JP2003164643A - 遊技機の情報伝達システム - Google Patents

遊技機の情報伝達システム

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JP2003164643A
JP2003164643A JP2001370126A JP2001370126A JP2003164643A JP 2003164643 A JP2003164643 A JP 2003164643A JP 2001370126 A JP2001370126 A JP 2001370126A JP 2001370126 A JP2001370126 A JP 2001370126A JP 2003164643 A JP2003164643 A JP 2003164643A
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芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機側の内部装置と、該内部装置との間で
信号伝達を行う外部装置とからなる遊技機の情報伝達シ
ステムにおいて、内部装置と外部装置との間の信号伝達
を長期間に渡って精度良く行えるようにする。 【解決手段】 内部装置としての賞球制御基板10、内
枠開放スイッチ30及び金枠開放スイッチ40の夫々
と、外部装置としてのホールコンピュータ70との間の
信号伝達が、これらの基板10及びスイッチ30,40
の夫々とホールコンピュータ70とを結ぶ伝送路上に配
置された半導体リレー162,172を介して行われる
よう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の遊技機における各種の制御装置等の内部装置と、該内
部装置との間で信号の伝達を行うホールコンピュータ等
の外部装置とからなる遊技機の情報伝達システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ遊技機等の遊技機に
おいて各種の処理を行う制御装置等の内部装置と、ホー
ルコンピュータ等の外部装置との間の信号の伝達は、内
部装置と外部装置との間の電気絶縁性を確保するため等
の理由により、内部装置と外部装置とを結ぶ伝送路上に
配置された機械式リレーを介して行われていた。
【0003】機械式リレーは、信号入力側に配置された
コイルと、信号出力側に配置された機械スイッチ部とか
らなり、信号入力側のコイルに電流を流すことで発生す
る磁力により信号出力側の機械スイッチ部の接点位置を
切り替えることで、信号出力側に伝達される信号の制御
を行えるよう構成されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機械式リレー
は、機械スイッチ部を磁力により機械的に駆動させる構
成であるため、長期間使用した際には機械スイッチ部に
おける接点の摩耗等により動作不良を起こし易く、短寿
命であるという問題があった。
【0005】また、機械式リレーにおいては、機械スイ
ッチ部の接点がオンする際にチャタリング(バウンス)
が生じる場合があり、信号伝達を精度良くできないこと
があるという問題もあった。本発明は上記問題点を解決
するためになされたものであり、その目的は、遊技機側
の内部装置と、該内部装置との間で信号伝達を行う外部
装置とからなる遊技機の情報伝達システムにおいて、内
部装置と外部装置との間の信号伝達を長期間に渡って精
度良く行えるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる目
的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、
遊技機側の内部装置と、該内部装置との間で所定の信号
の伝達を行う外部装置と、からなる遊技機の情報伝達シ
ステムであって、前記内部装置と前記外部装置との間の
信号の伝達が、前記内部装置と前記外部装置とを結ぶ伝
送路上に配置された半導体リレーを介して行われるよう
構成され、該半導体リレーは、該半導体リレーに入力さ
れる入力信号に応答して半導体スイッチ素子を駆動させ
る駆動信号を発生する駆動部と、該駆動部とは電気的に
絶縁されつつも該駆動部からの駆動信号の入力に応じて
オン/オフ動作する半導体スイッチ素子と、からなるこ
とを特徴とする。
【0007】このように構成された本発明の遊技機の情
報伝達システムでは、内部装置と外部装置との間の信号
伝達が、内部装置と外部装置とを結ぶ伝送路上に配置さ
れた半導体リレーを介して行われるよう構成されてお
り、半導体リレーでは、入力信号が入力される信号入力
側の駆動部と、駆動部からの駆動信号に応じてオン/オ
フ動作する信号出力側の半導体スイッチ素子とが電気的
に絶縁されているため、機械式リレーを介して信号伝達
を行う従来の場合と同様、内部装置と外部装置との間の
電気絶縁性は確保される。
【0008】また、本発明の遊技機の情報伝達システム
では、上記の如く内部装置と外部装置との間の信号伝達
が半導体リレーを介して行われるよう構成されているの
で、従来のように機械式リレーを介して行われるよう構
成される場合に比べ、内部装置と外部装置との間の信号
伝達が長期間に渡って精度良く行われることになる。
【0009】つまり、半導体リレーでは、駆動部からの
駆動信号の入力によりオン/オフ動作する半導体スイッ
チ素子が機械的な可動部分を持たない所謂固体デバイス
素子として構成されたものであるため、当該半導体リレ
ーを長期間使用した場合であっても、当該半導体リレー
における半導体スイッチ素子の部分に機械的な摩耗等が
生じることはなく、当該半導体スイッチ素子には半永久
的に正常なオン/オフ動作をさせることができる。即
ち、半導体リレーは機械式リレーと異なり半永久的に使
用可能であり、半導体リレーを本発明のように用いれ
ば、当該半導体リレーを交換しなくても、内部装置と外
部装置との間の信号伝達を長期間に渡って安定して行う
ことができる。
【0010】また、半導体スイッチ素子は機械的な可動
部分を持たない素子であり、半導体スイッチ素子の動作
時に機械式リレーの場合のようなチャタリングが生じる
ことはないので、半導体リレーを本発明のように用いれ
ば機械式リレーを用いる場合よりもチャタリングが生じ
ない分だけ内部装置と外部装置との間で精度の良い信号
伝達が可能となる。
【0011】更に、半導体リレー(半導体スイッチ素
子)は、機械式リレーの場合よりも高い周波数でオン/
オフ動作できるので、本発明の遊技機の情報伝達システ
ムによれば、従来のように機械式リレーを用いた場合よ
りも高周波数の信号を内部装置と外部装置との間で伝達
させることができる。
【0012】また、一般に半導体リレーは機械式リレー
に比べて小型に構成することが可能であるため、本発明
の遊技機の情報伝達システムによれば、従来のように機
械式リレーを用いた場合に比べ、当該情報伝達システム
全体の装置構成を小型化することが可能となる。
【0013】尚、本発明の遊技機の情報伝達システムに
おける上記半導体リレーの具体的態様としては種々のも
のが考えられるが、例えば、当該半導体リレーに入力信
号が入力されると駆動信号としての光信号を発生する発
光ダイオード等の発光素子を有するものとしての駆動部
と、該発光素子からの光信号の入力に応じてオン/オフ
動作するフォトダイオード又はフォトトランジスタを有
する素子として構成された半導体スイッチ素子と、から
なるもの(所謂フォトカプラ)であっても良い。
【0014】また、或いは、請求項2に記載の如く、上
記の半導体リレーにおいて、前記駆動部は、前記入力信
号に応答して前記駆動信号としての光信号を発生する発
光素子を有し、前記半導体スイッチ素子は、前記発光素
子からの光信号の入力に応じてオン/オフ動作するMO
SFETを有する素子であっても良い。
【0015】請求項2に記載の如く半導体リレーを構成
すれば、当該半導体リレーにおける半導体スイッチ素子
がMOSFETを有する素子であり、MOSFETは当
該MOSFETを動作させる駆動電流に対するスイッチ
ング感度が一般に高い素子であることから、駆動部とし
ての発光素子を発光ダイオード等として構成した場合に
は、当該発光素子に入力させる入力電流(入力信号)の
大きさを上記のフォトカプラ等の場合に比べ小さくする
ことができ、本発明の遊技機の情報伝達システム全体の
電力消費を低減させることができる。
【0016】一方、本発明の遊技機の情報伝達システム
では、請求項3に記載のように、前記内部装置と前記外
部装置との間で伝達される情報の種類に対応した起動信
号が入力されると、該起動信号の種類毎に異なる特性の
信号を前記入力信号として前記駆動部に出力する信号出
力手段を備えていても良い。
【0017】請求項3に記載の遊技機の情報伝達システ
ムによれば、内部装置と外部装置とを結ぶ1の伝送路に
て複数種類の情報に対応した複数種類の信号を伝達させ
ることが可能となる。そして、このように内部装置と外
部装置との間で複数種類の情報を伝達させる場合には、
従来の遊技機の情報伝達システムの場合に比べ、内部装
置と外部装置とを結ぶ伝送路の数を少なくすることがで
きる。
【0018】つまり、まず、従来の遊技機の情報伝達シ
ステムでは、内部装置と外部装置との間で伝達される情
報1種類につき1の伝送路を内部装置と外部装置との間
に配置し、各伝送路には1種類の情報に対応した1種類
の信号のみ伝送させる構成を採っていた。
【0019】しかし、この構成では、内部装置と外部装
置との間で多種類の情報を伝達させる場合に、内部装置
と外部装置との間に当該情報の種類数に応じた多数の伝
送路を配置する必要があり、遊技機の情報伝達システム
全体の装置構成が大型化してしまうという問題があっ
た。
【0020】一方、請求項3に記載のような信号出力手
段を設ければ、内部装置と外部装置との間で伝達される
情報の種類に対応した態様の起動信号が信号出力手段に
入力された場合に、当該起動信号の種類毎に異なる特性
を有する入力信号が信号出力手段から駆動部に出力され
る。この場合、駆動部からは、入力信号の特性に応じた
特性を有する駆動信号が半導体スイッチ素子に入力さ
れ、半導体スイッチ素子は該駆動信号の特性に応じたオ
ン/オフ動作をする。
【0021】即ち、請求項3に記載の遊技機の情報伝達
システムでは、内部装置と外部装置との間で伝達される
情報の種類毎に異なる態様で半導体スイッチ素子にオン
/オフ動作をさせることで、内部装置と外部装置とを結
ぶ1の伝送路にて複数種類の情報に対応した複数種類の
信号を伝送させることができる。
【0022】そして、請求項3に記載の情報伝達システ
ムでは、このように1の伝送路にて複数種類の情報を伝
達させることができる分だけ、従来の情報伝達システム
の場合に比べ、内部装置と外部装置とを結ぶ伝送路の数
を少なくすることができる。ここで、信号出力手段の具
体的態様としては、種々のものが考えられるが、例え
ば、請求項4に記載のように、前記信号出力手段は、前
記駆動部が電気的に接続された回路上に所定のキャリア
信号を出力するキャリア信号出力手段と、前記起動信号
が入力されると、前記キャリア信号出力手段が出力した
前記キャリア信号に対して前記起動信号の種類毎に異な
る特性の信号を重畳し、前記駆動部が電気的に接続され
た回路上に前記入力信号として出力する信号重畳手段
と、を有するものであっても良く、この態様においても
上記請求項3に記載の遊技機の情報伝達システムと同様
の効果が得られる。
【0023】つまり、この場合は、キャリア信号出力手
段から出力されたキャリア信号に信号重畳手段が起動信
号の種類に対応した態様の信号を重畳してなる入力信号
が駆動部に入力され、駆動部からは、当該入力信号の特
性(換言すれば、信号重畳手段がキャリア信号に重畳す
る信号であって起動信号の種類毎に異なる特性の信号の
特性)に応じた特性の駆動信号が半導体スイッチ素子に
入力され、半導体スイッチ素子では該駆動信号の特性に
応じたオン/オフ動作が起きる。
【0024】従って、請求項4に記載の遊技機の情報伝
達システムでも、内部装置と外部装置との間で伝達され
る情報の種類毎に異なる態様で半導体スイッチ素子がオ
ン/オフ動作をすることになり、請求項3に記載の遊技
機の情報伝達システムと同様の効果が得られる。
【0025】尚、上記の信号重畳手段の態様については
特定のものに限定されないが、例えば、請求項5に記載
の如く、前記信号重畳手段は、前記起動信号が入力され
ると、前記起動信号に対応した特定の形式で前記キャリ
ア信号を断続させる断続信号を前記キャリア信号に重畳
して出力するものであっても良い。
【0026】請求項5に記載の如く信号重畳手段を構成
すれば、駆動部に入力される入力信号は、起動信号の種
類毎に異なる形式でキャリア信号を断続させてなる信号
となることから、入力信号(延いては、内部装置と外部
装置との間で伝達される信号)のS/N比を比較的高く
することができ、内部装置と外部装置との間の信号伝達
が好適に行われることになる。
【0027】一方、本発明の遊技機の情報伝達システム
では、請求項6に記載のように、前記半導体スイッチ素
子が電気的に接続された回路上に前記半導体スイッチ素
子のオン/オフ動作に対応した信号として出力された信
号から、前記内部装置と前記外部装置との間で伝達され
る夫々の情報に対応した夫々の信号を分離して抽出する
信号抽出手段を更に備えていても良い。
【0028】請求項6に記載の遊技機の情報伝達システ
ムのように信号抽出手段を設ければ、例えば、内部装置
と外部装置とを結ぶ1の伝送路にて複数種類の情報に対
応した複数種類の信号が混信した状態で伝送されても、
内部装置と外部装置との間で伝達される夫々の情報に対
応した夫々の信号を分離・抽出できる。従って、内部装
置と外部装置とを結ぶ1の伝送路を介して複数種類の情
報を一度に伝達することが可能となり信号伝達の効率が
良くなる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面と
共に説明する。本実施例の遊技機の情報伝達システム
は、パチンコ遊技機側の各種の装置と、パチンコ遊技場
全体を管理するためのホールコンピュータとからなる情
報伝達システムに本発明を適用したものである。
【0030】具体的には、本実施例の遊技機の情報伝達
