JP2011254978A - 遊技機用検出装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技球等の遊技媒体を不当に獲得するために遊技機の各部に対して行われる不正行為を検出するための検出回路によって、配線の断線状態及び配線の短絡状態の検出が、センサのスイッチ回路の種別にかかわらずすべて同時に実行でき、簡易な回路構成で汎用性を高め、コスト低減を図ることのできる遊技機用検出装置と、その検出装置を備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 検出装置100は、磁界を検知したときにリードスイッチ53の接点が閉じる(ON状態となる)ことによって作動する磁気センサ52を含む不正検出部50と、不正検出部50からの出力電圧に基づき、公正な遊技が可能か否かを判定する遊技可否判定を行い、メイン基板21のCPU22へ判定結果を送信する電圧判定部60とを備えている。センサ基板51のセンサコネクタ59とIC基板61のICコネクタ69とはハーネスWを介して接続されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技機に対する不正行為や配線不良を検出するための遊技機用検出装置と、その検出装置を備えた遊技機に関する。
遊技機から払い出される遊技球等の遊技媒体は遊技者に利益を付与することになるため、遊技媒体を不当に得る目的で遊技機に対して種々の不正行為が行われやすい。例えば、一般によく知られた「セブン機」と称される第1種パチンコ機では、始動口に入賞すると、その入賞に対して賞球が払い出されるとともに当否抽選が行われ、その抽選結果が当選(大当たり)であると、さらに多くの賞球を獲得できる。したがって、強力な永久磁石を使用し、その磁力でガラス扉越しに吸着した遊技球を始動口へ誘導して違法に入賞させ、賞球を不正に獲得する違法行為を誘発しやすい。そこで、リードスイッチからなる磁気センサ(磁石センサ)を始動口付近に設置し、磁界(磁気、磁力)を検知したときリードスイッチの接点が閉じる(ON状態となる)ことによって、磁気センサが作動して不正行為を検出する技術が開発されている(特許文献1,2参照)。
なお、ガラス枠を無理にこじ開けて隙間から挿入した針金等によって始動口が開放されるように操作したり、遊技機に振動や衝撃を与えることによって遊技球を始動口に入賞させたりする不正行為や、遊技を司る制御部(CPU等)に対して違法電波を発射し、抽選結果が有利になるように制御信号を阻害(妨害)したりする不正行為を検出する技術も開発されている(特許文献3,非特許文献1参照)。
特開2008−125816号公報 特開2005−137877号公報 特開2002−282505号公報
特許庁監修「平成18年度標準技術集 遊技機及びその関連技術」"第3部周辺設備 5−4−3−1 セキュリティーセンサーの概要と種類"(2007年3月14日特許庁ホームページにて公表)
これらのうち、特許文献1,2に記載された磁気センサのスイッチ回路(リードスイッチ)は、磁気センサが非作動状態(磁界非検知状態)のときにOFF状態(接点開放)となり、作動状態(磁界検知状態)のときにON状態(接点閉鎖)となるノーマルオープン回路(常開回路)で構成されている。したがって、磁気センサのスイッチ回路(リードスイッチ)がOFF状態からON状態になることによって、遊技球を始動口へ違法誘導して入賞させようとする不正行為が検出できる。
しかしながら、検出回路において、コネクタ接続不良(コネクタの引き抜き)状態や接続遮断(配線の切断)状態とする不正行為が行われても、スイッチ回路OFF状態(すなわち正常状態)との区別がつかないために、そのままでは故意にコネクタを引き抜き状態としたり、配線を断線状態としたりする不正行為を検出できない。のみならず、コネクタが引き抜かれたり配線が切断されたりする結果、スイッチ回路がON状態(すなわちセンサ作動状態)となっても、検出回路から信号出力がなされなくなってしまう。そのために、遊技球を始動口へ違法誘導して入賞させようとする不正行為を検出するための検出回路とは別に、故意にコネクタを引き抜き状態としたり、配線を断線状態としたりする不正行為を検出するための検出回路を併設する必要があり、全体の回路構成が複雑になる。
また、特許文献1,2に記載された磁気センサのスイッチ回路を、磁気センサが非作動状態(磁界非検知状態)のときにON状態(接点閉鎖)となり、作動状態(磁界検知状態)のときにOFF状態(接点開放)となるノーマルクローズ回路(常閉回路)で構成した場合には、磁気センサのスイッチ回路がOFF状態からON状態になることによって、遊技球を始動口へ違法誘導して入賞させようとする不正行為が検出できる。
しかしながら、検出回路において、故意に配線を短絡(ショート)状態とする不正行為が行われても、スイッチ回路ON状態(すなわち正常状態)との区別がつかないために、そのままでは故意に配線を短絡状態とする不正行為を検出できない。のみならず、配線が短絡される結果、スイッチ回路がOFF状態(すなわちセンサ作動状態)となっても、検出回路から信号出力がなされなくなってしまう。そのために、遊技球を始動口へ違法誘導して入賞させようとする不正行為を検出するための検出回路とは別に、故意に配線を短絡状態とする不正行為を検出するための検出回路を併設する必要があり、全体の回路構成が複雑になる。
このように、従来装置の回路構成では、センサのスイッチ回路がノーマルオープン回路(常開回路)で構成される場合には、故意にコネクタを引き抜き状態とする不正行為や配線を断線状態とする不正行為を同時に検出できず、ノーマルクローズ回路(常閉回路)で構成される場合には、故意に配線を短絡状態とする不正行為を同時に検出できない。ところで、センサのスイッチ回路において、ノーマルオープン回路とノーマルクローズ回路とは、選択されたセンサの種別に応じて使い分けされる。したがって、上記した不具合を解消するためには、遊技球を始動口へ違法誘導して入賞させようとする不正行為を検出するための検出回路の他に、故意にコネクタを引き抜き状態としたり、配線を断線状態としたりする不正行為を検出するための検出回路と、故意に配線を短絡状態とする不正行為を検出するための検出回路とを常設しなければならなくなり、非常に複雑な回路構成になって汎用性に欠ける。このことは、磁気センサに限らず、遊技球(遊技媒体)を不当に得る目的で行われる不正行為を検出するためのセンサ全般に当てはまる。
