JP4648617B2 - 遊技機の包装方法及びその方法により包装された遊技機 - Google Patents

遊技機の包装方法及びその方法により包装された遊技機 Download PDF

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Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機を包装する方法、特に、遊技機の不正改造防止を考慮した遊技機の包装方法及びその方法により包装された遊技機に関する。
従来、パチンコ機等の遊技機の出荷には、遊技機全体をホールに納入する形態と、いわゆる板替えの際に遊技板をホールに納入する形態とがあるが、遊技機全体を製造して納入する場合、遊技機の製造ラインにて、遊技機全体を製造し、製造した遊技機の遊技板や基板ボックスやROMに証紙を貼付した後、不正改造防止のため遊技機全体をビニール袋に密封するように袋詰めされている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、遊技機全体を包装したビニール袋を開封して遊技機を取り出し、制御装置に不正改造を行った後、ビニール袋内に遊技機を戻し、ビニール袋の開封部分を何らかの方法によって塞ぐなどの細工が行われた場合は、元の包装状態と殆ど見分けが付かない場合も生じうるという問題が指摘されている。
一方、不正改造防止とパチンコ機の外径寸法の確認作業容易化の観点から、内枠と外枠とから構成されるパチンコ機の内枠のみを封印包装して外枠と共に配送可能としたパチンコ機の包装方法が提案されている。具体的には、(1)伸縮性の有るビニールシートを伸張して内枠の機能、製品に支障のない強度で制御装置部分に横方向に巻きつけ、巻きつけた箇所を接着材や熱溶着、又はパチンコ機メーカのロゴ等が明示されているテープなどで封印包装する方法、(2)内枠全体を袋状のシートに上から入れて、上部で密封する方法、(3)内枠に対して縦方向に制御装置部分にシートを巻きつけテープで封印する方法、(4)シートを分割して制御装置部分に巻きつけてテープで封印する方法、(5)制御装置部分にテープのみを巻きつける方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−93623号公報 特開2002−52157号公報
しかしながら、上述した特許文献2に記載されたパチンコ機の包装方法では、作業性や不正改造発見の観点で欠点がある。例えば、(1)、(3)又は(4)の各方法では、ビニールシートを伸張して内枠に巻きつけるため、シートの伸張強度が強すぎるとシートの破れや不正改造保護部分の破損を生じる可能性があり、弱すぎると不正改造保護部分への密着性が不足し、元の包装状態と見分けがつかないように再包装を行うことが容易になってしまうという欠点がある。また、(2)又は(5)の方法についても、元の包装状態と略同様の外観を呈するように再包装を行うことが比較的容易であるという欠点がある。
解決しようとする課題は、不正改造の発見をより確実にし、包装用シートの破れや遊技機の構成部材に損傷が生じることがなく、且つ作業性のよい遊技機の包装方法及びその方法により包装された遊技機を提供することである。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.遊技機を包装する方法であって、
前記遊技機の制御を行う部分の少なくとも一部を覆うように、熱収縮性を有する熱可塑性材料からなる帯状の包装用シートを前記遊技機の外周に緩く巻きつけて被着するシート被着工程と、
前記遊技機の外周に被着された前記包装用シートの少なくとも一部に熱処理を施す熱処理工程と
を備え、
前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、前記制御を行う部分の電子部品搭載箇所を避けつつ、少なくとも前記遊技機外周における一又は複数の段差部分近傍を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする遊技機の包装方法。
従って、手段1の方法によって包装された包装用シートは、遊技機外周との間に隙間が生じやすい少なくとも遊技機外周における一又は複数の段差部分近傍を覆う箇所に熱処理が施されることにより当該個所において確実に収縮して遊技機の外周形状に沿って略密着しているため、包装用シートを一旦切断・開封して、遊技機の制御を行う部分等に不正改造を行った後、元の包装状態と全く見分けがつかないように再包装することは不可能である。よって、不正改造の発見をより確実にすると共に、不正改造の未然防止を図ることができる。
また、帯状の包装用シートを遊技機の外周に緩く巻きつけて被着した状態で熱処理により収縮させて遊技機の外周へ略密着させるので、シートを伸張させて遊技機へ巻きつけて包装する従来方法のようにシートの伸張強度や巻きつけ強度を調整することは必要とされない。このため、包装作業を簡単に行うことができると共に、包装用シートの破れや、包装用シートの巻きつけにより遊技機の各構成部材へ悪影響を与える等の不具合が生じることがない。
