JP2008171252A - 硬貨処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上下2重シャッタを用いた硬貨処理装置においては、下部シャッタに設けた開口部から硬貨を投入する。しかし、この開口部から硬貨を投入せずに下部シャッタ上に硬貨を残置されてしまうことがある。この状態では上部シャッタを閉められないため、顧客に除去を案内するか、下部シャッタを全開して入出金口を完全に露出させて硬貨を入出金口に取り込む必要があった。
【解決手段】下部シャッタ2の前縁2aと入出金口3の前端3aの間に隙間13を設け、下部シャッタ2上に残置された硬貨4aを上部シャッタ1の閉動作Bにより、押し移動させて隙間13へ押込む。隙間13から硬貨4aを入出金口3内に落下させることにより、残置された硬貨を入出金口3内に取り込んで、取引を継続させる。隙間13は、硬貨のみが通過可能とするために、硬貨の厚みよりも大きく、硬貨の外形よりも小さいものである。
【選択図】図1

Description

本発明は操作者による硬貨の投入、受け取りを行う入出金口を持つ硬貨処理装置に係り、特に、入出金口を開閉するシャッタ機構に関する。
現金自動取引装置に搭載される硬貨処理装置は、利用者(操作者)により硬貨の投入、受け取り行う入出金口を有する。入出金口はシャッタにより通常は閉塞した状態にしてある。硬貨の投入、受け取りが必要になった時点でシャッタを開けて入出金口を露出させ、硬貨の投入、受け取りを可能にする。硬貨投入完了後はシャッタを閉めて、入出金口に投入された硬貨を装置内に取り込んで計数処理を行う。硬貨受け取り完了後もシャッタを閉めた後、入出金口の硬貨が全て受け取られたか確認して、全て受け取られていれば取引を終了する。受け取られていなければ再びシャッタを開けて受け取りを操作者に促す。
このとき、投入時に入出金口を完全に露出すると、硬貨とともにゴミ、異物を投入されてしまう問題がある。このため、特許文献1に記載されているように、投入時は硬貨のみが投入できる開口部を持つシャッタを用いて硬貨のみを投入してもらい、受け取り時はシャッタを全開させて入出金口を完全に露出させて受け取ってもらう方法がある。この方法では、上部シャッタと、硬貨のみが投入できる開口部を持つ下部シャッタとを有する上下2重シャッタ構造を持ち、投入時は上部シャッタのみを全開して下部シャッタに開けられた開口部から投入を行い、受け取り時は、上部,下部シャッタともに全開して入出金口を完全に露出させて受け取りを行う。
特開平10−334305号公報
上下2重の入出金口シャッタを持つ硬貨処理装置においては、硬貨の投入時には上部シャッタのみが全開し、下部シャッタに設けた硬貨のみが投入できる開口部のみが露出する。この開口部から硬貨を確認しながら少量づつ投入してもらうことにより、装置内に投入されると故障を引き起こす硬貨より大きなゴミ、異物の混入を防止する。しかし、硬貨が一度に投入できず少数枚に限定されるため、下部シャッタに設けた開口部から投入せずに下部シャッタ上に硬貨を残置されてしまう場合がある。例えば硬貨を一度に投入できる1重シャッタ方式に慣れている利用者においては、下部シャッタに設けた開口部へ投入する方式に気がつかず、そのまま下部シャッタ上に一度に硬貨を置いてしまう傾向がある。また、多量の硬貨を投入する目的の利用者においては、硬貨を確認しながら少量ずつ投入する必要があるために時間が必要であり、取引の時間制限に達した時点で残り硬貨を下部シャッタ上に置いてしまうこともある。
このような場合、残置された硬貨が邪魔をするために、上部シャッタを完全に閉じることが出来ず、投入処理が完了できず取引が異常終了して装置の稼働率が低下してしまうという問題が生じる。
特許文献1には、残置硬貨により上部シャッタを完全に閉じることができない場合は、上部シャッタを全開したのち下部シャッタを全開させて、上下シャッタを同時に開くことにより、下部シャッタ上に残置された硬貨を装置内に取り込む方法も提案されている。しかしこの方法では、入出金口を完全に露出するために、操作者が手を入出金口内に挿入することが可能となり、さらには機器故障につながる硬貨より大きな大型異物も装置内に取り込むことになり、故障の引き金になる。このため、下部シャッタに開口部を設けて硬貨より大きなゴミ、異物の混入を防止した効果が減少する。