そこで本発明の課題は、遊技球等の遊技媒体を不当に獲得するために遊技機の各部に対して行われる不正行為を検出するための検出回路によって、コネクタの引抜状態を含む配線の断線状態、及び配線の短絡状態の検出が、センサのスイッチ回路の種別にかかわらずすべて同時に実行でき、簡易な回路構成で汎用性を高め、コスト低減を図ることのできる遊技機用検出装置と、その検出装置を備えた遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の遊技機用検出装置は、
所定条件の成立に応じて遊技球等の遊技媒体を払い出す遊技機に対し、その遊技媒体を不当に得る目的で行われる不正行為を検出するために設けられる遊技機用検出装置において、
前記遊技機に設置されて前記不正行為を検出したときに作動するセンサと、そのセンサの作動と連動するスイッチ回路とを含む不正検出部と、
その不正検出部のスイッチ回路とは配線を介して接続され、前記不正検出部からの出力電圧に基づき、前記遊技機において公正な遊技が可能か否かを判定する遊技可否判定を行い、遊技を司る制御部へ判定結果を送信する電圧判定部とを備え、
前記不正検出部は、
前記センサのスイッチ回路がOFF状態のときに第一の出力電圧を発生し、前記センサのスイッチ回路がON状態のときに第二の出力電圧を発生し、前記スイッチ回路のOFF・ONとは無関係に、前記配線の断線状態のときに第三の出力電圧(例えば断線出力電圧)を発生し、同じく前記スイッチ回路のOFF・ONとは無関係に、前記配線の短絡状態のときに第四の出力電圧(例えば短絡出力電圧)を発生する電圧発生回路を構成する一方、
前記電圧判定部は、
前記第一ないし第四の出力電圧が入力される共通入力端子と、前記第一又は第二の出力電圧に応じた第一の判定信号を前記制御部へ送信する第一出力端子と、前記第三又は第四の出力電圧に応じた第二の判定信号を前記制御部へ送信する第二出力端子とを有し、
前記スイッチ回路のOFF状態又はON状態に基づく前記第一の判定信号と、前記配線の断線状態又は短絡状態に基づく前記第二の判定信号とが、前記電圧判定部から前記制御部へ個別に送信されることを特徴とする。
このように、不正検出部は、互いに異なる4個の出力電圧を発生する電圧発生回路に構成され、電圧判定部は、それら第一ないし第四の出力電圧に基づく遊技可否判定の結果として第一及び第二の判定信号を出力する。これにより、第一の判定信号によって、遊技球等の遊技媒体を不当に獲得しようとする不正行為を検出できるとともに、第二の判定信号によって、故意に配線(ハーネス)を断線状態(コネクタの引抜状態を含む)にしたり、配線を短絡状態にしたりする不正行為を同時に検出できる。しかも、センサのスイッチ回路がノーマルオープン回路(常開回路)及びノーマルクローズ回路(常閉回路)のいずれで構成されていてもすべての遊技可否判定が同時に実行でき、スイッチ回路の種別によって回路構成を変更したり切り換えたりする必要がないため、簡易な回路構成で汎用性を高め、コスト低減を図ることができる。
また、第二の判定信号は第一の判定信号とは別の出力端子(第二出力端子)から制御部へ送信されるので、故意(配線に対する不正行為)ではなく配線の劣化(耐久性)により断線状態や短絡状態になった場合でも、遊技球等の遊技媒体を不当に獲得しようとして遊技機の各部に対して行われる不正行為とは区別して検出できる。
なお、不正検出部から制御部へ送信される第一の判定信号は、スイッチ回路の種別によりスイッチ回路のOFF状態とON状態とで異なる内容(いずれか一方で正常状態、他方で異常発生状態)を表す。これに対して、不正検出部から制御部へ送信される第二の判定信号は、断線状態と短絡状態とで異なる内容の信号(断線信号と短絡信号)であっても、同じ内容の信号(ともに配線不良信号)であってもよい。
そして、異常発生状態を表す第一の判定信号(異常発生信号)が、不正検出部の第一出力端子から制御部へ送信されたとき、あるいは断線状態又は短絡状態を表す第二の判定信号(断線信号、短絡信号又は配線不良信号)が、不正検出部の第二出力端子から制御部へ送信されたときには、例えば次のような措置を講じることができる。
(A)制御部から、スピーカや液晶表示部で警報したり発射装置を停止したりするための制御信号を出力する。
(B)制御部(及び、制御部とホールコンピュータとの間のデータやコマンドの送受信を中継する中継装置)を介して、第一又は第二の判定信号をさらにホールコンピュータへ送信する。ホールコンピュータから、場内のスピーカ、島のランプ、中継装置の表示部等で警報するための制御信号を出力する。
その際、センサのスイッチ回路を、センサが非作動状態のときにOFF状態となり、作動状態のときにON状態となるノーマルオープン回路(常開回路)で構成する場合には、
電圧判定部は、
不正検出部から第一の出力電圧(正常出力電圧)が共通入力端子に入力されたとき、第一出力端子から第一の判定信号として正常信号を制御部へ送信するとともに、
不正検出部から第二の出力電圧(異常出力電圧)が共通入力端子に入力されたとき、第一出力端子から第一の判定信号として異常発生信号を制御部へ送信することができる。
また、センサのスイッチ回路を、センサが非作動状態のときにON状態となり、作動状態のときにOFF状態となるノーマルクローズ回路(常閉回路)で構成する場合には、
電圧判定部は、
不正検出部から第一の出力電圧(異常出力電圧)が共通入力端子に入力されたとき、第一出力端子から第一の判定信号として異常発生信号を制御部へ送信するとともに、
不正検出部から第二の出力電圧(正常出力電圧)が共通入力端子に入力されたとき、第一出力端子から第一の判定信号として正常信号を制御部へ送信することができる。
このように、電圧判定部は、共通入力端子への入力が第二の出力電圧であるとき(センサのスイッチ回路がノーマルオープン回路の場合)、又は共通入力端子への入力が第一の出力電圧であるとき(センサのスイッチ回路がノーマルクローズ回路の場合)に異常発生信号を送信すればよいので、回路構成を大幅に簡素化する(例えば電圧判定用ICにおける制御プログラムの一部修正)ことができる。したがって、センサのスイッチ回路の種別に対する汎用性を高め、検出装置としてのコスト低減を容易に図ることができる。
なお、スイッチ回路がノーマルオープン回路又はノーマルクローズ回路で構成され、リレー接点等の機械式接点を有するセンサの一例として、以下のものを例示できる。
(1)始動口を始めとする入賞口付近に設置され、磁界(磁気、磁力)を検知する磁気センサ(リードスイッチ);
