JP2010048487A - 扉開閉検知装置 - Google Patents

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寧 牧野
Futoshi Okawa
太 大川
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Abstract

【課題】組立工程が簡素化され、かつ精度の高い扉開閉検知装置を提供する。
【解決手段】第1可動磁石12aおよび第2可動磁石12bは、第1扉2aおよび第2扉2bに取り付けられている。固定磁石9は閉状態の場合に第1可動磁石12aおよび第2可動磁石12bと磁気回路を形成するように枠に取り付けられている。第1磁性体部10aおよび第2磁性体部10bのそれぞれは、磁気回路から漏れた漏洩磁界を通すように固定磁石9の第1および第2磁極に取り付けられている。第1磁性体部10aおよび第2磁性体部10bの間の距離は、第1扉2aおよび第2扉2bが共に閉状態の場合に、第1可動磁石12aおよび第2可動磁石12bの間の距離と、第1可動磁石12aと第1磁性体部10aとの距離と、第2可動磁石12bと第2磁性体部10bとの距離との合計距離よりも大きい。磁気スイッチ7は漏洩磁界の強度に対応して作動されるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、扉開閉検知装置に関し、特に、複数の扉の開閉状態を検知するための扉開閉検知装置に関するものである。
冷蔵庫の複数の扉の開閉状態を検知するための方法として、各扉ごとに独立した扉開閉検知装置を設ける方法以外に、1組のスイッチを設ける方法が提案されている。
たとえば特開2007−24462号公報(特許文献1)によれば、所定の収容室の前面を開閉自在に設けられたドアの開閉状態を検知するために、扉開閉検知機構は、以下の構成を有する。
扉開閉検知機構は、非接触近接スイッチを用いる。非接触スイッチは、所定の第1の手段およびその第1の手段との近接状態に応じてON/OFF状態が切り替わる第2の手段を有する。複数の扉が閉じられたときに各々の所定の端部が接触もしくは近接するよう並べて配列されている。複数のドアの所定の端部のうちの1つに第1の手段が,その他に第2の手段が設けられる。特に、第1の手段として磁石を、第2の手段として磁気スイッチを用いれば、磁石側については配線が不要となり特に好適である。
この公報によれば、上記構成によって、2つのドアについて1組の非接触近接スイッチ手段を設けるだけでよく,複数のドア各々に設ける場合に比べてコストや機器取り付けの工数を抑制できる、とされている。
特開2007−24462号公報
このような扉開閉検知装置にあっては、扉の半開状態でも磁気スイッチは対向する磁石の磁界の影響を受け、磁気スイッチがオン(またはオフ)し、扉が閉状態と誤認識するという問題点がある。また、扉側に磁気スイッチと磁石を備えているため、扉が引き出し扉である場合、複数の引き出し扉が同時に開いた状態を閉状態と誤認識し得るという問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、扉開閉検知装置を有する製品の組立工程を簡素化し、かつ正確に扉開閉状態を検知できる扉開閉検知装置を得ることを目的としている。
本発明の扉開閉検知装置は、枠に対して開閉可能に取り付けられた第1および第2扉の開閉状態を検知するための扉開閉検知装置であって、第1および第2可動磁石と、固定磁石と、第1および第2磁性体部と、磁気スイッチとを有する。
第1および第2可動磁石のそれぞれは、第1および第2扉に取り付けられている。固定磁石は、第1磁極と、第1磁極と極性の異なる第2磁極とを有し、第1および第2扉が共に閉状態の場合に第1および第2可動磁石と磁気回路を形成するように枠に取り付けられている。第1および第2磁性体部のそれぞれは、磁気回路から漏れた漏洩磁界を通すように第1および第2磁極に取り付けられている。第1および第2磁性体部の間の距離は、第1および第2扉が共に閉状態の場合に、第1および第2可動磁石間の距離と、第1可動磁石と第1磁性体部との距離と、第2可動磁石と第2磁性体部との距離との合計距離よりも大きい。磁気スイッチは漏洩磁界の強度に対応して作動されるものである。
本発明の扉開閉検出装置によれば、第1および第2扉の少なくともいずれかが開かれることにより、第1および第2扉が共に閉じた状態において形成される磁気回路から漏洩磁界が生じる。よってこの漏洩磁界を検出することで、第1および第2扉の少なくともいずれかが開状態であることを高い精度で検知することができる。