特に、包装用シートにおいて制御を行う部分の電子部品搭載箇所を避けて熱処理が施されるので、熱処理によって電子部品を損傷することが防止される。ここで、電子部品とは、熱処理が施された場合に耐熱温度を超える可能性がある部品であり、例えば、遊技機の各部を制御するためのCPUや制御プログラムが記憶されたROM等を指している。
2.前記シート被着工程は、少なくとも前記遊技機の主制御を行う主制御装置の一部又は全体を覆うように前記包装用シートを被着することを特徴とする手段1に記載の遊技機の包装方法。
手段2によれば、少なくとも遊技機の主制御を行う主制御装置の一部又は全体を覆うように包装用シートが被着され、且つ熱処理によって包装用シートが収縮して遊技機の外周に略密着した状態とされるので、主制御装置への不正改造の発見を容易にすると共に不正改造の未然防止を図ることができる。
3.前記シート被着工程は、少なくとも前記遊技機に設けられた役物の制御を行う役物制御装置の一部又は全体を覆うように前記包装用シートを被着することを特徴とする手段1又は2に記載の遊技機の包装方法。
手段3によれば、少なくとも遊技機に設けられた役物の制御を行う役物制御装置の一部又は全体を覆うように包装用シートが被着され、且つ熱処理によって包装用シートが収縮して遊技機の外周に略密着した状態とされるので、役物制御装置への不正改造の発見を容易にすると共に不正改造の未然防止を図ることができる。
4.前記シート被着工程は、少なくとも賞球の払出し制御を行う払出し制御装置の一部又は全体を覆うように前記包装用シートを被着することを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段4によれば、少なくとも賞球の払出し制御を行う払出し制御装置の一部又は全体を覆うように包装用シートが被着され、且つ熱処理によって包装用シートが収縮して遊技機の外周に略密着した状態とされるので、払出し制御装置への不正改造の発見を容易にすると共に不正改造の未然防止を図ることができる。
.前記熱処理工程は、前記包装用シートの特定箇所へ局所的に熱処理を施すことを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段によれば、包装用シートの特定箇所へ局所的に熱処理を施して収縮させるので、効率的に包装用シートを遊技機の外周に略密着させることができると共に、不必要な箇所へ熱処理を施さないことによりエネルギーの無駄な消費を抑えることができる。
.前記遊技機の背面には一又は複数の基板ボックスが配設され、
前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記一又は複数の基板ボックスのいずれかの端部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段によれば、包装用シートにおいて遊技機外周との間に隙間が生じやすい基板ボックスの端部近傍を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機背面における当該箇所において確実に収縮させて遊技機の外周へ略密着させることができる。
.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも最上位置の基板ボックスの上端部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段に記載の遊技機の包装方法。
手段によれば、包装用シートにおいて最上位置の基板ボックスの上端部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことにより、遊技機背面における包装用シートの上部を確実に収縮させて遊技機外周へ略密着させることができる。
.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも最下位置の基板ボックスの下端部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段又はに記載の遊技機の包装方法。
手段によれば、包装用シートにおいて最下位置の基板ボックスの下端部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことにより、遊技機背面における包装用シートの下部を確実に収縮させて遊技機外周へ略密着させることができる。
.前記遊技機の背面には複数の基板ボックスが隣接して配設され、
前記熱処理工程では、前記包装用シートにおいて、少なくとも一の基板ボックスと隣接する他の基板ボックスとの間を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段に記載の遊技機の包装方法。
