JP2008067792A - パチンコ遊技機の可変入賞装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の可変入賞装置 Download PDF

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Abstract

【課題】開閉体が不正に開けられないようにする。
【解決手段】遊技者が、不正操作部材74を、例えば、遊技機枠の前側から遊技領域59の内部に挿入させ、前面パネル53とガイドレール60との間の隙間からアウト口61を経由して遊技盤57の裏側に回り込ませ、左開閉体10や右開閉体13を不正に開かせるために、左レバー29、左レバー軸30、左係合部31、右レバー32、右レバー軸33、右係合部34のいずれかを操作しようとしても、左被覆部40の下壁や右被覆部42の下壁が、下から上に向かって侵入してくる不正操作部材74を阻止するように、左レバー29、左レバー軸30、左係合部31、右レバー32、右レバー軸33、右係合部34よりも下部に配置されているので、左開閉体10や右開閉体13が不正に開かれることがなく、球を左球入口部5や右球入口部6に不正に入れられることがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉体が不正に開けられないようにするパチンコ遊技機の可変入賞装置に関する。
図5および図6は、特許文献1で開示されたパチンコ遊技機を示す。図中の符号として、51は遊技機枠、52は窓、53は前面パネル、54は球受皿、55は球発射操作機構、56は球発射機構、57は遊技盤、58は部品逃避孔、59は遊技領域、60はガイドレール、61はアウト口、62は始動装置、63は可変入賞装置、64は装置基盤、65は球入口部、66は開閉体、67は開閉軸、68は開閉突起、69は駆動機構、70は電磁ソレノイド、71はプランジャ、72は開閉操作体、73は裏カバー、74は不正操作部材を示す。図5に示すように、パチンコ遊技機では、遊技盤57が遊技機枠51に格納され、可変入賞装置63と遊技領域59とガイドレール60とアウト口61および始動装置62が遊技機枠51の前側から窓52および前面パネル53を通して視認可能になる。そして、遊技者が球受皿54にパチンコ球と呼ばれる球を入れ、遊技者が球発射操作機構55を右回りに操作すると、球発射機構56が球発射操作機構55の操作量に応じた発射力で駆動し、球発射機構56が球受皿54から遊技機枠51の内部に取り込まれた球を1個ずつ遊技領域59に向けて発射する。遊技領域59に到達した球は、遊技領域59を流下する過程において、可変入賞装置63または始動装置62または図外の一般入賞装置に入って遊技盤57の裏側に排出される。可変入賞装置63または始動装置62または図外の一般入賞装置のいずれにも入らないで、遊技領域59の最下部に到達した球は、アウト口61から遊技盤57の裏側に排出される。球が始動装置62、可変入賞装置63、図外の入賞装置のいずれかの1つに入ると、図外の球払出機構が賞球としての球を遊技者に与えるように球受皿54に払い出す。図6に示すように、遊技領域59は、前面パネル53と遊技盤57の前面との間におけるガイドレール60で囲まれた部分として形成される。可変入賞装置63では、装置基盤64が遊技盤57の前面に固定され、球入口部65が装置基盤64に前後方向に形成され、開閉体66が開閉軸67を中心として装置基盤64の前側で前後方向に開閉可能に設けられる。開閉するための外力が開閉体66に加えられていない場合、開閉体66は自重で開閉軸67を中心として図示のように前傾状に開き球入口部65を開放する。駆動機構69では、遊技盤57の裏面に設けられた電磁ソレノイド70が電力の供給によって磁化してプランジャ71を図外のばねの弾力に抗して上方に移動すると、プランジャ71に固定された開閉操作体72も上昇する。これによって、上記外力が開閉体66に加えられていない場合と同様、開閉体66は自重で開閉軸67を中心として図示のように前傾状に開いて球入口部65を開放し、遊技領域59を流下する球Pが開閉体66から球入口部65に入る。その後、電磁ソレノイド70が電力の供給停止によって消磁すると、プランジャ71が図外のばねの弾力で下方に移動し、開閉操作体72が下降するのに伴い開閉突起68を押し下げる。