JP6279380B2 - 磁気検知式センサ - Google Patents
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Description
もっとも、特許文献1に記載されたようなドア枠とドアに設ける場合は外部からマグネットの位置を視認できなかったことからこのような画策行為を成功させるのは極めて困難であった。
これに対し、引き違い方式の開閉機構(窓枠と2つの窓)においては、特許文献1の設置態様と同じようにして、2つの窓にマグネットをそれぞれ設け、これらにそれぞれ対応するように窓枠に2つの検知ユニットを設ける場合、検知ユニットとマグネットの組を2つ設置する必要があることから室内の美観を損ねることとなる。
近年では、美観を向上させることの社会的な要請が強まってきており、2つの窓のうちの一方の窓に検知ユニットを設け、他方の窓にマグネットを設け、検知ユニットとマグネットの組を1つだけ設置することで、室内の美観を極力損ねないようにする図10のような設置態様が増えつつある。
そして、このような設置態様においては、マグネットの位置を外部から視認可能であるため、上述のような画策行為に対して対策をする必要が生じてきた。
位置関係を相対的に変更可能な2つの部材のうち、一方に設けられるマグネットと、他方に設けられて磁界を検知する検知ユニットとから構成され、前記2つの部材が所定の位置関係となる基準位置において向かい合う位置に設置されて使用される磁気検知式センサであって、
前記検知ユニットは、
前記基準位置において前記マグネットと対向する位置であって前記マグネットから生じる磁界を検知する位置に配置された第1の磁界検知部と、
前記基準位置において前記マグネットと前記第1の磁界検知部を結ぶ対向軸を挟む2つの位置であって前記マグネットから生じる磁界のみでは共に磁界を検知しない2つの位置の各々に配置された第2の磁界検知部及び第3の磁界検知部と、
前記第1の磁界検知部が磁界を検知すると前記2つの部材が前記基準位置に有ると判定し、前記第2の磁界検知部及び前記第3の磁界検知部が共に磁界を検知すると異常が有ると判定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1の磁界検知部が磁界を検知し、かつ前記第2の磁界検知部と前記第3の磁界検知部のいずれか一方が磁界を検知した場合には、異常が有ると判定することなく前記2つの部材が前記基準位置に有ると判定することを特徴としている。
なお、本発明に係る磁気検知式センサは、特定の位置関係に配置された場合に後述するような一定の作用効果を奏するマグネットと検知ユニットのみから構成される発明であって、位置関係を相対的に変更可能な2つの部材を直接の構成要件とするものではない。すなわち、後述するような一定の作用効果を奏するような使用態様が可能なマグネットと検知ユニットの組み合わせであれば、位置関係を相対的に変更可能な2つの部材が直接の構成要件として含まれていなくとも、本発明の技術的範囲に含まれる。
前記制御部は、前記第1の磁界検知部が磁界を検知し、かつ前記第2の磁界検知部及び前記第3の磁界検知部が共に磁界を検知すると、他のマグネットを用いた画策行為による異常と判定してもよい。
実施形態の磁気検知式センサ1は、位置関係を相対的に変更できる2つの部材に取り付けられ、両部材が所定の位置関係となる基準位置と、この基準位置とは異なる他の位置のいずれに両部材が存在しているかを検知するためのセンサである。具体的には、家屋等に設けられた窓や扉等の開閉部分に設置されて当該窓等の開閉状態を検知するセキュリティの目的に適したセンサである。
図1は、位置関係を相対的に変更できる2つの部材の一例として、引き違い方式の窓を例示・図示した実施形態の斜視図である。また図2(a)は図1における水平面を切断線とする平断面図であり、図2(b)は図2(a)のA−A切断線における断面図である。図2(a)及び(b)は、いずれも後の説明の便宜上、後述する画策用マグネット15も同時に図示している。
前述したように、磁気検知式センサ1は、検知ユニット5とマグネット7から構成されており、検知ユニット5は、磁界検知部(図中SW1〜3として表示)として、リードスイッチ10と2個のMRセンサ11,12を備えている。制御部20は、判定手段を含み、検知ユニット5の各部を制御する。記憶部21は、制御部20の動作プログラム、窓の開閉状態等を記憶する。送信部22は、制御部20における判定手段からの信号を遠隔の監視部に無線送信する。無線にて送信するため、窓を開閉するときにも配線が邪魔になることがない。電池23は検知ユニット5を駆動する電力を供給する。
