JP6318109B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
前記第1制御領域は、遊技媒体を払い出すための払出処理を構成する前記第1制御プログラムを記憶し、前記第2制御領域は、遊技媒体の投入または排出に関する異常を検出するための処理の少なくとも一部であって、前記第1制御プログラムに呼び出されることにより実行され、終了後には前記第1制御プログラムに復帰させる前記第2制御プログラムを記憶するとともに、前記第1制御プログラムは、所定のレジスタに前記遊技媒体の残り払出枚数を格納し、前記第2制御プログラムは、前記第1制御プログラムにより呼び出されることに応じて、前記第1制御プログラムにおいて前記残り払出枚数が格納された前記レジスタの値を保護し、当該第2制御プログラムにおいて検出した異常判定情報を前記第2RWM領域に記憶させ、さらに、前記第1制御プログラムは、前記第2制御プログラムの実行から復帰した際に、前記第2RWM領域を参照して、前記遊技媒体の払出に対する異常の有無を判定することを特徴とする。
(遊技機の構成)
まず、図1及び図2を用いて、第1の実施の形態における遊技機1の構成について具体的に説明する。なお、図1は、遊技機の外観斜視図を示す図であり、図2は、キャビネットの内部構造と前面扉の裏面を示す図である。
本実施形態における遊技機1は、後述のキャビネット2と、前面扉3等から構成されている。
キャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2には、複数の部品が取り付けられている。
前面扉3は、キャビネット2の正面側の開口を閉塞するように取り付けられている。また前面扉3には、複数の部品が取り付けられている。
蝶番機構4は、キャビネット2の正面視左側に設けられており、前面扉3を開閉可能に軸支するために設けられている。
鍵穴5は、前面扉3の中央右側に設けられ、施錠装置(図示せず)により前面扉3を開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、遊技者にとって有利な度合を示す設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている施錠装置(図示せず)の開錠が行われる。具体的には、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入して時計回り方向に所定角度回動することにより開錠する。そして、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業を行う。なお、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業が終了すると、前面扉3を閉じることにより施錠される。
メダル投入口6は、鍵穴5の正面視左側上方に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
BETボタン7は、メダル投入口6の正面視左側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、「1」枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。
MAXBETボタン8は、BETボタン7の正面視右側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、一遊技(「1」ゲーム)において使用可能な最大枚数のメダルを遊技に使用するために設けられている。ここで、本実施形態において、一遊技において使用可能なメダルの最大値は「3」枚である。
精算ボタン9は、BETボタン7の奥側に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、貯留(クレジット)されているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施形態において、貯留(クレジット)可能なメダルの最大値は「50」枚である。
スタートレバー10は、BETボタン7の下方に設けられている。また、スタートレバー10は、遊技者が後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する契機となる開始操作を行うために設けられている。ここで、遊技者による開始操作が検出されたことに基づいて、後述のメイン制御基板300は、乱数値を取得し、当選役を決定する処理や、後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
左停止ボタン11は、スタートレバー10の正面視右側に設けられている。また、左停止ボタン11は、後述の左リール18の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
中停止ボタン12は、左停止ボタン11の正面視右側に設けられている。また、中停止ボタン12は、後述の中リール19の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
右停止ボタン13は、中停止ボタン12の正面視右側に設けられている。また、右停止ボタン13は、後述の右リール20の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
セレクター14は、前面扉3の背面側に設けられている。また、セレクター14は、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。セレクター14の詳細については、後述する。
貯留枚数表示器15は、精算ボタン9の正面視右側に設けられている。また、貯留枚数表示器15は、遊技機1に貯留(クレジット)されている遊技者のメダルの貯留(クレジット)枚数を表示するために設けられている。
払出枚数表示器16は、貯留枚数表示器15の正面視右側に設けられている。また、払出枚数表示器16は、遊技者に対して払い出されるメダルの払出枚数を表示したり、遊技機1がエラー状態となった場合に、エラー状態になったことを表示したりするために設けられている。
ドア開閉センサ17sは、鍵穴5の背面側に設けられており、前面扉3が開放しているか否かを検出するために設けられている。ここで、ドア開閉センサ17sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、ドア開閉センサ17sは、前面扉3の開放を検知することとなる。
左リール18は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、左リール18の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、左リール18は、後述の左ステッピングモータ151により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
中リール19は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、中リール19の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、中リール19は、後述の中ステッピングモータ152により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
右リール20は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、右リール20の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、右リール20は、後述の右ステッピングモータ153により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
演出ボタン21は、MAXBETボタン8の正面視右側に設けられており、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、演出ボタン21の操作が検出された場合に、後述の演出制御基板500を介して、後述の液晶表示装置31の表示制御を行う。
十字キー22は、演出ボタン21の正面視右側に設けられており、上方向ボタン、下方向ボタン、左方向ボタン、及び右方向ボタンにより構成され、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。そして、後述のサブ制御基板400は、十字キー22の操作が検出された場合に、後述の演出制御基板500を介して、後述の液晶表示装置31等の表示制御を行う。
表示窓23は、左リール18、中リール19、右リール20の前面側に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の周面に描かれた複数の図柄を視認可能とするために設けられている。具体的には、左リール18の周面に描かれた「3」個の図柄、中リール19の周面に描かれた「3」個の図柄、及び右リール20の周面に描かれた「3」個の図柄の合計「9」個の図柄が表示窓23を介して視認可能となる。なお、本実施形態においては、表示窓23に表示される図柄の視認を容易とするために、図示しないバックライトを発光することにより、表示窓23に表示される図柄が照射されることとなる。
ここで、本実施形態において、有効ラインは、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだ「右下がりライン」と、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の上段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだ「上段ライン」と、左リール18の中段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の中段に表示された図柄を直線で結んだ「中段ライン」と、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだ「右上がりライン」の計「4」個のラインが有効ラインとなる。
受皿ユニット24は、前面扉3の正面下方に設けられている。また、受皿ユニット24は、後述のメダル払出口25から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
メダル払出口25は、前面扉3の下方に設けられており、メダルの払出が行われる場合において、後述のホッパー202により払い出されるメダルを排出するために設けられている。また、メダル払出口25は、セレクターセンサ14sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルではないと判別された場合や、メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングに、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メダル投入口6に投入されたメダルを排出するために設けられている。
液晶表示装置31は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられ、動画像・静止画像等を表示するために設けられている。
LED32は、前面扉3の前面の周縁に設けられており、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、後述のサブ制御基板400は、LED32を点灯、点滅する処理を行うことにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
スピーカ33は、前面扉3の背面側下方に設けられており、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、スピーカ33から音を出力する処理を行うことにより、遊技者に対して聴覚に訴える演出を行う。
ステータス基板100は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の下方に設けられている。また、ステータス基板100には、後述のBETスイッチ7sw、後述のMAXBETスイッチ8sw、後述の精算スイッチ9sw、後述のスタートスイッチ10sw、後述の左停止スイッチ11sw、後述の中停止スイッチ12sw、後述の右停止スイッチ13sw、後述のセレクターセンサ14s、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16、ドア開閉センサ17s、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。
リール制御基板150は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の回転、及び停止を制御するために設けられている。また、リール制御基板150には、後述の左ステッピングモータ151、後述の中ステッピングモータ152、後述の右ステッピングモータ153、後述の左リールセンサ154s、後述の中リールセンサ155s、後述の右リールセンサ156s、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。
電源基板200は、キャビネット2の内部であって、正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する制御を行うために設けられている。また、電源基板200には、後述の電源スイッチ201sw、後述のホッパー202、後述の補助収納庫センサ203s、後述のメイン制御基板300、後述のサブ制御基板400、及び後述の演出制御基板500が接続されている。
電源ボタン201は、後述のホッパー202の正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する操作を行うために設けられている。
ホッパー202は、電源基板200の正面視右側に設けられており、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、メダルを払い出す図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、電源基板200を介してホッパー202を駆動する処理を行い、遊技者に対してメダルを払い出す処理を行う。また、ホッパー202には、メダルを排出させるための排出スリット204が設けられている。ホッパー202の詳細については、後述する。
補助収納庫203は、ホッパー202の正面視右側に設けられており、ホッパー202に貯留されているメダルが溢れた場合に、溢れたメダルを収納するために設けられている。
メイン制御基板300は、キャビネット2の内部であって、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、遊技機1の制御を行うために設けられている。また、メイン制御基板300は、後述のメインCPU301、後述のメインROM302、後述のメインRAM303、後述のメイン乱数発生器304を備えている。更に、メイン制御基板300には、後述の外部集中端子板30、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。
サブ制御基板400は、メイン制御基板300の正面視左側に設けられており、主として演出の制御を行うために設けられている。また、サブ制御基板400は、後述のサブCPU401、後述のサブROM402、後述のサブRAM403、後述のサブ乱数発生器404を備えている。更に、サブ制御基板400には、後述の演出ボタンセンサ21s、後述の十字キーセンサ22s、電源基板200、メイン制御基板300、及び後述の演出制御基板500が接続されている。
演出制御基板500は、前面扉3の背面上方に設けられており、主として演出を実行するために設けられている。また、演出制御基板500は、後述の演出制御CPU501、後述の演出制御ROM502、後述の演出制御RAM503、後述のCGROM504、後述の音源IC505、後述の音源ROM506、後述のVDP507を備えている。更に、演出制御基板500には、液晶表示装置31、LED32、スピーカ33、電源基板200、及びサブ制御基板400が接続されている。
次に、図3を用いて、遊技機1全体のブロック図について説明する。
BETスイッチ7swは、BETボタン7の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、BETスイッチ7swにより、BETボタン7の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「1」枚のメダルを使用する処理等を行う。
MAXBETスイッチ8swは、MAXBETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、MAXBETスイッチ8swにより、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してMAXBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「3」枚のメダルを使用する処理等を行う。
精算スイッチ9swは、精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、精算スイッチ9swにより、精算ボタン9の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して精算スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から精算スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルを精算する処理を行う。
スタートスイッチ10swは、スタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、スタートスイッチ10swにより、スタートレバー10の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してスタートスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からスタートスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
左停止スイッチ11swは、左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、左停止スイッチ11swにより、左停止ボタン11の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して左停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から左停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の左リール18を停止する処理を行う。
中停止スイッチ12swは、中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、中停止スイッチ12swにより、中停止ボタン12の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して中停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から中停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の中リール19を停止する処理を行う。
右停止スイッチ13swは、右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、右停止スイッチ13swにより、右停止ボタン13の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して右停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から右停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の右リール20を停止する処理を行う。
セレクターセンサ14sは、メダル投入口6に適正なメダルが投入されたことを検出するためのセンサである。ここで、ステータス基板100は、セレクターセンサ14sにより、適正なメダルの通過が検出された場合に、メイン制御基板300に対してセレクターセンサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からセレクターセンサ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されるメダルの枚数を「1」加算する処理や、遊技に使用するメダルの枚数に「1」加算する処理を行う。なお、セレクターセンサ14sは、後述するメダル投入検知センサ61、第1メダル通過センサ62、第2メダル通過センサ63を有している。セレクターセンサ14sの詳細については、後述する。
左ステッピングモータ151は、左リール18の内部に設けられており、左リール18の制御を行うために設けられている。また、左ステッピングモータ151は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、左リール18は、左ステッピングモータ151に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の左リールセンサ154sによりリールインデックスが検出されてから左ステッピングモータ151に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、左リール18の回転角度を管理する。
中ステッピングモータ152は、中リール19の内部に設けられており、中リール19の制御を行うために設けられている。また、中ステッピングモータ152は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、中リール19は、中ステッピングモータ152に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の中リールセンサ155sによりリールインデックスが検出されてから中ステッピングモータ152に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、中リール19の回転角度を管理する。
右ステッピングモータ153は、右リール20の内部に設けられており、右リール20の制御を行うために設けられている。また、右ステッピングモータ153は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、右リール20は、右ステッピングモータ153に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の右リールセンサ156sによりリールインデックスが検出されてから右ステッピングモータ153に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、右リール20の回転角度を管理する。
