JP4748506B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に関し、詳しくは遊技機に装備される扉や枠部材の開閉状態を報知する技術に関する。
従来、遊技機において、ガラス扉の開閉状態を検出する技術が、例えば特開平06−315564号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1では、ガラス扉の開閉状態を検出する扉開閉検出器、枠部材としての前面枠(内枠とも呼ばれる。)の開閉状態を検出する扉開閉検出器は、接続配線を介して外部端子板に接続され、さらに外部端子板と機外の情報処理装置が接続配線によって接続された構成となっている。すなわち、特許文献1に記載の遊技機では、扉開閉検出器により検出されたガラス扉の開閉状態の情報が機外の情報処理装置へと出力される構成となっている。
ところで、扉あるいは枠部材の開閉状態の情報を、主制御基板を経由して外部端子板に出力しなければならない場合がある。このように、扉開閉検出器あるいは枠開閉検出器による開閉状態の検出信号を、主制御基板を経由して遊技機の外部へ出力する構成とした場合、扉開閉検出器あるいは枠開閉検出器と主制御基板とは、接続線を介して接続されることとなる。そのため、他の電子部品からの電磁波や遊技媒体である遊技球による静電気等のノイズが接続線に乗って主制御基板へと進入し、当該ノイズによって主制御基板に配設されているCPU等が誤動作を引き起こすおそれがある。この場合、ノイズ対策上は、扉開閉検出器あるいは枠開閉検出器と主制御基板とを接続する接続線の配線長さを極力短くすることが好ましいが、このような対策には自ずと限界がある。
特開平06−315564号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、遊技機において、扉用あるいは枠部材用の開閉検出器の開閉状態を示す検出信号を出力する接続線を主制御基板に配設する場合におけるノイズによる影響を低減する技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、請求項1〜3に記載の発明が構成される。
請求項1〜3に記載の発明によれば、扉または枠部材の開閉状態を検出する開閉検出器を有し、当該開閉検出器の検出信号を、主制御基板を経由して外部端子板へ出力する遊技機が構成される。本発明においては、特徴的構成として、開閉検出器と外部端子板とを接続するべく主制御基板上に設けられた配線パターンにノイズ除去手段を配置した。本発明における「ノイズ除去手段」としては、典型的には抵抗がこれに対応する。
請求項1に記載の発明は、
扉または枠部材の開閉状態を検出する開閉検出器と、主制御基板と、外部端子板を有し、前記開閉検出器の検出信号を、前記主制御基板を経由して前記外部端子板へ出力する構成とされた遊技機であって、
前記外部端子板は、
入力側コネクタと、
発光手段と受光手段により構成され、前記発光手段は、前記入力側コネクタと電源との間に接続されている、フォトモスリレーを有しており、
前記主制御基板は、
電源側の基板側端子とアース側の基板側端子を有し、前記開閉検出器と接続される入力側コネクタと、
基板側端子を有し、前記外部端子板の入力側コネクタと接続される出力側コネクタと、
前記入力側コネクタの電源側の基板側端子と前記出力側コネクタの基板側端子を接続する電源側配線パターンと、
前記入力側コネクタのアース側の基板側端子とアース端子を接続するアース側配線パターンと、
前記電源側配線パターンに配置されたノイズ除去用の第1の抵抗と、
前記アース側配線パターンに配置されたノイズ除去用の第2の抵抗を有しており、
前記ノイズ除去用の第1の抵抗と前記ノイズ除去用の第2の抵抗は、前記フォトモスリレーの発光手段の電流制限抵抗を兼用していることを特徴とする遊技機である。
また、請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の遊技機であって、
前記ノイズ除去用の第1の抵抗は、前記電源側配線パターンの、前記入力側コネクタの電源側の基板側端子に近接した位置または前記出力側コネクタの基板側端子に近接した位置に配置されており、
前記ノイズ除去用の第2の抵抗は、前記アース側配線パターンの、前記入力側コネクタのアース側の基板側端子に近接した位置に配置されていることを特徴とする遊技機である。
また、請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の遊技機であって、
前記ノイズ除去用の第1の抵抗は、前記電源側配線パターンの、前記入力側コネクタの電源側の基板側端子に近接した位置に配置されており、