(2)施錠装置付近に設置され、ガラス扉が開放された(内枠との間に隙間が形成された)ことを検知するドアセンサ(マイクロスイッチ);
(3)遊技機の機体適所に設置され、機体に通常時よりも大きな振動や衝撃が加えられた(叩いたり蹴ったりされた)ことを検知する振動・衝撃センサ(マイクロスイッチ)。
あるいは、センサのスイッチ回路を、バイポーラNPN型トランジスタのオープンコレクタ出力回路(エミッタホロワ回路や共通コレクタと呼ぶ場合もある)で構成することもできる。
このように、トランジスタのスイッチング機能を用いてセンサのスイッチ回路を構成することができるので、遊技機に対する直接的な不正行為を検出するために、さらに広範なセンサを用いることができる。なお、トランジスタのスイッチング機能を用いる場合には、センサのスイッチ回路は、センサの作動・非作動とトランジスタのON・OFFとの連動関係によって、ノーマルオープン回路(常開回路)にもノーマルクローズ回路(常閉回路)にもなる。
なお、スイッチ回路がバイポーラNPN型トランジスタのオープンコレクタ出力回路で構成されるセンサの一例として、以下のものを例示できる。
(4)遊技を司る制御部(CPU等)付近に設置され、違法電波が発射されたことを電界強度で検知する電波センサ;
(5)役物の可動部又はその駆動モータ付近に設置され、それらの原点位置、作動停止位置等を検知するフォトセンサ(光電スイッチ)。
具体的には、不正検出部は、スイッチ回路及び電圧判定部を接続する配線に関して1個のプルアップ抵抗と2個のプルダウン抵抗とを有し、
プルアップ抵抗は、一定電圧を供給する直流電源と配線との間に介装される一方、
2個のうち一方のプルダウン抵抗は、配線に対してプルアップ抵抗と並列に接続されるとともに、他方のプルダウン抵抗は、スイッチ回路と直列接続された形態にて、配線に対してプルアップ抵抗と並列に接続される場合がある。
このように、簡単な回路によって不正検出部を構成できるので、上記検出装置を安価に提供でき、汎用性をさらに高めることができる。また、これらのプルアップ抵抗やプルダウン抵抗に可変抵抗器を用いることによって、第一ないし第四の出力電圧を区分けするための閾値が容易に設定(又は変更)できる。
その際、他方のプルダウン抵抗を、並列接続された複数のスイッチ回路と直列状に接続し、
複数のスイッチ回路のON・OFFは、対応するセンサの作動・非作動との連動関係において共通するものを用いることが可能である。
これによって、スイッチ回路のON・OFFが、対応するセンサの作動・非作動との連動関係において共通する場合、言い換えれば、センサのスイッチ回路の種別が共通(ノーマルオープン回路で統一又はノーマルクローズ回路で統一)する場合に、同種のセンサに関して並列接続された複数のスイッチ回路を不正検出部に組み込むことができる。したがって、例えば多数の入賞口に対し個々にセンサを設置する場合に、安価に回路構成して各入賞口に対する不正行為を網羅的に(横断的に)一括して検出することができる。
さらに、電圧判定部は単一にて構成される一方、不正検出部は複数設けられ、
電圧判定部には、複数の不正検出部が、その不正検出部毎に個別に設けられた配線を介してそれぞれ接続され、
電圧判定部は、共通入力端子及び第一出力端子を各不正検出部毎に有するとともに、第二出力端子をすべての不正検出部に共用する形で有している場合がある。
上記(1)〜(5)のようにセンサの検知対象(検知機能)が異なる場合や、センサのスイッチ回路の種別が不一致(ノーマルオープン回路とノーマルクローズ回路とが混在)である場合に、異種のセンサに対して複数の不正検出部を要しても電圧判定部は単一構成ですみ、簡素な回路構成を維持できる。しかも、第二出力端子はすべての不正検出部に対して共用化されるので、電圧判定部を一層簡素に回路構成できる。なお、第二の判定信号は、断線状態・短絡状態にかかわらずすべて配線不良信号として送信すればよい。
そして、上記の課題を解決するために、本発明の遊技機は、
以上で述べた遊技機用検出装置を備えたことを特徴とする。
これによって、遊技球等の遊技媒体を不当に獲得するために遊技機の各部に対して行われる不正行為を検出するための検出回路によって、コネクタの引抜状態を含む配線の断線状態、及び配線の短絡状態の検出が、センサのスイッチ回路の種別にかかわらずすべて同時に実行できる。したがって、簡易な回路構成で遊技機の汎用性を高め、コスト低減を図ることができる。また、第一出力端子から制御部へ送信される第一の判定信号によって、遊技球等の遊技媒体を不当に獲得しようとして遊技機の各部に対して行われる不正行為を検出できるとともに、第二出力端子から制御部へ送信される第二の判定信号によって、故意に行われた配線に対する不正行為のみならず、配線の劣化(耐久性)により断線状態や短絡状態になった場合でも検出できる。なお、「遊技機」には、パチンコ機、アレパチ機等の弾球遊技機や、スロットマシン、パチスロ機等の回胴式遊技機が含まれる。
本発明に係る検出装置を備えた遊技機の一実施例としての第1種パチンコ機の正面模式図。 図1のパチンコ機の電気的構成を示すブロック図。 本発明に係る検出装置の一例を示す回路図。 図1のパチンコ機のメインフローチャート。 4値判定ICによる遊技可否判定処理の一例を示すフローチャート。 図5のフローチャートに基づく遊技可否判定の結果をマトリックスで表す説明図。 図3の検出装置の変形例を示す回路図。 図5の変形例を示すフローチャート。 図8のフローチャートに基づく遊技可否判定の結果をマトリックスで表す説明図。 本発明に係る検出装置の他の例を示す回路図。 4値判定ICによる遊技可否判定処理の他の例を示すフローチャート。 図11のフローチャートに基づく遊技可否判定の結果をマトリックスで表す説明図。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明に係る検出装置を備えた遊技機の一実施例としての第1種パチンコ機の正面模式図である。第1種パチンコ機1(以下単にパチンコ機ともいう)は、施錠装置1bにより内枠1aに対して回動開閉自在に取り付けられた透明のガラス扉2と、内枠1aの内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3とを有する。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉B(遊技球;遊技媒体)は、発射操作ハンドル5の軸線周りでの回転操作に基づいて玉Bを打撃するハンマ43a、電動モータやカム等の伝動装置からなりハンマ43aを駆動するための駆動機構(図示せず)等を含んで構成される発射装置43によって、遊技盤3に向けて発射される。発射された玉Bは、2本のレール9,9の間を通って遊技盤3に形成された円形状の遊技領域3aに達し、遊技領域3aの面上を落下する。
