JP2008173939A - 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッド内側のノズルからの吐出により周囲に負圧が発生しその影響によりヘッド周辺のノズルから吐出された液滴に曲がる端ヨレが発生し、適正な位置へ着弾しない。
【解決手段】アクチュエータ基板1と、流路形成部材2と、ノズル板3とを積層し、液滴を吐出するノズル4が連通する流路5を形成し、ノズル4に対向してアクチュエータ基板1には熱電気熱変換素子6を設け、更に一方がノズル板3のノズル面3aのノズル列4A間で大気に開口し、他方がノズル面以外の面、すなわちノズル面3aと反対側のアクチュエータ基板1の底面1aで大気に開口して、ノズル面3a側とノズル面以外の面1a側とをヘッド内部を通じて連通する大気連通路8を形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば、記録液(液体)の液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)で構成した記録ヘッドを含む液体吐出装置を用いて、媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。)を搬送しながら、液体としての記録液(以下、インクともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行なうものがある。
なお、画像形成装置は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。また、液体とは記録液、インクに限るものではなく、画像形成を行うことができる液体であれば特に限定されるものではない。また、液体吐出装置とは、液体吐出ヘッドから液体を吐出する装置を意味し、画像を形成するものに限らない。
このような画像形成装置に用いられる液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)としては、液滴を吐出するノズルが連通する液室(流路、加圧液室、圧力室なども同義である。)内の液体を加圧する圧力を発生する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として、電気熱変換素子を用いて気泡による圧力を発生させるサーマル型ヘッド、圧電素子(電気機械変換素子)を用いて振動板を変形させて圧力を発生させる圧電型ヘッド、電極と振動板との間で生じる静電力で振動板を変形させて圧力を発生させる静電型ヘッドなどがある。
また、液体吐出ヘッドには、ノズルの軸方向と液体供給流れ方向が平行であるエッジシュータ型と、ノズルの軸方向と液体供給流れ方向が直交するサイドシュータ型とがある。エッジシュータ型は、例えばサーマル型ヘッドでは流路板に電気熱変換素子や配線を設けて天板を貼り付けることで基本的な構成が得られ、量産に向くため初期のプリンタで広く使用されていたが、その反面、リフィル応答速度が遅く、吐出パワーがサイドシュータ型よりも低く、キャビテーションが生じやすいデメリットがある。
一方、サイドシュータ型は、例えばサーマル型ヘッドではノズルが電気熱変換素子の真上に位置することで、液体を升で量る効果があり滴吐出量が均一化し、また、吐出する時に気泡が大気に連通するためキャビテーションが生じないことからヘッド寿命が長く、更に気泡発生方向と吐出方向が一致するので、吐出パワーが高まり、また流路側に大きな衝撃波が伝わらないので、リフィルが速く、メニスカスも安定するため、高速印字に適しており、現在のプリンタの主流となっている。
ところで、画像形成装置に対する高画質、高速、高信頼性の要求の高まりに伴って、液体吐出ヘッドのノズルの高密度化、多ノズル化は必須となっているが、これに伴いヘッド内側のノズルからの吐出により周囲に負圧が発生しその影響によりヘッド周辺のノズルから吐出された液滴に曲がり(以下、「端ヨレ」と言う。)が発生し、適正な位置へ着弾しないという問題が明らかになっている。この端ヨレの現象は、特に、高密度化、多ノズル化がし易く、小滴を多用するサーマル型でサイドシュータ型のヘッドにおいて顕著に現れる。
そこで、特許文献1に記載されているように、インク滴の体積が大きいインクを吐出する大ノズルの列からなる複数の大ノズル列群と、大ノズルから吐出されるインク滴より小さい体積のインクを吐出する小ノズルの列からなる複数の小ノズル列群とを含み、大ノズル列群と小ノズル列群との間隔が、大ノズル列群同士の間隔よりも広い構成としたインクジェット記録ヘッドがある。
特開2005−169927号公報
また、特許文献2に記載されているように、同一平面上に所定の密度で所定の方向に配列された液体を吐出するための複数の吐出口と、少なくとも該複数の吐出口の配列範囲の側端部に、複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に延在して、同一平面より突出した凸部領域とを有するインクジェット記録ヘッドがある。
特開2004−216774号公報
また、端ヨレとは直接関係ないが、特許文献3には共通液室の内壁の振動板側の開口端縁に接する領域に一側の開口端を有し他側が外部に開口した気泡排出路を形成し、共通液室内で発生する気泡を気泡排出路を介して速やかに外部に排出するヘッドが記載されている。
特開2003―072065号公報