手段によれば、包装用シートにおいて遊技機外周との間に隙間が生じやすい一の基板ボックスと隣接する他の基板ボックスとの間を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機背面の当該箇所において確実に収縮させて遊技機の外周へ略密着させることができる。
10.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記遊技機前面に配設された上皿の上部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段10によれば、包装用シートにおいて遊技機外周との間に隙間が生じやすい上皿の上部近傍を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機前面の当該箇所において確実に収縮させて遊技機の外周へ略密着させることができる。
11.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記遊技機前面に配設された下皿の下部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段1乃至10のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段11によれば、包装用シートにおいて遊技機外周との間に隙間が生じやすい下皿の下部近傍を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機前面の当該箇所において確実に収縮させて遊技機の外周へ略密着させることができる。
12.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記遊技機前面に配設された上皿と下皿との間を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段1乃至11のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段12によれば、包装用シートにおいて遊技機外周との間に隙間が生じやすい上皿と下皿との間を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機前面の当該箇所において確実に収縮させて遊技機の外周へ略密着させることができる。
13.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記遊技機の高耐熱性部材を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段13によれば、包装用シートにおいて遊技機の高耐熱性部材を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機が熱処理によって損傷することを防止することができる。
14.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記遊技機の金属製部材を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段13に記載の遊技機の包装方法。
手段14によれば、包装用シートにおいて遊技機各部に設けられた金属製部材を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機が熱処理によって損傷することを防止することができる。
15.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記遊技機の熱硬化性樹脂製部材を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段13に記載の遊技機の包装方法。
手段15によれば、包装用シートにおいて遊技機に設けられた熱硬化性樹脂製部材(例えば、遊技機前面に設けられた灰皿等)を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機が熱処理によって損傷することを防止することができる。
16.前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記包装用シートと前記遊技機との間に所定の距離が確保される箇所に熱処理を施すことを特徴とする手段1乃至15のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段16によれば、包装用シートにおいて包装用シートと遊技機との間に所定の距離が確保される箇所に熱処理が施されるので、遊技機に対する熱伝導が少なく、熱処理による遊技機の損傷を防止することができる。さらに、当該箇所の包装用シートを熱処理によって収縮させることにより、遊技機の外周へ密着させることができる。尚、包装用シートと遊技機との間に所定の距離が確保される箇所とは、例えば、遊技機前面の上皿、下皿の端部近傍及び上皿と下皿との間、遊技機背面の基板ボックスの端部近傍、隣接する基板ボックスの間等である。