本発明の目的は、硬貨処理装置において、入出金口への手挿入の防止、大型異物の混入防止効果を維持しつつ、下部シャッタ上に残置された硬貨に起因する硬貨詰まりを防止することにある。
前述の目的を達成するために、本発明の硬貨処理装置においては、硬貨の投入、受け取りを行う入出金口と、入出金口を開閉する上部シャッタと、硬貨のみ投入できる開口部を有し上部シャッタとは独立して入出金口を開閉する下部シャッタとを有し、上部シャッタ及び下部シャッタの少なくとも一方が閉じている状態で、下部シャッタ上に置かれた硬貨を入出金口内に取り込むか、または下部シャッタの上から排除することを特徴とする。
上記の構成により、下部シャッタ上に残置された硬貨を取り込むもしくは排除する際に、入出金口が完全に露出することがなくなり、手を入出金口内に挿入することは不可能となる。また、硬貨より大きなゴミ、異物を入出金口内に投入することも不可能となるため、機器故障による装置稼働率の低下を防止できる。
実施例1による硬貨処理装置においては、下部シャッタが閉じた状態で、下部シャッタの前縁と入出金口の間に、硬貨のみが通過可能な、硬貨の厚みよりも大きく外形よりも小さな隙間を有し、上部シャッタが閉じる際に、下部シャッタ上に置かれた硬貨を押し移動させて、前記隙間から硬貨を入出金口内に取り込むものである。
実施例2による硬貨処理装置においては、上部シャッタと下部シャッタの間に、硬貨のみを挟むことが可能な、硬貨の厚みより大きく外形より小さな隙間を有し、下部シャッタが閉じた状態で上部シャッタが閉じたときに、前記隙間に下部シャッタ上に置かれた硬貨を取り込み、上部シャッタを閉じた状態で下部シャッタを全開することにより前記硬貨を入出金口内に取り込むものである。
実施例3による硬貨処理装置においては、下部シャッタが閉じたときに下部シャッタの前縁と入出金口の上面が連続した傾斜面を形成し、上部シャッタが閉じる際に下部シャッタ上に置かれた硬貨を押して、入出金口の上面へ移動させるものである。
実施例3による硬貨処理装置において、さらに入出金口の上面に硬貨の有無を検出する手段を設け、この検出手段が硬貨を検出したときに、操作者に通知して返却を促すようにするのが望ましい。
本発明によれば、硬貨処理装置において、入出金口への手挿入の防止、大型異物の混入防止効果を維持しつつ、下部シャッタ上に残置された硬貨に起因する硬貨詰まりを防止することができる。
まず、図2を参照して本発明の硬貨処理装置が搭載される現金自動取引装置の構成を説明する。現金自動取引装置100は金融機関等に設置され、顧客(利用者)の操作によって現金の入金や出金等の取引を行い、利用者の要求する種々の取引を自動的に実行する装置である。内部には、入力兼表示機能を備えた顧客操作部105、カードの読み取り及び明細票発行機能を備えたカード・明細票取扱部102、通帳取扱部103、紙幣入出金機構部104、硬貨処理装置101などで構成されている。
図3は、本発明の各実施例に係る硬貨処理装置101の全体構成を示す図である。硬貨処理装置101は、現金自動取引装置100に内蔵されていて、バラ状態の硬貨4を取扱いの対象としている。入出金口3は硬貨処理装置101の上部に設けられ、投入された入金すべき硬貨4を一時的に保持した後に装置内部に取り込んだり、内部から搬送されて来る出金すべき硬貨を一時的に保持した後に外部に取り出し可能にしたりする。上部シャッタ1および下部シャッタ2は、入出金口3を開放または閉塞するもので、それぞれ独立に開閉動作できるように構成されている。5は入出金口3から送られて来る硬貨4を一枚ずつ分離して送り出す繰出し部である。6は繰出し部5から送られて来る硬貨4の真偽または金種を識別する硬貨識別部である。8は硬貨4を一括して一時的に保留する一時保留部である。7は入金する硬貨4を金種別にスタッカ9に搬送する入金搬送部である。9は入金搬送部7により搬送されて来る硬貨4を金種別に収納するスタッカである。10は一時保留部8から排出される硬貨4を一括して収納する一括スタッカである。11は補充用の硬貨をセットするカートリッジである。
