JP2008016398A - 保安磁気センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】悪意の細工を受け付けない保安磁気センサを提供する。
【解決手段】保安磁気センサ50は第一磁界によって作動する第一の磁気スイッチ70と第一磁界より強い第二磁界によって作動する第二の磁気スイッチ60とを持つ。第一の磁気スイッチ70は第二の磁気スイッチ60と電気的に直列接続している。ホームポジションにおいて第一の磁気スイッチ70は開いた状態にあり、第二の磁気スイッチ60は閉じた状態にある。保安磁気センサ50が正常に作動する時は、第一の磁気スイッチ70は閉じるように作動する。しかし保安磁気センサ50が補助マグネット90の追加によって悪意の細工をされた時は、第二の磁気スイッチ60を開いた状態にして警報を発する。
【選択図】図1

Description

本発明は、悪意の細工を受け付けない保安磁気センサに係り、特に、悪意の細工をされたセンサを検知できる保安磁気センサに関するものである。
磁気センサは技術的によく知られている。図4Aには従来技術のリードスイッチからなる磁気スイッチ10の断面図が示されている。磁気スイッチ10は第一端子12、第二端子14及び第三端子16の3つの端子を備えている。外部から磁力を受けて動作する可動リード20は一端が第一端子12に接続され、可動リード20の第二端は、機械的バイアス力により第二端子14又は第三端子16に電気的に接続できる。警備作動時においては、利用目的に適した接続形式の第二端子14又は第三端子16のいずれかの端子が使用され、もう一つの端子は外部と何らの電気的接続を持たないと言う点で“ダミー”端子となる。ここでは、第二端子14が“ダミー”端子であると仮定すると、第一端子12と第三端子16はループが形成されるように警報検出回路(図示せず)に接続され、接続線に電流を流し、磁気スイッチ10の接点の状態が通電の有無によって検知される。
図4Bに示すように、扉や窓が閉められたときに、磁気スイッチ10とマグネット30とが対向するように配設され、通常、磁気スイッチ10は第一端子12と第三端子16とに接続された接続線を持つ扉や窓の枠に取り付けられる。マグネット30は実際に開閉される扉や窓に取り付けられる。扉や窓が閉められた時には、マグネット30の磁力により可動リード20は第三端子16と接触して閉じられ、第一端子12と第三端子16とが電気的に接続される。扉や窓が開けられたり、破損されると、マグネット30が動き、マグネット30が磁気スイッチ10から定められた距離よりも離れた位置に移動すると、マグネット30の磁力の影響が弱まって、可動リード20は第三端子16から離れ、磁気スイッチ10のホームポジションである第一端子12と第二端子14とが電気的に接続した状態に戻る。これにより第一端子12と第三端子16との間の回路が切断され、この状態が監視盤に検出されて警報が発せられる。
特開2001−14990号公報
従来技術の磁気スイッチ10は、侵入者又は悪意の行為者によって細工をされ、警備時の検知動作を回避され得る。図4Bに示されるように、扉や窓の枠に取り付けられた磁気センサ10と実際に開閉される扉や窓に取り付けられたマグネット30との間には隙間32がある。例えば日中に扉や窓が開いていて、磁気スイッチ10が警備作動状態となる前に、侵入者は磁気センサ10のケースのすぐ近くに薄いマグネット片を挿し込み固定することができる。この補助マグネットは可動リード20を引き付けるのに十分な強さの磁力を持ち、非警備状態において、第一端子12と第三端子16とを接続する回路を閉じてしまう。磁気センサ10を警備作動させる場合、扉や窓を閉じることでマグネット30は磁気センサ10と対向する位置に移動する。本来はマグネット30の磁気センサ10への接近によって、第一端子12と第三端子16とを接続する回路が閉じられるのだが、前記補助マグネットが既に磁気センサ10に近接して存在するので、第一端子12と第三端子16との間の回路は閉じられた状態のままである。この条件下で侵入者が夜間戻ると、侵入者はマグネット30が取り付けられた扉や窓を動かしても、磁気センサ10のケースの近くに置かれた補助マグネットは第一端子12と第三端子16との間の電気的接触をしている可動リード20の状態を保持し、これにより警報信号を発する動作が妨げられてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて創作されたものであり、悪意の細工を受け付けない保安磁気センサを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の保安磁気センサは、第一磁界によって作動する第一の磁気スイッチと、第一磁界と異なる第二磁界によって作動する第二の磁気スイッチと、を備え、第一の磁気スイッチが第二の磁気スイッチに直列で電気的に接続していることを特徴としている。
