JP5387171B2 - 箱の不良検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を収容して糊付けされる直方体形状の箱の糊付け不良を検出する方法に関する。
多数枚のティシュペーパーを順に折り重ねた状態で収容するティシュカートンは、その製造時に左右の蓋板を重ね合わせて糊付けすることにより、ティシュペーパーを密閉状態に保つ。このようなティシュカートンに対するティシュペーパーの挿入およびティシュカートンの封止に至る一連の動作に関しては、特許文献1や特許文献2に開示されている。
近年、テュシュペーパーの寸法形状を変更することなく、ティシュカートンの寸法、特に高さを詰めてよりコンパクト化させることにより、輸送経費の削減や店舗における陳列スペースの削減に加え、消費者の持ち運びやすさに配慮したものが企画されている。一般的なティシュカートンにおける高さhと奥行dと幅wとの関係は、通常h<d<wである。このようなティシュカートンをパック詰めする場合、奥行と幅とで画成される上下面が重なり合うように、ティシュカートンが複数個ずつ、最も一般的には5個ずつ積み重ねてパック詰めされる。このため、ティシュカートンの製造ラインにおいては、その搬送効率およびパック詰めの際の作業性を考慮すると、ティシュカートンの高さと幅とで画成される前後面を上下にして搬送することが好ましい。
しかしながら、コンパクト性の要求に伴ってティシュカートンの高さを50mm以下にすると、ティシュカートンの前後面を上下にして搬送した場合、ティシュカートンの姿勢が不安定となりやすい。これは、ティシュカートンの高さhがその奥行の1/2以下となった場合も同様である。このような偏平でコンパクトなティシュカートンに対し、例えば毎秒0.8メートルにも達する高速搬送を行うと、特に水平面に対して傾斜した傾斜搬送路にてティシュカートンが転倒し、後工程でのハンドリングなどで不具合を招いてしまうことが判明した。
ティシュカートンの上下面を上下にしてこれを高速搬送する場合、搬送方向に沿って隣接するティシュカートンを密着状態に保持することがその転倒防止に対して有効である。また、特に傾斜搬送路においては、特許文献3に開示されたような転倒防止装置を組み込み、ティシュカートンの転倒を確実に防止することが提案されている。
米国特許第4578927号明細書 米国特許第5595043号明細書 特開2003−26261号公報
ティシュカートンの高さと奥行とで画成される左右面を糊付けして塞ぐ場合、この蓋板が正常に糊付けられていないと、後工程でこの蓋板が搬送ラインに対して干渉し、ジャミングなど種々の不具合を招来する可能性がある。このため、蓋板の糊付け作業が正常に行われているか否かを検査することが必要である。
ところが、ティシュカートンの前後面を上下にした状態で搬送方向に沿って隣接するティシュカートンを密着状態に保持しつつこれらを搬送する場合、蓋板の糊付け作業が正常に行われているか否かを光学的に簡単に検査することができない。すなわち、ティシュカートンの左右面は、ティシュカートンの前後面の左右両端から延在する前後の蓋板と、ティシュカートンの上下面の左右両端から延在する上下の蓋板とを折り重ねることによって形成される。糊付けが正常に行われていない場合には、上下の蓋板がティシュカートンの左右面から突出した状態となる。しかしながら、ティシュカートンの前後面を上下にした状態でこれらを相互に密着状態に保持すると、糊付けられていない上下の蓋板が隣接するティシュカートンの間に挟まってしまった場合、これを検出することが基本的にできない。また、特許文献3に開示されたような転倒防止装置を組み込んだ場合、ティシュカートンの左右面から突出する蓋板を光学的に検出することも困難である。
蓋板の糊付けが正常に行われているか否かを画像処理技術を用いて検出することは可能であるけれども、そのためには大掛かりな設備が必要となり、設備コストの大幅な増加を伴う。
本発明の目的は、偏平でコンパクトなティシュカートンであっても、その左右面から蓋板が突出した糊付け不良状態にあるティシュカートンを光学的に簡便に検出することができる方法を提供することにある。
