顕微鏡によりテクス
チュアの温度変化を調べ/ζ所、0°Cから46°Cの
温度範囲で強誘電性液晶となることが判明し、その自発
分極の大きさは、25℃で11 nC/cdであった。
以上 特許出顆人 チッソ株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (上式に於てXは炭素数4〜18の直鎖アルキル基、直
    鎖アルコキシ基、又はハロゲン原子を示し、R^*は炭
    素数4〜18の光学活性アルキル基を示し、▲数式、化
    学式、表等があります▼は酸素原子が左右 いずれの窒素原子に結合していてもよいことを示す) で表わされる液晶性光学活性化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (上式に於てXは炭素数4〜18の直鎖アルキル基、直
    鎖アルコキシ基、又はハロゲン原子を示し、R^*は炭
    素数4〜18の光学活性アルキル基を示し、▲数式、化
    学式、表等があります▼は酸素原子が左右 いずれの窒素原子に結合していてもよいことを示す) で表わされる液晶性光学活性化合物の一種を少くとも一
    成分含有することを特徴とするカイラルスメクチツク液
    晶組成物。
  3. (3)カイラルスメクチツクC相(SC^*相)を呈す
    る特許請求の範囲第2項記載のカイラルスメクチツク液
    晶組成物。
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