左リールセンサ154sは、左リール18の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、左リールセンサ154sは、左リール18が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
中リールセンサ155sは、中リール19の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、中リールセンサ155sは、中リール19が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
右リールセンサ156sは、右リール20の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、右リールセンサ156sは、右リール20が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
電源スイッチ201swは、電源ボタン201の操作を検出するためのスイッチである。ここで、電源基板200は、電源スイッチ201swにより、電源ボタン201の操作が検出された場合に、遊技機1に電力を供給する処理を行う。
ホッパーセンサ202sは、ホッパー202が駆動されることにより払い出されるメダルが通過したことを検出するためのセンサである。ここで、電源基板200は、ホッパーセンサ202sにより、メダルの払出が検出された場合に、メイン制御基板300に対してホッパーセンサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、電源基板200からホッパーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、払出枚数を減算する処理を行う。ホッパーセンサ202sの詳細については、後述する。
補助収納庫センサ203sは、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯であることを検出するためのセンサである。ここで、電源基板200は、補助収納庫センサ203sにより、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯であることが検出された場合に、メイン制御基板300に対して、所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、電源基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯である時のエラー処理を行う。
外部集中端子板30は、遊技に使用したメダルの枚数を特定可能なメダル投入信号や、遊技者に対して払い出したメダルの枚数を特定可能なメダル払出信号、後述のBBに係る図柄の組み合わせが表示されたことを特定可能なBB信号、後述のRBに係る図柄の組み合わせが表示されたことを特定可能なRB信号、不正行為が行われたことを特定可能なセキュリティ信号をホールコンピュータ(図示せず)等の遊技機1の外部に対して送信するために設けられている。
メインCPU301は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインCPU301は、後述のメインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。
図32に示すように、メインCPU301は、演算装置1100と、制御装置1200と、レジスタ群1300と、クロックジェネレータ1400と、を備え、それぞれバス1500で接続されている。
メインROM302は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、データテーブル、サブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。具体的には、メインROM302は、図11から図28に示す処理を行うためのプログラム、後述の配列データテーブル(図4参照)、後述の図柄組み合わせテーブル(図5参照)、後述の通常遊技状態用当選役決定テーブル(図6参照)、後述のRT遊技状態用当選役決定テーブル(図7参照)、後述のRB遊技状態用当選役決定テーブル(図8参照)等を記憶している。
メインRAM303は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、メインRAM303には、後述の投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、後述の設定値格納領域等の各種格納領域が設けられている。
また、第1制御プログラムには、呼び出しを行う第2制御プログラムのアドレスが予め規定されている。
また、第1制御領域2110に記憶された第1制御プログラムは、第1制御領域2110に記憶された他の第1制御プログラムをサブルーチンとして呼び出すことがあるが、第2制御領域2210に記憶された第2制御プログラムは、第1制御領域2110に記憶された第1制御プログラムをサブルーチンとして呼び出すことはない。
例えば、第2制御領域2210には、メダル投入に関する異常検知処理として、セレクターセンサ14sによる検知結果に基づくメダルの投入に関する異常を検出するための処理の少なくとも一部を構成する第2制御プログラムが記憶されている。
また、第2制御領域2210には、メダル払出に関する異常検知処理として、ホッパーセンサ202sによる検知結果に基づくメダルの払い出しに関する異常を検出するための処理の少なくとも一部を構成する第2制御プログラムが記憶されている。
メイン乱数発生器304は、メイン制御基板300に設けられている。また、メイン乱数発生器304は、当選役を決定する抽選等で用いられる乱数値を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、メイン乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
メインI/F回路305は、メイン制御基板300と、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400間での信号(コマンド)の送受信を行うための回路である。なお、「I/F」とは、「インターフェイス」の略称である。また、メインI/F回路305は、入出力ポート(I/Oポート)306を有している。入出力ポート306は、メイン制御基板300(メインCPU301)と、外部の装置との、データの入出力を行うためのものである。
演出ボタンセンサ21sは、演出ボタン21が接続されており、演出ボタン21の操作を検出するために設けられている。ここで、演出ボタンセンサ21sは、演出ボタン21の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して演出ボタンセンサ入力信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、演出ボタンセンサ入力信号を受信したことに基づいて、演出ボタン21が操作されたときの処理を行う。
十字キーセンサ22sは、十字キー22が接続されており、十字キー22の操作を検出するために設けられている。ここで、十字キーセンサ22sは、十字キー22の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して十字キーセンサ入力信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、十字キーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、十字キー22が操作されたときの処理を行う。
サブCPU401は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブCPU401は、後述のサブROM402に記憶されているプログラムを読み込み、メイン制御基板300から受信したコマンドの情報や、演出ボタンセンサ21sや、十字キーセンサ22sから入力された信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果を演出制御基板500等に供給するために設けられている。
サブROM402は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブROM402は、サブCPU401により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、サブROM402は、後述の演出決定テーブル(図10参照)等を記憶している。
サブRAM403は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブRAM403は、サブCPU401によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。
サブ乱数発生器404は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブ乱数発生器404は、演出を決定する抽選等で用いられる乱数値を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、サブ乱数発生器404は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
演出制御CPU501は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御CPU501は、後述の演出制御ROM502に記憶されているプログラムを読み込み、サブ制御基板400から受信した信号に基づいてディスプレイリストを作成するために設けられている。また、演出制御CPU501は、後述のCGROM504に記憶されている画像データを液晶表示装置31に表示させる制御を行う。
演出制御ROM502は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御ROM502は、演出制御CPU501により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、演出制御ROM502は、演出制御CPU501の制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、アニメーションを表示する際に参照されるアニメシーンの組み合わせやアニメシーンの表示順序、画像の表示時間を示すウエイトフレーム、スプライトの識別番号や転送元アドレス等の各種対象データ、スプライトの表示位置や転送先アドレス等の各種パラメータ、描画方法等が記憶されている。
演出制御RAM503は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御RAM503は、演出制御CPU501の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、演出制御ROM502から読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。
CGROM504は、演出制御基板500に設けられている。また、CGROM504は、所定範囲の画素(例えば、「32」ピクセル×「32」ピクセル)における画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成され画素情報の集合からなる画像データを圧縮して記憶するために設けられている。
音源IC505は、演出制御基板500に設けられている。また、音源IC505は、後述の音源ROM506に記憶されている音声に関するプログラムやデータを読み込み、スピーカ33を駆動する音声信号を生成するために設けられている。
音源ROM506は、演出制御基板500に設けられている。また、音源ROM506は、演出を実行する際に出力される音声に関するプログラムやデータ等を記憶するために設けられている。
VDP507は、いわゆる画像プロセッサであり、演出制御CPU501からの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。そして、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成することにより、液晶表示装置31に画像を表示する制御が行われる。なお、VDP507は、図示しない制御レジスタ、CGバスインターフェイス、CPUインターフェイス、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらをバスによって接続している。
図42に示すように、セレクター14は、メダル受入口51と、メダル誘導通路52と、メダル排出口53と、ブロッカ54と、を有している。また、セレクター14には、セレクターセンサ14sとして、メダル投入検知センサ61と、第1メダル通過センサ62と、第2メダル通過センサ63と、が設けられている。
図43、図44に示すように、ホッパー202は、メダル貯留槽81と、メダル払出装置82と、を備えている。
上面ディスク85は、メダルを受け入れるディスク開口部85aが円周を等分する複数個所(図中6ヶ所)に設けられている。下面ディスク86は、上面ディスク85の下部に設けられ、上面ディスク85の各ディスク開口部85aと対応するように、メダル収納スペース86aが切り欠かれた形状を有している。
払出センサ92は、検出レバー87が所定位置に移動した場合に、ON信号を出力し、検出レバー87が初期位置にある場合には、OFF信号を出力するものである。
このように、ホッパー202においては、ホッパーモータ91が駆動されることにより、メダルが払い出され、払出センサ92によってメダルの払い出しが検出される。
次に、図4に基づいて、配列データテーブルの説明を行う。
次に、図5に基づいて、図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
次に、図6に基づいて、通常遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図7に基づいて、RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図8に基づいて、RB遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図9に基づいて、遊技状態移行図について説明を行う。
次に、図10に基づいて、演出決定テーブルについて説明を行う。
次に、図11に基づいて、メイン制御基板300により行われるプログラム開始処理についての説明を行う。なお、プログラム開始処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
ステップS1において、メインCPU301は、電断中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に電力が供給されている場合には、遊技機1が電断中であるか否かを判定し、遊技機1に電力が供給されていない場合には、バックアップ電源により遊技機1が電断中であるか否かを判定する処理を行う。そして、電断中であると判定された場合には(ステップS1=Yes)、ステップS1の処理を繰り返し実行する。一方、電断中ではないと判定された場合には(ステップS1=No)、ステップS2に処理を移行する。
ステップS2において、メインCPU301は、初期設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1の内部レジスタを設定するためのテーブルの番地を設定し、当該テーブルに基づいて、レジスタの番地をセットする処理等を行う。そして、ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に処理を移行する。
ステップS3において、メインCPU301は、設定変更キースイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用の鍵穴に挿入された状態で、時計回り方向に所定角度回動されているか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更キースイッチがONであると判定された場合には(ステップS3=Yes)、ステップS4に処理を移行し、設定変更キースイッチがONではないと判定された場合には(ステップS3=No)、電断前に退避されたレジスタの値や、保存されたスタックポインタの値を復帰させる電断復帰処理に処理を移行する。なお、電断復帰処理が終了すると、遊技機1の電源がOFFとなったときの状態に復帰することとなる。
ステップS4において、メインCPU301は、設定値変更処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている値に基づいて、現在の設定値を取得し、設定値の範囲が正常であるか否かを判定する処理を行い、判定の結果が正常である場合には、図示しない設定表示部に現在の設定値を表示する処理を行う。一方、上述の判定結果が正常ではない場合には、設定値の初期値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域にセットする処理を行う。そして、メインCPU301は、設定変更スイッチ(図示せず)により設定変更ボタン(図示せず)の操作が検出されたことに基づいて、設定値を切り替える処理を行うとともに、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたことに基づいて、設定値を確定する処理を行う。そして、設定変更キー(図示せず)が設定変更用の鍵穴に挿入された状態で、時計回り方向に所定角度回動されている状態から、反時計回り方向に所定角度回動されたことが検出された場合に、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に設定値を格納する処理を行う。そして、ステップS4の処理が終了すると、メインループ処理(図12参照)に処理を移行する。
次に、図12に基づいて、メイン制御基板300により行われるメインループ処理についての説明を行う。
ステップS101において、メインCPU301は、初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタックポインタをセットする処理や、メインRAM303の初期化開始番地と、初期化終了番地をセットしてから、メインRAM303の初期化開始番地から初期化終了番地領域までの領域を初期化する処理等を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域の値等をクリアする処理を行う。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
ステップS102において、メインCPU301は、メダル受付開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONの場合に、メダルを自動投入する処理や、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「3」をセットする処理等を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
ステップS103において、メインCPU301は、後で図13を用いて詳述するメダル管理処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONではない場合に、メダル投入口6にメダルが投入されたか否かを判定し、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理や、BETボタン7や、MAXBETボタン8の操作が検出されたか否かを判定し、BETボタン7や、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理を行う。また、精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定し、精算ボタン9の操作が検出された場合に、貯留されているメダルを遊技者に返却する処理等を行う。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
ステップS104において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS102のメダル受付開始処理や、ステップS103のメダル管理処理により、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS104=Yes)、ステップS105に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS104=No)、ステップS103に処理を移行する。
ステップS105において、メインCPU301は、スタートレバーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swによりスタートレバーの操作が検出されたか否かを判定し、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の再遊技作動中フラグをOFFにする処理を行う。一方、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されなかった場合には、スタートレバーチェック処理を終了する。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
ステップS106において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS106=Yes)、ステップS107に処理を移行し、スタートスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS106=No)、ステップS103に処理を移行する。
ステップS107において、メインCPU301は、後で図17を用いて詳述する内部抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、抽選により当選役を決定する処理等を行う。そして、ステップS107の処理が終了すると、ステップS108に処理を移行する。
