JP2006212352A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機に用いられているマイコンは、その規則上の制約から処理能力及びメモリ空間が限られているので、遊技機のセンサーの数が増えるとその処理能力を超え実装不可能になった。
【解決手段】 同一の機能を果たす複数のセンサーと、前記複数のセンサーの出力に基づき遊技機の状態を検知するマイコンとを備え、前記複数のセンサーは直列又は並列に接続され、前記マイコンは前記直列又は並列接続の出力信号に基づき前記複数のセンサーを一括監視する。遊技機のマイコンの処理能力を超えることなく複数の同一機能センサーを一括監視することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機に関する。
スロットマシン等の遊技機は、遊技者が所定の枚数のメダル(遊技媒体)を遊技機に投入してゲームを楽しむことができるものである。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口にメダルを投入することによりゲームを開始することができる。
不正行為を防止するなどの理由から遊技機の扉の開閉等を検出するためのドアセンサーが設けられていた。当該センサーは機械接点をもつものや透過式/反射式の光学式のものであった。例えば、透過式の光学式のセンサーは、発光部、受光部、及び、扉の開放時に動く作用部を備え、開放時に当該作用部が発光部と受光部の間に割り込み光を遮蔽するように構成されている。
当該センサーの出力はマイコン(CPU)に入力され、当該マイコンで当該センサーの状態を検知してエラー処理などを実行していた。当該センサーはマイコンのI/Oを介して入力されるが、従来、遊技機などでセンサーを用いる場合、ひとつのセンサーに1ビットを割り付け、当該ビットをマイコンのソフトウエアで監視するようにしていた。ひとつのセンサーに1ビットを割り付けるようにしているのは、ひとつのセンサーが果たす役割がそれぞれ異なることが主な理由である。
特開2004−135844「遊技機」
最近、不正行為による被害が増加しつつある。遊技機の扉を開けて内部の基板やROMを交換して遊技が有利になるように不正に変更したプログラムを実行させたり、遊技機の内部設定を遊技が有利になるように不正に変更するなどして利益を得ているようである。このような不正行為を防止するために遊技機の扉は施錠されるとともに前述のドアセンサーによりその開閉を監視しているが、鍵を不正に入手したり当該センサーが動作しないように工作を加えることにより不正行為を実行しているようである。
扉の開閉検知用にセンサーを1箇所に設けるだけでは、ひとつのセンサーを無力化するだけで扉を開いても検知することができなくなってしまう。ひとつのセンサーで機能を十分に果たせない場合、複数のセンサーを用いて不正を行いづらくする必要がある。
しかし、センサーの数が増えると必然的にマイコンへの入力信号の数が増え、プログラムのステップ数が増えることになる。遊技機に用いられているマイコンは、その規則上の制約から処理能力及びメモリ空間が限られているので、センサーの数が増えるとマイコンによる処理能力を超えて実装不可能になることも予想される。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、不正行為対策として同一機能の複数のセンサーを設けた場合に、限られたメモリ空間やハードウエアを費やすことなくひとつのセンサーの場合と同程度のハードウエア及び処理負荷で済ませる手法を提供し、遊技機のマイコンの処理能力を超えることなく複数の同一機能のセンサーを一括監視することのできる遊技機を実現することを目的とする。
この発明に係る遊技機は、同一の機能を果たす複数のセンサーと、前記複数のセンサーの出力に基づき遊技機の状態を検知する制御部とを備え、前記複数のセンサーは直列又は並列に接続され、前記制御部は前記直列又は並列接続の出力信号に基づき前記複数のセンサーを一括監視するものである。同一の機能とは、各センサーの検出の対象及び/又は出力の意味が同じということである。
本発明によれば、遊技機のマイコンの処理能力を超えることなく複数の同一機能センサーを一括監視することができるようになる。
この発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに右側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートボタン134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップボタン140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓131が形成されている。そして、この中央部の表示窓の中央には、三個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓が形成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニット203の駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
図3において、200、201はそれぞれCPU、ROM及びRAMを内蔵するメイン基板(制御部)、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、当選処理などを行う。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、図示しないベットスイッチなどのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。121は、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置である。
図3の遊技機には3つの扉開放検出センサーDS1乃至DS3が設けられている。3つの扉開放検出センサーDS1乃至DS3の出力は合成されひとつの信号としてメイン基板200に送られる(図4及びその説明参照)。メイン基板200は扉開放検出センサーDS1乃至DS3の合成出力に基づき前扉130の開放を検出する。