システムは、パチンコ遊技機側の内部装置としての賞球
制御基板、内枠開放スイッチ及び金枠開放スイッチと、
これらの基板やスイッチとの間で信号の伝達を行う外部
装置としてのホールコンピュータと、からなり、賞球制
御基板、内枠開放スイッチ及び金枠開放スイッチとホー
ルコンピュータとは、伝送線を介して接続されている。
【0031】図1は、本実施例の遊技機の情報伝達シス
テムの回路構成のうち、賞球制御基板10と、内枠開放
スイッチ30と、金枠開放スイッチ40と、これらの基
板10やスイッチ30,40をホールコンピュータ70
に繋ぐ伝送線50,51の一端部とを、これらの基板1
0やスイッチ30,40と伝送線50,51の一端部と
の間に介在する遊技機側インターフェース100と共に
示した回路図である。
【0032】また、図2は、本実施例の遊技機の情報伝
達システムの回路構成のうち、ホールコンピュータ70
と、伝送線50,51の他端部とを、ホールコンピュー
タ70と伝送線50,51の他端部との間に介在するホ
ールコンピュータ側インターフェース200と共に示し
た回路図である。
【0033】上記のうち、賞球制御基板10は、パチン
コ遊技機における主要な制御である賞球制御を行う制御
基板であり、本実施例では、高電圧電源VCC(+12
V)と、貸出球信号送信用スイッチ12と、賞品球信号
送信用スイッチ14と、を有している。
【0034】本実施例において、貸出球信号送信用スイ
ッチ12は、通常、開状態とされているスイッチであ
る。但し、遊技者による貸出球(パチンコ球)の貸出要
求を受け付けるプリペイドカードユニット(図示省略)
から遊技者による貸出要求に基づき貸出指令信号が賞球
制御基板10に出力され、貸出球が払い出された際に
は、払い出された貸出球を計数するべく貸出球の払い出
し経路に設けられた貸出球センサ(図示省略)からの検
出値に基づき、貸出球の球数が所定値(例えば、25)
に達したと賞球制御基板10における処理にて判断され
る度に、貸出球信号送信用スイッチ12は所定時間だけ
閉状態にされるよう構成されている。
【0035】尚、プリペイドカードユニットは、図示は
省略するが、プリペイドカード挿入口や貸出要求ボタン
等を備え、遊技者によってプリペイドカード挿入口にプ
リペイドカードが挿入され、貸出要求ボタンが押圧され
ると、プリペイドカードに書き込まれた残高情報に基づ
き賞球制御基板10に対して貸出球の払い出し動作をさ
せるための貸出指令信号を出力するよう構成されてい
る。
【0036】また、賞品球信号送信用スイッチ14も、
通常は開状態とされているスイッチである。しかし、パ
チンコ遊技機の入賞口(図示省略)へパチンコ球が入賞
した旨が主制御基板(図示省略)にて検知され、主制御
基板から入賞球(パチンコ球)を払い出させるための入
賞払出指令信号が賞球制御基板10に出力され、入賞球
が払い出された際には、払い出された入賞球を計数する
べく入賞球の払い出し経路に設けられた入賞球センサ
(図示省略)からの検出値に基づき、入賞球の球数が所
定値(例えば、6)に達したと賞球制御基板10におけ
る処理にて判断される度に、賞品球信号送信用スイッチ
14は所定時間だけ閉状態にされるよう構成されてい
る。
【0037】尚、図1に示すように、賞球制御基板10
における高電圧電源VCC(+12V)は遊技機側インタ
ーフェース100の遊技機側第1コネクタ102におけ
る第1端子に接続され、貸出球信号送信用スイッチ12
の一端は遊技機側第1コネクタ102における第2端子
に接続され、賞品球信号送信用スイッチ14の一端は遊
技機側第1コネクタ102における第3端子に接続され
ている。また、貸出球信号送信用スイッチ12の他端及
び賞品球信号送信用スイッチ14の他端は、双方とも遊
技機側第1コネクタ102における第4端子に接続され
ると共にグランド電位に接続されている。
【0038】一方、本実施例において、内枠開放スイッ
チ30は、通常、開状態とされているが、パチンコ遊技
機の内枠(図示省略)が開状態とされているときには閉
状態とされるよう構成されたスイッチである。ここで、
内枠とは、パチンコ遊技機の前面に位置して一側部がパ
チンコ遊技機内の各種の装置を収納する外枠に蝶着され
てなる枠のことである。内枠開放スイッチ30の一端は
遊技機側インターフェース100の遊技機側第2コネク
タ104における第1端子に接続され、他端は遊技機側
第2コネクタ104における第2端子に接続されてい
る。
【0039】また、金枠開放スイッチ40は、通常は開
状態とされているが、パチンコ遊技機の金枠(図示省
略)が開状態とされているときには閉状態とされるよう
構成されたスイッチである。ここで、金枠とは、パチン
コ遊技機の遊技領域たる遊技盤に臨む内枠における部分
に設けられた開放窓に開放自在に設けられた枠であっ
て、透明ガラス板とその周囲に設けられた金属製枠とか
らなるものである。金枠開放スイッチ40の一端は遊技
機側インターフェース100の遊技機側第3コネクタ1
06における第1端子に接続され、他端は遊技機側第3
コネクタ106における第2端子に接続されている。
【0040】一方、遊技機側インターフェース100
は、4個の端子を有する遊技機側第1コネクタ102
と、2個の端子を有する遊技機側第2コネクタ104
と、2個の端子を有する遊技機側第3コネクタ106
と、4個の端子を有する遊技機側第4コネクタ108
と、8個の端子を有する遊技機側第5コネクタ110
と、複数信号出力部120,140と、半導体リレー
(Photo MOS Relay)162,172,182,192
と、からなる。
【0041】ここで、複数信号出力部120は、直流電
圧電源VB1と、OR回路122と、信号重畳回路124
と、低電圧電源VD1と、を有しており、信号重畳回路1
24は、起動信号入力端子126aから起動信号が入力
されると100Hzの断続信号を出力する貸出球用チョ
ッパ回路126と、起動信号入力端子128aから起動
信号が入力されると1kHzの断続信号を出力する賞品
球用チョッパ回路128と、からなる。
【0042】また、複数信号出力部140も、上記の複
数信号出力部120と同様の回路構成を有しており、直
流電圧電源VB2と、OR回路142と、信号重畳回路1
44と、低電圧電源VD2と、を有している。そして、信
号重畳回路144は、起動信号入力端子146aから起
動信号が入力されると100Hzの断続信号を出力する
内枠用チョッパ回路146と、起動信号入力端子148
aから起動信号が入力されると1kHzの断続信号を出
力する金枠用チョッパ回路148と、からなる。
【0043】また、夫々の半導体リレー162,17
2,182,192は、駆動部164,174,18
4,194と、半導体スイッチ素子166,176,1
86,196と、からなる。本実施例では、駆動部16
4,174,184,194は、入力信号としての順方
向電圧が当該駆動部164,174,184,194の
2つの入力端子(例えば、駆動部164の場合は、図1
に示す2つの入力端子164aと164b)間に印加さ
れると、駆動信号としての光信号を発生する発光素子と
しての発光ダイオードを有する素子として構成されてい
る。
【0044】また、半導体スイッチ素子166,17
6,186,196は、駆動部164,174,18
4,194と夫々電気的に絶縁されつつも、駆動部16
4,174,184,194夫々における発光ダイオー
ドから光信号が入力されるとオフ状態からオン状態に変
化するMOSFETを有する素子(詳しくは、MOSF
ETに加えフォトセル(フォトダイオード等)をも有す
る素子であり、当該フォトセルに光信号が入力されるこ
とにより得られる光起電力によりMOSFETをオフ状
態からオン状態に変化させ得るようフォトセルとMOS
FETとを接続させてなる素子)として構成されてい
る。
【0045】そして、半導体スイッチ素子166,17
6,186,196におけるMOSFETが上記のよう
にオン状態にされると、半導体スイッチ素子166,1
76,186,196の2つの出力端子(例えば、半導
体スイッチ素子166の場合は、図1に示す2つの出力
端子166aと166b)が短絡しない状態から短絡し
た状態に切り替えられるといった動作をする。
【0046】複数信号出力部120のOR回路122に
おける2つの入力端子のうちの一方には、遊技機側第1
コネクタ102の第2端子から延びる信号ラインが接続
されており、この信号ラインには、貸出球用チョッパ回
路126を起動させる起動信号(電流)を貸出球用チョ
ッパ回路126に供給するための起動信号入力端子12
6aも接続されている。
【0047】また、OR回路122における他方の入力
端子には、遊技機側第1コネクタ102の第3端子から
延びる信号ラインが接続されており、この信号ラインに
は、賞品球用チョッパ回路128を起動させる起動信号
(電流)を賞品球用チョッパ回路128に供給するため
の起動信号入力端子128aも接続されている。
【0048】一方、OR回路122の出力端子から延び
る信号ラインには、半導体リレー162の駆動部164
が有する発光ダイオードのアノードが接続されている。
そして、この発光ダイオードのカソードから延びる信号
ラインには、賞品球用チョッパ回路128及び貸出球用
チョッパ回路126が順に接続され、この信号ラインの
端部には遊技機側第1コネクタ102の第4端子が接続
されている。
【0049】また、貸出球用チョッパ回路126から遊
技機側第1コネクタ102の第4端子にまで延びる信号
ライン上にはグランド電位に接続された部分があり、こ
のグランド電位に接続された部分と遊技機側第1コネク
タ102の第4端子との間の信号ライン上の部分には、
当該部分を低電圧電源VD1にプルアップする抵抗RD1が
接続されている。
【0050】更に、OR回路122には、直流電圧電源
VB1も接続されており、OR回路122の2つの入力端
子のうちの少なくとも一方にハイレベルの信号が入力さ
れた際には、直流電圧電源VB1とOR回路122の出力
端子とが接続され、当該出力端子に直流電圧電源VB1に
対応したハイレベルの信号(電流)が出力されるよう構
成されている。
【0051】ここで、本実施例では、貸出球信号送信用
スイッチ12が閉状態にされると、低電圧電源VD1か
ら、遊技機側第1コネクタ102の第4端子、貸出球信
号送信用スイッチ12、遊技機側第1コネクタ102の
第2端子を経てOR回路122の一方の入力端子に至る
一連の信号ライン(以下、この信号ラインのことを「入
力ラインA」とも称する。)が形成され、このOR回路
122の一方の入力端子に低電圧電源VD1に対応したハ
イレベルの信号(電流)が入力されるよう構成されてい
る。
【0052】よって、貸出球信号送信用スイッチ12が
閉状態とされている間には、直流電圧電源VB1とOR回
路122の出力端子とが接続されることになることか
ら、直流電圧電源VB1から、OR回路122の出力端
子、駆動部164、賞品球用チョッパ回路128、貸出
球用チョッパ回路126を経てグランド電位に至る信号
ライン(以下、この信号ラインのことを「出力ライン
A」とも称する。)が形成される。
【0053】このとき、出力ラインAには、直流電圧電
源VB1からキャリア信号としての直流電流が流れること
になるため、駆動部164における発光ダイオードには
順方向電圧が印加されることになり、この発光ダイオー
ドは発光する。但し、入力ラインA上の信号ラインに
は、上述のように起動信号入力端子126aが接続され
ていることから、このように貸出球信号送信用スイッチ
12が閉状態とされた際には、起動信号入力端子126
aを介して貸出球用チョッパ回路126に、貸出球信号
送信用スイッチ12が閉状態にされたこと(換言すれ
ば、貸出球の払い出し球数が所定値に達したことを示す
情報)に対応する起動信号として低電圧電源VD1に対応
した電流が流れ込み、貸出球用チョッパ回路126が起
動される。
【0054】従って、出力ラインA上を流れる直流電流
には、100Hzの断続信号が重畳されることになり、
駆動部164における発光ダイオードは、直流電流に1
00Hzの断続信号を重畳してなる態様の電流(入力信
号)の入力を受けて、100Hzの断続発光をすること
になる。
【0055】そして、半導体スイッチ素子166側のM
OSFETは、この断続発光に対応した100Hzのオ
ン/オフ動作をし、この動作に対応して半導体スイッチ
素子166の2つの出力端子には100Hzの短絡/非
短絡の切り換わりが起きる。尚、起動信号入力端子12
8aは、入力ラインAを構成する信号ラインには接続さ
れていないので、貸出球信号送信用スイッチ12が上記
のように閉状態とされても、賞品球信号送信用スイッチ
14が開状態とされている限り賞品球用チョッパ回路1
28に起動信号(電流)が流れ込むことはなく、賞品球
用チョッパ回路128が起動されることはない。
【0056】また、一方、本実施例では、賞品球信号送
信用スイッチ14が閉状態にされると、低電圧電源VD1
から、遊技機側第1コネクタ102の第4端子、賞品球
信号送信用スイッチ14、遊技機側第1コネクタ102
の第3端子を経てOR回路122の他方の入力端子に至
る一連の信号ライン(以下、この信号ラインのことを
「入力ラインB」とも称する。)が形成され、このOR
回路122の他方の入力端子に低電圧電源VD1に対応し
たハイレベルの信号(電流)が入力されるよう構成され
ている。
【0057】よって、賞品球信号送信用スイッチ14が
閉状態とされている間には、直流電圧電源VB1とOR回
路122の出力端子とが接続されることになることか
ら、出力ラインAが形成されることになる。このとき、
出力ラインAには、直流電圧電源VB1からキャリア信号
としての直流電流が流れることになるため、駆動部16
4における発光ダイオードには順方向電圧が印加される
ことになり、この発光ダイオードは発光する。
【0058】但し、入力ラインB上の信号ラインには、
上述のように起動信号入力端子128aが接続されてい
ることから、このように賞品球信号送信用スイッチ14
が閉状態とされた際には、起動信号入力端子128aを
介して賞品球用チョッパ回路128に、賞品球信号送信
用スイッチ14が閉状態にされたこと(換言すれば、賞
品球の払い出し球数が所定値に達したことを示す情報)
