JP2002054365A - 扉付き装置 - Google Patents

扉付き装置

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JP2002054365A
JP2002054365A JP2000242179A JP2000242179A JP2002054365A JP 2002054365 A JP2002054365 A JP 2002054365A JP 2000242179 A JP2000242179 A JP 2000242179A JP 2000242179 A JP2000242179 A JP 2000242179A JP 2002054365 A JP2002054365 A JP 2002054365A
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light
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optical sensor
door
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JP2000242179A
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Isamu Sho
偉 蒋
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Yamatake Building Systems Co Ltd
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Yamatake Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤動作が生じにくいものとする。ケーブルや
コネクタなどの中継部品を不要とする。組立を簡単とす
る。 【解決手段】 前面パネル2の裏面側に遮光板9を設け
る。プリント回路基板3に光センサ10を実装する。前
面パネル2が閉じられた状態では、遮光板9の開口9−
1を光センサ10の発光部10−1と受光部10−2と
の間の光路に位置させ、発光部10−1からの光を受光
部10−2に入射させる。前面パネル2がこじ開けられ
た場合、遮光板9の開口9−1が光センサ10の発光部
10−1と受光部10−2との間の光路から外れ遮光面
9−2が上記光路を通過するまでの間、発光部10−1
から受光部10−2への光を遮光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非接触カードリ
ーダや磁気カードリーダなど本体に対して開閉可能な扉
を備えた扉付き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、非接触カードリーダや磁気カ
ードリーダなどのカードリーダは本体に対して開閉可能
な扉(前面パネル)を備え、建物や部屋への出入口に配
置される。建物や部屋への出入口に配置されたカードリ
ーダは誰でも触れることが可能である。このため、前面
パネルがこじ開けられるというような被害にあう虞れが
あり、前面パネルのこじ開けを感知する機能をカードリ
ーダに付加している。
【0003】図5は従来のカードリーダの要部を示す側
断面図である。同図において、1は本体、2は本体1に
対して開閉可能に設けられた前面パネルである。本体1
の内部にはプリント回路基板3が設けられている。前面
パネル2には表示部/操作部4やカードデータを読み取
るアンテナ5等が設けられている。また、本体1の内部
にはメカニカルスイッチ6が設けられ、メカニカルスイ
ッチ6とプリント回路基板3とはケーブル7によりコネ
クタ8を介して接続されている。
【0004】メカニカルスイッチ6は、前面パネル2が
閉じられた時にオンとなり、開かれたときにオフとな
る。すなわち、前面パネル2が閉じられると、そのアク
チュエータ部6−1が押されることによって、メカニカ
ルスイッチ6がオンとなる(図6(a)参照)。前面パ
ネル2が開かれると、そのアクチュエータ部6−1の押
された状態が解除されることによって、メカニカルスイ
ッチ6がオフとなる(図6(b)参照)。メカニカルス
イッチ6のオン/オフ状態はケーブル7を介してプリン
ト回路基板3上に構築された処理回路3−1へ与えられ
る。処理回路3−1は、メカニカルスイッチ6のオンか
らオフへの変化を前面パネル2のこじ開けと判断し、ブ
ザーを鳴動させたり、上位装置に通報したりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示したカードリーダでは、メカニカルスイッチ6のアク
チュエータ部6−1のストローク変化で前面パネル2の
こじ開けを感知するようにしており、メカニカルスイッ
チ6の動作ストロークは数mm程度であるため、組立工
程あるいは現場施工時に、前面パネル2とメカニカルス
イッチ6のアクチュエータ部6−1との密着を厳密に行
う必要がある。この密着作業に問題があり、隙間やずれ
があると、メカニカルスイッチ6が誤動作する可能性が
高くなる。
【0006】また、メカニカルスイッチ6は、プリント
回路基板3と離れて前面パネル2の裏面側直近に設けら
れる。このため、メカニカルスイッチ6からプリント回
路基板3までのケーブル7が必要となる。ケーブル7
は、静電気などの放射雑音を拾いやすく、ノイズによっ
