JP2006164958A - 防犯センサ - Google Patents

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Toshifumi Nakamura
利史 中村
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Abstract

【課題】 侵入者が外部磁石をリードスイッチに近接させるよう画策した場合でも、その外部磁石の磁力を検出し、リードスイッチがONからOFFへ、若しくは、OFFからONへ反転動作するセキュリティの高い防犯センサを提供すること。
【解決手段】 2つのリードスイッチ37、39と1つの磁石15とを備える防犯センサである。このリードスイッチ37、39は、プリント基板41上に実装され、接点の開閉状態を検出する回路(図示せず)に接続されるようになっている。また、リードスイッチ37、39を収納する箱として、ケース取り付け部101で窓枠19に取り付けるケース43を備え、磁石15はリードスイッチ37、39の長手方向に着磁され、磁石取り付け面102で開閉する窓21に配置され、リードスイッチ長手方向と平行に、且つ、プリント基板41に平行に相対移動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気感応スイッチと磁石を利用した防犯センサに関し、特に、侵入者の磁石を用いた画策を防止し、誤動作のない開戸検知として好適な防犯センサに関する。
従来、防犯センサとしては、磁気感応スイッチであるリードスイッチと磁石を組み合わせた近接センサ方式が主流として使用されている。
まず、磁気感応スイッチであるリードスイッチと磁石を組み合わせた防犯センサは、侵入を画策する者が防犯センサの構造・原理を熟知しており、外部磁石により窓が閉じられた状態と同じリードスイッチの動作状態を保つことで、窓の開検知を働かせないようにし、侵入するといった手口が、近年増加している。
次に、図面を参照して、更に説明する。まず、図13(a)、図13(b)を参照して、従来の防犯センサの第1の例について概説する。図13(a)は斜視図、図13(b)は使用状態の概略図である。図示の防犯センサ11は、窓枠19の側に取り付けた磁気感応スイッチであるリードスイッチ13と、開閉する窓21に取り付けた磁石15との組み合わせに於いて、窓の開閉を検知する構造となっている。窓が閉じている状態の時には、窓枠19側のリードスイッチ13と開閉する窓21に取り付けた磁石15は接近しており、磁石15の磁力がリードスイッチ13に作用するので、リードスイッチ13はONの状態になっている。しかし、窓が開けられたり、正しく閉じられていないときには、リードスイッチ13から磁石15が離反して、リードスイッチ13はOFF状態になる構造となっている。また、外部磁石17は侵入者が画策のために使う偽装用の磁石である(以下、図13に示す防犯センサを従来例1と呼ぶ)。
他方、特許文献1で開示された例は、図14で示すように、防犯センサ23に於いて、窓21が開けられたり、正しく閉じられていないときには、リードスイッチ25から磁石27が離反して、リードスイッチ25は、OFFの状態となり、アラームを出力させて窓21の開閉を知らせる検知器29となっている。また、この例は、窓21の開閉検知の他にガラス破壊検知用のリードスイッチ31と穴部97に収容した磁石33も有している(以下、図14に示す防犯センサを従来例2と呼ぶ)。
特開平7−93670号公報
ところで、従来例1あるいは従来例2の特許文献1の例では、侵入者が窓越しにリードスイッチを駆動させるのに適した外部磁石をリードスイッチに近接させ、窓が閉じられた状態であるリードスイッチのON状態を保持させたままアラームを出力させずに窓を開けることが可能であり、窓が開いたことを検知できないという問題点がある。
そこで本発明の目的は、侵入者が外部磁石をリードスイッチに近接させるよう画策した場合でも、外部磁石の磁力を検出し、リードスイッチがONからOFFへ、若しくは、OFFからONへの反転動作となるセキュリティの高い防犯センサを提供することにある。
本発明は、磁気感応スイッチと磁石の位置関係あるいは、磁石の向きを変化させて配置し、磁気感応スイッチの動作状況を精密に調べた結果に基づいてなされた。また磁気感応スイッチの中心部に於ける磁気感応スイッチの長手方向に平行な磁束と、その長手方向に垂直な磁束とに着目して、磁気感応スイッチの動作を精密に調べた結果に基づいてなされた。更に磁気感応スイッチと磁石の位置関係より、侵入者による外部磁石を用いた画策が不可能となるような、磁束分布をもたらす磁石と磁気感応スイッチの組み合わせを実現することによってなされた。
請求項1記載の発明によれば、基板面に長手方向を前記基板面と平行にして並置された少なくとも2つの磁気感応スイッチと磁石との近接又は離間によって、2つの独立部の近接又は離間を検出し、前記独立部が設定位置にあるか否かを検知する防犯センサにおいて、前記磁石は前記2つの独立部の一方に配設され、前記磁気感応スイッチは前記磁石に対向するように前記2つの独立部の他方に配設され前記磁石の相対移動に対してそれぞれが独立して動作することを特徴とする防犯センサが得られる。
請求項2記載の発明によれば、前記磁石は前記基板面と平行に且つ前記磁気感応スイッチの長手方向と平行に相対移動することを特徴とする、請求項1に記載の防犯センサが得られる。