に対応する起動信号として低電圧電源VD1に対応した電
流が流れ込み、賞品球用チョッパ回路128が起動され
る。
【0059】従って、出力ラインA上を流れる直流電流
には、1kHzの断続信号が重畳されることになり、駆
動部164における発光ダイオードは、直流電流に1k
Hzの断続信号を重畳してなる態様の電流(入力信号)
の入力を受けて、1kHzの断続発光をすることにな
る。
【0060】そして、半導体スイッチ素子166側のM
OSFETは、この断続発光に対応した1kHzのオン
/オフ動作をし、この動作に対応して半導体スイッチ素
子166の2つの出力端子には1kHzの短絡/非短絡
の切り換わりが起きる。尚、起動信号入力端子126a
は、入力ラインBを構成する信号ラインには接続されて
いないので、賞品球信号送信用スイッチ14が上記のよ
うに閉状態とされても、貸出球信号送信用スイッチ12
が開状態とされている限り貸出球用チョッパ回路126
に起動信号(電流)が流れ込むことはなく、貸出球用チ
ョッパ回路126が起動されることはない。
【0061】しかし、貸出球信号送信用スイッチ12及
び賞品球信号送信用スイッチ14の両方が閉状態にされ
た際には、上記の入力ラインA及び入力ラインBが同時
に形成され、貸出球用チョッパ回路126及び賞品球用
チョッパ回路128の双方に起動信号(電流)が流れ込
み、貸出球用チョッパ回路126及び賞品球用チョッパ
回路128の双方が起動される。
【0062】従って、このときには、出力ラインAを流
れる直流電流には、100Hzの断続信号と1kHzの
断続信号とが重複して重畳されることになり、駆動部1
64における発光ダイオードは、このような重複された
断続信号に対応した断続発光をする。
【0063】そして、この場合も、半導体スイッチ素子
166側のMOSFETは、この重複された断続信号に
対応した発光ダイオードの発光に応じたオン/オフ動作
をし、この動作に対応して半導体スイッチ素子166の
2つの出力端子には短絡/非短絡の切り換わりが起き
る。具体的には、この2つの出力端子には、100Hz
の短絡/非短絡の切り換わりと1kHzの短絡/非短絡
の切り換わりとを組み合わせてなる態様の短絡/非短絡
の切り換わりが起きる。
【0064】一方、遊技機側第1コネクタ102の第1
端子から延びる信号ラインは、半導体リレー182の駆
動部184における発光ダイオードのアノードに接続さ
れると共に、半導体リレー192の駆動部194におけ
る発光ダイオードのアノードにも接続されている。
【0065】また、駆動部184における発光ダイオー
ドのカソードから延びる信号ラインは遊技機側第1コネ
クタ102の第2端子に接続され、駆動部194におけ
る発光ダイオードのカソードから延びる信号ラインは遊
技機側第1コネクタ102の第3端子に接続されてい
る。
【0066】従って、貸出球信号送信用スイッチ12が
閉状態にされている間は、高電圧電源VCC(+12V)
から、遊技機側第1コネクタ102の第1端子、駆動部
184、遊技機側第1コネクタ102の第2端子、貸出
球信号送信用スイッチ12を経てグランド電位に至る信
号ラインに入力信号としての直流電流が流れ、駆動部1
84における発光ダイオードが継続して発光することに
なる。
【0067】そして、半導体リレー182の半導体スイ
ッチ素子186におけるMOSFETは、この継続発光
中は、駆動部184の発光ダイオードからの光信号(駆
動信号)の入力によりオフ状態からオン状態に切り換わ
った状態となり、この半導体スイッチ素子186におけ
る2つの出力端子は短絡された状態となる。
【0068】また、賞品球信号送信用スイッチ14が閉
状態にされている間は、高電圧電源VCC(+12V)か
ら、遊技機側第1コネクタ102の第1端子、駆動部1
94、遊技機側第1コネクタ102の第3端子、賞品球
信号送信用スイッチ14を経てグランド電位に至る信号
ラインに入力信号としての直流電流が流れ、駆動部19
4における発光ダイオードが継続して発光することにな
る。
【0069】そして、半導体リレー192の半導体スイ
ッチ素子196におけるMOSFETは、この継続発光
中は、駆動部194の発光ダイオードからの光信号(駆
動信号)の入力によりオフ状態からオン状態に切り換わ
った状態となり、この半導体スイッチ素子196におけ
る2つの出力端子は短絡された状態となる。
【0070】一方、複数信号出力部140のOR回路1
42における2つの入力端子のうちの一方には、遊技機
側第2コネクタ104の第1端子から延びる信号ライン
が接続されており、この信号ラインには、内枠用チョッ
パ回路146を起動させる起動信号(電流)を内枠用チ
ョッパ回路146に供給するための起動信号入力端子1
46aも接続されている。
【0071】また、OR回路142における他方の入力
端子には、遊技機側第3コネクタ106の第1端子から
延びる信号ラインが接続されており、この信号ラインに
は、金枠用チョッパ回路148を起動させる起動信号
(電流)を金枠用チョッパ回路148に供給するための
起動信号入力端子148aも接続されている。
【0072】OR回路142の出力端子から延びる信号
ラインには、半導体リレー172の駆動部174が有す
る発光ダイオードのアノードが接続されている。そし
て、この発光ダイオードのカソードから延びる信号ライ
ンには、金枠用チョッパ回路148及び内枠用チョッパ
回路146が順に接続され、この信号ラインの端部には
遊技機側第2コネクタ104の第2端子が接続されてい
る。
【0073】但し、内枠用チョッパ回路146から遊技
機側第2コネクタ104の第2端子にまで延びる信号ラ
イン上には、遊技機側第3コネクタ106の第2端子に
一端が接続された信号ラインの他端が接続された接続点
Pがある。また、内枠用チョッパ回路146から接続点
Pまでの信号ライン上にはグランド電位に接続された部
分があり、このグランド電位に接続された部分と接続点
Pとの間の信号ライン上の部分には、当該部分を低電圧
電源VD2にプルアップする抵抗RD2が接続されている。
【0074】更に、OR回路142には、直流電圧電源
VB2も接続されており、OR回路142の2つの入力端
子のうちの少なくとも一方にハイレベルの信号が入力さ
れた際には、直流電圧電源VB2とOR回路142の出力
端子とが接続され、当該出力端子に直流電圧電源VB2に
対応したハイレベルの信号(電流)が出力されるよう構
成されている。
【0075】ここで、本実施例では、内枠開放スイッチ
30が閉状態にされると、低電圧電源VD2から、遊技機
側第2コネクタ104の第2端子、内枠開放スイッチ3
0、遊技機側第2コネクタ104の第1端子を経てOR
回路142の一方の入力端子に至る一連の信号ライン
(以下、この信号ラインのことを「入力ラインC」とも
称する。)が形成され、このOR回路142の一方の入
力端子に低電圧電源VD2に対応したハイレベルの信号
(電流)が入力されるよう構成されている。
【0076】よって、内枠開放スイッチ30が閉状態と
されている間には、直流電圧電源VB2とOR回路142
の出力端子とが接続されることになることから、直流電
圧電源VB2から、OR回路142の出力端子、駆動部1
74、金枠用チョッパ回路148、内枠用チョッパ回路
146を経てグランド電位に至る信号ライン(以下、こ
の信号ラインのことを「出力ラインB」とも称する。)
が形成される。
【0077】このとき、出力ラインBには、直流電圧電
源VB2からキャリア信号としての直流電流が流れること
になるため、駆動部174における発光ダイオードには
順方向電圧が印加されることになり、この発光ダイオー
ドは発光する。但し、入力ラインC上の信号ラインに
は、上述のように起動信号入力端子146aが接続され
ていることから、このように内枠開放スイッチ30が閉
状態とされた際には、起動信号入力端子146aを介し
て内枠用チョッパ回路146に、内枠開放スイッチ30
が閉状態にされたこと(換言すれば、パチンコ遊技機の
内枠が開状態にされたことを示す情報)に対応する起動
信号として低電圧電源VD2に対応した電流が流れ込み、
内枠用チョッパ回路146が起動される。
【0078】従って、出力ラインB上を流れる直流電流
には、100Hzの断続信号が重畳されることになり、
駆動部174における発光ダイオードは、この断続信号
に対応した100Hzの断続発光をすることになる。そ
して、半導体スイッチ素子176側のMOSFETは、
この断続発光に対応した100Hzのオン/オフ動作を
し、この動作に対応して半導体スイッチ素子176の2
つの出力端子には100Hzの短絡/非短絡の切り換わ
りが起きる。
【0079】尚、起動信号入力端子148aは、入力ラ
インCを構成する信号ラインには接続されていないの
で、内枠開放スイッチ30が上記のように閉状態とされ
ても、金枠開放スイッチ40が開状態とされている限り
金枠用チョッパ回路148に起動信号(電流)が流れ込
むことはなく、金枠用チョッパ回路148が起動される
ことはない。
【0080】また、本実施例では、金枠開放スイッチ4
0が閉状態にされると、低電圧電源VD2から、遊技機側
第3コネクタ106の第2端子、金枠開放スイッチ4
0、遊技機側第3コネクタ106の第1端子を経てOR
回路142の他方の入力端子に至る一連の信号ライン
(以下、この信号ラインのことを「入力ラインD」とも
称する。)が形成され、このOR回路142の他方の入
力端子に低電圧電源VD2に対応したハイレベルの信号
(電流)が入力されるよう構成されている。
【0081】よって、金枠開放スイッチ40が閉状態と
されている間には、直流電圧電源VB2とOR回路142
の出力端子とが接続されることになることから、出力ラ
インBが形成されることになる。このとき、出力ライン
Bには、直流電圧電源VB2からキャリア信号としての直
流電流が流れることになるため、駆動部174における
発光ダイオードには順方向電圧が印加されることにな
り、この発光ダイオードは発光する。
【0082】但し、入力ラインD上の信号ラインには、
上述のように起動信号入力端子148aが接続されてい
ることから、このように金枠開放スイッチ40が閉状態
とされた際には、起動信号入力端子148aを介して金
枠用チョッパ回路148に、金枠開放スイッチ40が閉
状態にされたこと(換言すれば、パチンコ遊技機の金枠
が開状態にされたことを示す情報)に対応する起動信号
として低電圧電源VD2に対応した電流が流れ込み、金枠
用チョッパ回路148が起動される。
【0083】従って、出力ラインB上を流れる直流電流
には、1kHzの断続信号が重畳されることになり、駆
動部174における発光ダイオードは、この断続信号に
対応した1kHzの断続発光をすることになる。そし
て、半導体スイッチ素子176側のMOSFETは、こ
の断続発光に対応した1kHzのオン/オフ動作をし、
この動作に対応して半導体スイッチ素子176の2つの
出力端子には1kHzの短絡/非短絡の切り換わりが起
きる。
【0084】尚、起動信号入力端子146aは、入力ラ
インDを構成する信号ラインには接続されていないの
で、金枠開放スイッチ40が上記のように閉状態とされ
ても、内枠開放スイッチ30が開状態とされている限り
内枠用チョッパ回路146に起動信号(電流)が流れ込
むことはなく、内枠用チョッパ回路146が起動される
ことはない。
【0085】しかし、内枠開放スイッチ30及び金枠開
放スイッチ40の両方が閉状態にされた際には、上記の
入力ラインC及び入力ラインDが同時に形成され、内枠
用チョッパ回路146及び金枠用チョッパ回路148の
双方に起動信号(電流)が流れ込み、内枠用チョッパ回
路146及び金枠用チョッパ回路148の双方が起動さ
れる。
【0086】従って、このときには、出力ラインBを流
れる直流電流には、100Hzの断続信号と1kHzの
断続信号とが重複して重畳されることになり、駆動部1
74における発光ダイオードは、このような重複された
断続信号に対応した断続発光をする。
【0087】そして、この場合も、半導体スイッチ素子
176側のMOSFETは、この重複された断続信号に
対応した発光ダイオードの発光に対応したオン/オフ動
作をし、この動作に対応して半導体スイッチ素子176
の2つの出力端子には短絡/非短絡の切り換わりが起き
る。具体的には、この2つの出力端子には、100Hz
の短絡/非短絡の切り換わりと1kHzの短絡/非短絡
の切り換わりとを組み合わせてなる態様の短絡/非短絡
の切り換わりが起きる。
【0088】尚、半導体スイッチ素子176の2つの出
力端子から延びる2つの信号ラインは、遊技機側第4コ
ネクタ108の第1端子及び第2端子に夫々接続されて
おり、半導体スイッチ素子166の2つの出力端子から
延びる2つの信号ラインは、遊技機側第4コネクタ10
8の第3端子及び第4端子に夫々接続されている。
【0089】また、遊技機側第2コネクタ104の第1
端子及び第2端子には更に別の2つの信号ラインが夫々
接続されており、この2つの信号ラインは、遊技機側第
5コネクタ110の第1端子及び第2端子に夫々接続さ
れている。また、遊技機側第3コネクタ106の第1端
子及び第2端子には更に別の2つの信号ラインが夫々接
続されており、この2つの信号ラインは、遊技機側第5
コネクタ110の第3端子及び第4端子に夫々接続され
ている。
【0090】更に、半導体スイッチ素子186の2つの
出力端子から延びる2つの信号ラインは、遊技機側第5
コネクタ110の第5端子及び第6端子に夫々接続され
ており、半導体スイッチ素子196の2つの出力端子か
ら延びる2つの信号ラインは、遊技機側第5コネクタ1
10の第7端子及び第8端子に夫々接続されている。
【0091】そして、本実施例では、2本の配線50
a,50bを一組としてなる1本の伝送線50の一端が
遊技機側第4コネクタ108の第1端子及び第2端子に
接続され、他端がホールコンピュータ側インターフェー
ス200のホールコンピュータ側コネクタ202におけ
る第1端子及び第2端子に接続されている。
【0092】また、2本の配線51a,51bを一組と
してなる1本の伝送線51の一端が遊技機側第4コネク
タ108の第3端子及び第4端子に接続され、他端がホ
ールコンピュータ側インターフェース200のホールコ
ンピュータ側コネクタ202における第3端子及び第4
端子に接続されている。