本発明は、前後一対の面と、左右一対の面と、上下一対の面とを有し、前記左右一対の面が前記前後一対の面の左右両端からそれぞれ延在する前後の蓋板と、前記上下一対の面の左右両端からそれぞれ延在する上下の蓋板とを重ね合わせてこれらを接合することにより形成され、内容物が収容された直方体形状の箱の検査方法であって、前記前後一対の面を前後方向に向けると共に前記上下一対の面を上下方向に向けて前記箱を前後方向に搬送するステップと、少なくとも左右何れか一方側に位置する前後の蓋板および上下の蓋板を開いた状態にて内容物を差し入れるステップと、前記前後の蓋板および前記上下の蓋板を閉じ、前後の蓋板に上下の蓋板を重ね合わせた状態でこれらを接合するステップと、前記上下の蓋板の少なくとも一方の接合不良の有無を検出するステップとを具え、前記蓋板の接合不良の有無を検出するステップは、前記左右一対の面からの前記上下の蓋板の少なくとも一方の突出状態を前記箱の上下方向から検出するステップと、前記上下一対の面からの前記上下の蓋板の少なくとも一方のめくれ上がりを前記箱の左右方向から検出するステップとを含み、前記蓋板の接合不良の有無を検出するステップが前記前後一対の面を前後方向に向けると共に前記上下一対の面を上下方向に向けて前記箱を前後方向に搬送するステップ中に行われることを特徴とするものである。
本発明による箱の検査方法において、内容物を差し入れるステップおよび蓋板を接合するステップもまた、前後一対の面を前後方向に向けると共に上下一対の面を上下方向に向けて箱を前後方向に搬送するステップ中に行われることが好ましい。
前後一対の面を前後方向に向けると共に上下一対の面を上下方向に向けて箱を前後方向に搬送するステップは、箱を第1の搬送手段によって搬送するステップと、第1の搬送手段に接続する第2の搬送手段によって箱を搬送するステップとを含み、蓋板の接合不良の有無を検出するステップは、第1の搬送手段と第2の搬送手段との接続部分にて行われることが好ましい。
箱の高さhと奥行dと幅wとがh<d<wの関係にある場合、前後一対の面を高さと幅とで画成し、左右一対の面を高さと奥行とで画成し、上下一対の面を奥行と幅とで画成することができる。この場合、箱の高さがその奥行の1/2以下であってよい。
箱の高さが50mm以下であってよい。
本発明の箱の検査方法によると、蓋板の接合不良の有無を検出するステップが前後一対の面を前後方向に向けると共に上下一対の面を上下方向に向けて箱を前後方向に搬送するステップ中に行われるため、箱を搬送方向に沿って密着させない状態にすることができる。この結果、接合不良の場合に左右一対の面から突出する蓋板の有無を検出することが可能となり、蓋板の接合不良の有無を確実に判定することができる。
内容物を差し入れるステップおよび蓋板を接合するステップが前後一対の面を前後方向に向けると共に上下一対の面を上下方向に向けて箱を前後方向に搬送するステップ中に行われる場合、高さが低く偏平でコンパクトな箱であっても、特別な転倒防止対策を何ら施す必要がなくなる。このため、設備コストの増大を防止しつつ、これら一連の作業を円滑に行うことができる。
箱の高さhと奥行dと幅wとがh<d<wの関係にあって、前後一対の面を高さと幅とで画成し、左右一対の面を高さと奥行とで画成し、上下一対の面を奥行と幅とで画成した場合、本発明の効果をより明確に発現させることが可能である。特に、箱の高さがその奥行の1/2以下の場合や、箱の高さが50mm以下の場合に有効である。
本発明の対象となるパック詰めティシュカートンの一例の外観を表す立体投影図である。 図1に示したパック詰めティシュカートンの製造ラインの一実施形態を模式的に表す概念図である。 図2に示した実施形態におけるティシュ束挿入部から不良カートン検出部に至るティシュカートン搬送ラインの外観を模式的に表す概念図である。 図2に示した実施形態における不良カートン検出部を模式的に示す立体投影図である。 本実施形態における不良カートン検出部の正面図である。
本発明による箱の検査方法をパック詰めされるティシュカートンに対して応用した実施形態について、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、本発明はこのような実施形態のみに限らず、本発明の精神に帰属する他の任意の技術に応用することが可能である。例えば、前後一対の面の左右両端から延在する前後の蓋板と、上下一対の面の左右両端から延在する上下の蓋板とを重ね合わせてこれらを接合することにより得られる任意の直方体形状の箱の接合状態を検査する場合に有効である。
本発明の対象となるティシュカートンをパック詰めしたパック詰めティシュカートンの外観を図1に示す。一般的な箱型のティシュカートン11は、高さhと奥行dと幅wとがh<d<wの関係にある。本実施形態では、ティシュカートン11の高さhを奥行dの1/2以下の寸法に設定し、そのコンパクト化に配慮したものとなっており、一例としてh=45mm,d=116mm,w=227mmに設定されている。
