JP2008171687A - 照明装置及び撮像装置 - Google Patents

照明装置及び撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008171687A
JP2008171687A JP2007003876A JP2007003876A JP2008171687A JP 2008171687 A JP2008171687 A JP 2008171687A JP 2007003876 A JP2007003876 A JP 2007003876A JP 2007003876 A JP2007003876 A JP 2007003876A JP 2008171687 A JP2008171687 A JP 2008171687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflection
light beam
angle
incident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007003876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4717835B2 (ja
Inventor
Ryoji Tenmyo
良治 天明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007003876A priority Critical patent/JP4717835B2/ja
Publication of JP2008171687A publication Critical patent/JP2008171687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4717835B2 publication Critical patent/JP4717835B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】LED等の光源からの光を効率良く集光させることができ、小型(薄型)の照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、光源1と、該光源からの光束のうち特定角度で入射した光束を光照射側に反射し、該特定角度以外の角度で入射した光を透過する反射透過面4d,4eと、該反射透過面を透過した光束を光照射側に反射する照射反射面4fとを有する。さらに、光源と反射透過面との間に、光源からの発散光束を反射透過面に特定角度で入射する光束と反射透過面に特定角度以外の角度で入射する光束とに分割する光束分割部4Aを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード等の光源から射出された光を必要照射範囲に対して効率良く集光させる照明装置、及びこれを備えた撮像装置に関する。
発光ダイオード(以下、LEDという)を光源とする照明装置として、LED自体の集光作用を利用したものが実用化されている。このような照明装置に用いられるLEDは、いわゆるドームタイプLEDと称される。ドームタイプLEDでは、LEDチップが反射鏡となる金属カップ内に固定され、該金属カップにおける射出側の面に集光作用を有するドーム形状の透明樹脂が形成されている。この照明装置では、ドームの直径や曲率を変化させることにより、集光度合いを異ならせることが可能である。そして、このようなドームタイプLEDを用いた照明装置が特許文献1に開示されている。
一方、LEDには集光作用を持たせず、LEDから射出した光束を、LEDよりも光照射側に配置された凸レンズによって集光させるように構成した照明装置が、特許文献2に開示されている。
また、LEDには集光作用を持たせず、LEDから光照射方向とは反対向きに射出した光束をプリズム内で反射させて方向変換し、必要照射範囲に向けて射出させる照明装置が特許文献3に開示されている。

特開平10−21703号公報(段落番号0011〜0013、図1等) 特開2000−89318号公報(段落番号0005〜0006、図1等) 特開平10−164315号公報(段落番号0030〜0033、図1,図2等)
ドームタイプLEDでは、集光性能が高くなるようにドームがLEDチップに対して最適な位置に配置されているが、該LEDを用いた照明装置としての光照射特性はLEDの光学仕様に左右される場合が多い。すなわち、照明装置に要求される光照射特性に対して、LEDの集光性能が最適であるとは限らない。このため、照明装置の必要照射範囲にLEDからの光を効率良く照射するためには、特許文献1に示す構成のように、LEDからの光を制御する光学系(光学部材)が別途必要となる。この場合、光学系の追加により、照明装置が大型化したりコストアップしたりする。
さらに、ドームタイプLEDは、一般的に全長が長く、小型化が進んでいる撮像装置等の光学機器に内蔵するのに不都合である。
一方、ドームタイプではない面発光タイプのLEDは、通常、特許文献2にて開示されているように、光照射側に形成された凸レンズによって集光を行っている。凸レンズによる集光は、レンズの焦点距離を適宜設定することによって、光照射範囲のうち照射光軸を含む特定領域を明るく照らすことができる。しかし、LEDと凸レンズとの間に隙間が生じてしまうため、LEDからの光束の一部が該隙間から抜け出てしまい、照射効率が低下してしまう。
また、凸レンズの屈折作用のみを利用した集光光学系では、光照射範囲のうち照射光軸近傍の領域を比較的明るく照らすことができるが、それ以外の周辺領域では十分な照度を得ることが困難である。このため、必要照射範囲の全体を均一な明るさで照明することが難しい。
さらに、このような面発光タイプのLEDでも、集光作用を強めるほど集光光学系の全長が長くなる。したがって、小型の光学機器に内蔵するには望ましくない。
また、面発光タイプのLEDからの光束の進行方向を変換する光学系は、通常、特許文献3にて開示されているように、光源に対して光照射側とは反対側にプリズム面や反射面を配置し、方向変換と集光とを行わせながら光照射側に射出させる構成となっている。
しかし、特許文献3にて開示された光学系では、照射光軸近傍の光束を、屈折又は反射によって光束の進行方向を変化させながら順次集光させるだけであり、屈折と反射を利用して集光効率を向上させるような構成にはなっていない。このため、照射光軸から外れた光束が、所望の方向(設計上の方向)とは異なる方向に向かってしまうおそれがある。これにより、LEDから射出された光束を効率良く必要照射範囲に均一に照射することが難しい。