【0093】一方、ホールコンピュータ側インターフェ
ース200は、4個の端子を有するホールコンピュータ
側コネクタ202と、賞球制御信号分離検出回路210
と、枠信号分離検出回路250と、からなる。ここで、
賞球制御信号分離検出回路210は、直流電圧電源VB3
と、ローパスフィルタ(以下、LPFと記載する)21
2と、貸出球用バンドパスフィルタ(以下、貸出球用B
PFと記載する)214と、賞品球用バンドパスフィル
タ(以下、賞品球用BPFと記載する)216と、信号
変換回路220,225と、半導体リレー(Photo MOS
Relay)230,240と、からなる。
【0094】また、枠信号分離検出回路250も、上記
の賞球制御信号分離検出回路210と同様の回路構成を
有しており、直流電圧電源VB4と、LPF252と、内
枠用バンドパスフィルタ(以下、内枠用BPFと記載す
る)254と、金枠用バンドパスフィルタ(以下、金枠
用BPFと記載する)256と、信号変換回路270,
275と、半導体リレー(Photo MOS Relay)280,
290と、からなる。
【0095】上記のうち、半導体リレー230,24
0,280,290は、夫々、上述の半導体リレー16
2,172,182,192と同様の構造を有するもの
である。即ち、夫々の半導体リレー230,240,2
80,290は、上記の駆動部164,174,18
4,194と同様の構造の駆動部232,242,28
2,292と、上記の半導体スイッチ素子166,17
6,186,196と同様の構造の半導体スイッチ素子
234,244,284,294と、からなる。
【0096】賞球制御信号分離検出回路210において
は、直流電圧電源VB3から延びる信号ラインがLPF2
12を介してホールコンピュータ側コネクタ202の第
3端子に接続され、ホールコンピュータ側コネクタ20
2の第4端子から延びる信号ラインがLPF212を介
してグランド電位に接続されている。
【0097】従って、遊技機側インターフェース100
の半導体スイッチ素子166(半導体リレー162)の
2つの出力端子が短絡状態となった際には、直流電圧電
源VB3から、LPF212、ホールコンピュータ側コネ
クタ202の第3端子、伝送線51における配線51
a、遊技機側第4コネクタ108の第3端子、半導体ス
イッチ素子166、遊技機側第4コネクタ108の第4
端子、伝送線51における配線51b、ホールコンピュ
ータ側コネクタ202の第4端子、LPF212を経て
グランド電位に至る一連の信号ライン(以下、この一連
の信号ラインのことを「信号ラインA」とも称する。)
に直流電流が流れる。
【0098】但し、本実施例では、上述のように、貸出
球信号送信用スイッチ12と賞品球信号送信用スイッチ
14の双方が開状態のときは半導体スイッチ素子166
の2つの出力端子は非短絡の状態に保持されるものの、
貸出球信号送信用スイッチ12が閉状態であり賞品球信
号送信用スイッチ14が開状態の際には半導体スイッチ
素子166の2つの出力端子に100Hzの短絡/非短
絡の切り換わりが起き、貸出球信号送信用スイッチ12
が開状態であり賞品球信号送信用スイッチ14が閉状態
の際には半導体スイッチ素子166の2つの出力端子に
1kHzの短絡/非短絡の切り換わりが起き、貸出球信
号送信用スイッチ12と賞品球信号送信用スイッチ14
の双方が閉状態の際には半導体スイッチ素子166の2
つの出力端子に100Hzの短絡/非短絡の切り換わり
と1kHzの短絡/非短絡の切り換わりとを組み合わせ
てなる態様の短絡/非短絡の切り換わりが起きる。
【0099】よって、信号ラインAには、貸出球信号送
信用スイッチ12と賞品球信号送信用スイッチ14の双
方が開状態のときは電流が流れないが、貸出球信号送信
用スイッチ12が閉状態であり賞品球信号送信用スイッ
チ14が開状態の際には直流電流に100Hzの断続信
号が重畳されてなる態様の電流が流れ、貸出球信号送信
用スイッチ12が開状態であり賞品球信号送信用スイッ
チ14が閉状態の際には直流電流に1kHzの断続信号
が重畳されてなる態様の電流が流れ、貸出球信号送信用
スイッチ12と賞品球信号送信用スイッチ14の双方が
閉状態の際には直流電流に100Hzの断続信号と1k
Hzの断続信号とが重複して重畳されてなる態様の電流
が流れる。
【0100】このように信号ラインAには、直流電流に
各種の断続信号が重畳されてなる態様の電流が流れる
が、本実施例では、信号ラインA上に、上記の如くLP
F212が配置されており、ホールコンピュータ70側
の装置に、このような断続信号が重畳された態様の電流
が流れ込むことが防止されている。
【0101】つまり、LPF212は、LPF212か
ら直流電圧電源VB3へと繋がる信号ラインや、LPF2
12からグランド電位へと繋がる信号ラインには上記の
ような断続信号が重畳された態様の電流が回り込むこと
を防止し、直流成分だけが通過可能に構成されたもので
あり、上記のような断続信号が重畳された態様の電流が
流れ得る領域を制限することで、ホールコンピュータ7
0側の装置に、上記のような断続信号が重畳された態様
の電流が流れ込むことを防止している。
【0102】一方、信号ラインAのうち、上記のような
直流電流に各種の断続信号が重畳されてなる態様の電流
が流れる部分には、貸出球用BPF214が配置された
信号ラインA1と、賞品球用BPF216が配置された
信号ラインA2とが並列に接続されている。
【0103】貸出球用BPF214は、信号ラインAか
ら流れてくる上記各種の電流のうち直流電流に100H
zの断続信号が重畳されてなる態様の電流を選択的に通
過させるためのものである。即ち、貸出球用BPF21
4は、貸出球の払い出し球数が所定値に達したことを示
す情報をパチンコ遊技機側からホールコンピュータ70
側に伝達するため賞球制御基板10における処理にて貸
出球信号送信用スイッチ12が閉状態にされた場合に信
号ラインAに流される電流(信号)だけを信号ラインA
を流れる電流から分離して抽出できるよう構成されたも
のである。
【0104】また、賞品球用BPF216は、信号ライ
ンAから流れてくる上記各種の電流のうち直流電流に1
kHzの断続信号が重畳されてなる態様の電流を選択的
に通過させるためのものである。即ち、賞品球用BPF
216は、賞品球の払い出し球数が所定値に達したこと
を示す情報をパチンコ遊技機側からホールコンピュータ
70側に伝達するため賞球制御基板10における処理に
て賞品球信号送信用スイッチ14が閉状態にされた場合
に信号ラインAに流される電流(信号)だけを信号ライ
ンAを流れる電流から分離して抽出できるよう構成され
たものである。
【0105】尚、上述のように貸出球用BPF214が
配置された信号ラインA1と、賞品球用BPF216が
配置された信号ラインA2とは信号ラインAの部分に並
列に接続されていることから、貸出球の払い出し球数が
所定値に達したことを示す情報と賞品球の払い出し球数
が所定値に達したことを示す情報の双方をパチンコ遊技
機側からホールコンピュータ70側に伝達するため貸出
球信号送信用スイッチ12と賞品球信号送信用スイッチ
14の双方が閉状態にされ、直流電流に100Hzの断
続信号と1kHzの断続信号とが重複して重畳されてな
る態様の電流が信号ラインAに流れる場合は、直流電流
に100Hzの断続信号が重畳されてなる態様の電流が
貸出球用BPF214にて信号ラインAを流れる電流か
ら分離・抽出されると共に、直流電流に1kHzの断続
信号が重畳されてなる態様の電流が賞品球用BPF21
6にて信号ラインAを流れる電流から分離・抽出され
る。
【0106】そして、上述のように貸出球用BPF21
4にて分離・抽出された電流は、信号変換回路220
と、半導体リレー230の駆動部232とを順に通って
グランド電位に至る信号ラインA1上の経路を流れるこ
とになる。具体的には、まず、信号変換回路220は、
貸出球用BPF214側にアノードが接続されてなるダ
イオード222と、ダイオード222の下流側に接続さ
れたLPF224とからなり、LPF224は直流成分
だけが通過可能に構成されたものである。
【0107】従って、貸出球用BPF214にて抽出さ
れた、直流電流に100Hzの断続信号が重畳されてな
る態様の電流は、信号変換回路220を通過することで
断続成分が概ね除去された直流電流に変換される。そし
て、信号変換回路220を通過した電流は、半導体リレ
ー230の駆動部232が有する発光ダイオードのアノ
ードに入力され、この発光ダイオードを通過した後はグ
ランド電位に至る経路を流れる。即ち、このとき、この
発光ダイオードには順方向電圧が印加され、この発光ダ
イオードは発光することになる。
【0108】ここで、信号ラインAには、貸出球信号送
信用スイッチ12が閉状態とされた期間だけ、直流電流
に100Hzの断続信号が重畳されてなる態様の電流が
成分として含まれる電流が流れることから、このような
期間だけ、貸出球用BPF214、信号変換回路220
を介して、駆動部232の発光ダイオードに電流が流
れ、この発光ダイオードは継続発光することになる。
【0109】そして、半導体リレー230の半導体スイ
ッチ素子234側におけるMOSFETは、このように
駆動部232側の発光ダイオードが継続発光している期
間だけオフ状態からオン状態に切り換わる動作をする。
よって、この動作に伴って、ホールコンピュータ70側
に接続された、半導体スイッチ素子234の2つの出力
端子は、駆動部232側の発光ダイオードが継続発光し
ている期間だけ短絡状態となり、ホールコンピュータ7
0では、この2つの出力端子間の接点信号を入力するこ
とで、貸出球信号送信用スイッチ12が閉状態にされた
旨(即ち、貸出球の払い出し球数が所定値に達した旨の
情報)が検知される。
【0110】一方、上述のように賞品球用BPF216
にて分離・抽出された電流は、信号変換回路225と、
半導体リレー240の駆動部242とを順に通ってグラ
ンド電位に至る信号ラインA2上の経路を流れることに
なる。具体的には、まず、信号変換回路225は、賞品
球用BPF216側にアノードが接続されてなるダイオ
ード227と、ダイオード227の下流側に接続された
LPF229とからなり、LPF229は直流成分だけ
が通過可能に構成されたものである。
【0111】従って、賞品球用BPF216にて抽出さ
れた、直流電流に1kHzの断続信号が重畳されてなる
態様の電流は、信号変換回路225を通過することで断
続成分が概ね除去された直流電流に変換される。そし
て、信号変換回路225を通過した電流は、半導体リレ
ー240の駆動部242が有する発光ダイオードのアノ
ードに入力され、この発光ダイオードを通過した後はグ
ランド電位に至る経路を流れる。即ち、このとき、この
発光ダイオードには順方向電圧が印加され、この発光ダ
イオードは発光することになる。
【0112】ここで、信号ラインAには、賞品球信号送
信用スイッチ14が閉状態とされた期間だけ、直流電流
に1kHzの断続信号が重畳されてなる態様の電流が成
分として含まれる電流が流れることから、このような期
間だけ、賞品球用BPF216、信号変換回路225を
介して、駆動部242の発光ダイオードに電流が流れ、
この発光ダイオードは継続発光することになる。
【0113】そして、半導体リレー240の半導体スイ
ッチ素子244側におけるMOSFETは、このように
駆動部242側の発光ダイオードが継続発光している期
間だけオフ状態からオン状態に切り換わる動作をする。
よって、この動作に伴って、ホールコンピュータ70側
に接続された、半導体スイッチ素子244の2つの出力
端子は、駆動部242側の発光ダイオードが継続発光し
ている期間だけ短絡状態となり、ホールコンピュータ7
0では、この2つの出力端子間の接点信号を入力するこ
とで、賞品球信号送信用スイッチ14が閉状態にされた
旨(即ち、賞品球の払い出し球数が所定値に達した旨の
情報)が検知される。
【0114】一方、枠信号分離検出回路250において
は、直流電圧電源VB4から延びる信号ラインがLPF2
52を介してホールコンピュータ側コネクタ202の第
1端子に接続され、ホールコンピュータ側コネクタ20
2の第2端子から延びる信号ラインがLPF252を介
してグランド電位に接続されている。
【0115】従って、遊技機側インターフェース100
の半導体スイッチ素子176(半導体リレー172)の
2つの出力端子が短絡状態となった際には、直流電圧電
源VB4から、LPF252、ホールコンピュータ側コネ
クタ202の第1端子、伝送線50における配線50
a、遊技機側第4コネクタ108の第1端子、半導体ス
イッチ素子176、遊技機側第4コネクタ108の第2
端子、伝送線50における配線50b、ホールコンピュ
ータ側コネクタ202の第2端子、LPF252を経て
グランド電位に至る一連の信号ライン(以下、この一連
の信号ラインのことを「信号ラインB」とも称する。)
に直流電流が流れる。
【0116】但し、本実施例では、上述のように、内枠
開放スイッチ30と金枠開放スイッチ40の双方が開状
態のときは半導体スイッチ素子176の2つの出力端子
は非短絡の状態に保持されるものの、内枠開放スイッチ
30が閉状態であり金枠開放スイッチ40が開状態の際
には半導体スイッチ素子176の2つの出力端子に10
0Hzの短絡/非短絡の切り換わりが起き、内枠開放ス
イッチ30が開状態であり金枠開放スイッチ40が閉状
態の際には半導体スイッチ素子176の2つの出力端子
に1kHzの短絡/非短絡の切り換わりが起き、内枠開
放スイッチ30と金枠開放スイッチ40の双方が閉状態
の際には半導体スイッチ素子176の2つの出力端子に
100Hzの短絡/非短絡の切り換わりと1kHzの短
絡/非短絡の切り換わりとを組み合わせてなる態様の短
絡/非短絡の切り換わりが起きる。
【0117】よって、信号ラインBには、内枠開放スイ
ッチ30と金枠開放スイッチ40の双方が開状態のとき
は電流が流れないが、内枠開放スイッチ30が閉状態で
あり金枠開放スイッチ40が開状態の際には直流電流に
100Hzの断続信号が重畳されてなる態様の電流が流
れ、内枠開放スイッチ30が開状態であり金枠開放スイ
ッチ40が閉状態の際には直流電流に1kHzの断続信
号が重畳されてなる態様の電流が流れ、内枠開放スイッ
チ30と金枠開放スイッチ40の双方が閉状態の際には