また1つの磁気スイッチで複数の扉の開閉状態が検知されるので、必要な磁気スイッチの数を減らすことができる。よって扉開閉検知装置を有する製品の組立工程を簡素化することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態の扉開閉検知装置は、冷蔵庫の回転扉の開閉状態を検知する扉開閉検知装置であり、固定部と、第1および第2可動部とを有する。以下に、この扉開閉検知装置が冷蔵庫本体に取り付けられた構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の構成を概略的に示す斜視図である。
図1を参照して、冷蔵庫本体1は、仕切り(枠)5a、5bと、第1および第2回転扉2a、2bと、第1および第2引き出し扉6a、6bとを有する。仕切り5a、5bは、冷蔵室、冷凍室、野菜室などの複数の部屋を区分けしている。第1および第2回転扉2a、2bは、仕切り5aに対して開閉可能に取り付けられている。また第1および第2引き出し扉6a、6bは、仕切り5bに対して開閉可能に取り付けられている。
なお図1においては、第1および第2の回転扉2a、2bは開状態であり、第1および第2の引き出し扉6a、6bは閉状態である。
扉開閉検知装置の固定部4は、仕切り5aの前面上(回転扉2a、2bに面する部分の上)に取り付けられている。また第1および第2可動部3a、3bのそれぞれは、第1および第2回転扉2a、2bの下端部に取り付けられている。
図2は、本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の扉開閉検知装置近傍の構成を概略的に示す図であり、断面図(a)、および、第1磁性体部と第2磁性体部と第1可動磁石と第2可動磁石との間の距離を示す図(b)である。図3は、本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置の固定部の構成を概略的に示す分解斜視図である。
図2および図3を参照して、仕切り5aは、金属板14と、仕切り板15とを有する。金属板14は、仕切り板15を覆っている。
固定部4は、固定磁石9、第1および第2磁性体部10a、10b、リードスイッチ7(磁気スイッチ)、プリント基板8、コネクタ16、およびカバー11を有する。
固定磁石9は、第1磁極B1と、第1磁極B1と極性の異なる第2磁極B2とを有する。すなわち第1および第2磁極の一方がN極とされ、他方がS極とされる。本実施の形態においては、第1磁極B1がN極とされ、第2磁極B2がS極とされている。
第1および第2磁性体部10a、10bのそれぞれは、第1および第2磁極B1、B2に取り付けられている。第1および第2磁性体部10a、10bの間は、距離Lだけ離れている。第1および第2磁性体部10a、10bのそれぞれは、互いに傾斜して対向する第1および第2面S1、S2を有する。
リードスイッチ7は、磁気スイッチであり、外部からの磁界により作動するスイッチである。カバー11は、樹脂成型部品であり、第1および第2磁性体部10a、10b、固定磁石9、リードスイッチ7(磁気スイッチ)、およびプリント基板8を覆っている。リードスイッチ7およびコネクタ16は半田付けなどでプリント基板8に固定されている。リードスイッチ7は、コネクタ16およびコネクタ16に接続された電線(図示せず)を介して、制御装置(図示せず)と電気的に接続されている。
第1可動部3aは、第1可動磁石12aと、第1可動磁石12aを覆う成型部品13aとを有する。また第2可動部3bは、第2可動磁石12bと、第2可動磁石12bを覆う成型部品13bとを有する。第1および第2可動磁石12a、12bの間は、距離Mだけ離れている。
第1回転扉2aが閉じた状態では、磁性体部10aと第1可動磁石12aとの間は距離Pだけ離れている。また第2回転扉2bが閉じた状態では、磁性体部10bと第2可動磁石12bとの間は距離Qだけ離れている。
固定部4と、第1および第2可動部3a、3bとは、上記の距離L、M、P、の間で、L>P+Q+Mの関係が成り立つように配置されている。
なお、固定部4は、図4に示すように、磁気スイッチとして、リードスイッチ7の代わりにホールIC18を有してもよい。
次に、本実施の形態の扉開閉検知装置の動作について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1および第2回転扉が閉じている状態を概略的に示す断面図である。