これによって、開閉体66が自重に抗し開閉軸67を中心として垂直状に閉じて球入口部65を閉鎖し、遊技領域59を流下する球Pが球入口部65に入らなくなる。裏カバー73が電磁ソレノイド70や開閉操作体72を裏側から覆うように設けられて開閉操作体72の不正操作を防止している。しかしながら、裏カバー73が開閉操作体72の上側および裏側を覆うものの下側を開放した構造である。このため、少数の心無い遊技者が、不正操作部材74を、例えば、図5の遊技機枠51の前側から遊技領域59の内部に挿入させ、前面パネル53とガイドレール60との間の隙間からアウト口61を経由して遊技盤57の裏側に回り込ませ、裏カバー73と開閉操作体72の間の隙間に下から上に向かって侵入させ、開閉操作体72を不正操作部材74で下から上に突き上げて、開閉体66を自重で開かせて球を球入口部65に不正に入れるという、不正操作を行う欠点があった。
特開平11−319228号公報
発明が解決しようとする問題点は、不正操作部材が裏カバーと開閉操作体との間の隙間に下から上に向かって侵入し、開閉体が不正に開けられ、球が球入口部に不正に入れるという点である。
本発明に係るパチンコ遊技機の可変入賞装置は、球入口部を開閉する開閉体が遊技盤の前側に設けられ、開閉体を動力で開閉する駆動機構が遊技盤の裏側に設けられ、駆動機構の裏側に駆動機構を覆い隠す裏カバーが設けられ、裏カバーが不正操作部材の下から上に向かって駆動機構の側に侵入するのを防止する下壁を備えたことを最も主要な特徴とする。下壁には下壁の周縁部から下方に突出するリブが設けられたり、または、駆動機構が機構躯体を備え、機構躯体と裏カバーとが駆動機構の機構躯体とによって、駆動機構の機構躯体以外の構成部材を覆い隠すように収容する収容空間を形成したりしてもよい。
本発明に係るパチンコ遊技機の可変入賞装置は、裏カバーの下壁が下から上に向かって駆動機構の側に侵入する不正操作部材の侵入を阻止するので、開閉体が不正に開かれることがなく、球を球入口部に不正に入れられることがなく、不正操作が確実に阻止できるという利点がある。下壁には下壁の周縁部から下方に突出するリブが設けられれば、不正操作部材が裏カバーの下壁のリブに下から接触した場合にそれよりも上方に移動しないように、リブが不正操作部材の上方への移動を阻止できるという利点がある。駆動機構が機構躯体を備え、機構躯体と裏カバーとが駆動機構の機構躯体とによって、駆動機構の機構躯体以外の構成部材を覆い隠すように収容する収容空間を形成すれば、遊技盤の裏側に回り込んだ不正操作部材が下側からだけでなく周囲全体から駆動機構の機構躯体以外の構成部材を操作することができなくなるという利点がある。
図1乃至図4は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、パチンコ遊技機における可変入賞装置1の周囲を縦方向に切断した断面を示す。図2は、可変入賞装置1および裏カバー35を分解して示す。図3は、裏カバー35の取り付けられた可変入賞装置1の裏側を示す。図4は、可変入賞装置1を前側から示す。本明細書において、「前」、「表」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1の状態に前面パネルおよび遊技盤を置いて矢印Aで示す前側から見た場合に特定される方向である。「前」および「表」は、同じ方向である。「後」および「裏」は、同じ方向である。
図中の符号として、1は可変入賞装置、2は装置基盤、3は取付孔、4はアウト逃避部、5は左球入口部、6は右球入口部、7は左突起逃孔、8は右突起逃孔、9は基盤側取付部、10は左開閉体、11は左開閉軸、12は左開閉突起、13は右開閉体、14は右開閉軸、15は右開閉突起、16は左球検出器、17は右球検出器、18は左球出口部、19は右球出口部、20は駆動機構、21は機構躯体、22は躯体側取付部、23はねじ挿入孔、24は左操作逃孔、25は右操作逃孔、26は電磁ソレノイド、27はプランジャ、28は連結棒、29は右開閉操作体、30は左開閉操作軸、31は左係合部、32は右開閉操作体、33は右開閉操作軸、34は右係合部、35は裏カバー、36は背壁、37はソレノイド逃避部、38は底壁、39は底リブ、40は左被覆部、41は左リブ、42は右被覆部、43は右リブ、44はカバー側取付部、45はねじ収容部、46は止ねじ、47は止ねじ、48は端子ユニット、53は前面パネル、57は遊技盤、58は部品逃避孔、59は遊技領域、60はガイドレール、61はアウト口を示す。パチンコ遊技機としては、図5を参照し、遊技盤57が遊技機枠51に格納され、可変入賞装置1と遊技領域59とガイドレール60とアウト口61および始動装置62が遊技機枠51の前側から窓52および前面パネル53を通して視認可能になるが、図5の可変入賞装置63は可変入賞装置1に置換される。