直流電流に100Hzの断続信号と1kHzの断続信号
とが重複して重畳されてなる態様の電流が流れる。
【0118】このように信号ラインBには、直流電流に
各種の断続信号が重畳されてなる態様の電流が流れる
が、本実施例では、信号ラインB上に、上記の如くLP
F252が配置されており、ホールコンピュータ70側
の装置に、このような断続信号が重畳された態様の電流
が流れ込むことが防止されている。
【0119】つまり、LPF252は、LPF252か
ら直流電圧電源VB4へと繋がる信号ラインや、LPF2
52からグランド電位へと繋がる信号ラインには上記の
ような断続信号が重畳された態様の電流が回り込むこと
を防止し、直流成分だけが通過可能に構成されたもので
あり、上記のような断続信号が重畳された態様の電流が
流れ得る領域を制限することで、ホールコンピュータ7
0側の装置に、上記のような断続信号が重畳された態様
の電流が流れ込むことを防止している。
【0120】一方、信号ラインBのうち、上記のような
直流電流に各種の断続信号が重畳されてなる態様の電流
が流れる部分には、内枠用BPF254が配置された信
号ラインB1と、金枠用BPF256が配置された信号
ラインB2とが並列に接続されている。
【0121】内枠用BPF254は、信号ラインBから
流れてくる上記各種の電流のうち直流電流に100Hz
の断続信号が重畳されてなる態様の電流を選択的に通過
させるためのものである。即ち、内枠用BPF254
は、パチンコ遊技機の内枠が開状態とされた場合にその
旨を示す情報をパチンコ遊技機側からホールコンピュー
タ70側に伝達するため内枠開放スイッチ30が閉状態
にされた場合に信号ラインBに流される電流(信号)だ
けを信号ラインBを流れる電流から分離して抽出できる
よう構成されたものである。
【0122】また、金枠用BPF256は、信号ライン
Bから流れてくる上記各種の電流のうち直流電流に1k
Hzの断続信号が重畳されてなる態様の電流を選択的に
通過させるためのものである。即ち、金枠用BPF25
6は、パチンコ遊技機の金枠が開状態とされた場合にそ
の旨を示す情報をパチンコ遊技機側からホールコンピュ
ータ70側に伝達するため金枠開放スイッチ40が閉状
態にされた場合に信号ラインBに流される電流(信号)
だけを信号ラインBを流れる電流から分離して抽出でき
るよう構成されたものである。
【0123】尚、上述のように内枠用BPF254が配
置された信号ラインB1と、金枠用BPF256が配置
された信号ラインB2とは信号ラインBの部分に並列に
接続されていることから、パチンコ遊技機の内枠が開状
態とされたことを示す情報とパチンコ遊技機の金枠が開
状態とされたことを示す情報の双方をパチンコ遊技機側
からホールコンピュータ70側に伝達するため内枠開放
スイッチ30と金枠開放スイッチ40の双方が閉状態に
され、直流電流に100Hzの断続信号と1kHzの断
続信号とが重複して重畳されてなる態様の電流が信号ラ
インBに流れる場合は、直流電流に100Hzの断続信
号が重畳されてなる態様の電流が内枠用BPF254に
て信号ラインBを流れる電流から分離・抽出されると共
に、直流電流に1kHzの断続信号が重畳されてなる態
様の電流が金枠用BPF256にて信号ラインBを流れ
る電流から分離・抽出される。
【0124】そして、上述のように内枠用BPF254
にて分離・抽出された電流は、信号変換回路270と、
半導体リレー280の駆動部282とを順に通ってグラ
ンド電位に至る信号ラインB1上の経路を流れることに
なる。具体的には、まず、信号変換回路270は、内枠
用BPF254側にアノードが接続されてなるダイオー
ド272と、ダイオード272の下流側に接続されたL
PF274とからなり、LPF274は直流成分だけが
通過可能に構成されたものである。
【0125】従って、内枠用BPF254にて抽出され
た、直流電流に100Hzの断続信号が重畳されてなる
態様の電流は、信号変換回路270を通過することで断
続成分が概ね除去された直流電流に変換される。そし
て、信号変換回路270を通過した電流は、半導体リレ
ー280の駆動部282が有する発光ダイオードのアノ
ードに入力され、この発光ダイオードを通過した後はグ
ランド電位に至る経路を流れる。即ち、このとき、この
発光ダイオードには順方向電圧が印加され、この発光ダ
イオードは発光することになる。
【0126】ここで、信号ラインBには、内枠開放スイ
ッチ30が閉状態とされた期間だけ、直流電流に100
Hzの断続信号が重畳されてなる態様の電流が成分とし
て含まれる電流が流れることから、このような期間だ
け、内枠用BPF254、信号変換回路270を介し
て、駆動部282の発光ダイオードに電流が流れ、この
発光ダイオードは継続発光することになる。
【0127】そして、半導体リレー280の半導体スイ
ッチ素子284側におけるMOSFETは、このように
駆動部282側の発光ダイオードが継続発光している期
間だけオフ状態からオン状態に切り換わる動作をする。
よって、この動作に伴って、ホールコンピュータ70側
に接続された、半導体スイッチ素子284の2つの出力
端子は、駆動部282側の発光ダイオードが継続発光し
ている期間だけ短絡状態となり、ホールコンピュータ7
0では、この2つの出力端子間の接点信号を入力するこ
とで、内枠開放スイッチ30が閉状態にされた旨(即
ち、パチンコ遊技機の内枠が開状態にされた旨の情報)
が検知される。
【0128】一方、上述のように金枠用BPF256に
て分離・抽出された電流は、信号変換回路275と、半
導体リレー290の駆動部292とを順に通ってグラン
ド電位に至る信号ラインB2上の経路を流れることにな
る。具体的には、まず、信号変換回路275は、金枠用
BPF256側にアノードが接続されてなるダイオード
277と、ダイオード277の下流側に接続されたLP
F279とからなり、LPF279は直流成分だけが通
過可能に構成されたものである。
【0129】従って、金枠用BPF256にて抽出され
た、直流電流に1kHzの断続信号が重畳されてなる態
様の電流は、信号変換回路275を通過することで断続
成分が概ね除去された直流電流に変換される。そして、
信号変換回路275を通過した電流は、半導体リレー2
90の駆動部292が有する発光ダイオードのアノード
に入力され、この発光ダイオードを通過した後はグラン
ド電位に至る経路を流れる。即ち、このとき、この発光
ダイオードには順方向電圧が印加され、この発光ダイオ
ードは発光することになる。
【0130】ここで、信号ラインBには、金枠開放スイ
ッチ40が閉状態とされた期間だけ、直流電流に1kH
zの断続信号が重畳されてなる態様の電流が成分として
含まれる電流が流れることから、このような期間だけ、
金枠用BPF256、信号変換回路275を介して、駆
動部292の発光ダイオードに電流が流れ、この発光ダ
イオードは継続発光することになる。
【0131】そして、半導体リレー290の半導体スイ
ッチ素子294側におけるMOSFETは、このように
駆動部292側の発光ダイオードが継続発光している期
間だけオフ状態からオン状態に切り換わる動作をする。
よって、この動作に伴って、ホールコンピュータ70側
に接続された、半導体スイッチ素子294の2つの出力
端子は、駆動部292側の発光ダイオードが継続発光し
ている期間だけ短絡状態となり、ホールコンピュータ7
0では、この2つの出力端子間の接点信号を入力するこ
とで、金枠開放スイッチ40が閉状態にされた旨(即
ち、パチンコ遊技機の金枠が開状態にされた旨の情報)
が検知される。
【0132】ここで、上述のようなパチンコ遊技機側の
基板10及びスイッチ30,40からホールコンピュー
タ70への信号(情報)伝達が実際にどのようになされ
るかを、図3に示すタイミングチャートを用いて説明す
る。尚、以下においては、賞球制御基板10における貸
出球信号送信用スイッチ12や賞品球信号送信用スイッ
チ14が閉状態にされた場合の信号伝達について説明す
るが、内枠開放スイッチ30や金枠開放スイッチ40が
閉状態にされた場合の信号伝達については貸出球信号送
信用スイッチ12や賞品球信号送信用スイッチ14が閉
状態にされた場合の信号伝達と略同様であるためここで
は省略する。
【0133】まず、図3(a)は、貸出球信号送信用ス
イッチ12の動作を示すタイミングチャートであり、図
3(b)は、賞品球信号送信用スイッチ14の動作を示
すタイミングチャートである。本実施例の遊技機の情報
伝達システムでは、上述のように貸出球の払い出し球数
が所定値に達したと賞球制御基板10における処理にて
判断される度に貸出球信号送信用スイッチ12が所定時
間だけ閉状態にされるよう構成されており、図3(a)
では、貸出球の払い出し球数が所定値に達したことを示
す情報をパチンコ遊技機側からホールコンピュータ70
側に伝達するため、時点t1〜t3において、貸出球信
号送信用スイッチ12が閉状態(ON)にされているこ
とが示されている。
【0134】また、本実施例では、上述のように賞品球
の払い出し球数が所定値に達したと賞球制御基板10に
おける処理にて判断される度に賞品球信号送信用スイッ
チ14が所定時間だけ閉状態にされるよう構成されてお
り、図3(b)では、賞品球の払い出し球数が所定値に
達したことを示す情報をパチンコ遊技機側からホールコ
ンピュータ70側に伝達するため、時点t2〜t4にお
いて、賞品球信号送信用スイッチ14が閉状態(ON)
にされていることが示されている。
【0135】上記において、t1,t2,t3,t4の
時系列的関係は、t1<t2<t3<t4である。従っ
て、図3(a),(b)は、時点t2〜t3において
は、貸出球信号送信用スイッチ12と賞品球信号送信用
スイッチ14との両方が閉状態とされる場合を示してい
る。
【0136】一方、図3(c)は、貸出球信号送信用ス
イッチ12と賞品球信号送信用スイッチ14とのうち貸
出球信号送信用スイッチ12だけが時点t1〜t3にお
いて閉状態とされた場合の、半導体リレー162の駆動
部164における発光ダイオードに印加される順方向電
圧の変化を示すタイミングチャートである。
【0137】上述のように、貸出球信号送信用スイッチ
12と賞品球信号送信用スイッチ14とのうち貸出球信
号送信用スイッチ12だけが閉状態にされた際には、直
流電流に100Hzの断続信号が重畳されてなる態様の
電流が閉回路A上を流れる。従って、図3(c)に示す
ように、駆動部164の発光ダイオードには、時点t1
〜t3において100Hzの断続的な順方向電圧が印加
されることになり、この発光ダイオードは時点t1〜t
3において100Hzの断続発光をすることになる。
【0138】尚、図3(c)では、図示の関係上、時点
t1〜t3においては、駆動部164の発光ダイオード
に対する2パルス分の順方向電圧の印加期間が含まれる
ものとして、当該発光ダイオードに印加される順方向電
圧の変化の状態を示している。
【0139】また、図3(d)は、貸出球信号送信用ス
イッチ12と賞品球信号送信用スイッチ14とのうち賞
品球信号送信用スイッチ14だけが時点t2〜t4にお
いて閉状態とされた場合の、半導体リレー162の駆動
部164における発光ダイオードに印加される順方向電
圧の変化を示すタイミングチャートである。
【0140】上述のように、貸出球信号送信用スイッチ
12と賞品球信号送信用スイッチ14とのうち賞品球信
号送信用スイッチ14だけが閉状態にされた際には、直
流電流に1kHzの断続信号が重畳されてなる態様の電
流が閉回路A上を流れる。従って、図3(d)に示すよ
うに、駆動部164の発光ダイオードには、時点t2〜
t4において1kHzの断続的な順方向電圧が印加され
ることになり、この発光ダイオードは時点t2〜t4に
おいて1kHzの断続発光をすることになる。
【0141】そして、図3(e)は、図3(a),
(b)に示す態様にて、貸出球信号送信用スイッチ12
と賞品球信号送信用スイッチ14とが閉状態とされた場
合の、駆動部164の発光ダイオードに印加される順方
向電圧の変化を示すタイミングチャートである。
【0142】この場合は、図3(c)に示す断続的な順
方向電圧と図3(d)に示す断続的な順方向電圧とを重
ね合わせてなる断続的な順方向電圧が、駆動部164の
発光ダイオードに印加されることになり、この発光ダイ
オードは、この重ね合わせの断続的な順方向電圧に対応
した断続発光をすることになる。
【0143】具体的には、まず、時点t1〜t2におい
ては、貸出球信号送信用スイッチ12と賞品球信号送信
用スイッチ14とのうち貸出球信号送信用スイッチ12
だけが閉状態とされることから、駆動部164の発光ダ
イオードには100Hzの断続的な順方向電圧が印加さ
れ、この発光ダイオードは時点t1〜t2において10
0Hzの断続発光をする。
【0144】次に、時点t2〜t3においては、貸出球
信号送信用スイッチ12と賞品球信号送信用スイッチ1
4との双方が閉状態とされることから、駆動部164の
発光ダイオードには100Hzの断続的な順方向電圧と
1kHzの断続的な順方向電圧とを重ね合わせてなる断
続的な順方向電圧が印加され、この発光ダイオードは、
時点t2〜t3において、この重ね合わせの断続的な順
方向電圧に対応した断続発光をする。
【0145】そして、時点t3〜t4においては、貸出
球信号送信用スイッチ12と賞品球信号送信用スイッチ
14とのうち賞品球信号送信用スイッチ14だけが閉状
態とされることから、駆動部164の発光ダイオードに
は1kHzの断続的な順方向電圧が印加され、この発光
ダイオードは時点t3〜t4において1kHzの断続発
光をする。
【0146】このように図3(e)に示す態様にて駆動
部164の発光ダイオードが断続発光した場合、半導体
スイッチ素子166の2つの出力端子には、この断続発
光に対応した短絡/非短絡の切り換わりが起き、信号ラ
インAには、この短絡/非短絡の切り換わりに対応した
電流が流れる。
【0147】そして、信号ラインAを流れる電流から、
貸出球用BPF214にて、直流電流に100Hzの断
続信号が重畳されてなる態様の電流(即ち、図3(c)
に示す断続的な順方向電圧に対応する時点t1〜t3に
おける断続電流)が分離・抽出され、この電流は、信号
変換回路220を通過することで、時点t1〜t3にお