主に図5を参照して、L>P+Q+M(図2(b))の関係が成り立っていることから、固定磁石9からの磁界は第1および第2回転扉2a、2b側に流れる。すなわち固定磁石9と、第1および第2可動磁石12a、12bとにより磁気回路CCが形成される。この結果、リードスイッチ7が固定磁石9から磁界を受けなくなる。リードスイッチ7は、磁界が小さい状態においてオフ(またはオン)状態となる。よって、リードスイッチ7がオフ(またはオン)であることを制御装置が検知することで、第1および第2回転扉2a、2bが閉状態であることが検知される。この閉状態に対応して、制御装置は、庫内灯、ファンモータなどの制御を行う。
図6は、本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1および第2回転扉が開いている状態を概略的に示す断面図である。
主に図6を参照して、第1および第2可動部3a、3bが共に固定部4から離れるため、固定磁石9により生じる磁界は磁気回路CC(図5)から漏れた漏洩磁界を生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bを経由する磁気回路COを形成する。磁気回路COは、互いに傾斜して対向する第1および第2面S1、S2の間の領域を通る。この領域にリードスイッチ7が配置されているので、漏洩磁界によりリードスイッチ7が作動し、オン(またはオフ)状態となる。よって、リードスイッチ7がオン(またはオフ)であることを制御装置が検知することで、開状態であることが検知される。この開状態に対応して、制御装置は、庫内灯、ファンモータなどの制御を行う。
図7は、本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1回転扉が開いており、かつ第2回転扉が閉じている状態を概略的に示す断面図である。
主に図7を参照して、第1回転扉2a(図7において図示せず)が固定部4から離れるため、固定磁石9により生じる磁界は磁気回路CC(図5)から漏れた漏洩磁界を生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bを経由する磁気回路COを形成する。よって、上記と同様に、開状態であることが検知される。
なお第2可動磁石12bにより生じる磁界は、固定磁石9を経由して第2可動磁石12bに戻る磁気回路C2を通るので、リードスイッチ7に影響を与えない。
図8は、本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1回転扉が閉じており、かつ第2回転扉が開いている状態を概略的に示す断面図である。
主に図8を参照して、第2回転扉2b(図8において図示せず)が固定部4から離れるため、固定磁石9により生じる磁界は磁気回路CC(図5)から漏れた漏洩磁界を生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bを経由する磁気回路COを形成する。よって、上記と同様に、開状態であることが検知される。
なお第1可動磁石12aにより生じる磁界は、固定磁石9を経由して第1可動磁石12aに戻る磁気回路C1を通るので、リードスイッチ7に影響を与えない。
図9は、本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1回転扉が閉じており、かつ第2回転扉がわずかに開いている状態を概略的に示す断面図である。
主に図9を参照して、第2回転扉2bがわずかに開いている状態、すなわち半開状態では、第1および第2可動磁石12a、12bの間の距離は距離M(図2(b))から距離Mhに増大し、磁性体部10bと第2可動磁石12bとの間の距離は距離Q(図2(b))から距離Qhに増大する。このため、ある程度を超えて第2回転扉2bが開くと、L<P+Qh+Mhの関係が成り立つ。この結果、固定磁石9により生じる磁界は磁気回路CC(図5)から漏れた漏洩磁界を生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bを経由する磁気回路COを形成する。よって、上記と同様に、開状態であることが検知される。
なお第1可動磁石12aにより生じる磁界は、固定磁石9を経由して第1可動磁石12aに戻る磁気回路C1を通るので、リードスイッチ7に影響を与えない。
本実施の形態によれば、第1および第2回転扉2a、2bの少なくともいずれかが開かれること(図6〜図9)により、第1および第2回転扉2a、2bが共に閉じた状態において形成される磁気回路CC(図5)から漏洩磁界が生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bとリードスイッチ7とを経由する磁気回路COを通る。よってリードスイッチ7により漏洩磁界が検出されるので、第1および第2回転扉2a、2bの少なくともいずれかが開状態であることを確実に検知することができる。