本発明の保安磁気センサにおいて、第一の磁気スイッチは第二の磁気スイッチに隣接して位置している。
本発明の保安磁気センサにおいて、第一の磁気スイッチは、第一磁界の存在下で閉じている第一のモードと、第一磁界の不在下で開いている第二のモードとの何れかで使用できる。
本発明の保安磁気センサにおいて、第二の磁気スイッチは、第二磁界の存在下で開いている第一のモードと、第二磁界の不在下で閉じている第二のモードとの何れかで使用できる。
本発明の保安磁気センサにおいて、好ましくは、第一の磁気スイッチは、第一端子と第二端子と可動リードとを備え、可動リードは、第一端子に接続した第一端と、第一磁界の存在下で第一端子を第二端子に電気的に接続するように作動できると共に第一磁界の不在下で第一端子と第二端子との接続を切るように作動できる第二端とを持っている。
本発明の保安磁気センサにおいて、好ましくは、第二の磁気スイッチは、第一端子と第二端子と可動リードとを備え、可動リードは、第一端子に接続した第一端と、第二磁界の不在下で第一端子を第二端子に電気的に接続するように作動できると共に第一磁界の存在下で第一端子と第二端子との接続を切るように作動できる第二端とを持っている。
本発明の保安磁気センサにおいて、第一の磁気スイッチの第一端子は第二の磁気スイッチの第一端子に電気的に接続されていて、二つの接続点として、前記第一の磁気スイッチの第二端子と、前記第二の磁気スイッチの第二端子とを持っている。
本発明の保安磁気センサにおいて、第二の磁気スイッチの第一端子は第一の磁気スイッチの第二端子に電気的に接続されていて、二つの接続点として、第二の磁気スイッチの第二端子と、第一の磁気スイッチの第一端子とを持っている。
本発明の保安磁気センサにおいて、第二の磁気スイッチの第二端子は第一の磁気スイッチの第一端子に電気的に接続されていて、二つの接続点として、第二の磁気スイッチの第一端子と、第一の磁気スイッチの第二端子とを持っている。
本発明の保安磁気センサにおいて、第二の磁気スイッチの第二端子は第一の磁気スイッチの第二端子に電気的に接続されていて、二つの接続点として、前記第二の磁気スイッチの第一端子と、前記第一の磁気スイッチの第一端子とを持っている。
本発明の保安磁気センサにおいて、第一の磁気スイッチの可動リードの第二端は、第一磁界の存在下で隙間を横切るように作動でき、隙間は第一の磁気スイッチを作動させるのに必要な前記第一磁界の強さを決定するものである。
本発明の保安磁気センサにおいて、第二の磁気スイッチの可動リードは、可動リードの第二端と第二端子との間の電気的接触を保つための機械的バイアス力を持ち、この機械的バイアス力は第二の磁気スイッチを作動させるのに必要な第二磁界の強さを決定するものである。
上記目的を達成するために、本発明の保安磁気センサは、第一端子を第二端子に電気的に接続するための第一磁界によって作動する第一の可動リードと、第三端子から第四端子への電気的な接続を切断するための第二磁界によって作動する第二の可動リードと、を備え、第二磁界は第一磁界より強く、第二端子は第三端子に電気的に接続しており、二つの接続点として、第一端子と第四端子とを備えていることを特徴としている。
本発明の保安磁気センサにおいて、第一の可動リードは第一磁界の存在下で隙間を横切るように作動でき、隙間は第一の可動リードを作動させるのに必要な第一磁界の強さを決定するものである。
本発明の保安磁気センサにおいて、第二の可動リードは第二の可動リードと第四端子との間の電気的接触を保つための機械的バイアス力を持ち、この機械的バイアス力は第二の磁気スイッチを作動させるのに必要な第二磁界の強さを決定するものである。
本発明の保安磁気センサにおいて、3つの接続点として、第一端子と第四端子と第二端子とを持っている。