図4を参照し、可変入賞装置1について説明する。装置基盤2は、遊技盤57に前側から取り付けられる可変入賞装置1の土台であって、光遮蔽性の有る有色な合成樹脂により構成される。取付孔3は、装置基盤2の周縁部に前後方向への貫通孔として設けられる。アウト逃避部4は、可変入賞装置1が遊技盤57に取り付けられた場合に、アウト口61の上部を縁取りするように遊技盤57の前面に配置される部分であって、装置基盤2の下縁部から上方に窪み、下方および前後に開口した、凹部として、装置基盤2に設けられる。左球入口部5は、装置基盤2の前面の上方左側から取り込んだ球を下方中央側に誘導するように、装置基盤2の前面から前側に突出する通路として、装置基盤2に設けられる。右球入口部6は、装置基盤2の前面の上方右側から取り込んだ球を下方中央側に誘導するように、装置基盤2の前面から前側に突出する通路として、装置基盤2に設けられる。左突起逃孔7は、左開閉突起12を逃げるための前後方向への貫通孔として、装置基盤2に設けられる。右突起逃孔8は、右開閉突起15を逃げるための前後方向への貫通孔として、装置基盤2に設けられる。
左開閉体10は、左開閉軸11を中心として装置基盤2と平行しかつ左右に開閉するように、装置基盤2よりも前側に設けられる。左開閉体10が実線で示す位置から仮想線で示す位置に開放された場合、左球入口部5が球を取り込めるようになる。左開閉体10が仮想線で示す位置から実線で示す位置に閉鎖された場合、左球入口部5が球を取り込めなくなる。左開閉突起12は、左開閉体10から裏側に突出した突起として、左開閉体10に設けられる。右開閉体13は、右開閉軸14を中心として装置基盤2と平行しかつ左右に開閉するように、装置基盤2に設けられる。右開閉体13が実線で示す位置から仮想線で示す位置に開放された場合、右球入口部6が球を取り込めるようになる。右開閉体13が仮想線で示す位置から実線で示す位置に閉鎖された場合、右球入口部6が球を取り込めなくなる。右開閉突起15は、右開閉体13から裏側に突出した突起として、右開閉体13に設けられる。
左球検出器16は、左球入口部5に設けられ、左球入口部5に取り込まれた球を検出した電気的な信号としての球検出信号を図外の制御装置に出力する。右球検出器17は、右球入口部6に設けられ、左球入口部5に取り込まれた球を検出した電気的な信号としての球検出信号を図外の制御装置に出力する。左球出口部18は、左球検出器16を通過した球を装置基盤2の前面から裏側に排出するように、装置基盤2の前面に設けられる。右球出口部19は、右球検出器17を通過した球を装置基盤2の前面から裏側に排出するように、装置基盤2に設けられる。駆動機構20は、装置基盤2の裏面に固定される。駆動機構20については、図2で詳述する。端子ユニット48は、駆動機構20の裏面に固定され、図2および図3では図示が省略されている。
図4では、裏カバー35の図示が省略されている。図4において、装置基盤2の裏側に突出した駆動機構20や端子ユニット48などの部品が、遊技盤57の前側から部品逃避孔58に挿入され、装置基盤2が部品逃避孔58を前側から覆い隠し、木ねじなどの止ねじ46が取付孔3から遊技盤57に締結されることによって、可変入賞装置1が遊技盤57に固定される。
図2を参照し、駆動機構20について説明する。駆動機構20は、左開閉体10および右開閉体13を動力で開閉する機構であって、機構躯体21、躯体側取付部22、ねじ挿入孔23、左操作逃孔24、右操作逃孔25、電磁ソレノイド26、プランジャ27、連結棒28、左開閉操作体29、左開閉操作軸30、左係合部31、右開閉操作体32、右開閉操作軸33、右係合部34、図外のばねを備える。
