JP2008167090A - 通信端末装置及び通信プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの利用性を向上させることができる通信端末装置を提供する。
【解決手段】通信端末装置1は、ファクシミリ機能を有し、宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定部と、宛先指定部においてキー操作で直接に指定された宛先に対してユーザにより送信が指示されると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることをそのユーザに報知する報知部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばデジタル複合機、ファクシミリ機のような通信端末装置及びパソコンからファクシミリを行える通信プログラムに関する。
デジタル複合機やファクシミリ機は、通常、短縮ダイヤルやワンタッチダイヤルの機能を有し、この機能を利用すれば宛先を簡単に指定することができる。ワンタッチダイヤルの登録をした宛先が変更された場合、そのワンタッチダイヤルが操作されると、変更された旨を表示することにより、誤送信を防止するファクシミリ機が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−160895号公報
本発明の目的は、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの利用性を向上させることができる通信端末装置及び通信プログラムを提供することである。
本発明に係る通信端末装置の第1態様は、ファクシミリ機能を有する通信端末装置であって、宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定部と、前記宛先指定部においてキー操作で直接に指定された宛先に対してユーザにより送信が指示されると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知部と、を備える。
本発明に係る通信端末装置の第2態様は、ファクシミリ機能を有する通信端末装置であって、宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定部と、前記宛先指定部で指定された同報送信の宛先にキー操作で直接に指定された宛先を含む場合において、ユーザによりファクシミリの同報送信が指示されると、キー操作で直接に指定された宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知部と、を備える。
本発明に係る通信端末装置の第3態様は、ファクシミリの同報送信の指示がされる前に同報送信の宛先毎に指定と確定の操作がされる通信端末装置であって、宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定部と、前記宛先指定部においてキー操作で直接に指定された同報送信の宛先に対してユーザにより確定の操作がされると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知部と、を備える。
本発明に係る通信プログラムの第1態様は、ファクシミリ機能を有する通信端末装置を利用してパソコンからファクシミリを行える通信プログラムであって、宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定ステップ及び、前記宛先指定ステップにおいてキー操作で直接に指定された宛先に対してユーザにより送信が指示されると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知ステップ、を前記パソコンに実行させるための通信プログラムである。
本発明に係る通信プログラムの第2態様は、ファクシミリ機能を有する通信端末装置を利用してパソコンからファクシミリを行える通信プログラムであって、宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定ステップ及び、前記宛先指定ステップで指定された同報送信の宛先にキー操作で直接に指定された宛先を含む場合において、ユーザによりファクシミリの同報送信が指示されると、キー操作で直接に指定された宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知ステップ、を前記パソコンに実行させるための通信プログラムである。
本発明に係る通信プログラムの第3態様は、ファクシミリ機能を有する通信端末装置を利用してパソコンからファクシミリを行え、ファクシミリの同報送信の指示がされる前に同報送信の宛先毎に指定と確定の操作がパソコンで行われる通信プログラムであって、宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定ステップ及び、前記宛先指定ステップにおいてキー操作で直接に指定された同報送信の宛先に対してユーザにより確定の操作がされると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知ステップ、を前記パソコンに実行させるための通信プログラムである。