本発明は、LED等の光源からの光を効率良く集光させることができ、小型(薄型)の照明装置を提供する。
本発明の一側面としての照明装置は、光源と、該光源からの光束のうち特定角度で入射した光束を光照射側に反射し、該特定角度以外の角度で入射した光を透過する反射透過面と、該反射透過面を透過した光束を光照射側に反射する照射反射面とを有する。さらに、光源と反射透過面との間に、光源からの発散光束を反射透過面に特定角度で入射する光束と反射透過面に特定角度以外の角度で入射する光束とに分割する光束分割部を有することを特徴とする。
なお、上記照明装置と、該照明装置からの光により照明された被写体を撮像する撮像系とを有する撮像装置も本発明の他の側面を構成する。
本発明によれば、光源からの光束を、光束分割部において反射透過面で光照射側に反射する光束部分とこれを透過する光束部分とに分割し、さらに反射透過面を透過した光束を照射反射面で光照射側に反射する。これにより、小型の構成でありながらも高い集光性能を有し、光源からの光を効率良く必要照射範囲に均一な明るさで照射することが可能となる。
そして、このような照明装置を用いることで、撮像装置の小型化と照明撮像性能の向上とを図ることができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1から図7を用いて本発明の実施例1である照明装置について説明する。本実施例の照明装置は、特にLEDのような微小な面発光タイプの光源から射出された光を効率良く集光させることができる。より詳しくは、本実施例の照明装置は、光源から射出した角度範囲の広い光束を後述する光束分割部で角度範囲の狭い複数の光束に分割し、それら複数の分割光束を後述する方向変換部においてそれぞれ異なる反射面で反射して光照射側への方向変換を行う。
図1は、実施例1の照明装置の光学系(以下、照明光学系という)の縦断面図であり、図2は該照明光学系を背面側から見た図である。また、図3は、本実施例の照明装置を内蔵したデジタルスチルカメラ(撮像装置)の外観を示す図である。また、図4は、図1に示す縦断面図に光源中心から射出された光線を追記した光線トレース図である。さらに、図5〜図7は、図4に示す光線トレース図を分割光束毎に分離して示した図である。
図3に示すデジタルスチルカメラにおいて、11はカメラ本体であり、12はカメラ本体11の前面に設けられたレンズ鏡筒である。13は本実施例の照明装置である。該照明装置13は、カメラ本体11における右上部に内蔵されて、光照射側に位置する被写体を照明する。14はカメラ本体11内に配置され、レンズ鏡筒12内の撮像光学系により形成された被写体像を光電変換するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子である。撮像素子14から出力された電気信号に基づいて画像が生成され、該画像は不図示の半導体メモリ等の記録媒体に記録される。レンズ鏡筒12(撮像光学系)及び撮像素子14により撮像系が構成される。
図1,2,4〜7において、1〜3は光源である面発光タイプのLED(特許文献1に開示されたドームタイプLEDとは異なる)であり、4はLED1〜3から射出した光束を集光させるための光学部材である。
5は各LEDを固定保持し、かつ各LEDと電気的に接続されたハード基板である。各LEDは、その光射出方向において広い角度範囲にわたって均一な配光特性を有し、ある一定の時間の間、定常光を発することが可能な高輝度の白色LEDである。各LEDは、半田付け等の電気的接続方法によってハード基板5に固定されている。ハード基板5は、カメラ本体11内のシャーシに固定されている。6は図3に示したカメラ本体11の外装部材である。
なお、面発光LED1〜3の構成は、公知であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
図4に示したAXLは光学部材4から光照射側に向かう照射光軸であり、LED発光面の中心から該発光面に対して垂直上方に射出した光線が射出面4hから射出した後の光路に相当する。また、照射光軸AXLは、本実施例では、撮像光学系の光軸に平行に又は若干下向きに傾くように設定されている。
次に、光学部材4について説明する。光学部材4は、LED1〜3から射出した光束を集光制御するための一体形成部材であり、透明性の高い樹脂材料で形成されている。
光学部材4にLEDごとに設けられた光束分割部4Aには、各LEDの発光面に対向配置された入射面4aが形成されている。該入射面4aは、光学部材4において各LEDからの光束が最初に入射する面であり、本実施例では平面として形成されている。また、入射面4aは、各LEDの発光面と同じ形状及び面積を有する。ここにいう同じ形状及び面積とは、それらが完全に同一である場合だけでなく、製造誤差の範囲で完全同一でない場合も含む意味である。入射面4aの形状及び面積を各LEDの発光面と同じとすることで、各LEDからの射出光束が光束分割部4A外に漏れ出ることを防止するとともに、最小限の入射面積とすることでこの後に続く光学系の大型化を抑えている。
4c,4bは第1及び第2の導光反射面(第1及び第2の反射面)であり、入射面4aの端から後述する第1の反射透過面4d側に延びる面として形成されている。第1の透過反射面4cは、光束分割部4Aのうち光照射側とは反対側に形成され、第2の導光反射面4bは、光束分割部4Aのうち光照射側に形成されている。また、第1及び第2の導光反射面4c,4bはそれぞれ、図1に一点鎖線で示した光束分割部4Aの中心線(LED発光面に垂直な線)に対する距離が、入射面4a側から第1の反射透過面4d側にかけて徐々に増加する傾斜面として形成されている。なお、第1及び第2の導光反射面4c,4bを曲面として形成してもよい。
光束分割部4Aにこれら導光反射面4c,4bを形成することで、各LEDからの発散光束を直接光束(第3の光束)、第1の反射光束(第1の光束)及び第2の反射光束(第2の光束)の3つに分割することができる。
直接光束は、図4及び図6に示すように、入射面4aから入射して第1及び第2の導光反射面4c,4bで反射せずに、すなわち両導光反射面4c,4b間の光通過領域を通って直接第1の反射透過面4dに入射する。また、第1の反射光束は、図4及び図5に示すように、入射面4aから入射して第1の導光反射面4cにより全反射されて第1の反射透過面4dに入射する。また、第2の反射光束は、図4及び図7に示すように、入射面4aから入射して第2の導光反射面4bにより全反射されて第1の反射透過面4dに入射する。