機構躯体21は、上壁と、上壁の前縁部から下方に直角に突出する前壁と、上壁の左縁部から下方に直角に突出する左壁と、上壁の右縁部から下方に直角に突出する右壁と、前壁の下縁部から後側に直角に突出する下壁と、下壁から分離された状態で前壁の下縁部から下方に延設された躯体側取付部22とを備える。そして、機構躯体21の前壁が装置基盤2の裏側から図外の止ねじで装置基盤2の裏面から裏側に突出した図外の基盤側取付部に固定される。このように機構躯体21の前壁が装置基盤2に固定された場合、躯体側取付部22の前面が装置基盤2の裏面から裏側に突出した上記と別の基盤側取付部9の裏面に接触され、機構躯体21の前壁が装置基盤2の裏面と平行となり、機構躯体21の前壁と装置基盤2の裏面とには隙間が形成され、左係合部31が図1に示す左突起逃孔7に嵌め込まれ、右係合部34が図1に示す右突起逃孔8に嵌め込まれる。
図2に戻り、ねじ挿入孔23は、前後方向への貫通孔として、躯体側取付部22に設けられる。左操作逃孔24は、左右方向への貫通孔として、機構躯体21の左壁に形成される。右操作逃孔25は、左右方向への貫通孔として、機構躯体21の右壁に形成される。電磁ソレノイド26は、機構躯体21の左壁と右壁との間に位置し、機構躯体21の左壁と右壁とを相互に繋ぐ上壁の下面に固定される。プランジャ27は、電磁ソレノイド26の駆動棒であって、装置基盤2の方向に向けられる。
連結棒28は、プランジャ27における装置基盤2の側に位置する前部に固定され、プランジャ27から左右方向に延びる1本の棒である。連結棒28の左端部は、左操作逃孔24を貫通して機構躯体21よりも左側に突出し、左開閉操作体29の上部に回転可能に連結される。連結棒28の右端部は、右操作逃孔25を貫通して機構躯体21よりも右側に突出し、右開閉操作体32の上部に回転可能に連結される。
左開閉操作体29は、左開閉体10を開閉操作するためのレバーなる開閉操作体を構成し、機構躯体21の左壁の外側に配置され、機構躯体21の左壁に左開閉操作軸30で機構躯体21の左壁に沿って上下方向に回転可能に取り付けられる。左係合部31は、左開閉操作体29の前部に、前側および左右に開口した二股に形成される。右開閉操作体32は、右開閉体13を開閉操作するためのレバーなる開閉操作体を構成し、機構躯体21の右壁の外側に配置され、機構躯体21の右壁に右開閉操作軸33で機構躯体21の右壁に沿って上下方向に回転可能に取り付けられる。右係合部34は、右開閉操作体32の前部に、前側および左右に開口した二股に形成される。
裏カバー35は、背壁36、ソレノイド逃避部37、底壁38、底リブ39、左被覆部40、左リブ41、右被覆部42、右リブ43、カバー側取付部44、ねじ収容部45を備える。背壁36は、上下および左右に延びる板状である。ソレノイド逃避部37は、背壁36の上縁部から下方に窪み、上方および前後に開口した、凹部として、背壁36の左右方向の中央部に形成される。底壁38は、背壁36の下縁部から前側に直角に突出する板状である。底リブ39は、背壁36の下縁部から底壁38よりも下方に位置するように突出する。
左被覆部40は、背壁36の左側および底壁38の左側に設けられ、裏壁と左壁と右壁と下壁とを備え、前側および上方に開口した箱形である。左リブ41は、左被覆部40の下壁の前縁部と左縁部および後縁部から下方に突出する。右被覆部42は背壁36の右側および底壁38の右側に設けられ、裏壁と左壁と右壁と下壁とを備え、前側および上方に開口した箱形である。右リブ43は、右被覆部42の下壁の前縁部と右縁部および後縁部から下方に突出する。カバー側取付部44は、底壁38の前縁部から下方に直角に突出した板状として、底壁38の左右方向の中央部に設けられる。ねじ収容部45は、カバー側取付部44の下縁部から上方に窪み、下方および前後に開口した、凹部として、カバー側取付部44に形成される。
