JP7114979B2 - 包装体 - Google Patents
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Description
図1および図2を参照して、本発明の実施の形態1に係る包装体1の構成について説明する。図1および図2は、内容物10が包装体1に収納される前の状態を示している。本実施の形態に係る包装体1は、第1側面フィルム11と、第2側面フィルム12と、底フィルム13とを有している。第1側面フィルム11および第2側面フィルム12の各々は、例えば、第1側面フィルム11および第2側面フィルム12が互いに重なる方向から見て矩形の形状を有していてもよい。第2側面フィルム12は、第1側面フィルム11に向かい合うように配置されている。また、第1側面フィルム11および第2側面フィルム12の各々は、同一の寸法を有していてもよい。
本実施の形態に係る包装体1によれば、形状保持部材40は、開口予定部50と底シール部22との間に配置されており、かつ包装体1の幅方向WDに延在する超延伸シートSSを含んでいる。超延伸シートSSの分子配向方向は、包装体1の幅方向WDに沿っている。超延伸シートSSは、分子配向方向に沿う折り曲げ線を中心としては屈曲することが容易であり、分子配向方向に交差する折り曲げ線を中心としては屈曲することが困難であるとともに屈曲された状態で形状を保持することが可能である。したがって、超延伸シートSSは、第1側面フィルム11と第2側面フィルム12とが向かい合う方向に屈曲させた状態で形状を保持することが可能である。このため、超延伸シートSSの形状にあわせて第1側面フィルム11および第2側面フィルム12を変形させた状態で形状を保持することが可能である。このようにして、包装体1が開口予定部50で開口されたときに、形状保持部材40によって開口が拡げられた状態を保持することができる。したがって、開口から内容物10を取り出すことが容易となる。また、収納部30への食器の出し入れを簡単に行うことが可能となる。
図8を参照して、本発明の実施の形態2に係る包装体1の構成について説明する。図8は、実施の形態1の図2に対応する図である。本実施の形態2に係る包装体1では、形状保持部材40が第1側面フィルム11および第2側面フィルム12の両方に取り付けられている。本実施の形態に係る形状保持部材40は、第1部材41および第2部材42を含んでいる。第1部材41および第2部材42の各々は実施の形態1の形状保持部材40と同様の構成を備えている。第1部材41は第1側面フィルム11に取り付けられている。第2部材42は第2側面フィルム12に取り付けられている。第1部材41は、第2部材42と向かい合うように配置されている。包装体1の天地方向HDにおいて、第1部材41は、第2部材42と同じ位置に配置されていてもよい。
図12および図13を参照して、本発明の実施の形態3に係る包装体1の構成について説明する。本実施の形態3に係る包装体1では、形状保持部材40が第1側面フィルム11および第2側面フィルム12の両方に異なる高さ位置で取り付けられている。
図14を参照して、本発明の実施の形態4に係る包装体1の構成について説明する。本実施の形態に係る包装体1は、実施の形態1に係る包装体1に比べて、包装体1の外形が主に異なっている。具体的には、包装体1の幅方向WDの両端の形状が主に異なっている。
Claims (5)
- 第1側面フィルムと、前記第1側面フィルムに向かい合う第2側面フィルムと、前記第1側面フィルムと前記第2側面フィルムとの間に配置された底フィルムとを有する包装体であって、
前記第1側面フィルムおよび前記第2側面フィルムの互いの周縁に配置された周縁部と、
前記周縁部に囲まれた収納部と、
前記第1側面フィルムと前記第2側面フィルムとの間に配置されており、かつ前記第1側面フィルムおよび前記第2側面フィルムの少なくともいずれかに取り付けられた形状保持部材とを備え、
前記周縁部は、周縁シール部と、底シール部と、シール予定部とを含み、
前記周縁シール部は、前記第1側面フィルムおよび前記第2側面フィルムの互いの前記周縁の一部をシールしており、
前記底シール部は、前記第1側面フィルムおよび前記第2側面フィルムの各々と前記底フィルムとをそれぞれシールしており、
前記シール予定部は、前記第1側面フィルムおよび前記第2側面フィルムの互いの前記周縁の他部をシールしていない状態で前記包装体の外部と前記収納部とを連通しており、
前記第1側面フィルムおよび前記第2側面フィルムの少なくともいずれかは、前記包装体の前記外部と前記収納部とを連通するように開口するための開口予定部を含み、
前記形状保持部材は、前記開口予定部と前記底シール部との間に配置されており、かつ前記包装体の天地方向に交差する幅方向に延在する超延伸シートを含み、
前記超延伸シートの分子配向方向は、前記包装体の前記幅方向に沿い、
前記天地方向における前記超延伸シートの一端および他端の各々に溶融部が設けられており、
前記形状保持部材は、第1シートおよび第2シートとを含み、
前記超延伸シートは、前記第1シートと前記第2シートとに挟まれており、
前記超延伸シートは、ハイデンシティポリエチレンからなるシートであり、
前記第1シートおよび前記第2シートの各々はリニアローデンシティポリエチレンからなるシートである、包装体。 - 前記超延伸シートは、前記一端および前記他端の各々に設けられた前記溶融部の間に挟まれた中央部を含み、
前記一端に設けられた前記溶融部は前記一端から前記中央部まで設けられており、
前記他端に設けられた前記溶融部は前記他端から前記中央部まで設けられている、請求項1に記載の包装体。 - 前記形状保持部材は、前記第1側面フィルムに取り付けれられた第1部材と、前記第2側面フィルムに取り付けられた第2部材とを含み、
前記天地方向において、前記第1部材は、前記第2部材とずれている、請求項1または2に記載の包装体。 - 前記収納部に収納された内容物をさらに備え、
前記内容物が前記収納部に収納された状態において、前記シール予定部では、前記第1側面フィルムおよび前記第2側面フィルムの互いの前記周縁の前記他部がシールされている、請求項1~3のいずれか1項に記載の包装体。 - 前記開口予定部は、前記包装体の前記外部と前記収納部とを連通するように開口している、請求項4に記載の包装体。
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2018
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