JP3186889U - 連包品検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連包品1を搬送経路上に搬送しながら検査する連包品検査装置において、搬送される個装部同士の境界部を検出して境界信号出力する境界検知部18と、搬送される連包品の個装部の良又は不良を連包品へのX線照射に基づいて検査する検査部5と、境界検知部18の出力に基づいて不良と判断された境界部、及び、検査部5の出力に基づいて不良と判断された個装部に対応するマークを付与するマーク付与部6とを備える。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1のように、X線検査装置によって連包品の良否を検査し、不良項目に対応して連包品の不良個装部にマークを付与する内容物検査装置の考案が開示されている。
搬送される前記個装部同士の境界部を検出して境界信号出力する境界検知部と、
搬送される前記連包品の個装部の良又は不良かを当該連包品へのX線照射に基づいて検査する検査部と、
境界検知部の出力に基づいて不良と判断された境界部、及び、前記検査部の出力に基づいて不良と判断された個装部に対応するマークを付与するマーク付与部とを備えたことを特徴とする連包品検査装置である。
前記第1蓄積部4は、充填装置から送り込まれる連包品1の搬入速度と、後述する後段の検査部5を連包品1が通過する速度の不一致を吸収するために設けられている。
第1蓄積部4の後段には検査部5が設けられている。当該検査部5に搬入される連包品1は、一旦この第1蓄積部4を経由して検査部5に搬入されるものである。この第1蓄積部4に、連包品1が溜めこまれた状態となっている。第1蓄積部4に溜め込まれた連包品1は撓んだ状態であるので検査部5に真っ直ぐ送り込むよう誘導するため、当該検査部5の入側に連包品1を挟んで誘導するピンチローラ4aが設けられている。
検査部5は、連包品1を搬送する搬送手段16と、搬送手段16の上方に設けられて搬送される連包品1にX線を照射する検査手段としてのX線装置17と、搬送手段16の下方に設けられて連包品1を透過したX線を検知する図示しない検査手段としてのX線センサとを有しており、異物混入や欠品、質量検査等の個装部2の不良や、異物の噛み込み等の境界部3の不良を検出して良又は不良の判定信号を出力することができる。なお、この検査部5はX線センサに限らず、透過したX線を受光(受信)して画像解析による検査装置等であってもよく、要するに搬送される連包品1の個装部2や境界部3の良・不良をX線の使用によって何らかの指標を基準に判定できる手段であればよい。
また、検査部5の搬送手段16の入口上方(ピンチローラ4aの下流側であって検査部5の筐体の入口上方)には、境界検知部18としての境界センサ18Aが設けられている。当該境界センサ18Aは、連包品1の境界部3を検出して境界信号を出力し、又は切断された連包品1の端部を検出することもできる。
検査部5の後段には、連包品1の中で検査部5が不良と判定した個装部2’、又は境界センサ18Aが出力した境界信号の状態から不良と判断される境界部3’に対応させて、不良品を示すマークを付与するマーク付与部6が設けられている(後記図10、図11参照)。不良と判断される判断部される境界部3’については、その両側の個装部(2,2)にマークを付与するようにしてもよい。
第2実施形態に係る連包品検査装置においては、上記図1に示した第1実施形態に係る連包品検査装置に加えて、図2に示すように、マーク付与部6の後段には箱形の第2蓄積部7が設けられている。検査部5において判定が終了して次段の切断部10に搬入される前の連包品1が第2蓄積部7に一時的に溜めこまれるようになっている。
頂部ローラ20から下方に向かう連包品1の経路の近傍には、連包品1に貼付された前記マークを検知してマーク検知信号を出力するマーク検出センサ21が設けられている。マーク検出センサ21が出力するマーク検知信号は、後述する切断部10に与えられ、マークが付与された個装部2を含む連包品1の一部を切断して除去するためのタイミング情報を得るために用いられる。
マーク検出センサ21の下流、すなわち下方には、不良とされた個装部2を切断する切断部10が設けられている。切断部10は、不良と判定されてマークを貼付された個装部2の両側にある少なくとも2か所の境界部3,3を切断し、不良の個装部2を連包品1から分離する切断手段としてのカッタ22を有している。本実施例では、カッタ22は、連包品1の搬送を停止させて切断する方式を用いているが、連包品1を搬送しながら、その搬送速度に合わせた回転動作により切断する方式でもよい。
切断部10の下方には第4蓄積部11が設けられている。第4蓄積部11内には、前記切断部10で不良の個装部2が切断、分離された後に落とし込み等で送り込まれる。
それに加えて、第2実施形態に係る連包品検査装置では、マークの読み取りに基づいて不良部分を切断部10で正確に切断除去する動作を行うことができ、一層能率的に連包品1の良・不良を判断できる。そして、接合作業部12では切り離された前後の連包品1を突き合わせて接合する作業を行なう。
まず、検査部5(検査手段17)においては、搬送手段16を制御する搬送制御信号がRUN状態になり、連包品1が搬送手段で検査部5に搬入されてくる。図示の連包品1には、図中丸付き数字の(1)から(6)までの符号を一部の個装部2に連続して宛ててあるが、ここでは一例として、その中の(4)がNG品(不良品)であり黒塗りで示してある。
検査部5で個装部(4)に不良のマークを付与された連包品1が切断部10に搬入されてくる。
