JP2006223700A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 弾球遊技機の扉開放スイッチが開閉扉の開閉を誤認識することなく確実に検出し、扉開放検出の信頼性を向上させる。
【解決手段】 パチンコ機PMが、固定保持用の外枠1に外枠1の開放空間を覆って装着され、入賞装置を備えた遊技盤10を着脱可能な前枠2と、前枠2の一方の側部にヒンジ機構5a,5bにより開閉可能に取り付けられたガラス扉5と、ガラス扉5が開放されているか否かを検出する扉開放スイッチ71とを有し、扉開放スイッチ71が前枠2前面およびガラス扉5裏面のいずれか一方におけるヒンジ機構5aの近傍位置に配設されたリミットスイッチからなり、リミットスイッチのスイッチ部71aが前枠2前面およびガラス扉5裏面のいずれか他方と離間するときにスイッチ部71aが作動してガラス扉5の開放が検出される。
【選択図】 図6
【解決手段】 パチンコ機PMが、固定保持用の外枠1に外枠1の開放空間を覆って装着され、入賞装置を備えた遊技盤10を着脱可能な前枠2と、前枠2の一方の側部にヒンジ機構5a,5bにより開閉可能に取り付けられたガラス扉5と、ガラス扉5が開放されているか否かを検出する扉開放スイッチ71とを有し、扉開放スイッチ71が前枠2前面およびガラス扉5裏面のいずれか一方におけるヒンジ機構5aの近傍位置に配設されたリミットスイッチからなり、リミットスイッチのスイッチ部71aが前枠2前面およびガラス扉5裏面のいずれか他方と離間するときにスイッチ部71aが作動してガラス扉5の開放が検出される。
【選択図】 図6
Description
本発明は、入賞装置を備えた遊技盤を着脱可能な前枠と、前枠の一方の側部にヒンジ機構により開閉可能に取り付けられた開閉扉とを有して構成された弾球遊技機に関する。
上記のような弾球遊技機は、その代表例としてパチンコ機が広く知られ、多数本の遊技釘とともに風車、固定入賞具、図柄表示装置、種々の可動入賞装置や可動装飾装置などの遊技部品が取り付けられた遊技盤が開閉搭載枠たる前枠に取り付けられ、その後方に裏セット盤と称される球処理機構盤および制御装置が取り付けられて一体のパチンコ機が形成される。
また、前枠の前面側は、ガラス板等を有した開閉扉が前枠の左側部に設けられたヒンジ機構により前枠の左側部に支持された状態で横開きおよび着脱が自在に取り付けられ、機器の保守・点検もしくは故障等のために遊技ホール側で開放する必要があるとき以外には、開閉扉は施錠装置により前枠の前面を覆う閉止状態に保持される。このような遊技機には、特許文献1や特許文献2にも記載されているように、開閉扉の開放状態を電気的に検出可能な扉開放スイッチが各々取り付けられており、扉開放スイッチは遊技ホール側に設置された管理用コンピュータに接続されている。このため、遊技者側によって開閉扉が不正に開放されないように常時監視できるようになっている。
すなわち、開閉扉が前枠に対して開放されている状態のときには、扉開放スイッチから管理用コンピュータに向けて開閉扉の開放状態を示す信号が出力され、一方、開閉扉が閉鎖されている状態のときには開閉扉の閉鎖状態を示す信号が出力されて、遊技ホール側は開閉扉の開放状態を把握することができるようになっている。上記のような扉開放スイッチは、例えば、前枠の前面に配設されオンオフ信号を出力可能ないわゆるリミットスイッチで構成され、開閉扉が閉鎖されている状態のときには開閉扉の裏面に配設されリミットスイッチに接触可能な当接部に押圧されて開閉扉の閉鎖状態を示す信号が出力され、開閉扉が開放されたときにはリミットスイッチがスイッチ作動して、開放状態を示す信号が出力されるようになっている。
特開2004−081601号公報
特開2004−016300号公報