特許文献4には記録ヘッドにヘッド移動方向に開口部を持つ空気流入口を形成し、該空気流入口から導き入れた空気を記録ヘッドのインク吐出方向と同方向で、且つ、吐出口よりヘッド移動方向前方に設けられた排出口から排出するようにしたものが記載されている。
特開2002−272859号公報
特許文献5にはエアーダクトからノズルにエアーを送りながらノズルからインクを吐出するインクジェット式記録ヘッドにおいて、エアーダクトに可動手段を設け、インクジェット記録時および記録待機時にはエアーダクトをノズルプレートのノズル形成面より突出させてエアーを噴射し、記録ヘッドの保全動作時にはエアーダクトをノズルプレート側に後退させてエアーを噴射するインクジェット式記録ヘッドが記載されている。
特許第3781284号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成にあっては、ヘッド面積が大きくなることや減圧の発生そのものに対する対策でないため、例えばノズル径やノズル数などの設計が変わればその都度最適化が必要となりコストアップにつながる。また、特許文献2に記載の構成にあっては、凸部のみでは周囲からの空気の流れを完全に遮断することは難しく、また前者と同様に減圧の発生そのものに対する対策でないため根本的な対策となっていない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、端ヨレをなくした液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドユニット及びこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドは、液滴を吐出する複数のノズルが並べて配列されたノズル列が、ノズルの並び方向と交差する方向に複数並べて配列されたノズル面を有する液体吐出ヘッドにおいて、一方がノズル面の複数のノズル列に挟まれた領域内で大気に開口し、他方がノズル面以外の面で大気に開口して、ノズル面側とノズル面以外の面側とをヘッド内部を通じて連通する大気連通路が設けられている構成とした。
ここで、ノズルから液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段にノズルが対向して設けられている構成とすることが好ましい。この場合、圧力発生手段が電気熱変換素子であることが好ましい。また、大気連通路の他方が開口するノズル面以外の面はノズル面と反対側の面であることが好ましい。また、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体収容手段が一体に設けられている構成とすることができる。
本発明に係る液体吐出ヘッドユニットは、液滴を吐出する複数のノズルが並べて配列されたノズル列が設けられたノズル面を有する液体吐出ヘッドを複数個一体に形成した液体吐出ヘッドユニットにおいて、この液体吐出ヘッドユニットの複数のノズル列の配列方向で最も外側のノズル列よりも内側に、一方がノズル面で大気に開口し、他方がノズル面以外の面で大気に開口して、ノズル面側とノズル面以外の面側とをヘッドユニット内部を通じて連通する大気連通路が設けられている構成とした。
ここで、隣り合う液体吐出ヘッドのヘッド間にも大気連通路が設けられている構成とすることができる。また、各液体吐出ヘッドのノズル列に対応し、かつ各ノズル列の内側に大気連通路が設けられている構成とすることができる。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る液体吐出ヘッド又は液体吐出ヘッドユニットを備えているものである。
本発明に係る液体吐出ヘッドによれば、一方がノズル面の複数のノズル列に挟まれた領域内で大気に開口し、他方がノズル面以外の面で大気に開口して、ノズル面側とノズル面以外の面側とをヘッド内部を通じて連通する大気連通路が形成されている構成としたので、滴吐出に伴ってノズル列間のノズル面側空間が負圧になろうとするときに大気連通路を介して大気がノズル面側に供給されるので、減圧状態にならず、滴吐出の曲がり(端ヨレ)が発生しない。
本発明に係る液体吐出ヘッドユニットによれば、この液体吐出ヘッドユニットの複数のノズル列の配列方向で最も外側のノズル列よりも内側に、一方がノズル面で大気に開口し、他方がノズル面以外の面で大気に開口して、ノズル面側とノズル面以外の面側とをヘッドユニット内部を通じて連通する大気連通路が設けられている構成としたので、滴吐出に伴って最も外側のノズル列より内側のノズル面側空間が負圧になろうとするときに大気連通路を介して大気がノズル面側に供給されるので、減圧状態にならず、滴吐出の曲がり(端ヨレ)が発生しない。
本発明に係る画像形成装置によれば、本発明に係る液体吐出ヘッド又は液体吐出ヘッドユニットを備えているので、端ヨレがなく高画質画像を形成することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液体吐出ヘッドを含む本発明に係る液体吐出ヘッドユニットの第1実施形態について図1ないし図3を参照して説明する。なお、図1は同ヘッドの要部平面説明図、図2は図1のA−A線に沿う断面説明図、図3は図1のB−B線に沿う断面説明図である。