なお、これら導光反射面4c,4bの長さや傾きや曲率を調整することにより、LEDからの光束における直接光束と第1及び第2の反射光束との割合を任意に設定することができる。
このように、光束分割部4Aは、光源であるLED1〜3からのすべての光束を、第1の反射透過面4dに向かうときの進行方向、つまりは第1の反射透過面4dへの入射角度(入射角度範囲)が互いに異なる複数の光束に分割することができる。
4Bは光学部材4における方向変換部であり、4d,4eは該方向変換部4Bにおける射出面4g,4h,4i側とは反対側に形成された第1及び第2の反射透過面である。
上記直接光束は、第1の反射透過面4dに対して全反射条件を満たす最小角度である臨界角より小さい角度(特定角度以外の角度:第2の角度)で入射する。このため、直接光は、第1の反射透過面4dを透過する。
また、第1の反射光束は、第1の反射透過面4dに対して臨界角以上の角度(特定角度:第1の角度)で入射する。このため、第1の反射光束は、第1の反射透過面4dで全反射されて光照射側に向かう。
さらに、第2の反射光束は、第1の反射透過面4dに対して臨界角より小さい角度(特定角度以外の角度:第2の角度)で入射する。このため、第2の反射光束は、第1の反射透過面4dを透過する。ただし、直接光束の第1の反射透過面4dへの入射角度は、第2の反射光束の第1の反射透過面4dへの入射角度とは異なる。
第1の反射透過面4dを透過した直接光束は、該第1の反射透過面4dで屈折して、中間面である透過面4kに入射し、さらに該透過面4kで屈折して第2の反射透過面4eに対して臨界角以上の角度(特定角度:第3の角度)で入射する。このため、直接光束は、第2の反射透過面4eで全反射する。
一方、第1の反射透過面4dを透過した第2の反射光束は、該第1の反射透過面4dで屈折して透過面4kに入射し、さらに該透過面4kで屈折して第2の反射透過面4eに対して臨界角より小さい角度(特定角度以外の角度:第4の角度)で入射する。このため、第2の反射光束は、第2の反射透過面4eを透過する。
第2の反射透過面4eを透過した第2の反射光束は、該第2の反射透過面4eで屈折して、中間面である透過面4mに入射し、さらに該透過面4mで屈折して最終反射面としての照射反射面4fに対して臨界角以上の角度で入射する。このため、第2の反射光は、照射反射面4fで全反射する。
このように、光束分割部4Aで分割された直接光束、第1の反射光束及び第2の反射光束は、第1及び第2の反射透過面4d,4eで全反射光束と透過光束とに分離されて、それぞれ異なる面4d,4e,4fで光照射側に反射される。そして、直接光束、第1の反射光束及び第2の反射光束は、それぞれ異なる射出面4g,4h,4iから光照射側の必要照射範囲に向かって射出する。
言い換えれば、LEDから射出した発散光束を光束分割部4Aによって互いに異なる角度範囲を持った3つの光束に分割し、これら3つの光束に対して方向変換部4Bの2つの反射透過面4d,4eを全反射面又は透過面として選択的に機能させる。これにより、LEDからの発散光束(指向性のない光束)を、指向性の高い光束に変換して必要照射範囲に照射することができる。
以上の構成により、図4に示すように、光束分割部4Aと方向変換部4B(第1及び第2の反射透過面4d,4e)で分割及び分離された3つの光束の射出方向を同じにすることができる。この結果、全体として射出方向が同じ(図4の断面において照射光軸AXLと平行な方向に射出される)照明光束を得ることができる。なお、ここにいう射出方向が同じとは、完全に同じである場合だけでなく、同じとみなせる程度に揃っている場合も含む意味である。
つまり、光源から広い角度範囲に向けて射出した光束を、最終的に方向が揃った指向性の高い光束に変換できる。しかも、反射面を効果的に用いることによって、照明光学系全体の照射光軸方向の厚みを抑えることができる。
さらに、各LEDの発光面の中心(発光中心)は、反射透過面4d,4e及び照射反射面4fの光照射側とは反対側の最端部Pよりも光照射側の位置に配置されている。これにより、照明装置をより薄型化することができる。
以下、図5〜図7を用いて、光学部材4の形状についてより詳しく説明する。
一般的に、光源から広い角度範囲で射出した発散光束の進行方向を一定方向に揃えるためには大きな射出面積を必要とする。また、光源から光学部材の射出面に至るまでにある程度の光路長を確保しないと、効率良く集光させることが困難である。
これに対し、本実施例では、光束分割部4Aにおいて、全反射を利用して光源から射出した発散光束を互いに進行方向が異なる複数の光束に効率良く分割し、さらに方向変換部4Bにおいて全反射を利用することで、照明光学系全体を小型化している。また、本実施例では、単一部品としての光学部材4ですべての光束を制御できるため、安価で良好な精度の照明光学系を構成することができる。
図5において、光源としてのLED1(〜3)から射出して第1の導光反射面4cで全反射する第1の反射光束は、第1の導光反射面4cについてLED1と対称に配置された見かけのLED1aから射出して第1の導光反射面4cを透過する光束と等価である。このことは、第1の導光反射面4cを介在させることによって、あたかもLED1の位置を1aの位置にずらしたことに等しい。このような構成を採用することで、第1の反射光束が第1の反射透過面4dで全反射しやすい条件を整えることができる。つまり、第1の反射透過面4dでの全反射を確実に行わせ、射出面4gに導くことが可能になる。
射出面4gは、第1の反射透過面4dで斜め下向きに反射した第1の反射光束の進行方向を照射光軸AXLに平行な方向に変換するため、照射光軸AXLに対して第1の角度だけ傾いた平面として構成されている。ただし、射出面4gは曲面として構成してもよく、このことは、他の射出面4h,4iについても同様である。
第1の反射透過面4dは、本実施例では曲面として形成されているが、平面としてもよい。また、図5の断面において、第1の導光反射面4cは、光源中心からの射出光束量全体に対して、ここで反射する第1の反射光束の量が3分の1となるように、傾きや位置が設定されている。ただし、ここにいう3分の1は、厳密な3分の1でなくてもよい。このことは以下の図6及び図7の説明においても同じである。