ところで、ヒンジ機構により前枠に対して開閉可能な開閉扉は、主として合成樹脂を材質としており、この合成樹脂は経年変化を起こすという性質を有しているため、経年変化により開閉扉に反り等の変形が生じて寸法が狂う可能性があった。このような開閉扉の経年変化が顕著に起きた場合には、開閉扉が前枠に対してズレた状態で閉鎖されることがあった。また、開閉扉は精度良く製造されるとは限らず、開閉扉の寸法のばらつきによっても同様に、前枠への閉鎖時における開閉扉のズレが生じていた。そして、このようなズレは扉開放スイッチの作動にも影響を及ぼし、開閉扉が閉鎖されている状態であっても上記当接部がスイッチに確実に接触するとは限らず、開閉扉が閉鎖されている状態を示す信号が正しく出力されない可能性があった。このため、開閉扉が閉鎖されている状態であるのに、遊技ホール側は開閉扉が開放されている状態にあるものと誤認識されてしまうこともあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、開閉扉の開放状態や閉鎖状態を検出する扉開放スイッチが、開閉扉の開放状態や閉鎖状態を誤認識することなく確実に検出して、検出の信頼性を向上させた弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る弾球遊技機は、固定保持用の外枠に外枠の開放空間を覆って装着され、入賞装置を備えた遊技盤を着脱可能な前枠と、前枠の一方の側部にヒンジ機構により開閉可能に取り付けられた開閉扉(例えば、実施形態におけるガラス扉5)と、開閉扉が開放されているか否かを検出する扉開放検出手段(例えば、実施形態における扉開放スイッチ71)とを有し、その上で、扉開放検出手段が前枠前面および開閉扉裏面の少なくともいずれかにおけるヒンジ機構の近傍位置に配設され、前枠前面および開閉扉裏面が所定以上離間している状態のときに開閉扉が開放されていると検出する。
一方、上記課題を解決するために、本発明の請求項2に係る弾球遊技機は、固定保持用の外枠に外枠の開放空間を覆って装着され、入賞装置を備えた遊技盤を着脱可能な前枠と、前枠の一方の側部にヒンジ機構により開閉可能に取り付けられた開閉扉(例えば、実施形態におけるガラス扉5)と、前枠の他方の側部と開閉扉の他方の側部とを係合させることで開閉扉を前枠に対し閉鎖施錠することが可能な施錠装置と、開閉扉が開放されているか否かを検出する扉開放検出手段(例えば、実施形態における扉開放スイッチ71)とを有し、その上で、扉開放検出手段が前枠前面および開閉扉裏面の少なくともいずれかにおける施錠装置の近傍位置に配設され、前枠前面および開閉扉裏面が所定以上離間している状態のときに開閉扉が開放されていると検出する。
また、上記構成の請求項1もしくは請求項2に係る弾球遊技機において、扉開放検出手段が、前枠前面および開閉扉裏面のいずれか一方に配設されて開放扉の開放状態を示す扉開放信号を出力するスイッチ手段からなり、開閉扉が閉鎖された状態で前枠前面および開閉扉裏面のいずれか他方により押圧当接され、スイッチ手段が前枠前面および開閉扉裏面のいずれか他方と離間するときにスイッチ手段がスイッチ作動することにより扉開放信号が出力されて開閉扉の開放が検出されるように構成するのが好ましい。
本発明に関する第1の発明によれば、開閉扉は前枠の一方の側部に開閉可能に支持され、開閉扉が開放されているか否かを検出する扉開放検出手段が、前枠の一方の側部に設けられたヒンジ機構の近傍位置に配設されている。そして、ヒンジ機構の近傍位置は開閉扉が前枠によって支持されている側であるため、開閉扉に変形が生じてその寸法に狂いが生じたとしても、もしくは、開閉扉の寸法にばらつきがあったとしても、比較的これらの影響が小さい。このため、開閉扉の変形等に影響されることなく開閉扉の閉鎖の検出(開放の検出)を誤認識なく確実に行い、扉開放の検出の信頼性を向上させることが可能である。
また、本発明に関する第2の発明によれば、開閉扉は前枠の一方の側部に開閉可能に支持され、開閉扉が開放されているか否かを検出する扉開放検出手段が、開閉扉を前枠に対して閉鎖施錠する施錠装置の近傍位置に配設されている。そして、施錠装置により前枠と開閉扉とを常に係合させるようにして開閉扉が閉鎖されるため、施錠装置の近傍位置は開閉扉に変形が生じて寸法に狂いが生じたとしても、もしくは、開閉扉の寸法にばらつきがあったとしても、前枠と開閉扉との係合により比較的これらの影響が小さい。このため、開閉扉の変形に影響されることなく開閉扉の閉鎖の検出(開放の検出)を誤認識なく確実に行い、扉開放の検出の信頼性を向上させることが可能である。