前記ノイズ除去用の第2の抵抗は、前記アース側配線パターンの、前記入力側コネクタのアース側の基板側端子に近接した位置に配置されており、
さらに、前記主制御基板は、前記電源側配線パターンの、前記出力側コネクタの基板側端子に近接した位置に配置されたノイズ除去用の第3の抵抗を有しており、
前記ノイズ除去用の第1の抵抗と、前記ノイズ除去用の第2の抵抗と、前記ノイズ除去用の第3の抵抗は、前記フォトモスリレーの発光手段の電流制限抵抗を兼用していることを特徴とする遊技機である。
本発明における遊技機としては、典型的には、パチンコ機、アレンジボール機、雀球機、スロットマシン機がこれに該当する。また「扉または枠部材」としては、例えば遊技機がパチンコ機の場合であれば、遊技盤の前面を覆うべく内枠に開閉自在に装着されるガラス扉や、外枠に開閉自在に装着される内枠がこれに該当する。
本発明によれば、遊技機において、扉用または枠部材用の開閉検出器の接続線を流れるノイズによる影響を抑制する上で有効な技術が提供されることとなった。
以下、本発明の実施の形態に係るパチンコ機につき図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はパチンコ機100の全体を示す斜視図である。パチンコ機100は、本発明における「遊技機」の一例である。図1に示すように、パチンコ機100は、概括的には、外枠101、内枠(前面枠とも呼ばれる)103、遊技盤105、ガラス扉107等を主体にして構成される。内枠103はパチンコ機100の前方から見て左側縁部がヒンジ機構を介して外枠101に開閉自在に取り付けられる。遊技盤105は内枠103に前方から嵌め込まれた状態で取り付けられる。またガラス扉107は、パチンコ機100の前方から見て内枠103の左側縁部に個々にヒンジ機構を介して開閉自在に取り付けられている。ガラス扉107は、本発明における「扉」に対応し、内枠103は、本発明における「枠部材」に対応する。
なお図1では、内枠103が外枠101に対して開放され、ガラス扉107が内枠103に対して開放された状態が示されている。パチンコ機100における内枠103の裏面下部側および当該内枠103に装着された遊技盤105の裏面側には、主制御基板、副制御基板、表示制御基板、払出制御基板等、各種の基板が、それぞれ基板ボックスに収容された状態で配置されている。また内枠103には、ガラス扉107の開閉状態を検出する扉開閉スイッチ111、および当該内枠103の開閉状態を検出する枠開閉スイッチ121がそれぞれ取り付けられている。扉開閉スイッチ111および枠開閉スイッチ121は、それぞれが本発明における「開閉検出器」に対応する。
次に図2を参照して、ガラス扉107の扉開閉スイッチ111あるいは内枠103の枠開閉スイッチ121の信号を、主制御基板131を経由して外部端子板141からパチンコ機100の外部(機外)へ出力する構成につき、ガラス扉107の開閉状態を検出する扉開閉スイッチ111の場合で説明する。図2は扉開閉スイッチ111と、主制御基板131、および外部端子板141との電気的な接続を説明するガラス扉107の開閉状態検出回路図である。扉開閉スイッチ111、主制御基板131、および外部端子板141は、それぞれパチンコ機100に設けられている。図2に示すように、扉開閉スイッチ111の開閉状態の検出信号は、主制御基板131を経由して外部端子板141へと送られたのち、当該外部端子板141に設けられたフォトモスリレー(またはフォトモスカプラー)143によって機外の、例えばホールコンピュータ(便宜上図示省略)へ出力される構成とされる。フォトモスリレー143は、本発明における「出力回路」に対応する。
扉開閉スイッチ111と主制御基板131とは、スイッチ接続線(検出線)112,113によって接続され、主制御基板131と外部端子板141とは、外部端子板接続線132によって接続される。スイッチ接続線112,113は、主制御基板131に対して入力側コネクタ114を介して接続される。外部端子板接続線132は、主制御基板131に対して出力側コネクタ133を介して接続され、外部端子板141に対して入力側コネクタ142を介して接続される。また主制御基板131の入力側コネクタ114と出力側コネクタ133とは、主制御基板131上に配設された信号用の電源側配線パターン134によって接続される。電源側配線パターン134は、本発明における「接続回路」に対応する。
フォトモスリレー143は、発光手段と受光手段により構成されている。本実施の形態では、発光手段として発光ダイオード143aが用いられ、受光手段としてフォトトランジスター143bが用いられている。発光ダイオード143aは、主制御基板131から供給される電源145と接続されており、電流が流れることで光を放射する。他方、フォトトランジスター143bは、出力側コネクタ146を介して機外のホールコンピュータと接続されており、発光ダイオード143aから放射される光を受光することによってオン・オフする。