図6において、LED1(〜3)から射出した直接光束は、前述したように第1の反射透過面4dを透過してここで屈折した後、透過面4kから屈折しながら光学部材4に再入射する。そして、第2の反射透過面4eで全反射して射出面4hから射出する。
射出面4hは、第2の反射透過面4eで斜め下向きに反射した直接光束の進行方向を照射光軸AXLに平行な方向に変換するため、照射光軸AXLに対して上記第1の角度より小さい第2の角度だけ傾いた平面として構成されている。
第2の反射透過面4eは、本実施例では曲面として形成されているが、平面としてもよい。また、図6の断面において、第1及び第2の導光反射面4c,4b間の間隔は、光源中心からの射出光束量全体に対して直接光束の量が3分の1となるように設定されている。
図7において、LED1(〜3)から射出して第2の導光反射面4bで全反射する第2の反射光束は、第2の導光反射面4bについてLED1と対称に配置された見かけのLED1bから射出して第2の導光反射面4bを透過する光束と等価である。このことは、第2の導光反射面4bを介在させることによって、あたかもLED1の位置を1bの位置にずらしたことに等しい。このような構成を採用することで、第2の反射光束が第1の反射透過面4d及び第2の反射透過面4eを透過し、かつ照射反射面4fで全反射しやすい条件を整えることができる。つまり、第2の反射光束に第1の反射透過面4d及び第2の反射透過面4eでの透過と、照射反射面4fでの全反射を確実に行わせて射出面4iに導くことが可能になる。
射出面4iは、照射反射面4fで照射光軸AXLに平行な方向に反射した第2の反射光束をそのまま射出するため、照射光軸AXLに対して直交する平面として構成されている。
本実施例では、照射反射面4fは曲面として形成されているが、平面としてもよい。また、図7の断面において、第2の導光反射面4bは、光源中心からの射出光束量全体に対して、ここで反射する第2の反射光束の量が3分の1となるように、傾きや位置が設定されている。
以上説明したように、本実施例では、光束分割部4Aにおいて、光源中心から射出した光束を3等分(ただし、厳密な3等分でなくてもよい)して方向変換部4Bに導く。これにより、3つの分割光束を最小面積の反射透過面4d,4e及び照射反射面4fで所望の方向に全反射させることができ、この結果、照明光学系全体を小型化することができる。
また、第1及び第2の導光反射面4c,4b、第1及び第2の反射透過面4d,4e、照射反射面4fは全て全反射面として機能する。このため、金属蒸着による反射面を形成する場合に比べて、光学部材4を安価に製造することができ、反射効率も良くすることができる。
図8から図12を用いて本発明の実施例2である照明装置について説明する。本実施例の照明装置も、実施例1の照明装置と同様に、特にLEDのような微小な面発光タイプの光源から射出された光を効率良く集光させることができる。本実施例の照明装置も、図3に示したデジタルスチルカメラに内蔵される。
図8は、実施例2の照明装置の照明光学系の縦断面図であり、図9は、図8に示す縦断面図に光源中心から射出された光線を追記した光線トレース図である。さらに、図10〜図12は、図9に示す光線トレース図を分割光束毎に分離して示した図である。
実施例1では、光学部材4に光束分割部4Aを一体形成した場合について説明したが、本実施例では、光束分割部を光学部材24とは別部材により構成している。
各図において、21は光源である面発光タイプのLEDであり、図示しないが、実施例1と同様に3つ設けられている。23は光束分割部を構成する反射部材である。24はLED21から射出して光束分割部を介した光束を集光させるための光学部材であり、方向変換部として機能する。
25はLED21を固定保持し、かつLED21と電気的に接続されたハード基板である。LED21は、その光射出方向において広い角度範囲にわたって均一な配光特性を有し、ある一定の時間の間、定常光を発することが可能な高輝度の白色LEDである。LED21は、半田付け等の電気的接続方法によってハード基板25に固定されている。
反射部材23におけるLED21の発光面に対向する領域(光通過領域)に面した内面23c,23bには、金属蒸着等の手段により高反射率が与えられている。以下の説明において、内面23c,23bを、第1及び第2の導光反射面(第1及び第2の反射面)23c,23bと称する。
第1及び第2の導光反射面23c,23bにより挟まれて形成される入射側の開口23aは、LED21の発光面と同じ形状及び面積を有する。ここにいう同じ形状及び面積とは、それらが完全に同一である場合だけでなく、製造誤差の範囲で完全同一でない場合も含む意味である。これにより、LED21からの射出光束が、第1及び第2の導光反射面23c,23bよりも外側に漏れ出ることを防止するとともに、最小限の開口面積とすることでこの後に続く光学系の大型化を抑えている。
第1及び第2の導光反射面23c,23bは、LED21側から後述する第1の反射透過面24d側に延びる面として形成されている。第1の導光反射面23cは、反射部材23のうち光照射側とは反対側に形成され、第2の導光反射面23bは、反射部材23のうち光照射側に形成されている。また、第1及び第2の導光反射面23c,23bはそれぞれ、図8に一点鎖線で示した反射部材23の中心線(LED21の発光面に垂直な線)に対する距離が、LED21側から第1の反射透過面24d側にかけて徐々に増加する傾斜面として形成されている。ただし、第1及び第2の導光反射面23c,23bを曲面として形成してもよい。
反射部材23にこれら導光反射面23c,23bを形成することで、LED21からの発散光束を直接光束(第3の光束)、第1の反射光束(第1の光束)及び第2の反射光束(第2の光束)の3つに分割することができる。
直接光束は、図9及び図11に示すように、第1及び第2の導光反射面23c,23bで反射せずに(両導光反射面23c,23b間の光通過領域を通って)直接光学部材24の入射面24aを介して該光学部材24の第1の反射透過面24dに入射する。また、第1の反射光束は、図9及び図10に示すように、第1の導光反射面23cにより反射されて、入射面24aを介して第1の反射透過面24dに入射する。また、第2の反射光束は、図9及び図12に示すように、入射面24aを介して第2の導光反射面23bにより反射されて第1の反射透過面24dに入射する。
なお、これら導光反射面23c,23bの長さや傾きや曲率を調整することにより、LEDからの光束における直接光束と第1の反射光束と第2の反射光束の割合を任意に設定することができる。