請求項3記載の発明によれば、前記磁石は前記基板面と平行に且つ前記磁気感応スイッチの長手方向と垂直に相対移動することを特徴とする、請求項1に記載の防犯センサが得られる。
請求項4記載の発明によれば、前記磁石は直方体状又は棒状であり、前記磁気感応スイッチの長手方向と平行に着磁されたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項5記載の発明によれば、前記磁気感応スイッチの2つは感度が2倍以上異なることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項6記載の発明によれば、前記磁気感応スイッチの2つは前記磁石からの距離が最も接近した位置で2倍以上異なることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項7記載の発明によれば、前記磁気感応スイッチの1つに自己保持用磁石を備えたことを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項8記載の発明によれば、前記磁気感応スイッチの2つの内の一方は磁石の中心部に対向して配設され、もう一方は前記磁石の移動方向に変位して配設されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項9記載の発明によれば、前記磁石は直方体状又は円柱状であり、前記磁気感応スイッチが並置された基板面と垂直に着磁されたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項10記載の発明によれば、基板面に長手方向を平行にして配置された磁気感応スイッチと磁石との近接又は離間によって、2つの独立部の近接又は離間を検出し、前記独立部が設定位置にあるか否かを検知する防犯センサにおいて、前記磁石は前記2つの独立部の一方に配設され前記基板面と垂直に着磁され、前記磁気感応スイッチは前記2つの独立部の他方に配設され前記磁石に対向し、前記磁石は前記基板面と平行に且つ前記磁気感応スイッチの長手方向と平行に相対移動可能であり、前記磁気感応スイッチは前記設定位置では前記磁石に最も接近した位置から変位した位置にあり且つON状態にあり、前記2つの独立部が前記設定位置から離れるように移動するとき、前記磁気感応スイッチは前記最も接近した位置の付近でOFF状態になった後、再びON状態になり、更に離間してOFF状態になることを特徴とする防犯センサが得られる。
請求項11記載の発明によれば、磁石及び基板面上の磁気感応スイッチが一定の間隔を置いて並置されてなるユニットと、磁気遮蔽板との近接又は離間によって、2つの独立部の近接又は離間を検出し、前記独立部が設定位置にあるか否かを検知する防犯センサにおいて、前記2つの独立部の一方には前記ユニットが配設され、前記磁気遮蔽板は前記2つの独立部の他方と連動し、前記磁石と前記磁気感応スイッチの間を移動し、前記磁気感応スイッチに対して前記磁石の磁束を遮蔽する状態と前記磁束を遮蔽しない状態との間で可動であることを特徴とする防犯センサが得られる。
請求項12記載の発明によれば、前記磁気感応スイッチがリードスイッチからなることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項13記載の発明によれば、前記磁気感応スイッチがホールICとスイッチング回路からなることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項14記載の発明によれば、前記磁気感応スイッチがMR素子とスイッチング回路からなることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の防犯センサが得られる。
請求項15記載の発明によれば、基板面に長手方向を平行にして配置された第1及び第2の磁気感応スイッチと、第1及び第2の磁石との近接又は離間によって、2つの独立部の近接又は離間を検出し、前記2つの独立部が設定位置にあるか否かを検知する防犯センサにおいて、前記磁石はいずれも前記2つの独立部の一方に配設され前記基板面と垂直に着磁され、前記第1及び第2の磁石は互いに逆方向の極性に着磁され、前記磁気感応スイッチはいずれも前記2つの独立部の他方に配設され前記第1の磁気感応スイッチは前記第1の磁石に対向し前記第2の磁気感応スイッチは前記第2の磁石に対向し、前記磁石は前記基板面と平行に且つ前記磁気感応スイッチの長手方向と平行に相対移動可能であり、前記第1及び第2の磁気感応スイッチはそれぞれ前記設定位置では前記第1及び第2の磁石に最も接近した位置から変位した位置にあり且つON状態にあり、前記2つの独立部が前記設定位置から離れるように移動するとき、前記磁気感応スイッチのそれぞれは前記最も接近した位置の付近でOFF状態になった後、再びON状態になり、更に離間してOFF状態になることを特徴とする防犯センサが得られる。
請求項16記載の発明によれば、前記第1の磁気感応スイッチと第2の磁気感応スイッチとの間の前記基板面上には第3の磁気感応スイッチと自己保持用磁石とが並置されたことを特徴とする請求項15記載の防犯センサが得られる。
請求項17記載の発明によれば、前記磁気感応スイッチは直列接続されたことを特徴とする防犯センサが得られる。