遊技領域3aの面上には、その中央付近に液晶表示部6が配設されている。液晶の代わりに発光素子を用いた表示装置や、リール式の表示装置も採用できる。液晶表示部6では、例えば3桁のアラビア数字により変動表示した後大当たり(特賞)又は外れの確定表示が行われたり、変動表示の途中においてリーチとなった場合にリーチの演出表示が行われたりする。
液晶表示部6の下方には、玉Bの入賞により液晶表示部6の変動表示を開始させるスタートチャッカ7(始動口)が配置されている。スタートチャッカ7のさらに下方には、液晶表示部6で大当たりの確定表示が行なわれたときに開口して大当たり状態となるアタッカ8(大入賞口)が配置されている。なお、10は入賞せずに落下した玉Bを回収するために遊技領域3aの最下部に設けられたアウト口である。
図2にパチンコ機1の遊技制御装置20の構成をブロック図で示す。この遊技制御装置20はメイン基板21を備え、このメイン基板21には、搭載されたCPU22、遊技プログラム23a等を格納したROM23、ワークエリアとしてのRAM24、入出力回路25等が搭載されている。CPU22は、例えば当否抽選を実行する当否抽選手段(抽選手段)、アタッカ8の開閉処理を実行するアタッカ開閉制御手段(大当たり発生手段)等の諸機能を有し、遊技全体を司る制御部を構成している(詳細については後述する)。
また、メイン基板21には電源回路31の他に次のものが接続され、入出力回路25を介して信号入力されている。
・スタート入賞検出器32:スタートチャッカ7に付設されたスタート入賞検出器32からのスタート入賞検知信号;
・アタッカ入賞検出器33:アタッカ8に付設されたアタッカ入賞検出器33からのアタッカ入賞検知信号;
・電圧判定部60:玉Bを不当に獲得しようとする不正行為を検出するために設けられた遊技機用検出装置(以下単に検出装置ともいう)100の電圧判定部60(図3参照)にて行われた遊技可否判定の判定信号(詳細については後述する)。
さらに、メイン基板21には次のものが接続され、入出力回路25を介して信号出力されている。
・アタッカ開閉用ソレノイド34:アタッカ8を開放処理(このとき通電ON=励磁)及び閉鎖処理(このとき通電OFF=消磁)するためのアタッカ開閉用ソレノイド34への制御信号;
・液晶表示部6(可変表示手段):表示制御基板26を介して、当否抽選結果に基づく図柄を変動表示した後大当たり又は外れの確定表示を行なったり、変動表示の途中においてリーチとなった場合にリーチの演出表示を行なったりするための制御信号;
・スピーカ40:音声制御基板27を介してスピーカ40を駆動させるための制御信号;
・ランプ41:ランプ制御基板28を介してランプ41を駆動させるための制御信号;
・払出装置42:払出制御基板29を介して賞球・貸球の払出装置42を駆動させるための制御信号;
・発射装置43:発射操作ハンドル5及び発射制御基板30を介して遊技球の発射装置43(ハンマ43a等)を駆動させるための制御信号。
図1に示すパチンコ機1において、主要部の作動は以下のように表わされる。遊技盤3に配置されたスタートチャッカ7を通過する遊技球をスタート入賞検出器32が検出したことをスタート条件として、CPU22(当否抽選手段(抽選手段);図2参照)による当否抽選が実行される。この当否抽選は、一般に、取得した乱数値と大当たり乱数(特賞乱数)とが一致するか否かの判定により行なわれる。そして、液晶表示部6に、当否抽選結果に基づく図柄を変動表示した後大当たり(特賞)又は外れの確定表示が行なわれ、また変動表示の途中においてリーチとなった場合(例えば、図1のように初めに停止表示した2桁が揃った場合)にはリーチの演出表示が行なわれる。
当否抽選の結果が大当たりであると、液晶表示部6には変動表示の後大当たり態様の図柄(例えば222等のゾロ目)が確定表示され大当たり状態(大当たり発生)となる。大当たりが発生すると、アタッカ開閉用ソレノイド34(図2参照)を駆動(励磁)してアタッカ8を開放状態(第一状態)とする。そして、この開放状態から所定のラウンド終了条件のもとでアタッカ8が閉鎖状態(第二状態)に至るまでを1ラウンドとし、大当たりは所定の最大継続可能ラウンド数(例えば15ラウンド)を上限として所定のラウンド更新条件が満たされる限り継続する。なお、スタートチャッカ7やアタッカ8に玉Bが入賞したときには、所定個数の賞球が払出装置42(図2参照)から玉供給皿4(図1参照)へ払い出される。
図3は本発明に係る検出装置の一例を示す回路図である。図3に示す検出装置100は、スタートチャッカ7の近傍に設置され(図1参照)、磁界(磁気、磁力)を検知したときにリードスイッチ53(スイッチ回路)の接点が閉じる(ON状態となる)ことによって作動する磁気センサ52(センサ)を含む不正検出部50と、不正検出部50からの出力電圧に基づき、パチンコ機1において公正な遊技が可能か否かを判定する遊技可否判定を行い、メイン基板21のCPU22へ判定結果を送信する電圧判定部60とを備えている。不正検出部50のリードスイッチ53はセンサ基板51(検出回路基板)に実装され、電圧判定部60を構成する4値判定IC62はIC基板61(判定回路基板)に実装されている。また、センサ基板51のセンサコネクタ59(検出回路コネクタ)とIC基板61のICコネクタ69(判定回路コネクタ)とはハーネスW(配線)を介して接続されている。つまり、ハーネスWは、センサ基板51に実装されたリードスイッチ53と、IC基板61に実装された4値判定IC62とを接続している。
具体的には、不正検出部50は、ハーネスWにより接続された1個のプルアップ抵抗RU(IC基板61に実装されている)と2個のプルダウン抵抗RD1,RD2(それぞれセンサ基板51に実装されている)とを有している。このうち、プルアップ抵抗RU(例えば1kΩ)は、電源回路31(図2参照)から一定の電源電圧VPS(例えば12V)を供給された直流電源PSとハーネスWとの間に介装されている。また、第一プルダウン抵抗RD1(例えば10kΩ)は、ハーネスWに対してプルアップ抵抗RUと並列に接続され、第二プルダウン抵抗RD2(例えば1kΩ)は、リードスイッチ53と直列接続された形態にて、ハーネスWに対してプルアップ抵抗RUと並列に接続されている。