このように、光束分割部としての反射部材23は、光源であるLED21からのすべての光束を、第1の反射透過面24dに向かうときの進行方向、つまりは第1の反射透過面24dへの入射角度が互いに異なる複数の光束に分割することができる。
次に、光学部材24について説明する。光学部材24は、LED21から射出した光束を集光制御するための一体形成部材であり、透明性の高い樹脂材料で形成されている。
光学部材24は、射出面24gとは反対側に形成された第1の反射透過面24d、第2の反射透過面24e及び照射反射面24fを有し、反射部材23により分割された各光束を、全反射又は透過によって射出面24gに導く。
上記直接光束は、第1の反射透過面24dに対して臨界角より小さい角度(特定角度以外の角度:第2の角度)で入射する。このため、直接光は、第1の反射透過面24dを透過する。
また、第1の反射光束は、第1の反射透過面24dに対して臨界角以上の角度(特定角度:第1の角度)で入射する。このため、第1の反射光束は、第1の反射透過面24dで全反射されて光照射側に向かう。
さらに、第2の反射光束は、第1の反射透過面24dに対して臨界角より小さい角度(特定角度以外の角度:第2の角度)で入射する。このため、第2の反射光束は、第1の反射透過面24dを透過する。ただし、直接光束の第1の反射透過面24dへの入射角度は、第2の反射光束の第1の反射透過面24dへの入射角度とは異なる。
第1の反射透過面24dを透過した直接光束は、該第1の反射透過面24dで屈折して、中間面である透過面24kに入射し、さらに該透過面24kで屈折して第2の反射透過面24eに対して臨界角以上の角度(特定角度:第3の角度)で入射する。このため、直接光束は、第2の反射透過面24eで全反射する。
一方、第1の反射透過面24dを透過した第2の反射光束は、該第1の反射透過面24dで屈折して透過面24kに入射し、さらに該透過面24kで屈折して第2の反射透過面24eに対して臨界角より小さい角度(特定角度以外の角度:第4の角度)で入射する。このため、第2の反射光束は、第2の反射透過面24eを透過する。
第2の反射透過面24eを透過した第2の反射光束は、該第2の反射透過面24eで屈折して、中間面である透過面24mに入射し、さらに該透過面24mで屈折して最終反射面としての照射反射面24fに対して臨界角以上の角度で入射する。このため、第2の反射光は、照射反射面24fで全反射する。
このように、光束分割部である反射部材23で分割された直接光束、第1の反射光束及び第2の反射光束は、第1及び第2の反射透過面24d,24eで全反射光束と透過光束とに分離されて、それぞれ異なる面24d,24e,24fで光照射側に反射される。そして、直接光束、第1の反射光束及び第2の反射光束は、射出面24gから光照射側の必要照射範囲に向かって射出する。
言い換えれば、LEDから射出した発散光束を反射部材23によって互いに異なる角度範囲を持った3つの光束に分割し、これら3つの光束に対して2つの反射透過面24d,24eを全反射面又は透過面として選択的に機能させる。これにより、LEDからの発散光束(指向性のない光束)を、指向性の高い光束に変換して必要照射範囲に照射することができる。
以上の構成により、図9に示すように、反射部材23及び光学部材24(第1及び第2の反射透過面24d,24e)で分割及び分離された3つの光束の射出方向を同じにすることができる。この結果、全体として射出方向が同じ(図9の断面において照射光軸AXLと平行な方向に射出される)照明光束を得ることができる。なお、ここにいう射出方向が同じとは、完全に同じである場合だけでなく、同じとみなせる程度に揃っている場合も含む意味である。
つまり、光源から広い角度範囲に向けて射出した光束を、最終的に方向が揃った指向性の高い光束に変換できる。しかも、反射面を効果的に用いることによって、照明光学系全体の照射光軸方向の厚みを抑えることができる。
さらに、LED21の発光面の中心(発光中心)は、反射透過面24d,24e及び照射反射面24fの光照射側とは反対側の最端部Pよりも光照射側の位置に配置されている。これにより、照明装置をより薄型化することができる。
なお、本実施例では、射出面24gを連続した単一面で形成している。射出面24gを単一面で構成することによって、製品外観として段差のない射出面24gを露出させることができ、カメラデザイン上有利である。また、射出面24gの少なくとも一部を曲面とし、分割光束の射出領域ごとに曲率や傾き(接線の傾き)を調整することで、全体として方向が揃った照明光束を得ることができる。
以下、図10〜図12を用いて、光学部材24の形状についてより詳しく説明する。本実施例においても、実施例1と同様に、反射部材23において光源から射出した発散光束を互いに進行方向が異なる複数の光束に分割し、さらに光学部材24において全反射を利用することで、照明光学系全体を小型化している。
図10において、LED21から射出して第1の導光反射面23cで全反射する第1の反射光束は、第1の導光反射面23cについてLED21と対称に配置された見かけのLED21aから射出して第1の導光反射面23cを透過する光束と等価である。このことは、第1の導光反射面23cを介在させることによって、あたかもLED21の位置を21aの位置にずらしたことに等しい。このような構成を採用することで、第1の反射光束が第1の反射透過面24dで全反射しやすい条件を整えることができる。つまり、第1の反射透過面24dでの全反射を確実に行わせ、射出面24gに導くことが可能になる。
なお、第1の反射光束は、第1の反射透過面24dで斜め下向きに反射する。射出面24gのうち第1の反射光束の射出領域は、この第1の反射光束の進行方向を照射光軸AXLに平行な方向に変換するため、その接線が照射光軸AXLに対して第1の角度範囲で傾いた曲面として構成されている。
また、第1の反射透過面24dは、本実施例では曲面として形成されているが、平面としてもよい。さらに、図10の断面において、第1の導光反射面23cは、光源中心からの射出光束量全体に対して、ここで反射する第1の反射光束の量が3分の1となるように、傾きや位置が設定されている。ただし、ここにいう3分の1は、厳密な3分の1でなくてもよい。このことは以下の図11及び図12の説明においても同じである。
図11において、LED21から射出した直接光束は、前述したように第1の反射透過面24dを透過してここで屈折した後、透過面24kから屈折しながら光学部材24に再入射する。そして、第2の反射透過面24eで全反射して射出面24gから射出する。
