JPH04123479U - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

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JPH04123479U
JPH04123479U JP3913091U JP3913091U JPH04123479U JP H04123479 U JPH04123479 U JP H04123479U JP 3913091 U JP3913091 U JP 3913091U JP 3913091 U JP3913091 U JP 3913091U JP H04123479 U JPH04123479 U JP H04123479U
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JP
Japan
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door
actuator
light
light receiving
teller machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP3913091U
Other languages
English (en)
Inventor
利幸 名取
Original Assignee
甲府日本電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 甲府日本電気株式会社 filed Critical 甲府日本電気株式会社
Priority to JP3913091U priority Critical patent/JPH04123479U/ja
Publication of JPH04123479U publication Critical patent/JPH04123479U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現金投入口の扉の上方に障害物がある場合に
は、扉の開閉動作を行なわないようにせしめる。 【構成】 利用者が扉13の上に鞄などを置いてしまっ
たとすると、発光素子17a,17bから発せられた光
は同鞄に遮られて受光素子15a,15bに到達するこ
とができなくなり、同受光素子15a,15bは非受光
状態を表す信号を制御部18に出力する。すると、制御
部18は受光素子15a,15bから入力される信号が
一定時間以上の間だけ非受光状態を継続したと判断し、
アクチュエータ14の動作を禁止せしめる信号を出力す
るため、アクチュエータ14は現金投入口12を開ける
必要が生じても扉13を開閉させない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、現金自動取引装置に関し、特に、上方に向けて形成された現金投入 口を備えるとともに当該現金投入口の蓋をアクチュエータにより駆動して開閉動 作を行なう現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の現金自動取引装置として、筺体前面に段部を形成し、同段部に 上方に向けて形成された現金投入口を形成するとともに、当該現金投入口に開閉 可能な扉を設け、かつ、同扉には必要時に当該扉を上方に向けて駆動して上記現 金投入口を開けるアクチュエータを備えたものが知られている。 かかる構成において、当該現金自動取引装置の作動時に、上記現金投入口を開 く必要があるときには、上記アクチュエータを作動せしめて上記扉を上方に向け て駆動する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の現金自動取引装置においては、利用者が現金投入口の扉上に鞄 などをおいてしまった場合、アクチュエータを作動させても扉を上方に移動させ ることができず、同アクチュエータが故障してしまうことがあるという課題があ った。 また、扉をスライドさせて開閉動作を行なうものもあり、扉の上面に小さな異 物が置かれている場合には、扉を開けたときに異物が現金投入口の内部に落ちて しまい、他の故障の原因となるという課題があった。
【0004】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、扉の上方に障害物がある場 合には扉の開閉動作を行なわないようにしてアクチュエータ等の故障を防止する ことが可能な現金自動取引装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、上方に向けて形成された 開口を開閉可能な扉にて覆蓋して同扉をアクチュエータにて駆動して開閉動作を 行なわしめる現金自動取引装置において、上記扉の上方に物体が存在するか否か を検出する検出手段と、同検出手段の検出結果に基づいて物体が存在する場合に 上記アクチュエータの動作を禁止せしめる禁止手段とを備えた構成としてある。
【0006】 また、請求項2にかかる考案は、請求項1に記載の現金自動取引装置において 、上記検出手段を、上記扉の上方を通過するように検出光を発する発光手段と、 上記扉の上方を通過した検出光の照射位置に配設されて同検出光が照射されたか 否かを検出する受光手段とを備えた構成としてある。
【0007】
【作用】
上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、検出手段が扉の上方 に物体が存在するか否かを検出しており、禁止手段は同検出手段の検出結果に基 づいて物体が存在する場合にはアクチュエータの動作を禁止せしめる。
【0008】 また、上記のように構成した請求項2にかかる考案においては、上記検出手段 を構成する発光手段が扉の上方を通過するように検出光を発しており、この扉の 上方を通過した検出光の照射位置に配設された受光手段は検出光が照射されたか 否かに基づいて上記物体の存在を検出する。 すなわち、扉の上方に物体が存在している場合には、アクチュエータの動作を 禁止し、扉を開けるべきでない場合にアクチュエータを動作させてしまうことを 防いでいる。
【0009】
【実施例】
以下、図面にもとづいて本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案の一実施例にかかる現金自動取引装置の斜視図である。 同図において、現金自動取引装置の筺体10の前面には略水平な段部11が形 成されており、同段部11には上方に開口を有する現金投入口12が設けられて いる。
【0010】 また、同現金投入口12には扉13が備えられており、同扉13はモータを駆 動源とするリンク機構により構成された図示しないアクチュエータ14により開 閉可能となっている。 段部11における現金投入口12の前部には受光素子15a,15bがその受 光面を筺体10の上部壁面16に向けて配設され、かつ同受光面が対面する上部 壁面16には当該受光面に対して光を照射する発光素子17a,17bが配設さ れている。