この液体吐出ヘッドユニットHUは、複数個(ここでは3個で図示)の液体吐出ヘッドHを一体に形成したものである。つまり、この液体吐出ヘッドユニットHUは、3個の液体吐出ヘッドHに共通のアクチュエータ基板1と、流路形成部材2と、ノズル板3とを積層し、液滴を吐出するノズル(ノズル穴)4が連通する流路(液室)5を形成し、ノズル4に対向してアクチュエータ基板1には流路5の一部を仕切られた個別流路5A内に膜沸騰による気泡を発生させて吐出エネルギーを発生させる圧力発生手段としての熱電気熱変換素子(発熱抵抗体:ヒータ)6をそれぞれ設け、また流路5に記録液(インク)を供給するインク供給穴7を形成している。
ここで、ノズル板3のノズル面3aには、複数のノズル4が列状に並べられて構成される複数のノズル列4Aが、ノズル4の並び方向と交差する方向に並べて配列されている。また、1つの液体吐出ヘッドHには2つのノズル列4A、4Aが配置されている。
そして、一方がノズル板3のノズル面3aで大気に開口し、他方がノズル面以外の面、すなわちノズル面3aと反対側のアクチュエータ基板1の底面1aで大気に開口して、ノズル面3a側とノズル面以外の面1a側とをヘッド内部を通じて連通する大気連通路8を形成している。この大気連通路8は、ノズル板3に形成された大気連通孔8a、流路形成部材2に形成された大気連通孔8b、アクチュエータ基板1に形成された大気連通孔8cで構成されている。
ここで、1つの液体吐出ヘッドHにおいては、一方がノズル面3aの2つのノズル列4A、4Aに挟まれた領域内で大気に開口し、他方がノズル面以外の面である底面1aで大気に開口して、ノズル面3a側とノズル面以外の面である底面1a側とをヘッド内部を通じて連通する大気連通路8が設けられている構成となる。
また、液体吐出ヘッドユニットHUにおいては、この液体吐出ヘッドユニットHUの複数のノズル列4Aの配列方向で最も外側のノズル列4A(4M)よりも内側に、一方がノズル面3aで大気に開口し、他方がノズル面以外の面である底部1aで大気に開口して、ノズル面3a側とノズル面以外の面である底面1a側とをヘッドユニット内部を通じて連通する大気連通路8が設けられている構成となる。さらに、この液体吐出ヘッドユニットHUでは、各ノズル列4Aに対応して大気連通路8が設けられている構成としている。
ここで、ノズル板3の製造工程の一例について図4ないし図6を参照して説明する。なお、図4は同製造工程の説明に供する模式的説明図、図5はノズル板の要部平面説明図、図6は図5のC−C線に沿う断面説明図である。
ここでは、ノズル板3のノズル4及び大気連通路8を構成する大気連通孔8aはレーザを用いて形成している。レーザ加工方法には、大別して次の2つの方式があるが、本発明ではいずれの方法を用いてもよい。1つは、レーザを光学系で絞り込みノズル板3上に焦点を当てて1孔1孔穿孔する方法である。もう1つは、マスクを使用して多くのノズル穴を一度に穿孔する方法である。前者は、1点ずつ穿孔箇所を移動する際に時間がかかるため、後者の方が加工効率、即ち生産コストの点で優れている。
さらに、マスクを使用する方法は、図5に示すように、穿孔前のノズル板3に犠牲層20を介してマスク21を密着させ、レーザ光22を照射する方式(密着型)と、図示しないが、マスクとノズル板の間にレンズを介在させる方式(レンズ介在型)とがある。前者の密着型は、マスクとノズル板の密着度によって光の干渉度合いが変わってしまう。また、密着度が1つのノズル板上でばらつく場合、穿孔されるノズルの形状、大きさがばらつくことになり、ひいては滴吐出量のばらつきにつながってしまうという不利な点がある。これに対して、後者のレンズ介在型はマスクの密着度に依存することなく、均一なノズル穿孔ができる点で最も優れた方式である。
レーザの光源としては、エキシマレーザが好ましい。YAGレーザでは穴が開くもののエッジ面が荒れ、また赤外線であるCOレーザでは穴の周囲にクレーターを生じるという欠点を有しており、これらのレーザ加工はいわゆるレーザ熱加工であって、光エネルギーを熱エネルギーに変換することにより加工を行うため、加工形状を崩しやすく微細な加工を行うことは困難である。これに対し、エキシマレーザによるレーザアブレーション加工は、炭素原子の共有結合を切断する光化学反応によって昇華エッチングを行うものであるため、加工形状を崩しにくく、非常に高精度の加工が行えるものである。ここで、レーザアブレーション加工方法とは、液相状態を介することなくレーザにより昇華加工を行う方法を意味するものである。
そこで、ここでは、レンズ介在型でエキシマレーザを用いて図5及び図6に示すように、ノズル4及び大気連通孔8aをノズル板3に形成している。この場合、複数のノズル4を並べたノズル列4A、4A間に大気連通孔8aを並べた大気連通孔列8Aを配置している。
次に、同ヘッド全体の製造工程について図7及び図8を参照して説明する。なお、図7は同製造工程の説明に供する図1のB−B線に沿う断面に相当する断面説明図、図8は同じく図1のA−A線に沿う断面に相当する断面説明図である。
先ず、図7(a)及び図8(a)に示すように、Si基板31上にヒーターの熱を効率よく記録液(インク)に伝えるための蓄熱層として熱酸化膜32を膜厚1〜3μm程度で形成し、次に電子ビーム蒸着やスパッタ法などによりヒーターとなる発熱抵抗層33を膜厚0.3〜1μm程度で成膜する。発熱抵抗層材料としては、HfB、ZrB等の金属ホウ化物は特性がよく一般的に使用されるが、その他の材料でも通電されることによって所望の熱が発生するものであればよい。この発熱抵抗層の上にAlやCu等の低抵抗配線材料層34を膜厚0.3〜1μm程度で発熱抵抗層と同様に電子ビーム蒸着やスパッタ法などにより成膜する。