いて、駆動部232の発光ダイオードに順方向電圧を継
続印加する直流電流に変換される。
【0148】従って、時点t1〜t3において駆動部2
32の発光ダイオードは継続発光することになり、この
継続発光に対応して半導体スイッチ素子234の2つの
出力端子は時点t1〜t3において短絡状態となる。よ
って、ホールコンピュータ70では、この2つの出力端
子間の接点信号を入力することで、貸出球信号送信用ス
イッチ12が閉状態にされた時点t1〜t3と同期した
タイミングで、貸出球信号送信用スイッチ12が閉状態
にされた旨(即ち、貸出球の払い出し球数が所定値に達
した旨の情報)が検知されることになる。
【0149】また、信号ラインAを流れる電流からは、
賞品球用BPF216にて、直流電流に1kHzの断続
信号が重畳されてなる態様の電流(即ち、図3(d)に
示す断続的な順方向電圧に対応する時点t2〜t4にお
ける断続電流)が分離・抽出され、この電流は、信号変
換回路225を通過することで、時点t2〜t4におい
て、駆動部242の発光ダイオードに順方向電圧を継続
印加する直流電流に変換される。
【0150】従って、時点t2〜t4において駆動部2
42の発光ダイオードは継続発光することになり、この
継続発光に対応して半導体スイッチ素子244の2つの
出力端子は時点t2〜t4において短絡状態となる。よ
って、ホールコンピュータ70では、この2つの出力端
子間の接点信号を入力することで、賞品球信号送信用ス
イッチ14が閉状態にされた時点t2〜t4と同期した
タイミングで、賞品球信号送信用スイッチ14が閉状態
にされた旨(即ち、賞品球の払い出し球数が所定値に達
した旨の情報)が検知されることになる。
【0151】上述のように、本実施例の遊技機の情報伝
達システムでは、賞球制御基板10とホールコンピュー
タ70との間の信号伝達が、賞球制御基板10とホール
コンピュータ70とを結ぶ伝送路(詳しくは、入力ライ
ンA及びB上の信号ラインのうち遊技機側インターフェ
ース100に含まれる部分と、出力ラインAと、信号ラ
インAと、信号ラインA1及びA2とを有する伝送路)
上に配置された半導体リレー162,230,240を
介して行われるよう構成されている。そして、半導体リ
レー162,230,240では、駆動部164,23
2,242と半導体スイッチ素子166,234,24
4とが夫々電気的に絶縁されているため、機械式リレー
を介して信号伝達を行う従来の場合と同様、賞球制御基
板10とホールコンピュータ70との間の電気絶縁性は
確保される。
【0152】また、内枠開放スイッチ30及び金枠開放
スイッチ40の夫々とホールコンピュータ70との間の
信号伝達は、内枠開放スイッチ30及び金枠開放スイッ
チ40の夫々とホールコンピュータ70とを結ぶ伝送路
(詳しくは、入力ラインC及びD上の信号ラインのうち
遊技機側インターフェース100に含まれる部分と、出
力ラインBと、信号ラインBと、信号ラインB1及びB
2とを有する伝送路)上に配置された半導体リレー17
2,280,290を介して行われるよう構成されてい
る。そして、半導体リレー172,280,290で
は、駆動部174,282,292と半導体スイッチ素
子176,284,294とが夫々電気的に絶縁されて
いるため、機械式リレーを介して信号伝達を行う従来の
場合と同様、内枠開放スイッチ30及び金枠開放スイッ
チ40の夫々とホールコンピュータ70との間の電気絶
縁性は確保される。
【0153】そして、本実施例の遊技機の情報伝達シス
テムでは、上記の如く基板10及びスイッチ30,40
の夫々とホールコンピュータ70との間の信号伝達が半
導体リレー162,230,240及び172,28
0,290の夫々を介して行われるよう構成されている
ので、従来のように機械式リレーを介して行われるよう
構成される場合に比べ、基板10及びスイッチ30,4
0の夫々とホールコンピュータ70との間の信号伝達が
長期間に渡って精度良く行われることになる。
【0154】つまり、半導体リレー162,230,2
40及び172,280,290では、駆動部164,
232,242及び174,282,292からの光信
号(駆動信号)の入力によりオン/オフ動作する半導体
スイッチ素子166,234,244及び176,28
4,294が機械的な可動部分を持たない所謂固体デバ
イス素子として構成されたものであるため、当該半導体
リレー162,230,240及び172,280,2
90を長期間使用した場合であっても、当該半導体リレ
ー162,230,240及び172,280,290
における半導体スイッチ素子166,234,244及
び176,284,294の部分に機械的な摩耗等が生
じることはなく、当該半導体スイッチ素子166,23
4,244及び176,284,294には半永久的に
正常なオン/オフ動作をさせることができる。即ち、半
導体リレー162,230,240及び172,28
0,290は機械式リレーと異なり半永久的に使用可能
であり、半導体リレー162,230,240及び17
2,280,290を本実施例のように用いれば、当該
半導体リレー162,230,240及び172,28
0,290を交換しなくても、基板10及びスイッチ3
0,40の夫々とホールコンピュータ70との間の信号
伝達を長期間に渡って安定して行うことができる。
【0155】また、半導体スイッチ素子166,23
4,244及び176,284,294は機械的な可動
部分を持たない素子であり、半導体スイッチ素子16
6,234,244及び176,284,294の動作
時に機械式リレーの場合のようなチャタリングが生じる
ことはないので、半導体リレー162,230,240
及び172,280,290を本実施例のように用いれ
ば機械式リレーを用いる場合よりもチャタリングが生じ
ない分だけ基板10及びスイッチ30,40の夫々とホ
ールコンピュータ70との間で精度の良い信号伝達が可
能となる。
【0156】また、半導体リレー162,230,24
0及び172,280,290は機械式リレーに比べて
小型に構成することが可能であるため、本実施例の遊技
機の情報伝達システムによれば、従来のように機械式リ
レーを用いた場合に比べ、当該情報伝達システム全体の
装置構成を小型化することが可能となる。
【0157】更に、本実施例では、半導体スイッチ素子
166,234,244及び176,284,294が
MOSFETを有する素子として構成され、MOSFE
Tは当該MOSFETを動作させる駆動電流に対するス
イッチング感度が一般に高い素子であることから、駆動
部164,232,242及び174,282,292
における発光ダイオードに入力させる入力電流(入力信
号)の大きさを、半導体スイッチ素子166,234,
244及び176,284,294をMOSFETの代
わりにフォトトランジスタを有する素子として構成した
場合等に比べ小さくすることができ、本実施例の遊技機
の情報伝達システム全体の電力消費を低減させることが
できる。
【0158】また、本実施例では、賞球制御基板10と
ホールコンピュータ70との間で伝達される情報の種類
に応じて種類の異なる起動信号(本実施例の場合は、入
力経路の異なる起動信号)が信号重畳回路124に入力
され、直流電圧電源VB1により出力ラインA上を流れる
直流電流に賞球制御基板10とホールコンピュータ70
との間で伝達される情報の種類に応じた断続信号が重畳
されてなる入力信号が駆動部164に出力される。
【0159】このとき、駆動部164における発光ダイ
オードは、賞球制御基板10とホールコンピュータ70
との間で伝達される情報の種類毎に特性の異なる入力信
号に応じた断続発光(駆動信号の出力)をし、半導体ス
イッチ素子166におけるMOSFETはこの断続発光
の特性に応じたオン/オフ動作をする。
【0160】従って、本実施例では、賞球制御基板10
とホールコンピュータ70との間で伝達される情報の種
類毎に異なる態様で半導体スイッチ素子166のMOS
FETにオン/オフ動作をさせることで、賞球制御基板
10とホールコンピュータ70とを結ぶ1の伝送路(本
実施例の場合は、1の伝送線51)にて複数種類の信号
(本実施例の場合は、貸出球の払い出し球数が所定値に
達したことを示す情報と賞品球の払い出し球数が所定値
に達したことを示す情報との2種類の情報に対応した2
種類の信号)が伝送可能である。
【0161】また、一方、本実施例では、内枠開放スイ
ッチ30及び金枠開放スイッチ40の夫々とホールコン
ピュータ70との間で伝達される情報の種類に応じて種
類の異なる起動信号(本実施例の場合は、入力経路の異
なる起動信号)が信号重畳回路144に入力され、直流
電圧電源VB2により出力ラインB上を流れる直流電流に
スイッチ30及び40の夫々とホールコンピュータ70
との間で伝達される情報の種類に応じた断続信号が重畳
されてなる入力信号が駆動部174に出力される。
【0162】このとき、駆動部174における発光ダイ
オードは、スイッチ30及び40の夫々とホールコンピ
ュータ70との間で伝達される情報の種類毎に特性の異
なる入力信号に応じた断続発光(駆動信号の出力)を
し、半導体スイッチ素子176におけるMOSFETは
この断続発光の特性に応じたオン/オフ動作をする。
【0163】従って、本実施例では、スイッチ30及び
40の夫々とホールコンピュータ70との間で伝達され
る情報の種類毎に異なる態様で半導体スイッチ素子17
6のMOSFETにオン/オフ動作をさせることで、ス
イッチ30及び40の夫々とホールコンピュータ70と
を結ぶ1の伝送路(本実施例の場合は、1の伝送線5
0)にて複数種類の信号(本実施例の場合は、パチンコ
遊技機の内枠が開状態にされたことを示す情報とパチン
コ遊技機の金枠が開状態にされたことを示す情報との2
種類の情報に対応した2種類の信号)が伝送可能であ
る。
【0164】そして、本実施例では、このように1の伝
送路にて複数種類の情報に対応した複数種類の信号を伝
送可能であることから、パチンコ遊技機側の基板10及
びスイッチ30,40の夫々とホールコンピュータ70
とを結ぶ伝送線51,50の数を、従来の遊技機の情報
伝達システムの場合に比べ少なくすることができる。
【0165】つまり、まず、従来の遊技機の情報伝達シ
ステムでは、賞球制御基板、内枠開放スイッチ及び金枠
開放スイッチの夫々とホールコンピュータとの間で伝達
される情報1種類につき1の伝送線をこれらの基板及び
スイッチの夫々とホールコンピュータとの間に配置し、
各伝送線には、1種類の情報に対応した1種類の信号の
み伝送させる構成を採っていた。
【0166】一方、本実施例では、上述の如く1の伝送
路にて複数種類の情報に対応した複数種類の信号を伝送
可能であることから、基板10及びスイッチ30,40
の夫々とホールコンピュータ70とを結ぶ伝送線51,
50の数を、従来の遊技機の情報伝達システムの場合に
比べ少なくすることができ、遊技機の情報伝達システム
の装置構成を従来のものよりも小型化することが可能で
ある。
【0167】また、本実施例では、半導体スイッチ素子
166が電気的に接続された回路(信号ラインA)上に
半導体スイッチ素子166におけるMOSFETのオン
/オフ動作に対応した態様の信号として出力された電流
から、貸出球の払い出し球数が所定値に達したことを示
す情報に対応した電流を分離・抽出できる貸出球用BP
F214と、賞品球の払い出し球数が所定値に達したこ
とを示す情報に対応した電流を分離・抽出できる賞品球
用BPF216とがホールコンピュータ側インターフェ
ース200に設けられている。
【0168】従って、本実施例では、賞球制御基板10
とホールコンピュータ70とを結ぶ1の伝送線51に
て、貸出球の払い出し球数が所定値に達したことを示す
情報と賞品球の払い出し球数が所定値に達したことを示
す情報との2種類の情報に対応した2種類の信号が混信
した状態で伝送されても、賞球制御基板10とホールコ
ンピュータ70との間で伝達される夫々の情報に対応し
た夫々の信号を分離・抽出可能である。よって、本実施
例では、賞球制御基板10とホールコンピュータ70と
を結ぶ1の伝送線51を介して、貸出球の払い出し球数
が所定値に達したことを示す情報と賞品球の払い出し球
数が所定値に達したことを示す情報との2種類の情報を
一度に伝達することができる。
【0169】また、一方、本実施例では、半導体スイッ
チ素子176が電気的に接続された回路(信号ライン
B)上に半導体スイッチ素子176におけるMOSFE
Tのオン/オフ動作に対応した態様の信号として出力さ
れた電流から、パチンコ遊技機の内枠が開状態にされた
ことを示す情報に対応した電流を分離・抽出できる内枠
用BPF254と、パチンコ遊技機の金枠が開状態にさ
れたことを示す情報に対応した電流を分離・抽出できる
金枠用BPF256とがホールコンピュータ側インター
フェース200に設けられている。
【0170】従って、本実施例では、スイッチ30,4
0とホールコンピュータ70とを結ぶ1の伝送線50に
て、パチンコ遊技機の内枠が開状態にされたことを示す
情報とパチンコ遊技機の金枠が開状態にされたことを示
す情報との2種類の情報に対応した2種類の信号が混信
した状態で伝送されても、スイッチ30,40とホール
コンピュータ70との間で伝達される夫々の情報に対応
した夫々の信号を分離・抽出可能である。よって、本実
施例では、スイッチ30,40とホールコンピュータ7
0とを結ぶ1の伝送線50を介して、パチンコ遊技機の
内枠が開状態にされたことを示す情報とパチンコ遊技機
の金枠が開状態にされたことを示す情報との2種類の情
報を一度に伝達することができる。
【0171】尚、上記において、直流電圧電源VB1及び
直流電圧電源VB2は、夫々、前述のキャリア信号出力手
段に相当し、信号重畳回路124及び信号重畳回路14
4は、夫々、前述の信号重畳手段に相当し、直流電圧電
源VB1と信号重畳回路124との組合せ、及び直流電圧
電源VB2と信号重畳回路144との組合せは、夫々、信
号出力手段に相当する。また、貸出球用BPF214、
賞品球用BPF216、内枠用BPF254及び金枠用
BPF256は、夫々、前述の信号抽出手段に相当す
る。
【0172】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例で
