JP5033971B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、特に、扉や枠等の開閉部材が開いている(開状態にある)ことを報知することによって不正な遊技を防止する技術に関する。
遊技機は、点検等を行うために、開閉可能な開閉部材を有している。例えば、パチンコ機では、外枠に対して開閉可能な内枠と、内枠に対して開閉可能なガラス扉を有している。内枠は、例えば、遊技機の裏側の状態を点検する時等に開けられる。また、ガラス扉は、遊技領域等を点検する時等に開けられる。
ここで、このような内枠やガラス扉等の開閉部材を開けて、不正な遊技が行われることがある。例えば、内枠を開け、遊技機の裏側に設けられている制御回路を不正に動作させるあるいは不正な制御回路に取り替えることによって、また、ガラス扉を開け、遊技領域に設けられている始動口や入賞口に不正に遊技媒体を投入することによって、不正な遊技が行われることがある。
従来、内枠やガラス扉が開状態にあることを監視する技術が、特開平6−315564号公報(特許文献1参照)に記載されている。特開平6−315564号公報には、外枠に対する内枠の開閉状態を検出する内枠開閉検出器や内枠に対するガラス扉の開閉状態を検出する扉開閉検出器を各遊技機に設け、各遊技機に設けられている内枠開閉検出器や扉開閉検出器の検出信号を外部端子板を介して監視装置に出力し、監視装置は、各遊技機の外部端子板から出力された、内枠開閉検出器や扉開閉検出器の検出信号に基づいて、内枠あるいはガラス扉が開いている(開状態となっている)遊技機を判別する技術が開示されている。
特開平6−315564号公報
特開平6−315564号公報に開示されている技術を用いる場合、監視装置により、ガラス扉あるいは内枠が開いている遊技機を判別した場合、遊技店の係員は、判別された遊技機の状態を監視カメラで撮像した画像によって、あるいは、判別された遊技機の場所まで行って直接目視することによって、不正な遊技が行われている否かを確認する。このため、不正な遊技が行われることを迅速に確認することができない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、不正な遊技が行われることを迅速に判別することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの、
外枠と、前記外枠に対して開閉可能な内枠と、前記内枠に対して開閉可能なガラス扉と、前記内枠に配設されている遊技盤を備える遊技機であって、
前記内枠に配設され、前記内枠に対する前記ガラス扉の開閉状態を検出して扉開閉検出信号を出力する扉開閉検出器と、
前記内枠に配設され、前記外枠に対する前記内枠の開閉状態を検出して枠開閉検出信号を出力する枠開閉検出器と、
表示装置、音発生装置及び光発生装置のうちの少なくとも一つにより構成される報知装置と、
前記内枠に配設されている払出制御基板および外部端子板と、
前記遊技盤に配設されている主制御基板を備え、
前記外部端子板には、入力端子と出力端子が配設されているとともに、前記外部端子板の入力端子に入力された信号が、前記外部端子板の出力端子から出力されるように構成されており、
前記払出制御基板には、前記扉開閉検出器から出力される扉開閉検出信号が入力される入力端子と、前記枠開閉検出器から出力される枠開閉検出信号が入力される入力端子と、前記主制御基板の入力端子に接続される出力端子と、前記外部端子板の入力端子に接続される出力端子と、払出制御回路と、OR回路が配設されているとともに、前記払出制御基板の入力端子に入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号が、前記外部端子板の入力端子に接続されている前記払出制御基板の出力端子および前記OR回路に出力され、前記OR回路から出力される信号が、前記主制御基板の入力端子に接続されている前記払出制御基板の出力端子から出力されるように構成されており、
前記主制御回路は、前記払出制御基板の出力端子に接続されている前記主制御基板の入力端子に入力される信号が、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示した場合に、設定期間前記報知装置が前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを報知するように前記報知装置を制御することを特徴とする遊技機である。
なお、本発明の遊技機は、パチンコ機等の種々の遊技機を包含する。
枠開閉検出器および扉開閉検出器は、内枠及びガラス扉の開閉状態を検出することができればよく、種々の型式の検出器を用いることができる。例えば、機械式スイッチ等が用いられる。
本発明では、枠開閉検出信号と扉開閉検出信号を合成し、ガラス扉あるいは内枠が開状態にあるかガラス扉および内枠が閉状態にあるかを示す合成検出信号を出力するOR回路を用いている。OR回路を用いることにより、枠開閉検出信号と扉開放検出信号の伝送のための信号線や端子の数の増加を抑制することができる。
本発明では、主制御回路は、OR回路から出力される合成検出信号が、ガラス扉あるいは内枠が開状態にあることを示した場合には、第一の設定期間、報知装置がガラス扉あるいは内枠が開状態にあることを報知するように報知装置を制御する。
これにより、ガラス扉あるいは内枠を開けた後、扉開閉検出器あるいは枠開閉検出器を不正に操作して、合成検出信号がガラス扉及び内枠が閉状態にあることを示した場合でも、第1の設定期間の間は報知が行われる。したがって、遊技店の係員等は、報知装置の報知を確実に確認することができ、不正な遊技が行われることを確実に判別することができる。また、遊技機に対応する報知装置によって報知を行うことにより、当該遊技機の近傍にいる遊技者が当該遊技機に注目する。これにより、当該遊技機で不正な遊技が行われるのを抑制する効果を期待することができる。この点からも、不正な遊技が行われるのを防止することができる。
本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの、
外枠と、前記外枠に対して開閉可能な内枠と、前記内枠に対して開閉可能なガラス扉と、前記内枠に配設されている遊技盤を備える遊技機であって、
前記内枠に配設され、前記内枠に対する前記ガラス扉の開閉状態を検出して扉開閉検出信号を出力する扉開閉検出器と、
前記内枠に配設され、前記外枠に対する前記内枠の開閉状態を検出して枠開閉検出信号を出力する枠開閉検出器と、
表示装置、音発生装置及び光発生装置のうちの少なくとも一つにより構成される報知装置と、
前記内枠に配設されている払出制御基板および外部端子板と、
前記遊技盤に配設されている主制御基板を備え、
前記主制御基板には、入力端子と主制御回路が配設されており、
前記外部端子板には、入力端子と出力端子が配設されているとともに、前記外部端子板の入力端子に入力された信号が、前記外部端子板の出力端子から出力されるように構成されており、
前記払出制御基板には、前記扉開閉検出器から出力される扉開閉検出信号が入力される入力端子と、前記枠開閉検出器から出力される枠開閉検出信号が入力される入力端子と、前記主制御基板の入力端子に接続される出力端子と、前記外部端子板の入力端子に接続される出力端子と、払出制御回路と、OR回路が配設されているとともに、前記払出制御基板の入力端子に入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号が、前記外部端子板の入力端子に接続されている前記払出制御基板の出力端子および前記OR回路に出力され、前記OR回路から出力される信号が前記払出制御回路に出力されるように構成されており、
前記払出制御回路は、前記OR回路から出力される信号が、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示した場合に、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示すコマンド信号を、前記主制御基板の入力端子に接続されている前記払出制御基板の出力端子から出力し、