上記構成によれば、本発明の保安磁気センサは第一の磁気スイッチと第二の磁気スイッチから成り、第一の磁気スイッチは第一の磁界によって作動し、第二の磁気スイッチは第一の磁界より強い第二の磁界によって作動する。そして、各磁気スイッチのホームポジションにおいて第一の磁気スイッチは開いた状態にあり、第二の磁気スイッチは閉じた状態にある。保安磁気センサが正常に作動する時は、第一の磁気スイッチは閉じるように作動する。しかし保安磁気センサが補助マグネットの追加によって悪意の細工をされた時は、第二の磁気スイッチを開いた状態にして警報を発する。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明に係る保安磁気センサ50の好ましい一実施態様の概念図を示している。保安磁気センサ50は、第一の磁気スイッチ70と第二の磁気スイッチ60とを互いに隣り合う位置に収納するケース52を備えている。第一の磁気スイッチ70は第一端子74と第二端子72とを備えている。さらに、第一の磁気スイッチ70は、第一端子74に接続した第一端と第二端とを持つ第一の可動リード76を備えている。ホームポジション、すなわち磁界のない状態では、第一の可動リード76の第二端は第二端子72に接触していない。第一磁界が第一の磁気スイッチ70に近づくと、第一の可動リード76は磁界に引き付けられ、第二端が第二端子72に接触する。それによって第一端子74と第二端子72との間を電気的に接続する。
第二の磁気スイッチ60は、第一端子66と第二端子62と第三端子64とを備えている。第二の磁気スイッチ60は第二の可動リード68を備えており、第二の可動リード68の第一端は第一端子66に電気的に接続されている。第二の可動リード68の第二端は第二磁界のない場合に、第二端子62に接触し電気的に接続されている。このように第二磁界のない場合、言い換えれば第二の磁気スイッチ60のホームポジションにおいては、第一端子66は第二端子62に電気的に接続している。第二磁界が保安磁気センサ50に近づくと、第二の可動リード68は磁界に引き付けられ、その第二端は第三端子64と接触し、第一端子66と第二端子62との電気的接続が切断される。第三端子64は、通常は外部と接続されていない“ダミー端子”である。保安磁気センサ50は図4Aに示した従来技術による保安磁気センサ10と同様に、2個の外部接続端子C1及びC2を持つ。外部接続端子C1は第二の磁気スイッチ60の第二端子62と電気的に接続されている。外部接続端子C2は第一の磁気スイッチ70の第二端子72と電気的に接続されている。第一の磁気スイッチ70の第一端子74は第二の磁気スイッチ60の第一端子66に電気的に接続されている。第一の可動リード76を作動させるに十分な第一磁界は第二の可動リード68を動かすのに必要な第二磁界より弱い磁界である。
保安磁気センサ50の警備時の検知動作は次のとおりである。初期状態、すなわち磁界がない条件下では、第一の磁気スイッチ70は開いており、第二の磁気スイッチ60は閉じている。このように保安磁気センサ50のホームポジションにおいては、外部接続端子C1と外部接続端子C2とは電気的に接続されていない。実際に開閉される扉や窓に取り付けられたマグネット80が保安磁気センサ50と対向する予め定められた位置まで近接すると、マグネット80による磁界が第一の可動リード76を引き付けることで第二端子72と接触し、第一の磁気スイッチ70を閉じる。これにより、外部接続端子C1と外部接続端子C2とが電気的に接続されて、建物の扉や窓を警備状態にする条件が整う。警備状態で、例えばマグネット80が設置された扉や窓が開けられ、マグネット80が動いて第一の磁気スイッチ70から遠ざかると、マグネット80による磁界の影響が弱まり、可動リード76は開いた状態に戻る。この結果、外部接続端子C1と外部接続端子C2との電気的接続が切断され、その状態が監視盤に検出されると警報が発せられる。
侵入者や悪意の行為者が保安磁気センサ50とマグネット80との間の隙間に補助マグネット90を挿し入れることによって、保安磁気センサ50の正しい検知動作を回避しようとする試みは、次のように検出される。
建物が警備状態となる前の日中に保安磁気センサ50のケース52のそばに補助マグネット90が設置されると、警備状態にする際、扉や窓が閉められて鍵を掛けられる時には、本来のセンサ用のマグネット80と補助マグネット90との両方の存在によって、マグネット80のみから発生する磁界より大きな磁界を生ずることになる。この条件下では、第一の可動リード76は引き付けられ続けて、第一の磁気スイッチ70の第一端子74と第二端子72とが接触して電気的に接続するが、同時にマグネット80及び補助マグネット90の結合された磁界は、第二の可動リード68をも引き付けて第一端子66と第二端子62との接触を開放する。この結果、建物の所有者は戸が閉っているのに外部接続端子C1と外部接続端子C2とが電気的に接続されていないのに気づくので、監視盤が正しく警報を発し得ない状態にある原因を予め解決するための調査を行える。