裏カバー35は、装置基盤2に次のように取り付けられる。駆動機構20が装置基盤2の裏側に取り付けられ、左係合部31と図1の左突起逃孔7とが互いに嵌め合わされ、右係合部34と図1の右突起逃孔8とが互いに嵌め合わされた後、裏カバー35が駆動機構20の裏側から駆動機構20に被せられる。これによって、電磁ソレノイド26がソレノイド逃避部37に収容され、電磁ソレノイド26の後部が裏カバー35の背壁36よりも後側に突出し、背壁36の上縁部の前面が機構躯体21の上壁の裏面に接触し、背壁36の左縁部の前面が機構躯体21の左壁の裏面に接触し、背壁36の右縁部の前面が機構躯体21の右壁の裏面に接触し、底壁38の上面が機構躯体21の下壁の下面に接触し、左被覆部40が左開閉操作体29と左開閉操作軸30および左係合部31を裏側と下側および左側から覆い隠し、右被覆部42が右開閉操作体32と右開閉操作軸33および右係合部34を裏側と下側および右側から覆い隠し、カバー側取付部44の前面が躯体側取付部22の裏面に接触する。
次に、止ねじ47が裏カバー35の後側からねじ収容部45およびねじ挿入孔23を経由して基盤側取付部9に締結される。これによって、裏カバー35が、図3に示すように、装置基盤2に取り付けられる。図3に示すように、裏カバー35が装置基盤2に取り付けられた場合、電磁ソレノイド26、プランジャ27、連結棒28、左開閉操作体29、左開閉操作軸30、左係合部31、右開閉操作体32、右開閉操作軸33、右係合部34が、機構躯体21と裏カバー35とで覆い隠される。
図1を参照し、可変入賞装置1が遊技盤57に取り付けられた構造について説明する。装置基盤2の裏側に突出した駆動機構20や裏カバー35などの部品が、遊技盤57の前側から部品逃避孔58に挿入され、装置基盤2が部品逃避孔58を前側から覆い隠して遊技盤57に図4の止ねじ46で締結され、可変入賞装置1が遊技盤57に取り付けられた場合、裏カバー35の左被覆部40が左開閉操作体29と左開閉操作軸30および左係合部31の下側および裏側を覆い隠し、裏カバー35の右被覆部42が右開閉操作体32と右開閉操作軸33および右係合部34の下側および裏側を覆い隠す。
このため、少数の心無い遊技者が、不正操作部材74を、例えば、図5の遊技機枠51の前側から図1の遊技領域59の内部に挿入させ、前面パネル53とガイドレール60との間の隙間からアウト口61を経由して遊技盤57の裏側に回り込ませ、左開閉体10や右開閉体13を不正に開かせるために、左開閉操作体29、左開閉操作軸30、左係合部31、右開閉操作体32、右開閉操作軸33、右係合部34のいずれかを操作しようとしても、左被覆部40の下壁や右被覆部42の下壁が、下から上に向かって侵入してくる不正操作部材74を阻止するように、左開閉操作体29、左開閉操作軸30、左係合部31、右開閉操作体32、右開閉操作軸33、右係合部34よりも下部に配置されているので、左開閉体10や右開閉体13が図4に仮想線で示すように開かれることがなく、球を左球入口部5や右球入口部6に不正に入れられることがなく、不正操作が確実に阻止されるという利点がある。
左被覆部40の下壁や右被覆部42の下壁には、左リブ41や右リブ43が設けられているので、不正操作部材74が左被覆部40の下壁や右被覆部42の下壁に下から接触した場合にそれよりも上方に移動しないように、左リブ41や右リブ43が不正操作部材74の上方への移動を阻止できるという利点がある。また、裏カバー35が装置基盤2に取り付けられた場合、電磁ソレノイド26、プランジャ27、連結棒28、左開閉操作体29、左開閉操作軸30、左係合部31、右開閉操作体32、右開閉操作軸33、右係合部34が、機構躯体21と裏カバー35とで覆い隠されているので、遊技盤57の裏側に回り込んだ不正操作部材74がプランジャ27、連結棒28、左開閉操作体29、左開閉操作軸30、左係合部31、右開閉操作体32、右開閉操作軸33、右係合部34のいずれかを操作することができず、左開閉体10や右開閉体13が不正に開かれることがなく、球を左球入口部5や右球入口部6に不正に入れられることがないという利点がある。
電磁ソレノイド26、プランジャ27、連結棒28、左開閉操作体29、左開閉操作軸30、左係合部31、右開閉操作体32、右開閉操作軸33、右係合部34、図外のばねは、駆動機構20の機構躯体21以外の構成部材である。連結棒28、左開閉操作体29、左開閉操作軸30、左係合部31、右開閉操作体32、右開閉操作軸33、右係合部34は、駆動機構20におけるプランジャ27の動作を左開閉体10および右開閉体13に伝達する動力伝達機構を構成する。よって、最良の形態は、機構躯体21と裏カバー35とが駆動機構20の機構躯体21以外の構成部材を覆い隠すように収容する収容空間を形成し、裏カバー35の底壁38や左被覆部40の下壁および右被覆部42の下壁が駆動機構20の下から上に向かって駆動機構20の動力伝達機構の側に侵入する不正操作部材74の侵入を阻止する下壁を構成する。