すでに述べたように、リードスイッチ53は、磁気センサ52が非作動状態のときにOFF状態となり、作動状態のときにON状態となるノーマルオープン回路(常開回路)を構成している。したがって、不正検出部50は次の4つの出力電圧を発生する電圧発生回路を構成する。
(1)リードスイッチ53がOFF状態のときには、不正検出部50は、数式1で表される正常出力電圧V1(第一の出力電圧;高電位出力電圧;この例では10.9V)を発生する。
(2)リードスイッチ53がON状態のときには、不正検出部50は、数式2で表される異常出力電圧V2(第二の出力電圧;低電位出力電圧;この例では5.7V)を発生する。
(3)ハーネスWが断線状態、又はコネクタ59,69が引抜状態のときには、不正検出部50は、リードスイッチ53のOFF・ONとは無関係に、断線出力電圧V3(第三の出力電圧;この例では12V)を発生する。
(4)ハーネスWが短絡状態のときには、不正検出部50は、リードスイッチ53のOFF・ONとは無関係に、短絡出力電圧V4(第四の出力電圧;この例では0V)を発生する。
Figure 2011254978
Figure 2011254978
このように、プルアップ抵抗RUは、電源電圧VPSと同等の出力電圧(V3)を確保する機能を有している。また、第一プルダウン抵抗RD1は高電位出力電圧V1を得る際に主要な機能を有し、第二プルダウン抵抗RD2は低電位出力電圧V2を得る際に主要な機能を有する。
電圧判定部60の4値判定IC62は、1個の共通入力端子63と2個の出力端子64,65とを有する。上記4つの出力電圧V1〜V4は4値判定IC62の共通入力端子63に入力される。なお、プルアップ抵抗RUは、ICコネクタ69と共通入力端子63(4値判定IC62)とを結ぶ結線に対して並列接続されている。そして、電圧判定部60(4値判定IC62)は、次のようにして遊技可否判定を行う。
(A)不正検出部50から正常出力電圧V1が共通入力端子63に入力されたとき、第一出力端子64から第一の判定信号として正常信号(例えば「0」)をCPU22(メイン基板21)へ送信する。
(B)不正検出部50から異常出力電圧V2が共通入力端子63に入力されたとき、第一出力端子64から第一の判定信号として異常発生信号(例えば「1」)をCPU22(メイン基板21)へ送信する。
(C)不正検出部50から断線出力電圧V3が共通入力端子63に入力されたとき、第二出力端子65から第二の判定信号として配線不良信号(例えば「1」)をCPU22(メイン基板21)へ送信する。
(D)不正検出部50から短絡出力電圧V4が共通入力端子63に入力されたとき、第二出力端子65から第二の判定信号として配線不良信号(例えば「1」)をCPU22(メイン基板21)へ送信する。
なお、この実施例では、(C),(D)ともに配線不良信号を送信するが、(C)の場合に断線信号(例えば「0」)、(D)の場合に短絡信号(例えば「1」)を送信してもよい。
また、これらの(A)〜(D)の遊技可否判定を行うために、出力電圧V1〜V4に対して複数(ここでは3つ)の閾値電圧VS1,VS2,VS3が設定されている(図6参照)。
・第一閾値電圧VS1(例えば1V):短絡出力電圧V4と異常出力電圧V2との間に設定される。
・第二閾値電圧VS2(例えば6V):異常出力電圧V2と正常出力電圧V1との間に設定される。
・第三閾値電圧VS3(例えば11V):正常出力電圧V1と断線出力電圧V3との間に設定される。
次に、図4に示すフローチャートにより、遊技プログラム23a(図2参照)で実行されるメインフローの概要を説明する。図4のS1において玉Bがスタートチャッカ7を通過したことをスタート入賞検出器32が検出すると(S1でYES)、S2の乱数取得処理サブルーチンを実行する。S3において、S2で取得した乱数値に基づいて液晶表示部6での図柄変動表示が開始される。S4にてリーチフラグをチェックし、リーチフラグが「1」であれば(S4でYES)、S5のリーチ演出処理サブルーチンを実行する。S6で大当たりフラグが「1」であるかを確認する。大当たりフラグが「1」であれば(S6でYES)、S7の大当たり処理サブルーチンを実行し、大当たりフラグが「1」でなければ(S6でNO)、S8のはずれ処理サブルーチンを実行する。
次に、図5に示すフローチャートにより、4値判定ICによる遊技可否判定処理を説明する。図6は4値判定IC62による遊技可否判定の結果をマトリックスで表したものである。図4で説明した遊技中において、不正検出部50から4値判定IC62の共通入力端子63には、4つの出力電圧V1〜V4のうちのいずれかが入力されている。
図5のS11にて、4値判定IC62は、共通入力端子63の入力電圧値が第三閾値電圧VS3(11V)を上回るか否かを確認する。このときの入力電圧値が第三閾値電圧VS3を上回っていれば(S11でYES)、不正行為によりハーネスWが断線状態(又はコネクタ59,69が引抜状態)とされ、共通入力端子63に断線出力電圧V3(12V)が入力されたと判定して、S12にて第二出力端子65から配線不良信号(「1」)を出力する。入力電圧値が第三閾値電圧VS3以下であれば(S11でNO)、S13にて共通入力端子63の入力電圧値が第一閾値電圧VS1(1V)を下回るか否かを確認する。このときの入力電圧値が第一閾値電圧VS1を下回っていれば(S13でYES)、不正行為によりハーネスWが短絡状態とされ、共通入力端子63に短絡出力電圧V4(0V)が入力されたと判定して、S12にて第二出力端子65から配線不良信号(「1」)を出力する。
入力電圧値が第一閾値電圧VS1以上であれば(S13でNO)、S14にて共通入力端子63の入力電圧値が第二閾値電圧VS2(6V)を下回るか否かを確認する。このときの入力電圧値が第二閾値電圧VS2を下回っていれば(S14でYES)、不正行為により磁気センサ52が作動して、共通入力端子63に異常出力電圧V2(5.7V)が入力されたと判定して、S15にて第一出力端子64から異常発生信号(「1」)を出力する。入力電圧値が第二閾値電圧VS2以上であれば(S14でNO)、磁気センサ52は非作動で、共通入力端子63に正常出力電圧V1(10.9V)が入力されたと判定して、S16にて第一出力端子64から正常信号(「0」)を出力する。