なお、直接光束は、第2の反射透過面24eで斜め下向きに反射する。射出面24gのうち直接光束の射出領域は、この直接光束の進行方向を照射光軸AXLに平行な方向に変換するため、その接線が照射光軸AXLに対して第1の角度範囲より小さい第2の角度範囲で傾いた曲面として構成されている。
また、第2の反射透過面24eは、本実施例では曲面として形成されているが、平面としてもよい。また、図11の断面において、第1及び第2の導光反射面23c,23b間の間隔は、光源中心からの射出光束量全体に対して直接光束の量が3分の1となるように設定されている。
図12において、LED21から射出して第2の導光反射面23bで全反射する第2の反射光束は、第2の導光反射面23bについてLED21と対称に配置された見かけのLED21bから射出して第2の導光反射面23bを透過する光束と等価である。このことは、第2の導光反射面23bを介在させることによって、あたかもLED21の位置を21bの位置にずらしたことに等しい。このような構成を採用することで、第2の反射光束が第1の反射透過面24d及び第2の反射透過面24eを透過し、かつ照射反射面24fで全反射しやすい条件を整えることができる。つまり、第2の反射光束に第1の反射透過面24d及び第2の反射透過面24eでの透過と、照射反射面24fでの全反射を確実に行わせて射出面24gに導くことが可能になる。
射出面24gの上部は、照射反射面24fで照射光軸AXLに平行な方向に反射した第2の反射光束をそのまま射出するため、照射光軸AXLに対して直交する平面として構成されている。ただし、この射出領域を曲面としてもよい。
また、図12の断面において、第2の導光反射面23bは、光源中心からの射出光束量全体に対して、ここで反射する第2の反射光束の量が3分の1となるように、傾きや位置が設定されている。
以上説明したように、本実施例では、反射部材23において、光源中心から射出した光束を3等分(ただし、厳密な3等分でなくてもよい)して光学部材24に導く。これにより、3つの分割光束を最小面積の反射透過面24d,24e及び照射反射面24fで所望の方向に全反射させることができ、この結果、照明光学系全体を小型化することができる。
また、第1及び第2の反射透過面24d,24eと照射反射面24fは全て全反射面として機能する。このため、金属蒸着による反射面を形成する場合に比べて、光学部材24を安価に製造することができ、反射効率も良くすることができる。
なお、反射部材23に代えて、透明樹脂により形成された光学部材(光学部材24とは別の光学部材)を用い、該光学部材の内面での全反射を利用して光源からの光束を3つに分割するようにしてもよい。
また、本実施例では、光学部材24の射出面24gを単一面で構成したが、この面をフレネルレンズ等の光学機能面で構成してもよい。フレネルレンズを用いることによって、カメラの外観形状によって照明光学系の光学性能が左右されることが少なくなり、好ましい。
以上説明したように、上記各実施例によれば、LED等の光源からの光束を効率良く集光し、光学系の占める体積の少ない薄型の照明装置を実現することができる。さらに、基本的に光学部材の形状を最適化するだけで上記効果を得ることができ、特殊な構成を必要としない。このため、照明装置を安価に製作することができる。
なお、上記各実施例では、方向変換部の反射透過面を2面設けた場合について示したが、反射透過面を3面以上としてもよい。反射透過面数を増やすことにより、照明光学系の厚みをさらに薄くできる可能性がある。
また、光学部材に形成する反射透過面を1面としてもよい。これにより、光学部材の形状を簡素化して製造を容易とすることができる。
さらに、上記各実施例では、光源(LED)を3つ用いた場合について説明したが、光源の数は、個々の光源の明るさや照射範囲における必要な明るさに応じて適宜変更することができる。
また、上記各実施例では白色光源を用いた場合について説明したが、互いに発光色が異なる単色光源を複数用いたり、赤外光源を用いたりすることもできる。
さらに、上記各実施例では、射出面から3つの分割光束を全て照射光軸AXLに平行な方向に射出させる形状を有する場合について説明した。しかし、3つの射出光束の射出方向を互いに異ならせて、光束全体としてある程度の広がりを持って射出させることで、広い照射範囲を照らすようにしてもよい。
また、上記各実施例ではデジタルスチルカメラに内蔵された照明装置について説明したが、本発明は、一眼レフカメラやビデオカメラに内蔵又は装着される照明装置にも適用することができる。
本発明の実施例1である照明光学系の縦断面図。 実施例1の照明光学系の背面図。 実施例1の照明装置を内蔵したカメラの外観図。 図1に光源中心から射出した光線を追記した光線トレース図。 図1に第1の反射光束の光線を追記した光線トレース図。 図1に直接光束の光線を追記した光線トレース図。 図1に第2の反射光束の光線を追記した光線トレース図。 本発明の実施例2である照明光学系の縦断面図。 図8に光源中心から射出した光線を追記した光線トレース図。 図8に第1の反射光束の光線を追記した光線トレース図。 図8に直接光束の光線を追記した光線トレース図。 図8に第2の反射光束の光線を追記した光線トレース図。
符号の説明
1,2,3,21 LED
4,24 光学部材
4a 入射面
4b,4c,24b,24c 導光反射面
4d,4e,24d,24e 反射透過面
4f,24f 照射反射面
4k,4m,24k,24m 透過面
5,25 ハード基板
6 カメラの外装部材
11 カメラ本体
12 レンズ鏡筒
23 反射部材
23b,23c 導光反射面

Claims (9)

  1. 光源と、
    前記光源からの光束のうち特定角度で入射した光束を光照射側に反射し、該特定角度以外の角度で入射した光を透過する反射透過面と、
    該反射透過面を透過した光束を前記光照射側に反射する照射反射面と、
    前記光源と前記反射透過面との間に設けられ、前記光源からの発散光束を前記反射透過面に前記特定角度で入射する光束と前記反射透過面に前記特定角度以外の角度で入射する光束とに分割する光束分割部とを有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源の発光中心は、前記反射透過面及び前記照射反射面のうち光照射側とは反対側の最端部よりも光照射側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光束分割部は、前記光源からの光束の一部を反射する反射面を有し、
