JP2008169017A - 袋製造装置 - Google Patents

袋製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008169017A
JP2008169017A JP2007005402A JP2007005402A JP2008169017A JP 2008169017 A JP2008169017 A JP 2008169017A JP 2007005402 A JP2007005402 A JP 2007005402A JP 2007005402 A JP2007005402 A JP 2007005402A JP 2008169017 A JP2008169017 A JP 2008169017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
position detection
printed
bag
detection mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007005402A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Matsui
孝悦 松井
Yoshiaki Oka
良明 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAISAN SHIGYO KK
Original Assignee
DAISAN SHIGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAISAN SHIGYO KK filed Critical DAISAN SHIGYO KK
Priority to JP2007005402A priority Critical patent/JP2008169017A/ja
Publication of JP2008169017A publication Critical patent/JP2008169017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

【課題】対向する内面の同じ位置に、所定の図柄が印刷された袋を大量製造することができる袋製造装置を提供すること。
【解決手段】袋製造装置30は、図柄12が印刷されたフィルムシート19が巻きつけられた第1ロールを搬送する第1搬送ローラ33と、第1ロール31に印刷された図柄12に対向して配置されるフィルムシート19が巻きつけられた第2ロール32を搬送する第2搬送ローラ34とが設けられている。フィルムシート19には、図柄12に対して所定の位置に位置検出用マーク15が印刷されている。その位置検出用マーク15を第1位置感知センサ35と、第2位置感知センサ36とが検出することで第1搬送ローラ33と、第2搬送ローラ34とを作動させ、フィルムシート19の図柄12が重ね合わせられる。よって、対向する内面の同じ位置に、所定の図柄が印刷された袋を大量製造することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は袋製造装置に関し、特に、対向する内面の同じ位置に所定の図柄が印刷された袋を大量製造することができる袋製造装置に関する。
近年、スーパーや魚屋では、イワシ、サバ、サンマ等の青魚は袋に入れられ、更に、保冷性確保のために、その青魚が入った袋を発泡スチロール製の箱の中に入れて販売されている。この場合、袋の開口端部は、青魚が需要者に見やすいように、箱の開口縁部に沿って袋の内側が外側になるように折り曲げられた状態となっていた。
一方、生鮮食品については、産地や生産者等の出所表示を表示した販売形態が取られるようになってきており、上述した青魚については、箱の開口縁部に沿って折り曲げた袋の内面部分に、かかる出所表示が記載されたシールを貼って販売をしていた。
しかしながら、かかる袋の内面部分に出所表示が記載されたシールを貼る作業は手間であるという問題点があった。そこで、予め、かかる袋の内面部分に出所表示が印刷されている袋が要望されているが、この場合、箱の側面から出所表示が完全に見えるように、袋の対向する内面の同じ位置に、かかる出所表示が印刷された袋を大量製造するのは、困難であるという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、対向する内面の同じ位置に、所定の図柄が印刷された袋を大量製造することができる袋製造装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の袋製造装置は、袋を製造するものであって、位置検出用マークと、図柄とが所定の位置に印刷されている第1フィルムが巻きつけられる第1ロールと、前記第1ロールに巻きつけられる前記第1フィルムを搬送する第1搬