JP2012126455A - アルミ蒸着幕を施した透明窓付き収納袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の食品や野菜の種等の収納袋は中身の商品が見えないので、封を切らずに中味が見える透明窓付き収納袋を提供する。
【解決手段】収納袋1の素材が、透明で帯状を成す合成樹脂フイルム面に、アルミ蒸着幕による幅の広い不透明部2と幅の狭い非アルミ蒸着による透明部3を交互に形成して成る合成樹脂フイルムシート4を形成し、その合成樹脂フイルムシート4によって収納袋1を形成することで、その収納袋1の一部に透明部3を形成して成る透明窓付き収納袋1とする。
【選択図】図1
【解決手段】収納袋1の素材が、透明で帯状を成す合成樹脂フイルム面に、アルミ蒸着幕による幅の広い不透明部2と幅の狭い非アルミ蒸着による透明部3を交互に形成して成る合成樹脂フイルムシート4を形成し、その合成樹脂フイルムシート4によって収納袋1を形成することで、その収納袋1の一部に透明部3を形成して成る透明窓付き収納袋1とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、収納袋の内側面に湿気を通さないアルミ蒸着膜を施した袋に、内部の商品が分かる透明窓を設けた収納袋に関する。
従来、お菓子等食品や花や野菜等の種は湿気を極力防ぐ必要があるため、袋を形成するシート又はフイルム(以下、フイルムと称する)の内側にアルミニュームを真空蒸着した袋に内容物を封入している。
また、ゴミ収納袋に不透明部分と透明部分を形成することで、中身のゴミの種類を見て缶やガラスなどによる危険を防ぐためのゴミ袋の技術も提供されている。(例えば、特許文献1参照)
実開平7−28102公報
従来の食品収納袋は、中身の食品の湿気による変質や劣化を防ぐために、湿気を通さないアルミを真空蒸着処理した袋に商品を収めているのが一般的である。
しかしこの収納袋の内側はアルミを真空蒸着処理により全体が銀色で内部は見えないので、購入するお客は中味が変色したり異物が入っていても分からず製造会社や賞味期限等を信用して購入するのが一般的で、中身が見えない等の不便や欠点があった。
また実開平7−28102公報に開示されている袋は、廃棄するためのゴミ収納袋に不透明部分と透明部分を形成することで、中身のゴミの種類を外から見て危険を防げるゴミ袋の技術である。
しかしこの技術は透明部と不透明部を縞状に交互に有する合成樹脂製の袋において、そのゴミ袋の両表面の透明層中間層からなる三層構成であり、中間層には全層にわたって炭酸カルシュームを配合して、かつ中間が透明層と不透明層を交互に配したゴミ袋であるためごみ袋の場合はよいが、食品等を収納する袋には全く適さない等の不便や欠点があった。
本発明による収納袋は従来の不便や欠点を解消するために、請求項1においては、収納袋の素材が、透明で帯状を成す合成樹脂フイルム面に、アルミニューム(以下、アルミと称す)蒸着幕による幅の広い不透明部と幅の狭い非アルミ蒸着による透明部を交互に形成して成る合成樹脂フイルムシートを形成し、その合成樹脂フイルムシートによって収納袋形成することで、その収納袋の一部に幅の狭い透明部を形成することで、中味の商品が見える構成を特徴とする透明窓付き収納袋とする
請求項2においては、前記する透明部を、収納袋の上下いずれかの端部に形成した透明窓付き収納袋とする。
請求項3においては、前記する透明部を、収納袋の片面の一部に形成して成る透明窓付き収納袋とする。
本発明による透明窓付き収納袋は、袋の内側面に湿気を通さないアルミを真空蒸着した不透明部とともに、幅の狭い透明部を施しているので、光はもとより湿気も極めて通しにくいため内部の食品や野菜の種が湿気で傷んだり変色する心配が全く無い袋である。また透明部は極めて幅が狭いので仮に照明や太陽の光が当たっても最小限で済む。
しかもこの収納袋の表裏面の上下いずれかの端部寄りにはアルミを真空蒸着を施さない幅の狭い帯状の透明部を設けているので、封を切らずに中身が表裏面から一目で見ることができるため、お客様は中味を見て安心して購入できる従来には見られない食品や野菜の種等の収納袋である。
である。
である。
加えて、実施例2タイプは収納袋の片面にのみ透明部を設けているので、中身の商品が光が当たると好ましくない場合は、透明側を下向きにして置くとその心配は全く無いし、透明部は片面のみであるので2倍の大きさになるため中味が見やすい収納袋として提供できる。
本発明による収納袋の実施形態による透明窓付き収納袋は、収納袋の一部に透明部を設けることで購入する前に内部の商品を見ることができる収納袋とする。