前記主制御回路は、前記払出制御基板の出力端子に接続されている前記主制御基板の入力端子に入力されるコマンド信号が、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示した場合に、設定期間前記報知装置が前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを報知するように前記報知装置を制御することを特徴とする遊技機である。
本発明では、枠開閉検出信号と扉開閉検出信号を合成した合成検出信号を、払出制御回路から主制御回路にコマンド信号の形態で伝送している。この場合、コマンド信号の伝送経路として、主コマンド信号を主制御回路から払出制御回路に伝送する信号経路(バス)を用いることができる、これにより、主制御基板や払出制御基板の端子の数を増加することなく、合成検出信号を伝送することができる。
請求項1および2に記載の遊技機を用いることにより、不正な遊技が行われることを迅速に判別することができる。
以下に、本発明をパチンコ機として構成した実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、パチンコ機100の全体を示す斜視図である。パチンコ機100は、本発明の「遊技機」の一例である。
図1に示すように、パチンコ機100は、外枠101、内枠(前面枠とも呼ばれる)102、遊技盤103、ガラス扉104等を主体にして構成されている。内枠102は、パチンコ機100の前方(遊技者側)から見て左側縁部が、ヒンジ機構(図示省略)により外枠101に対して開閉可能に取り付けられている。遊技盤103は、内枠102に取り付けられている。ガラス扉104は、パチンコ機100の前方から見て左側縁部が、ヒンジ機構により内枠102に対して開閉可能に取り付けられている。
支持部101は本発明の「支持部材」に対応し、内枠102は本発明の「第1の開閉部材」に対応し、ガラス扉104は本発明の「第2の開閉部材」に対応する。
なお、図1は、内枠102が外枠101に対して開いており(開状態となっており)、ガラス扉104が内枠102に対して開いている状態が示されている。
パチンコ機100の裏側には各種の基板が基板ボックスに収容された状態で配設されている。基板としては、例えば、主制御基板、副制御基板、払出制御基板、外部端子板、電源基板等が用いられる。なお、副制御基板に表示装置の制御機能を有する制御回路が配設されていない場合には、表示制御基板が用いられる。ここで、近年、資源の有効利用が要望されている。このため、機種によって仕様が異なる可能性が高い主制御基板や副制御基板は遊技盤103の裏側に配設され、異なる機種に対して共通に使用可能な払出制御基板や、外部に情報を出力するための外部端子板、電源基板等は内枠102の裏側に配設されている。各基板をこのように配設することにより、遊技盤103のみを交換することで機種変更に対処することができ、内枠102や払出制御基板等の資源を有効に利用することができる。
また、内枠102には、内枠102に対するガラス扉104の開閉状態を検出する扉開閉検出器105と、外枠101に対する内枠102の開閉状態を検出する枠開閉検出器106が取り付けられている。本実施の形態では、扉開閉検出器105、枠開閉検出器106としては、固定接点と可動接点を有するスイッチが用いられている(図7参照)。なお、スイッチとしては、ガラス扉104あるいは外枠101との当接によって可動接点が移動する機械式スイッチ等の種々のスイッチを用いることができる。
枠開閉検出器106は本発明の「枠開閉検出器」あるいは「第1の検出器」に対応し、扉開閉検出器105は本発明の「扉開閉検出器」あるいは「第2の検出器」に対応する。
次に、本発明の第1の実施の形態を、図2に示す概略ブロック図を用いて説明する。
本実施の形態のパチンコ機は、基板と、遊技用機器と、検出器を備えている。基板としては、主制御基板110、中継端子板120、副制御基板130、払出制御基板140、外部端子板150等が用いられている。遊技機用機器としては、特別図柄を用いて抽選結果を表示する特別図柄表示装置161、装飾図柄を用いて演出表示等を行う装飾図柄表示装置(表示装置)162、遊技者に遊技球を払い出す払出装置163、スピーカ(音発生装置)、LED等のランプ(光発生装置)が用いられている。検出器としては、遊技球が始動ゲートを通過したことあるいは始動入賞口に入球したことを検出して始動球検出信号を出力する始動球検出器107、遊技球が入賞口に入球したことを検出して入賞球検出信号を出力する入賞球検出器108、前述したガラス扉104の開閉状態を検出して扉開閉検出信号を出力する扉開閉検出器105、内枠102の開閉状態を検出して枠開閉検出信号を出力する枠開閉検出器106等が用いられている。
なお、図2には図示していないが、本実施の形態は、これ以外の種々の基板、遊技用機器、検出器が設けられている。
主制御基板110には、主制御回路111、ROMやRAMを含む記憶回路112等が配設されている。
主制御基板110には、端子110a〜110f等が設けられている。入力端子110a、110b、110fは、それぞれ、始動球検出器107、入賞球検出器108、払出制御基板140の出力端子140gに接続されている。また、出力端子110c、110dは、それぞれ、特別図柄表示装置161、中継端子板120を介して副制御基板130の端子130aに接続されている。入出力端子110eは、払出制御基板140の入出力端子140aが接続されている。
主制御回路111は、入力信号と、記憶回路112に書き込まれている情報(例えば、制御プログラムや各種の乱数発生プログラム等のプログラムや制御データ等の記憶情報)に基づいて主制御信号を出力する。
例えば、主制御回路111は、始動球検出器107から端子110aを介して始動球検出信号が入力されると、当たり判定用乱数を読み取り、読み取った当たり判定用乱数が当たり値と一致するか否かを判定する(抽選手段により抽選を行う)。また、変動表示時間判定用乱数を読み取る。そして、表示装置駆動信号を主制御信号として、端子110cを介して特別図柄表示装置161に出力する。これにより、特別図柄表示装置161には、特別図柄を用いて抽選結果が表示される。例えば、当たり判定用乱数が当たり値と一致する場合(抽選結果が当たりである場合)には、特別図柄表示装置161には、特別図柄が、変動表示時間判定用乱数に対応する変動表示時間の間変動表示された後、当たり特別図柄が停止表示される。一方、当たり判定用乱数が当たり値と一致しない場合(抽選結果がはずれである場合)には、特別図柄表示装置161には、特別図柄が、変動表示時間判定用乱数に対応する変動表示時間の間変動表示された後、はずれ特別図柄が停止表示される。
特別図柄表示装置161としては、処理負担が軽いLED等により構成される表示装置が用いられる。
さらに、主制御回路111は、抽選結果と変動表示時間(当たり判定用乱数と変動表示時間判定用乱数)を示す主コマンド信号を主制御信号として、出力端子110dを介して副制御回路131に出力する。
なお、コマンド信号は、共通のバスを介して伝送され、コマンド信号以外の制御信号は、専用の信号線を介して伝送される。図2では、太線がバスである。
また、主制御回路111は、当たり判定用乱数が当たり値と一致した場合(抽選結果が当たりである場合)には、変動表示時間経過後、大入賞口を開閉する大入賞口開閉部材を開制御する大入賞口制御信号を主制御信号として出力し、遊技者に有利な大当たり遊技状態を発生させる。同時に、大当たり遊技状態に対応する演出を行うことを指示する主コマンド信号を主制御信号として、端子110dから副制御回路131に出力する。大当たり遊技状態は、設定時間が経過したこと、あるいは、設定数の遊技球が大入賞口に入球したことにより終了する。
また、主制御回路111は、端子110bに入賞球検出信号が入力されると、所定数の遊技球を払い出すことを指示する主コマンド信号を主制御信号として、端子110eから払出制御回路141に出力する。
主制御回路111は、これ以外にも種々の制御を行う。
ここで、本実施の形態では、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを遊技店の係員等に迅速に知らせ、不正な遊技が行われていることを早期に判別可能とするために、遊技機のガラス扉104あるいは内枠102が開いている(開状態にある)時には、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていること(開状態にあること)を遊技機に設けられている報知装置により報知する。