以上説明したように、本発明によれば、磁石とそれに組み合わせる磁気感応スイッチとを最適に配置することにより、また磁気遮蔽板を配置することにより、磁気感応スイッチのON/OFF特性が侵入者の外部磁石によってコントロールされることを防止したセキュリティの高い防犯センサを提供出来る。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の請求項1、請求項2及び請求項5に係り、磁石を請求項4に係る着磁方向及び形状で、且つ、磁気感応スイッチを請求項12に係るリードスイッチで構成した実施の形態1の防犯センサを示し、図1(a)は斜視図、図1(b)は使用状態の概略図である。
図1を参照して、本実施の形態1の防犯センサ35は、2つのリードスイッチ37、39と1つの磁石15とからなる。このリードスイッチ37、39は、プリント基板41(実装基板)上に実装され、接点の開閉状態を検出する回路(図示せず)に接続されるようになっている。また、リードスイッチ37、39を収納する箱として、且つ窓枠に取り付け可能なケース43を備え、図面でハッチングを施したケース取り付け部101で窓枠19に取付けられる。
一方、直方体形状の磁石15はリードスイッチ37、39の長手方向に着磁され、図面で陰影を施した磁石取り付け面102を貼り付けて開閉する窓21に配置される。また、磁石15は、リードスイッチ長手方向と平行に、且つ、プリント基板41に平行(矢印X又はY方向)に相対移動する。
本発明の実施の形態1の動作を説明する前に、この種のリードスイッチの一般的な動作を説明する。図9はリードスイッチの長手方向と平行に配置された棒磁石の位置とリードスイッチの動作との関係を示す説明図であり、図9(a)は第1の磁石位置、図9(b)は第2の磁石位置、図9(c)は第3の磁石位置、図9(d)は動作領域を示す図である。
図9(a)のように、リードスイッチ92に平行に、棒磁石91が配置され、棒磁石91の中心がリードスイッチ92の中心付近にあるとき、リードスイッチの2つのリード片接点は互いに異極に磁化され、その吸引力によりON動作が行われる。この状態は、図9(d)の動作領域図で、x軸とy軸の交点(原点)より少し上のON動作領域に対応している。
次に、図9(b)のように、棒磁石91はリードスイッチ92と平行を保ちながら、N極端面がリードスイッチ92の中心付近まで来ると、2つのリード片接点はS極に磁化され、反発力によりOFF動作が行われる。この状態は、図9(d)の動作領域図で、x軸とy軸の交点(原点)より少し右側のOFF動作領域に対応している。なお、ON動作領域とOFF動作領域の間の白抜き領域は、HOLD(保持)領域である。
更に、図9(c)のように、棒磁石91はリードスイッチ92と平行を保ちながら、N極端面がリードスイッチ92の長手方向端部まで来ると、再び2つのリード片接点は異極に磁化され、ON動作が行われる。この状態は、図9(d)の動作領域図で、x軸上近くの原点から離れた位置にある小さなON動作領域に対応している。
引き続き、リードスイッチと垂直に棒磁石が配置された場合の動作を説明する。図10は、リードスイッチの長手方向と垂直に配置された棒磁石の位置とリードスイッチの動作との関係を示す説明図であり、図10(a)は第1の磁石位置、図10(b)は第2の磁石位置、図10(c)は動作領域を示す図である。
図10(a)のように、リードスイッチ92に垂直に棒磁石91が配置され、棒磁石91の端面がリードスイッチ92の中心付近にあるとき、リードスイッチの2つのリード片接点は同極に磁化され、その反発力によりOFF動作が行われる。この状態は、図10(c)の動作領域図で、x軸とy軸の交点(原点)より少し上のOFF動作領域に対応している。
次に、図10(b)のように、棒磁石91はリードスイッチ92と垂直を保ちながら、端面がリードスイッチ92の長手方向端部まで来ると、2つのリード片接点は異極に磁化され、吸引力によりON動作が行われる。この状態は、図10(c)の動作領域図で、x軸とy軸の交点(原点)より少し右側のON動作領域に対応している。なお、OFF動作領域とON動作領域の間の白抜き領域はHOLD(保持)領域である。一般に、リードスイッチの長手方向に平行又は垂直に配置された磁石によるリードスイッチの動作は以上のようである。
ここで本発明の実施の形態1に戻り説明を続ける。図1の防犯センサ35では、第1のリードスイッチ37には感度が良いものを使用し、第2のリードスイッチ39には感度が鈍いものを使用する。これにより、窓21が閉じている状態(設定位置)の時には、窓枠19側のリードスイッチ37、39と開閉する窓21に取り付けた磁石15が接近しており、第1のリードスイッチ37はONの状態、第2のリードスイッチ39はOFFの状態のままになるように、磁石15の磁力及び第1、第2のリードスイッチ37、39の感度を選定している。窓21が開けられたり、正しく閉じられていないときには、リードスイッチ37、39から磁石15が離反して、第1、第2のリードスイッチ37、39はOFF状態になる構造となっている。
従って、本実施の形態1の防犯センサ35は、侵入者が強力な外部磁石17を窓越しに近づけ、第1及び第2のリードスイッチを窓21が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした際、第2のリードスイッチ39もON状態となり、開閉状態を検出する回路(図示せず)が、異常を検知することが出来る。
本実施の形態1の2つのリードスイッチは、感度(リードスイッチが動作する磁界強度)が2倍以上異なるものを配置することで、外部磁石17による異常を確実に検知することが出来る。すなわち、感度の差異が2倍未満であると、窓を閉じた状態において第1のリードスイッチ37をONの状態に保ち、第2のリードスイッチ39をOFFの状態に保つための位置設定などが困難となり実用的でない。