送ローラと、位置検出用マークと、図柄とが印刷され、その図柄が前記第1フィルムの図柄と対向するように配設される第2フィルムが巻きつけられる第2ロールと、前記第2ロールに巻きつけられた前記第2フィルムを搬送する第2搬送ローラと、前記第1搬送ローラにより搬送される前記第1フィルムと、前記第2搬送ローラにより搬送される前記第2フィルムとを重ね合わせて搬送する第3搬送ローラと、前記第3搬送ローラにより搬送される重なりあった前記第1フィルムと前記第2フィルムとを貼り合わせるヒータと、前記ヒータによって貼り合わせられた前記第1フィルムと前記第2フィルムとを切断するカッタと、前記第1搬送ローラと前記第3搬送ローラとの間に配設されると共に前記第1フィルムに印刷されている位置検出用マークを検出する第1センサと、前記第2搬送ローラと前記3第搬送ローラとの間に配設され、前記第2フィルムに印刷されている位置検出用マークを検出する第2センサと、前記第1センサと前記第2センサとのいずれか一方によって前記位置検出用マークが検出された場合、他方によって前記位置検出用マークが検出されるまで、一方によって検出される位置検出用マークが印刷されているフィルムの搬送を停止させ、他方によって前記位置検出用マークが検出された場合に、停止させていたフィルムの搬送を再開させるように制御する制御手段とを備えている。
この目的を達成するために、請求項2記載の袋製造方法は、袋を製造する方法であって、位置検出用マークと、図柄とが所定の位置に印刷されている第1フィルムが巻きつけられる第1ロールに巻きつけられる前記第1フィルムが第1搬送ローラによって搬送される第1搬送工程と、位置検出用マークと、図柄とが印刷され、その図柄が前記第1フィルムの図柄と対向するように配設される第2フィルムが巻きつけられる第2ロールに巻きつけられた前記第2フィルムが第2搬送ローラによって搬送される第2搬送工程と、前記第1搬送ローラにより搬送される前記第1フィルムと、前記第2搬送ローラにより搬送される前記第2フィルムとが重ね合わせられ、第3搬送ローラによって搬送される第3搬送工程と、前記第3搬送ローラにより搬送される重なりあった前記第1フィルムと前記第2フィルムとがヒータによって貼り合わせられる貼り合わせ工程と、前記ヒータによって貼り合わせられた前記第1フィルムと前記第2フィルムとがカッタによって切断される切断工程と、前記第1搬送ローラと前記第3搬送ローラとの間に配設されると共に前記第1フィルムに印刷されている位置検出用マークが第1センサによって検出される第1検出工程と、前記第2搬送ローラと前記3第搬送ローラとの間に配設され、前記第2フィルムに印刷されている位置検出用マークが第2センサによって検出される第2検出工程と、前記第1センサと前記第2センサとのいずれか一方によって前記位置検出用マークが検出された場合、他方によって前記位置検出用マークが検出されるまで、一方によって検出される位置検出用マークが印刷されているフィルムの搬送を停止させ、他方によって前記位置検出用マークが検出された場合に、停止させていたフィルムの搬送を再開させるように位置あわせする位置あわせ工程とを備えている。
この目的を達成するために、請求項3記載の袋は、請求項1記載の袋製造装置と請求項2記載の袋製造方法によって製造される。
請求項1記載の袋製造装置によれば、第1フィルムと、第2フィルムとは、印刷された図柄を対向させるように配置され、第1フィルムに印刷された位置検出マークが第1センサに、又は第2フィルムに印刷された位置検出マークが第2センサによって検出された場合、検出された位置検出マークが印刷されている第1フィルムと、第2フィルムとの一方の搬送を停止させ、他方に印刷されている位置検出マークが検出された場合に、停止させていた一方の搬送を再開させ、第1フィルムの位置検出マークに対して所定の位置に印刷された図柄と、第2フィルムの位置検出マークに対して所定の位置に印刷された図柄との位置が合わせられる。また、その図柄の位置が合わせられた第1フィルムと、第2フィルムとが第3搬送ローラに挿入され、第1フィルムと、第2フィルムとは、重なり合わせられる。その重なり合わせられた第1フィルムと、第2フィルムとは、ヒータによって貼り合わせられる。そのヒータによって貼り合わせられた第1フィルムと、第2フィルムとは、カッタによって切断される。よって、対向する内面の同じ位置に、所定の図柄が印刷された袋を大量製造することができるという効果がある。