    該反射面は、前記光源側から前記反射透過面側にかけて前記光束分割部の中心線に対する距離が増加するように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記反射透過面として、第1の角度で入射した光束を光照射側に反射し、第2の角度で入射した光束を透過する第1の反射透過面と、該第1の反射透過面を透過した光束のうち第3の角度で入射した光束を反射し、第4の角度で入射した光束を透過する第2の反射透過面とを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の照明装置。
  5. 前記光束分割部は、第1及び第2の反射面を有し、
    前記光源からの光束のうち、前記第1の反射面で反射した第1の光束は、前記第1の反射透過面に前記第1の角度で入射し、
    前記光源からの光束のうち、前記第2の反射面で反射した第2の光束は、前記第1の反射透過面に前記第2の角度で入射して前記第2の反射透過面に前記第4の角度で入射し、
    前記光源からの光束のうち、前記第1及び第2の反射面で反射しない第3の光束は、前記第1の反射透過面に前記第2の角度で入射して前記第2の反射透過面に前記第3の角度で入射することを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記光源からの光が最初に入射する入射面と、該入射面からの光が入射する前記反射透過面と、該反射透過面を透過した光が透過する中間面と、該中間面からの光が入射する前記照射反射面と、前記反射透過面及び前記照射反射面で反射した光を光照射側に射出する射出面とが形成された単一の光学部材を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の照明装置。
  7. 前記光学部材は、前記光束分割部を一体に有することを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の照明装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載の照明装置と、
    該照明装置からの光により照明された被写体を撮像する撮像系とを有することを特徴とする撮像装置。
JP2007003876A 2007-01-11 2007-01-11 照明装置及び撮像装置 Expired - Fee Related JP4717835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007003876A JP4717835B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 照明装置及び撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007003876A JP4717835B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 照明装置及び撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008171687A true JP2008171687A (ja) 2008-07-24
JP4717835B2 JP4717835B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=39699579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007003876A Expired - Fee Related JP4717835B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 照明装置及び撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4717835B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010080130A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toppan Printing Co Ltd 面発光装置及び表示装置
JP2012099400A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Stanley Electric Co Ltd 灯具
WO2015137214A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 株式会社小糸製作所 灯具
DE102013110950B4 (de) 2013-07-16 2023-04-20 Hyundai Motor Company Blinkleuchte oder Rückfahrscheinwerfer für Fahrzeuge mit einer Linse zur Lichtteilung
JP7534628B2 (ja) 2020-12-22 2024-08-15 日亜化学工業株式会社 光学レンズ及び照明装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7107291B2 (ja) 2019-09-10 2022-07-27 株式会社デンソー バルブ装置、流体循環回路

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138440A (ja) * 1990-09-29 1992-05-12 Canon Inc 照明装置
JPH1021703A (ja) * 1996-05-02 1998-01-23 Patoraito:Kk Led照明器
JPH10164315A (ja) * 1996-11-27 1998-06-19 Casio Comput Co Ltd 照明用集光レンズ、及びそのレンズを用いた照明装置
JP2000089318A (ja) * 1998-09-14 2000-03-31 Sony Corp カメラ用照明装置
JP2000294022A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Yasuhiro Koike 導光素子及び光源装置