図6において、異常発生信号が電圧判定部60の第一出力端子64からCPU22(メイン基板21)へ送信されたとき、あるいは配線不良信号が電圧判定部60の第二出力端子65からCPU22へ送信されたときには、CPU22から、発射装置43を停止するための制御信号を出力してもよい(図2参照)。また、CPU22から、スピーカ40や液晶表示部6で警報するための制御信号を出力してもよい(図2参照)。その際、異常発生信号を受信した場合と、配線不良信号を受信した場合とで警報内容を変更するとよい。
このように、不正検出部50は、互いに異なる4個の出力電圧V1〜V4を発生する電圧発生回路に構成され、電圧判定部60は、それら4個の出力電圧V1〜V4に基づく遊技可否判定の結果として第一及び第二の判定信号を出力する。これにより、第一の判定信号によって、玉Bを不当に獲得しようとする不正行為を検出できるとともに、第二の判定信号によって、故意にハーネスWを断線状態(コネクタの引抜状態を含む)にしたり、ハーネスWを短絡状態にしたりする不正行為を同時に検出できる。しかも、すべての遊技可否判定が同時に実行でき、回路構成を変更したり切り換えたりする必要がないため、簡易な回路構成で汎用性を高め、コスト低減を図ることができる。
また、第二の判定信号は第一の判定信号とは別の第二出力端子65からCPU22(メイン基板21)へ送信されるので、故意(ハーネスWに対する不正行為)ではなくハーネスWの劣化(耐久性)により断線状態や短絡状態になった場合でも、玉Bを不当に獲得しようとしてパチンコ機1の各部に対して行われる不正行為とは区別して検出できる。
(変形例)
図7は、図3(実施例1)の検出装置の変形例を示す回路図、図8は図5(実施例1)の変形例を示すフローチャート、図9は図8のフローチャートに基づく遊技可否判定の結果をマトリックスで表す説明図である。図7に示す遊技機用検出装置(以下単に検出装置ともいう)100’の不正検出部50’には、施錠装置1bの近傍に設置され(図1参照)、ガラス扉2が開放された(内枠1aとの間に隙間が形成された)ことを検知したときにマイクロスイッチ53’(スイッチ回路)の接点が開く(OFF状態となる)ように作動するするドアセンサ52’(センサ)が設けられている。
すなわち、マイクロスイッチ53’は、ドアセンサ52’が非作動状態のときにON状態となり、作動状態のときにOFF状態となるノーマルクローズ回路(常閉回路)を構成している。したがって、不正検出部50’は次の4つの出力電圧を発生する電圧発生回路を構成する。
(1)’マイクロスイッチ53’がOFF状態のときには、不正検出部50’は、数式1で表される異常出力電圧V1(第一の出力電圧;高電位出力電圧;この例では10.9V)を発生する。
(2)’マイクロスイッチ53’がON状態のときには、不正検出部50’は、数式2で表される正常出力電圧V2(第二の出力電圧;低電位出力電圧;この例では5.7V)を発生する。
(3)ハーネスWが断線状態、又はコネクタ59,69が引抜状態のときには、不正検出部50’は、マイクロスイッチ53’のOFF・ONとは無関係に、断線出力電圧V3(第三の出力電圧;この例では12V)を発生する。
(4)ハーネスWが短絡状態のときには、不正検出部50’は、マイクロスイッチ53’のOFF・ONとは無関係に、短絡出力電圧V4(第四の出力電圧;この例では0V)を発生する。
そして、電圧判定部60(4値判定IC62)は、次のようにして遊技可否判定を行う。
(A)’不正検出部50’から異常出力電圧V1が共通入力端子63に入力されたとき、第一出力端子64から第一の判定信号として異常発生信号(例えば「1」)をCPU22(メイン基板21)へ送信する。
(B)’不正検出部50’から正常出力電圧V2が共通入力端子63に入力されたとき、第一出力端子64から第一の判定信号として正常信号(例えば「0」)をCPU22(メイン基板21)へ送信する。
(C)不正検出部50’から断線出力電圧V3が共通入力端子63に入力されたとき、第二出力端子65から第二の判定信号として配線不良信号(例えば「1」)をCPU22(メイン基板21)へ送信する。
(D)不正検出部50’から短絡出力電圧V4が共通入力端子63に入力されたとき、第二出力端子65から第二の判定信号として配線不良信号(例えば「1」)をCPU22(メイン基板21)へ送信する。
したがって、図8のフローチャートでは、図5(実施例1)のS14を変更し、S14’にて共通入力端子63の入力電圧値が第二閾値電圧VS2(6V)を上回るか否かを確認する。このときの入力電圧値が第二閾値電圧VS2を上回っていれば(S14’でYES)、不正行為によりドアセンサ52’が作動して、共通入力端子63に異常出力電圧V1(10.9V)が入力されたと判定して、S15にて第一出力端子64から異常発生信号(「1」)を出力する。入力電圧値が第二閾値電圧VS2以下であれば(S14’でNO)、ドアセンサ52’は非作動で、共通入力端子63に正常出力電圧V2(5.7V)が入力されたと判定して、S16にて第一出力端子64から正常信号(「0」)を出力する(図9参照)。
このように、磁気センサ52のリードスイッチ53のようにノーマルオープン回路(常開回路)で構成される場合、及びドアセンサ52’のマイクロスイッチ53’のようにノーマルクローズ回路(常閉回路)で構成される場合のいずれであっても、すべての遊技可否判定が同時に実行でき、スイッチ回路の種別によって回路構成を変更したり切り換えたりする必要がないため、簡易な回路構成で汎用性を高め、コスト低減を図ることができる。
(実施例2)
図10は、本発明に係る検出装置の他の例を示す回路図、図11は4値判定ICによる遊技可否判定処理の他の例を示すフローチャート、図12は図11のフローチャートに基づく遊技可否判定の結果をマトリックスで表す説明図である。図10に示す遊技機用検出装置(以下単に検出装置ともいう)200は、複数(例えば2個)の不正検出部150A,150Bと単一の電圧判定部160とを備えている。不正検出部150A,150B毎に個別に設けられたハーネスWA,WB(配線)を介して、各不正検出部150A,150Bと電圧判定部160とは接続されている。
一方の不正検出部である磁気不正検出部150Aには、複数(例えば2個)の磁気センサ152A1,152A2(センサ)の作動と各々連動するリードスイッチ153A1,153A2(スイッチ回路)が磁気センサ基板151A(検出回路基板)に実装されている。第一磁気センサ152A1はスタートチャッカ7(始動口)の近傍に設置され、第二磁気センサ152A2はアタッカ8(始動口)の近傍に設置されている(図1参照)。