請求項2記載の袋製造方法によれば、第1フィルムと、第2フィルムとは、印刷された図柄を対向させるように配置され、第1フィルムに印刷された位置検出マークが第1センサに、又は第2フィルムに印刷された位置検出マークが第2センサによって検出された場合、検出された位置検出マークが印刷されている第1フィルムと、第2フィルムとの一方の搬送を停止させ、他方に印刷されている位置検出マークが検出された場合に、停止させていた一方の搬送を再開させ、第1フィルムの位置検出マークに対して所定の位置に印刷された図柄と、第2フィルムの位置検出マークに対して所定の位置に印刷された図柄との位置が合わせられる。また、その図柄の位置が合わせられた第1フィルムと、第2フィルムとが第3搬送ローラに挿入され、第1フィルムと、第2フィルムとは、重なり合わせられる。その重なり合わせられた第1フィルムと、第2フィルムとは、ヒータによって貼り合わせられる。そのヒータによって貼り合わせられた第1フィルムと、第2フィルムとは、カッタによって切断される。よって、対向する内面の同じ位置に、所定の図柄が印刷された袋を大量製造することができるという効果がある。
請求項3記載の袋によれば、その袋の内側で袋の口の周りからの所定の位置に図柄が印刷されているので、その袋を箱に収容し、その箱の開口縁部に沿って袋の口を袋の内側が外側を向くように折り曲げた場合に、箱の側面すべてに図柄を表示させることができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態である袋製造装置30(図2(a))によって製造される袋10について説明する。図1(a)は、袋10の側面図である。図1(b)は、図1(a)のIb−Ib線における袋10の断面図である。図1(c)は、発泡スチロール製の箱20に袋10が被せられた外観斜視図である。なお、図1に示す矢印Xは、袋10の幅である横方向を示しており、矢印Yは、袋10の縦方向を示している。
まず、図1(a)を参照して、袋10の構成について説明する。図1(a)に示すように、袋10は、青魚などを収容するための袋であり、略矩形の外形を有すると共に、袋10の外縁に形成され袋10の側面の一部である一対の側部合わせ部13と、袋10の外縁で側部合わせ部13に対して直交する方向に形成され袋10の底の一部である底部合わせ部14と、その底部合わせ部14と対向する位置で袋10の外縁に形成される開口端部11と、その開口端部11の近傍でかつ袋10の内側に印刷される会社名等が表示された図柄12と、その図柄12に対して所定の位置でかつ袋10の外側に印刷される位置検出用マーク15とによって構成されている。
また、図1(b)に示すように、袋10は、一対の不透明なフィルム16を側部合わせ部13と底部合わせ部14とで貼り合わせられて構成されており、フィルム16は、袋10の外側の面を構成する透明フィルム17と、その透明フィルム17の片面に蒸着されるアルミ被膜18と、そのアルミ被膜18の上に印刷される図柄12と、その図柄12を上から被せるように貼り合わせられると共に袋10の内側面を構成する透明フィルム17とを備えている。また、一対の不透明なフィルム16に印刷される図柄12は、一方のフィルムに印刷される図柄12と他方のフィルムに印刷される図柄12とが重なり合うように印刷されている。
次に、図1(c)を参照して、袋10の使用時の状態について説明する。図1(c)に示すように、袋10は、収容される青魚などの保冷のため発泡スチロール製の箱20の中に収容されており、袋10の開口端部11は、箱20の開口縁部21に沿って袋10の内側が外側に向くように折り曲げられ、その外側に向けられた袋10の内側部分4箇所に図柄12が印刷されており、図柄12は、発泡スチロール製の箱20の4つの側面にそれぞれ1つずつ対応するように配置されている。
即ち、4箇所に印刷される図柄12は、袋10の内側の開口端部11の近傍で発泡スチロール製の箱20の4つの側面にそれぞれ1つずつ対応するように位置されており且つ、開口端部11から同じ距離に位置しているため、袋10の開口端部11を箱20の開口縁部21に沿って袋10の内側が外側に向くように折り曲げると、図柄12は、箱10の4つの側面に開口縁部21からの距離を一定して位置することになる。よって、図柄12は、箱10の内側に隠れることなく4つの側面に表示される。
次に、図2を参照して袋10を製造する袋製造装置30の構成について説明する。図2(a)は、袋10に加工される前のフィルムシート19を示した正面図である。図2(b)は、袋製造装置30の概略図である。なお、図2(a)に示す矢印Xは、フィルムシート19の幅方向を示しており、矢印Yは、袋10の縦方向であり、フィルムシート19の長手方向を示しており、図2(b)に示す矢印Xは、フィルムシート19の幅方向を示しており、矢印Yは、袋10の縦方向であり、フィルムシート19の長手方向であり、フィルムシート19の搬送方向(図2(b)矢印Y方向右)を示している。
図2(a)に示すように、フィルムシート19は、その片面である透明フィルム17(図1(b)参照)の上に位置検出用マーク15が印刷され、その透明フィルム17(図1(b)参照)に蒸着される不透明のアルミ被膜18(図1(b)参照)を挟んだ反対の面の所定の位置に図柄12が印刷されている帯状のシートである。よって位置検出用マーク15が印刷されている面からは、図柄12を見ることはできない。尚、シート16の左右方向(図2(a)矢印Y方向左右)の幅を示すLは、袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さを示している。