本発明に係る通信端末装置の第1態様によれば、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されている宛先について、ユーザがキー操作で直接に指定して送信を指示すると、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることがそのユーザに報知される。これにより、そのユーザは、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることを知ることができ、次回からその宛先の指定に短縮ダイヤル等を利用することができる。したがって、本発明に係る通信端末装置の第1態様によれば、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの利用性を向上させることができる。
本発明に係る通信端末装置の第2態様によれば、同報送信をする場合に、本発明に係る通信端末装置の第1態様と同様の効果を得ることができる。
本発明に係る通信端末装置の第3態様によれば、同報送信の宛先毎に指定と確定の操作をする場合、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されている宛先について、ユーザがキー操作で直接に指定して確定の操作をすると、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることがそのユーザに報知される。これにより、本発明に係る通信端末装置の第1態様や第2態様と同様に、そのユーザは、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることを知ることができ、次回からその宛先の指定に短縮ダイヤル等を利用することができる。したがって、本発明に係る通信端末装置の第3態様によれば、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの利用性を向上させることができる。
本発明に係る通信プログラムの第1態様によれば、通信端末装置の第1態様と同様の効果を得ることができる。
本発明に係る通信プログラムの第2態様によれば、通信端末装置の第2態様と同様の効果を得ることができる。
本発明に係る通信プログラムの第3態様によれば、通信端末装置の第3態様と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態は通信端末装置に関する。この装置のハードウェア構成を示すブロック図を図1に示す。通信端末装置1はデジタル複合機であり、コピー、ファクシミリ、スキャナ及びプリンタの機能を有する。通信端末装置1としては、デジタル複合機以外に、ファクシミリ専用機でもよい。
通信端末装置1は、制御部3、画像読取部5、画像記録部7、表示部9、操作部11、モデム13、NCU15、ROM17、RAM19、画像メモリ21、コーデック23、LANインターフェース25等が相互にバス27で接続された構成を有する。制御部3は、例えばCPUにより実現されており、通信端末装置1を構成する上記ハードウェアを制御すると共に通信端末装置1の動作に必要なソフトウェアを実行する。
画像読取部5は、CCD等によって画像(文字、図、写真等)を読み取って画像データとして出力する。画像記録部7は、電子写真方式等のプリンタであり、画像読取部5から出力された画像データやファクシミリ通信により受信した別のファクシミリ機からの画像データを画像に戻し、この画像が記録された用紙を出力する。
表示部9は、通信端末装置1の動作状態、各種設定内容等を表示する。表示部9は、LCD、CRT等で実現される。操作部11は、通信端末装置1の操作に必要なキー(テンキー、スタートキー、リセットキー、各種のファンクションキー等)を備える。
モデム13は、通常のファクシミリ通信用のファクシミリモデムの機能を有する。また、モデム13は、NCU15と直接に接続されている。NCU15は、公衆電話回線Lを閉結及び開放する機能の他に、通信相手の電話番号に応じたダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を有する。また、NCU15は、モデム13を必要に応じて公衆電話回線Lに接続する。
ROM17は、フラッシュメモリ等により実現されており、通信端末装置1の動作に必要なソフトウェアを記憶している。RAM19は、SRAM、DRAM等により実現されており、ソフトウェアの実行時に発生するデータを一時的に記憶したり、アプリケーションソフト等を記憶したりする。
画像メモリ21は、DRAM等で実現されており、送信すべき画像データ、受信した画像データ、画像読取部5から出力された画像データ等を一時的に記憶する。コーデック23は、画像データを符号化圧縮すると共に符号化圧縮されている画像データを復号する。LANインターフェース25は、通信端末装置1がLANと通信可能に接続するインターフェースである。
通信端末装置1が多数のユーザによって利用されている場合、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤル(以下「短縮ダイヤル等」と記載することもある。)に既に登録されている宛先について、それを知らずに、その宛先を指定するために、テンキーによりファクシミリ番号を入力する(つまり、宛先をキー操作で直接に指定する)ユーザが存在することがある。このようなユーザは、宛先を指定する際に無駄な操作をしていることになる。
特に、短縮ダイヤル等に登録できる宛先の件数が多い場合(例えば、短縮ダイヤルが数百件、ワンタッチダイヤルが数十件)、上記のようなユーザが存在する事態が生じやすい。また、通信端末装置1の設置時に短縮ダイヤル等に登録された宛先については、通常、通信端末装置1の管理者等から通信端末装置1の全ユーザに知らされる。しかし、短縮ダイヤル等に後から追加して登録された宛先については、全ユーザに知れ渡らないことが多い。