ステップS108において、メインCPU301は、ボーナス情報更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107の内部抽選処理により、ボーナスに当選した場合には、メイン制御基板300により管理される状態をRT遊技状態に移行する処理や、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域を更新する処理等を行う。一方、ステップS107の内部抽選処理により、ボーナスに当選しなかった場合には、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域の値の排他的論理和演算を行うとともに、当該演算の結果をメインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS108の処理が終了すると、ステップS109に処理を移行する。
ステップS109において、メインCPU301は、情報設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20を用いて行われる回胴演出を実行するか否かを抽選する処理を行い、当該抽選に当選した場合には、当選した回胴演出に係る情報をメインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に格納する処理を行う。また、メインCPU301は、スタートレバー10の操作が受け付けられた旨の情報等を有するリール回転開始受付コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始受付コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理や、当選役に係る情報や、実行することとなる回胴演出に係る情報等を有する条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
ステップS110において、メインCPU301は、リール回転開始準備処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に格納されている情報に基づいて、回胴演出を実行する処理を行う。また、メインCPU301は、最小遊技時間が経過したか否かを判定する処理を行い、当該判定の結果、最小遊技時間が経過したと判定された場合には、次の遊技において最小遊技時間が経過したか否かを判定するために、メインRAM303に設けられているタイマカウンタの値をセットする処理を行う。一方、メインCPU301は、最小遊技時間が経過していないと判定された場合には、最小遊技時間が経過するまで待機する処理を行う。また、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20の回転が開始される旨の情報を有するリール回転開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS110の処理が終了すると、ステップS111に処理を移行する。
ステップS111において、メインCPU301は、リール回転開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板150を介して、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20を定速回転させるための処理を行う。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
ステップS112において、メインCPU301は、リール回転中処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の押圧時であるか否かを判定し、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の押圧時である場合には、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13のうち、操作された停止ボタンに対応する左リール18、中リール19、右リール20と、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153に供給しているパルスカウンタの値に基づいて、押圧基準位置を取得し、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理を行う。次に、メインCPU301は、メインROM302に設けられている停止テーブル(図示せず)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域の値と、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序等に基づいて、「0」コマから「4」コマの範囲内で滑りコマ数を決定する処理を行い、当該決定された滑りコマ数をメインRAM303に設けられている滑りコマ数格納領域に格納する処理を行う。そして、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている滑りコマ数格納領域に格納されている値とに基づいて、回転中の左リール18、中リール19、右リール20を停止する処理を行う。そして、ステップS112の処理が終了すると、ステップS113に処理を移行する。
ステップS113において、メインCPU301は、全リールが停止したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112のリール回転中処理により、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS113=Yes)、ステップS114に処理を移行し、全リールが停止していないと判定された場合には(ステップS113=No)、ステップS112に処理を移行し、全リールが停止するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
ステップS114において、メインCPU301は、表示判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに関する情報等を有する表示判定コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該表示判定コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。次に、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行い、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を算定する処理を行う。一方、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されなかったと判定された場合には、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行い、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をONにする処理を行う。そして、ステップS114の処理が終了すると、ステップS115に処理を移行する。
ステップS115において、メインCPU301は、後で図18を用いて詳述する第1メダル払出処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを払い出す処理等を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS116に処理を移行する。
ステップS116において、メインCPU301は、後で図21を用いて詳述する遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS116の処理が終了すると、ステップS101に処理を移行する。
次に、図13に基づいて、図12のステップS103の処理により行われるメダル管理処理についての説明を行う。なお、図13はメダル管理処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS103−1において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値がONであるか否かを判定する処理を行う。そして、再遊技作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS103−1=Yes)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。一方、再遊技作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS103−1=No)、ステップS103−2に処理を移行する。
ステップS103−2において、メインCPU301は、メダルが投入されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、セレクターセンサ14sによりメダルの投入が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、メダルが投入されたと判定された場合には(ステップS103−2=Yes)、ステップS103−3に処理を移行し、メダルが投入されていないと判定された場合には(ステップS103−2=No)、ステップS103−4に処理を移行する。
ステップS103−3において、メインCPU301は、後で図14を用いて詳述する第1メダル投入チェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値に基づいて、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値を加算する処理等を行う。そして、ステップS103−3の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
ステップS103−4において、メインCPU301は、投入要求枚数として「1」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに投入要求枚数として「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS103−4の処理が終了すると、ステップS103−5に処理を移行する。
ステップS103−5において、メインCPU301は、BETスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BETスイッチ7swにより、遊技者によるBETボタン7の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、BETスイッチがONであると判定された場合には(ステップS103−5=Yes)、ステップS103−8に処理を移行し、BETスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS103−5=No)、ステップS103−6に処理を移行する。
ステップS103−6において、メインCPU301は、投入要求枚数として「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている投入要求枚数「1」を「3」に更新する処理を行う。そして、ステップS103−6の処理が終了すると、ステップS103−7に処理を移行する。
ステップS103−7において、メインCPU301は、MAXBETスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、MAXBETスイッチ8swにより、遊技者によるMAXBETボタン8の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、MAXBETスイッチがONであると判定された場合には(ステップS103−7=Yes)、ステップS103−8に処理を移行し、MAXBETスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS103−7=No)、ステップS103−11に処理を移行する。
ステップS103−8において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS103−8=Yes)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。一方、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS103−8=No)、ステップS103−9に処理を移行する。
ステップS103−9において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS103−9=Yes)、ステップS103−10に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS103−9=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
ステップS103−10において、メインCPU301は、貯留メダル投入処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に基づいて、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値を減算し、投入枚数カウンタの値を加算する処理等を行う。そして、ステップS103−10の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
ステップS103−11において、メインCPU301は、精算スイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、精算スイッチ9swにより、遊技者による精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、精算スイッチがONであると判定された場合には(ステップS103−11=Yes)、ステップS103−12に処理を移行し、精算スイッチがONではないと判定された場合には(ステップS103−11=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
ステップS103−12において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS103−12=Yes)、ステップS103−13に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS103−12=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
ステップS103−13において、メインCPU301は、精算開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、精算開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該精算開始コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算開始コマンド」とは、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に対して返却する精算処理を開始する旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS103−13の処理が終了すると、ステップS103−14に処理を移行する。
ステップS103−14において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS103−14=Yes)、ステップS103−15に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS103−14=No)、ステップS103−18に処理を移行する。
ステップS103−15において、メインCPU301は、投入メダル精算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BETされているメダルを遊技者に返却するために、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚返却する制御を行う。そして、ステップS103−15の処理が終了すると、ステップS103−16に処理を移行する。
ステップS103−16において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS103−16の処理が終了すると、ステップS103−17に処理を移行する。
ステップS103−17において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−16の処理により、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS103−17=Yes)、ステップS103−19に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS103−17=No)、ステップS103−15に処理を移行し、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「0」となるまで、同様の処理を繰り返し実行する。
ステップS103−18において、メインCPU301は、貯留メダル精算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に返却するために、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚返却する制御を行う。そして、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値から「1」減算し、当該処理を行った結果、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「0」となったか否かを判定し、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「0」となったと判定されるまで同様の処理を繰り返し実行する。そして、ステップS103−18の処理が終了すると、ステップS103−19に処理を移行する。
ステップS103−19において、メインCPU301は、精算終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、精算終了コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該精算終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算終了コマンド」とは、BETされていたメダルを遊技者に対して返却し終えた旨の情報や、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に対して返却し終えた旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS103−19の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
次に、図14に基づいて、図13のステップS103−3の処理により行われる第1メダル投入チェック処理についての説明を行う。なお、図14は第1メダル投入チェック処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS103−3−1において、メインCPU301は、当該投入が有効となった後のメダルの投入が不可となるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値と、投入枚数カウンタの値に、「1」を加算した値が、「53」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値と、投入枚数カウンタの値に、「1」を加算した値が、「53」以上であると判定された場合には(ステップS103−3−1=Yes)、ステップS103−3−2に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値と、投入枚数カウンタの値に、「1」を加算した値が、「53」以上ではないと判定された場合には(ステップS103−3−1=No)、ステップS103−3−3に処理を移行する。
ステップS103−3−2において、メインCPU301は、ブロッカOFF処理を行う。具体的には、メインCPU301は、セレクター14のブロッカ54をOFFに制御、すなわち、ブロッカ54を、メダル投入口6に投入されたメダルをメダル払出口25に排出させる位置に制御させる。これにより、これ以降、メダル投入口6にメダルが投入されても、ホッパー202に受け入れず、メダル払出口25に排出させることができる。そして、ステップS103−3−2の処理が終了すると、ステップS103−3−3に処理を移行する。
ステップS103−3−3において、メインCPU301は、後で図15を用いて詳述する第2メダル投入チェック処理を行う。なお、第2メダル投入チェック処理は、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶された第2メダル投入チェック処理を行うプログラムを呼び出すことにより実行される。また、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶された第1メダル投入チェック処理を行うプログラムのステップS103−3−3に対応する箇所には、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶された第2メダル投入チェック処理を行うプログラムを呼び出すためのアドレスが予め規定されている。当該処理において、メインCPU301は、投入物(メダル等)のエラーチェック処理等を行う。そして、ステップS103−3−3の処理が終了すると、ステップS103−3−4に処理を移行する。
ステップS103−3−4において、メインCPU301は、第1記憶領域復帰時エラーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記第2記憶領域2200に記憶されたプログラムによる第2メダル投入チェック処理において、エラーが検出されたか否かをチェックする処理を行う。ここでは、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムによる第1メダル投入チェック処理において、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶されたエラーフラグを参照することにより、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムによる第2メダル投入チェック処理において、エラーが検出されたか否かをチェックする。そして、ステップS103−3−4の処理が終了すると、ステップS103−3−5に処理を移行する。