扉開閉スイッチ111は、可動片111aと、当該可動片111aに結合された電源側端子111bと、アース側端子111cとを有する。そして、ガラス扉107の開閉動作に伴い可動片111aがアース側端子111cに接触(オン)あるいは非接触(オフ)する構成とされ、例えばガラス扉107が開放したときにオンとなり、閉じたときにオフとなるように設定される。このように設定したときは、ガラス扉107が開放されると、扉開閉スイッチ111のオン動作に伴い発光ダイオード143aが通電して光を放射する。そして、これに対応してフォトトランジスター43bがオンし、ガラス扉107の開放状態を示す検出信号が機外へ出力される。
上記のように、扉開閉スイッチ111の開閉状態の検出信号を、主制御基板131を経由して機外へ出力する構成とされたガラス扉107の開閉状態検出回路において、主制御基板131における入力側コネクタ114の電源側の基板側端子114aと出力側コネクタ133の基板側端子133aとは、主制御基板131上に配設された電源側配線パターン134およびノイズ除去用の第1の抵抗136を介して接続されている。そして第1の抵抗136は、入力側コネクタ114に近接した位置に配設されている。また入力側コネクタ111aのアース側の基板側端子114bとアース端子135とは主制御基板131に配設されたアース側配線パターン137およびノイズ除去用の第2の抵抗138を介して接続されている。そして第2の抵抗138は、入力側コネクタ114に近接した位置に配設されている。このように、主制御基板131上の電源側配線パターン134とアース側配線パターン137の両方に抵抗136,138を配置する構成としている。第1の抵抗136および第2の抵抗138は、本発明における「ノイズ除去手段」に対応する。ノイズ除去手段である第1および第2の抵抗136,138と、主制御基板131上の電源側配線パターン134およびアース側配線パターン137の浮遊容量とによって、ノイズを除去するノイズ除去回路が形成される。なお、発光ダイオード143aには電流制限用の抵抗が接続される。本実施の形態では、第1および第2の抵抗136,138を発光ダイオード143aの電流制限用の抵抗としても用いている。例えば、第1および第2の抵抗136,138の合計抵抗値が前述した発光ダイオード143aの電流制限用の抵抗値となるように定められている。
上記のように構成されたガラス扉107の開閉状態検出回路においては、扉開閉スイッチ111の信号は、主制御基板131を介して外部端子板141上のフォトモスリレー143から機外へ出力する構成である。このため、他の電子部品からの電磁波や遊技媒体である遊技球による静電気等のノイズ151が、スイッチ接続線112,113に乗って主制御基板131へと進入し、このノイズ151によって主制御基板131上に配設されたCPU等が誤動作を引き起こすおそれがある。本実施の形態では、扉開閉スイッチ111と外部端子板141とを接続するべく主制御基板131上に配設されている電源側配線パターン134にノイズ除去用の第1の抵抗136を設けることによって電源側のスイッチ接続線112に乗ったノイズ151が主制御基板131に進入することを抑制し、これによって主制御基板131に配設されたCPU等の誤動作を防止することができる。
また本実施の形態では、電源側配線パターン134のみならず、アース側配線パターン137にもノイズ除去用の第2の抵抗138を設けている。これによって、アース側のスイッチ接続線113に乗ったノイズ151が主制御基板131に進入することを抑制し、これによって主制御基板131に配置されたCPU等の誤動作を防止する上で有効となる。
特に本実施の形態では、第1および第2の抵抗136,138を主制御基板131における入力側コネクタ114に近接した位置、すなわち主制御基板131の入口に配置しているため、ノイズ151の進入抑制をより効果的に行うことができる。
パチンコ機100においては、扉開閉スイッチ111(および枠開閉スイッチ121)は、パチンコ機100の構成上、主制御基板131から離れた位置に配置される。このため、扉開閉スイッチ111と主制御基板131とを接続するスイッチ接続線122,123の配線長さが長くなり、ノイズ151が進入し易い環境となるが、本実施の形態のように、電源側(信号側)およびアース側の両方にノイズ除去用としての第1の抵抗136、第2の抵抗138を配置してノイズ151の進入を抑制する構成とすれば、ノイズ151の進入を気にすることなく配線することが可能となり、例えばノイズ発生源となり得る他の電気回路を回避するような態様での配線を行なう必要がなくなり、配線上の簡便性を得ることができる。