さらに、扉開放検出手段を、例えば、いわゆるリミットスイッチにようなスイッチ手段で構成すれば、従来から扉開放の検出にために一般的に使用されている検出手段により、安価に扉開放検出手段を構成することが可能である。
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照しながら説明する。本発明に係る弾球遊技機の一例として、図1〜図3の各図にパチンコ機を例示しており、まずこれらの図面を参照してパチンコ機PMの全体構成について要約説明する。ここで、図1はパチンコ機PMを斜め前方から視た斜視図、図2は前面のガラス扉および上球皿を横開き開放した状態の斜視図、図3はパチンコ機PMの前枠を外枠に対して開放した状態を示す斜視図である。
パチンコ機PMは、図1に示すように、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成された開閉搭載用の前枠2が互いの正面左側上下に配設されたヒンジ機構3a,3bにより外枠1の左側部に支持された状態で、外枠1の開口前面に対し前方に横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられたダブル錠と称される施錠装置50を利用して常には外枠1と係合連結された閉止状態に保持される。
前枠2の前面(表面)上部側には、透明アクリル板やガラス板を有したガラス扉5が左端部のヒンジ機構5a,5bにより前枠2の左側部に支持された状態で横開きおよび着脱が自在に取り付けられ、施錠装置50により常には前枠2の前面を覆う閉止状態に保持される。ガラス扉5の背後に位置する前枠上部には、遊技盤10を着脱自在に収容する収容枠(図示せず)が設けられており、この収容枠に立設姿勢で係止保持された遊技盤10がガラス扉5を通して視認されるようになっている。また、前枠2の前面上部における左右には、スピーカ21がそれぞれ配設されている。
遊技盤10は、所定板厚の積層合板の表面にセルを貼り付けてルータ加工した化粧板を基板とし、円弧状のレール11等に囲まれて略円形状の遊技領域PAが形成されている。遊技領域PAには、多数本の遊技釘や風車(図示せず)とともに各種入賞装置(図示せず)等の遊技構成部品が取り付けられ、下端部にアウト口12が設けられている。
前枠2の前面(表面)における上記ガラス扉5の下側には、上球皿6が左端のヒンジ機構22(図2を参照)により横開きおよび着脱可能に取り付けられ、常には右側に設けられたロック機構23(図2を参照)によりガラス扉5の下側において前枠2の前面を覆った状態で係止保持されている。また、図2に示すように、上球皿6に前面側が覆われた前枠2の下部領域には遊技補助盤25と称される補助機構部が形成されており、この遊技補助盤25には、遊技盤10の遊技領域PA内に遊技球を発射する遊技球発射装置26等が設けられている。なお、図1に示すように、上球皿6の右端は前枠2の右端より左方(内方)の位置に位置しており、前枠2の下部領域における上球皿6の右方および下方には、ガラス扉5や上球皿6に前面側を覆われない露出部27が形成される。
前枠2の前面(表面)における上球皿6の下方、すなわち露出部27の下側には、図1に示すように、下球皿7が前方に突出して設けられている。この下球皿7は、上球皿6に貯留された遊技球(賞球)がオーバーフローしたときや、遊技者が上球皿6の球抜きレバー6aを操作して上球皿6から遊技球を抜いたときに、前枠2側に形成された球皿通路28を介して送られてくる遊技球を受容して貯留するようになっている。また、下球皿7の右側には、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8が取り付けられている。なお、上球皿6の右方、すなわちガラス扉5の右下方に位置する露出部27の右側には、施錠装置50の錠60が配設されている。