17.前記熱可塑性材料は、熱可塑性樹脂であることを特徴とする手段1乃至16のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段17によれば、包装用シートが熱可塑性樹脂からなるので、遊技機を確実に保護することができると共に、熱処理によって容易に収縮させ、且つ常温で冷却して硬化させることができる。
18.前記熱可塑性樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ナイロンのいずれかであることを特徴とする手段17に記載の遊技機の包装方法。
手段18によれば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ナイロンのいずれかであるので、安価な包装用シートにより、遊技機を確実に保護することができると共に、熱処理によって容易に収縮させ、且つ常温で冷却して硬化させることができる。
19.前記熱処理工程は、熱風の吹きつけを行う工程であることを特徴とする手段1乃至18のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段19によれば、遊技機の外周に被着された包装用シートの少なくとも一部に熱風の吹きつけを行うことにより当該部分が熱収縮するので、包装用シートを確実に遊技機外周へ略密着させることができる。
20.前記熱処理工程は、200℃〜400℃の温度で実施されることを特徴とする手段1乃至19のいずれかに記載の遊技機の包装方法。
手段20によれば、熱処理工程が200℃〜400℃の温度で実施されるので、熱可塑性材料からなる包装用シートを確実に収縮させることができると共に、熱によって遊技機を損傷させることがない。
21.手段1乃至20のいずれかに記載の方法により包装された遊技機。
手段21によれば、包装用シートが遊技機の外周形状に沿って略密着しているため、包装用シートを一旦切断・開封して、遊技機の制御を行う部分等に不正改造を行った後、元の包装状態と全く見分けがつかないように再包装することは不可能である。よって、不正改造の発見をより確実にすると共に、不正改造の未然防止を図ることができる。
本発明によれば、遊技機の外周に被着された熱収縮性を有する熱可塑性材料からなる包装用シートにおいて遊技機外周との間に隙間が生じやすい少なくとも一又は複数の段差部分近傍を覆う箇所に熱処理を施すことにより、当該被熱処理部分が確実に収縮して遊技機の外周形状に沿って略密着し、その後、被熱処理部分が常温で冷却されて硬化するので、包装用シートが遊技機の外周へ略密着する状態が保たれる。
よって、包装用シートを一旦切断・開封して、遊技機の制御を行う部分等に不正改造を行った後、元の包装状態と全く見分けがつかないように再包装することは不可能であり、不正改造の発見をより確実にすると共に、不正改造の未然防止を図ることができる。
また、包装用シートを被着した状態で熱処理により収縮させて遊技機の外周へ略密着させるので、シートを伸張させて遊技機へ巻きつけて包装する従来方法のようにシートの伸張強度や巻きつけ強度を調整することは必要とされない。このため、包装作業を簡単に行うことができると共に、包装用シートの破れや、包装用シートの巻きつけにより遊技機の各構成部材へ悪影響を与える等の不具合が生じることがない。特に、包装用シートにおいて制御を行う部分の電子部品搭載箇所を避けて熱処理が施されるので、熱処理によって電子部品を損傷することが防止される。
以下、本発明の遊技機の包装方法の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
最初に、被包装物である遊技機P1の概略構成について図1乃至図3を参照しつつ説明する。
遊技機P1は、図1乃至図3に示すように、外枠10、本体枠20、遊技板30、前面枠60及び機構板80を備えて構成されるパチンコ機である。なお、図1は遊技機P1を正面から見て示す正面図であり、図2は図1の遊技機P1を上面から見て示す上面図であり、図3は図1の遊技機P1を背面から見て示す背面図であるが、実際の出荷時にはガラス枠61の背面に出荷時用の所定の紙が挿入されており、遊技領域31は隠れた状態となっている。
外枠10は、遊技機P1のベースとなる枠であり、板材により全体として矩形状に構成され、矩形板状の本体枠20よりも僅かに大きいサイズの矩形開口10aを有している。
本体枠20は、図3において矩形開口10aの左端にて枢支されており、図示しない回転軸を中心に回動し、外枠10に対して開閉可能かつ着脱可能に被着される。
遊技板30は、前面では、図3において下端中央から右巻きに概略一回転する外枠レールに取り囲まれる略円形の領域が遊技領域31となっている。この遊技領域31には、多数の釘や、複数の入賞口や、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト球回収口や、遊技の状況を表示する表示装置などが配設されている。