ところで、出力回路を構成するフォトモスリレー143の回路には、発光ダイオード143aに流れる電流の大きさを制限するための電流制限用の抵抗が設けられる。本実施の形態では、ノイズ除去用として主制御基板131上の電源側配線パターン134とアース側配線パターン137に設けられた第1および第2の抵抗136,138を発光ダイオード143aの電流制限用の抵抗としても用いている。このため、第1および第2の抵抗136,138が発光ダイオード143aの電流制限抵抗を兼用する結果、フォトモスリレー143の回路における電流制限抵抗を省略できる。あるいは電流制限抵抗に小抵抗値のものを用いることができる。
なお上述した実施の形態は、下記の如く変更することができる。図3に示す変更例1においては、主制御基板131上の電源側配線パターン134には、第1の抵抗136に加え、出力側コネクタ133に近接した位置にノイズ除去用の第3の抵抗139を設けている。すなわち、電源側配線パターン134と出力側コネクタ133との間に、第3の抵抗139を配置した構成としている。なおその他の構成については、上述した実施の形態と同様である。
上記のように構成された変更例1によれば、第3の抵抗139を、主制御基板131上の電源側配線パターン134に出力側コネクタ133に近接して配置する構成のため、主制御基板131と外部端子板141とをつなぐ接続線132に乗ったノイズ151が当該主制御基板131に進入することを抑制できる。すなわち、変更例1では、入力側コネクタ114と出力側コネクタ133の両方につき、ノイズの進入を抑制できる。
また図4に示す変更例2においては、主制御基板131に配置される入力側コネクタ114と、主制御基板131に配置される出力側コネクタ133は、互いに隣接するように近接して配置された構成とされる。そして入力側コネクタ114および出力側コネクタ133には、通常、複数の端子が設定される。この変更例2では、入力側コネクタ114および出力側コネクタ133のそれぞれに設定される複数の端子のうち、最も近接した位置関係にある入力側コネクタ114の1つの基板側端子114aと出力側コネクタ133の1つの基板側端子133aを、それぞれ扉開閉スイッチ用(または枠開閉用スイッチ)とフォトモスリレー用の端子として設定している。
上記のように構成された変更例2によれば、入力側コネクタ114と出力側コネクタ133とを接続する電源側配線パターン134を短くできる。その結果、1つの抵抗136によって、スイッチ接続線112および外部端子板用の接続線132からのノイズの進入を抑制することが可能となり、合理的である。また電源側配線パターン134が短くなることで、ノイズの放射領域が少なくなり、スイッチ接続線112および外部端子板接続線132からノイズが主制御基板131に進入したとしても、当該ノイズによるCPU等への影響を極力減らすことができる。更には電源側配線パターン134が短くなることで、主制御基板131上にCPU等を形成する際の邪魔にならず、当該CPUを楽に形成することが可能となる。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内での変更が可能である。例えば、本実施の形態では、ガラス扉107の開閉状態を検出する扉開閉スイッチ111を例にして説明したが、内枠103の開閉状態を検出する枠開閉スイッチ121についても適用されるものである。また遊技機の一例としてパチンコ機100の場合で説明したが、これに限らず、例えばアレンジボール機、雀球機、スロットマシン等に適用できる。また扉開閉用あるいは枠開閉用のスイッチ111,121は、機械式スイッチに限定されず、種々の形式のスイッチを用いることができる。
また上述した実施の形態では、外部端子板141側から主制御基板131側へ電流が流れるように構成したが、主制御基板131側から外部端子板131側へ電流が流れるように構成することができる。この場合、発光ダイオード143aは、電流の流れる方向が図2と逆になるように接続される。このような構成にすると、外部端子板接続線132が接地された場合に発光ダイオード143aには過電流が流れないため、当該発光ダイオード143aの損傷を防止することができる。
上記発明の趣旨に鑑み、以下の如き態様が構成可能である。
(態様1)
「請求項1に記載の遊技機であって、
前記主制御基板は、
前記開閉検出器と接続される入力側コネクタと、
前記外部端子板と接続される出力側コネクタと、
前記入力側コネクタと前記出力側コネクタとを接続する電源側配線パターンと、
前記入力側コネクタをアース接点に接続するアース側配線パターンと、を有し、
前記電源側配線パターンにおける前記入力側コネクタに近接した位置および前記アース側配線パターンにおける前記入力側コネクタに近接した位置に、それぞれノイズ除去手段を配設したことを特徴とする遊技機。」
態様1に記載の発明によれば、請求項1に記載の遊技機における主制御基板は、開閉検出器と接続される入力側コネクタと、外部端子板と接続される出力側コネクタと、入力側コネクタと出力側コネクタとを接続する電源側配線パターンと、入力側コネクタをアース接点に接続するアース側配線パターンとを有する。そして、電源側配線パターンにおける入力側コネクタに近接した位置およびアース側配線パターンにおける入力側コネクタに近接した位置に、それぞれノイズ除去手段を配設した構成としている。態様1の発明は、電源側配線パターンとアース側配線パターンのそれぞれにノイズ除去手段を設ける構成のため、開閉検出器側と主制御基板とを接続する電源側およびアース側の各接続線を経てノイズが主制御基板に進入することを抑制できる。
(態様2)
「請求項1または態様1に記載の遊技機であって、
前記主制御基板は、
前記開閉検出器と接続される入力側コネクタと、
前記外部端子板と接続される出力側コネクタと、
前記入力側コネクタと前記出力側コネクタとを接続する電源側配線パターンと、を有し、
前記電源側配線パターンには、前記入力側コネクタに近接した位置と前記出力側コネクタに近接した位置の少なくとも一方にノイズ除去手段を配置したことを特徴とする遊技機。」
態様2に記載の発明によれば、請求項1または態様1に記載の遊技機における主制御基板は、開閉検出器と接続される入力側コネクタと、外部端子板と接続される出力側コネクタと、入力側コネクタと出力側コネクタとを接続する電源側配線パターンと、を有する。そして、電源側配線パターンには、入力側コネクタに近接した位置と出力側コネクタに近接した位置の少なくとも一方にノイズ除去手段を配置した構成としている。態様2の発明は、電源側配線パターンにつき、入力側コネクタ側と出力側コネクタ側の少なくとも一方にノイズ除去手段を設ける構成のため、開閉検出器側あるいは外部端子板側において、ノイズの主制御基板への進入を抑制できる。なおノイズ除去手段は、入力側コネクタ側と出力側コネクタ側の両方に設けるのが好ましい。
(態様3)
「請求項1、態様1または2のいずれかに記載の遊技機であって、
前記主制御基板は、
前記開閉検出器と接続される入力側コネクタと、
前記外部端子板と接続される出力側コネクタと、を有し、
前記入力側コネクタと前記出力側コネクタが互いに隣接するように近接した状態で配置されるとともに、前記入力側コネクタおよび前記出力側コネクタのそれぞれに設定される複数の端子のうち、最も近接した位置関係にある入力側コネクタの1つの基板側端子と出力側コネクタの1つの基板側端子を、それぞれ開閉検出器用と外部端子板用の基板側端子として設定し、それら基板側端子を互いに接続する前記電源側配線パターンに前記ノイズ除去手段が配置されていることを特徴とする遊技機。」
態様3に記載の発明によれば、請求項1、態様1または2のいずれかに記載の遊技機における主制御基板は、開閉検出器と接続される入力側コネクタと、外部端子板と接続される出力側コネクタとを有する。そして入力側コネクタと出力側コネクタが互いに隣接するように近接した状態で配置されるとともに、入力側コネクタおよび出力側コネクタのそれぞれに設定される複数の端子のうち、最も近接した位置関係にある入力側コネクタの1つの基板側端子と出力側コネクタの1つの基板側端子を、それぞれ開閉検出器用と外部端子板用の基板側端子として設定し、それら基板側端子を互いに接続する電源側配線パターンにノイズ除去手段が配置された構成とされる。
態様3の発明によれば、上記のように入力側コネクタと出力側コネクタとを接近した位置に配置することで、主制御基板上において、入力側コネクタの基板側端子と出力側コネクタの基板側端子を相互に接続する電源側配線パターンの配線距離を短くすることができる。その結果、1つのノイズ除去手段によって、開閉検出器および外部端子板からのノイズの進入を抑制できるとともに、ノイズが進入したときのノイズの放射領域が少なくなるため、当該ノイズによる主制御基板に配設されたCPU等への影響を極力減らすことができ、更には主制御基板上にCPUを形成する際の邪魔にならず、当該CPUを楽に形成できる。
(態様4)
「請求項1、態様1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記ノイズ除去手段は、抵抗によって構成されていることを特徴とする遊技機。」
(態様5)
「態様4に記載の遊技機であって、
前記外部端子板は、前記開閉検出器の検出信号を外部へ出力する出力回路を有し、当該出力回路は、通電することで光を発する発光手段と、当該発光手段が発した光を受光する受光手段により構成され、前記抵抗が前記発光手段の制限抵抗を兼用する構成としたことを特徴とする遊技機。」
態様5に記載の発明によれば、態様4に記載の遊技機における外部端子板は、開閉検出器の検出信号を外部へ出力する出力回路を有し、当該出力回路は、通電することで光を発する発光手段と、当該発光手段が発した光を受光する受光手段により構成される。そしてノイズ除去手段としての抵抗が発光手段の制限抵抗を兼用する構成としている。かかる構成とすることにより、本来発光手段に流れる電流の大きさを制限するべく設けられる制限抵抗を省略することができる。
パチンコ機の全体を示す斜視図である。 ガラス扉あるいは内枠の開閉状態を検出する検出回路を説明する図である。 変更例1を説明する図である。 変更例2を説明する図である。
符号の説明
100 パチンコ機(遊技機)
101 外枠
103 内枠(枠部材)
105 遊技盤
107 ガラス扉(扉)
111 扉開閉スイッチ(開閉検出器)
111a 可動片
111b 電源側端子
111c アース側端子
112,113 スイッチ接続線
114 入力側コネクタ
114a 基板側端子
121 枠開閉スイッチ(開閉検出器)
131 主制御基板
132 外部端子板接続線
133 出力側コネクタ
133a 基板側端子
134 電源側配線パターン
135 アース端子
136 ノイズ除去用の第1の抵抗(ノイズ除去手段)
137 アース側配線パターン
138 ノイズ除去用の第2の抵抗(ノイズ除去手段)
139 ノイズ除去用の第3の抵抗(ノイズ除去手段)
141 外部端子板
142 入力側コネクタ
143 フォトモスリレー(出力回路)
143a 発光ダイオード(発光手段)
143b フォトトランジスター(受光手段)
145 電源
146 出力側コネクタ
151 ノイズ

Claims (3)

  1. 扉または枠部材の開閉状態を検出する開閉検出器と、主制御基板と、外部端子板を有し、前記開閉検出器の検出信号を、前記主制御基板を経由して前記外部端子板へ出力する構成とされた遊技機であって、
    前記外部端子板は、
    入力側コネクタと、
    発光手段と受光手段により構成され、前記発光手段は、前記入力側コネクタと電源との間に接続されている、フォトモスリレーを有しており、
    前記主制御基板は、
    電源側の基板側端子とアース側の基板側端子を有し、前記開閉検出器と接続される入力側コネクタと、
    基板側端子を有し、前記外部端子板の入力側コネクタと接続される出力側コネクタと、
    前記入力側コネクタの電源側の基板側端子と前記出力側コネクタの基板側端子を接続する電源側配線パターンと、
    前記入力側コネクタのアース側の基板側端子とアース端子を接続するアース側配線パターンと、
    前記電源側配線パターンに配置されたノイズ除去用の第1の抵抗と、
    前記アース側配線パターンに配置されたノイズ除去用の第2の抵抗を有しており、
    前記ノイズ除去用の第1の抵抗と前記ノイズ除去用の第2の抵抗は、前記フォトモスリレーの発光手段の電流制限抵抗を兼用している
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記ノイズ除去用の第1の抵抗は、前記電源側配線パターンの、前記入力側コネクタの電源側の基板側端子に近接した位置または前記出力側コネクタの基板側端子に近接した位置に配置されており、
    前記ノイズ除去用の第2の抵抗は、前記アース側配線パターンの、前記入力側コネクタのアース側の基板側端子に近接した位置に配置されている
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記ノイズ除去用の第1の抵抗は、前記電源側配線パターンの、前記入力側コネクタの電源側の基板側端子に近接した位置に配置されており、
    前記ノイズ除去用の第2の抵抗は、前記アース側配線パターンの、前記入力側コネクタのアース側の基板側端子に近接した位置に配置されており、
    さらに、前記主制御基板は、前記電源側配線パターンの、前記出力側コネクタの基板側端子に近接した位置に配置されたノイズ除去用の第3の抵抗を有しており、
    前記ノイズ除去用の第1の抵抗と、前記ノイズ除去用の第2の抵抗と、前記ノイズ除去用の第3の抵抗は、前記フォトモスリレーの発光手段の電流制限抵抗を兼用している
    ことを特徴とする遊技機。
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