この、フィルムシート19が、袋製造装置30にて2枚のフィルムシート19の位置検出マーク15が合うように重ねられると共に、溶着されて且つ、切断されることで袋10に加工される。
図2(b)に示すように、袋製造装置30は、フィルムシート19の搬送される方向(図2(b)Y方向右)に、沿って順に、第1ロール31と、第2ロール32と、第1搬送ローラ33と、第2搬送ローラ34と、第1位置感知センサ35と、第2位置感知センサ36と、第3搬送ローラ37と、縦ヒータ38と、縦冷却39と、横ヒータ40と、横冷却41と、第4搬送ローラ42と、カッタ43とが設けられており、制御装置60によってその動作が制御されている。
第1ロール31は、回転可能な円筒状の軸の両端に一対の壁部が固着して構成されており、フィルムシート19は、その円筒状の軸に位置検出用マーク15が第2ロール32側に向くように巻きつけられている。
第1搬送ローラ33は、制御装置60によってその駆動が制御され、第1ロール31から供給されるフィルムシート19を狭持して搬送するものである。なお、1回の駆動による搬送量は、袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さである。
第1位置感知センサ35は、第1搬送ローラ33によって搬送されるフィルムシート19に印刷されている位置検出用マーク15を検出し、その検出結果を制御装置60に出力するものである。
第2ロール32は、回転可能な円筒状の軸の両端に一対の壁部が固着して構成されており、フィルムシート19は、その円筒状の軸に位置検出用マーク15が第1ロール31側に向くように巻きつけられている。
第2搬送ローラ34は、制御装置60によってその駆動が制御され、第2ロール32から供給されたフィルムシート19を狭持して搬送するものである。なお、1回の駆動による搬送量は、袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さである。
第2位置感知センサ36は、第2搬送ローラ34によって搬送されるフィルムシート19に印刷されている位置検出用マーク15を検出し、その検出結果を制御装置60に出力するものである。
第3搬送ローラ37は、制御装置60によってその駆動が制御され、第1搬送ローラ33によって搬送されるフィルムシート19と、第2搬送ローラ35によって搬送されるフィルムシート19とのそれぞれの図柄12が対向するように重ね合わせて搬送するものである。
縦ヒータ38は、第3搬送ローラ37によって搬送される2枚のフィルムシート19の幅方向の外縁にそれぞれ1つずつ設置され、第3搬送ローラ37によって重ね合わせられた2枚のフィルムシート19の外縁を溶着するものである。なお、縦ヒータ38よる1回の溶着で袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さが溶着され、その溶着された外縁は、袋10の側部合わせ部13(図1(a)参照)を形成する。
縦冷却39は、縦ヒータ38からフィルムシート19の搬送方向(図2(b)矢印Y方向右)に袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さの間隔をおいて設置されると共に、フィルムシート19の外縁にそれぞれ1つずつ設置されており、1回の冷却で袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さを冷却するものである。
横ヒータ40は、縦冷却39からフィルムシート19の搬送方向(図2(b)矢印Y方向右)に袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さの間隔をおいて設置されると共に、フィルムシート19の幅より広い幅の発熱部40aが設けられており、フィルムシート19をフィルムシート19の幅方向(図2(a)矢印X方向)に溶着するものである。なお、横ヒータ40によって溶着された部分は、袋10の底部合わせ部14(図1(a)参照)を形成する。
なお、横ヒータ40によって溶着された部分は、カッタ43によってフィルムシート19の幅方向(図2(a)矢印X方向)に沿って切断され、袋10の底部合わせ部14(図1(a)参照)を形成する。また、横ヒータ40によって溶着された部分が切断されることで、袋10の底部合わせ部14(図1(a)参照)が2つ形成される。よって、1回の溶着で2枚分の袋10の底部合わせ部14(図1(a)参照)を溶着したことになり、横ヒータ40は、フィルムシート19が2回搬送される間に1回の溶着をおこなう。