また、もし侵入者が何らかの手段で建物に侵入していて、保安磁気センサ50で警備されている扉や窓を開きたいと思って、マグネット80と保安磁気センサのケース52との間の隙間32に補助マグネット90を挿入すると、補助マグネット90の存在が第二の可動リード68を開位置に引き付け、外部接続端子C1と外部接続端子C2との電気的接続が切断される。これにより監視盤は警報を発することができる。
これらいずれの場合も、補助マグネット90を加えることが警備への設定を妨げるか、或いは既に警備されている場合には補助マグネット90を加えることで警報が発せられるであろう。このように本発明の保安磁気センサ50によれば、悪意の細工による警備時の検知動作を回避され得る危険性が少ない。
電気的には、本発明の保安磁気センサ50の動作は、互いが直列に接続された2個の磁気スイッチ60及び磁気スイッチ70として見ることができる。磁気スイッチの一つである第二の磁気スイッチ60は、第一の磁気スイッチ70に比べて作動するために大きな磁界を必要とする。好ましい態様として図1に示すとともに、図2Aに模式的に示されるように、2個の磁気スイッチ70及び磁気スイッチ60の電気的接続は、第一の磁気スイッチ70の第一端子74が第二の磁気スイッチ60の第一端子66に電気的に接続している。磁気スイッチ50においては、外部接続端子C1は第二の磁気スイッチ60の第二端子62に接続されており、外部接続端子C2は第一の磁気スイッチ70の第二端子72に接続されている。
また、図2Bに模式的に示されるように、第二の磁気スイッチ60の第一端子66は第一の磁気スイッチ70の第二端子72に電気的に接続され、外部接続端子C1は第二の磁気スイッチ60の第二端子62に、外部接続端子C2は第一の磁気スイッチ70の第一端子74に接続されてもよい。
また、図2Cに模式的に示されるように、第一の磁気スイッチ70の第一端子74が第二の磁気スイッチ60の第二端子62に電気的に接続され、外部接続端子C1は第二の磁気スイッチ60の第一端子66に接続され、外部接続端子C2は第一の磁気スイッチ70の第二端子72に接続されてもよい。
さらにまた、図2Dに模式的に示されるように、第一の磁気スイッチ70の第二端子72が第二の磁気スイッチ60の第二端子62に電気的に接続され、外部接続端子C1は第二の磁気スイッチ60の第一端子66に接続され、外部接続端子C2は第一の磁気スイッチ70の第一端子74に接続されてもよい。
前述したように、本発明による保安磁気センサ50は2個の磁気スイッチを持ち、その各々の磁気スイッチは磁気に対する感度が互いに異なる可動リードを持つ。第一の磁気スイッチ70における可動リード76の磁気感度は、ホームポジションにある可動リード76の第二端と閉じる位置にある第二端子72との間の隙間の大きさによる。第一の可動リード76が動く距離は、スイッチを閉じるように、可動リード76を引き付けるのに必要な第一磁界の強さを決定する。ホームポジションにある第二の可動リード68の磁気感度に関しては、第二の可動リード68は可動リード68の第二端と第二端子62との間の電気的接触を保つための機械的バイアス力を持っている。この機械的バイアス力は、図4Aに示される従来技術によるリードスイッチ10に示される機械的バイアス力と同様であり、可動リード68を開位置に引き寄せるのに必要な第二磁界の強さを決定する。
図3は本発明の他の実施形態に係る保安磁気センサ150の模式図を示している。保安磁気センサ150は、以下に記す点を除き、図1に示される保安磁気センサ50と同じであり、第一の磁気スイッチ70と第二の磁気スイッチ60とを互いに隣り合う位置に収納するケース52を備えている。第一の磁気スイッチ70は、第一端子74と第二端子72とを備えている。さらに、第一の磁気スイッチ70は、第一端子74に接続した第一端と第二端とを持つ第一の可動リード76を備えている。ホームポジション、すなわち磁界のない状態では、可動リード76の第二端は第二端子72に接触していない。第一磁界が第一の磁気スイッチ70に近づけられると、可動リード76は磁界に引き寄せられて、可動リード76の第二端が第二端子72に接触する。それによって第一端子74と第二端子72とが電気的に接続する。