次に、図2は本発明の請求項1、請求項3及び請求項5に係り、磁石を請求項4に係る着磁方向及び形状で、且つ、磁気感応スイッチを請求項12に係るリードスイッチで構成した実施の形態2の防犯センサを示し、図2(a)は斜視図、図2(b)は使用状態の概略図である。
図2を参照して、本実施の形態2は、実施の形態1と略同じ構成であるので、実施の形態1と同構成の部分には、それと同じ参照番号(符号)を付して、その説明を省略し、構成の異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態の磁石15は、リードスイッチの長手方向と垂直に、且つ、プリント基板41に平行(矢印X又はY方向)に相対移動する。
従って、本実施の形態2の防犯センサ45は、侵入者が強力な外部磁石17を窓越しに近づけ、第1及び第2のリードスイッチ37、39を窓21が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした際、第2のリードスイッチもON状態となり、開閉状態を検出する回路(図示せず)が、異常を検知することが出来る。
次に、図3は本発明の請求項1、請求項2及び請求項6に係り、磁石を請求項4に係る着磁方向及び形状で、且つ、磁気感応スイッチを請求項12に係るリードスイッチで構成した実施の形態3の防犯センサを示す斜視図である。
図3を参照して、本実施の形態3は、実施の形態1と略同じ構成であるので、実施の形態1と同構成の部分には、それと同じ参照番号を付して、その説明を省略し、構成の異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態の磁石15は、リードスイッチの長手方向と平行に、且つ、プリント基板41に平行(矢印X又はY方向)に相対移動する。
本実施の形態3の防犯センサ47では、2つのリードスイッチ49、51は、磁石15からの距離が異なり、第3のリードスイッチ49と磁石15との距離L1(リードスイッチセンターと磁石センターとの距離)に比べ、第4のリードスイッチ51と磁石15との距離L2が遠くなっている。これにより、窓21が閉じている状態の時には、窓枠19側のリードスイッチと開閉する窓に取り付けた磁石15が接近しており、第3のリードスイッチ49はONの状態、第4のリードスイッチ51は、OFFの状態のままになるように、磁石15の磁力及び第3、第4のリードスイッチと磁石15との距離を選定している。窓が開けられたり、正しく閉じられていないときには、リードスイッチから磁石15が離反して、第3及び第4のリードスイッチはOFF状態になる構造となっている。
従って、本実施の形態3の防犯センサ47は、侵入者が強力な外部磁石17を近づけ、第3及び第4のリードスイッチを窓が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした際、第4のリードスイッチもON状態となり、開閉状態を検出する回路(図示せず)が、異常を検知することが出来る。
本実施の形態の2つのリードスイッチは、磁石15からの距離が2倍以上異なる位置(L2≧2×L1)に配置することで、外部磁石17による異常を確実に検知することが出来る。また、L2<2×L1の場合には、窓が閉じられた状態(施錠状態)において、第3のリードスイッチ49がON状態であるだけでなく、第4のリードスイッチ51もON状態になり易く、そうなると外部磁石17の接近による第4のリードスイッチ51のOFF状態からON状態への変化を捉えて異常を検知することができなくなる。
次に、図4は本発明の請求項1、請求項2及び請求項7に係り、磁石を請求項4に係る着磁方向及び形状で、且つ、磁気感応スイッチを請求項12に係るリードスイッチで構成した実施の形態4の防犯センサ53を示す斜視図である。
図4を参照して、本実施の形態4は、実施の形態1と略同じ構成であるので、実施の形態1と同構成の部分には、それと同じ参照番号を付して、その説明を省略し、構成の異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態の駆動用磁石15は、リードスイッチの長手方向と平行に、且つ、プリント基板41に平行(矢印X又はY方向)に相対移動する。
本実施の形態4の防犯センサ53では、2つの第5及び第6のリードスイッチ55、57を備え、第5のリードスイッチ55近傍にのみ自己保持用磁石59を備えている。これにより、窓が開いた状態の時には、第5のリードスイッチ55はONの状態となるが、第6のリードスイッチ57は、OFFの状態のままになるように、自己保持用磁石59の磁力及び第5、第6のリードスイッチ55、57と駆動用磁石15との位置を選定している。窓が閉められた状態の時には、第6のリードスイッチ57はONの状態となるが、第5のリードスイッチ55は、自己保持用磁石59と駆動用磁石15の磁束がキャンセルされるため、OFF状態になる構造となっている。
従って、本実施の形態4の防犯センサ53は、侵入者が強力な外部磁石17を近づけ、第5及び第6のリードスイッチを窓が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした際、第5のリードスイッチ55もON状態となり、開閉状態を検出する回路(図示せず)が、異常を検知することが出来る。