磁気不正検出部150Aにおいて、第一及び第二リードスイッチ153A1,153A2は並列接続され、それぞれのリードスイッチ153A1,153A2は、対応する磁気センサ152A1,152A2が非作動状態のときにOFF状態となり、作動状態のときにON状態となるノーマルオープン回路(常開回路)を構成している。また、第二プルダウン抵抗RD2は、並列接続された2列のリードスイッチ153A1,153A2と直列状に接続されている。ハーネスWAは、磁気センサコネクタ159A(検出回路コネクタ)及び磁気センサ側ICコネクタ169A(判定回路コネクタ)の間に配置され、磁気センサ基板151Aに実装されたリードスイッチ153A1,153A2と、電圧判定部160のIC基板161(判定回路基板)に実装された4値判定IC162とを接続している。
他方の不正検出部である電波不正検出部150Bには、電波センサ152B(センサ)の作動と連動するバイポーラNPN型トランジスタ153B(スイッチ回路)が電波センサ基板151B(検出回路基板)に実装されている。この電波センサ152Bはメイン基板21(主制御基板)の近傍に設置されて、違法電波が発射されたことを電界強度で検知する(図1参照)。
電波不正検出部150Bにおいて、トランジスタ153Bは、電波センサ152Bが非作動状態のときにOFF状態となり、作動状態のときにON状態となるノーマルオープン回路(常開回路)を構成している。具体的には、電波センサ152Bが違法電波を検知して作動すると、入力信号がトランジスタ153Bのベースに印加され、コレクタからエミッタに作動電流(コレクタ電流)が流れ、スイッチON状態となる。すなわち、トランジスタ153Bは、オープンコレクタ出力回路(エミッタホロワ回路や共通コレクタと呼ぶ場合もある)として構成されている。ハーネスWBは、電波センサコネクタ159B(検出回路コネクタ)及び電波センサ側ICコネクタ169B(判定回路コネクタ)の間に配置され、電波センサ基板151Bに実装されたトランジスタ153Bと、電圧判定部160のIC基板161(判定回路基板)に実装された4値判定IC162とを接続している。
電圧判定部160の4値判定IC162は、磁気不正検出部150Aに対応して、磁気センサ共通入力端子163A(共通入力端子)と磁気センサ第一出力端子164A(第一出力端子)とを有する。また、4値判定IC162は、電波不正検出部150Bに対応して、電波センサ共通入力端子163B(共通入力端子)と電波センサ第一出力端子164B(第一出力端子)とを有する。さらに、4値判定IC162は、磁気不正検出部150A及び電波不正検出部150Bに共用する形で、第二出力端子165を有している。
すでに述べたように、リードスイッチ153A1,153A2(又はトランジスタ153B)は、磁気センサ152A1,152A2(又は電波センサ152B)が非作動状態のときにOFF状態となり、作動状態のときにON状態となるノーマルオープン回路(常開回路)を構成している。したがって、磁気不正検出部150A及び電波不正検出部150Bは、いずれも実施例1において(1)〜(4)で示した4つの出力電圧V1〜V4を発生する電圧発生回路を構成する。また、電圧判定部160(4値判定IC162)は、各不正検出部150A,150Bにおける出力電圧V1〜V4に基づき、実施例1において(A)〜(D)で示した遊技可否判定を行う。なお、4値判定IC162における第二の判定信号は、ハーネスWA,WBのいずれが断線状態・短絡状態であっても、すべて配線不良信号となる。
次に、図11に示すフローチャートにより、4値判定ICによる遊技可否判定処理を説明する。図12は4値判定IC162による遊技可否判定をマトリックスで表したものである。
図11のS111にて、4値判定IC162は、共通入力端子163A又は163Bの入力電圧値が第三閾値電圧VS3(11V)を上回るか否かを確認する。このときの入力電圧値が第三閾値電圧VS3を上回っていれば(S111でYES)、不正行為によりハーネスWA,WBが断線状態(又はコネクタ159A,159B,169A,169Bが引抜状態)とされ、共通入力端子1633A又は163Bに断線出力電圧V3(12V)が入力されたと判定して、S112にて第二出力端子165から配線不良信号(「1」)を出力する。入力電圧値が第三閾値電圧VS3以下であれば(S111でNO)、S113にて共通入力端子163A又は163Bの入力電圧値が第一閾値電圧VS1(1V)を下回るか否かを確認する。このときの入力電圧値が第一閾値電圧VS1を下回っていれば(S113でYES)、不正行為によりハーネスWA,WBが短絡状態とされ、共通入力端子163A又は163Bに短絡出力電圧V4(0V)が入力されたと判定して、S112にて第二出力端子165から配線不良信号(「1」)を出力する。
入力電圧値が第一閾値電圧VS1以上であれば(S113でNO)、S114にて磁気センサ共通入力端子163Aの入力電圧値が第二閾値電圧VS2(6V)を下回るか否かを確認する。このときの入力電圧値が第二閾値電圧VS2を下回っていれば(S114でYES)、不正行為により磁気センサ152A1,152A2が作動して、磁気センサ共通入力端子163Aに異常出力電圧V2(5.7V)が入力されたと判定して、S115にて磁気センサ第一出力端子164Aから異常発生信号(「1」)を出力する。入力電圧値が第二閾値電圧VS2以上であれば(S114でNO)、磁気センサ152A1,152A2は非作動で、磁気センサ共通入力端子163Aに正常出力電圧V1(10.9V)が入力されたと判定して、S116にて磁気センサ第一出力端子164Aから正常信号(「0」)を出力する。
次いで、S117にて電波センサ共通入力端子163Bの入力電圧値が第二閾値電圧VS2(6V)を下回るか否かを確認する。このときの入力電圧値が第二閾値電圧VS2を下回っていれば(S117でYES)、不正行為により電波センサ152Bが作動して、電波センサ共通入力端子163Bに異常出力電圧V2(5.7V)が入力されたと判定して、S118にて電波センサ第一出力端子164Bから異常発生信号(「1」)を出力する。入力電圧値が第二閾値電圧VS2以上であれば(S117でNO)、電波センサ152Bは非作動で、電波センサ共通入力端子163Bに正常出力電圧V1(10.9V)が入力されたと判定して、S119にて電波センサ第一出力端子164Bから正常信号(「0」)を出力する。