横冷却41は、横ヒータ40からフィルムシート19の搬送方向(図2(b)矢印Y方向右)に袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さの間隔をおいて設置されると共に、2枚のフィルムシート19の一方の外縁から他方の外縁の間で横ヒータ40が溶着した部分と同じ部分を冷却する。なお、横冷却41は、フィルムシート19が2回搬送される間に1回の動作をおこなう。
第4搬送ローラ42は、横冷却41からフィルムシート19の搬送方向(図2(b)矢印Y方向右)に袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さの間隔をおいて設置されると共に、横冷却41によって冷却された2枚のフィルムシート19を搬送するものである。
カッタ43は、横冷却41からフィルムシート19の搬送方向(図2(b)矢印Y方向右)に袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さの間隔をおいて設置されると共に、フィルムシート19を切断するものである。
また、カッタ43は、フィルムシート19の横ヒータ40が休止して溶着されていない場所を切断することで袋10の開口端部11(図1参照)を形成する。
なお、縦ヒータ38と、縦冷却39と、横ヒータ40と、横冷却41と、第4搬送ローラ42と、カッタ43とは、フィルムシート19の搬送方向(図2(b)矢印Y方向右)に向かって、袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さの間隔をおいて順に並んでおり、フィルムシート19が袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さだけ搬送されるので、加工が終わった分だけ搬送され、各装置を同時に動作させることができる。
制御装置60には、袋製造装置30を制御する制御プログラムが格納されており、その制御プログラムは、第1位置感知センサ35と、第2位置感知センサ36とからの入力に基づき、第1搬送ローラ33と、第2搬送ローラ34と、第3搬送ローラ37と、縦ヒータ38と、縦冷却39と、横ヒータ40と、横冷却41と、第4搬送ローラ42と、カッタ43とを制御する。
次に、その制御プログラムによって袋10が製造されるまでの流れについて説明する。
第1ロール31と、第2ロール32とに各々巻回されている2枚のフィルムシート19は、フィルムシート19に印刷される図柄12を対向させて第1搬送ローラ33と、第2搬送ローラ34とにそれぞれ狭持されて搬送される。2枚のフィルムシート19は、位置検出用マーク15が第1位置感知センサ35と、第2位置感知センサ36との両方に検出されたことを条件に、第1搬送ローラ33と、第2搬送ローラ34とによって袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さだけ搬送される。
搬送された2枚のフィルムシート19は、次の位置検出用マーク15が第1位置感知センサ35と、第2位置感知センサ36との両方に検出されたことを条件に、第3搬送ローラ37で重ね合わせられる。
その第3搬送ローラ37で重ね合わせられた2枚のフィルムシート19は、次の搬送で縦ヒータ38に搬送され、2枚のフィルムシート19の外縁を袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さL分を溶着される。よって搬送量と同じ長さを溶着されるので、フィルムシート19の長手方向(図2(b)矢印Y方向)に途切れることなく溶着できる。
その溶着された2枚のフィルムシート19は、次の搬送で第3搬送ローラ37によって縦ヒータ38から搬出され、次の搬送で縦冷却39に搬送され、縦ヒータ38によって溶着された2枚のフィルムシート19の外縁を冷却される。
その外縁を冷却された2枚のフィルムシート19は、次の搬送で横ヒータ40に搬送され、2枚のフィルムシート19の幅方向(図2(a)矢印X方向)を溶着される。
その幅方向(図2(a)矢印X方向)を溶着された2枚のフィルムシート19は、次の搬送で第3搬送ローラ37によって横冷却41に搬送され、横ヒータ40によって溶着された場所を冷却される。またこの時、前述した横ヒータ40は、溶着をおこなっておらず、その溶着がおこなわれなかった部分は後述するカッタ43で袋10の開口端部11を形成される。
その横ヒータ40によって溶着された場所を冷却された2枚のフィルムシート19は、次の搬送で第3搬送ローラ37によって第4搬送ローラ42に搬送され、第4搬送ローラ42に狭持される。
その第4搬送ローラ42に狭持された2枚のフィルムシート19は、次の搬送で第4搬送ローラ42から搬出される。
その第4搬送ローラ42から搬出された2枚のフィルムシート19は、次の搬送でカッタ43に搬送される。
そのカッタ43に搬送された2枚のフィルムシート19は、次の搬送でカッタ43によって切断される。