次に、図5は本発明の請求項1、請求項2及び請求項8に係り、磁石を請求項9に係る着磁方向及び形状で、且つ、磁気感応スイッチを請求項12に係るリードスイッチで構成した実施の形態5の防犯センサ61を示し、図5(a)は斜視図、図5(b)は動作領域を示す図である。
図5を参照して、本実施の形態5は、実施の形態1と略同じ構成であるので、実施の形態1と同構成の部分には、それと同じ参照番号を付して、その説明を省略し、構成の異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態の駆動用の磁石67は、リードスイッチの長手方向と平行に、且つ、プリント基板41に平行(矢印X又はY方向)に相対移動する。
本実施の形態5の防犯センサ61では、2つの第7及び第8のリードスイッチ63、65を備え、第7のリードスイッチ63は磁石67のセンター位置に配置され、言い換えると、中心部に対向して配置され、第8のリードスイッチ65は磁石移動方向に離れて配置されている。これにより、窓が閉じている状態の時には、窓枠側のリードスイッチと開閉する窓に取り付けた磁石67が接近しており、図5(b)の動作領域のように第7のリードスイッチ63はOFFの状態、第8のリードスイッチ65はONの状態のままになるように、磁石67の磁力及び第7、第8のリードスイッチ63、65と磁石67との位置を選定している。窓が開けられたり、正しく閉じられていないときに、リードスイッチから磁石67が離反すると、第7及び第8のリードスイッチ63、65はOFF状態になる構造となっている。
従って、本実施の形態5の防犯センサ61は、侵入者が強力な外部磁石17を近づけ、第7及び第8のリードスイッチ63、65を窓が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした際、第7のリードスイッチ63がON状態又は第8のリードスイッチ65がOFF状態となり、開閉状態を検出する回路(図示せず)が、異常を検知することが出来る。
すなわち、本実施の形態5のリードスイッチは、図5(b)のように、1つは磁石のセンター部のOFF領域に配置し、もう1つは磁石のセンター部から磁石移動方向にずらしたON領域に配置することで、外部磁石17による異常を確実に検知することが出来る。
図6は本発明の請求項10に係り、磁気感応スイッチを請求項12に係るリードスイッチで構成した実施の形態6の防犯センサを示し、図6(a)は斜視図、図6(b)、図6(c)は動作領域を示す図である。なお、図6(b)及び図6(c)は、図6(a)の下方から見たリードスイッチ71及び磁石67の位置関係に対して、磁石67による磁界のOFF領域とON領域を模式的に付記した図である。
図6を参照して、本実施の形態6は、実施の形態1と略同じ構成であるので、実施の形態1と同構成の部分には、それと同じ参照番号を付して、その説明を省略し、構成の異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態の駆動用磁石67は、リードスイッチの長手方向と平行に、且つ、プリント基板41に平行(矢印X又はY方向)に相対移動する。
本実施の形態6の防犯センサ69では、第9のリードスイッチ71を備え、設定位置(施錠位置)では第9のリードスイッチ71は磁石67のセンター位置から磁石67の移動方向に離れて配置されている。これにより、窓が閉じている状態(設定位置)の時には、窓枠側のリードスイッチ71と開閉する窓に取り付けた磁石67が接近しているが、最も接近した位置(リードスイッチ71の中心部と磁石67の中心部が最小距離になる位置)にはなく、図6(b)の動作領域のように第9のリードスイッチ71はONの状態になるように、磁石67との位置を選定している。窓が開けられたり、正しく閉じられていないときには、リードスイッチ71から磁石67が離反して、第9のリードスイッチ71はOFF状態になる構造となっている。また、図6(c)のように、磁石67のセンター位置がリードスイッチ71のセンター位置にある場合にも、OFF状態になる。このリードスイッチ71の動作を窓の移動に対応させて更に説明すると、窓が閉じている設定状態では、磁石67は図6(b)の位置にあり、ON状態であり、次に磁石67がX方向に移動して、図6(c)のような最も接近する位置の前後ではOFF状態となり、更に磁石67がX方向に移動すると、再びON状態になり、更にまた磁石67がX方向に移動するとOFF状態になる。
従って、本実施の形態6の防犯センサ69は、侵入者が強力な外部磁石17を近づけ、第9のリードスイッチ71を窓が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした際、第9のリードスイッチ71がOFF状態となり、開閉状態を検出する回路(図示せず)が、異常を検知することが出来る。
すなわち、本実施の形態6のリードスイッチは、図6(b)のように、磁石67のセンターから、磁石移動方向にずらしたON領域に配置されることで、1つのリードスイッチでも外部磁石17による異常を確実に検知することが出来る。
次に、図7は本発明の請求項11に係り、磁石15を請求項4に係る着磁方向及び形状で、且つ、磁気感応スイッチを請求項12に係るリードスイッチで構成した実施の形態7の防犯センサを示す斜視図である。