ティシュカートン11の奥行dと幅wとで画成される面(以下、これを上下面と記述する)12が重なり合うように、同一寸法形状のティシュカートン11が複数個(図示例では5個)ずつ積み重ねて透明樹脂フィルム13にてパック詰めされている。また、同じ樹脂フィルムにて形成された取手14の両端部がヒートシールにより一番上に位置するティシュカートン11の幅方向に沿って透明樹脂フィルム13に接合されている。
このようなパック詰めティシュカートン10を製造するための本実施形態におけるラインの全体を図2に模式的に示す。本実施形態におけるパック詰めラインには、上流側から順にティシュ折り重ね部15と、ティシュ束切断部16と、ティシュ束挿入部17と、ティシュカートン封止部18と、不良カートン検出部19と、振り分け部20と、姿勢変更部21と、パック包装部22とが配されている。
ティシュ折り重ね部15は、ティシュの連続体23をティシュ巻回ドラム24から引き出し、順に上に折り重ねてティシュ束の連続体25cを形成する領域である。例えば、400枚のティシュをティシュカートン11に収容する場合、ティシュ巻回ドラム24のスタンドが400台整列状態で配されることとなる。
ティシュ束切断部16は、ティシュ折り重ね部15にて積層状態で折りたたまれたティシュ束の連続体25cをカッター装置26によって一定間隔で切断し、ティシュ束25を得る領域である。
ティシュ束挿入部17から不良カートン検出部19に至る領域を抽出拡大して図3に模式的に示す。
ティシュ束挿入部17は、ティシュ束切断部16にて切断されたティシュ束25をティシュカートン11内に挿入する領域である。このティシュ束挿入部17には、切断されたティシュ束25を一定間隔で搬送するティシュ束搬送ラインと、このティシュ束搬送ラインと同期して空のティシュカートン11を一定間隔で搬送するティシュカートン搬送ラインとが平行に配されている。ティシュカートン搬送ラインに1つずつ送り込まれるティシュカートン11は、あらかじめつぶされた折りたたみ状態にある。この状態から、ティシュカートン11の高さhと幅wとで画成される面(以下、これを前後面と記述する)27を垂直に起立させ、ティシュ束25が収容される空間28を形成する。この場合、ティシュカートン11の上下面12および前後面27の幅方向両側には、ティシュカートン11の高さhと奥行dとで画成される面(以下、これを左右面と記述する)29を封止するための4枚の蓋板30,31が開いた状態となっている。ティシュ束25をティシュカートン11の空間28内に差し入れる場合、ティシュカートン11の左右何れか一方側に位置する前後の蓋板30および上下の蓋板31を開いた状態にて挿入する。図3に示す蓋板30,31の開閉状態は、ティシュカートン搬送ラインに沿って配設された蓋板開閉手段によって操作される。この蓋板開閉手段は、例えば特許文献1,特許文献2などに開示されているが、他の周知の構成を持つものを採用することも当然可能である。ティシュ束25は、ティシュカートン11の左右面29のうちのティシュ束搬送ラインと対向する側から押し棒32によってティシュカートン11の空間28内に押し込まれる。
なお、本実施形態ではティシュ束25をティシュカートン11の空間28内に押し込む場合、ティシュ束25が挿入される側の反対側に位置する前後の蓋板30のみを内側に折り曲げ、他のすべての蓋板30,31を外側に開いた状態にしている。しかしながら、これらの蓋板30,31の開閉状態や開閉手順に関しては、図3に示す構成に限定されるわけではないことに注意されたい。要するに、前後の蓋板30,31を内側に折り曲げた後に上下の蓋板31を内側に折り曲げ、これらを相互に重ね合わせて接着剤33によって接合する手順を除き、蓋板30,31の開閉状態に関しては適宜変更可能である。
ティシュカートン封止部18は、ティシュ束25が収容されたティシュカートン11の左右の蓋板30,31をそれぞれ接着剤33を用いて封止する領域である。あらかじめティシュカートン11の前後面27に続く一対の蓋板30を内側に折り曲げた状態にしておき、続いて接着剤33がティシュカートン11の上下面12に続く蓋板31にそれぞれ塗布される。そして、これら上下面12に続く蓋板31が折り曲げられて4枚の蓋板30,31が左右でそれぞれ相互に接合され、これによってティシュカートン11の左右面29を封止する。