前枠2の背面(裏面)上部には、図3に示すように、外枠1の背面側における右上部内側の形状に合わせて逆L字形に形成された第1裏セット盤40がヒンジ機構(図示せず)により横開き開閉および着脱可能に取り付けられ、常には前枠2の背面右上部を覆う閉鎖状態に保持される。第1裏セット盤40には、遊技球を貯留するとともに貯留した遊技球を整列させて流下させる球貯留タンク41、入賞状態等に基づいて遊技球を払い出す球払出装置42、球払出装置42から払い出された遊技球を上球皿6に導く球払出通路43等の遊技球の処理機構が設けられている。
前枠2の背面(裏面)下部には、前枠2の背面下部を覆う第2裏セット盤45がヒンジ機構(図示せず)により横開き開閉および着脱可能に取り付けられ、常には前枠2の背面下部を覆う閉鎖状態に保持される。第2裏セット盤45には、各制御装置および電子部品等に電力を供給する電源ユニット46や、遊技球の払出作動を制御する球払出制御装置47、パチンコ機PMの作動を統括的に制御する主制御装置48等が取り付けられており、これらが図示しないコネクタケーブルで接続されてパチンコ機PMが作動可能に構成される。
次に、施錠装置50について図4を追加参照しながら説明する。ここで、図4は施錠装置50の右側面図である。施錠装置50は、図4に示すように、前枠2の右側部背面(裏面)側に固定配設された基枠体51と、この基枠体51に対して上下方向へ昇降移動自在に取り付けられた第1昇降作動杆53と、基枠体51の立設面と第1昇降作動杆53との間に摺動自在に挟持されて上下方向へ昇降移動自在な第2昇降作動杆63と、基枠体51の前面側に固定配設され、図1に示すように前枠2前面の右側部側でガラス扉5の下方に鍵穴部61が露出配設される錠60等から構成されている。
基枠体51は、例えば薄板板金材料を打抜及びプレス成形して略L字断面の所定形状に成形され、ネジ等の図示しない固定手段で前枠2の右側部背面(裏面)側に固定配設される。
第1昇降作動杆53は、基枠体51と同様の成形加工により板状に成形され、基枠体51に対し上下方向へ昇降移動可能に取り付けられる。第1昇降作動杆53の上下端部には、第1フック部55,55が後方へ延びるように形成されており、第1昇降作動杆53と一体に下方へ変位したときに、外枠1の右内側面に設けられた上下の第1受け具56,56とそれぞれ係合可能に構成されている。
基枠体51と第1昇降作動杆53とに跨って第1付勢バネ57が配設されており、第1昇降作動杆53を常時下方へ付勢するようになっている。このため、常には上下の第1フック部55,55が第1受け具56,56とそれぞれ係合して、外枠1に対し前枠2を閉鎖保持する施錠保持状態が維持され、第1昇降作動杆53とともに上下の第1フック部55,55を上動させて第1受け具56,56との係合を解離させることで、前枠2を外枠1に対して開放させることができるように構成されている。
第2昇降作動杆63は、基枠体51と同様の成形加工により板状に成形され、基枠体51の立設面と第1昇降作動杆53との間に摺動自在に挟持されるとともに、基枠体51の立設面と第1昇降作動杆53との間に昇降移動自在に取り付けられる。第2昇降作動杆63の上下には、第2フック部65,65が前方へ延びるように形成されており、第2昇降作動杆63と一体に上方へ変位したときに、図4に示すように、ガラス扉5の右内側面に設けられた上下の第2受け具66,66とそれぞれ係合可能に構成されている。なお、上下の第2フック部65,65は、前枠2の右側上下に形成されたフック通過穴(図示せず)を通過して、図2に示すように、前枠2の右側部前面側に突出するようになっている。
基枠体51と第2昇降作動杆63とに跨って第2付勢バネ67が配設されており、第2昇降作動杆63を常時上方へ付勢するようになっている。このため、常には上下の第2フック部65,65が第2受け具66,66とそれぞれ係合して、前枠2に対しガラス扉5を閉鎖保持する施錠保持状態が維持され、第2昇降作動杆63とともに上下の第2フック部65,65を下動させて第2受け具66,66との係合を解離させることで、ガラス扉5を前枠2に対して開放させることができるように構成されている。