は、遊技機側インターフェース100の遊技機側第4コ
ネクタ108を介して出力される信号がホールコンピュ
ータ70に入力されるよう構成されていたが、遊技機側
インターフェース100の遊技機側第5コネクタ110
を介して出力される信号がホールコンピュータ70に入
力されるよう構成されていても良い。
【0173】つまり、遊技機側第5コネクタ110の第
1端子及び第2端子には、上述のように、遊技機側第2
コネクタ104の第1端子及び第2端子から延びる2つ
の信号ラインが夫々接続されていることから、内枠開放
スイッチ30が閉状態にされた際には、遊技機側第5コ
ネクタ110の第1端子と第2端子とが非短絡の状態か
ら短絡の状態に切り替わる。従って、ホールコンピュー
タ70側にて、遊技機側第5コネクタ110の第1端子
と第2端子との間の接点信号を検出する構成を採ること
で、内枠開放スイッチ30が閉状態にされた旨(即ち、
パチンコ遊技機の内枠が開状態にされた旨の情報)が検
知可能となる。
【0174】また、遊技機側第5コネクタ110の第3
端子及び第4端子には、上述のように、遊技機側第3コ
ネクタ106の第1端子及び第2端子から延びる2つの
信号ラインが夫々接続されていることから、金枠開放ス
イッチ40が閉状態にされた際には、遊技機側第5コネ
クタ110の第3端子と第4端子とが非短絡の状態から
短絡の状態に切り替わる。従って、ホールコンピュータ
70側にて、遊技機側第5コネクタ110の第3端子と
第4端子との間の接点信号を検出する構成を採ること
で、金枠開放スイッチ40が閉状態にされた旨(即ち、
パチンコ遊技機の金枠が開状態にされた旨の情報)が検
知可能となる。
【0175】また、一方、遊技機側第5コネクタ110
の第5端子及び第6端子には、上述のように、半導体ス
イッチ素子186の2つの出力端子から延びる2つの信
号ラインが夫々接続されていることから、貸出球信号送
信用スイッチ12が閉状態にされた際には、駆動部18
4の発光ダイオードからの光信号(駆動信号)の入力に
より半導体スイッチ素子186の2つの出力端子が非短
絡の状態から短絡の状態に切り替わり、遊技機側第5コ
ネクタ110の第5端子と第6端子とが非短絡の状態か
ら短絡の状態に切り替わる。従って、ホールコンピュー
タ70側にて、遊技機側第5コネクタ110の第5端子
と第6端子との間の接点信号を検出する構成を採ること
で、貸出球信号送信用スイッチ12が閉状態にされた旨
(即ち、貸出球の払い出し球数が所定値に達した旨の情
報)が検知可能となる。
【0176】また、遊技機側第5コネクタ110の第7
端子及び第8端子には、上述のように、半導体スイッチ
素子196の2つの出力端子から延びる2つの信号ライ
ンが夫々接続されていることから、賞品球信号送信用ス
イッチ14が閉状態にされた際には、駆動部194の発
光ダイオードからの光信号(駆動信号)の入力により半
導体スイッチ素子196の2つの出力端子が非短絡の状
態から短絡の状態に切り替わり、遊技機側第5コネクタ
110の第7端子と第8端子とが非短絡の状態から短絡
の状態に切り替わる。従って、ホールコンピュータ70
側にて、遊技機側第5コネクタ110の第7端子と第8
端子との間の接点信号を検出する構成を採ることで、賞
品球信号送信用スイッチ14が閉状態にされた旨(即
ち、賞品球の払い出し球数が所定値に達した旨の情報)
が検知可能となる。
【0177】尚、このように、遊技機側インターフェー
ス100の遊技機側第5コネクタ110を介して出力さ
れる信号がホールコンピュータ70に入力されるよう構
成された場合においては、内部装置としての賞球制御基
板10と外部装置としてのホールコンピュータ70との
間の信号伝達が、両者を結ぶ伝送路上に配置された半導
体リレー182,192を介して行われることになる。
【0178】従って、この態様においても、賞球制御基
板10とホールコンピュータ70との間で電気絶縁性が
確保されること、賞球制御基板10とホールコンピュー
タ70との間の信号伝達が長期間に渡って精度良く行わ
れることといった、上記実施例における半導体リレー1
62,172等を有することによる効果と同様の効果が
得られる。
【0179】また、上記においては、半導体リレー16
2,172,182,192,230,240,28
0,290を、夫々、発光ダイオードを有する駆動部1
64,174,184,194,232,242,28
2,292と、MOSFETを有する半導体スイッチ素
子166,176,186,196,234,244,
284,294と、からなるものとしたが、これらの半
導体リレーは、発光ダイオードを有する駆動部と、フォ
トダイオード又はフォトトランジスタを有する半導体ス
イッチ素子と、からなる所謂フォトカプラとして構成さ
れたものであっても良い。
【0180】但し、半導体スイッチ素子がMOSFET
を有する素子として構成された上記の半導体リレー16
2,172,182,192,230,240,28
0,290の方が、フォトカプラに比べて入力電流を低
めに抑えることができることから、これらの半導体リレ
ー162,172,182,192,230,240,
280,290は、上記の如く、発光ダイオードを有す
る駆動部164,174,184,194,232,2
42,282,292と、MOSFETを有する半導体
スイッチ素子166,176,186,196,23
4,244,284,294と、からなるものとして構
成することが好ましい。
【0181】また、一方、上記実施例では、パチンコ遊
技機側の装置(基板10とスイッチ30,40とのいず
れか)と、ホールコンピュータ70とを結ぶ1の伝送線
51又は50上に、直流電流に100Hzの断続信号が
重畳されてなる電流と、直流電流に1kHzの断続信号
が重畳されてなる電流とを流すことで、1の伝送線51
又は50にて2種類の信号を伝送できるよう構成した
が、例えば、100Hzや1kHzとは異なる他の周波
数の断続信号が直流電流に重畳されてなる電流を、上記
2種類の信号以外の他の信号に対応させて更に流すこと
で、1の伝送線51又は50にて3種類以上の信号を伝
送できるよう構成してもよい。
【0182】具体的には、例えば、1の伝送線51又は
50にて伝達させる上記2種類の信号以外の他の信号の
伝達時に起動され、100Hzや1kHzとは異なる他
の周波数の断続信号を伝送路上で直流電流に重畳させる
チョッパ回路を、チョッパ回路126及び128又は1
46及び148以外の他のチョッパ回路として追加する
と共に、このように他の周波数の断続信号が直流電流に
重畳されてなる電流を信号ラインA又はBを流れる電流
から分離・抽出可能なバンドパスフィルタが配置された
信号ライン(信号ラインA1及びA2又はB1及びB2
以外の追加の信号ライン)であって、当該バンドパスフ
ィルタの下流の部分に当該バンドパスフィルタを通過し
た電流を処理する信号変換回路(信号変換回路225等
と同様の構成のもの)、半導体リレー(半導体リレー2
30等と同様の構成のものであって、詳しくは当該半導
体リレーの駆動部における発光ダイオードのアノードが
信号変換回路より下流側に延びる信号ラインに接続され
ているもの)、グランド電位(前記の半導体リレーの駆
動部における発光ダイオードのカソードから延びる信号
ラインに接続されたグランド電位)が順に配置されたも
のを追加し、前記の追加の半導体リレーの半導体スイッ
チ素子における2つの出力端子間の接点信号をホールコ
ンピュータ70側で検知可能に構成することで、1の伝
送線51又は50にて3種類以上の信号が伝送可能とな
る。
【0183】また、上記実施例では、内部装置としての
賞球制御基板10、内枠開放スイッチ30及び金枠開放
スイッチ40と、外部装置としてのホールコンピュータ
70とからなる遊技機の情報伝達システムに本発明を適
用した実施例につき説明したが、前述の内部装置及び外
部装置の具体的態様としては上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、内部装置としての賞球制御基板1
0と、外部装置としてのプリペイドカードユニットとか
らなる遊技機の情報伝達システムにも本発明は適用可能
である。
【0184】以下、このように、賞球制御基板10とプ
リペイドカードユニットとからなる遊技機の情報伝達シ
ステムにつき、図4に示す回路図を用いて説明する。こ
の態様の遊技機の情報伝達システムでは、プリペイドカ
ードユニットから賞球制御基板に対して、遊技者による
貸出球の貸出要求に基づく上述の貸出指令信号等が伝達
され、賞球制御基板からプリペイドカードユニットに対
しては、貸出球の払い出し動作に伴って、プリペイドカ
ードユニットが備えるプリペイドカード挿入口に挿入さ
れたプリペイドカードの残高情報の更新を行うための更
新指令信号等が伝達される。
【0185】図4に示す如く、この態様の遊技機の情報
伝達システム2は、賞球制御基板10と、プリペイドカ
ードユニット80と、からなり、賞球制御基板10とプ
リペイドカードユニット80とは、2本の配線55a,
55bを一組としてなる1本の伝送線55と、1本の配
線からなる伝送線56とを介して接続されている。
【0186】但し、賞球制御基板10と伝送線55,5
6との間には、賞球制御基板側インターフェース300
が介在し、プリペイドカードユニット80と伝送線5
5,56との間には、プリペイドカードユニット側イン
ターフェース400が介在している。
【0187】賞球制御基板側インターフェース300
は、半導体リレー(Photo MOS Relay)310,320
と、2個の端子を有する賞球制御基板側第1コネクタ3
30と、1個の端子を有する賞球制御基板側第2コネク
タ332と、低電圧電源Veeと、直流電圧電源Vf1と、
インバータ334と、を有している。
【0188】また、プリペイドカードユニット側インタ
ーフェース400は、半導体リレー(フォトカプラ)4
10,420と、2個の端子を有するプリペイドカード
ユニット側第1コネクタ430と、1個の端子を有する
プリペイドカードユニット側第2コネクタ432と、直
流電圧電源Vf2,Vf3と、発光ダイオード440,44
2と、を有している。
【0189】上記のうち、半導体リレー310,320
は、夫々、上述の半導体リレー162等と同様の構造を
有するものである。即ち、夫々の半導体リレー310,
320は、上記の駆動部164と同様の構造の駆動部3
12,322と、上記の半導体スイッチ素子166と同
様の構造の半導体スイッチ素子314,324と、から
なる。
【0190】また、半導体リレー410,420は、夫
々、駆動部412,422と、半導体スイッチ素子41
4,424と、からなり、駆動部412,422は発光
ダイオードを有する素子として構成され、半導体スイッ
チ素子414,424はフォトトランジスタを有する素
子として構成されている。
【0191】具体的には、まず、駆動部412,422
は、当該駆動部412,422の2つの入力端子(例え
ば、駆動部412の場合は、図4中の2つの入力端子4
12a及び412b)間に当該駆動部412,422が
有する発光ダイオードに対する順方向電圧が印加される
と、駆動信号としての光信号を発生する発光素子として
の発光ダイオードを有する素子として構成されている。
【0192】また、半導体スイッチ素子414,424
は、駆動部412,422と夫々電気的に絶縁されつつ
も、駆動部412,422夫々における発光ダイオード
から光信号が入力されるとオフ状態からオン状態に変化
するnpn接合型のフォトトランジスタを有する素子とし
て構成されている。
【0193】そして、半導体スイッチ素子414,42
4におけるフォトトランジスタが上記のようにオン状態
にされると、半導体スイッチ素子414,424におけ
る2つの出力端子(例えば、半導体スイッチ素子414
の場合は、図4中の2つの出力端子414a及び414
b)が短絡しない状態から短絡した状態に切り替えられ
るといった動作をする。
【0194】プリペイドカードユニット側インターフェ
ース400における直流電圧電源Vf2から延びる信号ラ
インは、プリペイドカードユニット側第1コネクタ43
0の第1端子に接続されている。プリペイドカードユニ
ット側第1コネクタ430の第1端子には、外部より、
伝送線55の構成要素たる配線55aの一端が接続され
ており、この配線55aの他端は、賞球制御基板側第1
コネクタ330の第1端子に接続されている。
【0195】賞球制御基板側インターフェース300中
においては、賞球制御基板側第1コネクタ330の第1
端子から延びる信号ラインが、抵抗R31を介して、半
導体リレー310の2つの入力端子312a,312b
のうちの一方の入力端子312aに接続されており、こ
の入力端子312aは、駆動部312が有する発光ダイ
オードのアノードに接続されている。そして、駆動部3
12が有する発光ダイオードのカソードに接続された他
方の入力端子312bから延びる信号ラインは、賞球制
御基板側第1コネクタ330の第2端子に接続されてい
る。
【0196】尚、半導体リレー310の2つの出力端子
314a,314bのうちの一方の出力端子314aか
ら延びる信号ラインは、賞球制御基板10に接続されて
おり、この出力端子314aから延びる信号ライン上に
は、この信号ラインを低電圧電源Veeにプルアップする
抵抗Reが接続されている。また、他方の出力端子31
4bから延びる信号ラインは、グランド電位に接続され
ている。
【0197】賞球制御基板側第1コネクタ330の第2
端子には、外部より伝送線55の構成要素たる配線55
bの一端が接続されており、この配線55bの他端は、
プリペイドカード側第1コネクタ430の第2端子に接
続されている。プリペイドカードユニット側インターフ
ェース400中においては、プリペイドカード側第1コ
ネクタ430の第2端子から延びる信号ラインが、発光
ダイオード440のアノードに接続されている。そし
て、この発光ダイオード440のカソードから延びる信
号ラインは、抵抗R41を介して、半導体リレー410
の2つの出力端子414a,414bのうちの一方の出
力端子414aに接続されており、この出力端子414
aは、半導体スイッチ素子414が有するフォトトラン
ジスタのコレクタ側に接続されている。そして、半導体
スイッチ素子414が有するフォトトランジスタのエミ
