JP6334228B2 - 磁性体検知器 - Google Patents

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Description

本発明は、磁性体の接近を検知する磁性体検知器に関する。
例えば扉の開閉状態や、石油ファンヒータの燃料タンクの装着状態等を検知するためのセンサとして、磁性体検知器が広く用いられている。
このような磁性体検知器としては、永久磁石とリードスイッチとを備えた構成のものがよく知られている。検知対象である磁性体が接近すると、その影響により永久磁石からの磁束の分布が変化する。当該変化に応じて開閉が切り替わるようにリードスイッチが配置されているため、磁性体の接近を検知して外部に出力することが可能となっている(例えば、下記特許文献1を参照)。
ところで、磁性体検知器は上記のように磁性体(扉や燃料タンク)の接近を検知するものであるが、その設置場所自体も鉄板等の磁性体であることが多い。このため、永久磁石からの磁束は、検知対象である磁性体のみならず、設置場所である磁性体からも影響を受けその分布を変化させてしまう。その結果、設置場所における磁性体の配置などによっては、検知対象である磁性体の接近を確実に検知することができない可能性がある。
そこで、このような周囲の磁性体(設置場所等)の影響を抑えるために、リードスイッチの周囲にヨークを配置することで、永久磁石からの磁束が設置場所に向かわないようにすることが行われていた(例えば、下記特許文献2を参照)。また、リードスイッチと設置場所との間に非磁性体からなるスペーサを配置することにより、設置場所の影響を抑えるような対策も行われていた。
特開2005−158406号公報 特開平10−12109号公報
しかしながら、磁束が設置場所に向かうことを防止するようにヨークを配置しようとすると、リードスイッチの周囲において当該ヨークを配置するための空間が必要になり、磁性体検知器が大型化してしまう。また、リードスイッチと設置場所との間にスペーサを配置すると、当該スペーサは相当な厚さが必要になるため、やはり磁性体検知器が大型化してしまう。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁性体からなる設置対象物に設置された場合でも、当該磁性体の影響を受けることなく、且つコンパクトな構成の磁性体検知器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る磁性体検知器は、磁性体である設置対象物に取り付けられた状態で、他の磁性体である検知対象物の接近を検知する磁性体検知器であって磁束発生部と、磁束が通るか否かを検知する磁気センサと、を備え、前記検知対象物が接近していない状態においては、前記磁気センサを含む第一磁気回路を前記磁束が通る一方、前記検知対象物が接近している状態においては、前記磁気センサを含まない第二磁気回路を前記磁束が通るように構成されており、前記第一磁気回路及び前記第二磁気回路は、いずれも、前記設置対象物を含んだ磁気回路であることを特徴とする。
また、本発明においては、磁気センサは、前記磁束の有無により開閉が切り替わり、自身も磁気回路の一部を成すリードスイッチであることが好ましい。また、磁束発生部は、永久磁石であることが好ましい。この好ましい態様では、磁性体検知器は、磁性体である設置対象物のうち例えば平坦な表面上に取り付けられた状態で、他の磁性体である検知対象物の接近を検知するものであって、永久磁石とリードスイッチとを備えている。
永久磁石は、周囲に磁束を発生させるものである。リードスイッチは、その内部を永久磁石からの磁束が通るか否かににより開閉が切り替わるスイッチである。磁性体である検知対象物が接近すると、永久磁石からの磁束の分布が変化する。本発明に係る磁性体検知器は、このような磁束分布の変化に応じてリードスイッチが開閉する構成となっている。
具体的には、検知対象物が接近していない状態においては、リードスイッチを含む第一磁気回路を磁束が通り、リードスイッチが閉状態となる構成となっている。一方、検知対象物が接近している状態においては、リードスイッチを含まない第二磁気回路を磁束が通り、リードスイッチが開状態となる構成となっている。
更に本発明においては、上記の第一磁気回路及び第二磁気回路が、いずれも、磁性体である設置対象物を含んだ磁気回路となっている。つまり、設置対象物は検知に悪影響を与えるものではなく、検知対象物の検知を行うための構成の一部としてむしろ積極的に利用されるものとなっている。従って、設置対象物の影響を抑制するためのヨークやスペーサ等が不要となり、コンパクトな構成の磁性体検知器としながらも、検知対象物を精度良く検知することが可能となる。