錠60は一般に「ダブル錠」とも呼ばれている形態の錠が使用されている。この錠60はいわゆる解錠操作型の錠であり、解錠操作が行われていない状態において錠60の回動軸が中立角度位置に付勢保持されている。錠60に適合する鍵が前枠前面に露出する錠60の鍵穴部61(図1を参照)に嵌挿される(差し込まれる)と、錠60の回動軸が回動可能な状態に設定され、鍵を正面視右回りまたは左回りの二方向に回動操作することが可能になる。この回動軸の軸端には、2箇所の図示しない突出端部が形成された略円板状の解錠盤62が固定されている。
前枠2前面側から鍵により右回り(時計回り)に解錠操作を行ったときには、解錠盤62が前枠2裏面側から視て左回り(反時計回り)に回動され、一方の突出端部の先端が第1昇降作動杆53に形成された係合孔部(図示せず)と係合して第1昇降作動杆53を上昇方向に移動させて、図3に示すように前枠2を外枠1に対して開放させることができる。
一方、前枠2前面側から鍵により左回り(反時計回り)に解錠操作を行ったときには、解錠盤62が前枠裏面側から視て右回り(時計回り)に回動され、他方の突出端部の先端が第2昇降作動杆63に形成された係合孔部(図示せず)と係合して第2昇降作動杆63を下降方向に移動させて、図2に示すようにガラス扉5を前枠2に対して開放させることができる。
図1に示すように外枠1に対し前枠2を閉じると、前枠2側の第1フック部55,55が外枠1側の第1受け具56,56とそれぞれ係合して、外枠1に対し前枠2を閉鎖保持する施錠保持状態が維持される。また、図1に示すように前枠2に対しガラス扉5を閉じると、前枠2側の第2フック部65,65がガラス扉5側の第2受け具66,66とそれぞれ係合して、前枠2に対しガラス扉5を閉鎖保持する施錠保持状態が維持される。
ところで、図2および図5に示すように、前枠2の前面(表面)右側上下には、ボス部29,29がそれぞれ前方へ突出するように一体形成されている。すなわち、上下のボス部29,29は、施錠装置50を構成する上下の第2フック部65,65の近傍に位置して形成されている。この上下のボス部29,29は、ガラス扉5が施錠装置50に閉鎖施錠された状態でガラス扉5の裏面に当接可能に構成され、図5に示すように、ボス部29がそれぞれガラス扉5に当接した状態で、ガラス扉5の裏面側と前枠2の表面(前面)側との間に所定の隙間Sが形成されるようになっている。
このように、本実施形態においては、ボス部29がガラス扉5の裏面に当接した状態で、ガラス扉5の裏面側と前枠2の表面(前面)側との間に所定の隙間Sが形成されるようになっているため、常にはガラス扉5がボス部29に当接することでガラス扉5の閉鎖揺動が止まることになる。このため、ボス部29が第2フック部65の近傍に設けられることで、例えば、ガラス扉5で若干変形が生じたとしても、前枠2に対してガラス扉5を閉鎖揺動させると、この隙間Sによりガラス扉5の一部が先に前枠2の表面側に当接することはなく、施錠装置50の第2フック部65と第2受け具66とが係合した後、ガラス扉5がボス部29に当接してガラス扉5の閉鎖揺動が止まることになる。すなわち、ボス部29が第2フック部65の近傍に設けられることで、前枠2に対するガラス扉5の閉鎖位置を安定させることが可能となり、閉鎖状態にあるガラス扉5のガタツキを防止することができる。
以上のように構成されるパチンコ機PMにおいて、ガラス扉5、上球皿6、第1および第2裏セット盤40,45等が閉鎖保持された状態で遊技に供され、上球皿6に遊技球を貯留させて発射ハンドル8を回動操作することにより遊技が開始される。発射ハンドル8が回動操作されると、上球皿6に貯留された遊技球は、上球皿6の裏面側に位置する遊技球発射装置26により1球ずつ遊技領域PAに打ち出され、パチンコゲームが展開される。
ここで、図6を追加参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。なお、図6は、前面のガラス扉を開放した状態における扉開放スイッチ周辺を示すパチンコ機の斜視図である。