本発明による収納袋の実施形態を示す実施例1を、図1に示す収納袋を示す斜視図と図2の収納袋の素材となる合成樹脂フイルムシート、図3に示す本発明による収納袋の製作手順を示す図で説明する。
本発明による実施例1の収納袋1は、食品や野菜の種等を収納する収納袋1であって、図1に示すものは野菜の種の収納袋1として説明する。
まず前記する収納袋1は、合成樹脂フイルムの裏面にアルミ蒸着幕による不透明部2と非アルミ蒸着による透明部3を交互に施した合成樹脂フイルムシート4によって、矩形状を成す収納袋1の上下一方端部寄りの表裏面に、中身が見える透明部3,3を設け、その周囲を熱溶着による接着部5,5,5,5よって成る収納袋1を形成し、かつその収納袋1の表側には中身の食品または野菜等の商品表示6を印刷し、背面にはそれらの栽培方法等(表示をしない)を表示して成る透明窓付きの収納袋1を構成する。
まず前記する収納袋1は、合成樹脂フイルムの裏面にアルミ蒸着幕による不透明部2と非アルミ蒸着による透明部3を交互に施した合成樹脂フイルムシート4によって、矩形状を成す収納袋1の上下一方端部寄りの表裏面に、中身が見える透明部3,3を設け、その周囲を熱溶着による接着部5,5,5,5よって成る収納袋1を形成し、かつその収納袋1の表側には中身の食品または野菜等の商品表示6を印刷し、背面にはそれらの栽培方法等(表示をしない)を表示して成る透明窓付きの収納袋1を構成する。
以上のような収納袋1を形成するが、さらにその素材となる合成樹脂フイルムシート4及び収納袋1の製作手順を図3の(イ)(ロ)(ハ)(ニ)図で説明する。
まず、本発明による収納袋1は、図2に示すように透明なポリエチレンやポリプロピレンその他の合成樹脂フイルム(以下、合成樹脂フイルムと称す)による帯状で、かつ透明な合成樹脂フイルムの裏面の一方端部から、例えば、図2に示すように長さ約150mm幅面にアルミ蒸着による不透明部2を施し、その次は、幅約30mm幅面の非アルミ蒸着による透明部3を交互に形成した合成樹脂フイルムシート4の一方の不透明部2端部から次の透明部3を挟んで成る次の不透明部2Aの端部のカット部Aを切り離して、前記の透明部3が中央に位置するように切断した合成樹脂フイルムシート4を形成する。
次に、その合成樹脂フイルムシート4によって図1に示すように、前記透明部3の真ん中の折り線B部を図3の(イ)に示すように二つ折りして後、その周囲3辺を熱圧着による接着部5,5,5を施して、一方に開口7する(ロ)のような袋体を形成し、その袋体の開口7部より、(ハ)のように野菜の種Cを入れてから、前記開口7部を熱圧着による接着部5を施すことで、袋の上下いずれかの表裏面端部に幅の狭い透明部3,3を形成し、かつその他の面は不透明部2,2Aとなる実施例1の透明窓付きの収納袋1を形成する。
本発明による収納袋の実施例2を図に示す(イ)の正面斜視図と(ロ)の背面斜視図で説明する。
実施例2に示す収納袋1は、前記実施例1と同様に合成樹脂フイルムシート4にアルミ蒸着による不透明部2と非アルミ蒸着による透明部3を交互に形成した合成樹脂フイルムシート4を用いて袋体を製作するが、実施例2においては、前記実施例1の合成樹脂フイルムシート4の一方の不透明部2端部から透明部3を挟んだ次の不透明部2Aの端部より手前、つまり次の透明部3Aの幅分手前でカットした合成樹脂フイルムシート4Aとし、かつ折り線Bは最初の透明部3寄りの不透明部2端部で折り曲げてから、前記実施例1と同様に左右及び折り線B側の3辺を接着して後、中身の商品を入れてから開口6部を接着して成る実施例2の収納袋1を構成する。
実施例2に示す収納袋1は、前記実施例1と同様に合成樹脂フイルムシート4にアルミ蒸着による不透明部2と非アルミ蒸着による透明部3を交互に形成した合成樹脂フイルムシート4を用いて袋体を製作するが、実施例2においては、前記実施例1の合成樹脂フイルムシート4の一方の不透明部2端部から透明部3を挟んだ次の不透明部2Aの端部より手前、つまり次の透明部3Aの幅分手前でカットした合成樹脂フイルムシート4Aとし、かつ折り線Bは最初の透明部3寄りの不透明部2端部で折り曲げてから、前記実施例1と同様に左右及び折り線B側の3辺を接着して後、中身の商品を入れてから開口6部を接着して成る実施例2の収納袋1を構成する。
実施例2の収納袋1は以上のような方法で製作されるので、製造された収納袋1に商品を入れた正面側は(イ)のように全面がアルミ蒸着された不透明部2となり、背面は(ロ)のように上下いずれかの一部が透明部3となる収納袋1を形成する。尚、この場合の透明部3は片面のみであるので、前記実施例1タイプの2倍の幅となる。
