JP2007275195A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板ケース32は、その下側に突設した係合突部36を、裏板部19に設けた係合受部26で保持したもとで、上側裏面をフック部材50の係止片56,56で保持することで、裏樋部材16に対し着脱自在に組付けられる。また、フック部材50の前端部52は、裏板部19とランプ制御基板40との間に画成される空間部24の切欠空間25に配置される。更にフック部材50は、前端部52に空間部24から延出するように設けられ、基板ケース32とランプ制御基板40との間を後方へ向けて延出するにつれて、ランプ制御基板40側から基板ケース32側に近接するよう斜めに延在する撓曲可能な本体部54を有している。
【選択図】図4
Description
遊技盤(10)の裏面に配設されて各種機能部材(70,S)が取付けられる裏部材(16)と、機能部材(70,S)と前後の関係で重なるように前記裏部材(16)の裏側に配設され、制御基板(30)を収納する略矩形箱状の基板ケース(32)と、この基板ケース(32)の一側部側に位置して前記裏部材(16)の裏側に配置した別の制御基板(40)とを備える遊技機において、
前記別の制御基板(40)は、前記裏部材(16)から離間し、該裏部材(16)と別の制御基板(40)との間に画成される空間部(24)に前端部(52)を配置したフック部材(50,62)が、該空間部(24)に臨む裏部材(16)に設けられ、
前記フック部材(50,62)は、
前記前端部(52)に前記空間部(24)から延出するように設けられ、前記基板ケース(32)と別の制御基板(40)との間を後方へ向けて延出するにつれて、別の制御基板(40)側から基板ケース(32)側に近接するよう斜めに延在すると共に該基板ケース(32)に対して接離する方向に撓曲可能な本体部(54)と、
前記本体部(54)の後端部に設けられ、前記基板ケース(32)の一側部裏面に対して係脱可能な係止片(56,56)とを有し、
前記基板ケース(32)は、その他側部に突設した係合部(36)を、前記裏部材(16)の裏側に設けた被係合部(26)で保持したもとで、前記一側部裏面を前記フック部材(50,62)の係止片(56,56)で保持することで、裏部材(16)に着脱自在に組付けられるよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、フック部材で基板ケースの一側部裏面を保持するよう構成したから、基板ケースの一側部には外方に突出する被係合部等を設ける必要がなく、基板ケースの外形寸法を小さくすることができる。また、基板ケースの一側部は、フック部材で保持されるものであるから、基板ケースの取付構造を簡略化し得る。更に、基板ケースの一側部裏面を保持するフック部材について、固定側である前端部を、裏部材と別の制御基板との間に画成される空間部に配設するように構成したから、基板ケースと別の制御基板との間に、フック部材の配設のためのスペースは必要とせず、両者の間隔を最小限とし得る。
請求項2に係る発明によれば、フック部材を別体とすることで、裏部材の構成を簡略化し得る。仮にフック部材が破損した場合であっても、裏部材全体を取替える必要はなく、フック部材を取替えるだけで簡単に対処し得る。そして、裏部材に形成した切欠空間にフック部材の前端部を配置する構成であるから、前端部が切欠空間を画成する裏部材で強固に保持される。
請求項3に係る発明によれば、フック部材の強度を向上することができる。
次に、実施例に係るパチンコ機の作用について説明する。基板ケース32を裏樋部材16に取付ける際には、基板ケース32の係合突部36を係合受部26に挿入した後、係合受部26で保持した基板ケース32の下側を支点として後側から前側に回動することで、その上側がフック部材50の両係止片56,56に当接する。基板ケース32を前側に押し込むにつれて、フック部材50の本体部54は、両係止片56,56の斜辺に案内されて上方に撓曲変位して両係止片56,56が上方に退避するので、基板ケース32における上側の通過が許容される。そして、基板ケース32の上側が当接片57,57に当接する位置に至って本体部54が自身の弾力により元の姿勢に戻ると、両係止片56,56が基板ケース32の後側に位置して、基板ケース32の後面を保持して後方への移動を規制する。このとき、係止小片58が基板ケース32における前半体33の後面に係止することで、基板ケース32の確実な保持が図られる。ここで、フック部材50は、一対の係止片56,56で基板ケース32の膨出部34bを挟んで保持しているから、基板ケース32に上側は両係止片56,56により左右方向への移動も規制される。そして、基板ケース32は、裏樋部材16の裏板部19に突設されたフック部材50および係合受部26で保持することで、裏板部19に設置されたリンク機構70や球検出手段S2,S3の後側に重ねた状態で配置することができる。すなわち、遊技盤10の裏面の限られたスペースを有効に利用して、複数の制御基板30,40や各種部材70,Sを配置することができる。