前面枠60は、樹脂製とされており、図3において本体枠20の左端にて枢支される。この前面枠60には、遊技領域31を臨むガラス枠61、ガラス枠61の周囲を取り囲むように配置される装飾ランプ62、上皿63が設けられており、遊技板30の前面側となるように本体枠20に取り付けられる。本体枠20の下部には、遊技球の発射機構40と、概略矩形形状に形成された樹脂製流路板50とが取り付けられる。また、流路板50の前面側にて下皿70が本体枠20に枢支されて取り付けられる。さらに、前面枠60の前方には、発射機構40の一部を構成する発射ハンドル41が取り付けられる。
機構板80は、樹脂製とされており、本体枠20の背面側に設けられたヒンジ金具により支持されて取り付けられる。同機構板80は、遊技板30を背面側から覆うカバーの役割を果たすとともに、遊技球タンク81に貯留された遊技球を上皿63や下皿70に払い出す遊技球の流路としても役割も果たすようになっている。機構板80の中央部には、透明の樹脂ケースとされた役物ボックス85が設けられており、役物ボックス85には、図示しない風車飾りLED基板、音声ランプ制御基板、液晶パネル制御基板、図柄制御基板、図柄情報基板等が収容されている。また、役物ボックス85の下方には、透明の樹脂ケースとされたメイン基板ボックス82が設けられており、同基板ボックス82には遊技板の種類に応じたROM83や図示しないCPUやRAM等を備えるメイン基板84が収容されている。また、メイン基板ボックス82の下方には、透明の樹脂ケースとされた払出し制御基板ボックス86が設けられており、同基板ボックス86には図示しない払出し制御基板が収容されている。尚、メイン基板ボックス82、役物ボックス85、払出し制御基板ボックス86が、本発明における遊技機の制御を行う部分及び基板ボックスに相当するものであり、メイン基板ボックス82が主制御装置に、役物ボックス85が役物制御装置に、払出し制御基板ボックス86が払出し制御装置にそれぞれ相当するものである。
次に、遊技機P1の包装方法について図4乃至図9を参照しつつ説明する。本実施形態の包装方法は、シート被着工程と、熱処理工程とからなる。以下、各工程について順に説明する。
最初に、シート被着工程について図4及び図5を参照しつつ説明する。シート被着工程では、遊技機P1背面において機構板80に取付けられた役物ボックス85、メイン基板ボックス82及び払出し制御基板ボックス86を一体的に覆うように、遊技機P1の外周に包装用シートSを被着する。
ここで、包装用シートSは、重ね合わせた一対の帯状の包装用シートS,Sを2箇所で縦方向に接合することにより筒状に形成されたものである。包装用シートSは、熱可塑性材料、好ましくは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ナイロン等の熱可塑性樹脂からなる長尺状のシートである。包装用シートSの幅は、役物ボックス85、メイン基板ボックス82及び払出し制御基板ボックス86の全体を覆うことができるように、役物ボックス85の上端から払出し制御基板ボックス86下端までの長さよりも若干長く設定されることが好ましい。
具体的には、図4に示すように、遊技機P1を、前面側の包装用シートSと背面側の包装用シートSとによって挟み、遊技機P1の左右の側面にて両包装用シートS,Sをそれぞれ重ね合わせると共に、縦方向に熱溶着して接合する。尚、包装用シートSの熱溶着は、一対のシールバーを開閉自在に設けて構成される公知の熱溶着機構(ヒートシール機構)を用いて行うことができる。そして、包装用シートS,Sの熱溶着部分の略中央部分で縦方向にそれぞれ切断することにより包装用シートSが筒状に形成されると同時に、遊技機P1の外周に包装用シートSが緩く巻きつけられて被着された状態となる。尚、包装用シートSの切断は、例えば、熱溶着機構を構成するシールバーに設けられたヒータ線により行うことができる。ここで、図5は、遊技機P1の外周に包装用シートSが被着された状態を示す斜視図である。
尚、後述する熱処理工程で包装用シートSが下方へずり落ちないように、シート被着工程において、包装用シートSの上部を遊技機P1へ仮止めしておくことが好ましい。仮止めの方法としては、例えば、包装用シートS,Sの熱溶着部分を切断する前に、包装用シートSの上部に熱風を吹きつけて収縮させ、包装用シートSが遊技機P1上部に引っかかるようにしてもよい。
また、遊技機P1の側面を進行方向としてベルトコンベア等により搬送しながら複数の遊技機P1に対して連続的に包装用シートSの被着を実施する場合、一の遊技機P1の搬送方向後方側の溶着と後続する遊技機P1の搬送方向前方側の溶着とが同一箇所となるようにしてもよい。