切断部10で切断されて2つに分かれた連包品1が接合作業部12に搬入されてくると、上下流の各連包品1,1の切断された各端部は接合作業部12において所定の相互位置(突き合わせ、重ね合わせ)を以て位置決めして接合する作業を行う。なお、搬送手段による連包品1の搬送速度は、上流の連包品1の端部と下流の連包品1の端部の接合精度や重ね代等を考慮して適宜制御すればよい。
従って、同図(b)の分図2),3)に示すように、前の正常な境界信号の立ち下がりから始めた前記所定時間TNのカウント完了時には、次の境界信号はまだ検知されておらず、これによってその位置の境界部3’に不良があることが判断できる。同図(b)の分図3)に示すように、この不検知が確認された時点で制御部はシール部不良を示すシール部不良信号を出力する。
この場合には、これら2箇所の不良の境界部3’の内側にある正常な例えば2個の個装部2,2と、最も外側にある不良の個装部2’のさらに外側の1個の正常な個装部2と、不良の個装部2に隣接しない不良の境界部3’のさらに外側の1個の正常な個装部2の合計5個の個装部2を一緒に除去するものとし、その最も外側の正常な2個の個装部2のさらに外側の2箇所の正常な境界部3,3を切断する。
ラベル貼り付けの場合に、マーク付与部6において不良の個装部2に付与したマーク(ラベル)が当該不良の個装部2から外れて、不良の個装部2が良品の個装部2に混入する虞がある。実施形態においては、そのような不良個装部2と良品の個装部2との混入を防止する構成・機能について以下に説明する。
前記搬送経路上には、前記マーク付与部6によって前記個装部2にラベル貼り付けで付与されたラベルからなるマークを検出するマーク検出センサ(マーク検出部)21が設けられる。
このカウント値の情報(搬送個数情報及び不良品の発生位置情報)を切断部10に渡すことで切断部10は次のようにして何個目に不良品の個装部2があるのかを認識できる。
異常停止させた場合、手間であるが、再度検査部にて良不良判定することで、正常品に戻すことも可能になる。
このような照合判定することにより、良品側には不良品の混入がなくなり、無駄に良品を廃棄することもなくなる。
また、上記実施例ではラベル貼り付けであるが、印字機等でマークを付ける場合にも、マーク付け不良が発生すれば同様に処理することが可能である。
不良品にラベルを貼り付けない場合、不良品を作業者が目視確認することがしにくくなるため、不良品混入防止の必要性から不良品へのラベル貼り付けは必要である。
つまり、不良品混入は絶対に許されないことである。生産工場では1日の生産終了後にラベル貼り付けカウント数とカットした不良品に貼り付けたラベル数とをつき合わせ確認する。ラベルが剥離した不良品は、確かに不良であることを、検査装置を通して確認する必要がある。したがって、どうしてもマーク付が必要となるからである。
また、蓄積部による上記効果とともに、制御部35は、検査部5からの判定信号と境界センサ18からの境界信号を利用して、不良の個装部2’及び不良の境界部3’を含む不良部分を連包品1から分離するために切断箇所がなるべく少なくなるような切断位置を決定できるので、不良部分の切断除去の作業が効率的になり、その結果切断に続いて行われる最も時間を要する接合作業部12での接続動作の回数が少なくなる。
このため、システム全体の工程をさらに効率化して渋滞なく連続して続行することができる。
2 個装部
2’ 不良の個装部
3 境界部
3’ 不良の境界部
5 検査部
6 マーク付与部
10 切断部
11 第4蓄積部
12 接合作業部
18境界検知部
18A,18B 境界検知部としての境界センサ
21 マーク検出センサ
35 制御部
Claims (5)
- 内容物を収納する個装部と境界部とが交互に並ぶ連包品を搬送経路上に搬送しながら検査する連包品検査装置において、
搬送される前記個装部同士の境界部を検出して境界信号出力する境界検知部と、
搬送される前記連包品の個装部の良又は不良かを当該連包品へのX線照射に基づいて検査する検査部と、
境界検知部の出力に基づいて不良と判断された境界部、及び、前記検査部の出力に基づいて不良と判断された個装部に対応するマークを付与するマーク付与部とを備えたことを特徴とする連包品検査装置。 - 前記境界検知部及び前記検査部の出力に基づいて不良とされた個装部の搬送経路上における第1の位置を認識する不良部分トラッキング部と、
前記搬送経路上であって前記マーク付与部によって前記個装部に付与されたマークを検出するマーク検出部と、
前記不良部分トラッキング部が認識した前記不良部分に対応する個装部の搬送経路上の第1の位置と前記マーク検出部が検出したマークに対応する前記個装部の第2の位置とを比較する比較部と、
比較部の第1の位置及び第2の位置同士の比較の結果に基づき、両位置の一致又は不一致の判定信号を出力する判定部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の連包品検査装置。 - マーク付与部は、不良部分にマークとしてのラベルを貼り付けるラベル貼り付け手段、または、不良部分にマークを印字する印字手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の連包品検査装置。
- 前記不良部分の上流側及び下流側にある2箇所の境界部を切断して前記不良部分を前記連包品から分離する切断部を有することを特徴とする請求項1から3のうちの1項に記載の連包品検査装置。
- 境界検知部の上流側及び前記マーク付与部と切断部との間に連包品を一時的に収納する搬入蓄積部を有することを特徴とする請求項4に記載の連包品検査装置。
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