また、本発明に係る磁性体検知器では、前記リードスイッチは、一方の端部から伸びる棒状の第一ヨークと、他方の端部から伸びる棒状の第二ヨークとを有しており、前記第一ヨークの先端は、前記第二ヨークの先端に比べて、前記設置対象物の前記表面に対しより近接していることも好ましい。
この好ましい態様では、リードスイッチは、一方の端部から伸びる棒状の第一ヨークと、他方の端部から伸びる棒状の第二ヨークとを有している。第一ヨーク及び第二ヨークは、例えば、リードスイッチの本体から両側に向かって伸びるリード線である。
第一ヨークの先端(リードスイッチ側とは反対側の端部)は、第二ヨークの先端(リードスイッチ側とは反対側の端部)に比べて、設置対象物の表面に対しより近接している。すなわち、第一ヨークの先端と設置対象物の表面との距離が、第二ヨークの先端と設置対象物の表面との距離よりも短くなっている。
このような構成であれば、検知対象物が接近していない状態において、永久磁石からの磁束が、第二ヨーク、リードスイッチ、第一ヨーク、設置対象物、及び永久磁石を順に含む磁気回路(第二磁気回路)を通りやすくなる。このため、比較的簡単な構成としながらも、第一磁気回路と第二磁気回路とが適切なタイミングで切り替り、検知対象物の接近を確実に検知することが可能となる。
また、本発明に係る磁性体検知器では、前記永久磁石は、前記第一ヨークよりも前記第二ヨークに近い位置に配置されていることも好ましい。
この好ましい態様では、永久磁石が、第一ヨークよりも第二ヨークに近い位置に配置されている。すなわち、先端が設置対象物の表面寄りとなっている第一ヨークとは反対側となる位置に、永久磁石が配置されている。このため、永久磁石からの磁束が、第二ヨーク、リードスイッチ、第一ヨーク、設置対象物、及び永久磁石を順に含む磁気回路(第二磁気回路)を更に通りやすくなっている。
また、本発明に係る磁性体検知器では、前記永久磁石の磁化方向は、前記設置対象物の前記表面に対して垂直な方向であることも好ましい。
この好ましい態様では、永久磁石の磁化方向が、設置対象物の表面に対して垂直な方向となっている。このような方向は、磁性体である検知対象物が接近してくる方向ということができる。このため、永久磁石からの磁束のうち少なくとも一部が検知対象物側に向かうこととなり、検知対象物が接近した際には、磁束の通る経路が第一磁気回路から第二磁気回路に確実に切り替わるような構成とすることがさらに容易となる。
本発明によれば、磁性体からなる設置対象物に設置された場合でも、当該磁性体の影響を受けることなく、且つコンパクトな構成の磁性体検知器を提供することができる。
本発明の実施形態における磁性体検知器の斜視図である。 本発明の実施形態における磁性体検知器の側面図ある。 本発明の実施形態における磁性体検知器の上面図である。 本発明の実施形態における第一磁気回路を模式的に示す図である。 本発明の実施形態における第二磁気回路を模式的に示す図である。 従来の磁性体検知器が検知対象物の接近を検知する様子を模式的に示す図である。 従来の磁性体検知器が検知対象物の接近を検知する様子を模式的に示す図である。 従来の磁性体検知器が検知対象物の接近を検知する様子を模式的に示す図である。 本発明の実施形態における磁性体検知器の使用例を模式的に示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
まず、図6〜8を用いて、従来の磁性体検知器50について説明する。図6〜8は、従来の磁性体検知器50が検知対象物250の接近を検知する様子を模式的に示す図である。
磁性体検知器50は、設置場所に取り付けられるリードスイッチ20と、検知対象物250に取り付けられる永久磁石(不図示)とから構成されている。図6に示すように、検知対象物250が、リードスイッチ20から離れた位置にある場合、永久磁石からの磁束はリードスイッチ20をほとんど通らない。このため、リードスイッチ20は開状態となっている。
一方、図7に示すように、永久磁石(つまり検知対象物250)が近づいてきた場合、永久磁石からの磁束がリードスイッチ20を通る状態となり、リードスイッチ20は閉状態となる。このように、永久磁石の接近によってリードスイッチ20の開閉が切り替わる。これによって、磁性体検知器50は、検知対象物250の接近を検知することができる。
ところが、永久磁石(検知対象物250)が接近したにもかかわらず、周囲に存在する磁性体の影響によってリードスイッチ20の開閉が切り替わらずに、磁性体の接近を検知することができない場合がある。図8は、従来の磁性体検知器50が、磁性体である鉄板150の上に設置された場合に、永久磁石(検知対象物250)が接近している様子を模式的に示している。この場合、接近した永久磁石(検知対象物250)からの磁束は、リードスイッチ20を通ることなく鉄板150を通過するため、リードスイッチ20は開状態のままとなっている。つまり、リードスイッチ20の開閉が切り替わらず、磁性体検知器50は永久磁石(検知対象物250)の接近を検知することができない。このように、従来の磁性体検知器50は、設置場所である磁性体(鉄板150)の影響を受けることにより、検知対象物の接近を検知することができなくなってしまう場合があった。つまり、設置対象物が検知に悪影響を与えてしまう場合があった。