次に、熱処理工程について説明する。熱処理工程では、図6に示すように、遊技機P1の外周に緩く巻きつけられた包装用シートSの所定箇所に、熱風を所定時間(例えば、数秒間)吹きつける。包装用シートSに吹きつけられる熱風の温度は、包装用シートSを形成する熱可塑性材料が軟化可能な温度であり、例えば、200〜400℃程度に設定される。また、熱風の吹きつけ時間は、包装用シートSを熱によって十分に収縮させることができ、且つ遊技機P1の構成部材に損傷を与えることがないように設定される。尚、熱風の吹きつけは、ヒータ、ファン及びノズル等を主体として構成される公知の熱風噴射機構を用いて行うことができる。熱風を吹きつける箇所は、図6で矢印にて示されるように、包装用シートSの上端近傍、下端近傍、及び外形表面に段差がある部分(以下、段差部分と称する)の近傍とすることが好ましい。尚、段差部分は、外形形状に段差があるために、包装用シートSを巻きつけた状態において、包装用シートSが外周表面に密着しにくい部分である。段差部分は、例えば、遊技機P1の前面側では、上受皿63の上端近傍、上受皿63と下受皿70との間、下受皿70の下端近傍等であり、同背面側では、各ボックス82,85,86の端部近傍、役物ボックス85とメイン基板ボックス82との間、メイン基板ボックス82と払出し制御基板ボックス86との間等である。
そして、遊技機P1の外周に巻きつけられた包装用シートSの所定箇所に熱風が吹きつけられると、当該部分が熱収縮して遊技機P1の外形表面に略密着する。その後、当該被熱処理部分が常温で冷却され硬化するため、当該部分は遊技機P1の外周形状に沿って略密着した状態で成形されることとなる。具体的には、包装用シートSの上端近傍、下端近傍に熱風を吹きつけることにより、包装用シートSの上端及び下端部分が熱収縮して遊技機P1に略密着する。また、遊技機P1の段差部分(すなわち、上受皿63の上端、上受皿63と下受皿70との間、下受皿70の下端、各ボックス82,85,86の端部、役物ボックス85とメイン基板ボックス82との間、メイン基板ボックス82と払出し制御基板ボックス86との間)近傍に熱風を吹きつけることにより包装用シートSが熱収縮するため、包装用シートSが当該段差部分において遊技機P1の外形表面に略密着する。
図7は、熱処理工程終了後における本実施形態の包装が完了した遊技機P1の側面図であり、図8は、遊技機P1の下部を拡大して示す側面図であり、(a)はシート被着工程後(熱処理工程前)の状態を、(b)は熱処理工程後の状態を表わしている。また、図9は熱処理工程終了後における包装が完了した遊技機P1の斜視図である。図7、図9により、遊技機P1の外周の段差形状に沿って包装用シートSが略密着していることがわかる。また、図8より、包装用シートSが熱処理工程によって熱収縮して強く張られた状態となり、遊技機P1前面においては上皿63及び下皿70に、背面においてはメイン基板ボックス82及び払出し制御基板ボックス86にそれぞれ密着した状態になっていることがわかる。
以上詳述したことから明らかなように、上述した本実施形態における遊技機の包装方法によれば、包装用シートSが遊技機P1の外周形状に沿って略密着しているため、包装用シートSを一旦切断・開封して、メイン基板84等に不正改造を行った後、元の包装状態と全く見分けがつかないように再包装することは不可能である。よって、不正改造の発見をより確実にすると共に、不正改造の未然防止を図ることができる。
また、包装用シートSを被着した状態で熱処理により収縮させて遊技機P1の外周へ略密着させるので、シートを伸張させて遊技機P1へ巻きつけて包装する従来方法のようにシートの伸張強度や巻きつけ強度を調整することは必要とされない。このため、包装作業を簡単に行うことができると共に、包装用シートSの破れや、包装用シートSの巻きつけにより遊技機の各構成部材へ悪影響を与える等の不具合が生じることがない。
また、遊技機P1の主制御を行うメイン基板84を収容するメイン基板ボックス82全体を覆うように包装用シートSが被着され、且つ熱処理によって包装用シートSが収縮して遊技機P1の外周に略密着した状態とされるので、メイン基板84への不正改造の発見を容易にすると共に不正改造の未然防止を図ることができる。
同様に、役物ボックス85、払出し制御基板ボックス86についてもそれぞれ全体を覆うように包装用シートSが被着され、且つ熱処理によって包装用シートSが収縮して遊技機P1の外周に略密着した状態とされるので、役物制御装置及び払出し制御基板への不正改造の発見を容易にすると共に不正改造の未然防止を図ることができる。
また、熱処理工程では、包装用シートSの特定箇所へ局所的に熱処理(熱風の吹きつけ)を施すので、効率的に包装用シートSを収縮させて遊技機P1の外周に略密着させることができると共に、不必要な箇所へ熱処理を施さないことによりエネルギーの無駄な消費を抑えることができる。
また、熱処理工程では、各制御基板の電子部品(熱処理が施された場合に耐熱温度を超える可能性がある部品。例えば、遊技機P1の各部を制御するためのCPUや制御プログラムが記憶されたROM等)が搭載された箇所を避けて熱処理が施されるので、熱処理によって電子部品を損傷することが防止される。
また、熱処理工程では、包装用シートSにおいて遊技機P1外周との間に隙間が生じやすい段差部分近傍を覆う箇所に熱処理が施されるので、当該箇所において確実に収縮させて遊技機P1の外周へ略密着させることができる。さらに、これらの段差部分近傍は、包装用シートSと遊技機P1との間に所定の距離が確保される箇所であるので、遊技機P1に対する熱伝導が少なく、熱処理による遊技機P1の損傷を防止することができる。