本実施の形態では、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを報知する報知装置として、遊技機に設けられているスピーカ(音発生装置)164、ランプ(光発生装置)165、装飾図柄表示装置(表示装置)162のうちの少なくとも一つを用いている。なお、これ以外にも、例えば、遊技機に対応して設けられている呼出ランプを報知装置として用いることもできる。
本実施の形態では、主制御回路111は、端子110fに入力される、扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成した合成検出信号に基づいて、ガラス扉104と内枠102の一方が開いているか(開状態にあるか)あるいはガラス扉104および内枠102が閉じているか(閉状態にあるか)を判別する。そして、ガラス扉104と内枠102の一方が開いている場合には、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを報知することを指示する主コマンド信号を主制御信号として、端子110dから、スピーカ164、ランプ165、162を制御する副制御回路131に出力する。
ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを報知する報知態様は、適宜設定することができる。
例えば、LED等のランプ165を報知装置として用いる場合には、連続点灯させる態様、設定した周期で点滅点灯させる態様、設定した点灯色で点灯させる態様、設定した数のランプを点灯させる態様等を用いることができる。また、スピーカ164を報知装置として用いる場合には、設定した音を発生させる態様、設定したメロディを発生させる態様、設定したメッセージを発生させる態様等を用いることができる。例えば、スピーカ164から「ピンポーン」という音と「扉が開いています。」というメッセージを間欠的に発生させる。表示装置を報知装置として用いる場合には、設定した画像やメッセージを表示する態様を用いることができる。例えば、「扉が開いています。」というメッセージを表示装置に表示する。勿論、複数の報知装置の報知態様を組み合わせることもできる。例えば、スピーカ164から「ピンポーン」という音と「扉が開いています。」というメッセージを間欠的に発生させるとともに、ランプ165を点滅させる。
また、報知装置により報知する報知期間も適宜設定することができる。
例えば、ガラス扉104あるいは内枠102が開いている期間を報知期間として設定することができる。この場合には、扉開閉検出信号がガラス扉104が開状態であることを示しているか枠開閉検出信号が内枠102が開状態であることを示している間、または、合成検出信号がガラス扉104あるいは内枠102が開状態であることを示している間、報知装置により報知を行う。
ここで、ガラス扉104を開けた後、直ちに扉開閉検出器105を操作して、扉開閉検出信号あるいは合成検出信号がガラス扉104が閉じている(閉状態にある)ことを示すように設定した場合には、報知装置による報知が行われない、あるいは、報知装置による報知が単時間しか行われない。これは、内枠102についても同様である。この場合には、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを遊技店の係員等が判別することができない虞がある。
このため、ガラス扉104あるいは内枠102が開いている(開状態である)間報知装置による報知を行う場合には、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いた時(開状態となった時)に、設定期間の間は報知装置による報知を継続するように構成するのが好ましい。この設定期間は、本発明の「第1の設定期間」に対応する。
このように構成することにより、扉開閉検出信号あるいは枠開閉検出信号または合成検出信号が、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを示した後、単時間でガラス扉104及び内枠102が閉じていることを示した場合でも、ガラス扉104あるいは内枠102が開いた時点から設定期間の間、報知装置による報知が行われるため、遊技店の係員等はガラス扉104あるいは内枠102が開けられたことを判別することができる。
なお、ガラス扉104あるいは内枠102が開いた時点から設定期間の間、報知装置による報知を行わせる方法としては適宜の方法を用いることができる。例えば、扉開閉検出信号あるいは枠開閉検出信号または合成検出信号が、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを示した場合には、設定期間内にガラス扉104及び内枠102が閉じていることを示した場合でも、報知を行うことを示すコマンド信号を設定期間の間副制御回路131に出力するように主制御回路11を構成する方法を用いることができる。あるいは、報知を行うことを示すコマンド信号が主制御回路111から出力された場合には、報知を行うことを示すコマンド信号の出力が設定期間内に停止した場合でも、設定期間の間報知装置による報知を行うように副制御回路131を構成する方法を用いることができる。
あるいは、ガラス扉104および内枠102が閉じた時に、設定期間の間は報知装置による報知を継続するように構成するのが好ましい。この設定期間は、本発明の「第2の設定期間」に対応する。
このように構成することにより、扉開閉検出信号あるいは枠開閉検出信号または合成検出信号が、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを示した後、単時間でガラス扉104及び内枠102が閉じていることを示した場合でも、ガラス扉104あるいは内枠102が閉じたことを示した時点から設定期間の間、報知装置による報知が行われるため、遊技店の係員等はガラス扉104あるいは内枠102が開けられたことを判別することができる。
なお、ガラス扉104および内枠102が閉じた時点から設定期間の間、報知装置による報知を行わせる方法としては適宜の方法を用いることができる。例えば、扉開閉検出信号あるいは枠開閉検出信号または合成検出信号が、ガラス扉104および内枠102が閉じたことを示した場合には、報知を行うことを示すコマンド信号を設定期間の間副制御回路131に出力するように主制御回路11を構成する方法を用いることができる。あるいは、報知を行うことを示すコマンド信号の出力が停止した場合には、報知を行うことを示すコマンド信号の出力が停止してから設定期間の間報知装置による報知を継続するように副制御回路131を構成する方法を用いることができる。
副制御基板130には、副制御回路131、ROMやRAMを含む記憶回路132、音源IC133、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)(画像処理回路)134等が配設されている。
副制御基板130には、端子130a〜110d等が設けられている。入力端子130aは、主制御基板110の端子110dが中継端子板120を介して接続されている。また、出力端子130b、130c、130dは、それぞれ、スピーカ164、ランプ165、装飾図柄表示装置162に接続されている。
副制御回路131は、主制御回路111から出力された主制御信号と、記憶回路122に書き込まれている情報(例えば、制御プログラムや各種の乱数発生プログラム等のプログラムや制御データ等の記憶情報)に基づいて、副制御信号を出力する。
例えば、端子130aに入力された主コマンド信号で示される抽選結果情報が、抽選結果が当たりであることを示している場合(当たり判定用乱数が当たり値と一致する場合)には、当たり図柄用乱数を読み取るとともに、主コマンド信号で示される変動表示時間(変動表示時間判定用乱数で示される変動表示時間)に対応する当たり図柄変動パターン用乱数を読み取る。そして、読み取った当たり図柄用乱数と当たり図柄変動パターン用乱数により、装飾図柄表示装置162に表示する装飾図柄と変動パターンを決定する。一方、主コマンド信号が、抽選結果がはずれであることを示している場合(当たり判定用乱数が当たり値と一致しない場合)には、はずれ図柄判定用乱数を読み取るとともに、主コマンド信号で示される変動表示時間に対応するはずれ図柄変動パターン用乱数を読み取る。そして、読み取ったはずれ図柄用乱数とはずれ図柄変動パターン用乱数により、装飾図柄表示装置162に表示する装飾図柄と変動パターンを決定する。