これに対し、本発明に係る磁性体検知器10では、のちに詳しく説明するように、磁性体である設置対象物を、永久磁石からの磁束が通る磁気回路の一部としてむしろ積極的に利用する構成となっている。このため、磁性体からなる鉄板150の影響を低減するためのヨークやスペーサ等が不要であり、全体をコンパクトに構成することが可能となっている。
図1は、このような機能を実現するための磁性体検知器10の斜視図である。磁性体検知器10は、図1に示すようにリードスイッチ20と、第一ヨーク31と、第二ヨーク32と、永久磁石40とを備えており、これらが筐体50に搭載されている。
図1においては、上向きの方向であり、筐体50の上面の法線方向をz方向としてz軸を設定している。また、磁気検知センサ20に沿った方向(筐体50の長手方向)でヨーク31からヨーク32に向かう方向をx方向としてx軸を、x軸と直交する方向(筐体50の短手方向)であって磁石40からヨーク32に向かう方向をy方向としてy軸を設定している。以降の図面においても、同様にしてx軸、y軸、z軸を設定している。
磁性体検知器10は、筐体50の−z方向側の面で磁性体である設置対象物100の平坦な平面上に取り付けられた状態で、他の磁性体である検知対象物200を検知するように構成されている。
筐体50は、樹脂等の非磁性体の物質で構成されることが望ましい。本実施形態では、筐体50は、L字型の構成をし、長手方向にリードスイッチ20、第一ヨーク31、及び第二ヨーク32を搭載し、横手方向に永久磁石40を搭載している。
リードスイッチ20は、その内部を永久磁石40が発生させる磁束が通るか否かにより開閉が切り替わるように構成される。磁性体である検知対象物200が接近すると、永久磁石40からの磁束の分布が変化する。この磁束の分布の変化に応じて、リードスイッチ20は開閉する構成となっている。
また、リードスイッチ20は、一方の端部(−x方向側の端部)から伸びる棒状の第一ヨーク31と、他方の端部(x方向側の端部)から伸びる棒状の第二ヨーク32とを有している。尚、リードスイッチ20は、磁束を検知することができるセンサ(磁気検知センサ)であればよく、リードスイッチに限らず種々のセンサを用いることができる。例えば、ホール素子やMR素子を用いたセンサ等であってもよい。
図2は、本実施形態に係る磁性体検知器10のxz平面の側面図である。図2に示すように、第一ヨーク31の−x方向の先端は、第二ヨーク32のx方向の先端に比べて、設置対象物100の表面に対しより近接している。図2の例では、第一ヨーク31は、−x方向側の端部が設置対象物100に近づくように折れ曲がっている。
永久磁石40は、いわゆるバイアス磁石であって、その周囲に磁界(磁束)を発生させるものである。図3は、本発明に係る磁性体検知器10の上面図である。図3に示すように、永久磁石40は、ヨーク32のx方向側の端部からy方向に離間して設けられている。また、永久磁石40は、第一ヨーク31よりも第二ヨーク32に近い位置に配置されている。すなわち、設置対象物100の表面よりとなっている第一ヨーク31とは反対側となる位置に、永久磁石40が配置されている。
また、本実施形態においては、永久磁石40の着磁方向(磁化方向)は、z方向となっている。すなわち、永久磁石40の上面側(z方向側)がN極となっており、下面側(−z方向側)がS極となっており(これらはN極S極が逆でも構わない。)、永久磁石40の磁化方向は、設置対象物100の表面に対して垂直な方向にある。
尚、永久磁石40は、磁束を発生させることができるものであればよく、永久磁石に限らず、例えば電磁石等であってもよい。
次に、本発明に係る磁性体検知器10が検知対象物100を検知する機能について図4及び図5を用いて説明する。本発明に係る磁性体検知器10は、磁性体である設置対象物100をそれぞれ含んだ第一磁気回路と第二磁気回路との2種類の磁気回路を有している。
図4は、本発明に係る第一磁気回路を模式的に示す図である。図4に示すように、検知対象物200が接近している状態においては、磁石40より生じた磁束は、N極からz軸方向に延び、検知対象となる磁性体200をy方向または−y方向に通過し、空気中を通って設置対象物100へと戻ったのち、磁石40のS極へと戻る。このため、リードスイッチ20は、磁束が通過しない為に開状態となっている。第一磁気回路は、このように検知対象物200が接近している状態において、永久磁石40からの磁束が、検知対象物200、設置対象物100、及び永久磁石40を順に含む磁気回路をいう。