前枠2の最上部(左側のスピーカ21の上方)であって、ヒンジ機構5a近傍には、扉開放スイッチ71が設けられている。この扉開放スイッチ71は、前枠2の最上部が下方に切り欠かれて形成された切欠部24に配設されている。扉開放スイッチ71は略直方体状のスイッチ部71aを有してオンオフ信号を出力可能なリミットスイッチからなり、このスイッチ部71aはその裏側に設けられた弾性部材(図示せず)により常に前枠2の前方に付勢されている。そして、スイッチ部71aが前枠2の前方に張り出した位置に位置するときにはオン信号を出力し、スイッチ部71aが弾性部材の付勢に抗して押圧されるとスイッチ部71aが押し込まれてオフ信号が出力される。
ガラス扉5の裏面上部であってヒンジ機構5aの近傍には、略直方体状に突出し平坦な当接面5dを有する当接部5cが形成されている。ガラス扉5が開放されている状態のときには、扉開放スイッチ71のスイッチ部71aは当接部5cの当接面5dに接触せず前枠2の前方に張り出した状態にある。よって、ガラス扉5が前枠2に対して開放された状態では、扉開放スイッチ71からオン信号が出力される。一方、ガラス扉5が前枠2に対して閉鎖された状態では、当接部5cの当接面5dがスイッチ部71aと対向しスイッチ部71aを押圧するようになっている。このため、ガラス扉5が閉鎖された状態になると、スイッチ部71aが押し込まれて扉開放スイッチ71からオフ信号が出力される。
扉開放スイッチ71は、前枠2の裏面に設置された図示しない外部端子板にリード線72を介して電気的に繋がれている。さらに、この外部端子板は、パチンコ機PM外部に電気的に接続されており、パチンコ機PM外部の管理コンピュータに対して扉開放スイッチ71からの出力信号を伝送させることができるようになっている。
このため、ガラス扉5が前枠2に対して開放され、扉開放スイッチ71のスイッチ部71aがオン作動すると、扉開放スイッチ71からの出力信号がパチンコ機PM外部の管理コンピュータに向けて伝送され、管理コンピュータに表示させるなどの報知を行わせることで、遊技ホール側はガラス扉5が開放状態にあることを認識することができる。一方、ガラス扉5が前枠2に対して閉鎖された状態では、扉開放スイッチ71のスイッチ部71aから出力されるオフ信号が管理コンピュータに伝送され、遊技ホール側はガラス扉5が閉鎖状態にあることを認識することができる。
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7は前面のガラス扉を開放した状態における扉開放スイッチ周辺を示すパチンコ機の斜視図で、(a)は扉側の裏面を示し、(b)は前枠側の前面を示す。本実施例におけるパチンコ機の構成は上記第1の実施の形態と同様である。このため、ここでは第1の実施の形態と相違する部分を中心に説明する。
前枠2の右側部(右側のスピーカ21の下方)であって、ボス部29近傍には、扉開放スイッチ81が設けられている。この扉開放スイッチ81は略直方体状のスイッチ部81aを有してオンオフ信号を出力可能なリミットスイッチからなり、上記スイッチ部71aと同様に、このスイッチ部81aはその裏側に設けられた弾性部材(図示sせず)により常に前枠2の前方に付勢されている。そして、スイッチ部81aが前枠2の前方に張り出した位置に位置するときにはオン信号を出力し、スイッチ部81aが弾性部材の付勢に抗して押圧されるとスイッチ部81aが押し込まれてオフ信号が出力される。
ガラス扉5の裏面左側部であって右側のスピーカ21の音響グリル下方には、略直方体状に突出し平坦な当接面5fを有する当接部5eが形成されている。ガラス扉5が開放されている状態のときには、扉開放スイッチ81のスイッチ部81aは当接部5eの当接面5fに接触せず前枠2の前方に張り出した状態にある。よって、ガラス扉5が前枠2に対して開放された状態では、扉開放スイッチ81からオン信号が出力される。一方、ガラス扉5が前枠2に対して閉鎖された状態では、当接部5eの当接面5fがスイッチ部81aと対向しスイッチ部81aを押圧するようになっている。このため、ガラス扉5が閉鎖された状態になると、スイッチ部81aが押し込まれて扉開放スイッチ81からオフ信号が出力される。