上述した縦ヒータ38と、縦冷却39と、横ヒータ40と、横冷却41との作動は、2枚のフィルムシート19の搬送が終わると同時におこなわれる。縦ヒータ38と、縦冷却39と、横ヒータ40と、横冷却41との作動が終了すると、位置検出用マーク15が第1位置感知センサ35と、第2位置感知センサ36との両方に検出されたことを条件に、再び2枚のフィルムシート19の搬送がおこなわれる。
しかし、位置検出用マーク15が第1位置感知センサ35と、第2位置感知センサ36との両方が検出されていない場合は、2枚のフィルムシート19の搬送がおこなわれない。
たとえば、位置検出用マーク15が第1位置感知センサ35によって検出され、位置検出用マーク15が第2位置感知センサ36によって検出されていない場合は、第1搬送ローラ33を停止させ、第2搬送ローラ34と、第3搬送ローラ37と、第4搬送ローラ42とをゆっくり駆動させる。
第2搬送ローラ34によって搬送されるフィルムシート19の位置検出用マーク15が第2位置感知センサ36に検出されるようになり、位置検出用マーク15が第2位置感知センサ36によって検出される。よって、再び2枚のフィルムシート19の搬送がおこなわれる。
縦ヒータ38と、縦冷却39と、横ヒータ40と、横冷却41と、第4搬送ローラ42と、カッタ43とは、フィルムシート19の搬送方向(図2(b)矢印Y方向右)に向かって、袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さの間隔をおいて順に並んでいる。また、1回に搬送されるフィルムシート19の長さは、袋10の縦方向(図1矢印Y方向)の1枚分の長さLと同じ長さであるため、縦ヒータ38と、横ヒータ40とによっておこなわれる溶着と、縦冷却39と、横冷却41とによっておこなわれる冷却と、カッタ43によっておこなわれる切断とを同時におこなうことができる。よって、図柄12が重なり合って、その表示される位置がそろった袋10を大量に製造することができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
また、上記実施の形態では、縦冷却39と、横冷却41とが別々に配置されているが、必ずしも縦冷却39と、横冷却41とを別々とが配置される必要はなく、例えば、縦冷却39と、横冷却41とを一体化してもよい。その場合には、縦冷却39と、横冷却41とを別々に制御する必要がなくなり、駆動プログラムを簡略できる。よって、袋製造装置30の制御上の管理を容易にすることができる。
また、上記実施の形態では、第4搬送ローラ42によってフィルムシート19を搬送し、そのフィルムシート19がカッタ43によって切断されているが、必ずしも第4搬送ローラ42によってフィルムシート19を搬送し、そのフィルムシート19がカッタ43によって切断される必要はなく、例えば、第4搬送ローラ42と、カッタ43との替わりにフィルムシート19を巻き取る装置を設けて、フィルムシート19をロール状に巻き取ってもよい。その場合には、第4搬送ローラ42と、カッタ43との両方を設置する必要がなくなり、袋製造装置30の全長を短縮できる。よって、袋製造装置30の設置場所を容易に確保することができる。
(a)は、袋の側面図である。(b)は、(a)のIb−Ib線における袋の断面図である。(c)は、発泡スチロール製の箱に袋が被せられた外観図である。 (a)は、袋に加工される前のフィルムシートを示した平面図である。(b)は、袋製造装置の概略図である。
符号の説明
10 袋
12 図柄
15 位置検出用マーク
16 フィルム(第1フィルムの一部,第2フィルムの一部)
17 透明フィルム(第1フィルムの一部,第2フィルムの一部)
19 フィルムシート(第1フィルム,第2フィルム)
30 袋製造装置
31 第1ロール
32 第2ロール
33 第1搬送ローラ
34 第2搬送ローラ
35 第1位置感知センサ(第1センサ)
36 第2位置感知センサ(第2センサ)
37 第3搬送ローラ
38 縦ヒータ(ヒータの一部,制御手段の一部)
39 縦冷却(ヒータの一部,制御手段の一部)
40 横ヒータ(ヒータの一部,制御手段の一部)
40a 発熱部(ヒータの一部,制御手段の一部)
41 横冷却(ヒータの一部,制御手段の一部)
43 カッタ
60 制御装置(制御手段)

Claims (3)

  1. 袋を製造する袋製造装置において、
    位置検出用マークと、図柄とが所定の位置に印刷されている第1フィルムが巻きつけられる第1ロールと、
    前記第1ロールに巻きつけられる前記第1フィルムを搬送する第1搬送ローラと、
    位置検出用マークと、図柄とが印刷され、その図柄が前記第1フィルムの図柄と対向するように配設される第2フィルムが巻きつけられる第2ロールと、
    前記第2ロールに巻きつけられた前記第2フィルムを搬送する第2搬送ローラと、