そして、決定した装飾図柄(当たり図柄あるいははずれ図柄)を示す図柄情報と変動パターン(当たり図柄変動パターンあるいははずれ図柄変動パターン)を装飾図柄表示装置162に表示させるための表示制御信号をVDP134に出力する。
VDP134は、入力された表示制御信号に基づいて、記憶回路から装飾図柄画像情報、キャラクタ画像情報や背景画像情報等を読み出し、読み出した各画像情報を、大きさや配設位置を調整しながら合成することによって表示画面に対応するビットマップデータを作成する。そして、作成したビットマップデータに基づいて装飾図柄表示装置162に制御信号を出力する。
装飾図柄表示装置162としては、種々の演出表示を行うことができる液晶表示装置等が用いられる。
また、決定した変動パターンに応じた音による演出を行うために、決定した変動パターンを示す変動パターン情報を含む副コマンド信号(音コマンド信号)を副制御信号として音源IC23に出力する。音源IC23は、音制御回路と音制御用記憶回路を有しており、入力された副コマンド信号(音コマンド信号)と、音制御用記憶回路に記憶されている情報に基づいてスピーカ164を駆動する音制御信号を出力し、変動パターンに対応した音をスピーカ24から発生させる。
また、決定した変動パターンに応じた光による演出を行うために、決定した変動パターンに応じてランプ165を制御するランプ制御信号を出力する。
なお、装飾図柄表示装置162での装飾図柄の変動表示の開始時点及び終了時点は、特別図柄表示装置161での特別図柄の変動表示の開始時点及び終了時点と一致している。
また、副制御回路131は、端子130aに、報知を行うことを示す主コマンド信号が入力されると、報知装置として設定されているスピーカ164、ランプ166、装飾図柄表示装置162の少なくとも一つを制御して、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを示す報知を行う。
報知態様や報知期間については、前述したように適宜設定することができる。
払出制御基板140には、払出制御回路141、ROMやRAMを含む記憶回路142、合成回路143等が配設されている。
払出制御基板140には、端子140a〜140g等が設けられている。入出力端子140aは、主制御基板110の入出力端子110eが接続されている。出力端子140bは、払出装置163に接続されている。入力端子140c、140dは、それぞれ、扉開閉検出器105、枠開閉検出器106に接続されている。また、入力端子140c、140dは、それぞれ、配線パターンを介して出力端子140e、140fに接続されているとともに、合成回路143に接続されている。出力端子140gは、主制御基板110の入力端子110fに接続されている。
払出制御回路141は、入出力端子140aに入力された主コマンド信号と、記憶回路142に書き込まれている情報に基づいて、出力端子140bから払出制御信号を払出装置163に出力し、主コマンド信号で示される数の遊技球を払出装置163から払い出す。
合成回路143は、入力端子140c、140dにそれぞれ入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成し、ガラス扉104あるいは内枠120のいずれかが開状態にあることあるいはガラス扉104および内枠102が閉状態にあることを示す合成検出信号を生成する。そして、合成回路143は、生成した合成信号を、出力端子140gから主制御回路111に出力する。合成回路143としては、例えば、OR回路が用いられる。
外部端子板150は、端子150a〜150d等を有している。入力端子150a、150bは、それぞれ、払出制御基板140の出力端子140e、140fに接続されている。入力端子150a、150bは、それぞれ、フォトモスリレー151、152を介して出力端子150c、150dに接続されている。フォトモスリレーは、フォトカプラを用いた回路であり、非接触の信号経路を形成する。フォトモスリレー151、152の詳細は、図7を参照して後述する。
外部端子板150の出力端子150c、150dから出力される扉開閉検出信号、枠開閉検出信号は、ホールコンピュータ等の管理装置に出力される。
管理装置は、各遊技機の外部端子板150から出力される扉開閉検出信号、枠開閉検出信号に基づいて、ガラス扉104あるいは内枠102が開いている(開状態にある)遊技機を判別する。
本実施の形態では、扉開閉検出器105から出力されるガラス扉104の開閉状態を示す扉開閉検出信号と、枠開閉検出器106から出力される内枠102の開閉状態を示す枠開閉検出信号を、外部端子板150を介して外部に出力する。
また、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いている(開状態にある)場合には、遊技機に設けられている報知装置により、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いていることを報知する。これにより、遊技店の係員等は、各遊技機に対応して設けられている報知装置の報知を確認することによって、ガラス扉104あるいは内枠102が開いている遊技機を迅速に判別することができ、不正な遊技が行われている遊技機を迅速に判別することができる。さらに、遊技機に対応して設けられている報知装置により、ガラス扉が開いていることあるいは内枠が開いていることが報知されるため、当該遊技機の周囲にいる遊技者の注目が集まる。これにより、当該遊技機での不正な遊技を効果的に防止することができる。
また、扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成回路143で合成し、合成検出信号を払出制御基板140から主制御基板110に伝送している。これにより、一つの端子で扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を伝送することができ、端子の数が少ない基板を用いることができる。
次に、第2の実施の形態を図3に示す。第1の実施の形態では、扉開閉検出信号および枠開閉検出信号を専用の信号線を介して払出制御基板140から主制御基板110に伝送したが、本実施の形態では、共通の信号線(バス)を介して伝送している。
第2の実施の形態は、主制御基板210、払出制御基板240が第1の実施の形態の主制御基板110、払出制御基板140と異なっており、他の構成は同じである。
主制御基板210は、第1の実施の形態の主制御基板110の端子110a〜110eと同様の端子210a〜210eを有しているが、第1の実施の形態の主制御基板110の端子110fに対応する端子は有していない。
払出制御基板240は、第1の実施の形態の払出制御基板140の端子140a〜140fと同様の端子240a〜240fを有しているが、第1の実施の形態の払出制御基板140の端子140gに対応する端子は有していない。そして、払出制御基板240に配設されている合成回路243は、入力端子240c、240dそれぞれに入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成し、合成検出信号を払出制御回路241に入力している。
払出制御回路241は、入出力端子240aに入力された主コマンド信号と、記憶回路242に書き込まれている情報に基づいて、出力端子240bから払出制御信号を払出装置163に出力し、主コマンド信号で示される数の遊技球を払出装置163から払い出す。
また、払出制御回路241は、入力された合成検出信号をコマンドに変換し、入出力端子240aから主制御回路211に出力する。
そして、主制御回路211は、入出力端子210eに入力されたコマンド信号で示される合成検出信号に基づいてガラス扉104の開閉状態及び内枠102の開閉状態を判別し、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いている場合には、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを報知することを示す主コマンド信号を主制御信号として出力端子210dから副制御回路131に出力する。