扉開放スイッチ81は、前枠2の裏面における図示しない外部端子板にリード線82を介して電気的に繋がれている。そして、扉開放スイッチ81からの出力信号をこの外部端子板を介してパチンコ機PM外部の管理コンピュータに伝送させることができるようになっている。
このため、ガラス扉5が前枠2に対して開放され、扉開放スイッチ81のスイッチ部81aがオン作動すると、扉開放スイッチ81からの出力信号がパチンコ機PM外部の管理コンピュータに向けて伝送され、管理コンピュータに表示させるなどの報知を行わせることで、遊技ホール側はガラス扉5が開放状態にあることを認識することができる。一方、ガラス扉5が前枠2に対して閉鎖された状態では、扉開放スイッチ81のスイッチ部81aから出力されるオフ信号が管理コンピュータに伝送され、遊技ホール側はガラス扉5が閉鎖状態にあることを認識することができる。
ここで、本発明において達成される効果をまとめると下記のようになっている。すなわち、第1の本発明においては、開閉扉は前枠の一方の側部に開閉可能に支持され、開閉扉が開放されているか否かを検出する扉開放検出手段が、前枠の一方の側部に設けられたヒンジ機構の近傍位置に配設されている。そして、ヒンジ機構の近傍位置は開閉扉が前枠によって支持されている側であるため、開閉扉に変形が生じてその寸法に狂いが生じたとしても、もしくは、開閉扉の寸法にばらつきがあったとしても、比較的これらの影響が小さい。このため、開閉扉の変形等に影響されることなく開閉扉の閉鎖の検出(開放の検出)を誤認識なく確実に行い、扉開放の検出の信頼性を向上させることが可能である。
また、第2の本発明においては、開閉扉は前枠の一方の側部に開閉可能に支持され、開閉扉が開放されているか否かを検出する扉開放検出手段が、開閉扉を前枠に対して閉鎖施錠する施錠装置の近傍位置に配設されている。そして、施錠装置により前枠と開閉扉とを常に係合させるようにして開閉扉が閉鎖されるため、施錠装置の近傍位置は開閉扉に変形が生じて寸法に狂いが生じたとしても、もしくは、開閉扉の寸法にばらつきがあったとしても、前枠と開閉扉との係合により比較的これらの影響が小さい。このため、開閉扉の変形に影響されることなく開閉扉の閉鎖の検出(開放の検出)を誤認識なく確実に行い、扉開放の検出の信頼性を向上させることが可能である。
さらに、扉開放検出手段を、例えば、いわゆるリミットスイッチにようなスイッチ手段で構成すれば、従来から扉開放の検出にために一般的に使用されている検出手段により、安価に扉開放検出手段を構成することが可能である。
なお、これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施例1および実施例2のいずれにおいても、前枠2の前面にスイッチ部71a(81a)を有する扉開放スイッチ71(81)が、ガラス扉5の裏面にスイッチ部71a(81a)に当接される当接部5c(5e)が設けられていたが、ガラス扉5が閉鎖された状態で上記スイッチ部71a(81a)と当接部5c(5e)とが接触するように構成すればよいから、実施例とは逆に、ガラス扉5の裏面側にスイッチ部を設け、前枠2の前面側にこのスイッチ部に当接可能な当接部を設けるように構成してもよい。
また、ガラス扉の開放検出手段を、上記実施例とは異なり、前枠側に設けられた前枠側検出手段およびガラス扉側に設けられた扉側検出手段で構成し、ガラス扉が開放されているか否かを非接触方式で検出するようにしてもよい。すなわち、ガラス扉が閉鎖された状態で前枠側検出手段および扉側検出手段が近接するときに双方間で通信可能に構成してガラス扉の閉鎖を検出し、前枠側検出手段および扉側検出手段が所定以上離間したときに双方間の通信を不能にして、この通信不能の状態を検出することでガラス扉の開放状態を認識できるようにしてもよい。
PA 遊技領域
PM パチンコ機(弾球遊技機)
1 外枠
2 前枠
5 ガラス扉(開閉扉)
5a ヒンジ機構
5b ヒンジ機構
5c,5e 当接部
5d,5f 当接面
10 遊技盤
50 施錠装置