第二の磁気スイッチ60は、第一端子66と第二端子62と第三端子64とを備えている。第二の磁気スイッチ60は第二の可動リード68を備えており、可動リード68の第一端は第一端子66に電気的に接続されている。可動リード68の第二端は第二磁界のない場合、機械的バイアス力により第二端子62に接触している。このように第二磁界のない場合、つまりホームポジションにおいて、第一端子66は第二端子62に電気的に接続する。第二磁界が保安磁気センサ150に近づけられると、第二の可動リード68は磁界に引き寄せられて、その第二端を第三端子64に接触するように動き、それによって第一端子66と第二端子62との電気的接続が切断される。第三端子64は外部とは接続されていないと言う点で“ダミー”端子である。しかし、保安磁気センサ150は3個の外部接続端子C1、C2およびCOMを備えている。外部接続端子C1は第二の磁気スイッチ60の第二端子62に電気的に接続されている。外部接続端子C2は第一の磁気スイッチ70の第二端子72に電気的に接続されている。第一の磁気スイッチ70の第一端子74は第二の磁気スイッチ60の第一端子66に電気的に接続されていると共に、外部接続端子COMにも電気的に接続されている。第一の可動リード76を作動させるのに必要な第一磁界は、第二の可動リード68を動かすのに必要な第二磁界より弱い磁界である。
センサ150の警備作動時において、補助マグネット90が存在する場合のセンサ150による検知及び警報動作と、これに関する外部接続端子C1および外部接続端子C2の動作については先に記述されているが、外部接続端子COMによってセンサ150の近くに補助マグネット90が置かれたときの検知が容易となる。このように外部接続端子COM及びC1との配線を用いれば、日中においてもこれを警備できる。補助マグネット90がケース52の近くに置かれると、この状態は第二磁界が第二の可動リード68を引き付けることで検知される。このように補助マグネット90の存在は直ちに検知されることができる。こうして、仮に非警備状態(例えば日中)において侵入者が補助マグネット90を加えると、従来技術では、この条件は警備状態になるまで検知されなかった。この時点では、警報会社もまたこの条件を知り得ず、問題を解析するために警備対象の建物に技術者を派遣するのは困難である。このような場合の典型として、“欠陥”センサを含む区域の警備システムを回避して、夜間、侵入者が建物内に侵入する。しかし、本実施態様の発明によれば、補助マグネット90が加えられると同時にその状態は検知され得るので、監視区域における前記条件の発生を24時間監視すれば、いつでも問題解析のために技術者を即座に派遣することが可能である。
本発明の保安磁気スイッチとマグネット及び侵入者が悪意の細工に用いる補助マグネットの概念図である。 本発明の保安磁気センサの二つの磁気スイッチを電気的に接続する他の方法を示す電気的概念図である。 本発明の保安磁気センサの二つの磁気スイッチを電気的に接続する他の方法を示す電気的概念図である。 本発明の保安磁気センサの二つの磁気スイッチを電気的に接続する他の方法を示す電気的概念図である。 本発明の保安磁気センサの二つの磁気スイッチを電気的に接続する他の方法を示す電気的概念図である。 本発明の保安磁気スイッチのもう一つの態様を示す概念図である。 従来技術による磁気センサの断面図である。 図4Aに示す従来技術による磁気スイッチとマグネットとの設置位置関係を示す平面図である。
符号の説明
50,150 保安磁気センサ
52 ケース
60 第二の磁気スイッチ
62,72 第二端子
64 第三端子
66,74 第一端子
68 第二の可動リード
70 第一の磁気スイッチ
76 第一の可動リード
80 マグネット
90 補助マグネット
C1,C2,COM 外部接続端子

Claims (16)

  1. 第一磁界によって作動する第一の磁気スイッチと、
    上記第一磁界と異なる第二磁界によって作動する第二の磁気スイッチと、を備え、
    上記第一の磁気スイッチが上記第二の磁気スイッチに直列で電気的に接続していることを特徴とする、保安磁気センサ。
  2. 前記第一の磁気スイッチが前記第二の磁気スイッチに隣接して位置していることを特徴とする、請求項1に記載の保安磁気センサ。
  3. 前記第一の磁気スイッチが、前記第一磁界の存在下で閉じている第一のモードと、前記第一磁界の不在下で開いている第二のモードとの何れかで使用できることを特徴とする、請求項1に記載の保安磁気センサ。