ステップS103−3−5において、メインCPU301は、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−3−4の第1記憶領域復帰時エラーチェック処理において、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、エラーを検出したと判定された場合には(ステップS103−3−5=Yes)、ステップS103−3−10に処理を移行し、エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS103−3−5=No)、ステップS103−3−6に処理を移行する。
ステップS103−3−6において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS103−3−6=Yes)、ステップS103−3−8に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS103−3−6=No)、ステップS103−3−7に処理を移行する。
ステップS103−3−7において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS103−3−7の処理が終了すると、ステップS103−3−9に処理を移行する。
ステップS103−3−8において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS103−3−8の処理が終了すると、ステップS103−3−9に処理を移行する。
ステップS103−3−9において、メインCPU301は、メダル投入コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダル投入コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル投入コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル投入コマンド」とは、メダル投入口6に正常なメダルが投入された旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS103−3−9の処理が終了すると、第1メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
ステップS103−3−10において、メインCPU301は、メダル投入エラー検出時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、エラー情報を払出枚数表示器16等に表示するための処理等を行う。また、メダル投入エラーが検出された旨の情報を有するメダル投入エラーコマンドをメインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS103−3−10の処理が終了すると、第1メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。なお、必要があればエラー表示後に遊技の停止処理を行う。
次に、図15に基づいて、図14のステップS103−3−3の処理により行われる第2メダル投入チェック処理についての説明を行う。なお、図15は第2メダル投入チェック処理のサブルーチンを示す図である。また、第2メダル投入チェック処理は、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムおよび第2データ領域2220に記憶されたデータ(テーブル等)に基づいて、実行される。
ステップS103−3−3−1において、メインCPU301は、レジスタ退避処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−3−3−1の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。例えば、メインCPU301のレジスタ群1300におけるAレジスタ1311、Bレジスタ1312、Cレジスタ1313、Dレジスタ1314、Eレジスタ1315、Fレジスタ1316、Hレジスタ1317、Lレジスタ1318に格納されている値を、それぞれスタックに転送し、転送したスタックのアドレスをSPレジスタ1319に格納する。したがって、SPレジスタ1319には、最後に転送したレジスタの値が格納されたスタックのアドレスが格納されている。なお、スタックとは、メモリ上に確保される領域であり、例えば、第2ワーク領域2260上に確保される。また、本実施の形態においては、各レジスタの値は、転送後にクリアする。そして、ステップS103−3−3−1の処理が終了すると、ステップS103−3−3−2に処理を移行する。
ステップS103−3−3−2において、メインCPU301は、メダル通過監視テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2データ領域2220に記憶され、第1メダル通過センサ62および第2メダル通過センサ63の検出順序により、メダルの正しい通過順を規定するメダル通過監視テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS103−3−3−2の処理が終了すると、ステップS103−3−3−3に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3において、メインCPU301は、後で図16を用いて詳述するメダル通過監視処理を行う。なお、メダル通過監視処理も、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムを呼び出すことにより実行される。当該処理において、メインCPU301は、メダルの通過順序およびメダルの滞留判定処理等を行う。そして、ステップS103−3−3−3の処理が終了すると、ステップS103−3−3−4に処理を移行する。
ステップS103−3−3−4において、メインCPU301は、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−3−3−3のメダル通過監視処理において、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、エラーを検出したと判定された場合には(ステップS103−3−3−4=Yes)、ステップS103−3−3−7に処理を移行し、エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS103−3−3−4=No)、ステップS103−3−3−5に処理を移行する。
ステップS103−3−3−5において、メインCPU301は、メダル通過監視処理が終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−3−3−3のメダル通過監視処理が終了したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル通過監視処理が終了したと判定された場合には(ステップS103−3−3−5=Yes)、ステップS103−3−3−6に処理を移行し、メダル通過監視処理が終了していないと判定された場合には(ステップS103−3−3−5=No)、ステップS103−3−3−3に処理を移行し、メダル通過監視処理が終了するまで同様の処理を実行する。
ステップS103−3−3−6において、メインCPU301は、メダル通過監視終了処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダル滞留時間の計時の終了処理等を行う。そして、ステップS103−3−3−6の処理が終了すると、ステップS103−3−3−10に処理を移行する。
ステップS103−3−3−7において、メインCPU301は、メダル滞留エラー表示要求セット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260のエラー表示要求記憶領域に、メダル滞留エラー表示要求をセットする処理を行う。そして、ステップS103−3−3−7の処理が終了すると、ステップS103−3−3−8に処理を移行する。
ステップS103−3−3−8において、メインCPU301は、メダル滞留エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260のメダル滞留フラグの値がONであるか否かを判定する処理を行う。そして、メダル滞留エラーを検出したと判定された場合には(ステップS103−3−3−8=Yes)、ステップS103−3−3−10に処理を移行し、メダル滞留エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS103−3−3−8=No)、ステップS103−3−3−9に処理を移行する。
ステップS103−3−3−9において、メインCPU301は、メダル不正通過エラー表示要求セット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260のエラー表示要求記憶領域に、メダル不正通過エラー表示要求をセットする処理を行う。そして、ステップS103−3−3−9の処理が終了すると、ステップS103−3−3−10に処理を移行する。
ステップS103−3−3−10において、メインCPU301は、レジスタ復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−3−3−10の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。例えば、スタックに転送したメインCPU301のレジスタ群1300におけるAレジスタ1311、Bレジスタ1312、Cレジスタ1313、Dレジスタ1314、Eレジスタ1315、Fレジスタ1316、Hレジスタ1317、Lレジスタ1318に格納されていた値を、SPレジスタ1319の値に基づき、スタックから転送時とは逆の順序で、Lレジスタ1318、Hレジスタ1317、Fレジスタ1316、Eレジスタ1315、Dレジスタ1314、Cレジスタ1313、Bレジスタ1312、Aレジスタ1311に転送し、格納する。そして、ステップS103−3−3−10の処理が終了すると、第2メダル投入チェック処理を終了し、第1メダル投入チェック処理に復帰し、ステップS103−3−4に処理を移行する。
次に、図16に基づいて、図15のステップS103−3−3−3の処理により行われるメダル通過監視処理についての説明を行う。なお、図16はメダル通過監視処理のサブルーチンを示す図である。また、上記のように、メダル通過監視処理も、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムを呼び出すことにより実行される。
ステップS103−3−3−3−1において、メインCPU301は、第1メダル通過センサ62および第2メダル通過センサ63の信号の状態を参照する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160におけるメダル通過センサ値記憶領域の値(第1メダル通過センサ状態値および第2メダル通過センサ状態値)を参照し、今回第1メダル通過センサ状態値および今回第2メダル通過センサ状態値として、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるメダル通過センサ値記憶領域に記憶する。なお、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160には、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムにより実行される後述する割込処理において、第1メダル通過センサ62および第2メダル通過センサ63の信号値に対応する入力ポートの値が、第1メダル通過センサ状態値および第2メダル通過センサ状態値として記憶されている。
そして、ステップS103−3−3−3−1の処理が終了すると、ステップS103−3−3−3−2に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3−2において、メインCPU301は、第1メダル通過センサ62の値がONで、前回第1メダル通過センサ62の値がOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における今回第1メダル通過センサ状態値がONで、前回第1メダル通過センサ状態値がOFFであるか否かを判定する処理を行う。そして、今回第1メダル通過センサ状態値がONで、前回第1メダル通過センサ状態値がOFFであると判定された場合には(ステップS103−3−3−3−2=Yes)、ステップS103−3−3−3−3に処理を移行し、今回第1メダル通過センサ状態値がON、または、前回第1メダル通過センサ状態値がOFFでないと判定された場合には(ステップS103−3−3−3−2=No)、ステップS103−3−3−3−4に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3−3において、メインCPU301は、メダル滞留時間の計時を開始する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるメダル滞留時間の値をクリアし、割込処理によるメダル滞留時間の更新を開始させる処理を行う。そして、ステップS103−3−3−3−3の処理が終了すると、ステップS103−3−3−3−4に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3−4において、メインCPU301は、メダル不正通過判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−3−3−2でセットしたメダル通過開始テーブルに基づいて、今回第1メダル通過センサ状態値および今回第2メダル通過センサ状態値を、前回第1メダル通過センサ状態値および前回第2メダル通過センサ状態値と比較し、メダルの不正通過を判定する処理を行う。
そして、ステップS103−3−3−3−4の処理が終了すると、ステップS103−3−3−3−5に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3−5において、メインCPU301は、メダル不正通過を検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−3−3−3−4のメダル不正通過判定処理において、メダル不正通過を検出したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル不正通過を検出したと判定された場合には(ステップS103−3−3−3−5=Yes)、ステップS103−3−3−3−6に処理を移行し、メダル不正通過を検出していないと判定された場合には(ステップS103−3−3−3−5=No)、ステップS103−3−3−3−7に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3−6において、メインCPU301は、メダル不正通過フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるメダル不正通過フラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS103−3−3−3−6の処理が終了すると、メダル通過監視処理を終了し、第2メダル投入チェック処理のステップS103−3−3−4に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3−7において、メインCPU301は、メダル滞留判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダル滞留時間が所定のメダル滞留判定値(例えば、50ms)以上となったか否かを判定する処理を行う。
そして、ステップS103−3−3−3−7の処理が終了すると、ステップS103−3−3−3−8に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3−8において、メインCPU301は、メダル滞留であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−3−3−3−7のメダル滞留判定処理において、メダル滞留時間がメダル滞留判定値以上であれば、メダル滞留と判定し、メダル滞留判定値未満であれば、メダル滞留ではないと判定する。そして、メダル滞留と判定された場合には(ステップS103−3−3−3−8=Yes)、ステップS103−3−3−3−9に処理を移行し、メダル滞留ではないと判定された場合には(ステップS103−3−3−3−8=No)、メダル通過監視処理を終了し、第2メダル投入チェック処理のステップS103−3−3−4に処理を移行する。
ステップS103−3−3−3−9において、メインCPU301は、メダル滞留フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるメダル滞留フラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS103−3−3−3−9の処理が終了すると、メダル通過監視処理を終了し、第2メダル投入チェック処理のステップS103−3−3−4に処理を移行する。
次に、図17に基づいて、図12のステップS107の処理により行われる内部抽選処理についての説明を行う。なお、図17は内部抽選処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS107−1において、メインCPU301は、ハード乱数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン乱数発生器304により生成した乱数値を抽出する処理を行うとともに、抽出した乱数値をレジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS107−1の処理が終了すると、ステップS107−2に処理を移行する。
ステップS107−2において、メインCPU301は、当選番号初期値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役を決定するに際して当選番号の初期値を取得する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、当選番号の初期値として「45」を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS107−2の処理が終了すると、ステップS107−3に処理を移行する。
ステップS107−3において、メインCPU301は、遊技状態取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、遊技状態を取得する処理を行う。そして、ステップS107−3の処理が終了すると、ステップS107−4に処理を移行する。
ステップS107−4において、メインCPU301は、当選役決定テーブル設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−3の遊技状態取得処理において取得した遊技状態に係る情報に基づいて、メインROM302に設けられている当選役決定テーブルを設定する処理を行う。そして、ステップS107−4の処理が終了すると、ステップS107−5に処理を移行する。
ステップS107−5において、メインCPU301は、抽選データ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−4の当選役決定テーブル設定処理により設定された当選役決定テーブルと、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、当選番号に対応する当選役に係るデータを取得する処理を行う。そして、ステップS107−5の処理が終了すると、ステップS107−6に処理を移行する。
ステップS107−6において、メインCPU301は、抽選値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている値と、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、現在セットされている当選役決定テーブルの抽選値を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS107−6の処理が終了すると、ステップS107−7に処理を移行する。
ステップS107−7において、メインCPU301は、抽選確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている乱数値から、ステップS107−6の抽選値取得処理により取得した抽選値を減算し、乱数値が記憶されていたレジスタの値を、減算した後の値に更新して記憶する処理を行う。そして、ステップS107−7の処理が終了すると、ステップS107−8に処理を移行する。
ステップS107−8において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−7の抽選確認処理により、レジスタに記憶された乱数値から、ステップS107−6の抽選値取得処理により取得した抽選値を減算する処理を行った結果、負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS107−8=Yes)、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて当選役を決定した後、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。一方、当選していないと判定された場合には(ステップS107−8=No)、ステップS107−9に処理を移行する。
ステップS107−9において、メインCPU301は、当選番号の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶している当選番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS107−9の処理が終了すると、ステップS107−10に処理を移行する。
ステップS107−10において、メインCPU301は、当選番号の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−9の処理により、レジスタに記憶されている当選番号の値から「1」減算した結果、当選番号の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「0」であると判定された場合には(ステップS107−10=Yes)、当選役として「ハズレ」を決定した後、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。一方、当選番号の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS107−10=No)、ステップS107−3に処理を移行する。