本実施の形態では、扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成した合成検出信号を、払出制御回路241から主制御回路211にコマンド信号の形態で伝送している。この場合、コマンド信号の信号径路としては、主コマンド信号を主制御回路211から払出制御回路241に伝送する信号経路(バス)を用いることができる。これにより、主制御基板210や払出制御基板240の端子の数を増加することなく、合成検出信号を伝送することができる。
次に、第3の実施の形態を図4に示す。第2の実施の形態では、扉開閉検出信号および枠開閉検出信号を合成回路243で合成し、合成検出信号を払出制御回路241に入力したが、本実施の形態では、扉開閉検出信号および枠開閉検出信号を払出制御回路341に入力している。
第3の実施の形態は、払出制御基板340が第2の実施の形態の払出制御基板240と異なっており、他の構成は同じである。
払出制御基板340は、第2の実施の形態の払出制御基板240の端子240a〜240fと同様の端子340a〜340fが設けられている。扉開閉検出器105、枠開閉検出器106が接続されている入力端子340c、340dは、出力端子340e、340fに接続されているとともに、払出制御回路341の入力端子に接続されている。
払出制御回路341は、入出力端子340aに入力された主コマンド信号と、記憶回路242に書き込まれている情報に基づいて、出力端子340bから払出制御信号を払出装置163に出力する。
また、払出制御回路341は、入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成し、ガラス扉104あるいは内枠120のいずれかが開状態にあることあるいはガラス扉104および内枠102が閉状態にあることを示す合成検出信号を生成する。そして、生成した合成検出信号をコマンドに変換し、入出力端子340aから主制御回路211に出力する。
主制御回路211は、第2の実施の形態の主制御回路と同様の処理を実行する。
なお、本実施の形態の、扉開閉検出信号および枠開閉検出信号それぞれを伝送する技術は、以下に他の実施の形態にも使用することができる。
次に、第4の実施の形態を図5に示す。第1〜第3の実施の形態では、扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を払出制御基板に入力したが、本実施の形態では、扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を主制御基板に入力している。
第4の実施の形態は、主制御基板410、払出制御基板440が第1の実施の形態の主制御基板110、払出制御基板140と異なっており、他の構成は同じである。
払出制御基板440は、第1の実施の形態の払出制御基板140の端子140a、140bと同様の端子440a、440bが設けられているが、端子140g、合成回路143は設けられていない。払出制御回路441は、第1の実施の形態の払出制御回路141と同様の処理を実行する。
主制御基板410は、第1の実施の形態の主制御基板110の端子110a〜110eと同様の端子410a〜410eと、端子410f〜410iと合成回路413が設けられている。入力端子440f、440gは、それぞれ、扉開閉検出器105、枠開閉検出器106が接続されている。また、入力端子440f、440gは、出力端子440h、440iに接続されているとともに、合成回路413に接続されている。出力端子440h、440iは、外部端子板150の入力端子150a、150bに接続されている。
合成回路413は、端子440f、440gに入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成し、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いていることあるいはガラス扉104および内枠102が閉じていることを示す合成信号を生成し、主制御回路111に入力する。
主制御回路411は、始動球検出信号や入賞球検出信号と、記憶回路412に記憶されている情報に基づいて、主コマンド信号を主制御信号として副制御回路131、払出制御回路441に出力する。
また、主制御回路411は、合成回路413から入力された合成検出信号に基づいて、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いているかあるいはガラス扉104および内枠102が開いているか否かを判別する。そして、ガラス扉104あるいは内枠102が開いている時に報知を行うことを示す主コマンド信号を主制御信号として、出力端子110dを介して副制御回路131に出力する。
次に、第5の実施の形態を図6に示す。第4の実施の形態では、扉開閉検出信号および枠開閉検出信号を主制御基板に入力したが、本実施の形態では、扉開閉検出信号および枠開閉検出信号を副制御基板に入力している。
第5の実施の形態は、主制御基板210、副制御基板530が第4の実施の形態の主制御基板410、副制御基板130と異なっており、他の構成は同じである。
主制御基板410は、第5の実施の形態の主制御基板410の端子410a〜410eと同様の端子210a〜210eが設けられているが、端子410f〜410iに対応する端子と合成回路は設けられていない。
主制御回路211は、始動球検出信号や入賞球検出信号と、記憶回路212に記憶されている情報に基づいて、主コマンド信号を主制御信号として副制御回路531、払出制御回路441に出力する。
副制御基板530は、第4の実施の形態の副制御基板130の端子130a〜110dと同様の端子530a〜530dと、端子530e〜530fと合成回路535が設けられている。入力端子530e、530fには、それぞれ、扉開閉検出器105、枠開閉検出器106が接続されている。また、入力端子550e、550fは、それぞれ、出力端子540g、550hに接続されているとともに、合成回路413に接続されている。
合成回路535は、入力端子550e、550fに入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成し、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いていることあるいはガラス扉104および内枠102が閉じていることを示す合成信号を生成し、副制御回路531に入力する。
合成回路535は、端子530e、530fそれぞれに入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号を合成し、ガラス扉104の開閉状態と内枠102の開閉状態を示す合成検出信号を生成して副制御回路531に入力する。
副制御回路531は、入力端子530aに入力された主コマンド信号と記憶回路532に記憶されている情報に基づいて、音源IC533、VDP534、ランプ165等に副制御信号を出力する。
また、副制御回路531は、合成回路535から入力された合成検出信号に基づいて、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いていることあるいはガラス扉104および内枠102が閉じていることを判別し、ガラス扉104あるいは内枠102の一方が開いている場合に、報知装置により、ガラス扉104あるいは内枠102が開いていることを報知する。
第5の実施の形態では、ガラス扉104あるいは内枠102が開いている場合に報知装置を制御する副制御回路が配設されている副制御基板に入力しているため、払出制御基板や主制御基板を取り替える必要がない。
以上の実施の形態では、扉開閉検出器105や枠開閉検出器106の検出信号は、払出制御基板、主制御基板、副制御基板と外部端子坂を介して、パチンコ機100の外部(例えば、ホールコンピュータ等の管理回路)に出力されている。扉開閉検出器105や枠開閉検出器106は、接続線を介して払出制御基板、主制御基板、副制御基板に接続される。この場合、他の電子部品から発生した電磁波や遊技球の摺動によって発生した静電気等のノイズがこの接続線に乗って払出制御基板、、主制御基板、副制御基板に進入し、このノイズによって、払出制御基板、主制御基板、副制御基板に配設されているCPU等が誤動作する虞がある。ノイズが接続線を介して払出制御基板240に進入するのを防止するには、接続線の長さを短くするのが好ましい。しかしながら、接続線の長さを短くするには限界がある。