また第1および第2回転扉2a、2b、すなわち複数の扉の開閉状態が1つのリードスイッチ7で検知されるので、必要なリードスイッチの数を減らすことができる。よって冷蔵庫本体1に扉開閉検知装置を取り付ける工程を簡素化することができる。
また第1および第2面S1、S2は互いに傾斜して対向するので、第1および第2面S1、S2の間に漏洩磁界を集中させることができる。これにより、リードスイッチ7による漏洩磁界の検知をより確実に行なうことができる。
また仕切り5aは、冷蔵庫本体1の枠である。これにより扉開閉検知装置は冷蔵庫の扉開閉検知装置として機能することができる。
また第1および第2回転扉2a、2bは回転扉である。よって扉開閉検知装置は回転扉の扉開閉検知装置として機能することができる。
またリードスイッチ7はカバー11を有するので、水、埃などの異物に起因した腐食によりリードスイッチ7が誤動作することを防止することができる。またカバー11が樹脂成型部品である場合、カバー11自体の腐食が生じ難いので、カバー11内のリードスイッチ7を、より確実に腐食から保護することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態の扉開閉検知装置は、冷蔵庫の引き出し扉6a、6b(図1)の開閉状態を検知する扉開閉検知装置であり、固定部と、第1および第2可動部とを有する。以下に、この扉開閉検知装置が冷蔵庫本体に取り付けられた構成について説明する。
図10は、本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の扉開閉検知装置近傍の構成を概略的に示す断面図である。図11は、図10の線XI−XIに沿った概略断面図である。図12は、図11の線XII−XIIに沿った概略断面図である。
図10〜図12を参照して、実施の形態1と同様の扉開閉検知装置の固定部4は、仕切り5bの前面上に取り付けられている。仕切り5bは、第1および第2引き出し扉6a、6bのそれぞれにより覆われる第1および第2室を互いに仕切っている。第1および第2室の各々は、たとえば冷蔵室、冷凍室、または野菜室である。第1および第2引き出し扉6a、6bのそれぞれは、仕切り5bの下方および上方に設けられている。仕切り5bは、金属板20と、仕切り板21とを有する。金属板20は、仕切り5bの第1および第2引き出し扉6a、6b側に配置されている。
なお図10に示すように、第1および第2引き出し扉6a、6bの仕切り5bに面する面上にはガスケット19が設けられている。
第1可動部24aは、第1引き出し扉6aの上端部に取り付けられている。第2可動部24bは、第2引き出し扉6bの下端部に取り付けられている。第1可動部24aは、第1可動磁石22aと、成型部品23aとを有する。また第2可動部24bは、第2可動磁石22bと、成型部品23bとを有する。第1および第2可動磁石22a、22bのそれぞれは、成型部品23aおよび23bに覆われている。
第1および第2引き出し扉6a、6bが閉じている状態(図10〜図12に示される状態)で、第1および第2可動磁石22a、22bの間の距離と、磁性体部10aと第1可動磁石22aとの間の距離と、磁性体部10bと第2可動磁石22bとの間の距離とのそれぞれは、距離M2と距離P2と距離Q2とである。これらの距離の間でL>P2+Q2+M2の関係が成り立つように、固定部4と、第1および第2可動部24a、24bとが配置されている。
なお、第1および第2可動磁石22a、22bの間の距離M2は、第1および第2可動磁石22a、22bの間の最短距離である。よって第1および第2可動部24a、24bが図12に示すように互いに同一軸上に位置しないように配置されている場合、距離M2は、厳密には、図12における斜め方向に沿った距離である。
次に、本実施の形態の扉開閉検知装置の動作について説明する。
図13は、本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1および第2引き出し扉が閉じている状態を概略的に示す断面図である。
主に図13を参照して、L>P2+Q2+M2(図11)の関係が成り立っていることから、固定磁石9からの磁界は第1引き出し扉6a(図13において図示せず)および第2引き出し扉6bの側に流れる。すなわち固定磁石9と、第1および第2可動磁石22a、22bとにより磁気回路CCが形成される。この結果、リードスイッチ7が固定磁石9から磁界を受けなくなる。リードスイッチ7は、磁界が小さい状態においてオフ(またはオン)状態となる。よって、リードスイッチ7がオフ(またはオン)であることを制御装置が検知することで、第1および第2引き出し扉6a、6bが閉状態であることが検知される。この閉状態に対応して、制御装置は、庫内灯、ファンモータなどの制御を行う。