本実施形態における不良カートン検出部19の主要部の外観を模式的に図4に示し、その正面形状を図5に示す。この不良カートン検出部19は、上述したティシュカートン11の左右面29となる上下の蓋板31が正常に封止されているか否か、つまり上下の蓋板31、特に一番外側の上側の蓋板31の接合不良の有無を検出する。そして、蓋板31の少なくとも一部が何らかの原因で接合不良となっている場合には、後述する振り分け部20にてティシュカートン11の搬送ラインからこれを排除するようになっている。本実施形態における不良カートン検出部19は、ティシュカートン搬送ラインが貫通する枠状をなすフレーム34と、ティシュカートン11の上下面12に続く蓋板31の位置を検出するための4組の光学式センサー35,36とを具えている。より具体的には、ティシュカートン搬送ラインを構成する上流側の搬送コンベヤ37と下流側の搬送コンベヤ38との接続部分を跨ぐようにフレーム34が配されている。このフレーム34には、蓋板31が上下にめくれ上がっていることを検出するための上下2組の光学式センサー35と、蓋板31がティシュカートン11の幅方向両端から突出していることを検出するための左右2組の光学式センサー36とが取り付けられている。これら光学式センサー35,36の投光部からの検出光が受光部に達しない場合、蓋板31が何らかの原因でティシュカートン11の左右面29から突出状態となって、検出光を遮っていると考えられる。つまり、ティシュカートン11の上下の蓋板31の何れかが正常に封止されておらず、接合不良であると判断することができる。
振り分け部20は、周知のライン自動振り分け装置(チャンネライザー)39を含み、連続的に切り替え可能な3つの搬送チャンネル40〜42を有する。第1および第2の搬送チャンネル40,41は、後続の姿勢変更部21に接続する。残りの搬送チャンネル42は、一対の姿勢変更部21の間に配された排出コンベヤ43に接続する。この排出コンベヤ43は、不良カートン検出部19にて不良品であると判定されたティシュカートン11および必要に応じてこのティシュカートン11と同じパック詰め予定のティシュカートン11を搬送ライン外に排出するためのものである。
姿勢変更部21は、振り分け部20の第1および第2の搬送チャンネル40,41から送出されるティシュカートン11の前後面27が上下方向を向くように、ティシュカートン11の姿勢を変更させるためのものである。その搬送方向下流端側には、先頭に位置するティシュカートン11に当接してその移動を阻止する図示しないストッパが配されている。姿勢変更部21においては、前後面27を上下方向に向けたティシュカートン11がその搬送方向に沿って密着した状態で滞留するようになっており、姿勢が不安定なティシュカートン11の前後面27を上下に向けたとしても、その転倒を防止することができる。
パック包装部22は、ティシュ折り重ね部15から不良カートン検出部19に至る搬送ラインの速度に追従し得るように、2台の図示しない包装機を具え、これら2台の包装機は、姿勢変更部21にそれぞれ隣接して配されている。各包装機は、姿勢変更部21の搬送方向下流側に滞留するティシュカートン群から、ストッパに当接している先頭側から順に5個のティシュカートン11を側方に取り出し、これらを透明樹脂フィルム13で梱包する。さらに、樹脂フィルムにて形成された持ち運び用の取手14の両端部をヒートシールにて梱包用の透明樹脂フィルム13に接合する。
このようにしてパック包装部22にて包装されたパック詰めティシュカートン10は、図示しない段ボール箱に所定パックずつ収容され、各消費地へ向けて搬送される。
上述したティシュ束挿入部17から姿勢変更部21に至るティシュカートン11の搬送ラインにおいては、ティシュカートン11の最大面積の上下面12の一方が搬送ラインに乗るように、ティシュカートン11の上下面12を上下方向に向けて搬送している。また、姿勢変更部21にてティシュカートン11の不安定な前後面27を上下方向に向けてパック包装部22へと搬送する場合、これらティシュカートン11の上下面12が相互に密着状態となるようにしている。つまり、姿勢変更部21がパック包装部22の直前に配されているため、ティシュカートン11の前後面27を上下方向に向けてティシュカートン11をその搬送方向に沿って密着させる作業がパック詰め作業の直前に行われることとなる。従って、パック詰めティシュカートン10を製造する際に、ティシュカートン11をコンパクト化したとしても、引用文献3に開示されたような転倒防止手段を設ける必要がなくなり、その設備コストの上昇を防ぐことができる。
なお、本発明はその特許請求の範囲に記載された事項のみから解釈されるべきものであり、上述した実施形態においても、本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が記載した事項以外に可能である。つまり、上述した実施形態におけるすべての事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、その用途や目的などに応じて任意に変更し得るものである。