60 錠
65 第2フック部
66 第2受け具
71 扉開放スイッチ(扉開放検出手段)
71a スイッチ部(スイッチ手段)
81 扉開放スイッチ(扉開放検出手段)
81a スイッチ部(スイッチ手段)
PM パチンコ機(弾球遊技機)
1 外枠
2 前枠
5 ガラス扉(開閉扉)
5a ヒンジ機構
5b ヒンジ機構
5c,5e 当接部
5d,5f 当接面
10 遊技盤
50 施錠装置
60 錠
65 第2フック部
66 第2受け具
71 扉開放スイッチ(扉開放検出手段)
71a スイッチ部(スイッチ手段)
81 扉開放スイッチ(扉開放検出手段)
81a スイッチ部(スイッチ手段)
Claims (3)
- 固定保持用の外枠に前記外枠の開放空間を覆って装着され、入賞装置を備えた遊技盤を着脱可能な前枠と、前記前枠の一方の側部にヒンジ機構により開閉可能に取り付けられた開閉扉と、前記開閉扉が開放されているか否かを検出する扉開放検出手段とを有した弾球遊技機において、
前記扉開放検出手段が前記前枠前面および前記開閉扉裏面の少なくともいずれかにおける前記ヒンジ機構の近傍位置に配設され、前記前枠前面および前記開閉扉裏面が所定以上離間している状態のときに前記開閉扉が開放されていると検出することを特徴とする弾球遊技機。 - 固定保持用の外枠に前記外枠の開放空間を覆って装着され、入賞装置を備えた遊技盤を着脱可能な前枠と、前記前枠の一方の側部にヒンジ機構により開閉可能に取り付けられた開閉扉と、前記前枠の他方の側部と前記開閉扉の他方の側部とを係合させることで前記開閉扉を前記前枠に対し閉鎖施錠することが可能な施錠装置と、前記開閉扉が開放されているか否かを検出する扉開放検出手段とを有した弾球遊技機において、
前記扉開放検出手段が前記前枠前面および前記開閉扉裏面の少なくともいずれかにおける前記施錠装置の近傍位置に配設され、前記前枠前面および前記開閉扉裏面が所定以上離間している状態のときに前記開閉扉が開放されていると検出することを特徴とする弾球遊技機。 - 前記扉開放検出手段が、前記前枠前面および前記開閉扉裏面のいずれか一方に配設されて前記開放扉の開放状態を示す扉開放信号を出力するスイッチ手段からなり、前記開閉扉が閉鎖された状態で前記前枠前面および前記開閉扉裏面のいずれか他方により押圧当接され、
前記スイッチ手段が前記前枠前面および前記開閉扉裏面のいずれか他方と離間するときに前記スイッチ手段がスイッチ作動することにより前記扉開放信号が出力されて前記開閉扉の開放が検出されることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005043412A JP2006223700A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005043412A JP2006223700A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006223700A true JP2006223700A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36985565
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005043412A Pending JP2006223700A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006223700A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Citations (1)
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-
2005
- 2005-02-21 JP JP2005043412A patent/JP2006223700A/ja active Pending
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