次に、各図(b)に示すように、リソグラフィ及びエッチング技術によりレジスト30を用いて低抵抗配線材料34及び発熱抵抗層33を所望の配線パターン35を形成し、更に各図(c)に示すように、再度リソグラフィ及びエッチング技術により配線パターン35上の低抵抗配線材料34を所望のヒーター形状にパターニングしヒーター36を形成する(低抵抗配線材料34は断面に現れないので図示されていない。)。
次に、各図(d)に示すように、膜厚0.5〜3μm程度のSiO等の耐インク層37及びインクの消泡時に発生するキャビテーションに耐えるための耐キャビテーション層38として膜厚0.5〜1μm程度のTa等をスパッタ等により成膜する。
次に、各図(e)に示すように、リソグラフィ技術によりSi基板31に大気連通孔8c及びインク供給孔7を形成するためのレジストパターン30を形成し、このレジストパターン30をマスクに耐キャビテーション層38及び耐インク層37をメタルドライエッチング装置にてドライエッチングを行って開口する。さらに、酸化膜ドライエッチ装置により熱酸化膜32のドライエッチングを行い酸化膜32を開口する。これにより、大気連通孔8c及びインク供給口7のための掘り込み39、30を形成してSi基板31を露出させる。
次に、各図(f)に示すように、ICPドライエッチング装置を用いてSi基板31を貫通エッチングすることでSi基板31に大気連通孔8c及びインク供給孔7が形成される。ICPエッチャーのエッチングではエッチングとデポプロセスを交互に切り替えて側壁を守りながらエッチングを進行させるボッシュプロセスを使用することが有効である。具体的にはエッチングステップにおいては圧力100〜200mT、コイルパワー2000〜3000W、1サイクルエッチング時間7〜10sec、SF流量300〜500sccm、プラテンパワー60〜100W、デポステップにおいては圧力20〜50mT、コイルパワー1800〜2500W、1サイクルデポ時間3〜5sec、C流量100〜200sccmのエッチング条件で良好な形状を得ることができる。
次に、各図(g)に示すように、レジスト除去後、耐インク性をもつ膜、例えばポリパラキシリレン等を蒸着装置にて蒸着する。このとき、ICPエッチング部においても耐インク性のある膜11が成膜され、アクチュエータ基板1が完成する。
次に、各図(h)に示すように、アクチュエータ基板1上に流路形成部材2としてドライフィルムレジストを貼りリソグラフィ技術により流路6及び大気連通孔8bを形成する。
次に、各図(i)に示すように、前述したノズル板3を接着する。これにより、ノズル板3の大気連通穴8a、流路形成部材2の大気連通孔8b、アクチュエータ基板1の大気連通孔8cが連通して大気連通路8が形成される。
そこで、このように構成した液体吐出ヘッドにおける端ヨレの防止作用について図9及び図10をも参照して説明する。
大気連通路8を設けた液体吐出ヘッドにおいては、図9(a)に示すように、画像データの端部領域でのノズルから液滴が吐出されることにより、吐出インク滴周囲のある粘性を持つ空気がインク滴とほぼ同じ方向へ動くことになる。すると、ノズル列全体の空気がインク滴と同じ方向に動くようになり、その部分は減圧状態になる。そのために、吐出インク滴周囲以外の空気は、減圧されている方向へ移動するようになり、白抜き矢印で示されるような気流(大気圧の流れ)が発生し、ノズル列の端部領域にあるノズルから吐出されるインク滴の吐出方向がこの気流によってノズル列中央部方向に曲げられて狙いの位置からずれた位置41に着弾することになる。その結果、図9(b)に示すように、着弾領域43,44がノズル列の中央部分にずれることになり、スジ45(端ヨレ)が生じることになる。
これに対して、図10に示すように、大気連通路8を設けた液体吐出ヘッドにおいては、液滴吐出時にはアクチュエータ基板1、流路形成部材2を経由して最短距離でノズル4近傍の大気連通路8の開口からノズル面側に大気が供給されるため、滴吐出で減圧状態とならない。よって、ノズル列の端部においても端ヨレが発生せず、設計通りの位置42に液滴を着弾させることができ、高品質の印字が可能となる。
このように、この液体吐出ヘッドにおいては、一方がノズル面の複数のノズル列に挟まれた領域内で大気に開口し、他方がノズル面以外の面で大気に開口して、ノズル面側とノズル面以外の面側とをヘッド内部を通じて連通する大気連通路が形成されているので、滴吐出に伴ってノズル列間のノズル面側空間が負圧になろうとするときに大気連通路を介して大気がノズル面側に供給されるので、減圧状態にならず、滴吐出の曲がり(端ヨレ)が発生しない。
また、複数の液体吐出ヘッドを一体に形成した液体吐出ヘッドユニットにおいては、液体吐出ヘッドユニットの複数のノズル列の配列方向で最も外側のノズル列よりも内側に、一方がノズル面で大気に開口し、他方がノズル面以外の面で大気に開口して、ノズル面側とノズル面以外の面側とをヘッドユニット内部を通じて連通する大気連通路が設けられている構成としたので、滴吐出に伴って最も外側のノズル列より内側のノズル面側空間が負圧になろうとするときに大気連通路を介して大気がノズル面側に供給されるので、減圧状態にならず、滴吐出の曲がり(端ヨレ)が発生しない。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを含む本発明に係る液体吐出ヘッドユニットの第2実施形態について図11及び図12を参照して説明する。なお、図11は同ヘッドの要部平面説明図、図12は図11のC−C線に沿う断面説明図である。