第1実施形態に係る通信端末装置1は、ファクシミリ送信の宛先がキー操作で直接に指定された場合において、その宛先が既に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに登録されていれば、それをユーザに報知する機能を有する。第1実施形態に係る通信端末装置1には第1〜第3態様がある。
(第1態様)
図2は、通信端末装置1の第1態様を説明するフローチャートである。まず、前提として、ユーザは、図1に示す表示部9及び操作部11を用いて上記報知機能を実行するための設定をする。この設定について説明する。報知機能をオンにし、次に、報知の方法を選択する。表示部9による視覚的な報知、通信端末装置1に備えられるスピーカ(図示せず)による音声報知、のいずれかを選択できる。以上が報知機能の実行に必要な設定である。
通信端末装置1を利用してファクシミリ送信をするユーザは、通信端末装置1がファクシミリモードでない場合(ステップS1でNo)、図1に示す操作部11のファンクションキーを操作して、ファクシミリ、コピー、スキャナ及びプリンタの機能の中からファクシミリを選択する(ステップS3)。
通信端末装置1がファクシミリモードの場合(ステップS1でYes)又はステップS3でファクシミリが選択された場合、ユーザはファクシミリ送信をする宛先を指定する(ステップS5)。宛先は、キー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる。「宛先をキー操作で直接に指定する」とは、テンキーを操作してファクシミリ番号を構成する数字を一つずつ入力、いわゆる直接ダイヤル入力のことである。宛先の指定は、宛先指定部で行われる。宛先指定部の機能は、図1に示す制御部3、表示部9、操作部11及びRAM19等によって実行される。
ユーザは、宛先の指定の他に、ファクシミリ送信をする原稿のセット、必要に応じて画質の設定等をしてから、操作部11のスタートキーを操作して送信を指示する(ステップS7)。これにより、画像読取部5で原稿を読み取って画像データを生成し、その画像データを宛先へ送信する送信処理がされる。この送信処理の前又は並行して、ステップS9、ステップS11及びステップS13の処理がされる。
ステップS5で指定された宛先に対してユーザにより送信が指示されると(ステップS7)、その宛先がキー操作で直接に指定された宛先か判断される(ステップS9)。キー操作で直接に指定された宛先であると(ステップS9でYes)、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているかを、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの宛先が登録される登録部(例えばアドレス帳)を検索することにより判断する(ステップS11)。上記登録部は、RAM19の一部に割り当てられている。
その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていれば(ステップS11でYes)、その宛先が既に登録されていることが、このファクシミリ送信の操作をしたユーザに報知される(ステップS13)。表示部9による視覚的な報知が選択されていた場合、例えば、図3に示す内容が表示部9に表示される。登録された宛先(ファクシミリ番号)と一緒に名称及び割り当てられた短縮番号を表示している。音声による報知が選択されていた場合、図3に示す内容を案内する音声が図1に示す通信端末装置1に備えられるスピーカ(図示せず)から出力される。
ステップS11及びステップS13の処理は、報知部により実行される。報知部の機能は、図1に示す制御部3、表示部9、通信端末装置1に備えられるスピーカ及びRAM19等によって実行される。
一方、ステップS5で指定した宛先が、キー操作で直接に指定された宛先でなければ(ステップS9でNo)、言い換えれば、短縮ダイヤルやワンタッチキーで指定された宛先であれば、ステップS13の報知を実行しないで終了する。同様に、宛先が短縮ダイヤル等に登録されていなければ(ステップS11でNo)、ステップS13の報知を実行しないで終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る通信端末装置1の第1態様によれば、短縮ダイヤル等に既に登録されている宛先(ファクシミリ番号)について、ユーザが短縮ダイヤル等を利用せずに、キー操作で直接に指定(直接ダイヤル入力)して、送信を指示すると、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることがそのユーザに報知される。これにより、そのユーザは、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることを知ることができる。したがって、そのユーザは次回からその宛先の指定に短縮ダイヤル等を利用することができ、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることを知らずにその宛先をキー操作で直接に指定し続けるのを防止することができる。よって、第1態様によれば、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの利用性を向上させることができる。
(第2態様)
第2態様は同報送信の場合である。同報送信では、宛先毎に指定と確定の操作をした後、スタートキーを操作して同報送信を指示する。第2態様では、第1態様と同様にスタートキーを操作して同報送信を指示した後に、キー操作で直接に指定された宛先が既に短縮ダイヤル等に登録された宛先か否か判断される。図4は、第2態様を説明するフローチャートである。