次に、上記硬貨処理装置101の概略動作を説明する。硬貨4の入金処理の場合は、操作者によって顧客操作部105が操作されて入金処理の開始が指示されると、上部シャッタ1を開いて下部シャッタ2を露出させる。そして、下部シャッタ2に設けられた開口部12からバラ状態の硬貨4が投入されると、しばらくした後に上部シャッタ1を閉じて入出金口3を閉塞し、投入された硬貨4を入出金口3に一時的に保持した後に内部に取り込む。硬貨4を取り込むと、繰出し部5で硬貨4を一枚ずつ分離して硬貨識別部6に搬送し、硬貨識別部6で硬貨4の真偽判定と金種判定を行う。このとき硬貨識別部4で識別された硬貨4は、一時保留部8に搬送される。そして、投入された全ての硬貨4の識別が完了すると、入金金額の算出を行い、入金金額を顧客操作部105に表示する。ここで、顧客によって顧客操作部105が操作されて入金の実行が指示されると、一時保留部8にある硬貨4を一括スタッカ10へ収納するか、もしくは入金搬送部7によって搬送し金種別にスタッカ9に収納する。そして、投入された全ての硬貨4の収納が完了すると、入金処理が終了となる。
図4は上記硬貨処理装置101のブロック構成図である。なお、ここでは以下に説明する各実施例に関係するブロック構成のみを示している。32は上部シャッタ1を駆動するモータ、33は上部シャッタ開を確認するセンサ、34は閉を確認するセンサである。35は下部シャッタ2を駆動するモータ、36は下部シャッタ開を確認するセンサ、37は閉を確認するセンサである。38はROMやRAM等からなるメモリ、31はCPUからなる制御部であって、硬貨処理装置101の動作全体を制御する。39は上位装置であって、硬貨処理装置101が内蔵される自動取引装置100の制御部である。
図1は実施例1による硬貨処理装置101が有する上下2重シャッタの断面図である。本断面図を用いて、概略構造を説明する。図1(a)に示すように、上部シャッタ1は下部シャッタ2と接して重なっており、スライドして開閉することが可能である。開動作Aにより、下部シャッタ2と開口部12を露出させる。下部シャッタ2は、上部シャッタ1とは独立にスライドして開閉することが可能である。また、下部シャッタ2の中央部には、硬貨4のみが通過できる開口部12が設けられている。入出金口3は、通常は上部シャッタ1と下部シャッタ2で覆われており、入金時に上部シャッタ1が開くことにより、下部シャッタ2の開口部12から硬貨4の投入を行うことが可能となる。下部シャッタ2の前縁2aと入出金口3の前端3aとの間には、下部シャッタ2が閉じた状態で、硬貨のみが通過可能な、硬貨の厚みよりも大きく、硬貨の外形よりも小さな隙間13が設けられている。
操作者は、入金時、開口部12から硬貨4を入出金口3に投入する。しかし、開口部12から投入せずに、下部シャッタ2の上に硬貨を残置してしまうことがある。この状態で上部シャッタ1を閉じると、下部シャッタ2に残置された硬貨が、下部シャッタ2と上部シャッタ1の間に詰まり、上部シャッタ1を閉じることができなくなる。
本実施例では、図4(b)示すように、上部シャッタ1が閉動作Bを行うときに、下部シャッタ2上に残置された硬貨4aを上部シャッタ1の前縁で押し移動させ、下部シャッタ2の前縁2aと入出金口3の前端3aとの隙間13に押し入れる。硬貨4aは上部シャッタ1に押され、隙間13を通過することにより硬貨4bの位置に移動して入出金口3の内部へ落下、投入される。
図5は実施例2による硬貨処理装置101が有する上部シャッタ1と下部シャッタ2の間に隙間14を持つ上下2重シャッタの断面図である。本断面図を用いて概略構成を説明する。但し、上記実施例1と同じ構成についての説明は省略する。図5(a)に示すように、上部シャッタ1と下部シャッタ2は硬貨4のみが通過できる隙間14を持って重なっており、それぞれ独立にスライドして開閉することが可能である。上部シャッタ1の開動作2Aにより、下部シャッタ2と開口部12を露出させる。