    前記第1搬送ローラにより搬送される前記第1フィルムと、前記第2搬送ローラにより搬送される前記第2フィルムとを重ね合わせて搬送する第3搬送ローラと、
    前記第3搬送ローラにより搬送される重なりあった前記第1フィルムと前記第2フィルムとを貼り合わせるヒータと、
    前記ヒータによって貼り合わせられた前記第1フィルムと前記第2フィルムとを切断するカッタと、
    前記第1搬送ローラと前記第3搬送ローラとの間に配設されると共に前記第1フィルムに印刷されている位置検出用マークを検出する第1センサと、
    前記第2搬送ローラと前記3第搬送ローラとの間に配設され、前記第2フィルムに印刷されている位置検出用マークを検出する第2センサと、
    前記第1センサと前記第2センサとのいずれか一方によって前記位置検出用マークが検出された場合、他方によって前記位置検出用マークが検出されるまで、一方によって検出される位置検出用マークが印刷されているフィルムの搬送を停止させ、他方によって前記位置検出用マークが検出された場合に、停止させていたフィルムの搬送を再開させるように制御する制御手段とを備えていることを特徴とする袋製造装置。
  2. 袋を製造する袋製造方法において、
    位置検出用マークと、図柄とが所定の位置に印刷されている第1フィルムが巻きつけられる第1ロールに巻きつけられる前記第1フィルムが第1搬送ローラによって搬送される第1搬送工程と、
    位置検出用マークと、図柄とが印刷され、その図柄が前記第1フィルムの図柄と対向するように配設される第2フィルムが巻きつけられる第2ロールに巻きつけられた前記第2フィルムが第2搬送ローラによって搬送される第2搬送工程と、
    前記第1搬送ローラにより搬送される前記第1フィルムと、前記第2搬送ローラにより搬送される前記第2フィルムとが重ね合わせられ、第3搬送ローラによって搬送される第3搬送工程と、
    前記第3搬送ローラにより搬送される重なりあった前記第1フィルムと前記第2フィルムとがヒータによって貼り合わせられる貼り合わせ工程と、
    前記ヒータによって貼り合わせられた前記第1フィルムと前記第2フィルムとがカッタによって切断される切断工程と、
    前記第1搬送ローラと前記第3搬送ローラとの間に配設されると共に前記第1フィルムに印刷されている位置検出用マークが第1センサによって検出される第1検出工程と、
    前記第2搬送ローラと前記3第搬送ローラとの間に配設され、前記第2フィルムに印刷されている位置検出用マークが第2センサによって検出される第2検出工程と、
    前記第1センサと前記第2センサとのいずれか一方によって前記位置検出用マークが検出された場合、他方によって前記位置検出用マークが検出されるまで、一方によって検出される位置検出用マークが印刷されているフィルムの搬送を停止させ、他方によって前記位置検出用マークが検出された場合に、停止させていたフィルムの搬送を再開させるように位置あわせする位置あわせ工程とを備えていることを特徴とする袋製造方法。
  3. 請求項1記載の袋製造装置と請求項2記載の袋製造方法によって製造されることを特徴とする袋。

JP2007005402A 2007-01-15 2007-01-15 袋製造装置 Pending JP2008169017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005402A JP2008169017A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 袋製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005402A JP2008169017A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 袋製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008169017A true JP2008169017A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39697482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007005402A Pending JP2008169017A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 袋製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008169017A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4902796B1 (ja) * 2011-03-30 2012-03-21 トタニ技研工業株式会社 製袋機