図3の扉開放検出センサーDS1乃至DS3は一例である。本発明は、同一の機能を複数のセンサーを用いて実現した方がより有効な場合、その同時に使用するセンサー出力の論理和が得られるような接続を行い、マイコン(メイン基板200のCPU)からみた場合に1ビットになるように回路を構成するものである。当構成によれば、プログラムで複数ビットの処理を行う必要がなく、処理上の負担も軽減される。
同一機能とは、各センサーの検出の対象及び/又は出力の意味が同じということである。複数の同一機能センサーの具体例は例えば次のようなものである。
(1)ドアセンサー
扉の開閉を検出するために機械式や光学式の複数のセンサーを扉の周囲に設ける。例えば、扉のヒンジと反対側の縁にセンサーを複数並べて配置したり、上下の縁にもそれぞれセンサーを配置する。
(2)ホッパにおける異物侵入検出センサー
異物が侵入するおそれのある部分にそれぞれ複数のセンサーを配置する。例えば、メダル払い出し口の両側や、その周囲の隙間などにセンサーを配置する。
図4(a)は3つのセンサーを直列に接続し、3つのセンサーの出力を1ビットに集約した例を示す。センサーの出力の種類は、例えばオープンコレクター回路やスイッチなどの接点である。同図において、センサーS1乃至S3のいずれかがオフになったら、センサー出力Xがオフ(Hレベル)になる直列接続である。センサーS1乃至S3のいずれかがオフになると電源から接地(GND)への回路が切れて抵抗Rに電流が流れなくなり、その結果、センサー出力XはHレベルになる。
例えば、センサーS1乃至S3が扉の周囲に設けられた扉開放検出センサーで、扉開放のときにオフになるものの場合、いずれかひとつのセンサーがオフ(扉開放検出)になると、センサーS1乃至S3の論理積であるセンサー出力Xがオフになる。センサー出力Xを受けるマイコンは扉が開放されたことを検知できる(マイコンの監視処理は従来と同様でありその説明は省略する)。このように、従来のセンサーがひとつの場合と全く同じ処理で3つのセンサーを監視することができる。センサーS1乃至S3がホッパの異物侵入検出センサーの場合も同様であり、いずれかのセンサーがオフ(異物侵入検出)すると、センサー出力Xもオフになる。
図4(b)は3つのセンサーを並列に接続し、3つのセンサーの出力を1ビットに集約した例を示す。同図において、センサーS1乃至S3のいずれかがオンになったら、センサー出力Xがオン(Lレベル)になる並列接続である。センサーS1乃至S3のいずれかがオンになると電源から接地(GND)への回路が形成されて抵抗Rに電流が流れるようになり、その結果、センサー出力XはLレベルになる。
例えば、センサーS1乃至S3が扉の周囲に設けられた扉開放検出センサーで、扉開放のときにオンになるものの場合、いずれかひとつのセンサーがオン(扉開放検出)になると、センサーS1乃至S3の論理和であるセンサー出力Xがオンになる。センサー出力Xを受けるマイコンは扉が開放されたことを検知できる。このように、従来のセンサーがひとつの場合と全く同じ処理で3つのセンサーを監視することができる。センサーS1乃至S3がホッパの異物侵入検出センサーの場合も同様であり、いずれかのセンサーがオン(異物侵入検出)すると、センサー出力Xもオンになる。
本発明の実施の形態によれば、複数のセンサーを直列又は並列に接続し、前記複数のセンサーの直列又は並列の接続による1ビットの信号に基づき前記複数のセンサーを一括監視するようにしたので、プログラム上の処理で複数ビットの処理を行う必要がなく、処理上の負担も軽減される。
このことは遊技機において非常に重要である。複数のセンサーを監視する、つまり処理すべきビット数が複数になると、それらを処理するためのルーチンを複数回実行しなければならずマイコンの負担が増える。また、処理を記述するコードも増える。しかし、規則上、遊技機では特定のマイコンを使用しなければならず、その能力及びメモリ容量が限定されていて新しい処理を追加する余裕はほとんどない。設計上、プログラムの容量を1バイトでも圧縮したいのである。センサーの数が増えるとマイコンによる処理能力を超えて実装不可能になることを意味する。これに対し、本発明の実施の形態によれば、複数のセンサーを設けた場合でもひとつのセンサーの場合と同じ1ビットの信号を監視するだけで済むので実装が可能である。これにより複数センサーを遊技機に実装できるようになり、不正行為を困難にできるのである。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。 発明の実施の形態に係る複数のセンサーの直列接続と並列接続の例である。
符号の説明
1 メダルセレクタ
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
121 ホッパ装置
122 ホッパタンク
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートボタン
135 払出し口
136 導出路
140 ストップボタン
200 メイン基板(制御部)
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
205 電源部
DS1乃至DS1 ドアセンサー
S1乃至S3 センサー

Claims (1)

  1. 同一の機能を果たす複数のセンサーと、前記複数のセンサーの出力に基づき遊技機の状態を検知する制御部とを備え、前記複数のセンサーは直列又は並列に接続され、前記制御部は前記直列又は並列接続の出力信号に基づき前記複数のセンサーを一括監視することを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043593A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Daiman:Kk 遊技機
JP2014144289A (ja) * 2014-01-08 2014-08-14 Heiwa Corp 遊技機の磁気検出システム

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