そこで、接続線を介して進入するノイズによる影響を低減することができる第6の実施の形態を図7に示す。図7は、内枠102に対するガラス扉104の開閉状態を検出する扉開閉検出器105の検出信号を、払出制御基板140及び外部端子坂150を介して、遊技機100の外部(例えば、ホールコンピュータ)に出力する場合を示している。
なお、外枠101に対する内枠102の開閉状態を検出する枠開閉検出器106の検出信号を、払出制御基板140及び外部端子坂150を介して、遊技機100の外部に出力する場合にも同様の方法を用いることができる。
第6の実施の形態のノイズ除去技術は、他の実施の形態にも適用することができる。
扉開閉検出器105は、電源側端子(第1の固定接点)105a、アース側端子(第2の固定接点)105b、電源側端子105aとアース側端子105bとの接続及び遮断を行う可動片(可動接点)105cを有している。本実施の形態では、可動片105cは、内枠102に対してガラス扉104が閉じている時(閉状態の時)には、電源側端子105aとアース側端子105bが接続され、開いている時(開状態の時)には、電源端子105aとアース側端子105cが遮断されるように、可動片105cが移動する。
そして、扉開閉検出器105と払出制御基板140は、接続線105A、105Bによって接続される。接続線(電源側検出線)105Aは、扉開閉検出器105の電源側端子105aと払出制御基板140の電源側入力端子140c1との間に接続され、接続線(アース側検出線)105Bは、扉開閉検出器105のアース側端子105bと払出制御基板140のアース側入力端子140c2との間に接続される。
払出制御基板140の電源側入力端子140c1と電源側出力端子140e1の間には、電源側配線パターン144Aを介してノイズ除去用の第1の抵抗145Aが接続されている。第1の抵抗145Aは、電源側入力端子140c1に近接した位置に配設されている。
また、払出制御基板140のアース側入力端子140c2とアース(接地)Eとの間には、アース用配線パターン144Bを介してノイズ除去用の第2の抵抗145C、抵抗146a、146bが直列に接続されている。第2の抵抗145Cは、アース側入力端子140c2に近接した位置に配設されている。
第1の抵抗145Aおよび第2の抵抗145Cは、本発明の「ノイズ除去手段」に対応する。
さらに、電源VccとアースEとの間には、配線パターンを介して抵抗146cとトランジスタ146dが直列に接続されている。トランジスタ146dのベース端子は、抵抗146aと146bの接続点に接続されている。抵抗146cとトランジスタ146dの接続点は、合成回路143あるいは払出制御回路141に接続される。
電源側配線パターン144A、アース側配線パターン144Bは、本発明の「接続回路」に対応する。
外部端子坂150には、フォトモスリレー151、152が配設されている。なお、フォトモスリレー151と152は同じ構成であるため、フォトモスリレー151について説明する。
フォトモスリレー151は、発光手段と受光手段を有している。本実施の形態では、発光手段として発光ダイオード151aを用い、受光手段としてフォトトランジスタ151bが用いられている。なお、フォトトランジスタは、一般的には、フォトダイオードとトランジスタによって構成される。
発光ダイオード151aは、Vcc電源と電源側入力端子150a1との間に接続されている。
また、電源側出力端子150c1とアース側出力端子150c2の間には、フォトトランジスタ151bが接続されている。
そして、外部端子坂150の電源側入力端子150a1と払出制御基板140の電源側出力端子140e1の間には、接続線(電源側出力線)150Aが接続されている。
外部端子坂150の電源側出力端子150c1及びアース側出力端子150c2から出力される扉開閉検出信号は、扉開閉検出器105の動作状態に応じて以下のように変化する。
ガラス扉104が閉じている時(閉状態の時)には、電源側固定接点103aとアース側固定接点105bが遮断される(オフ状態となる)。このため、発光ダイオード151aへの電圧の印加が停止し、発光ダイオード151aは光を放射しない。したがって、フォトトランジスタ151bがオフ状態となり、電源側出力端子150c1は、ガラス扉104が閉状態にあることを示す開放状態となる。
一方、ガラス扉104が開いている時(開状態の時)には、電源側固定接点103aとアース側固定接点105bが接続される(オン状態となる)。これにより、発光ダイオード151aに電圧が印加されるため、発光ダイオード151aが光を放射する。この場合、フォトトランジスタ151bが、発光ダイオード151aから放射される光を受光するためオン状態となる。したがって、電源側出力端子150c1は、ガラス扉104が開状態にあることを示すアース(接地)電位となる。
上記のように、本実施の形態では、払出制御基板140の電源側検出端子140c1と電源側出力端子140e1が、払出制御基板140上に配設されている電源側配線パターン144Aおよびノイズ除去用の第1の抵抗145Aを介して接続されている。そして、第1の抵抗145Aは、電源側検出端子140c1に近接した位置に配設されている。
また、払出制御基板140のアース側検出端子140c2とアースの間には、アース側配線パターン144Bとノイズ除去用の第2の抵抗145Cが配設されている。そして、第2の抵抗145Cは、アース側検出端子140c2に近接した位置に配設されている。
ここで、第1の抵抗145Aと払出制御基板140に配設されている電源側配線パターン144Aの浮遊容量とによって、また、第2の抵抗145Cと払出制御基板140に配設されているアース側配線パターン144Bの浮遊容量とによって、ノイズを除去するノイズ除去回路が形成される。
これにより、扉開閉検出器105と払出制御基板140との間に接続されている電源側検出線105Aやアース側検出線105Bに乗ったノイズが払出制御基板140に進入することを抑制することができ、払出制御基板140に配設されているCPU等の誤動作を防止することができる。
特に,本実施の形態では、第1の抵抗145Aおよび第2の抵抗145Cを払出制御基板140の電源側入力端子140c1およびアース側入力端子140c2に近接した位置、すなわち、払出制御基板140の入口に配置しているため、ノイズの進入をより効果的に抑制することができる。
本実施の形態の技術を用いることにより、ノイズの進入を気にすることなく配線することが可能となる。例えば、ノイズ発生源となり得る他の電気回路を回避するような態様で配線を行う必要がなくなる。これにより、配線設計や配線作業が容易となる。
通常、発光ダイオードを用いる場合には、発光ダイオードを流れる電流の大きさを制限するための電流制限用の抵抗が設けられる。
本実施の形態では、ノイズ除去用として払出制御基板140に配設されている第1の抵抗145Aおよび第2の抵抗145Cを、フォトモスリレー151を構成する発光ダイオード151aの電流制限用の抵抗として用いることができる。この場合には、第1の抵抗145Aおよび第2の抵抗145Cを、ノイズ除去用および発光ダイオード151aの電流制限用として兼用することができる。これにより、フォトモスリレー151の発光ダイオード151aの電流制限用抵抗を省略でき、あるいは、電流制限用抵抗として抵抗値が小さい抵抗を用いることができる。
第6の実施の形態では、払出制御基板140の入力端子(電源側入力端子140c1、アース側入力端子140c2)に近接する位置にノイズ除去用の抵抗を設けたが、出力端子に近接する位置にもノイズ除去用の抵抗を設けることもできる。出力端子に近接する位置にもノイズ除去用の抵抗を設けた第7の実施の形態を図8に示す。