このように、異種のセンサ152A1,152A2,152Bに対して複数の不正検出部150A,150Bを要しても電圧判定部160は単一構成ですみ、簡素な回路構成を維持できる。しかも、第二出力端子165は各不正検出部150A,150Bに対して共用化されるので、電圧判定部160を一層簡素に回路構成できる。
なお、変形例(図7〜図9)及び実施例2(図10〜図12)において、実施例1(図1〜図6)と共通する機能を有する部分には同一符号を付して説明を省略する。
以上では第1種パチンコ機についてのみ説明したが、本発明はその他のパチンコ機、さらにはスロットマシン等の他の遊技機にも適用できる。また、本発明の検出装置には、磁気センサ、ドアセンサ、電波センサ以外に、各種のセンサを用いることができる。
1 第1種パチンコ機(パチンコ機;遊技機)
1a 内枠
1b 施錠装置
2 ガラス扉
5 発射操作ハンドル
6 液晶表示部(可変表示手段)
7 スタートチャッカ(始動口)
8 アタッカ(大入賞口)
21 メイン基板(主制御基板)
22 CPU(制御部)
40 スピーカ
43 発射装置
50,50’ 不正検出部
51 センサ基板(検出回路基板)
52 磁気センサ(センサ)
52’ ドアセンサ(センサ)
53 リードスイッチ(スイッチ回路)
53’ マイクロスイッチ(スイッチ回路)
59 センサコネクタ(検出回路コネクタ)
60 電圧判定部
61 IC基板(判定回路基板)
62 4値判定IC
63 共通入力端子
64 第一出力端子
65 第二出力端子
69 ICコネクタ(判定回路コネクタ)
100,100’ 検出装置(遊技機用検出装置)
150A 磁気不正検出部(不正検出部)
151A 磁気センサ基板(検出回路基板)
152A1 第一磁気センサ(センサ)
153A1 第一リードスイッチ(スイッチ回路)
152A2 第二磁気センサ(センサ)
153A2 第二リードスイッチ(スイッチ回路)
159A 磁気センサコネクタ(検出回路コネクタ)
150B 電波不正検出部(不正検出部)
151B 電波センサ基板(検出回路基板)
152B 電波センサ(センサ)
153B バイポーラNPN型トランジスタ(スイッチ回路)
159B 電波センサコネクタ(検出回路コネクタ)
160 電圧判定部
161 IC基板(判定回路基板)
162 4値判定IC
163A 磁気センサ共通入力端子(共通入力端子)
163B 電波センサ共通入力端子(共通入力端子)
164A 磁気センサ第一出力端子(第一出力端子)
164B 電波センサ第一出力端子(第一出力端子)
165 第二出力端子
169A 磁気センサ側ICコネクタ(判定回路コネクタ)
169B 電波センサ側ICコネクタ(判定回路コネクタ)
200 検出装置(遊技機用検出装置)
PS 直流電源
RU プルアップ抵抗
RD1 第一プルダウン抵抗
RD2 第二プルダウン抵抗
V1 高電位出力電圧(第一の出力電圧)
V2 低電位出力電圧(第二の出力電圧)
V3 断線出力電圧(第三の出力電圧)
V4 短絡出力電圧(第四の出力電圧)
VPS 電源電圧
VS1 第一閾値電圧
VS2 第二閾値電圧
VS3 第三閾値電圧
W,WA,WB ハーネス(配線)

Claims (5)

  1. 所定条件の成立に応じて遊技球等の遊技媒体を払い出す遊技機に対し、その遊技媒体を不当に得る目的で行われる不正行為を検出するために設けられる遊技機用検出装置において、
    前記遊技機に設置されて前記不正行為を検出したときに作動するセンサと、そのセンサの作動と連動するスイッチ回路とを含む不正検出部と、
    その不正検出部のスイッチ回路とは配線を介して接続され、前記不正検出部からの出力電圧に基づき、前記遊技機において公正な遊技が可能か否かを判定する遊技可否判定を行い、遊技を司る制御部へ判定結果を送信する電圧判定部とを備え、
    前記不正検出部は、
    前記センサのスイッチ回路がOFF状態のときに第一の出力電圧を発生し、前記センサのスイッチ回路がON状態のときに第二の出力電圧を発生し、前記スイッチ回路のOFF・ONとは無関係に、前記配線の断線状態のときに第三の出力電圧を発生し、同じく前記スイッチ回路のOFF・ONとは無関係に、前記配線の短絡状態のときに第四の出力電圧を発生する電圧発生回路を構成する一方、
    前記電圧判定部は、
    前記第一ないし第四の出力電圧が入力される共通入力端子と、前記第一又は第二の出力電圧に応じた第一の判定信号を前記制御部へ送信する第一出力端子と、前記第三又は第四の出力電圧に応じた第二の判定信号を前記制御部へ送信する第二出力端子とを有し、
    前記スイッチ回路のOFF状態又はON状態に基づく前記第一の判定信号と、前記配線の断線状態又は短絡状態に基づく前記第二の判定信号とが、前記電圧判定部から前記制御部へ個別に送信されることを特徴とする遊技機用検出装置。
  2. 前記不正検出部は、前記スイッチ回路及び電圧判定部を接続する配線に関して1個のプルアップ抵抗と2個のプルダウン抵抗とを有し、
    前記プルアップ抵抗は、一定電圧を供給する直流電源と前記配線との間に介装される一方、
    2個のうち一方のプルダウン抵抗は、前記配線に対して前記プルアップ抵抗と並列に接続されるとともに、他方のプルダウン抵抗は、前記スイッチ回路と直列接続された形態にて、前記配線に対して前記プルアップ抵抗と並列に接続されている請求項1に記載の遊技機用検出装置。
  3. 前記他方のプルダウン抵抗は、並列接続された複数のスイッチ回路と直列状に接続され、
    前記複数のスイッチ回路のON・OFFは、対応するセンサの作動・非作動との連動関係において共通するものが用いられている請求項2に記載の遊技機用検出装置。
  4. 前記電圧判定部は単一にて構成される一方、前記不正検出部は複数設けられ、
    前記電圧判定部には、前記複数の不正検出部が、その不正検出部毎に個別に設けられた前記配線を介してそれぞれ接続され、
    前記電圧判定部は、前記共通入力端子及び前記第一出力端子を各不正検出部毎に有するとともに、前記第二出力端子をすべての不正検出部に共用する形で有している請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機用検出装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機用検出装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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