図7を参照して、本実施の形態7は、実施の形態1と略同じ構成であるので、実施の形態1と同構成の部分には、それと同じ参照番号を付して、その説明を省略し、構成の異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態の磁気遮蔽板77は、リードスイッチ75の長手方向と平行に、且つ、プリント基板41に平行(矢印Y方向)にリードスイッチ75と磁石15の間を相対移動する。
本実施の形態7の防犯センサ73では、第10のリードスイッチ75と磁石15が備えられ、1つのユニットとして固定配置され、リードスイッチ75と磁石15の間に磁性体の磁気遮蔽板77が挿入される配置となっている。これにより、窓21が閉じている状態の時には、窓枠側に取り付けたリードスイッチ75と磁石15の間に、開閉する窓に取り付けた磁気遮蔽板77が挿入され、磁石15の磁束が遮蔽されることで、第10のリードスイッチ75はOFFの状態になるように、リードスイッチ75、磁石15及び磁気遮蔽板77の位置を選定している。窓21が開けられたり、正しく閉じられていないときには、磁石15の磁束で第10のリードスイッチ75がON状態になる構造となっている。
従って、本実施の形態7の防犯センサ73は、侵入者が強力な外部磁石17を近づけ、第10のリードスイッチ75を窓21が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした際、第10のリードスイッチ75がON状態となり、開閉状態を検出する回路(図示せず)が、異常を検知することが出来る。
すなわち、本実施の形態7のリードスイッチは、図7のように、リードスイッチ73と磁石15の間に可動の磁性体の磁気遮蔽板77を配置することで、外部磁石17による異常を確実に検知することが出来る。
次に、図8は本発明の請求項1、請求項2及び請求項5に係り、磁石を請求項4に係る着磁方向及び形状で、且つ、磁気感応スイッチを請求項13又は請求項14に係るホールIC又はMR素子で構成した実施の形態8の防犯センサを示す斜視図である。
図8を参照して、本実施の形態8は、実施の形態1と略同じ構成であるので、実施の形態1と同構成の部分には、それと同じ参照番号を付して、その説明を省略し、構成の異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態8の駆動用の磁石15は、ホールIC又はMR素子とスイッチング回路の実装されたケース43に平行(矢印X又はY方向)に相対移動する。
本実施の形態8の防犯センサ79では、2つのホールIC81と、スイッチング回路83を備えている。ここで、ホールIC81はMR素子で置き換えてもよい。これにより、窓が閉じている状態の時には、窓枠側のホールIC81と開閉する窓に取り付けた磁石15が接近しており、ホールIC81はON状態になるように、磁石15の磁力及びホールIC81と磁石15との距離を選定している。窓が開けられたり、正しく閉じられていないときには、ホールIC81と磁石が離反して、ホールIC81はOFF状態になる構造となっている。
ただし、本実施の形態の2つのホールIC81は、感度が異なるものを配置することで、窓が閉じた状態においても、一方のホールICをOFF状態に保っておき、外部磁石17による異常を確実に検知することが出来る。
すなわち、本実施の形態の防犯センサ79は、侵入者が強力な外部磁石17を近づけ、ホールIC81を窓が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした際、OFF状態に設定しておいたホールIC81がON状態となり、開閉状態を検出する回路(図示せず)が、異常を検知することが出来る。
従って、本実施の形態8の防犯センサ79のように、磁気感応スイッチとしてホールIC、MR素子(Magnetic Resistor;磁気抵抗素子)等の場合にもリードスイッチの場合と同様の効果が得られることは勿論である。
また、請求項1から11に係る実施の形態の防犯センサについては、磁気感応スイッチがケース型リードスイッチ、樹脂モールド型リードスイッチ、基板実装型近接スイッチの場合にも同様の効果が得られ、応用可能であることは勿論である。
以上の説明から明らかなように、磁気感応スイッチは請求項12〜14のいずれの形態であっても、侵入者が強力な外部磁石を近づけ、窓が閉じた状態(施錠状態)と同じになるようにコントロールしようとした場合でも、確実に異常を検知することが出来る。
次に、請求項15に係る防犯センサについて、図面に基づいて説明する。図11は本発明の実施の形態9での防犯センサを示す斜視図である。プリント基板41上に第1のリードスイッチ201と第2のリードスイッチ202が並置されている。他方、支持板210の上には第1の磁石206と第2の磁石207が配設され、いずれも、プリント基板41の面に垂直な方向に着磁され、第1の磁石206と第2の磁石207の着磁方向は互いに逆向きの極性を持つ。
このとき第1及び第2の磁石206、207を載せた支持板210は、第1及び第2のリードスイッチ201、202を載せたプリント基板41の面に平行に且つ第1及び第2の磁気感応スイッチ201、202の長手方向に平行に、すなわち矢印220の方向に移動可能である。