JP2002328412A (ja) * 2001-04-26 2002-11-15 Canon Inc 照射角可変の照明装置、及びそれを用いた撮影装置
JP2005258293A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Canon Inc 照明装置および撮影装置
JP2006222030A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Fujikura Ltd 簡易照明装置
JP2006259159A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Canon Inc 発光装置
JP2006301586A (ja) * 2005-03-24 2006-11-02 Eastman Kodak Co 照明装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138440A (ja) * 1990-09-29 1992-05-12 Canon Inc 照明装置
JPH1021703A (ja) * 1996-05-02 1998-01-23 Patoraito:Kk Led照明器
JPH10164315A (ja) * 1996-11-27 1998-06-19 Casio Comput Co Ltd 照明用集光レンズ、及びそのレンズを用いた照明装置
JP2000089318A (ja) * 1998-09-14 2000-03-31 Sony Corp カメラ用照明装置
JP2000294022A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Yasuhiro Koike 導光素子及び光源装置
JP2002328412A (ja) * 2001-04-26 2002-11-15 Canon Inc 照射角可変の照明装置、及びそれを用いた撮影装置
JP2005258293A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Canon Inc 照明装置および撮影装置
JP2006222030A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Fujikura Ltd 簡易照明装置
JP2006259159A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Canon Inc 発光装置
JP2006301586A (ja) * 2005-03-24 2006-11-02 Eastman Kodak Co 照明装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010080130A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toppan Printing Co Ltd 面発光装置及び表示装置
JP2012099400A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Stanley Electric Co Ltd 灯具
DE102013110950B4 (de) 2013-07-16 2023-04-20 Hyundai Motor Company Blinkleuchte oder Rückfahrscheinwerfer für Fahrzeuge mit einer Linse zur Lichtteilung
WO2015137214A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 株式会社小糸製作所 灯具
JP2015176731A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 株式会社小糸製作所 ライトトンネルを表象する灯具
JP7534628B2 (ja) 2020-12-22 2024-08-15 日亜化学工業株式会社 光学レンズ及び照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4717835B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4524265B2 (ja) 照明ユニット及びそれを採用した画像投射装置
JP5518559B2 (ja) 灯具ユニット
JP4677256B2 (ja) 発光装置
JP4579729B2 (ja) 発光装置
US7901098B2 (en) Illuminating apparatus and image sensing system including illuminating apparatus
JP2011044336A (ja) 光源装置
JP4717835B2 (ja) 照明装置及び撮像装置
JP2008216409A (ja) 導光体及び2分岐線状光源装置
US7591576B2 (en) Illuminator and image reader employing it
JP4434840B2 (ja) 照明装置および撮影装置
JP2007148231A (ja) 照明装置および撮像装置
JP2008270885A (ja) 照明装置およびこれを用いた原稿読取り装置
JP2004191866A (ja) 照明装置
KR20060023571A (ko) 도광체 및 화상 독취장치
JP2008083269A (ja) 線状光源装置
KR100826193B1 (ko) 조명 장치
JP4764088B2 (ja) 撮像装置
JP2002040299A (ja) 光結合装置
JP4006375B2 (ja) 照明装置および電子機器
JP3854885B2 (ja) 照明装置および撮影装置
JP2785758B2 (ja) 線状光源
JP2000307807A (ja) 線状光源ユニット
JP6075216B2 (ja) 照明装置、及びそれを用いた画像読み取り装置
JP2006301586A (ja) 照明装置
US7581842B2 (en) Illumination apparatus and image-taking apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees