JP2007208691A - 通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる通信端末装置を提供する。
【解決手段】ユーザが2以上のワンタッチキー141を連続して操作することによって、複数の宛先情報を入力した場合、入力操作無効化部212が、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する。つまり同報送信を禁止する。ただし、少なくとも2回目のワンタッチキー操作が行われる前に、同報キー143が操作されていれば、入力された複数件の宛先情報の全てを送信宛先として受け付けることが許可される。つまり、同報送信を許可する。
【選択図】図1

Description

この発明は、同報通信機能を有する通信端末装置に関する。
同報通信機能を有する通信端末装置の1つに、複数の宛先に同一原稿を送信する同報送信機能を有するファクシミリ装置がある。このようなファクシミリ装置においては、複数の宛先に一度に原稿を送信できるという利便性がある反面、例えば、誤操作によって複数の宛先が指定されてしまった場合に、ユーザが意図しないうちに同報送信が実行されてしまうという危険性もあった。そこで、ユーザの意図しない同報送信を防止するための技術が提案されている。
例えば、同報送信を実行する前に所定の警告画面を表示してユーザに確認を促し、ユーザの承認が得られた場合に限り同報送信を許可することによって、ユーザの意図しない同報送信が実行されることを防止する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、同報送信を行う際は、テンキーによって直接に入力された宛先のみを受け付け、誤操作が生じやすいワンタッチキーや短縮ダイヤルによる入力は受け付けないとする技術も提案されている(特許文献2参照)。
さらにまた、ワンタッチキーや短縮ダイヤルとして登録されている宛先のそれぞれにグループ属性を付与しておき、同一のグループ属性が付与された宛先について同報送信を行う技術もある(特許文献3参照)。
特開平11−146174号公報 特開2005−184516号公報 特開平9−139827号公報
特許文献1においては、ユーザの承認が得られた場合に限って同報送信を実行することによって、ユーザの意図しない同報送信の実行が防止されているが、ここではユーザの承認が複数の宛先を指定した後の確認作業になるため、誤った同報送信を確実に防止できるとはいえなかった。
例えば、ユーザが意図しない同報送信が実行されてしまう場合のひとつに、ユーザが、所望の送信宛先を入力した後に、誤ってワンタッチキーに触れてしまった場合がある。このような場合、ユーザは、自分が誤ってワンタッチキーに触れたことを認識していないことが多い。したがって、警告表示に注意を払うことなく無意識に同報送信の承認を入力してしまう危険があった。また、同報送信機能を頻繁に使用しないユーザの場合、警告表示の意図をよく理解しないまま承認を入力してしまうという場合もあった。さらに、ユーザが承認を拒否することによって意図しない同報送信が防止できたとしても、ユーザが本来所望していた処理(すなわち、はじめに入力した宛先へのファックス送信処理)を実行させるためには、宛先入力操作を再度やり直さなければならないという不便もあった。
また、ユーザの承認が複数の宛先を指定した後の確認作業になるため、同報送信を所望するユーザにとっても不便が生じる場合があった。例えば、同報送信を所望するユーザが、複数の宛先を入力した後、承認を行う場面において誤って承認拒否を選択してしまった場合、先に入力した複数の宛先は無効とされてしまう。このため、ユーザは複数の宛先を再度はじめから入力し直さなければならなかった。
一方、特許文献2によると、同報送信を行う場合にはワンタッチキー等による宛先入力操作を禁止することによって、誤った宛先に対する同報送信を防止しているが、ユーザにとって、複数の宛先のそれぞれについてファックス番号を直接入力することは面倒であるばかりでなく、却って宛先の誤入力を招く危険も伴っていた。
また、特許文献3によると、簡便な操作で誤りのない宛先に同報送信することができるが、グループ構成員として予め設定されている相手以外に対しては同報送信することができないため、同報送信機能を柔軟に利用できないという欠点があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、上記の不都合を改善し、ユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる通信端末装置を提供することを第1の目的としている。
また、ユーザが同報送信を所望する場合には、簡便な宛先入力を可能とすることができる通信端末装置を提供することを第2の目的としている。
請求項1の発明は、複数個の所定キーのそれぞれに対して、通信相手装置の宛先情報の登録を受け付ける宛先情報登録手段と、前記所定キーのいずれかがユーザによって操作された場合に、当該操作された所定キーに登録された宛先情報を、通信を実行する通信宛先情報として読み込む通信宛先情報受付手段と、前記所定キーの2以上がユーザによって連続してキー操作されることによって複数件の宛先情報が入力された場合に、2件以上の宛先情報を前記通信宛先情報として読み込むことを禁止するキー操作無効化手段と、を備え、前記所定キーの2以上がユーザによって連続してキー操作されることによって複数件の宛先情報が入力された場合に、前記通信宛先情報受付手段が、当該入力された複数件の宛先情報のうちのいずれか1件の宛先情報を前記通信宛先情報として読み込む。
請求項2の発明は、請求項1に記載の通信端末装置において、前記通信宛先情報受付手段が、前記所定キーの2以上がユーザによって連続してキー操作されることによって複数件の宛先情報が入力された場合に、1件目に入力された宛先情報を前記通信宛先情報として読み込む。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の通信端末装置において、前記所定キーの連続操作による複数件の宛先情報の入力を許可させる指示を入力するための連続入力許可キー、を備え、前記連続入力許可キーがユーザによって操作されると、前記キー操作無効化手段が非能動化され、前記所定キーの2以上がユーザによって連続してキー操作されることによって複数件の宛先情報が入力された場合であっても、前記通信宛先情報受付手段が、当該入力された複数件の宛先情報のそれぞれを前記通信宛先情報として読み込む。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の通信端末装置において、前記通信端末装置を、通信に関する安全度が高められたセキュリティモードに設定する安全機能能動化手段、を備え、前記セキュリティモードが設定された場合に前記キー操作無効化手段が能動化される。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の通信端末装置において、前記所定キーがワンタッチキーである。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の通信端末装置において、前記通信端末装置がファクシミリ装置である。
請求項7の発明は、ユーザによって入力された宛先情報を、通信を実行する通信宛先情報として受け付ける通信宛先情報受付手段と、ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合に、2件以上の宛先情報を前記通信宛先情報として受け付けることを禁止する宛先複数指定禁止手段と、を備え、ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合に、前記通信宛先情報受付手段が、当該入力された複数件の宛先情報のうちのいずれか1件の宛先情報を前記通信宛先情報として受け付ける。
請求項8の発明は、請求項7に記載の通信端末装置において、前記通信宛先情報受付手段が、ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合に、1件目に入力された宛先情報を前記通信宛先情報として受け付ける。
請求項9の発明は、請求項7または8に記載の通信端末装置において、2件以上の宛先情報を前記通信宛先情報として受け付けることを許可させる指示を入力するための宛先複数指定許可キー、を備え、前記宛先複数指定許可キーがユーザによって操作されると、前記宛先複数指定禁止手段が非能動化され、ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合であっても、前記通信宛先情報受付手段が、当該入力された複数件の宛先情報のそれぞれを前記通信宛先情報として受け付ける。
請求項10の発明は、請求項7から9のいずれかに記載の通信端末装置において、前記通信端末装置を、通信に関する安全度が高められたセキュリティモードに設定する安全機能能動化手段、を備え、前記セキュリティモードが設定された場合に前記宛先複数指定禁止手段が能動化される。
請求項11の発明は、請求項7から10のいずれかに記載の通信端末装置において、複数個の所定キーのそれぞれに対して、通信相手装置の宛先情報の登録を受け付ける宛先情報登録手段、を備え、前記複数個の所定キーのいずれかがユーザによってキー操作された場合に、当該操作された所定キーに登録された宛先情報が入力される。
請求項12の発明は、請求項11に記載の通信端末装置において、前記所定キーがワンタッチキーである。
請求項13の発明は、請求項7から12のいずれかに記載の通信端末装置において、前記通信端末装置がファクシミリ装置である。
請求項1〜6に記載の発明によれば、ユーザが、通信相手装置の宛先情報が登録された所定キーの2以上を連続して操作することによって複数件の宛先情報を入力した場合に、2件以上の宛先情報を通信を実行する通信宛先情報として読み込むことが禁止される。つまり、同報送信が禁止される。これによって、ユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、ユーザが所定キーの2以上を連続してキー操作することによって複数件の宛先情報を入力した場合に、1件目に入力された宛先情報が通信宛先情報として読み込まれる。つまり、同報送信が禁止されるとともに、1件目に入力された宛先に対しては通信が実行される。これによって、ユーザが再度改めて操作を行わなくとも、本来所望していた宛先に対する通信を実行することができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、連続入力許可キーがユーザによって操作された場合には、所定キーの連続操作によって複数件の宛先情報の入力が許可される。つまり、ユーザは、連続入力許可キーを操作することによって、同報送信の禁止を解除し、同報送信を実行させることができる。またこの場合、ユーザは通信相手装置の宛先情報が登録された所定キーを連続操作することによって簡便に複数の宛先情報を入力することができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、所定キーがワンタッチキーであるので、1回のキー操作で1件の宛先情報を簡便に入力することができる。また、ユーザが誤ってワンタッチキーに触れてしまうことによって意図しない宛先を入力してしまった場合であっても、誤って同報送信が実行されることを防止することができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、通信端末装置がファクシミリ装置であるので、ファクシミリ送信においてユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる。
請求項7〜13に記載の発明によれば、ユーザが、複数件の宛先情報を入力した場合に、2件以上の宛先情報を通信を実行する通信宛先情報として受け付けることが禁止される。つまり、同報送信が禁止される。これによって、ユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる。
特に、請求項8に記載の発明によれば、ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合に、1件目に入力された宛先情報が通信宛先情報として受け付けられる。つまり、同報送信が禁止されるとともに、1件目に入力された宛先に対しては通信が実行される。これによって、ユーザが再度改めて操作を行わなくとも、本来所望していた宛先に対する通信を実行することができる。
特に、請求項9に記載の発明によれば、宛先複数指定許可キーがユーザによって操作された場合には、複数件の宛先情報を通信宛先として受け付けることが許可される。つまり、ユーザは、宛先複数指定許可キーを操作することによって、同報送信の禁止を解除し、同報送信を実行させることができる。
特に、請求項13に記載の発明によれば、通信端末装置がファクシミリ装置であるので、ファクシミリ送信においてユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる。
〔第1の実施の形態〕
〈1.デジタル複合機〉
図1は、この発明の第1の実施の形態に相当する通信端末装置の機能が組み込まれたデジタル複合機1の構成を示すブロック図である。
図1を参照する。このデジタル複合機1は、FAX機能、コピー機能、スキャン機能、プリント機能などの複数の機能を有する複合機(MFP装置)として構成されている。
このデジタル複合機1は、制御部11と、RAM12と、ROM13と、操作部14と、表示部15と、画像処理部16と、画像読取部17と、画像記録部18と、画像メモリ19と大容量蓄積部20と、送信宛先受付部21と、宛先情報登録管理部22と、通信関係の機能部23〜26とを、バスライン27を介して電気的に接続した構成となっている。
制御部11は、CPUで構成されている。制御部11は、ROM13に記憶されたプログラムに基づいて上記のハードウエア各部を制御し、デジタル複合機1の機能を実現する。
RAM12は、読み出しと書き込みとが可能な記憶装置であり、画像データ、FAX番号、メールアドレスなどの一時的に蓄積される諸データや、制御部11による演算処理の際に発生するデータなどを一時的に記憶する。RAM12はSRAMやフラッシュメモリなどで構成される。
ROM13は、デジタル複合機1の制御に必要なプログラムやデータを予め格納した読み出し専用の記憶装置である。
操作部14は、文字キー、テンキーt(図2参照)、ファンクションキーなどの各種キーによって構成され、コマンドやテキストデータの入力といったユーザ操作を受け付ける。操作部14が受けたユーザ操作は信号として制御部11に入力される。制御部11はユーザ操作に基づいて各部の動作を制御する。
図2は操作部14(および表示部15)の構成例を示す図である。ただし、図2には本実施の形態に特に関連する構成部分のみを表示しており、その他の部分については図示を省略している。
操作部14は、任意の外部通信相手装置の宛先情報(例えば、ユーザが頻繁にファックス送信を行う相手のファックス番号)を1件登録しておくことができるワンタッチキー141を複数個(図2においては16個)備えている。ワンタッチキー141を操作すると、当該キーに登録された1件の宛先情報が送信宛先として読み込まれる。同様に、任意の外部通信相手装置の宛先情報を1件以上登録しておくことができるグループキー142を複数個(図2においては7個)備えている。グループキー142を操作すると、当該キーに登録された1件以上の宛先情報が送信宛先として読み込まれる。なお、ワンタッチキー141やグループキー142に登録される宛先情報は後述する宛先情報登録管理部22によって管理される。
さらに、操作部14は、同報送信の許可を指示入力するための同報キー143を備える。同報キー143は、ワンタッチキー141等の連続操作を許可する連続入力許可キーとして機能する。また、複数件の宛先を直接入力する場合に、1件ごとの宛先を区切るための区切りキーとしても機能する。
またさらに、操作部14は、ファックス送信の実行を指示入力するためのスタートキー144を備える。スタートキー144が操作されると、ファックス送信処理(すなわち、原稿載置台(図示省略)に載置された原稿を読み込み、送信宛先受付部21によって送信宛先として読み込まれた宛先に発呼して画像データをファックス送信する処理)の実行が開始される。
表示部15は、デジタル複合機1の動作状態や、画像データなどを表示する表示装置である。表示部15は、液晶ディスプレイなどの表示装置により構成される。なお、操作部14に設けられる各種のキーは、この表示部15のディスプレイ画面上に設けたタッチパネルによって実現されてもよい。
画像処理部16は、受信された画像データや、画像読取部17から取得した画像データにA/D変換、表色系の変換、色調整、画像の合成などの種々の処理を行う処理部である。
画像読取部17は、原稿上の画像をCCDラインセンサなどの読取素子によって読み取るスキャナーである。画像読取部17は、ガラス台上に載置された原稿の表面を読取素子が走査して画像を読み取るタイプのスキャナーであってもよく、原稿の載置台(図示省略)に載置された原稿を、ADF(Auto Document Feeder)によって搬送し、搬送される原稿の表面を静止した読取素子によって走査して画像を読み取るタイプのスキャナーであってもよい。
画像記録部18は、画像メモリ19に格納された画像データなどを記録紙上へ記録するプリンタである。画像記録部18には、例えば、電子写真方式のプリンタを採用することができる。
画像メモリ19は、LANI/F25やNCU26を通じて外部装置4,5,6から受信した画像データ、画像読取部17において取得された画像データ、画像処理部16において処理された画像データなどを、一時的に記憶するための記憶装置である。画像メモリ19は、読み出しと書き込みとが可能なDRAM等のメモリにより構成される。
大容量蓄積部20は、ハードディスクなどにより構成される。大容量蓄積部20は、画像読取部17により処理された画像データを蓄積することができる。
送信宛先受付部21は、操作部14より入力された宛先情報を送信宛先として受け付けるための機能部である。
送信宛先受付部21は、複数の宛先情報を送信を実行する宛先(以下において「送信宛先」という)として受け付けることを許可するか否か(すなわち、同報送信を許可するか否か)を表すフラグである同報有効フラグ211を有している。
また、送信宛先受付部21は、入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する入力操作無効化部212を有している。後に詳述するように、同報有効フラグ211が「false」にセットされている場合は、入力操作無効化部212が、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する。また、同報有効フラグ211が「true」にセットされている場合は、入力操作無効化部212は非能動化され、実効しない、すなわち、入力された複数件の宛先情報の全てを送信宛先として受け付けることが許可される。
宛先情報登録管理部22は、ワンタッチキー141やグループキー142に登録される宛先情報を管理する機能部である。宛先情報登録管理部22は、ワンタッチキー141のキー番号とユーザによって登録された送信宛先とを関連づけて記憶するアドレステーブルA1と、グループキー142のキー番号と当該グループとして登録された1以上の送信宛先とを関連づけて記憶するアドレステーブルA2とを備えている。
図3はアドレステーブルA1,A2の構成例を示す図である。例えば、図3に例示するようなアドレステーブルA1,A2が宛先情報登録管理部22において生成されている場合、キー番号が「01」のワンタッチキー141操作に応じて、宛先名称「A会社」として登録されたファックス番号「075−×××−××××」が送信宛先として読み出されることになる。同様に、キー番号が「01」のグループキー142操作に応じてグループ名称「グループA」として登録された3件のファックス番号が送信宛先として読み出されることになる。
さらにこのデジタル複合機1には、通信関係の機能部として、画像データ等を複数のプロトコルに対応して符号化/復号化するコーデック(CODEC)23と、送受信データの変調および復調を行うモデム24と、LAN(ローカルエリアネットワーク)100とのインターフェイスに相当するLANI/F25と、電話回線の開閉制御を行うNCU26とが、バスライン27を介して電気的に接続した構成となっている。