本実施の形態では、払出制御基板140の電源側配線パターン144Aに、電源側入力端子140c1に近接する位置にノイズ除去用の第1の抵抗145Aを設けているとともに、電源側出力端子140e1に近接する位置にノイズ除去用の第3の抵抗145Bを設けている。すなわち、電源側配線パターン144Aと電源側入力端子140e1の間に、第3の抵抗145Bを設けている。その他の構成については、第5の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、払出制御基板140の電源側配線パターン144Aの電源側出力端子140e1に近接した位置にノイズ除去用の第3の抵抗145Bが設けられているため、払出制御基板140と外部端子板150を接続する接続線(電源側出力線)150Aに乗ったノイズが払出制御基板140に進入するのを抑制することができる。すなわち、本実施の形態では、電源側入力端子140c1と電源側出力端子140e1の両方に対して、ノイズの進入を抑制することができる。
第7の実施の形態では、電源側入力端子および電源側出力端子に近接する位置それぞれにノイズ除去用の抵抗を設けることによって電源側入力端子および電源側出力端子の両方からのノイズの進入を抑制したが、一つの抵抗によって電源側入力端子および電源側出力端子の両方からのノイズの進入を抑制することもできる。一つの抵抗によって電源側入力端子および電源側出力端子の両方からのノイズの進入を抑制することもできる第8の実施の形態を図9に示す。
本実施の形態では、電源側入力端子140c1と電源側出力端子140e1を、互いに隣接するように近接して払出制御基板140に配設している。例えば、複数の入力端子を有する入力用コネクタと複数の出力端子を有する出力用コネクタを隣接して配設するとともに、入力用コネクタおよび出力用コネクタのそれぞれに設定される複数の端子のうち、最も近接した位置関係にある入力端子と出力端子を、それぞれ扉開閉検出器105(または枠開閉検出器106)の電源用入力端子と電源用出力端子として設定する。
本実施の形態では、電源側入力端子140c1と電源側出力端子140e1を接続する電源側配線パターン144Aを短くすることができる。このため、1つの抵抗145Aによって、電源側入力線105Aおよび電源側出力線150Aからのノイズの進入を抑制することが可能となり、合理的である。また、電源側配線パターン144Aが短くなることで、ノイズの放射領域が少なくなり、電源側入力線105Aおよび電源側出力線150Aからノイズが払出制御基板140に進入したとしても、当該ノイズによるCPU等への影響を極力低減することができる。更には、電源側配線パターン144Aが短くなることで、払出制御基板140にCPU等を配設する際に邪魔にならず、当該電気回路を容易に配設することが可能となる。
なお、第6〜第8の実施の形態では、外部端子板150側から払出制御基板140側へ電流が流れるように構成したが、払出制御基板140側から外部端子板150側へ電流が流れるように構成することもできる。この場合、発光ダイオード151aは、電流が流れる方向が図7〜図9と逆になるように接続される。このような構成にすると、外部端子板接続線150が接地された場合に発光ダイオード151aに過電流が流れないため、発光ダイオード151aの損傷を防止することができる。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で変更、追加、削除が可能である。
第2開閉部材であるガラス扉104の開閉状態を検出する扉開閉検出器105や第1開閉部材である内枠102の開閉状態を検出する枠開閉検出器106としては、種々の形式の検出器を用いることができる。
各実施の形態で用いている技術は、単独で用いることもできるし、複数を組み合わせて用いることもできる。
本発明をパチンコ機100として構成した場合について説明したが、本発明は、パチンコ機以外の種々の型式の遊技機として構成することができる。
本発明は、以下のように構成することもできる。
例えば、「(態様1)請求項1の遊技機であって、前記報知制御回路は、前記合成検出信号が、前記ガラス扉および前記内枠が閉状態であることを示すまで前記報知装置を制御することを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
本発明では、合成検出信号が、ガラス扉および内枠が閉状態であることを示すまで報知装置による報知を行う。
本発明では、内枠あるいはガラス扉が開いている間報知を行うため、不正な遊技が行われるのを効果的に防止することができる。
また、「(態様2)請求項1または態様1の遊技機であって、前記報知制御回路は、前記合成検出信号が、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示した場合には、少なくとも第1の設定期間前記報知装置を制御することを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
本発明では、合成検出信号が、ガラス扉あるいは内枠が開状態にあることを示した場合には、少なくとも第1の設定期間報知装置による報知を行う。
これにより、ガラス扉あるいは内枠を開けた後、扉開閉検出器あるいは枠開閉検出器を不正に操作して、合成検出信号が、ガラス扉及び内枠が閉状態にあることを示した場合でも、第1の設定期間の間は報知が行われる。したがって、遊技店の係員等は、報知装置の報知を確実に確認することができ、不正な遊技が行われることを確実に判別することができる。
また、「(態様3)請求項1、態様1または2のいずれかの遊技機であって、前記報知制御回路は、前記合成検出信号が、前記ガラス扉および前記内枠が閉状態にあることを示した場合には、第2の設定期間経過した後に、前記報知装置が前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを報知するのを停止するように前記報知装置を制御することを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
本発明では、合成検出信号が、ガラス扉および内枠が閉状態にあることを示した場合には、第2の設定期間経過するまで報知を継続する。
これにより、ガラス扉あるいは内枠を開けた後、扉開閉検出器あるいは枠開閉検出器を不正に操作して、合成検出信号が、ガラス扉及び内枠が閉状態にあることを示した場合でも、第2の設定期間の間は報知が行われる。したがって、遊技店の係員等は、報知装置の報知を確実に確認することができ、不正な遊技が行われることを確実に判別することができる。
また、「(態様4)請求項1、態様1〜3のいずれかの遊技機であって、表示装置、音発生装置及び光発生装置のうちの少なくとも一つにより構成される遊技用機器と、遊技状態に応じて前記遊技用機器を制御する遊技用機器制御回路を備え、前記報知装置を構成する表示装置、音発生装置及び光発生装置のうちの少なくとも一つとして、前記遊技用機器を構成する表示装置、音発生装置及び光発生装置のうちの少なくとも一つが用いられ、前記報知制御回路として、前記遊技用機器制御回路が用いられていることを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
本発明では、報知装置を構成する表示装置、音発生装置及び光発生装置のうちの少なくとも一つとして、遊技機に設けられている遊技用機器を構成する表示装置、音発生装置、光発生装置のうちの少なくとも一つとして、遊技機に設けられている遊技用機器を用い、報知制御回路として、遊技用機器を制御する遊技用機器制御回路を用いている。
本発明では、追加の装置を必要とせずに報知を行うことができる。