すなわち、各基板ボックス82,85,86の端部近傍を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機P1背面における当該箇所において確実に収縮させて遊技機P1の外周へ略密着させることができる。より具体的には、最上位置の基板ボックス(役物ボックス85)の上端部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことにより、遊技機P1背面における包装用シートSの上部を確実に遊技機P1外周へ略密着させることができる。最下位置の基板ボックス(払出し制御基板ボックス86)の下端部近傍を覆う箇所に熱処理を施すことにより、遊技機P1背面における包装用シートSの下部を確実に遊技機P1外周へ略密着させることができる。一の基板ボックス(メイン基板ボックス82)と隣接する他の基板ボックス(払出し制御基板ボックス86)との間を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機P1背面の当該箇所において確実に遊技機P1の外周へ略密着させることができる。
また、上皿63の上部近傍を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機P1前面の当該箇所において確実に遊技機P1の外周へ略密着させることができる。下皿70の下部近傍を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機P1前面の当該箇所において確実に遊技機P1の外周へ略密着させることができる。上皿63と下皿70との間を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機P1前面の当該箇所において確実に遊技機P1の外周へ略密着させることができる。
尚、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
例えば、前記実施形態の熱処理工程において熱風を吹きつける箇所は、一例を示したものであり、遊技機の形状等に応じて適宜変更して実施することが可能であることはいうまでもない。また、熱処理工程で、包装用シートSにおいて、少なくとも遊技機P1の高耐熱性部材を覆う箇所に熱処理を施すようにしてもよい。例えば、包装用シートSにおいて遊技機P1各部に設けられた金属製部材を覆う箇所に熱処理を施してもよい。また、包装用シートSにおいて遊技機P1に設けられた熱硬化性樹脂製部材(例えば、遊技機前面に設けられた灰皿等)を覆う箇所に熱処理を施してもよい。このように、包装用シートSにおいて金属製部材や熱硬化性樹脂製部材等の高耐熱性部材を覆う箇所に熱処理が施されるので、遊技機P1が熱処理によって損傷することを防止することができる。
また、前記実施形態では、包装用シートSにより役物ボックス85、メイン基板ボックス82及び払出し制御基板ボックス86を一体的に覆う例を示したが、各基板ボックスを個別に覆うようにしてもよく、或いは、図10に示す第1の変形例のように、最も不正改造防止の必要性が高いメイン基板ボックス82のみを包装用シートSにより覆うように遊技機P1の外周へ巻きつけてもよい。本変形例では、熱処理工程において、遊技機P1背面側のメイン基板ボックス82の上端部近傍及び下端部近傍に熱風を吹きつけることにより、包装用シートを遊技機外周へ密着させることができる。
また、前記実施形態では、シート被着工程において、一対の包装用シートS,Sにより遊技機P1を前面側及び背面側から挟み、2箇所で両包装用シートS,Sを接合して筒状の形成と遊技機P1への被着とを同時に行う例を示したが、図11に示す第2の変形例のように、1枚の長尺状の包装用シートSを遊技機P1の外周を1周させるように巻きつけ、包装用シートSが重なり合った箇所で縦方向に熱溶着し、その熱溶着部分の略中央部で縦方向に切断することにより、包装用シートSの筒状の形成と遊技機P1への被着とを同時に行うようにしてもよい。
尚、上述した実施形態及び第1、第2の変形例において、包装用シートSの重なり部分の接合は、熱溶着に代えて、接着剤による貼り合わせや、粘着テープの貼り付けにより行ってもよい。
次に、第3の変形例について、図12を参照しつつ説明する。上述した実施形態及び第1、第2の変形例では、シート被着工程において、包装用シートSの筒状の形成と遊技機P1への巻き付けとを同時に行う例を示したが、本変形例では、予め遊技機P1の所定方向(横方向)における外径よりも大きな内径を有する筒状に成形された包装用シートS’を用いている。筒状の包装用シートS’は、遊技機P1の上方又は下方から通すことにより遊技機P1に緩く被着される。包装用シートS’が遊技機P1の外径よりも一回り大きい内径を有しているので、遊技機P1の外周へ円滑に被着を行うことができる。