て誤動作する虞れがある。また、ケーブル7やコネクタ
8などの中継部品が必要となり、さらに組立にも手間が
かかる。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、誤動作が生
じにくく、ケーブルやコネクタなどの中継部品が不要
で、組立も簡単な扉付き装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、開口を有する遮光板を扉の裏面側に
設け、発光部と受光部とを有する光センサをプリント回
路基板に実装し、扉が本体に対して閉じられた状態で
は、遮光板の開口を光センサの発光部と受光部との間の
光路に位置させて発光部からの光を受光部に入射させ、
扉が本体に対して開かれる場合、遮光板の開口が光セン
サの発光部と受光部との間の光路から外れ遮光板の遮光
面が光路を通過するまでの間、発光部から受光部への光
を遮光するようにしたものである。この発明によれば、
扉が閉じられた状態では、遮光板の開口が光センサの発
光部と受光部との間の光路に位置し、発光部からの光が
受光部に入射されている。扉が開かれると、遮光板の開
口が光センサの発光部と受光部との間の光路から外れ遮
光板の遮光面が光路を通過するまでの間、発光部から受
光部への光が遮光される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示す扉
付き装置の要部を示す側断面図である。同図において、
図5と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その
説明は省略する。
【0010】この実施の形態では、前面パネル2の裏面
側に遮光板9を設け、プリント回路基板3に光センサ1
0を実装している。図2に本体1に対して前面パネル2
を閉じた状態における遮光板9と光センサ10との配置
関係を示す。遮光板9は開口9−1を有している。光セ
ンサ10は発光部10−1と受光部10−2とを有して
いる。
【0011】本体1に対して前面パネル2が閉じられた
状態では、遮光板9の開口9−1が光センサ10の発光
部10−1と受光部10−2との間の光路に位置し、発
光部10−1からの光が受光部10−2に入射される。
すなわち、前面パネル2が閉じられた状態では、発光部
10−1が常時発光状態とされ、受光部10−2が常時
受光状態とされる。なお、本実施の形態では、発光部1
0−1で消費される平均電力を抑えるために、発光部1
0−1を連続発光させるのではなく、パルス方式で発光
させるようにしている。
【0012】図4はプリント回路基板3上に構築された
処理回路3−1の要部構成を示す図である。処理回路3
−1は制御部3AとRAM3BとROM3Cとを備えて
いる。制御部3Aは、光センサ10の発光部10−1の
発光を制御し、受光部10−2からの受光信号に基づ
き、ROM3Cに格納されたプログラムに従い、RAM
3Bにアクセスしながら処理動作を行う。
【0013】前面パネル2がこじ開けられると、前面パ
ネル2の裏面側に設けられた遮光板9が図2において上
方へ移動し、遮光板9の開口9−1が光センサ10の発
光部10−1と受光部10−2との間の光路から外れる
(図3参照)。これにより、遮光板9の遮光面9−2が
発光部10−1と受光部10−2との間の光路に位置
し、この光路を遮光面9−2が通過するまでの間、発光
部10−1から受光部10−2への光を遮光する。
【0014】本実施の形態において、遮光面9−2によ
る遮光距離dは、すなわち遮光板9の開口9−1が発光
部10−1と受光部10−2との間の光路から外れ遮光
面9−2が光路を通過するまでの距離dは、5mm以上と
されている。この遮光距離dは、前面パネル2を開ける
際の速度(最大速度を50m/秒と想定)や幅を考慮し
て定めている。
【0015】制御部3Aは、受光部10−2において発
光部10−1からの光を所定時間T以上受光できなくな
った場合、前面パネル2がこじ開けられたと判断し、ブ
ザーを鳴動させたり、上位装置に通報したりする。な
お、上記時間Tは、前面パネル2が開かれる際の遮光面
9−2の通過を検出できるように、適切な時間として定
められている。この時間Tは発光部10−1のパルス駆
動時のオフ時間よりも長いことは言うまでもない。
【0016】本実施の形態において、光センサ10の発
光部10−1と受光部10−2との間の光路と遮光板9
の開口9−1との位置わせは、図5に示されたメカニカ
ルスイッチ6の場合のように厳密に行う必要はない。す
なわち、光センサ10の発光部10−1と受光部10−
2との間の光路が遮光板9の開口9−1から多少ずれて
も、その光路の大部分が開口9−1と交差していれば、
受光部10−2は受光状態となる。このように、本実施
の形態では、光センサ10の発光部10−1と受光部1
0−2との間の光路と遮光板9の開口9−1との位置わ
せに余裕があり、誤動作が発生しにくいものとなる。
【0017】また、本実施の形態では、光センサ10を
プリント回路基板3に実装している。このため、図5に
示されるようなケーブル7やコネクタ8などの中継部品
は不要であり、静電気などの放射雑音を拾って誤動作す
るという虞れもない。また、遮光板9を光センサ10の
発光部10−1と受光部10−2との間に位置させるの
みでよく、組立も簡単となる。
【0018】また、本実施の形態では、前面パネル2が
閉じられた状態において、光センサ10の受光部10−