ステップT1、ステップT3は、それぞれ図2のステップS1、ステップS3と同じ処理である。ユーザは操作部11のキー操作で同報送信を選択する(ステップT5)。同報送信の宛先を指定して、その宛先を確定する(ステップT7)。宛先の指定は、ステップS5と同じである。操作部11の確定キーを操作することにより、宛先が確定される。同報送信の全ての宛先の指定と確定が終了するまで(ステップT9でNo)、ユーザはステップT7を繰り返す。
同報送信の全ての宛先の指定と確定が終了すると(ステップT9でYes)、ユーザはスタートキーを操作して同報送信を指示する(ステップT11)。これにより、画像読取部5で原稿を読み取って画像データを生成し、その画像データを宛先へ同報送信する送信処理がされる。この送信処理の前又は並行して、ステップT13、ステップT15及びステップT17の処理がされる。
同報送信の宛先にキー操作で直接に指定された宛先が含まれると(ステップT13でYes)、キー操作で直接に指定されたその宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断される(ステップT15)。すなわち、宛先指定部で指定された同報送信の宛先にキー操作で直接に指定された宛先を含む場合において、ユーザによりファクシミリの同報送信が指示されると(ステップT11)、ステップT15においてキー操作で直接に指定された宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されているか判断される。この判断は、第1態様と同じく、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの宛先が登録される登録部を検索することにより行われる。
その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていれば(ステップT15でYes)、その宛先が既に登録されていることがユーザに報知される(ステップT17)。ステップT17の処理はステップS13の処理と同様である。
同報送信では複数の宛先を指定するので、報知対象となる宛先が複数存在することがある。通信端末装置1の表示部9は小さいので、複数の宛先を一度に表示できない場合がある。この場合は、次のようにして表示する。例えば、報知対象となる宛先が5件の場合、図5(a)に示すように、表示部9に「直接ダイヤル入力で指定した宛先の中で登録済みの宛先が5件あります。内容詳細は確定キーを操作して下さい。」と表示する。ユーザが操作部11の確定キーを押すと、図5(b)に示すように、1件目の宛先が表示部9に表示される。そして、確定キーを押すたびに、2件目の宛先(図5(c))、3件目の宛先(図5(d))、4件目の宛先(図5(e))、5件目の宛先(図5(f))が表示部9に表示されるようにする。
複数の宛先が既に登録されていることを音声で報知する場合、例えば、(1)1件目の宛先から順に音声で案内するようにしてもよいし、(2)宛先の件数だけ音声で案内し、さらにユーザが所定の操作をすることにより、1件目の宛先から順に音声で案内するようにしてもよい。
ステップT15及びステップT17の処理は、報知部により実行される。この報知部の機能は、第1態様の報知部と同様に図1に示す制御部3、表示部9、通信端末装置1に備えられるスピーカ及びRAM19等によって実行される。
一方、同報送信の宛先にキー操作で直接に指定された宛先を含まない場合(ステップT13でNo)、言い換えれば、同報送信の全ての宛先が短縮ダイヤルやワンタッチキーで指定された場合、ステップT17の報知を実行しないで終了する。同様に、宛先が短縮ダイヤル等に登録されていなければ(ステップT15でNo)、ステップT17の報知を実行しないで終了する。
第2態様によれば、同報送信をする場合に、通信端末装置1の第1態様と同様の効果を得ることができる。
(第3態様)
第3態様は第2態様と同じく同報送信の場合である。第2態様では、同報送信の全ての宛先の指定と確定の操作が終了した後、同報送信の宛先の中に、報知対象となる宛先(キー操作で直接に指定された宛先が既に短縮ダイヤル等に登録された宛先である)が存在するか否か判断される。これに対して、第3態様では、宛先の指定と確定の操作において、確定の操作がされると、その宛先が報知対象か否か判断される。図6は、第3態様を説明するフローチャートである。
ステップU1、ステップU3、ステップU5、ステップU7は、それぞれ図4のステップT1、ステップT3、ステップT5、ステップT7と同じ処理である。
ステップU7において確定された宛先がキー操作で直接に指定された宛先であると(ステップU9でYes)、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断される(ステップU11)。すなわち、宛先指定部においてキー操作で直接に指定された同報送信の宛先に対してユーザにより確定の操作がされると(ステップU7)、ステップU11でその宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されているか判断される。この判断は、第1態様や第2態様と同じく、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの宛先が登録される登録部を検索することにより行われる。
その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていれば(ステップU11でYes)、その宛先が既に登録されていることがユーザに報知される(ステップU13)。ステップU13の処理はステップS13の処理と同様である。