この実施形態では液体吐出ヘッドユニットHUを構成する複数の液体吐出ヘッドHの隣り合うノズル列4A(4N)、4A(4N)間にも大気連通路8を設けている。これにより、隣り合う液体吐出ヘッドHのノズル列間に対応する空間が負圧状態になることを防止でき、端ヨレだけでなく、液体吐出ヘッドユニット内部における曲がり抑えることができる。つまり、前記第1実施形態で個々の液体吐出ヘッドのノズル列間に大気が導入されると、隣り合う液体吐出ヘッドHのノズル列間の空間との間で差が生じて滴曲がりが生じるおそれがあるが、この空間内にも大気を導入することでこのような不都合を抑えることができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを含む本発明に係る液体吐出ヘッドユニットの第3実施形態について図13及び図14を参照して説明する。なお、図13は図1のA−A線に相当する断面と同様な断面説明図、図14は図1のB−B線に相当する断面と同様な断面説明図である。
この実施形態では液体吐出ヘッドユニットHUを構成する各液体吐出ヘッドHに対して供給する記録液(液体)を収容する記録液収容手段である液体タンク51〜53を一体に設けている。この場合、ここではヘッドの背面側に大気連通路8の他方が開口しているので、液体タンク51〜53は大気連通路8の他方開口を塞がない形状に形成している。また、液体タンク51〜53は、例えば異なる色の記録液が収容され、それぞれ供給穴7を介して液体吐出ヘッドHの流路5に記録液を供給する。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドユニットを備える本発明に係る画像形成装置の一例について図15及び図16を参照して説明する。なお、図15は同装置の機構部を示す概略構成図、図16は同装置の要部平面説明図である。
左右のメイン側板101A、101Bに横架した主ガイドロッド111と従ガイドロッド112とでキャリッジ113を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ113には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液滴を吐出する複数のノズル列を有する本発明に係る液体吐出ヘッドユニットからなる記録ヘッド114を複数のノズル(吐出口)を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。この記録ヘッド114は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各液滴を吐出する複数のノズル4を並べた各色のノズル列を備えている。
また、キャリッジ113には、記録ヘッド114に各色のインクを供給するための各色のヘッドタンク115を搭載している。この各色のヘッドタンク115には各色の可撓性を有する供給チューブ116を介して、カートリッジ装填部117に装着された各色のインクカートリッジ120から各色のインクが補充供給される。このカートリッジ装填部117にはインクカートリッジ120内のインクを送液するための送液手段である供給ポンプユニット118が設けられている。なお、供給チューブ116は前ステー121上に保持部材122にて途中部分が保持されている。
一方、給紙トレイ140の用紙積載部(圧板)141上に積載した用紙142を給紙するための給紙部として、用紙積載部141から用紙142を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)143及び給紙コロ143に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド144を備え、この分離パッド144は給紙コロ143側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙142を記録ヘッド114の下方側に送り込むために、用紙142を案内するガイド部材145と、カウンタローラ146と、搬送ガイド部材147と、先端加圧コロ149を有する押さえ部材148とを備えるとともに、給送された用紙142を静電吸着して記録ヘッド114に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト151を備えている。
この搬送ベルト151は、無端状ベルトであり、搬送ローラ152とテンションローラ153との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト151の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ156を備えている。この帯電ローラ156は、搬送ベルト151の表層に接触し、搬送ベルト151の回動に従動して回転するように配置されている。さらに、搬送ベルト151の裏側には、記録ヘッド114による印写領域に対応してプラテン部となるガイド部材157を配置している。この搬送ベルト151は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ152が回転駆動されることによってベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド114で記録された用紙142を排紙するための排紙部として、搬送ベルト151から用紙142を分離するための分離爪161と、排紙ローラ162及び排紙コロ(拍車コロ)163とを備え、排紙ローラ162の下方に排紙トレイ163を備えている。