次に、第4の変形例について、図13を参照しつつ説明する。第2の変形例では、予め筒状に成形された包装用シートS’を用いたが、本変形例では、予め遊技機P1の所定方向(横方向)における外径よりも大きな内径を有する袋状に成形された包装用シートS”を用いている。袋状の包装用シートS”は、上方又は下方から遊技機P1に被せられることにより、遊技機P1の外周に緩く被着される。
また、前記各実施形態において、遊技機メーカー等のロゴが印刷された包装用シートを用いて包装を行うようにしてもよい。或いは、包装前又は包装後に、包装用シートの表面に製品識別情報等を印刷するようにしてもよい。このようにロゴや製品識別情報等が印刷された包装用シートを用いて包装を行うことにより、不正改造後の再包装をより一層確実に防止することができる。
パチンコ機だけでなくスロットマシンや、パチンコ機とスロットマシンとを融合した遊技機等の不正改造の防止が必要とされる遊技機の包装にも適用できる。
本実施形態の包装方法により包装される遊技機の斜視図である。 図1の遊技機の上面図である。 図1の遊技機の背面図である。 シート被着工程を示す遊技機の上面図である。 シート被着工程を示す遊技機の斜視図である。 熱処理工程を示す遊技機の側面図である。 包装が完了した遊技機の側面図である。 遊技機下部を拡大して示す側面図であり、(a)はシート被着工程後(熱処理工程前)の状態を、(b)は熱処理工程後の状態をそれぞれ表わしている。 包装が完了した遊技機の斜視図である。 メイン基板ボックスのみを覆うように包装を施した第1の変形例における包装状態を示す遊技機の側面図である。 1枚の包装用シートを巻きつけて片側で熱溶着するようにした第2の変形例におけるシート被着工程を示す遊技機の上面図である。 予め筒状に成形された包装用シートを用いた第3の変形例におけるシート被着工程を示す遊技機の斜視図である。 予め袋状に成形された包装用シートを用いた第4の変形例におけるシート被着工程を示す遊技機の斜視図である。
符号の説明
S 包装用シート(帯状のシート)
S’ 包装用シート(筒状のシート)
S” 包装用シート(袋状のシート)
P1 遊技機
63 上皿
70 下皿
82 メイン基板ボックス(遊技機の制御を行う部分、主制御装置、基板ボックス)
85 役物ボックス(遊技機の制御を行う部分、役物制御装置、基板ボックス)
86 払出し制御基板ボックス(遊技機の制御を行う部分、払出し制御装置、基板ボックス)。

Claims (8)

  1. 遊技機を包装する方法であって、
    前記遊技機の制御を行う部分の少なくとも一部を覆うように、熱収縮性を有する熱可塑性材料からなる帯状の包装用シートを前記遊技機の外周に緩く巻きつけて被着するシート被着工程と、
    前記遊技機の外周に被着された前記包装用シートの少なくとも一部に熱処理を施す熱処理工程と
    を備え、
    前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、前記制御を行う部分の電子部品搭載箇所を避けつつ、少なくとも前記遊技機外周における一又は複数の段差部分近傍を覆う箇所に熱処理を施すことを特徴とする遊技機の包装方法。
  2. 前記熱処理工程は、前記包装用シートの特定箇所へ局所的に熱処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の包装方法。
  3. 前記熱処理工程は、前記包装用シートにおいて、少なくとも前記包装用シートと前記遊技機との間に所定の距離が確保される箇所に熱処理を施すことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機の包装方法。
  4. 前記熱処理工程は、熱風の吹きつけを行う工程であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の遊技機の包装方法。
  5. 前記シート被着工程は、少なくとも前記遊技機の主制御を行う主制御装置の一部又は全体を覆うように前記包装用シートを被着することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の遊技機の包装方法。
  6. 前記シート被着工程は、少なくとも前記遊技機に設けられた役物の制御を行う役物制御装置の一部又は全体を覆うように前記包装用シートを被着することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の遊技機の包装方法。
  7. 前記シート被着工程は、少なくとも賞球の払出し制御を行う払出し制御装置の一部又は全体を覆うように前記包装用シートを被着することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の遊技機の包装方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の方法により包装された遊技機。
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