  4. 前記第二の磁気スイッチが、前記第二磁界の存在下で開いている第一のモードと、前記第二磁界の不在下で閉じている第二のモードとの何れかで使用できることを特徴とする、請求項3に記載の保安磁気センサ。
  5. 前記第一の磁気スイッチは、第一端子と第二端子と可動リードとを備え、
    上記可動リードは、上記第一端子に接続した第一端と、前記第一磁界の存在下で上記第一端子を上記第二端子に電気的に接続するように作動できると共に前記第一磁界の不在下で上記第一端子と上記第二端子との接続を切るように作動できる第二端とを持つことを特徴とする、請求項4に記載の保安磁気センサ。
  6. 前記第二の磁気スイッチは、第一端子と第二端子と可動リードとを備え、
    上記可動リードは、上記第一端子に接続した第一端と、前記第二磁界の不在下で上記第一端子を上記第二端子に電気的に接続するように作動できると共に前記第二磁界の存在下で上記第一端子と該第二端子との接続を切るように作動できる第二端とを持つことを特徴とする、請求項5に記載の保安磁気センサ。
  7. 前記第一の磁気スイッチの第一端子が前記第二の磁気スイッチの該第一端子に電気的に接続されていて、
    二つの接続点として、前記第一の磁気スイッチの第二端子と、前記第二の磁気スイッチの第二端子とを持つことを特徴とする、請求項6に記載の保安磁気センサ。
  8. 前記第二の磁気スイッチの第一端子が前記第一の磁気スイッチの第二端子に電気的に接続されていて、
    二つの接続点として、前記第二の磁気スイッチの第二端子と、前記第一の磁気スイッチの第一端子とを持つことを特徴とする、請求項6に記載の保安磁気センサ。
  9. 前記第二の磁気スイッチの第二端子が前記第一の磁気スイッチの第一端子に電気的に接続されていて、
    二つの接続点として、前記第二の磁気スイッチの第一端子と、前記第一の磁気スイッチの第二端子とを持つことを特徴とする、請求項6に記載の保安磁気センサ。
  10. 前記第二の磁気スイッチの第二端子が前記第一の磁気スイッチの第二端子に電気的に接続されていて、
    二つの接続点として、前記第二の磁気スイッチの第一端子と、前記第一の磁気スイッチの第一端子とを持つことを特徴とする、請求項6に記載の保安磁気センサ。
  11. 前記第一の磁気スイッチの可動リードの第二端が、前記第一磁界の存在下で隙間を横切るように作動でき、
    上記隙間は前記第一の磁気スイッチを作動させるのに必要な前記第一磁界の強さを決定するものであることを特徴とする、請求項7に記載の保安磁気センサ。
  12. 前記第二の磁気スイッチの可動リードが、前記可動リードの第二端と前記第二端子との間の電気的接触を保つための機械的バイアス力を持ち、
    この機械的バイアス力は前記第二の磁気スイッチを作動させるのに必要な前記第二磁界の強さを決定するものであることを特徴とする、請求項11に記載の保安磁気センサ。
  13. 第一端子を第二端子に電気的に接続するための第一磁界によって作動する第一の可動リードと、
    第三端子から第四端子への電気的な接続を切断するための第二磁界によって作動する第二の可動リードと、を備え、
    上記第二磁界は上記第一磁界より強く、
    上記第二端子は上記第三端子に電気的に接続しており、
    二つの接続点として、上記第一端子と上記第四端子とを備えていることを特徴とする、保安磁気センサ。
  14. 前記第一の可動リードが前記第一磁界の存在下で隙間を横切るように作動でき、上記隙間は前記第一の可動リードを作動させるのに必要な前記第一磁界の強さを決定するものであることを特徴とする、請求項13に記載の保安磁気センサ。
  15. 前記第二の可動リードが第二の可動リードと前記第四端子との間の電気的接触を保つための機械的バイアス力を持ち、この機械的バイアス力は前記第二の磁気スイッチを作動させるのに必要な前記第二磁界の強さを決定するものであることを特徴とする、請求項14に記載の保安磁気センサ。
  16. 3つの接続点として、前記第一端子と前記第四端子と前記第二端子と持つことを特徴とする、請求項13に記載の保安磁気センサ。
JP2006188728A 2006-07-08 2006-07-08 保安磁気センサ Active JP5156884B2 (ja)

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