図5は、本発明に係る第二磁気回路を模式的に示す図である。図5に示すように、検知対象物200が接近していない状態においては、磁石40より生じた磁束は、磁石40のN極から−y方向に沿ってヨーク32の端部に向かって延び、ヨーク32を通ってリードスイッチ20を−x方向に通過する。磁束は、ヨーク31を通って設置対象物100をx方向に通過した後、磁石40のS極に戻る。このため、リードスイッチ20は、閉状態となっている。第二磁気回路は、このように検知対象物200が接近していない状態において、永久磁石40からの磁束が、後述する第二ヨーク32、リードスイッチ20、第一ヨーク31、設置対象物100、及び永久磁石40を順に含む磁気回路をいう。
このように、第一磁気回路及び第二磁気回路が、いずれも、磁性体である設置対象物100を含んだ磁気回路となっている。つまり、設置対象物100は検知に悪影響を与えるものではなく、検知対象物200の検知を行うための構成の一部としてむしろ積極的に利用されるものとなっている。
本発明に係る磁性体検知器10は、検知対象物200の接近に応じて、リードスイッチ20の開閉状態が切り替わることで、第一磁気回路と第二磁気回路とが適切なタイミングで切り替り、検知対象物200の接近を確実に検知することが可能となる。このように、本発明に係る磁性体検知器10は、設置対象物100の影響を抑制するためのヨークやスペーサ等が不要となり、コンパクトな構成としながらも、検知対象物200を精度良く検知することが可能となる。
さらに、本実施形態においては、上述したように永久磁石40の磁化方向は、設置対象物100の表面に対して垂直な方向にある。このような方向は、磁性体である検知対象物200が接近してくる方向ということができる。このため、永久磁石40からの磁束のうち少なくとも一部が検知対象物200側に向かうこととなり、検知対象物200が接近した際には、磁束の通る経路が第二磁気回路から第一磁気回路に確実に切り替わることとなる。
また、本実施形態においては、第一ヨーク31の−x方向の先端は、第二ヨーク32のx方向の先端に比べて、設置対象物100の表面に対しより近接している。これによって、検知対象物200が接近していない状態において、永久磁石40からの磁束が、第二ヨーク32、リードスイッチ20、第一ヨーク31、設置対象物100、及び永久磁石40を順に含む第二磁気回路を通りやすくなる。
さらに、永久磁石40は、第一ヨーク31よりも第二ヨーク32に近い位置に配置されている。すなわち、設置対象物100の表面よりとなっている第一ヨーク31とは反対側となる位置に、永久磁石40が配置されている。このため、永久磁石40からの磁束が第二磁気回路をさらに通りやすくなっている。
次に、図9を用いて、本発明に係る磁性体検知器10の用途の一例について説明する。
図9の例では、磁性体検知器10は、磁性体であるファンヒータ筐体110本体に取り付けられている。そして、磁性体であるカートリッジタンク210が取り外されたか否かを検知するように構成される。
この例では、カートリッジタンク210が取り付けられている場合には、第一磁気回路を構成する永久磁石40からの磁束が、カートリッジタンク210が取り外された際に、第二磁気回路へと変化する。このため、リードスイッチ20の開閉状態が、カートリッジタンク210の有無に応じて変化する。すなわち、カートリッジタンク210が取り付けられている状態では開状態となり、取り外されている状態では閉状態となる。磁性体検知器10は、このリードスイッチ20の開閉状態の変化から、このような磁束の変化を検知することで、カートリッジタンク210の取り外しの有無を検知することができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10、50 磁性体検知器
20 リードスイッチ
31 第一ヨーク
32 第二ヨーク
40 永久磁石
50 筐体
100、150 設置対象物
110 ファンヒータ筐体
200、250 検知対象物
210 カートリッジタンク

Claims (2)

  1. 磁性体である設置対象物に取り付けられた状態で、他の磁性体である検知対象物の接近を検知する磁性体検知器であって、
    磁束発生部と、
    磁束が通るか否かを検知する磁気センサと、を備え、
    前記検知対象物が接近していない状態においては、前記磁気センサを含む第一磁気回路を前記磁束が通る一方、
    前記検知対象物が接近している状態においては、前記磁気センサを含まない第二磁気回路を前記磁束が通るように構成されており、
    前記第一磁気回路及び前記第二磁気回路は、いずれも、前記設置対象物を含んだ磁気回路であることを特徴とする磁性体検知器。
  2. 前記磁気センサは、前記磁束の有無により開閉が切り替わり、自身も磁気回路の一部を成すリードスイッチであることを特徴とする、請求項1に記載の磁性体検知器。
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