次に、図18に基づいて、図12のステップS115の処理により行われる第1メダル払出処理についての説明を行う。なお、図18は第1メダル払出処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−1において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値に基づいて、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、再遊技作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS115−1=Yes)、ステップS115−3に処理を移行し、再遊技作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS115−1=No)、ステップS115−2に処理を移行する。
ステップS115−2において、メインCPU301は、残り払出枚数カウンタをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、算定された払出枚数の値をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS115−2の処理が終了すると、ステップS115−3に処理を移行する。
ステップS115−3において、メインCPU301は、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−2の処理により、レジスタにセットされた残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS115−3=Yes)、ステップS115−4に処理を移行し、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS115−3=No)、第1メダル払出処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
ステップS115−4において、メインCPU301は、メダル払出開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダル払出開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル払出開始コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル払出開始コマンド」とは、メダルの払出を開始する旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS115−4の処理が終了すると、ステップS115−5に処理を移行する。
ステップS115−5において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「50」であると判定された場合には(ステップS115−5=Yes)、ステップS115−7に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「50」ではないと判定された場合には(ステップS115−5=No)、ステップS115−6に処理を移行する。
ステップS115−6において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS115−6の処理が終了すると、ステップS115−8に処理を移行する。
ステップS115−7において、メインCPU301は、後で図19を用いて詳述するメダル一枚払出処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚払い出す制御を行う。そして、ステップS115−7の処理が終了すると、ステップS115−8に処理を移行する。
ステップS115−8において、メインCPU301は、獲得枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている獲得枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS115−8の処理が終了すると、ステップS115−9に処理を移行する。
ステップS115−9において、メインCPU301は、残り払出枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている残り払出枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS115−9の処理が終了すると、ステップS115−10に処理を移行する。
ステップS115−10において、メインCPU301は、残り払出枚数カウンタの値が「0」以下であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−9の処理により残り払出枚数カウンタの値から「1」減算した結果、残り払出枚数カウンタの値が「0」以下であるか否かを判定する処理を行う。そして、残り払出枚数カウンタの値が「0」以下であると判定された場合には(ステップS115−10=Yes)、ステップS115−11に処理を移行し、残り払出枚数カウンタの値が「0」以下ではないと判定された場合には(ステップS115−10=No)、ステップS115−5に処理を移行する。
ステップS115−11において、メインCPU301は、メダル払出終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダル払出終了コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル払出終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル払出終了コマンド」とは、メダルの払出が終了した旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS115−11の処理が終了すると、第1メダル払出処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
次に、図19に基づいて、図18のステップS115−7の処理により行われるメダル一枚払出処理についての説明を行う。なお、図19はメダル一枚払出処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−7−1において、メインCPU301は、残り払出枚数を退避させる処理を行う。そして、ステップS115−7−1の処理が終了すると、ステップS115−7−2に処理を移行する。
ステップS115−7−2において、メインCPU301は、ホッパーモータ91が駆動中であるか否かを判定する処理を行う。そして、ホッパーモータ91が駆動中であると判定された場合には(ステップS115−7−2=Yes)、ステップS115−7−5に処理を移行し、ホッパーモータ91が駆動中ではないと判定された場合には(ステップS115−7−2=No)、ステップS115−7−3に処理を移行する。
ステップS115−7−3において、メインCPU301は、ホッパーモータ91を駆動させる処理を行う。なお、メインCPU301は、ホッパーモータ91を駆動させる際には、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160におけるホッパーモータ駆動中フラグをONとする。また、メインCPU301は、ホッパーモータ91を停止させる際には、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160におけるホッパーモータ駆動中フラグをOFFとする。そして、ステップS115−7−3の処理が終了すると、ステップS115−7−4に処理を移行する。
ステップS115−7−4において、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動時間の計時を開始する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160におけるホッパーモータ駆動時間の値をクリアし、割込処理によるホッパーモータ駆動時間の更新を開始させる処理を行う。そして、ステップS115−7−4の処理が終了すると、ステップS115−7−5に処理を移行する。
ステップS115−7−5において、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動時間が6000ms以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、割込処理により更新される第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160におけるホッパーモータ駆動時間の値が、6000ms以上であるか否かを判定する。そして、ホッパーモータ駆動時間が6000ms以上であると判定された場合には(ステップS115−7−5=Yes)、ステップS115−7−6に処理を移行し、ホッパーモータ駆動時間が6000ms以上ではないと判定された場合には(ステップS115−7−5=No)、ステップS115−7−7に処理を移行する。
ステップS115−7−6において、メインCPU301は、払出エラー処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ホッパー202内のメダルが空である場合の払出エラー処理を行う。また、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動も停止する。これに伴い、メインCPU301は、ホッパーモータ駆動時間の計時も停止し、ホッパーモータ駆動時間の値もクリアする。そして、ステップS115−7−6の処理が終了すると、メダル一枚払出処理のサブルーチンを終了し、第1メダル払出処理のステップS115−8に処理を移行する。
ステップS115−7−7において、メインCPU301は、後で図20を用いて詳述する第2メダル払出処理を行う。なお、第2メダル払出処理は、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶された第2メダル払出処理を行うプログラムを呼び出すことにより実行される。また、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたメダル一枚払出処理を行うプログラムのステップS115−7−7に対応する箇所には、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶された第2メダル払出処理を行うプログラムを呼び出すためのアドレスが予め規定されている。当該処理において、メインCPU301は、メダル詰まりの判定処理等を行う。そして、ステップS115−7−7の処理が終了すると、ステップS115−7−8に処理を移行する。
ステップS115−7−8において、メインCPU301は、第1記憶領域復帰時エラーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記第2記憶領域2200に記憶されたプログラムによる第2メダル払出処理において、エラーが検出されたか否かをチェックする処理を行う。ここでは、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムによるメダル一枚払出処理において、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶されたエラーフラグを参照することにより、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムによる第2メダル払出処理において、エラーが検出されたか否かをチェックする。そして、ステップS115−7−8の処理が終了すると、ステップS115−7−9に処理を移行する。
ステップS115−7−9において、メインCPU301は、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−7−8の第1記憶領域復帰時エラーチェック処理において、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、エラーを検出したと判定された場合には(ステップS115−7−9=Yes)、ステップS115−7−10に処理を移行し、エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS115−7−9=No)、ステップS115−7−11に処理を移行する。
ステップS115−7−10において、メインCPU301は、払出エラー処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ホッパー202内でメダルが詰まった場合の払出エラー処理を行う。また、払出エラーが検出された旨の情報を有する払出エラーコマンドをメインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。また、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動も停止する。これに伴い、メインCPU301は、ホッパーモータ駆動時間の計時も停止し、ホッパーモータ駆動時間の値もクリアする。そして、ステップS115−7−10の処理が終了すると、メダル一枚払出処理のサブルーチンを終了し、第1メダル払出処理のステップS115−8に処理を移行する。なお、必要があればエラー表示後に遊技の停止処理を行う。
ステップS115−7−11において、メインCPU301は、払出センサ信号がONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出センサ92の信号値に対応する入力ポートの値を参照し、払出センサ信号がONであるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、払出センサ信号がONであると判定された場合には(ステップS115−7−11=Yes)、ステップS115−7−12に処理を移行し、エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS115−7−11=No)、ステップS115−7−17に処理を移行する。
ステップS115−7−12において、メインCPU301は、払出センサフラグがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶された払出センサフラグがOFFであるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、払出センサフラグがOFFであると判定された場合には(ステップS115−7−12=Yes)、ステップS115−7−13に処理を移行し、払出センサフラグがOFFでないと判定された場合には(ステップS115−7−12=No)、ステップS115−7−15に処理を移行する。
ステップS115−7−13において、メインCPU301は、払出センサフラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160における払出センサフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS115−7−13の処理が終了すると、ステップS115−7−14に処理を移行する。
ステップS115−7−14において、メインCPU301は、払出センサ継続時間の計時を開始する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160における払出センサ継続時間の値をクリアし、割込処理による払出センサ継続時間の更新を開始させる処理を行う。そして、ステップS115−7−14の処理が終了すると、ステップS115−7−15に処理を移行する。
ステップS115−7−15において、メインCPU301は、払出センサ継続時間が6ms以上となったか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、払出センサ継続時間が6ms以上であると判定された場合には(ステップS115−7−15=Yes)、ステップS115−7−16に処理を移行し、払出センサ継続時間が6ms以上でないと判定された場合には(ステップS115−7−15=No)、ステップS115−7−5に処理を移行する。
ステップS115−7−16において、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動時間の計時を終了する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、割込処理によるホッパーモータ駆動時間の更新を停止させ、ホッパーモータ駆動時間の値をクリアする処理を行う。そして、ステップS115−7−16の処理が終了すると、ステップS115−7−5に処理を移行する。
ステップS115−7−17において、メインCPU301は、払出センサフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶された払出センサフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、払出センサフラグがONであると判定された場合には(ステップS115−7−17=Yes)、ステップS115−7−18に処理を移行し、払出センサフラグがONでないと判定された場合には(ステップS115−7−17=No)、ステップS115−7−5に処理を移行する。
ステップS115−7−18において、メインCPU301は、払出センサフラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160における払出センサフラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS115−7−18の処理が終了すると、ステップS115−7−19に処理を移行する。
ステップS115−7−19において、メインCPU301は、払出センサ継続時間が6ms以上となったか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、払出センサ継続時間が6ms以上であると判定された場合には(ステップS115−7−19=Yes)、ステップS115−7−20に処理を移行し、払出センサ継続時間が6ms以上でないと判定された場合には(ステップS115−7−19=No)、ステップS115−7−5に処理を移行する。
ステップS115−7−20において、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動時間の計時を開始する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160におけるホッパーモータ駆動時間の値をクリアし、割込処理によるホッパーモータ駆動時間の更新を開始させる処理を行う。そして、ステップS115−7−20の処理が終了すると、ステップS115−7−21に処理を移行する。
ステップS115−7−21において、メインCPU301は、残り払出枚数を復帰させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−7−1において、退避させた残り払出枚数を復帰させる処理を行う。そして、ステップS115−7−21の処理が終了すると、ステップS115−7−22に処理を移行する。
ステップS115−7−22において、メインCPU301は、残り払出枚数の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている残り払出枚数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS115−7−22の処理が終了すると、ステップS115−7−23に処理を移行する。
ステップS115−7−23において、メインCPU301は、残り払出枚数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−7−23の処理により残り払出枚数の値から「1」減算した結果、残り払出枚数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、残り払出枚数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS115−7−23=Yes)、ステップS115−7−24に処理を移行し、残り払出枚数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS115−7−23=No)、メダル一枚払出処理のサブルーチンを終了し、第1メダル払出処理のステップS115−8に処理を移行する。
ステップS115−7−24において、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動を停止する処理を行う。これに伴い、メインCPU301は、ホッパーモータ駆動時間の計時も停止し、ホッパーモータ駆動時間の値もクリアする。そして、ステップS115−7−24の処理が終了すると、メダル一枚払出処理のサブルーチンを終了し、第1メダル払出処理のステップS115−8に処理を移行する。
次に、図20に基づいて、図19のステップS115−7−7の処理により行われる第2メダル払出処理についての説明を行う。なお、図20は第2メダル払出処理のサブルーチンを示す図である。また、第2メダル払出処理は、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムに基づいて、実行される。
ステップS115−7−7−1において、メインCPU301は、レジスタ退避処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−7−7−1の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。ここでは、第2メダル投入チェック処理におけるステップS103−3−3−1と同様の処理を行う。そして、ステップS115−7−7−1の処理が終了すると、ステップS115−7−7−2に処理を移行する。
ステップS115−7−7−2において、メインCPU301は、ホッパーモータ91が駆動中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160におけるホッパーモータ駆動中フラグを参照し、ホッパーモータ駆動中フラグがONであれば、ホッパーモータ91が駆動中であると判定し、ホッパーモータ駆動中フラグがONでなければ(OFFであれば)、ホッパーモータ91が駆動中でない(停止中である)と判定する。そして、メインCPU301は、ホッパーモータ91が駆動中であると判定した場合には、ステップS115−7−7−3に処理を移行し、ホッパーモータ91が駆動中でないと判定した場合には、ステップS115−7−7−12に処理を移行する。