図1と図2および図4を参照し、可変入賞装置1の左開閉体10や右開閉体13を開閉する動作について説明する。図1および図2において、電磁ソレノイド26への電力供給が遮断され、プランジャ27が図外のばねで前側に押されると、連結棒28が左開閉操作体29の上部および右開閉操作体32の上部を前側に押し、左係合部31が左開閉操作軸30を中心として上方から図2に実線で示す位置へと下方に回転し、右係合部34が右開閉操作軸33を中心として上方から図2に実線で示す位置へと下方に回転する。これに伴い、図4に実線で示すように、左開閉体10が左開閉軸11を中心として左球入口部5を閉じ、右開閉体13が右開閉軸14を中心として右球入口部6を閉じる。
左開閉体10および右開閉体13が閉じられた図1および図2において、電力が電磁ソレノイド26に供給され、電磁ソレノイド26が図外のばねのばね力に抗しプランジャ27を磁力で後側に吸引すると、連結棒28が左開閉操作体29の上部および右開閉操作体32の上部を後側に引き、左係合部31が左開閉操作軸30を中心として下方から上方に回転し、右係合部34が右開閉操作軸33を中心として下方から上方に回転する。これに伴い、図4に仮想線で示すように、左開閉体10が左開閉軸11を中心として左球入口部5を開き、右開閉体13が右開閉軸14を中心として右球入口部6を開く。
電磁ソレノイド26や連結棒28および図外のばねを2個ずつ設け、一方の電磁ソレノイド26の電気的な動作とばねの機械的な動作とによって左開閉体10を開閉し、他方の電磁ソレノイド26の電気的な動作とばねの機械的な動作とによって右開閉体13を開閉するようにしてもよい。この場合、左開閉体10と右開閉体13とが別々に開閉するようにしてもよい。左開閉体10および右開閉体13を単一の開閉体として構成し、この単一の開閉体を図6の開閉体66に類似するように下部の開閉軸を中心として装置基盤2の前側で前後方向に開閉可能にさせるようにしてもよい。この場合、左球入口部5および右球入口部6は、前後方向への単一の貫通孔として装置基盤2に設けられる。動力伝達機構は、左開閉操作体29や右開閉操作体32などの開閉操作体だけで構成してもよい。可変入賞装置1は、チューリップタイプのものでもよい。
パチンコ遊技機の可変入賞装置周囲の縦断面図(最良の形態)。 可変入賞装置および裏カバーの裏側からの分解斜視図(最良の形態)。 裏カバーを備えた可変入賞装置の裏側からの斜視図(最良の形態)。 可変入賞装置の前側からの斜視図(最良の形態)。 パチンコ遊技機の正面図(従来)。 パチンコ遊技機の可変入賞装置周囲の縦断面図(従来)。
符号の説明
1 可変入賞装置
2 装置基盤
5 左球入口部
6 右球入口部
10 左開閉体
13 右開閉体
20 駆動機構
21 機構躯体
26 電磁ソレノイド
27 プランジャ
28 連結棒
29 左開閉操作体
30 左開閉操作軸
31 左係合部
32 右開閉操作体
33 右開閉操作軸
34 右係合部
35 裏カバー
38 底壁
39 底リブ
40 左被覆部
41 左リブ
42 右被覆部
43 右リブ
74 不正操作部材

Claims (3)

  1. 球入口部を開閉する開閉体が遊技盤の前側に設けられ、開閉体を動力で開閉する駆動機構が遊技盤の裏側に設けられ、駆動機構の裏側に駆動機構を覆い隠す裏カバーが設けられ、裏カバーが下から上に向かって駆動機構の側に侵入する不正操作部材の侵入を阻止する下壁を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機の可変入賞装置。
  2. 請求項1に記載の下壁には、下壁の周縁部から下方に突出するリブが設けられたことを特徴とするパチンコ遊技機の可変入賞装置。
  3. 請求項1に記載の駆動機構が機構躯体を備え、機構躯体と裏カバーとが駆動機構の機構躯体とによって、駆動機構の機構躯体以外の構成部材を覆い隠すように収容する収容空間を形成したことを特徴とするパチンコ遊技機の可変入賞装置。
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