操作者は開口部12から硬貨4を入出金口3に投入するが、しかし、開口部12から投入せずに、下部シャッタ2の上に硬貨を残置した場合、本実施例では、図5(b)示すように、上部シャッタ1が閉動作2Bを行うときに、下部シャッタ2上に残置された硬貨4aを上部シャッタ1と下部シャッタ2の隙間14に取り込む。この状態で下部シャッタ2のみが開動作2Cを行うことにより、硬貨4aは下部シャッタ2と入出金口の後端3bに押されて硬貨4cの位置に移動して、入出金口3の内部へ落下、投入される。
図6は実施例3による硬貨処理装置101が有する入出金口3と下部シャッタ2が接して平滑な面を形成する2重シャッタの断面図である。本断面図を用いて概略構成を説明する。図6(a)に示すように、上部シャッタ1と下部シャッタ2は接して重なっており、開動作3Aにより下部シャッタ2と開口部12を露出させる。下部シャッタ2の前縁2aと入出金口の前端上面3cは、接した際に平滑なスロープ形状15を形成するように構成されている。入出金口の前端上面3cには、返却された硬貨を検出する返却センサ16が設けられている。
操作者が、開口部12から硬貨4を入出金口3に投入するが、下部シャッタ2の上に硬貨を残置した場合、本実施例では、図6(b)示すように、上部シャッタ1が閉動作3Bを行うときに、下部シャッタ2上に残置された硬貨4aを押し出し、下部シャッタ2と入出金口の前端上面3cが接して形成された平滑なスロープ形状15部分を滑らせて、下部シャッタ2上から排除する。これにより硬貨4は、硬貨4aの位置から硬貨4dの位置に移動するため、上部シャッタ1を閉じることが可能となる。さらに、返却センサ16はこれを検出して操作者に返却の案内をすることが可能となる。
次に図7を参照して、上記各実施例における硬貨投入、返却処理の手順を説明する。図7(a)は図1で示される実施例1における硬貨の投入処理のフローチャートである。先ず、上部シャッタ1を開けて(S01)、図8(a)で表されるような開口部12への硬貨の投入案内を行う(S02)。その後、確認ボタン押下の確認(S03)がYesとなれば、上部シャッタ1を閉じる(S04)。確認ボタン押下の確認(S03)がNoであれば、硬貨の投入案内(S02)を継続する。上部シャッタ1を閉じる(S04)ことにより、下部シャッタ2上に残置された硬貨を押し移動させて、下部シャッタ2の前縁2aと入出金口3の前端3aとの隙間13から硬貨4を入出金口3に投入する。上部シャッタ1を閉じた(S04)後、入金取引を開始する(S05)。
図7(b)は図5で示される実施例2における硬貨の投入処理のフローチャートである。先ず、上部シャッタ1を開けて(S11)、図8(a)で表されるような開口部12への硬貨の投入案内を行う(S12)。その後、確認ボタン押下の確認(S13)がYesとなれば、上部シャッタ1を閉じる(S14)。確認ボタン押下の確認(S13)
がNoであれば、硬貨の投入案内(S12)を継続する。上部シャッタ1を閉じる(S14)ことにより、下部シャッタ2上に残置された硬貨を上部シャッタ1と下部シャッタ2の隙間14に取り込む。次に上部シャッタ1を閉じた(S14)後、下部シャッタ2を開ける(S15)。下部シャッタ2を開ける(S15)ことにより、上部シャッタ1と下部シャッタ2の間に取り込まれた硬貨4aを入出金口3内に落下させて取り込む。次に、入金取引を開始する(S16)。
図7(c)は図6で示される実施例3における硬貨の投入、返却処理のフローチャートである。先ず、上部シャッタ1を開けて(S21)、図8(a)で表されるような開口部12への硬貨の投入案内を行う(S22)。その後、確認ボタン押下の確認(S23)がYesとなれば、上部シャッタ1を閉じる(S24)。確認ボタン押下の確認(S23)がNoであれば、硬貨の投入案内(S22)を継続する。上部シャッタ1を閉じる(S24)ことにより、下部シャッタ2上に残置された硬貨を押し移動させて入出金口3の前端上面3cへ移動させる。次に返却センサ16のチェックを行い(S25)、返却センサ16で返却硬貨の有無判断(S26)がYesであれば、図8(b)で表されるような返却案内(S27)を行う。返却硬貨の有無判断(S26)でNoであった場合は入金取引を開始する(S29)。返却案内(S27)を行った後、確認ボタン押下の確認(S28)を行い、Yesであれば入金取引を開始する(S29)。確認ボタン押下の確認(S28)がNoであれば返却案内(S27)を継続して行う。なお、ここでは、返却案内を画面表示で行ったが、音声ガイダンスにより行うことも可能である。