ステップU11及びステップU13の処理は、報知部により実行される。この報知部の機能は、第1態様や第2態様と同様に、図1に示す制御部3、表示部9、通信端末装置1に備えられるスピーカ及びRAM19等によって実行される。
ステップU13後、同報送信の全ての宛先の指定と確定が終了しているか判断される(ステップU15)。終了していなければ(ステップU15でNo)、ステップU7へ戻る。
一方、ステップU7で指定した宛先が、キー操作で直接に指定された宛先でなければ(ステップU9でNo)、言い換えれば、短縮ダイヤルやワンタッチキーで指定された宛先であれば、ステップU13の報知を実行しないでステップU15へ進む。同様に、宛先が短縮ダイヤル等に登録されていなければ(ステップU11でNo)、ステップU13の報知を実行しないでステップU15へ進む。
同報送信の全ての宛先の指定と確定が終了すると(ステップU15でYes)、ユーザはスタートキーを操作して同報送信を指示する(ステップU17)。これにより、送信処理がされる。
第3態様によれば、同報送信の宛先毎に指定と確定の操作をする場合、短縮ダイヤル等に既に登録されている宛先について、ユーザがキー操作で直接に指定して確定の操作をすると、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることがそのユーザに報知される。これにより、通信端末装置1の第1態様や第2態様と同様に、そのユーザは、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されていることを知ることができ、したがって、次回からその宛先の指定に短縮ダイヤル等を利用することができる。よって、第3態様によれば、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの利用性を向上させることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態は通信プログラムに関する。この通信プログラムを使用できる通信システムを図7に示す。通信システム41は、図1に示す通信端末装置1、複数のパソコン43、ルータ45等が互いにLANで接続されたシステムである。この接続はケーブルでもよいし、無線でもよい。通信端末装置1において、図1に示すブロックの中で、表示部9、NCU15、RAM19及びLANインターフェース25を記載し、他を省略している。
第2実施形態に係る通信プログラムがインストールされたパソコン43を用いれば、ファクシミリ機能を有する通信端末装置1を利用してそのパソコン43からファクシミリを行える。第2実施形態に係る通信プログラムには、第1〜第3態様がある。
(1)通信プログラムの第1態様は、図2に示す通信端末装置1の第1態様のステップをパソコン43に実行させるものである。
(2)通信プログラムの第2態様は、図4に示す通信端末装置1の第2態様のステップをパソコン43に実行させるものである。
(3)通信プログラムの第3態様は、図6に示す通信端末装置1の第3態様のステップをパソコン43に実行させるものである。
第2実施形態に係る通信プログラムについて第1態様を例にして詳細に説明する。図7に示す複数のパソコン43の中で、ファクシミリ送信に利用するパソコン43をパソコン43Aとする。
パソコン43Aの記憶部に格納されたファイルの中でファクシミリ送信の対象となるファイルをファイルAとする。パソコン43Aの操作部(キーボードやマウス)を用いて、ユーザがファイルAを指定して印刷を指示すると、パソコン43Aのディスプレイに印刷画面が表示される。
ユーザはパソコン43Aの操作部を用いて、その印刷画面から通信端末装置1を利用するファクシミリを選択する。この選択は、図2のステップS1及びステップS3に相当する。
ファクシミリの選択がされると、ファクシミリの宛先指定の時に通信端末装置1の表示部9に表示される宛先指定画面のファイルが、ブラウザを利用して通信端末装置1からパソコン43Aに送られ、パソコン43Aのディスプレイに上記宛先指定画面が表示される。ユーザはパソコン43Aの操作部を用いて、宛先となるファクシミリ番号を入力することにより宛先を指定する。この指定は、図2のステップS5に相当する。宛先は、キー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる。
次に、ユーザはパソコン43Aの操作部を用いて送信を指示する。この指示は、図2のステップS7に相当する。送信指示により、パソコン43Aの記憶部に格納されているファイルAの画像データがLANを利用して通信端末装置1に送られ、そこから公衆電話回線Lを利用して宛先へ送信される。なお、宛先を短縮ダイヤル等で指定すると、通信端末装置1のRAM19の一部に割り当てられた登録部(この登録部には、短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルの宛先が登録される。)を検索して、その短縮ダイヤル等が割り当てられている宛先のファクシミリ番号を取得して、その宛先へ送信する。
パソコン43Aの操作部で上記送信指示がされると、パソコン43AではステップS9、ステップS11及びステップS13に相当する処理が実行される。したがって、ユーザがパソコン43Aのキーボードのテンキーを操作して直接に指定した宛先であれば、通信端末装置1のRAM19の上記登録部を検索して、その宛先が短縮ダイヤル等に既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、そのことが、パソコン43Aのディスプレイやスピーカを利用してユーザに報知される。よって、通信プログラムの第1態様によれば、第1実施形態に係る通信端末装置1の第1態様と同様の効果を得ることができる。