図14は、本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1および第2引き出し扉が開いている状態を概略的に示す断面図である。
主に図14を参照して、第1および第2可動部24a、24bが共に固定部4から離れるため、固定磁石9により生じる磁界は磁気回路CC(図13)から漏れた漏洩磁界を生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bを経由する磁気回路COを形成する。磁気回路COは、互いに傾斜して対向する第1および第2面S1、S2の間の領域を通る。この領域にリードスイッチ7が配置されているので、漏洩磁界によりリードスイッチ7が作動し、オン(またはオフ)状態となる。よって、リードスイッチ7がオン(またはオフ)であることを制御装置が検知することで、開状態であることが検知される。この開状態に対応して、制御装置は、庫内灯、ファンモータなどの制御を行う。
図15は、本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1引き出し扉が開いており、かつ第2引き出し扉が閉じている状態を概略的に示す断面図である。
主に図15を参照して、第1引き出し扉6a(図15において図示せず)が固定部4から離れるため、固定磁石9の第1磁極B1により生じる磁界は磁気回路CC(図5)から漏れた漏洩磁界を生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bを経由する磁気回路COを形成する。よって、上記と同様に、開状態であることが検知される。
なお第2可動磁石22bにより生じる磁界は、固定磁石9を経由して第2可動磁石22bに戻る磁気回路C2を通るので、リードスイッチ7に影響を与えない。
図16は、本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1引き出し扉が閉じており、かつ第2引き出し扉が開いている状態を概略的に示す断面図である。
主に図16を参照して、第2引き出し扉6b(図16において図示せず)が固定部4から離れるため、固定磁石9により生じる磁界は磁気回路CC(図13)から漏れた漏洩磁界を生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bを経由する磁気回路COを形成する。よって、上記と同様に、開状態であることが検知される。
なお第2可動磁石22bにより生じる磁界は、固定磁石9を経由して第2可動磁石22bに戻る磁気回路C2を通るので、リードスイッチ7に影響を与えない。
図17は、本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1引き出し扉が閉じており、かつ第2引き出し扉がわずかに開いている状態を概略的に示す断面図である。
主に図17を参照して、第2引き出し扉6bがわずかに開いている状態、すなわち半開状態では、第1および第2可動磁石22a、22bの間の距離は距離M2(図11)から距離M2hに増大し、磁性体部10bと第2可動磁石22bとの間の距離は距離Q2(図11)から距離Q2hに増大する。このため、ある程度を超えて第2引き出し扉6bが開くと、L<P2+Q2h+M2hの関係が成り立つ。この結果、固定磁石9により生じる磁界は磁気回路CC(図13)から漏れた漏洩磁界を生じる。この漏洩磁界は、第1および第2磁性体部10a、10bを経由する磁気回路COを形成する。よって、上記と同様に、開状態であることが検知される。
なお第1可動磁石22aにより生じる磁界は、固定磁石9を経由して第1可動磁石22aに戻る磁気回路C1を通るので、リードスイッチ7に影響を与えない。
本実施の形態によれば、開閉状態が検知される扉が引き出し扉である場合においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、特に複数の扉の開閉状態を検知するための扉開閉検知装置に特に有利に適用され得る。