本発明による幅が広い不透明部2と、幅の狭い透明部3が交互に形成したロール状タイプの合成樹脂フイルムシート4を目的の長さに合うようにカットしたものを二つ折りして重ねてから袋体を形成するが、袋体の表面側と背面側それぞれを個別にカットしたものを重ねて袋体を形成する方法でもよく、その収納袋1の製作方法は問わないものとする。
1 収納袋
2 不透明部
2A 不透明部
3 透明部
3A 透明部
4 合成樹脂フイルムシート
5 接着部
6 商品表示
7 開口
A カット部
B 折り線
C 野菜の種
2 不透明部
2A 不透明部
3 透明部
3A 透明部
4 合成樹脂フイルムシート
5 接着部
6 商品表示
7 開口
A カット部
B 折り線
C 野菜の種
Claims (3)
- 食品や花や野菜の種等を収める袋の一部が透明な収納袋であって、前記する収納袋の素材が、透明で帯状を成す合成樹脂フイルム面に、アルミ蒸着幕による幅の広い不透明部と幅の狭い非アルミ蒸着による透明部を交互に形成して成る合成樹脂フイルムシートを形成し、その合成樹脂フイルムシートによって収納袋形成することで、その収納袋の一部に幅の狭い透明部を形成することで、中味の商品が見える構成を特徴とする透明窓付き収納袋。
- 前記する透明部を、収納袋の表裏面の上下いずれかの端部に形成した請求項1に記載する透明窓付き収納袋。
- 前記する透明部を、収納袋の片面の一部に形成して成る請求項1に記載する透明窓付き収納袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010294680A JP2012126455A (ja) | 2010-12-13 | 2010-12-13 | アルミ蒸着幕を施した透明窓付き収納袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010294680A JP2012126455A (ja) | 2010-12-13 | 2010-12-13 | アルミ蒸着幕を施した透明窓付き収納袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012126455A true JP2012126455A (ja) | 2012-07-05 |
Family
ID=46643967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010294680A Pending JP2012126455A (ja) | 2010-12-13 | 2010-12-13 | アルミ蒸着幕を施した透明窓付き収納袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012126455A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49129912U (ja) * | 1973-03-09 | 1974-11-08 | ||
JPS58171345A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-08 | 日本石油化学株式会社 | 透視部を有する袋およびその製造法 |
JPS61273351A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-12-03 | 株式会社メイワパックス | 袋の製造方法 |
JPH0369644U (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-11 | ||
JP2002264237A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Unitika Ltd | 易引き裂き性包装材および易開封性包装袋 |
JP2008169017A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Daisan Shigyo Kk | 袋製造装置 |
-
2010
- 2010-12-13 JP JP2010294680A patent/JP2012126455A/ja active Pending
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 |
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A02 | Decision of refusal |
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