ステップS115−7−7−3において、メインCPU301は、払出センサ信号がONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160における払出センサ状態値を参照し、払出センサ状態値がONであれば、払出センサ信号がONであると判定し、払出センサ状態値がONでなければ(OFFであれば)、払出センサ信号がONでない(OFFである)と判定する。そして、メインCPU301は、払出センサ信号がONであると判定した場合には、ステップS115−7−7−7に処理を移行し、払出センサ信号がONでないと判定した場合には、ステップS115−7−7−4に処理を移行する。
ステップS115−7−7−4において、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶された第2領域用払出センサフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグがONであると判定された場合には(ステップS115−7−7−4=Yes)、ステップS115−7−7−5に処理を移行し、第2領域用払出センサフラグがONでないと判定された場合には(ステップS115−7−7−4=No)、ステップS115−7−7−12に処理を移行する。
ステップS115−7−7−5において、メインCPU301は、第2領域用のホッパーモータ91の駆動時間の計時を終了する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、割込処理による第2領域用ホッパーモータ駆動時間の更新を停止させ、第2領域用ホッパーモータ駆動時間の値をクリアする処理を行う。そして、ステップS115−7−7−5の処理が終了すると、ステップS115−7−7−6に処理を移行する。
ステップS115−7−7−6において、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における第2領域用払出センサフラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS115−7−7−6の処理が終了すると、ステップS115−7−7−12に処理を移行する。
ステップS115−7−7−7において、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶された第2領域用払出センサフラグがOFFであるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグがOFFであると判定された場合には(ステップS115−7−7−7=Yes)、ステップS115−7−7−8に処理を移行し、第2領域用払出センサフラグがOFFでないと判定された場合には(ステップS115−7−7−7=No)、ステップS115−7−7−10に処理を移行する。
ステップS115−7−7−8において、メインCPU301は、第2領域用のホッパーモータ91の駆動時間の計時を開始する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における第2領域用ホッパーモータ駆動時間の値をクリアし、割込処理による第2領域用ホッパーモータ駆動時間の更新を開始させる処理を行う。そして、ステップS115−7−7−8の処理が終了すると、ステップS115−7−7−9に処理を移行する。
ステップS115−7−7−9において、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における第2領域用払出センサフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS115−7−7−9の処理が終了すると、ステップS115−7−7−10に処理を移行する。
ステップS115−7−7−10において、メインCPU301は、第2領域用ホッパーモータ駆動時間が60ms以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、第2領域用ホッパーモータ駆動時間が60ms以上であると判定された場合には(ステップS115−7−7−10=Yes)、ステップS115−7−7−11に処理を移行し、第2領域用ホッパーモータ駆動時間が60ms以上でないと判定された場合には(ステップS115−7−7−10=No)、ステップS115−7−7−12に処理を移行する。
ステップS115−7−7−11において、メインCPU301は、エラーフラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるメダル詰まりフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS115−7−7−11の処理が終了すると、ステップS115−7−7−12に処理を移行する。
ステップS115−7−7−12において、メインCPU301は、レジスタ復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−7−7−1の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。ここでは、第2メダル投入チェック処理におけるステップS103−3−3−10の処理と同様の処理を行う。そして、ステップS115−7−7−12の処理が終了すると、第2メダル払出処理を終了し、メダル一枚払出処理に復帰し、ステップS115−7−8に処理を移行する。
次に、図21に基づいて、図12のステップS116の処理により行われる遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図21は遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS116−1において、メインCPU301は、ボーナス作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグ、RB作動中フラグのうち、少なくとも何れか一方がONであるか否かを判定する。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグ、RB作動中フラグのうち、少なくとも何れか一方がONである場合に、ボーナス作動中フラグがONであると判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグ、及びRB作動中フラグがOFFである場合に、ボーナス作動中フラグがONではないと判定する処理を行う。そして、ボーナス作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS116−1=Yes)、ステップS116−2に処理を移行し、ボーナス作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS116−1=No)、ステップS116−3に処理を移行する。
ステップS116−2において、メインCPU301は、後で図22を用いて詳述するボーナス作動中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値を減算する処理等を行う。そして、ステップS116−2の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS116−3において、メインCPU301は、ボーナスに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナスに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS116−3=Yes)、ステップS116−4に処理を移行し、ボーナスに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS116−3=No)、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS116−4において、メインCPU301は、ボーナス作動中フラグ更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合には、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグをONにする処理を行い、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合には、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS116−4の処理が終了すると、ステップS116−5に処理を移行する。
ステップS116−5において、メインCPU301は、ボーナス作動時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合には、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値に所定の値をセットする処理、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の値をクリアする処理、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値をセットする処理、及びメインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値をセットする処理を行い、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合には、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の値をクリアする処理、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値をセットする処理、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値をセットする処理を行う。そして、ステップS116−5の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図22に基づいて、図21のステップS116−2の処理により行われるボーナス作動中処理についての説明を行う。なお、図22はボーナス作動中処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS116−2−1において、メインCPU301は、BB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、BB作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS116−2−1=Yes)、ステップS116−2−2に処理を移行し、BB作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS116−2−1=No)、ステップS116−2−11に処理を移行する。
ステップS116−2−2において、メインCPU301は、払出枚数カウンタ更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、ステップS114の表示判定処理により算定されたメダルの払出枚数を減算する処理を行う。そして、ステップS116−2−2の処理が終了すると、ステップS116−2−3に処理を移行する。
ステップS116−2−3において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値が「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS116−2−2の払出枚数カウンタ更新処理により、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、ステップS114の表示判定処理により算定されたメダルの払出枚数を減算した結果、払出枚数カウンタの値が負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、払出枚数カウンタの値が「0」未満であると判定された場合には(ステップS116−2−3=Yes)、ステップS116−2−4に処理を移行し、払出枚数カウンタの値が「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS116−2−3=No)、ステップS116−2−5に処理を移行する。
ステップS116−2−4において、メインCPU301は、BB終了時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の値をクリアする処理を行うとともに、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にRT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS116−2−4の処理が終了すると、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS116−2−5において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS116−2−5の処理が終了すると、ステップS116−2−6に処理を移行する。
ステップS116−2−6において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS116−2−5の処理により、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、遊技可能回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS116−2−6=Yes)、ステップS116−2−10に処理を移行し、遊技可能回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS116−2−6=No)、ステップS116−2−7に処理を移行する。
ステップS116−2−7において、メインCPU301は、入賞したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞したと判定された場合には(ステップS116−2−7=Yes)、ステップS116−2−8に処理を移行し、入賞していないと判定された場合には(ステップS116−2−7=No)、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS116−2−8において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS116−2−8の処理が終了すると、ステップS116−2−9に処理を移行する。
ステップS116−2−9において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS116−2−8の処理により、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、入賞回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS116−2−9=Yes)、ステップS116−2−10に処理を移行し、入賞回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS116−2−9=No)、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS116−2−10において、メインCPU301は、BB中RB作動時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタに所定の値をセットする処理を行うとともに、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタに所定の値をセットする処理を行う。そして、ステップS116−2−10の処理が終了すると、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS116−2−11において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS116−2−11の処理が終了すると、ステップS116−2−12に処理を移行する。
ステップS116−2−12において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS116−2−11の処理により、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、遊技可能回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS116−2−12=Yes)、ステップS116−2−16に処理を移行し、遊技可能回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS116−2−12=No)、ステップS116−2−13に処理を移行する。
ステップS116−2−13において、メインCPU301は、入賞したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞したと判定された場合には(ステップS116−2−13=Yes)、ステップS116−2−14に処理を移行し、入賞していないと判定された場合には(ステップS116−2−13=No)、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS116−2−14において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS116−2−14の処理が終了すると、ステップS116−2−15に処理を移行する。
ステップS116−2−15において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS116−2−14の処理により、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、入賞回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS116−2−15=Yes)、ステップS116−2−16に処理を移行し、入賞回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS116−2−15=No)、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS116−2−16において、メインCPU301は、RB終了時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にRT遊技状態に係る情報をセットする処理等を行う。そして、ステップS116−2−16の処理が終了すると、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図23、図24に基づいて、割込処理についての説明を行う。ここで、割込処理は、メインループ処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
ステップS201において、メインCPU301は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
ステップS202において、メインCPU301は、入力ポート読込処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200から各種信号を受信する処理を行う。なお、メインCPU301は、入力ポート読込処理において、第2制御領域2210に記憶されたプログラムで参照される入力ポートの情報については、入力ポートから読み出して第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶させておく。例えば、メインCPU301は、第1メダル通過センサ62および第2メダル通過センサ63の信号値に対応する入力ポートの値を、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160において、第1メダル通過センサ状態値および第2メダル通過センサ状態値として記憶させる。また、メインCPU301は、メダル投入検知センサ61の信号値に対応する入力ポートの値を、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160において、メダル投入検知センサ状態値として記憶させる。また、メインCPU301は、払出センサ92の信号値に対応する入力ポートの値を、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160において、払出センサ状態値として記憶させる。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
ステップS203において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、最小遊技時間等を計測するためのタイマカウンタの値から「1」減算する処理を行う。また、メインCPU301は、計時中のタイマ等についても計数処理を行う。例えば、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動時間が計時中であれば、この駆動時間の計数処理を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
ステップS204において、メインCPU301は、リール駆動制御処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール番号の初期値として右リール20に対応する「3」をセットし、リール番号「3」に対応する右ステッピングモータ153を駆動することにより、右リール20の回転の加速、定速、減速制御等を行う。次に、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行い、リール番号「2」に対応する中ステッピングモータ152を駆動することにより、中リール19の回転の加速、定速、減速制御等を行う。次に、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行い、リール番号「1」に対応する左ステッピングモータ151を駆動することにより、左リール18の回転の加速、定速、減速制御等を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