同じく、通信プログラムの第2態様、第3態様も、それぞれ、第1実施形態に係る通信端末装置1の第2態様、第3態様と同様の効果を得ることができる。
第1及び第2実施形態では、宛先が公衆電話回線Lを利用したファクシミリ通信でのファクシミリ番号の場合で説明したが、インターネットを利用したファクシミリ通信では、IP電話でのファクシミリ番号やメールアドレスが宛先となる。
第1実施形態に係る通信端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る通信端末装置の第1態様を説明するフローチャートである。 視覚的な報知の一例を説明する図である。 第1実施形態に係る通信端末装置の第2態様を説明するフローチャートである。 視覚的な報知の他の例を説明する図である。 第1実施形態に係る通信端末装置の第3態様を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る通信プログラムを使用できる通信システムを示す図である。
符号の説明
1・・・通信端末装置、3・・・制御部、5・・・画像読取部、7・・・画像記録部、9・・・表示部、11・・・操作部、13・・・モデム、15・・・NCU、17・・・ROM、19・・・RAM、21・・・画像メモリ、23・・・コーデック、25・・・LANインターフェース、27・・・バス、L・・・公衆電話回線、41・・・通信システム、43,43A・・・パソコン、45・・・ルータ

Claims (6)

  1. ファクシミリ機能を有する通信端末装置であって、
    宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定部と、
    前記宛先指定部においてキー操作で直接に指定された宛先に対してユーザにより送信が指示されると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知部と、を備えた通信端末装置。
  2. ファクシミリ機能を有する通信端末装置であって、
    宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定部と、
    前記宛先指定部で指定された同報送信の宛先にキー操作で直接に指定された宛先を含む場合において、ユーザによりファクシミリの同報送信が指示されると、キー操作で直接に指定された宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知部と、を備えた通信端末装置。
  3. ファクシミリの同報送信の指示がされる前に同報送信の宛先毎に指定と確定の操作がされる通信端末装置であって、
    宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定部と、
    前記宛先指定部においてキー操作で直接に指定された同報送信の宛先に対してユーザにより確定の操作がされると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知部と、を備えた通信端末装置。
  4. ファクシミリ機能を有する通信端末装置を利用してパソコンからファクシミリを行える通信プログラムであって、
    宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定ステップ及び、
    前記宛先指定ステップにおいてキー操作で直接に指定された宛先に対してユーザにより送信が指示されると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知ステップ、を前記パソコンに実行させるための通信プログラム。
  5. ファクシミリ機能を有する通信端末装置を利用してパソコンからファクシミリを行える通信プログラムであって、
    宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定ステップ及び、
    前記宛先指定ステップで指定された同報送信の宛先にキー操作で直接に指定された宛先を含む場合において、ユーザによりファクシミリの同報送信が指示されると、キー操作で直接に指定された宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知ステップ、を前記パソコンに実行させるための通信プログラム。
  6. ファクシミリ機能を有する通信端末装置を利用してパソコンからファクシミリを行え、ファクシミリの同報送信の指示がされる前に同報送信の宛先毎に指定と確定の操作がパソコンで行われる通信プログラムであって、
    宛先をキー操作で直接に指定できると共に短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルでも指定できる宛先指定ステップ及び、
    前記宛先指定ステップにおいてキー操作で直接に指定された同報送信の宛先に対してユーザにより確定の操作がされると、その宛先が短縮ダイヤル及び/又はワンタッチダイヤルに既に登録されているか判断し、その宛先が既に登録されていれば、その宛先が既に登録されていることを前記ユーザに報知する報知ステップ、を前記パソコンに実行させるための通信プログラム。
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