h ティシュカートンの高さ
d ティシュカートンの奥行
w ティシュカートンの幅
10 パック詰めティシュカートン
11 ティシュカートン
12 ティシュカートンの奥行と幅とで画成される面(上下面)
13 透明樹脂フィルム
14 取手
15 ティシュ折り重ね部
16 ティシュ束切断部
17 ティシュ束挿入部
18 ティシュカートン封止部
19 不良カートン検出部
20 振り分け部
21 姿勢変更部
22 パック包装部
23 ティシュの連続体
24 ティシュ巻回ドラム
25 ティシュ束
25c ティシュ束の連続体
26 カッター装置
27 ティシュカートンの高さと幅とで画成される面(前後面)
28 空間
29 ティシュカートンの高さと奥行とで画成される面(左右面)
30,31 蓋板
32 押し棒
33 接着剤
34 フレーム
35,36 光学式センサー
37,38 搬送コンベヤ
39 ライン自動振り分け装置(チャンネライザー)
40〜42 搬送チャンネル
43 排出コンベヤ

Claims (7)

  1. 前後一対の面と、左右一対の面と、上下一対の面とを有し、前記左右一対の面が前記前後一対の面の左右両端からそれぞれ延在する前後の蓋板と、前記上下一対の面の左右両端からそれぞれ延在する上下の蓋板とを重ね合わせてこれらを接合することにより形成され、内容物が収容された直方体形状の箱の検査方法であって、
    前記前後一対の面を前後方向に向けると共に前記上下一対の面を上下方向に向けて前記箱を前後方向に搬送するステップと、
    少なくとも左右何れか一方側に位置する前後の蓋板および上下の蓋板を開いた状態にて内容物を差し入れるステップと、
    前記前後の蓋板および前記上下の蓋板を閉じ、前後の蓋板に上下の蓋板を重ね合わせた状態でこれらを接合するステップと、
    前記上下の蓋板の少なくとも一方の接合不良の有無を検出するステップと
    を具え、前記蓋板の接合不良の有無を検出するステップは、前記左右一対の面からの前記上下の蓋板の少なくとも一方の突出状態を前記箱の上下方向から検出するステップと、前記上下一対の面からの前記上下の蓋板の少なくとも一方のめくれ上がりを前記箱の左右方向から検出するステップとを含み、前記蓋板の接合不良の有無を検出するステップが前記前後一対の面を前後方向に向けると共に前記上下一対の面を上下方向に向けて前記箱を前後方向に搬送するステップ中に行われることを特徴とする箱の検査方法。
  2. 前記内容物を差し入れるステップおよび前記蓋板を接合するステップも前記前後一対の面を前後方向に向けると共に前記上下一対の面を上下方向に向けて前記箱を前後方向に搬送するステップ中に行われることを特徴とする請求項1に記載の箱の検査方法。
  3. 前記前後一対の面を前後方向に向けると共に前記上下一対の面を上下方向に向けて前記箱を前後方向に搬送するステップは、前記箱を第1の搬送手段によって搬送するステップと、前記第1の搬送手段に接続する第2の搬送手段によって前記箱を搬送するステップとを含み、
    前記上下の蓋板の少なくとも一方の接合不良の有無を検出するステップは、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との接続部分にて行われることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の箱の検査方法。
  4. 突出状態が検出される前記上下の蓋板の少なくとも一方が、前記左右一対の面の一番外側に位置する蓋板であることを特徴とする請求項3に記載の箱の検査方法。
  5. 前記箱の高さhと奥行dと幅wとがh<d<wの関係にあり、前記前後一対の面が高さと幅とで画成され、前記左右一対の面が高さと奥行とで画成され、前記上下一対の面が奥行と幅とで画成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の箱の検査方法。
  6. 前記箱の高さがその奥行の1/2以下であることを特徴とする請求項5に記載の箱の検査方法。
  7. 前記箱の高さが50mm以下であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の箱の検査方法。
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