【0011】 受光素子15a,15bと発光素子17a,17bは、図2に示すように制御 部18に接続されており、同制御部18は発光素子17a,17bに発光電力を 供給するとともに受光素子15a,15bの出力信号に基づいて当該受光素子1 5a,15bに光が入射されているか否かを判断し、光が入射している場合には アクチュエータ14の動作を許可するとともに、光が一定時間以上入射していな い場合はアクチュエータ14の動作を禁止する。 また、操作指示部19は制御部18がアクチュエータ14の動作を禁止せしめ る制御信号に基づいて利用者に対して扉13上の障害物を取り除くように指示す る。
【0012】 次に、上記構成からなる本実施例の動作を説明する。 現金自動取引装置の主電源が投入されると、制御部18は発光素子17a,1 7bに発光電力を供給するため、同発光素子17a,17bは壁面16より段部 11に配設された受光素子15a,15bに向けて光を照射する。
【0013】 当初、扉13の上には何も置かれていないため、発光素子17a,17bによ り発せられた光は受光素子15a,15bの受光面に到達する。従って、制御部 18は受光素子15a,15bから出力される受光状態の信号に基づいて扉13 の上に何もないものと判断し、アクチュエータ14の動作を許可する。 これにより、利用者の操作に対応して現金投入口12を開ける必要が生じた場 合にはアクチュエータ14が動作し、扉を開閉せしめる。
【0014】 これに対し、利用者が扉13の上に鞄などを置いてしまったとする。 すると、発光素子17a,17bから発せられた光は同鞄に遮られて受光素子 15a,15bに到達することができなくなり、同受光素子15a,15bは非 受光状態を表す信号を制御部18に出力する。
【0015】 制御部18は受光素子15a,15bから入力される信号が一定時間以上の間 だけ継続して非受光状態となると、アクチュエータ14の動作を禁止せしめる信 号を出力し、アクチュエータ14は現金投入口12を開ける必要が生じても扉1 3を駆動しない。 また、このときに操作指示部19は利用者に対して音声と表示によって扉13 上の障害物を取り除くように指示する。
【0016】 上記実施例においては、段部11における扉13の前方と上部壁面16に受光 素子15と発光素子17とをそれぞれ配設しているが、その配設位置については 同位置に限定されるものでなく、他の位置であっても良い。
【0017】 図3は、受光素子15と発光素子17の他の取り付け例を示しており、扉13 の左右にそれぞれ受光素子15a,15bと発光素子17a,17bとを配設し ている。 このような位置に配設した場合、扉13上における比較的小さな異物をも検出 することができ、扉13を開けてしまってかかる異物が現金投入口12内に落下 してしまうことを防止することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、扉の上方に障害物がある場合には扉の開閉動作 を行なわないようにし、アクチュエータ等の故障を未然に防止することが可能な 現金自動取引装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる現金自動取引装置の
斜視図図である。
【図2】現金自動取引装置における制御系を示すブロッ
ク図である。
【図3】本考案の他の実施例にかかる現金自動取引装置
の斜視図図である。
【符号の説明】
10…筺体 11…段部 12…現金投入口 13…扉 14…アクチュエータ 15a,15b…受光素子 16…壁面 17a,17b…発光素子 18…制御部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に向けて形成された開口を開閉可能
    な扉にて覆蓋して、この扉をアクチュエータにて駆動し
    て開閉動作を行なわしめる現金自動取引装置において、
    上記扉の上方に物体が存在するか否かを検出する検出手
    段と、同検出手段の検出結果に基づいて物体が存在する
    場合に上記アクチュエータの動作を禁止せしめる禁止手
    段とを具備することを特徴とする現金自動取引装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の現金自動取引装置
    において、上記検出手段を、上記扉の上方を通過するよ
    うに検出光を発する発光手段と、上記扉の上方を通過し
    た検出光の照射位置に配設されて同検出光が照射された
    か否かを検出する受光手段とを備えた構成としたことを
    特徴とする現金自動取引装置。
JP3913091U 1991-04-26 1991-04-26 現金自動取引装置 Pending JPH04123479U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3913091U JPH04123479U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 現金自動取引装置

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JP3913091U JPH04123479U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 現金自動取引装置

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JPH04123479U true JPH04123479U (ja) 1992-11-09

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JP3913091U Pending JPH04123479U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 現金自動取引装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008171252A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 硬貨処理装置
JP2010152432A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nec Computertechno Ltd 現金自動処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6410687U (ja) * 1987-06-16 1989-01-20

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