ステップS205において、メインCPU301は、外部信号出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板30の出力ポートデータを設定する処理等を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
ステップS206において、メインCPU301は、LED表示処理を行う。具体的には、メインCPU301は、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16の表示データを作成する処理を行い、当該作成された表示データに基づいて、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16の制御を行う。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
ステップS207において、メインCPU301は、制御コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットされた各種コマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS208に処理を移行する。
ステップS208において、メインCPU301は、ポート出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して、各種信号を送信する処理を行う。なお、第2制御領域2210に記憶されたプログラムにおいては、出力ポートに対して信号を送信する処理を行うことはない。そして、ステップS208の処理が終了すると、ステップS209に処理を移行する。
ステップS209において、メインCPU301は、入力エラーチェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、各種の入力エラーを検査するためのエラーチェック処理を行う。例えば、メインCPU301は、ドア開放をチェックするためのドア開放チェック処理等を行う。そして、ステップS209の処理が終了すると、ステップS210に処理を移行する。
ステップS210において、メインCPU301は、後で図25を用いて詳述する第2記憶領域割込処理を行う。なお、第2記憶領域割込処理は、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶された第2記憶領域割込処理を行うプログラムを呼び出すことにより実行される。また、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶された割込処理を行うプログラムのステップS210に対応する箇所には、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶された第2記憶領域割込処理を行うプログラムを呼び出すためのアドレスが予め規定されている。当該処理において、メインCPU301は、第2記憶領域における割込処理等を行う。また、本実施の形態においては、第2記憶領域割込処理を、割込処理の途中で実行されるようにしているが、「第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムを呼び出すことにより実行される」第2記憶領域割込処理と、「第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムを呼び出すことにより実行される」割込処理と、をそれぞれ別々に、独立で実行させるようにしてもよい。そして、ステップS210の処理が終了すると、ステップS211に処理を移行する。
ステップS211において、メインCPU301は、第1記憶領域復帰時エラーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記第2記憶領域2200に記憶されたプログラムによる第2記憶領域割込処理において、エラーが検出されたか否かをチェックする処理を行う。ここでは、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムによる割込処理において、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶されたエラーフラグを参照することにより、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムによる第2記憶領域割込処理において、エラーが検出されたか否かをチェックする。そして、ステップS211の処理が終了すると、ステップS212に処理を移行する。
ステップS212において、メインCPU301は、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS211の第1記憶領域復帰時エラーチェック処理において、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、エラーを検出したと判定された場合には(ステップS212=Yes)、ステップS213に処理を移行し、エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS212=No)、ステップS214に処理を移行する。
ステップS213において、メインCPU301は、復帰時エラー検出時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、エラー情報を各種表示器に表示するための処理等を行う。また、該当するエラーが検出された旨の情報を有するエラーコマンドをメインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS213の処理が終了すると、ステップS214に処理を移行する。なお、必要があればエラー表示後に遊技の停止処理を行う。
ステップS214において、メインCPU301は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS214の処理が終了すると、割込処理を終了し、メインループ処理に復帰する。
次に、図25に基づいて、図24のステップS210の処理により行われる第2記憶領域割込処理についての説明を行う。なお、図25は第2記憶領域割込処理のサブルーチンを示す図である。また、第2記憶領域割込処理は、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムに基づいて、実行される。
ステップS401において、メインCPU301は、レジスタ退避処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS401の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。なお、このレジスタ退避処理は、第2メダル投入チェック処理のステップS103−3−3−1におけるレジスタ退避処理と同様の処理である。そして、ステップS401の処理が終了すると、ステップS402に処理を移行する。
ステップS402において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200における計時中のタイマ等についての計数処理を行う。例えば、メインCPU301は、ホッパーモータ91の駆動時間が第2記憶領域2200において計時中であれば、この駆動時間の計数処理を行う。なお、本ステップS402のタイマ計測処理におけるタイマの計数処理と、上記割込処理のステップS203のタイマ計測処理におけるタイマの計数処理では、同一内容のプログラムであるサブルーチンを呼び出すが、本ステップS402のタイマ計測処理におけるタイマの計数処理は、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムを呼び出すことによって実行し、第2ワーク領域2260に記憶されたタイマの値を更新するものであり、上記割込処理のステップS203のタイマ計測処理におけるタイマの計数処理は、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムを呼び出すことによって実行し、第1ワーク領域2160に記憶されたタイマの値を更新するものである。すなわち、それぞれのタイマ計測処理は、対応するサブルーチンのみを呼び出すものであって、他方のサブルーチンは呼び出さない。そして、ステップS402の処理が終了すると、ステップS403に処理を移行する。
ステップS403において、メインCPU301は、後で図26を用いて詳述する第2記憶領域入力エラーチェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、各種入力エラー(投入エラー、払出エラー)の検査処理等を行う。そして、ステップS403の処理が終了すると、ステップS404に処理を移行する。
ステップS404において、メインCPU301は、レジスタ復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS401の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。なお、このレジスタ復帰処理は、第2メダル投入チェック処理のステップS103−3−3−10におけるレジスタ復帰処理と同様の処理である。そして、ステップS404の処理が終了すると、第2記憶領域割込処理を終了し、割込処理のステップS211に処理を移行する。
次に、図26に基づいて、図25のステップS403の処理により行われる第2記憶領域入力エラーチェック処理についての説明を行う。なお、図26は第2記憶領域入力エラーチェック処理のサブルーチンを示す図である。また、上記のように、第2記憶領域入力エラーチェック処理も、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムを呼び出すことにより実行される。
ステップS403−1において、メインCPU301は、投入エラーまたは払出エラー時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における投入エラーフラグ(通過エラーフラグを含む)および払出エラーフラグを検索し、投入エラーフラグまたは払出エラーフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、投入エラーフラグまたは払出エラーフラグがONであると判定された場合には(ステップS403−1=Yes)、第2記憶領域入力エラーチェック処理を終了し、第2記憶領域割込処理のステップS404に処理を移行し、投入エラーフラグおよび払出エラーフラグがONでないと判定された場合には(ステップS403−1=No)、ステップS403−2に処理を移行する。
ステップS403−2において、メインCPU301は、後で図27を用いて詳述する投入センサエラーチェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メダルの投入に関するエラー(セレクター14におけるエラー)を判定する処理等を行う。そして、ステップS403−2の処理が終了すると、ステップS402−3に処理を移行する。
ステップS403−3において、メインCPU301は、後で図28を用いて詳述する払出センサエラーチェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メダルの払い出しに関するエラー(ホッパー202におけるエラー)を判定する処理等を行う。そして、ステップS403−3の処理が終了すると、第2記憶領域入力エラーチェック処理を終了し、第2記憶領域割込処理のステップS404に処理を移行する。
次に、図27に基づいて、図26のステップS403−2の処理により行われる投入センサエラーチェック処理についての説明を行う。なお、図27は投入センサエラーチェック処理のサブルーチンを示す図である。また、上記のように、投入センサエラーチェック処理も、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムを呼び出すことにより実行される。
ステップS403−2−1において、メインCPU301は、ブロッカ54がOFF状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶されたブロッカ54の制御状態値を参照し、ブロッカ54の状態を判定する。なお、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムにおいて、メダルの投入を許可する場合に、ブロッカ54をONに制御するとともに、第1ワーク領域2160におけるブロッカ54の制御状態値にONを記憶させ、メダルの投入を許可しない場合に、ブロッカ54をOFFに制御するとともに、第1ワーク領域2160におけるブロッカ54の制御状態値にOFFを記憶させる。
ステップS403−2−2において、メインCPU301は、ブロッカフラグがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶されたブロッカフラグの値が、OFFであるか否かを判定する。そして、ブロッカフラグの値がOFFであると判定された場合には(ステップS403−2−2=Yes)、ステップS403−2−3に処理を移行し、ブロッカフラグの値がOFFでないと判定された場合には(ステップS403−2−2=No)、ステップS403−2−12に処理を移行する。
ステップS403−2−3において、メインCPU301は、ブロッカOFF時間の計時を終了する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域割込処理におけるタイマ計測処理によるブロッカOFF時間の更新を停止させ、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるブロッカOFF時間の値をクリアする処理を行う。そして、ステップS403−2−3の処理が終了すると、ステップS403−2−4に処理を移行する。
ステップS403−2−4において、メインCPU301は、ブロッカフラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるブロッカフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS403−2−4の処理が終了すると、ステップS403−2−12に処理を移行する。
ステップS403−2−5において、メインCPU301は、ブロッカフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶されたブロッカフラグの値が、ONであるか否かを判定する。そして、ブロッカフラグの値がONであると判定された場合には(ステップS403−2−5=Yes)、ステップS403−2−6に処理を移行し、ブロッカフラグの値がONでないと判定された場合には(ステップS403−2−5=No)、ステップS403−2−8に処理を移行する。
ステップS403−2−6において、メインCPU301は、ブロッカOFF時間の計時を開始する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるブロッカOFF時間の値をクリアし、第2記憶領域割込処理におけるタイマ計測処理によるブロッカOFF時間の更新を開始させる処理を行う。そして、ステップS403−2−6の処理が終了すると、ステップS403−2−7に処理を移行する。
ステップS403−2−7において、メインCPU301は、ブロッカフラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるブロッカフラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS403−2−7の処理が終了すると、ステップS403−2−8に処理を移行する。
ステップS403−2−8において、メインCPU301は、ブロッカOFF時間が500ms以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶されたブロッカOFF時間が、500ms以上となったか否かを判定する。そして、ブロッカOFF時間が500ms以上であると判定された場合には(ステップS403−2−8=Yes)、ステップS403−2−9に処理を移行し、ブロッカOFF時間が500ms以上でないと判定された場合には(ステップS403−2−8=No)、ステップS403−2−12に処理を移行する。
ステップS403−2−9において、メインCPU301は、第1メダル通過センサ62の信号がONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶された第1メダル通過センサ状態値を参照し、第1メダル通過センサ62の信号がONであるか否かを判定する。なお、上記のように、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムにおいて、第1メダル通過センサ62から信号を入力する(第1メダル通過センサ62に対応する入力ポートの値がONとなる)と、第1ワーク領域2160における第1メダル通過センサ状態値にONを記憶させ、第1メダル通過センサ62からの信号を入力しなくなる(第1メダル通過センサ62に対応する入力ポートの値がOFFとなる)と、第1ワーク領域2160における第1メダル通過センサ状態値にOFFを記憶させる。
ステップS403−2−10において、メインCPU301は、第2メダル通過センサ63の信号がONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶された第2メダル通過センサ状態値を参照し、第2メダル通過センサ63の信号がONであるか否かを判定する。なお、上記のように、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムにおいて、第2メダル通過センサ63から信号を入力する(第2メダル通過センサ63に対応する入力ポートの値がONとなる)と、第1ワーク領域2160における第2メダル通過センサ状態値にONを記憶させ、第2メダル通過センサ63からの信号を入力しなくなる(第2メダル通過センサ63に対応する入力ポートの値がOFFとなる)と、第1ワーク領域2160における第2メダル通過センサ状態値にOFFを記憶させる。
ステップS403−2−11において、メインCPU301は、通過エラーフラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における通過エラーフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS403−2−11の処理が終了すると、投入センサエラーチェック処理を終了して、第2記憶領域入力エラーチェック処理のステップS403−3に処理を移行する。
ステップS403−2−12において、メインCPU301は、メダル投入検知センサ61の信号がONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶されたメダル投入検知センサ状態値を参照し、メダル投入検知センサ61の信号がONであるか否かを判定する。なお、上記のように、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムにおいて、メダル投入検知センサ61から信号を入力する(メダル投入検知センサ61に対応する入力ポートの値がONとなる)と、第1ワーク領域2160におけるメダル投入検知センサ状態値にONを記憶させ、メダル投入検知センサ61からの信号を入力しなくなる(メダル投入検知センサ61に対応する入力ポートの値がOFFとなる)と、第1ワーク領域2160におけるメダル投入検知センサ状態値にOFFを記憶させる。
ステップS403−2−13において、メインCPU301は、投入検知センサフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶された投入検知センサフラグの値が、ONであるか否かを判定する。そして、投入検知センサフラグの値がONであると判定された場合には(ステップS403−2−13=Yes)、ステップS403−2−14に処理を移行し、投入検知センサフラグの値がONでないと判定された場合には(ステップS403−2−13=No)、投入センサエラーチェック処理を終了し、第2記憶領域入力エラーチェック処理のステップS403−3に処理を移行する。
ステップS403−2−14において、メインCPU301は、投入検知センサON中時間の計時を終了する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域割込処理におけるタイマ計測処理による投入検知センサON中時間の更新を停止させ、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における投入検知センサON中時間の値をクリアする処理を行う。そして、ステップS403−2−14の処理が終了すると、ステップS403−2−15に処理を移行する。
ステップS403−2−15において、メインCPU301は、投入検知センサフラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における投入検知センサフラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS403−2−15の処理が終了すると、投入センサエラーチェック処理を終了し、第2記憶領域入力エラーチェック処理のステップS403−3に処理を移行する。
ステップS403−2−16において、メインCPU301は、投入検知センサフラグがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶された投入検知センサフラグの値が、OFFであるか否かを判定する。そして、投入検知センサフラグの値がOFFであると判定された場合には(ステップS403−2−16=Yes)、ステップS403−2−17に処理を移行し、投入検知センサフラグの値がOFFでないと判定された場合には(ステップS403−2−16=No)、ステップS403−2−19に処理を移行する。
ステップS403−2−17において、メインCPU301は、投入検知センサON中時間の計時を開始する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における投入検知センサON中時間の値をクリアし、第2記憶領域割込処理におけるタイマ計測処理による投入検知センサON中時間の更新を開始させる処理を行う。そして、ステップS403−2−17の処理が終了すると、ステップS403−2−18に処理を移行する。