上記処理では、硬貨の投入案内(S02、S12、S22)において確認ボタンを表示してボタン押下を確認しているが、確認ボタンを用いずに入出金口3内のセンサ変化が一定時間無ければ硬貨投入完了したものとして扱い、次の上部シャッタ閉(S04、S14、S24)を実行することも可能である。また、返却案内(S27)においても確認ボタンを表示してボタン押下を確認しているが、確認ボタンを用いずに返却センサ16で硬貨が検出されなくなるまで待ち、硬貨が検出されなくなれば次の入金取引(S29)を開始することも可能である。
また、上記各実施例では、硬貨を移動させて入出金口に投入するシャッタ形状として平面形状を用いたが、硬貨を移動させて入出金口に投入もしくは入出金口の前端上面に返却できる形状であれば、特にシャッタ形状を平面と規定するものではない。
実施例1による硬貨処理装置が有する2重シャッタの断面図である。 本発明が適用される現金自動取引装置の外観図である。 各実施例に共通する硬貨処理装置の全体構成を示す図である。 各実施例に共通する硬貨処理装置のブロック構成図である。 実施例2による硬貨処理装置が有する2重シャッタの断面図である。 実施例3による硬貨処理装置が有する2重シャッタの断面図である。 各実施例における硬貨投入、返却処理のフローチャートである。 各実施例における案内画面の表示例を示す図である。
符号の説明
1…上部シャッタ、2…下部シャッタ、2a…前縁、3…入出金口、3a…前端、3b…後端、3c…前端上面、4…硬貨、4a…残置硬貨位置、4c…返却位置、5…繰出し部、6…硬貨識別部、7…入金搬送部、8…一時保留部、9…スタッカ、10…一括スタッカ、11…カートリッジ、12…開口部、13,14…隙間、15…スロープ形状、16…返却センサ、100…現金自動取引装置、101…硬貨処理装置、102…カード・明細票取扱部、103…通帳取扱部、104…紙幣入出金機構部、105…顧客操作部。

Claims (5)

  1. 硬貨の投入、受け取りを行う入出金口と、該入出金口を開閉する上部シャッタと、硬貨のみ投入できる開口部を有し前記上部シャッタとは独立して上記入出金口を開閉する下部シャッタとを有する硬貨処理装置において、前記上部シャッタ及び下部シャッタの少なくとも一方が閉じている状態で、前記下部シャッタ上に置かれた硬貨を前記入出金口内に取り込むか、または前記下部シャッタの上から排除することを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 請求項1に記載の硬貨処理装置において、前記下部シャッタが閉じた状態で、該下部シャッタの前縁と前記入出金口の間に、硬貨のみが通過可能な、硬貨の厚みよりも大きく外形よりも小さな隙間を有し、前記上部シャッタが閉じる際に、前記下部シャッタ上に置かれた硬貨を押し移動させて、前記隙間から前記硬貨を前記入出金口内に取り込むことを特徴とする硬貨処理装置。
  3. 請求項1に記載の硬貨処理装置において、前記上部シャッタと下部シャッタの間に、硬貨のみを挟むことが可能な、硬貨の厚みより大きく外形より小さな隙間を有し、前記下部シャッタが閉じた状態で前記上部シャッタが閉じたときに、前記隙間に前記下部シャッタ上に置かれた硬貨を取り込み、前記上部シャッタを閉じた状態で前記下部シャッタを全開することにより前記硬貨を前記入出金口内に取り込むことを特徴とする硬貨処理装置。
  4. 請求項1に記載の硬貨処理装置において、前記下部シャッタが閉じたときに該下部シャッタの前縁と前記入出金口の前端上面が連続した傾斜面を形成し、前記上部シャッタが閉じる際に前記下部シャッタ上に置かれた硬貨を押して、前記入出金口の前端上面へ移動させることを特徴とする硬貨処理装置。
  5. 請求項4に記載の硬貨処理装置において、さらに前記入出金口の前端上面に硬貨の有無を検出する手段を設け、該検出手段が硬貨を検出したときに、操作者に通知して返却を促すことを特徴とする硬貨処理装置。
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