(1)実施例では、基板ケースとランプ制御基板とを上下の関係で配置する構成であるが、これらを左右の関係で配置してもよい。
(2)実施例では、フック部材を裏樋部材と別体に形成し、このフック部材の前端部を空間部の切欠空間に配置する構成であるが、フック部材を空間部において裏樋部材の裏板部に一体的に設ける構成も採用し得る。この際、切欠空間は必須ではなく、ランプ制御基板の前面に相対する裏板部にフック部材の前端部を設ければよい。
(3)基板ケースの下側(他側部)は、基板ケースに突設した係合突部を係合受部で保持する構成であるが、これらの凹凸関係は特に限定されず、例えば基板ケースに凹設した係合部に、凸状の被係合部を係合する構成であってもよい。
前記本体部(54)は、前記基板ケース(32)側を凸とする湾曲形状に形成されている請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
付記1に係る発明によれば、フック部材の本体部を湾曲形成することで、本体部を撓曲した際に、応力が本体部の特定の部位に集中することなく、適度に分散し得る。
前記本体部(54)には、その延出方向に延在するリブ(60,64)が別の制御基板(40)に臨む面に設けられると共に、該リブ(60,64)には前記別の制御基板(40)を支持する載置部(60a,66)が形成されている請求項1,2,3または付記1の何れかに記載の遊技機。
付記2に係る発明によれば、リブにより本体部を補強し得ると共に、リブに別の制御基板を支持する載置部を設けてあるから、フック部材は別の制御基板を安定的に保持する部材としても機能する。
16 裏樋部材(裏部材)
24 空間部
25 切欠空間
26 係合受部(被係合部)
30 統括制御基板(制御基板)
32 基板ケース
36 係合突部(係合部)
40 ランプ制御基板(別の制御基板)
50 フック部材
52 前端部
54 本体部
56 係止片
62 フック部材
70 リンク機構(機能部材)
S 球検出手段(機能部材)
Claims (3)
- 遊技盤の裏面に配設されて各種機能部材が取付けられる裏部材と、機能部材と前後の関係で重なるように前記裏部材の裏側に配設され、制御基板を収納する略矩形箱状の基板ケースと、この基板ケースの一側部側に位置して前記裏部材の裏側に配置した別の制御基板とを備える遊技機において、
前記別の制御基板は、前記裏部材から離間し、該裏部材と別の制御基板との間に画成される空間部に前端部を配置したフック部材が、該空間部に臨む裏部材に設けられ、
前記フック部材は、
前記前端部に前記空間部から延出するように設けられ、前記基板ケースと別の制御基板との間を後方へ向けて延出するにつれて、別の制御基板側から基板ケース側に近接するよう斜めに延在すると共に該基板ケースに対して接離する方向に撓曲可能な本体部と、
前記本体部の後端部に設けられ、前記基板ケースの一側部裏面に対して係脱可能な係止片とを有し、
前記基板ケースは、その他側部に突設した係合部を、前記裏部材の裏側に設けた被係合部で保持したもとで、前記一側部裏面を前記フック部材の係止片で保持することで、裏部材に着脱自在に組付けられるよう構成した
ことを特徴とする遊技機。 - 前記空間部は、前記裏部材の裏面を凹ませて後方に開口するように形成した切欠空間を有し、該裏部材と別体形成した前記フック部材の前端部を、該切欠空間に収容配置した請求項1記載の遊技機。
- 前記前端部は、前記本体部の撓曲方向およびこの撓曲方向に直交する幅方向の寸法が、板状に形成した本体部と比較して大きく設定されている請求項2記載の遊技機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013233248A (ja) * | 2012-05-08 | 2013-11-21 | Yamasa Kk | ユニットの取付構造及び遊技機 |
JP2015027461A (ja) * | 2014-08-05 | 2015-02-12 | 山佐株式会社 | ユニットの取付構造及び遊技機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01180278A (ja) * | 1988-01-11 | 1989-07-18 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 塗布方法 |
JP2000325631A (ja) * | 1999-03-16 | 2000-11-28 | Daidoo:Kk | パチンコ遊技機 |
JP2004357921A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Olympia:Kk | 遊技機 |
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2006
- 2006-04-04 JP JP2006103497A patent/JP4947541B2/ja active Active
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