図1及び図2に示すように、2つのサッシ2,3が基準位置にある場合には、正規のマグネット7と検知ユニット5は互いに対向する基準位置にある。ここで、図1と同様、図2(a)及び(b)においても画策用マグネット15が存在しないものとすれば、図4に示すように、リードスイッチ10はマグネット7の磁界を検知してON信号を出力するが、第1及び第2のMRセンサ11,12はマグネット7の磁界を検知せず、OFF状態となる。従って、制御部20は、第1及び第2のMRセンサ11,12がOFF信号を出力したことに基づいて異常としての画策行為がなかったものと判定する。又は、画策行為があったと判定することはない。また、制御部20は、リードスイッチ10がON信号を出力したことに基づいて2つのサッシ2,3が基準位置に有ると判定する。送信部22から判定結果の通報を無線で受けた遠隔の監視部では、当該窓は閉止されており、画策行為はないとの状況を認識することができる。
これは、画策者が、画策用マグネット15を正規のマグネット7に対して互いに反発する同極の磁極が近接するような位置関係で接近させた場合である。この場合、正規のマグネット7の磁界は磁力線が増え、より遠方にまで達するように変化するため、この変化したマグネット7の磁界はリードスイッチ10だけでなく、第1及び第2のMRセンサ11,12も検知するようになる。制御部20は、第1及び第2のMRセンサ11,12が磁界を検知した結果であるON信号の出力に基づいて画策行為があったと判定し、監視部に通報する。
これは、画策者が、画策用マグネット15を正規のマグネットに対して互いに引き寄せられる異極の磁極が近接するような位置関係で接近させた場合である。この場合、マグネット7の磁界は磁力線が減少し、より近傍にしか存在しなくなるため、リードスイッチ10と第1及び第2のMRセンサ11,12のいずれもが磁界を検知しなくなる。制御部20は、第1及び第2のMRセンサ11,12が磁界を検知していないため画策行為があったとは判定しないが、リードスイッチ10がOFF信号を出力した結果に基づいて窓が開放されたと判定し、監視部に通報する。
なお、磁気検知式センサ1からの判定結果の通報を受信する監視部は、窓の開放や画策行為の判定結果を受信した場合に利用者に報知を行なう警戒モードと、窓の開放や画策行為の判定結果を受信した場合に利用者に報知を行なわない解除モードとを備えてよい。
この場合、監視部は、利用者の操作によって監視部に対して警戒モード又は解除モードを設定可能な操作部を有し、利用者の操作によって設定された警戒モード又は解除モードを記憶部に記憶しておく。そして、監視部は、窓の開放や画策行為の判定結果を受信したときに、記憶部を参照し、警戒モードを記憶していれば利用者など外部への報知を行い、解除モードを記憶していれば報知を行なわないように構成すればよい。
2…位置関係を相対的に変更可能な2つの部材の一方としてのサッシ(屋内側)
3…位置関係を相対的に変更可能な2つの部材の他方としてのサッシ(屋外側)
5…検知ユニット
7…正規のマグネット
10…第1の磁界検知部であるリードスイッチ
11…第2の磁界検知部である第1のMRセンサ
12…第3の磁界検知部である第2のMRセンサ
20…制御部
L…対向軸
Claims (2)
- 位置関係を相対的に変更可能な2つの部材のうち、一方に設けられるマグネットと、他方に設けられて磁界を検知する検知ユニットとから構成され、前記2つの部材が所定の位置関係となる基準位置において向かい合う位置に設置されて使用される磁気検知式センサであって、
前記検知ユニットは、
前記基準位置において前記マグネットと対向する位置であって前記マグネットから生じる磁界を検知する位置に配置された第1の磁界検知部 、
前記基準位置において前記マグネットと前記第1の磁界検知部を結ぶ対向軸を挟む2つの位置であって前記マグネットから生じる磁界のみでは共に磁界を検知しない2つの位置の各々に配置された第2の磁界検知部及び第3の磁界検知部と、
前記第1の磁界検知部が磁界を検知すると前記2つの部材が前記基準位置に有ると判定し、前記第2の磁界検知部及び前記第3の磁界検知部が共に磁界を検知すると異常が有ると判定する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1の磁界検知部が磁界を検知し、かつ前記第2の磁界検知部と前記第3の磁界検知部のいずれか一方が磁界を検知した場合には、異常が有ると判定することなく前記2つの部材が前記基準位置に有ると判定することを特徴とする磁気検知式センサ。 - 前記制御部は、前記第1の磁界検知部が磁界を検知し、かつ前記第2の磁界検知部及び前記第3の磁界検知部が共に磁界を検知すると、他のマグネットを用いた画策行為による異常と判定することを特徴とする請求項1に記載の磁気検知式センサ。
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