また、「(態様5)請求項1、態様1〜4のいずれかの遊技機であって、遊技用機器と、前記遊技用機器を制御する制御回路と、前記制御回路が配設されている制御基板と、前記扉開閉検出信号及び前記枠開閉検出信号を外部に出力する外部端子板を備え、前記扉開閉検出器は、扉開閉検出信号を出力する第1の端子と第2の端子を有し、前記枠開閉検出器は、枠開閉検出信号を出力する第1の端子と第2の端子を有し、前記外部端子板は、第1の入力端子と第2の入力端子を有し、前記制御基板は、前記扉開閉検出器の第1の端子、第2の端子それぞれに接続される第1の入力端子、第2の入力端子と、前記枠開閉検出器の第1の端子、第2の端子それぞれに接続される第3の入力端子、第4の入力端子と、前記外部端子板の第1の入力端子、第2の入力端子それぞれに接続される第1の出力端子、第2の出力端子と、前記第1の入力端子と前記第1の出力端子を接続する第1の電源側配線パターンと、前記第2の入力端子とアースを接続する第1のアース側配線パターンと、前記第3の入力端子と前記第2の出力端子を接続する第2の電源側配線パターンと、前記第4の入力端子とアースを接続する第2のアース側配線パターンと、前記第1の電源側配線パターンの前記第1の入力端子に近接した位置あるいは前記第1の出力端子に近接した位置の少なくとも一方に設けられた第1のノイズ除去手段と、前記第1のアース側配線パターンの前記第2の入力端子に近接した位置に設けられた第2のノイズ除去手段と、前記第2の電源側配線パターンの前記第3の入力端子に近接した位置あるいは前記第2の出力端子に近接した位置の少なくとも一方に設けられた第3のノイズ除去手段と、前記第2のアース側配線パターンの前記第4の入力端子に近接した位置に設けられた第4のノイズ除去手段を有していることを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
本発明では、扉開閉検出信号及び枠開閉検出信号を制御基板を介して外部端子坂に出力する場合に、制御基板に設けられている、入力端子と出力端子を接続する電源側配線パターンの入力端子に近接する位置あるいは出力端子に近接する位置の少なくとも一方、アース側配線パターンの入力端子に近接する位置にノイズ除去手段を設けている。
これにより、制御基板に配設されている電源側配線パターンあるいはアース側配線パターンに入力端子側あるいは出力端子側からノイズが進入するのを防止することができる。
パチンコ機の全体を示す斜視図である。 第1の実施の形態の概略ブロック図である。 第2の実施の形態の概略ブロック図である。 第3の実施の形態の概略ブロック図である。 第4の実施の形態の概略ブロック図である。 第5の実施の形態の概略ブロック図である。 第6の実施の形態の要部ブロック図である。 第7の実施の形態の要部ブロック図である。 第8の実施の形態の要部ブロック図である。
符号の説明
100 パチンコ機
101 外枠(支持部)
102 内枠(第1の開閉部)
103 遊技盤
104 ガラス扉(第2の開閉部)
105 扉開閉検出器(第1の検出器)
105a 電源側端子(第1固定端子)
105b アース側端子(第2固定端子)
105c 可動片(可動端子)
105A、105B 接続線
106 枠開閉検出器(第2の検出器)
107 始動球検出器
108 入賞球検出器
110、210、410 主制御基板
110a〜110f、130a〜130d、140a〜140g、140c1、140c2、140e1、150a1、150c1、150c2、210a〜210e、240a〜240f、340a〜340f、410a〜410e、410g、410h、440a〜440f、530a〜530f 端子
112、132、142、212、242、312、332、442 記憶回路
111、211、411 主制御回路
120 中継端子板
130、530 副制御基板
131、531 副制御回路
133、533 音源IC
134、534 VDP
140、240、340、440 払出制御基板
141、241、341、441 払出制御回路
143、243、413、535 合成回路
145A、145B、145C 抵抗(ノイズ除去手段)
146a〜146c 抵抗
146d トランジスタ
150 外部端子板
151、152 フォトモスリレー
151a 発光ダイオード
151b フォトトランジスタ
161 特別図柄表示装置
162 装飾図柄表示装置
163 払出装置
164 スピーカ
165 ランプ(LED)

Claims (2)

  1. 外枠と、前記外枠に対して開閉可能な内枠と、前記内枠に対して開閉可能なガラス扉と、前記内枠に配設されている遊技盤を備える遊技機であって、
    前記内枠に配設され、前記内枠に対する前記ガラス扉の開閉状態を検出して扉開閉検出信号を出力する扉開閉検出器と、
    前記内枠に配設され、前記外枠に対する前記内枠の開閉状態を検出して枠開閉検出信号を出力する枠開閉検出器と、
    表示装置、音発生装置及び光発生装置のうちの少なくとも一つにより構成される報知装置と、
    前記内枠に配設されている払出制御基板および外部端子板と、
    前記遊技盤に配設されている主制御基板を備え、
    前記外部端子板には、入力端子と出力端子が配設されているとともに、前記外部端子板の入力端子に入力された信号が、前記外部端子板の出力端子から出力されるように構成されており、
    前記払出制御基板には、前記扉開閉検出器から出力される扉開閉検出信号が入力される入力端子と、前記枠開閉検出器から出力される枠開閉検出信号が入力される入力端子と、前記主制御基板の入力端子に接続される出力端子と、前記外部端子板の入力端子に接続される出力端子と、払出制御回路と、OR回路が配設されているとともに、前記払出制御基板の入力端子に入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号が、前記外部端子板の入力端子に接続されている前記払出制御基板の出力端子および前記OR回路に出力され、前記OR回路から出力される信号が、前記主制御基板の入力端子に接続されている前記払出制御基板の出力端子から出力されるように構成されており、
    前記主制御回路は、前記払出制御基板の出力端子に接続されている前記主制御基板の入力端子に入力される信号が、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示した場合に、設定期間前記報知装置が前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを報知するように前記報知装置を制御することを特徴とする遊技機。
  2. 外枠と、前記外枠に対して開閉可能な内枠と、前記内枠に対して開閉可能なガラス扉と、前記内枠に配設されている遊技盤を備える遊技機であって、
    前記内枠に配設され、前記内枠に対する前記ガラス扉の開閉状態を検出して扉開閉検出信号を出力する扉開閉検出器と、
    前記内枠に配設され、前記外枠に対する前記内枠の開閉状態を検出して枠開閉検出信号を出力する枠開閉検出器と、
    表示装置、音発生装置及び光発生装置のうちの少なくとも一つにより構成される報知装置と、
    前記内枠に配設されている払出制御基板および外部端子板と、
    前記遊技盤に配設されている主制御基板を備え、
    前記主制御基板には、入力端子と主制御回路が配設されており、
    前記外部端子板には、入力端子と出力端子が配設されているとともに、前記外部端子板の入力端子に入力された信号が、前記外部端子板の出力端子から出力されるように構成されており、
    前記払出制御基板には、前記扉開閉検出器から出力される扉開閉検出信号が入力される入力端子と、前記枠開閉検出器から出力される枠開閉検出信号が入力される入力端子と、前記主制御基板の入力端子に接続される出力端子と、前記外部端子板の入力端子に接続される出力端子と、払出制御回路と、OR回路が配設されているとともに、前記払出制御基板の入力端子に入力された扉開閉検出信号と枠開閉検出信号が、前記外部端子板の入力端子に接続されている前記払出制御基板の出力端子および前記OR回路に出力され、前記OR回路から出力される信号が前記払出制御回路に出力されるように構成されており、
    前記払出制御回路は、前記OR回路から出力される信号が、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示した場合に、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示すコマンド信号を、前記主制御基板の入力端子に接続されている前記払出制御基板の出力端子から出力し、
    前記主制御回路は、前記払出制御基板の出力端子に接続されている前記主制御基板の入力端子に入力されるコマンド信号が、前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを示した場合に、設定期間前記報知装置が前記ガラス扉あるいは前記内枠が開状態にあることを報知するように前記報知装置を制御することを特徴とする遊技機。
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