また、装置本体の背面部には両面ユニット171が着脱自在に装着されている。この両面ユニット171は搬送ベルト151の逆方向回転で戻される用紙142を取り込んで反転させて再度カウンタローラ146と搬送ベルト151との間に給紙する。また、この両面ユニット171の上面は手差しトレイ172としている。
さらに、キャリッジ113の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド114のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む維持回復機構181を配置している。この維持回復機構181には、記録ヘッド114の各ノズル11を一括してキャピングするためのキャップ部材182と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード183と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け184などを備えている。
そして、この維持回復機構181による維持回復動作で生じる記録液の廃液、キャップ182に排出されたインク、あるいはワイパーブレード183に付着してワイパークリーナ185で除去されたインク、空吐出受け194に空吐出されたインクは図示しない廃液タンクに排出されて収容される。
また、キャリッジ113の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け188を配置し、この空吐出受け188には記録ヘッド114のノズル列方向に沿った開口部189などを備えている。
このように構成したインクジェット記録装置においては、給紙トレイ140から用紙142が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙142はガイド145で案内され、搬送ベルト151とカウンタローラ146との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド147で案内されて先端加圧コロ149で搬送ベルト151に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、図示しない制御部のACバイアス供給部から帯電ローラ156に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト151が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト151上に用紙142が給送されると、用紙142が搬送ベルト151に吸着され、搬送ベルト151の周回移動によって用紙142が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ113を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド114を駆動することにより、停止している用紙142にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙142を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙142の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙142を排紙トレイ163に排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ113は維持回復機構181側に移動されて、キャップ部材182で記録ヘッド114の吐出面(ノズル面)がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことにより記録液乾燥による吐出不良を防止する。また、キャップ部材182で記録ヘッド114の吐出面をキャッピングした状態でここでは図示しない吸引ポンプによってノズルから記録液を吸引し(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という。)し、増粘した記録液や気泡を排出する回復動作を行う。また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行う。これによって、記録ヘッド114の安定した吐出性能を維持する。
このようにこの画像形成装置では信頼性の高い本発明に係る液体吐出ヘッドユニット(又は液体吐出ヘッド)からなる記録ヘッド114を備えているので、端ヨレがなく高画質画像を形成することができる。
また、上記各実施形態では本発明に係る画像形成装置としてプリンタ構成で説明したが、これに限るものではなく、例えば、プリンタ/ファックス/コピア複合機などの画像形成装置に適用することができる。また、インク以外の液体である記録液、定着処理液、DNA試料、レジストなどを用いる画像形成装置、その他の液滴を吐出する装置にも適用することができる。