ステップS403−2−18において、メインCPU301は、投入検知センサフラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における投入検知センサフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS403−2−18の処理が終了すると、ステップS403−2−19に処理を移行する。
ステップS403−2−19において、メインCPU301は、投入検知センサON中時間が1500ms以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶された投入検知センサON中時間が、1500ms以上となったか否かを判定する。そして、投入検知センサON中時間が1500ms以上であると判定された場合には(ステップS403−2−19=Yes)、ステップS403−2−20に処理を移行し、投入検知センサON中時間が1500ms以上でないと判定された場合には(ステップS403−2−19=No)、投入センサエラーチェック処理を終了し、第2記憶領域入力エラーチェック処理のステップS403−3に処理を移行する。
ステップS403−2−20において、メインCPU301は、投入エラーフラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における投入エラーフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS403−2−20の処理が終了すると、投入センサエラーチェック処理を終了して、第2記憶領域入力エラーチェック処理のステップS403−3に処理を移行する。
次に、図28に基づいて、図26のステップS403−3の処理により行われる払出センサエラーチェック処理についての説明を行う。なお、図28は払出センサエラーチェック処理のサブルーチンを示す図である。また、上記のように、払出センサエラーチェック処理も、第2記憶領域2200の第2制御領域2210に記憶されたプログラムを呼び出すことにより実行される。
ステップS403−3−1において、メインCPU301は、ホッパーモータ91が停止中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶されたホッパーモータ動作状態値を参照し、ホッパーモータ91の動作状態を判定する。なお、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムにおいて、ホッパーモータ91を動作させる際には、第1ワーク領域2160におけるホッパーモータ動作状態値にONを記憶させ、ホッパーモータ91を停止させる際には、第1ワーク領域2160におけるホッパーモータ動作状態値にOFFを記憶させる。
ステップS403−3−2において、メインCPU301は、払出センサ92の信号がONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1ワーク領域2160に記憶された払出センサ状態値を参照し、払出センサ92の信号がONであるか否かを判定する。なお、上記のように、メインCPU301は、第1記憶領域2100の第1制御領域2110に記憶されたプログラムにおいて、払出センサ92から信号を入力する(払出センサ92に対応する入力ポートの値がONとなる)と、第1ワーク領域2160における払出センサ状態値にONを記憶させ、払出センサ92からの信号を入力しなくなる(払出センサ92に対応する入力ポートの値がOFFとなる)と、第1ワーク領域2160における払出センサ状態値にOFFを記憶させる。
ステップS403−3−3において、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶された第2領域用払出センサフラグの値が、ONであるか否かを判定する。そして、第2領域用払出センサフラグの値がONであると判定された場合には(ステップS403−3−3=Yes)、ステップS403−3−4に処理を移行し、第2領域用払出センサフラグの値がONでないと判定された場合には(ステップS403−3−3=No)、払出センサエラーチェック処理を終了し、第2記憶領域割込処理のステップS404に処理を移行する。
ステップS403−3−4において、メインCPU301は、モータOFF中払出センサ検出時間の計時を終了する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域割込処理におけるタイマ計測処理によるモータOFF中払出センサ検出時間の更新を停止させ、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるモータOFF中払出センサ検出時間の値をクリアする処理を行う。そして、ステップS403−3−4の処理が終了すると、ステップS403−3−5に処理を移行する。
ステップS403−3−5において、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における第2領域用払出センサフラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS403−3−5の処理が終了すると、払出センサエラーチェック処理を終了し、第2記憶領域割込処理のステップS404に処理を移行する。
ステップS403−3−6において、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶された第2領域用払出センサフラグの値が、OFFであるか否かを判定する。そして、第2領域用払出センサフラグの値がOFFであると判定された場合には(ステップS403−3−6=Yes)、ステップS403−3−7に処理を移行し、第2領域用払出センサフラグの値がOFFでないと判定された場合には(ステップS403−3−6=No)、ステップS403−3−9に処理を移行する。
ステップS403−3−7において、メインCPU301は、モータOFF中払出センサ検出時間の計時を開始する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260におけるモータOFF中払出センサ検出時間の値をクリアし、第2記憶領域割込処理におけるタイマ計測処理によるモータOFF中払出センサ検出時間の更新を開始させる処理を行う。そして、ステップS403−3−7の処理が終了すると、ステップS403−3−8に処理を移行する。
ステップS403−3−8において、メインCPU301は、第2領域用払出センサフラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における第2領域用払出センサフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS403−3−8の処理が終了すると、ステップS403−3−9に処理を移行する。
ステップS403−3−9において、メインCPU301は、モータOFF中払出センサ検出時間が7.5ms以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260に記憶されたモータOFF中払出センサ検出時間が、7.5ms以上となったか否かを判定する。そして、モータOFF中払出センサ検出時間が7.5ms以上であると判定された場合には(ステップS403−3−9=Yes)、ステップS403−3−10に処理を移行し、モータOFF中払出センサ検出時間が7.5ms以上でないと判定された場合には(ステップS403−3−9=No)、払出センサエラーチェック処理を終了し、第2記憶領域割込処理のステップS404に処理を移行する。
ステップS403−3−10において、メインCPU301は、払出エラーフラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2記憶領域2200の第2ワーク領域2260における払出エラーフラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS403−3−10の処理が終了すると、払出センサエラーチェック処理を終了して、第2記憶領域入力エラーチェック処理のステップS403−3に処理を移行する。
次に、図29に基づいて、サブ制御基板におけるメイン処理についての説明を行う。
ステップS301において、サブCPU401は、初期化処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403のエラーをチェックする処理等を行う。そして、ステップS301の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
ステップS302において、サブCPU401は、後で図30を用いて詳述するメイン制御基板通信処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドを解析する処理等を行う。そして、ステップS302の処理が終了すると、ステップS303に処理を移行する。
ステップS303において、サブCPU401は、サウンド制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−3のサウンドデータ決定処理により決定されたサウンドデータに基づいて、スピーカ33から音声を出力する処理を行う。そして、ステップS303の処理が終了すると、ステップS304に処理を移行する。
ステップS304において、サブCPU401は、LED制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−2のLEDデータ決定処理により決定されたLEDデータに基づいて、LED32の制御を行う。そして、ステップS304の処理が終了すると、ステップS305に処理を移行する。
ステップS305において、サブCPU401は、画像制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−4の画像データ決定処理により決定された画像データに基づいて、液晶表示装置31の制御を行う。そして、ステップS305の処理が終了すると、ステップS306に処理を移行する。
ステップS306において、サブCPU401は、各種スイッチ検出時処理を行う。具体的には、サブCPU401は、演出ボタンセンサ21sが演出ボタン21の操作を検出した場合や、十字キーセンサ22sが十字キー22の操作を検出した場合に所定の処理を実行する処理を行う。そして、ステップS306の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
次に、図30に基づいて、図29のステップS302の処理により行われるメイン制御基板通信処理についての説明を行う。なお、図30はメイン制御基板通信処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−1において、サブCPU401は、異なるコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが前回受信したコマンドと異なるコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、異なるコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−1=Yes)、ステップS302−2に処理を移行し、異なるコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−1=No)、メイン制御基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−2において、サブCPU401は、遊技情報格納処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前回送信されたコマンドと異なるコマンドに基づいて、遊技情報を作成し、サブRAM403の所定の格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS302−2の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
ステップS302−3において、サブCPU401は、後で図31を用いて詳述するコマンド解析処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、ステップS302−2の処理により格納した遊技情報に基づいた処理を実行する。そして、ステップS302−3の処理が終了すると、メイン制御基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、図31に基づいて、図30のステップS302−3の処理により行われるコマンド解析処理についての説明を行う。なお、図31はコマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−3−1において、サブCPU401は、サブ演出決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300により受信したコマンドに基づいて、メイン制御基板300により管理される状態を特定し、サブROM402に設けられている演出決定テーブル(図10参照)を選択する処理を行う。そして、サブCPU401は、選択された演出決定テーブルに基づいて、液晶表示装置31等により実行される演出を決定する処理を行う。ここで、例えば、メイン制御基板300によりエラーコマンドを受信した場合には、対応するエラー処理を行う。これにより、後述するステップS302−3−2、ステップS302−3−3、ステップS302−3−4の処理により、所定のLEDデータ、サウンドデータ、画像データ等が決定され、ステップS303、ステップS304、ステップS305の処理において、スピーカ33、LED32、液晶表示装置31等から所定のエラー報知が行われる。そして、ステップS302−3−1の処理が終了すると、ステップS302−3−2に処理を移行する。
ステップS302−3−2において、サブCPU401は、LEDデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS302−3−1のサブ演出決定処理により決定された演出に対応するLEDデータを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−2の処理が終了すると、ステップS302−3−3に処理を移行する。
ステップS302−3−3において、サブCPU401は、サウンドデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS302−3−1のサブ演出決定処理により決定された演出に対応するサウンドデータを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−3の処理が終了すると、ステップS302−3−4に処理を移行する。
ステップS302−3−4において、サブCPU401は、画像データ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS302−3−1のサブ演出決定処理により決定された演出に対応する画像データを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−4の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、第2の実施の形態における遊技機について、説明する。なお、本実施の形態における遊技機は、第1の実施の形態における遊技機1と基本的な構成および制御は同様である。したがって、本実施の形態においては、第1の実施の形態における遊技機1と異なる点を中心に説明し、同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略し、また、同一の制御についても説明は省略する。
メインCPU301aは、メイン制御基板300に設けられている。また、メインCPU301aは、第1の実施の形態のメインCPU301と同様に、メインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。
A#レジスタ1321、B#レジスタ1322、C#レジスタ1323、D#レジスタ1324、E#レジスタ1325、F#レジスタ1326、H#レジスタ1327、L#レジスタ1328は、それぞれ1バイト(8ビット)の記憶容量を持っている。なお、B#レジスタ1322とC#レジスタ1323、D#レジスタ1324とE#レジスタ1325、H#レジスタ1327とL#レジスタ1328、A#レジスタ1321とF#レジスタ1326も、2つを繋げて2バイト(16ビット)として扱うことができる。
すなわち、本実施の形態においては、第1の実施の形態における入出力ポート306が、第1制御処理用の入出力ポートと、第2制御処理用の入出力ポートと、に独立している。
次に、第3の実施の形態における遊技機について、説明する。なお、本実施の形態における遊技機は、第1の実施の形態における遊技機1と基本的な構成および制御は同様である。したがって、本実施の形態においては、第1の実施の形態における遊技機1と異なる点を中心に説明し、同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略し、また、同一の制御についても説明は省略する。
この場合、第2の実施の形態と同様に、レジスタ退避処理やレジスタ復帰処理を実行する必要がなくなる。
また、本実施の形態において、メダルは、本発明の遊技媒体を構成する。
また、本実施の形態において、ホッパーセンサ202sおよびホッパーセンサ202sが有する払出センサ92は、本発明の払出検知手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、スタックは、本発明の退避用記憶領域を構成する。
さらに、本実施の形態において、入出力ポート306は、本発明の入力ポートおよび出力ポートを構成する。
また、本実施の形態において、A#レジスタ1321、B#レジスタ1322、C#レジスタ1323、D#レジスタ1324、E#レジスタ1325、F#レジスタ1326、H#レジスタ1327、L#レジスタ1328は、本発明の第2レジスタを構成する。
2 キャビネット
3 前面扉
4 蝶番機構
5 鍵穴
6 メダル投入口
7 BETボタン
7sw BETスイッチ
8 MAXBETボタン
8sw MAXBETスイッチ
9 精算ボタン
9sw 精算スイッチ
10 スタートレバー
10sw スタートスイッチ
11 左停止ボタン
11sw 左停止スイッチ
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
13 右停止ボタン
13sw 右停止スイッチ
14 セレクター
14s セレクターセンサ
15 貯留枚数表示器
16 払出枚数表示器
17s ドア開閉センサ
18 左リール
19 中リール
20 右リール
21 演出ボタン
21s 演出ボタンセンサ
22 十字キー
22s 十字キーセンサ
23 表示窓
24 受皿ユニット
25 メダル払出口
30 外部集中端子板
31 液晶表示装置
32 LED
33 スピーカ
51 メダル受入口
52 メダル誘導通路
53 メダル排出口
54 ブロッカ
61 メダル投入検知センサ
62 第1メダル通過センサ
63 第2メダル通過センサ
70 セレクターガイド
81 メダル貯留槽
82 メダル払出装置
83 ベース部
84 メインディスク
85 上面ディスク
85a ディスク開口部
86 下面ディスク
86a メダル収納スペース
87 検出レバー
91 ホッパーモータ
92 払出センサ
100 ステータス基板
150 リール制御基板
151 左ステッピングモータ
152 中ステッピングモータ
153 右ステッピングモータ
154s 左リールセンサ
155s 中リールセンサ
156s 右リールセンサ
200 電源基板
201 電源ボタン
201sw 電源スイッチ
202 ホッパー
202s ホッパーセンサ
203 補助収納庫
203s 補助収納庫センサ
204 排出スリット
300 メイン制御基板
301、301a メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 メイン乱数発生器
305 メインI/F回路
306 入出力ポート(I/Oポート)
400 サブ制御基板
401 サブCPU
402 サブROM
403 サブRAM
404 サブ乱数発生器
500 演出制御基板
501 演出制御CPU
502 演出制御ROM
503 演出制御RAM
504 CGROM
505 音源IC
506 音源ROM
507 VDP
1100 演算装置
1200,1201 制御装置
1300,1301 レジスタ群
1311 Aレジスタ
1312 Bレジスタ
1313 Cレジスタ
1314 Dレジスタ
1315 Eレジスタ
1316 Fレジスタ
1317 Hレジスタ
1318 Lレジスタ
1319 SPレジスタ
1320 PCレジスタ
1321 A#レジスタ
1322 B#レジスタ
1323 C#レジスタ
1324 D#レジスタ
1325 E#レジスタ
1326 F#レジスタ
1327 H#レジスタ
1328 L#レジスタ
1400 クロックジェネレータ
1500 バス
2100 第1記憶領域
2110 第1制御領域
2120 第1データ領域
2160 第1ワーク領域
2200 第2記憶領域
2210 第2制御領域
2220 第2データ領域
2260 第2ワーク領域
Claims (1)
- 第1制御を行うための第1制御プログラムを記憶する第1制御領域と、
前記第1制御領域とは異なる領域であって、第2制御を行うための第2制御プログラムを記憶する第2制御領域と、
前記第1制御において更新および参照され、前記第2制御においては更新されない可変データを記憶する第1RWM領域と、
前記第1RWM領域とは異なる領域であって、前記第2制御において更新および参照され、前記第1制御においては更新されない可変データを記憶する第2RWM領域と、
前記第1制御および前記第2制御において演算処理を行う際にデータを記憶するレジスタと、
を備え、
前記第1制御領域は、遊技媒体を払い出すための払出処理を構成する前記第1制御プログラムを記憶し、
前記第2制御領域は、遊技媒体の投入または排出に関する異常を検出するための処理の少なくとも一部であって、前記第1制御プログラムに呼び出されることにより実行され、終了後には前記第1制御プログラムに復帰させる前記第2制御プログラムを記憶するとともに、
前記第1制御プログラムは、所定のレジスタに前記遊技媒体の残り払出枚数を格納し、
前記第2制御プログラムは、前記第1制御プログラムにより呼び出されることに応じて、前記第1制御プログラムにおいて前記残り払出枚数が格納された前記レジスタの値を保護し、当該第2制御プログラムにおいて検出した異常判定情報を前記第2RWM領域に記憶させ、
さらに、前記第1制御プログラムは、前記第2制御プログラムの実行から復帰した際に、前記第2RWM領域を参照して、前記遊技媒体の払出に対する異常の有無を判定する
ことを特徴とする遊技機。
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