本実施の形態9の防犯センサが窓の引き戸に取付けられたときの動作について説明する。図11の状態は窓の引き戸が閉じられた状態に対応する。ここで、第1のリードスイッチ201及び第1の磁石206の組と、第2のリードスイッチ202及び第2の磁石207の組とのそれぞれに着目すると、その動作はすでに説明した実施の形態6(図6参照)と同様である。すなわち、設定位置(施錠状態)ではいずれのリードスイッチもONになるように位置決めされ、次に窓が開けられ支持板210が矢印220の方向に移動し、磁石がリードスイッチの真上の最近接位置に近づくと、リードスイッチはOFFになり、さらに矢印220の方向に移動すると再びリードスイッチはONになり、同方向の移動を続けると再びOFFになる。
ところで、侵入者の外部磁石によって、窓を開けたときに第1のリードスイッチ201及び第2のリードスイッチ202にONを維持させようとしても、第1の磁石206と第2の磁石207は逆方向に着磁されているので、両方のリードスイッチをONのままに保つことは、実施の形態6と比べてもいっそう困難になる。なお第1のリードスイッチ201と第2のリードスイッチ202から、それぞれ端子を引き出して、検出用回路で処理してもよいが、両者を直列接続して、2つの端子を引き出しておけば、一方のリードスイッチがOFFになれば全体としてOFFになる。
次に、請求項16に係る防犯センサについて、図面に基づいて説明する。図12は本発明の実施の形態10での防犯センサを示す斜視図である。同図のように本実施の形態10の防犯センサは図11に示した実施の形態9の防犯センサに、さらに、第3のリードスイッチ203と自己保持用磁石59を備え、侵入者の外部磁石による画策をさらに困難なものにする。すなわち、自己保持用磁石59を並置して備えるので、第1及び第2の磁石206、207が矢印220の方向に移動しても常にON状態を保つ第3のリードスイッチ203が、第1のリードスイッチ201と第2のリードスイッチ202の間に配設されている。しかし、強力な外部磁石が近づくとOFF状態になるように、自己保持用磁石59の強さを選択する。このような第1、第2及び第3のリードスイッチを直列に繋ぐことにより、信頼性の高い防犯センサが得られる。ただし、それぞれのリードスイッチから端子を引き出して検出回路内でいずれか1つがOFFのときに侵入が開始されたと判断させてもよい。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られたものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、第1の実施の形態に於いて、磁気感応スイッチの動作状態と不動作状態とに於ける、オン、オフの関係は逆であっても良い。また、磁気感応スイッチと磁石の取付場所は窓枠と開閉窓のどちらであっても良く、磁気感応スイッチが磁石に対して、相対移動しても良い。また、磁気感応スイッチ、磁石又は磁気遮蔽板の少なくともいずれかを備えた2つの独立部であれば、設置場所は開閉窓だけでなく、開閉ドアへの設置であっても良い。また、磁気感応スイッチと磁石の上下左右の位置は、各実施の形態の場合と逆であっても良い。また、磁気感応スイッチの使用数は、各実施の形態の1本、2本若しくは3本に限らず、4本以上でも良い。また、磁石の形状は、直方体状に限らず、棒状、円柱状、円板状などであっても良い。また、磁石の極性(N極、S極)の関係は逆であっても良い。
本発明の実施の形態1の防犯センサを示し、図1(a)は斜視図、図1(b)は使用状態の概略図。 本発明の実施の形態2の防犯センサを示し、図2(a)は斜視図、図2(b)は使用状態の概略図。 本発明の実施の形態3の防犯センサを示す斜視図。 本発明の実施の形態4の防犯センサを示す斜視図。 本発明の実施の形態5の防犯センサを示し、図5(a)は斜視図、図5(b)は動作領域を示す図。 本発明の実施の形態6の防犯センサを示し、図6(a)は斜視図、図6(b)、図6(c)は動作領域を示す図。 本発明の実施の形態7の防犯センサを示す斜視図。 本発明の実施の形態8の防犯センサを示す斜視図。 リードスイッチの長手方向と平行に配置された棒磁石の位置とリードスイッチの動作との関係を示す説明図であり、図9(a)は第1の磁石位置、図9(b)は第2の磁石位置、図9(c)は第3の磁石位置、図9(d)は動作領域を示す図。 リードスイッチの長手方向と垂直に配置された棒磁石の位置とリードスイッチの動作との関係を示す説明図であり、図10(a)は第1の磁石位置、図10(b)は第2の磁石位置、図10(c)は動作領域を示す図。 本発明の実施の形態9での防犯センサを示す斜視図。 本発明の実施の形態10での防犯センサを示す斜視図。 従来例1の防犯センサを示し、図13(a)は斜視図、図13(b)は使用状態の概略図。 従来例2の防犯センサの使用状態を示す概略図。
符号の説明
11、23、35、45、47、53、61、69、73、79 防犯センサ
13、25、31、37、39、49、51、55、57、63、65、71、75、92、201、202、203 リードスイッチ
15、27、33、67、206、207 磁石
17 外部磁石
19 窓枠
21 窓
29 検知器
41 プリント基板(実装基板)
43 ケース
59 自己保持用磁石
77 磁気遮蔽板
81 ホールIC
83 スイッチング回路
91 棒磁石
97 穴部
101 ケース取り付け部
102 磁石取り付け面
210 支持板
220 矢印

Claims (17)

  1. 基板面に長手方向を前記基板面と平行にして並置された少なくとも2つの磁気感応スイッチと磁石との近接又は離間によって、2つの独立部の近接又は離間を検出し、前記独立部が設定位置にあるか否かを検知する防犯センサにおいて、前記磁石は前記2つの独立部の一方に配設され、前記磁気感応スイッチは前記磁石に対向するように前記2つの独立部の他方に配設され前記磁石の相対移動に対してそれぞれが独立して動作することを特徴とする防犯センサ。