ッタ側の出力端子414bから延びる信号ラインは、グ
ランド電位に接続されている。
【0198】尚、半導体リレー410の2つの入力端子
412a,412bの夫々から延びる信号ラインは、プ
リペイドカードユニット80に接続されている。ここ
で、上記2つの入力端子412a,412bのうちの一
方の入力端子412aは、駆動部412が有する発光ダ
イオードのアノードに接続された端子であり、他方の入
力端子412bは、駆動部412が有する発光ダイオー
ドのカソードに接続された端子である。
【0199】一方、プリペイドカードユニット側インタ
ーフェース400における直流電圧電源Vf3から延びる
信号ラインは、半導体リレー420の2つの入力端子4
22a,422bのうちの一方の入力端子422aに接
続されており、この入力端子422aは、駆動部422
が有する発光ダイオードのアノードに接続されている。
また、駆動部422が有する発光ダイオードのカソード
に接続された他方の入力端子422bから延びる信号ラ
インは、抵抗R42を介して、発光ダイオード442の
アノードに接続されている。そして、この発光ダイオー
ド442のカソードから延びる信号ラインは、プリペイ
ドカードユニット側第2コネクタ432の端子に接続さ
れている。
【0200】尚、半導体リレー420の半導体スイッチ
素子424が有するフォトトランジスタのコレクタ側に
接続された出力端子424aから延びる信号ラインと、
このフォトトランジスタのエミッタ側に接続された出力
端子424bから延びる信号ラインとは、共にプリペイ
ドカードユニット80に接続されている。
【0201】プリペイドカードユニット側第2コネクタ
432の端子には、外部より、伝送線56の一端が接続
されており、この伝送線56の他端は、賞球制御基板側
第2コネクタ332の端子に接続されている。賞球制御
基板側インターフェース300中においては、賞球制御
基板側第2コネクタ332の端子から延びる信号ライン
が、抵抗R33を介して、半導体リレー320の2つの
出力端子324a,324bのうちの一方の出力端子3
24aに接続されている。また、他方の出力端子324
bから延びる信号ラインは、グランド電位に接続されて
いる。
【0202】尚、賞球制御基板側インターフェース30
0中の直流電圧電源Vf1から延びる信号ラインは、半導
体リレー320の2つの入力端子322a,322bの
うちの一方の入力端子322aに接続されており、この
入力端子322aは、駆動部322が有する発光ダイオ
ードのアノードに接続されている。そして、駆動部32
2が有する発光ダイオードのカソードに接続された他方
の入力端子322bから延びる信号ラインは、賞球制御
基板10に接続されており、この他方の入力端子322
bから延びる信号ライン上には、抵抗R32、インバー
タ334が順に配置されている。尚、インバータ334
は、当該信号ライン上で信号入力部分を賞球制御基板1
0側に向けた状態で配置されている。
【0203】このように構成された遊技機の情報伝達シ
ステム2では、例えば、プリペイドカードユニット80
側からの貸出指令信号が、駆動部412の入力端子41
2a,412bに接続された信号ラインを介して出力さ
れる。具体的には、駆動部412の発光ダイオードに、
入力端子412a,412bを介して、貸出指令信号に
対応した順方向電圧を印加し、この発光ダイオードに貸
出指令信号に対応した発光をさせることで、貸出指令信
号の出力が行われる。
【0204】このとき、半導体スイッチ素子414の2
つの出力端子414a,414bは、駆動部412の発
光ダイオードの発光(換言すれば、貸出指令信号)に対
応した態様にて短絡状態に切り替わる。そして、このよ
うに出力端子414a,414bが短絡状態にされた際
には、直流電圧電源Vf2から、プリペイドカードユニッ
ト側第1コネクタ430の第1端子、伝送線55におけ
る配線55a、賞球制御基板側第1コネクタ330の第
1端子、抵抗R31、駆動部312、賞球制御基板側第
1コネクタ330の第2端子、伝送線55における配線
55b、プリペイドカードユニット側第1コネクタ43
0の第2端子、発光ダイオード440、抵抗R41、半
導体スイッチ素子414を経てグランド電位に至る一連
の信号ライン(以下、この一連の信号ラインのことを
「信号ラインP」とも称する。)に直流電流が流れる。
【0205】そして、貸出指令信号に対応した態様に
て、駆動部412の発光ダイオードが発光した際に、こ
のように信号ラインP上を直流電流が流れると、駆動部
412の発光ダイオードの発光と同期した態様にて、駆
動部312の発光ダイオードと、信号伝達報知用の発光
ダイオード440とが発光する。
【0206】このとき、半導体スイッチ素子314の2
つの出力端子314a,314bは、駆動部312の発
光ダイオードの発光に対応して短絡状態に切り替わり、
賞球制御基板10に接続された出力端子314aから、
この短絡状態への切り替わり(即ち、貸出指令信号)に
対応した信号を検知することで、賞球制御基板10で
は、貸出指令信号が検知される。
【0207】また、遊技機の情報伝達システム2では、
例えば、賞球制御基板10側からの更新指令信号が、駆
動部322の入力端子322bに接続された信号ライン
を介して出力される。具体的には、インバータ334
に、更新指令信号に対応したハイレベルの信号を印加す
ることで更新指令信号の出力が行われ、この際には、直
流電圧電源Vf1から、駆動部322、抵抗R32、イン
バータ334に至る信号ラインに、更新指令信号に対応
した直流電流が流れる。そして、駆動部322の発光ダ
イオードは更新指令信号に対応した態様にて発光するこ
ととなる。
【0208】このとき、半導体スイッチ素子324の2
つの出力端子324a,324bは、駆動部322の発
光ダイオードの発光(換言すれば、更新指令信号)に対
応した態様にて短絡状態に切り替わる。そして、このよ
うに出力端子324a,324bが短絡状態にされた際
には、直流電圧電源Vf3から、駆動部422、抵抗R4
2、発光ダイオード442、プリペイドカードユニット
側第2コネクタ432の端子、伝送線56、賞球制御基
板側第2コネクタ332の端子、抵抗R33、半導体ス
イッチ素子324を経てグランド電位に至る一連の信号
ライン(以下、この一連の信号ラインのことを「信号ラ
インQ」とも称する。)に直流電流が流れる。
【0209】そして、更新指令信号に対応した態様に
て、駆動部322の発光ダイオードが発光した際に、こ
のように信号ラインQ上を直流電流が流れると、駆動部
322の発光ダイオードの発光と同期した態様にて、駆
動部422の発光ダイオードと、信号伝達報知用の発光
ダイオード442とが発光する。
【0210】このとき、半導体スイッチ素子424の2
つの出力端子424a,424bは、駆動部422の発
光ダイオードの発光に対応して短絡状態に切り替わる。
従って、プリペイドカードユニット80では、この更新
指令信号に対応した2つの出力端子424a,424b
間の接点信号を入力することで、更新指令信号が検知さ
れる。
【0211】このように構成された遊技機の情報伝達シ
ステム2においても、内部装置としての賞球制御基板1
0と外部装置としてのプリペイドカードユニット80と
の間の信号伝達は、上述のように、両者を結ぶ伝送路上
に配置された半導体リレー320,420,410,3
10を介して行われる。
【0212】従って、この態様においても、賞球制御基
板10とプリペイドカードユニット80との間で電気絶
縁性が確保されること、賞球制御基板10とプリペイド
カードユニット80との間の信号伝達が長期間に渡って
精度良く行われることといった、上記実施例における半
導体リレー162,172等を有することによる効果と
同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の遊技機の情報伝達システムの回路構
成のうち、内部装置側の構成を示した回路図である。
【図2】 実施例の遊技機の情報伝達システムの回路構
成のうち、外部装置側の構成を示した回路図である。
【図3】 賞球制御基板からホールコンピュータへの信
号伝達の様子を説明するための概略的なタイミングチャ
ートである。
【図4】 他の実施例の遊技機の情報伝達システムの回
路構成を示した回路図である。
【符号の説明】
2…遊技機の情報伝達システム、10…賞球制御基板、
12…貸出球信号送信用スイッチ、14…賞品球信号送
信用スイッチ、30…内枠開放スイッチ、40…金枠開
放スイッチ、50,51,55,56…伝送線、70…
ホールコンピュータ、80…プリペイドカードユニッ
ト、100…遊技機側インターフェース、120…複数
信号出力部、124…信号重畳回路、126…貸出球用
チョッパ回路、128…賞品球用チョッパ回路、140
…複数信号出力部、144…信号重畳回路、146…内
枠用チョッパ回路、148…金枠用チョッパ回路、16
2,172,182,192,230,240,28
0,290…半導体リレー、164,174,184,
194,232,242,282,292…駆動部、1
66,176,186,196,234,244,28
4,294…半導体スイッチ素子、200…ホールコン
ピュータ側インターフェース、210…賞球制御信号分
離検出回路、214…貸出球用BPF、216…賞品球
用BPF、250…枠信号分離検出回路、254…内枠
用BPF、256…金枠用BPF、300…賞球制御基
板側インターフェース、310,320,410,42
0…半導体リレー、312,322,412,422…
駆動部、314,324,414,424…半導体スイ
ッチ素子、400…プリペイドカードユニット側インタ
ーフェース、VB1,VB2…直流電圧電源、低電圧電源V
D1,VD2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 英勝 愛知県春日井市東野町西二丁目14番地の15 (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 BC23 CA08 CA31 CA35 EA10 EA46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機側の内部装置と、該内部装置との
    間で所定の信号の伝達を行う外部装置と、からなる遊技
    機の情報伝達システムであって、 前記内部装置と前記外部装置との間の信号の伝達が、前
    記内部装置と前記外部装置とを結ぶ伝送路上に配置され
    た半導体リレーを介して行われるよう構成され、 該半導体リレーは、該半導体リレーに入力される入力信
    号に応答して半導体スイッチ素子を駆動させる駆動信号
    を発生する駆動部と、該駆動部とは電気的に絶縁されつ
    つも該駆動部からの駆動信号の入力に応じてオン/オフ
    動作する半導体スイッチ素子と、からなることを特徴と
    する遊技機の情報伝達システム。
  2. 【請求項2】 前記駆動部は、前記入力信号に応答して
    前記駆動信号としての光信号を発生する発光素子を有
    し、前記半導体スイッチ素子は、前記発光素子からの光
    信号の入力に応じてオン/オフ動作するMOSFETを
    有する素子であることを特徴とする請求項1に記載の遊
    技機の情報伝達システム。
  3. 【請求項3】 前記内部装置と前記外部装置との間で伝
    達される情報の種類に対応した起動信号が入力される
    と、該起動信号の種類毎に異なる特性の信号を前記入力
    信号として前記駆動部に出力する信号出力手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機の情報
    伝達システム。
  4. 【請求項4】 前記信号出力手段は、 前記駆動部が電気的に接続された回路上に所定のキャリ
    ア信号を出力するキャリア信号出力手段と、 前記起動信号が入力されると、前記キャリア信号出力手
    段が出力した前記キャリア信号に対して前記起動信号の
    種類毎に異なる特性の信号を重畳し、前記駆動部が電気
    的に接続された回路上に前記入力信号として出力する信
    号重畳手段と、 を有することを特徴とする請求項3に記載の遊技機の情
    報伝達システム。
  5. 【請求項5】 前記信号重畳手段は、前記起動信号が入
    力されると、前記起動信号に対応した特定の形式で前記
    キャリア信号を断続させる断続信号を前記キャリア信号
    に重畳して出力するものであることを特徴とする請求項
    4に記載の遊技機の情報伝達システム。
  6. 【請求項6】 前記半導体スイッチ素子が電気的に接続
    された回路上に前記半導体スイッチ素子のオン/オフ動
    作に対応した信号として出力された信号から、前記内部
    装置と前記外部装置との間で伝達される夫々の情報に対
    応した夫々の信号を分離して抽出する信号抽出手段を更
    に備えたことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記
    載の遊技機の情報伝達システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026033A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006026032A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006218011A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Daiman:Kk 遊技機
JP2008178550A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Sankyo Co Ltd 遊技機
KR101459791B1 (ko) 2009-03-16 2014-11-13 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 프리차져

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