2を常時受光状態としているので、埃などによる機能低
下や光センサ10自身の故障なども検知することができ
る。すなわち、受光部10−2を常時非受光状態(遮光
板9に開口9−1を設けない)とすると、前面パネル2
が開かれたときに受光部10−2に光が入射される。こ
の方式では、埃などによって発光部10−1からの光を
受光部10−2で受光できなかったり、光センサ10自
身の故障によって受光できなかった場合、前面パネル2
が開かれたことを検知することができない。これに対
し、本実施の形態では、受光部10−2を常時受光状態
としているので、埃などによって発光部10−1からの
光を受光部10−2で受光できなくなったり、光センサ
10自身の故障によって受光できなくなった場合、これ
を即座に検知することができ、早期に清掃や交換を促す
などして対応することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、光センサの発光部と受光部との間の光路
と遮光板の開口との位置わせはメカニカルスイッチの場
合のように厳密に行う必要がなく、誤動作が発生しにく
いものとなる。また、光センサをプリント回路基板に実
装しているので、ケーブルやコネクタなどの中継部品が
不要で、静電気などの放射雑音を拾って誤動作するとい
う虞れもない。また、遮光板を光センサの発光部と受光
部との間に位置させるのみでよいので、組立も簡単とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す扉付き装置の要
部を示す側断面図である。
【図2】 前面パネルを閉じた状態における遮光板と光
センサとの配置関係を示す図である。
【図3】 前面パネルがこじ開けられた場合の遮光板と
光センサとの配置関係を示す図である。
【図4】 プリント回路基板上に構築された処理回路の
要部構成を示す図である。
【図5】 従来のカードリーダの要部を示す側断面図で
ある。
【図6】 従来のカードリーダにおける前面パネルが閉
じられた状態および開かれた状態でのメカニカルスイッ
チのオン/オフを示す図である。
【符号の説明】
1…本体、2…前面パネル、3…プリント回路基板、3
−1…処理回路、3A…制御部、3B…RAM、3C…
ROM、4…表示部/操作部、5…アンテナ、9…遮光
板、9−1…開口、9−2…遮光面、10…光センサ、
10−1…発光部、10−2…受光部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にプリント回路基板が設けられた本
    体と、この本体に対して開閉可能に設けられた扉とを備
    えた扉付き装置において、 前記扉の裏面側に設けられた開口を有する遮光板と、 前記プリント回路基板に実装された発光部と受光部とを
    有する光センサとを備え、 前記扉が前記本体に対して閉じられた状態では、前記遮
    光板の開口が前記光センサの発光部と受光部との間の光
    路に位置し、前記発光部からの光が前記受光部に入射さ
    れ、 前記扉が前記本体に対して開かれた場合、前記遮光板の
    開口が前記光センサの発光部と受光部との間の光路から
    外れ前記遮光板の遮光面が前記光路を通過するまでの
    間、前記発光部から前記受光部への光が遮光されること
    を特徴とする扉付き装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記遮光板の開口が
    前記光センサの発光部と受光部との間の光路から外れ前
    記遮光板の遮光面が前記光路を通過するまでの距離を遮
    光距離とし、この遮光距離が5mm以上とされていること
    を特徴とする扉付き装置。
JP2000242179A 2000-08-10 2000-08-10 扉付き装置 Pending JP2002054365A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167092B2 (en) 2003-01-30 2007-01-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Abnormality detector and information apparatus using the same
EP2015272A3 (en) * 2007-07-09 2010-06-02 Robert Bosch GmbH Tamper detector for a security sensor
CN104913389A (zh) * 2015-06-09 2015-09-16 广东美的制冷设备有限公司 空调室内机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167092B2 (en) 2003-01-30 2007-01-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Abnormality detector and information apparatus using the same
EP2015272A3 (en) * 2007-07-09 2010-06-02 Robert Bosch GmbH Tamper detector for a security sensor
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