本発明に係る液体吐出ヘッドを含む本発明に係る液体吐出ヘッドユニットの第1実施形態を示す要部平面説明図である。 図1のA−A線に沿う断面説明図である。 図1のB−B線に沿う断面説明図である。 ノズル板の製造工程の一例の説明に供する模式的説明図である。 ノズル板の要部平面説明図である。 図5のC−C線に沿う断面説明図である。 同ヘッド全体の製造工程の説明に供する図1のA−A線に沿う断面に相当する断面説明図である。 同じく図1のB−B線に沿う断面に相当する断面説明図である。 同液体吐出ヘッドにおける端ヨレの防止作用の説明に供する比較例の模式的説明図である。 同液体吐出ヘッドにおける端ヨレの防止作用の説明に供する模式的説明図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドを含む本発明に係る液体吐出ヘッドユニットの第2実施形態を示す要部平面説明図である。 図11のC−C線に沿う断面説明図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドを含む本発明に係る液体吐出ヘッドユニットの第3実施形態を示す図1のA−A線に沿う断面に相当する断面説明図である。 同じく図1のB−B線に沿う断面に相当する断面説明図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドを備える本発明に係る画像形成装置の機構部を示す概略構成図である。 同装置の要部平面説明図である。
符号の説明
HU…液体吐出ヘッドユニット
H…液体吐出ヘッド
1…アクチュエータ基板
2…流路形成部材
3…ノズル板
4…ノズル
5…流路(液室)
6…発熱抵抗体(ヒーター)
7…インク供給口
8…大気連通路
8a、8b、8c…大気連通孔
51〜53…記録液収容手段(液体タンク)
113…キャリッジ
114…記録ヘッド(液体吐出ヘッド)

Claims (9)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルが並べて配列されたノズル列が、前記ノズルの並び方向と交差する方向に複数並べて配列されたノズル面を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    一方が前記ノズル面の前記複数のノズル列に挟まれた領域内で大気に開口し、他方が前記ノズル面以外の面で大気に開口して、前記ノズル面側と前記ノズル面以外の面側とをヘッド内部を通じて連通する大気連通路が設けられている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記ノズルから液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段に前記ノズルが対向して設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  3. 請求項2に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記圧力発生手段が電気熱変換素子であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記大気連通路の他方が開口する前記ノズル面以外の面は前記ノズル面と反対側の面であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の液体吐出ヘッドにおいて、この液体吐出ヘッドに液体を供給する液体収容手段が一体に設けられていることを特徴する液体吐出ヘッド。
  6. 液滴を吐出する複数のノズルが並べて配列されたノズル列が設けられたノズル面を有する液体吐出ヘッドを複数個一体に形成した液体吐出ヘッドユニットにおいて、
    この液体吐出ヘッドユニットの複数のノズル列の配列方向で最も外側のノズル列よりも内側に、一方が前記ノズル面で大気に開口し、他方が前記ノズル面以外の面で大気に開口して、前記ノズル面側と前記ノズル面以外の面側とをヘッドユニット内部を通じて連通する大気連通路が設けられている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッドユニット。
  7. 請求項6に記載の液体吐出ヘッドユニットにおいて、隣り合う前記液体吐出ヘッドのヘッド間にも前記大気連通路が設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッドユニット。
  8. 請求項6又は7に記載の液体吐出ヘッドユニットにおいて、各液体吐出ヘッドのノズル列に対応し、かつ各ノズル列の内側に前記大気連通路が設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッドユニット。
  9. 液滴を吐出させて画像を形成する画像形成装置において、請求項1ないし5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド又は請求項6ないし8のいずれかに記載の液体吐出ヘッドユニットを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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