JP2012096826A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Yamagata Gravure Co Ltd 商品包装袋及び商品包装袋体の連続製造方法並びにこれに用いる帯状積層フイルム
JP2012126455A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Osamu Watari アルミ蒸着幕を施した透明窓付き収納袋
CN107718709A (zh) * 2017-11-21 2018-02-23 无锡市铁民印刷机械有限公司 双放料制袋机的上下膜图案对准机构
CN108544802A (zh) * 2018-05-30 2018-09-18 大连奥特马工业有限公司 制袋机对花机构
JPWO2021117321A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096826A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Yamagata Gravure Co Ltd 商品包装袋及び商品包装袋体の連続製造方法並びにこれに用いる帯状積層フイルム
JP2012126455A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Osamu Watari アルミ蒸着幕を施した透明窓付き収納袋
JP4902796B1 (ja) * 2011-03-30 2012-03-21 トタニ技研工業株式会社 製袋機
US8997817B2 (en) 2011-03-30 2015-04-07 Totani Corporation Plastic bag making apparatus
CN107718709A (zh) * 2017-11-21 2018-02-23 无锡市铁民印刷机械有限公司 双放料制袋机的上下膜图案对准机构
CN108544802A (zh) * 2018-05-30 2018-09-18 大连奥特马工业有限公司 制袋机对花机构
JPWO2021117321A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17
CN114728485A (zh) * 2019-12-11 2022-07-08 户谷技研工业株式会社 位置对准装置
JP7161160B2 (ja) 2019-12-11 2022-10-26 トタニ技研工業株式会社 位置合わせ装置
CN114728485B (zh) * 2019-12-11 2023-08-25 户谷技研工业株式会社 位置对准装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008169017A (ja) 袋製造装置
CN106163786B (zh) 生产包装材料的制法控制设备
JP5085607B2 (ja) フィルム継ぎ装置、及び、ptpシート製造装置
JP2009166870A (ja) 包装体およびその製造方法
JP5087921B2 (ja) 筒状フィルム搬送装置
KR101389718B1 (ko) 포장필름의 연속 공급장치
JP5990876B2 (ja) ピロー包装用包装シート
US20150083642A1 (en) Container with an exterior reversible strip and method for making the same
JP4582586B2 (ja) Ptpシートの製造装置及び製造システム
JP5387171B2 (ja) 箱の不良検査方法
JP5694805B2 (ja) 封書作成装置
JP2007084164A (ja) 不良選定装置
JP7069877B2 (ja) パウチの製造方法
RU2571900C2 (ru) Упаковочный материал и способ получения конечной упаковки
JP2007062798A (ja) 包装体および包装装置
JP2016159969A (ja) 包装体およびその製造方法
JP4648620B2 (ja) 遊技機の包装装置
RU2537543C2 (ru) Упаковочный материал
JP3167775U (ja) 多数の合成樹脂製チャック付平袋を製造するための帯状フイルム
JP4648617B2 (ja) 遊技機の包装方法及びその方法により包装された遊技機
JP2008068530A (ja) 連続ポリ袋の製造方法
JP2004292043A (ja) 簡易トレ−及びその製造方法
JP2010111415A (ja) シュリンク包装体及び包装方法
JP2021070513A (ja) 包装用シートロール、その包装用シートロールを用いた梱包物及びその梱包方法
JP2005104575A (ja) ピロー包装体用耳部折曲装置