本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の扉開閉検知装置近傍の構成を概略的に示す図であり、断面図(a)、および、第1磁性体部と第2磁性体部と第1可動磁石と第2可動磁石との間の距離を示す図(b)である。 本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置の固定部の構成を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例における扉開閉検知装置の固定部の構成を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1および第2回転扉が閉じている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1および第2回転扉が開いている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1回転扉が開いており、かつ第2回転扉が閉じている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1回転扉が閉じており、かつ第2回転扉が開いている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1回転扉が閉じており、かつ第2回転扉がわずかに開いている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の扉開閉検知装置近傍の構成を概略的に示す断面図である。 図10の線XI−XIに沿った概略断面図である。 図11の線XII−XIIに沿った概略断面図である。 本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1および第2引き出し扉が閉じている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1および第2引き出し扉が開いている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1引き出し扉が開いており、かつ第2引き出し扉が閉じている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1引き出し扉が閉じており、かつ第2引き出し扉が開いている状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における扉開閉検知装置が取り付けられた冷蔵庫の第1引き出し扉が閉じており、かつ第2引き出し扉がわずかに開いている状態を概略的に示す断面図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、2a 第1回転扉(第1扉)、2b 第2回転扉(第2扉)、3a,24a 第1可動部、3b,24b 第2可動部、4 固定部、5a,5b 仕切り(枠)、6a 第1引き出し扉(第1扉)、6b 第2引き出し扉(第2扉)、7 リードスイッチ(磁気スイッチ)、8 プリント基板、9 固定磁石、10a 第1磁性体部、10b 第2磁性体部、11 カバー、12a,22a 第1可動磁石、12b,22b 第2可動磁石、13a,13b,23a,23b 成型部品、14,20 金属板、15,21 仕切り板、16 コネクタ、18 ホールIC、19 ガスケット。

Claims (7)

  1. 枠に対して開閉可能に取り付けられた第1および第2扉の開閉状態を検知するための扉開閉検知装置であって、
    前記第1および第2扉のそれぞれに取り付けられた第1および第2可動磁石と、
    第1磁極と、前記第1磁極と極性の異なる第2磁極とを有し、前記第1および第2扉が共に閉状態の場合に前記第1および第2可動磁石と磁気回路を形成するように前記枠に取り付けられた固定磁石と、
    前記磁気回路から漏れた漏洩磁界を通すように前記第1および第2磁極のそれぞれに取り付けられた第1および第2磁性体部とを備え、
    前記第1および第2磁性体部の間の距離は、前記第1および第2扉が共に閉状態の場合に、前記第1および第2可動磁石間の距離と、前記第1可動磁石と前記第1磁性体部との距離と、前記第2可動磁石と前記第2磁性体部との距離との合計距離よりも大きく、
    前記漏洩磁界の強度に対応して作動される磁気スイッチをさらに備えた、扉開閉検知装置。
  2. 前記第1および第2磁性体部のそれぞれは、互いに傾斜して対向する第1および第2面を有する、請求項1に記載の扉開閉検知装置。
  3. 前記枠は冷蔵庫の枠である、請求項1または2に記載の扉開閉検知装置。
  4. 前記第1および第2扉の各々は回転扉である、請求項1〜3のいずれかに記載の扉開閉検知装置。
  5. 前記第1および第2扉のそれぞれは、第1および第2引き出し扉である、請求項1〜4のいずれかに記載の扉開閉検知装置。
  6. 前記枠は、前記第1および第2引き出し扉のそれぞれにより覆われる第1および第2室を互いに仕切る、請求項5に記載の扉開閉検知装置。
  7. 前記磁気スイッチを覆うカバーをさらに備えた、請求項1〜6のいずれかに記載の扉開閉検知装置。
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