  2. 前記磁石は前記基板面と平行に且つ前記磁気感応スイッチの長手方向と平行に相対移動することを特徴とする、請求項1記載の防犯センサ。
  3. 前記磁石は前記基板面と平行に且つ前記磁気感応スイッチの長手方向と垂直に相対移動することを特徴とする、請求項1記載の防犯センサ。
  4. 前記磁石は直方体状又は棒状であり、前記磁気感応スイッチの長手方向と平行に着磁されたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  5. 前記磁気感応スイッチの2つは感度が2倍以上異なることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  6. 前記磁気感応スイッチの2つは前記磁石からの距離が、最も接近した状態で2倍以上異なることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  7. 前記磁気感応スイッチの1つに自己保持用磁石を備えたことを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  8. 前記磁気感応スイッチの2つの内の一方は前記磁石の中心部に対向して配設され、もう一方は前記磁石の移動方向に変位して配設されたことを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  9. 前記磁石は直方体状又は円柱状であり、前記磁石は前記磁気感応スイッチが並置された基板面と垂直に着磁されたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  10. 基板面に長手方向を平行にして配置された磁気感応スイッチと磁石との近接又は離間によって、2つの独立部の近接又は離間を検出し、前記独立部が設定位置にあるか否かを検知する防犯センサにおいて、前記磁石は前記2つの独立部の一方に配設され前記基板面と垂直に着磁され、前記磁気感応スイッチは前記2つの独立部の他方に配設され前記磁石に対向し、前記磁石は前記基板面と平行に且つ前記磁気感応スイッチの長手方向と平行に相対移動可能であり、前記磁気感応スイッチは前記設定位置では前記磁石に最も接近した位置から変位した位置にあり且つON状態にあり、前記2つの独立部が前記設定位置から離れるように移動するとき、前記磁気感応スイッチは前記最も接近した位置の付近でOFF状態になった後、再びON状態になり、更に離間してOFF状態になることを特徴とする防犯センサ。
  11. 磁石及び基板面上の磁気感応スイッチが一定の間隔を置いて並置されてなるユニットと、磁気遮蔽板との近接又は離間によって、2つの独立部の近接又は離間を検出し、前記独立部が設定位置にあるか否かを検知する防犯センサにおいて、前記2つの独立部の一方には前記ユニットが配設され、前記磁気遮蔽板は前記2つの独立部の他方と連動し前記磁石と前記磁気感応スイッチの間を移動し、前記磁気感応スイッチに対して前記磁石の磁束を遮蔽する状態と前記磁束を遮蔽しない状態との間で可動であることを特徴とする防犯センサ。
  12. 前記磁気感応スイッチがリードスイッチからなることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  13. 前記磁気感応スイッチがホールICとスイッチング回路からなることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  14. 前記磁気感応スイッチがMR素子とスイッチング回路からなることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の防犯センサ。
  15. 基板面に長手方向を平行にして配置された第1及び第2の磁気感応スイッチと、第1及び第2の磁石との近接又は離間によって、2つの独立部の近接又は離間を検出し、前記2つの独立部が設定位置にあるか否かを検知する防犯センサにおいて、前記磁石はいずれも前記2つの独立部の一方に配設され前記基板面と垂直に着磁され、前記第1及び第2の磁石は互いに逆方向の極性に着磁され、前記磁気感応スイッチはいずれも前記2つの独立部の他方に配設され前記第1の磁気感応スイッチは前記第1の磁石に対向し前記第2の磁気感応スイッチは前記第2の磁石に対向し、前記磁石は前記基板面と平行に且つ前記磁気感応スイッチの長手方向と平行に相対移動可能であり、前記第1及び第2の磁気感応スイッチはそれぞれ前記設定位置では前記第1及び第2の磁石に最も接近した位置から変位した位置にあり且つON状態にあり、前記2つの独立部が前記設定位置から離れるように移動するとき、前記磁気感応スイッチのそれぞれは前記最も接近した位置の付近でOFF状態になった後、再びON状態になり、更に離間してOFF状態になることを特徴とする、防犯センサ。
  16. 前記第1の磁気感応スイッチと第2の磁気感応スイッチとの間の前記基板面上には第3の磁気感応スイッチと自己保持用磁石とが並置されたことを特徴とする、請求項15記載の防犯センサ。
  17. 前記磁気感応スイッチは直列接続されたことを特徴とする、請求項15又は請求項16記載の防犯センサ。
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