次に、このデジタル複合機1の通信環境について説明する。デジタル複合機1は、LAN100と接続されている。LAN100にはメールサーバ3や外部端末4などが接続されている。また、LAN100は、ルータ2などを介してインターネット200に接続されている。このような構成によって、デジタル複合機1は、LAN100を介して接続された外部端末4や、インターネット200を介して接続された外部端末5と電子メール通信などを行うことができる。さらに、デジタル複合機1は、アナログ回線用のデータ通信ネットワークであるPSTN(公衆交換電話網)300と接続されている。これによって、デジタル複合機1はPSTN300を介して接続された外部端末6との通信を行うことができる。外部端末4,5,6は、モデム接続されたパソコン、デジタル複合機1と同様の装置、固定電話、携帯電話、FAX専用機、等である。
〈2.複数の宛先が入力される場合のファックス送信処理動作〉
図4〜図6は、この発明の第1の実施の形態に相当する通信端末装置が組み込まれたデジタル複合機1において、ファックス送信宛先が連続して複数件入力された場合に行われる処理動作を示すフローチャートである。ただし、特に記載のない場合、以下の動作は制御部11の制御下で自動に行われる。
〈2−1.同報有効フラグ〉
はじめに同報有効フラグ211に関する処理動作について図4を参照しながら説明する。同報有効フラグ211とは、同報送信を許可するか否かを示すフラグである。より具体的には、複数の宛先情報の入力が行われた場合に、当該入力された複数の宛先情報を送信宛先受付部21において送信宛先として受け付け可能か否かを示すフラグである。
図4に示すように、同報キー143が操作される(ステップS1)もしくはグループキー142が操作される(ステップS2)と、同報有効フラグ211が「true」にセットされる(ステップS3)。
つまり、同報キー143とグループキー142とはともに、同報有効フラグ211を「true」にセットする指示を入力するためのキー、さらにいうと、同報送信を許可させる指示を入力するためのキーとして機能する。
なお、ステップS3において「true」にセットされた同報有効フラグ211は、原稿の読み込み処理(例えば図5のステップS18)が行われたと判断された場合(ステップS4)に「false」にセットされる(ステップS5)。
〈2−2.複数の宛先がワンタッチキーによって入力される場合の処理動作〉
図5を参照しながら、複数の宛先のそれぞれがワンタッチキー操作によって入力される場合について説明する。
ワンタッチキー141が操作されたと判断されると(ステップS11)、宛先情報登録管理部22において、当該ワンタッチキー141のワンタッチキー番号に関連づけて記憶された宛先情報がアドレステーブルA1より読み出され、送信宛先受付部21において、当該読み出された宛先情報が送信宛先として読み込まれる(ステップS12)。
続いて、ワンタッチキー141の操作が再度行われたか否かが判断される(ステップS13)。
ステップS13で、ワンタッチキー141の操作が行われたと判断された場合、続いて同報有効フラグ211が「true」であるか否かが判断される(ステップS14)。
ステップS14で、同報有効フラグ211が「true」であると判断された場合(すなわち、ユーザが2回目のワンタッチキー141操作を行う前に同報キー143を操作している場合(より具体的には、1回目のワンタッチキー141操作の前、もしくは1回目と2回目の各ワンタッチキー141操作の間、これらいずれかのタイミングにおいて同報キー143を操作している場合))、ステップS13において操作されたワンタッチキー141のワンタッチキー番号に関連づけて記憶された宛先情報がアドレステーブルA1より読み出され、送信宛先受付部21において、当該読み出された宛先情報が2つ目の送信宛先として読み込まれる(ステップS15)。
ステップS15の処理が完了すると、再度ステップS13の判断を行う。すなわち、ステップS13〜ステップS15の処理が繰り返して行われた場合、2件以上の宛先情報が送信宛先として読み込まれることになる。
ステップS14で、同報有効フラグ211が「true」であると判断されない場合(すなわち、ユーザが少なくとも2回目のワンタッチキー141操作を行う前に同報キー143を操作していない場合)、入力操作無効化部212が、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する。したがって、送信宛先受付部21において、ステップS13において操作されたワンタッチキー141のワンタッチキー番号に関連づけて記憶された宛先情報は送信宛先として読み込まれない。換言すると、ステップS13で行われたワンタッチキー141操作(すなわち、2回目以降のワンタッチキー141操作)は無効な操作とされる。
この場合、所定のエラー報知処理を行って、2回目のワンタッチキー141操作が無効とされた旨をユーザに報知する(ステップS16)。エラー報知処理としては、例えば、図示しない報知音発生手段より、入力操作が受け付けられない旨の報知音を発生させるとしてもよいし、所定のエラーメッセージ(例えば「複数の宛先を入力することはできません。同報送信を行う場合には同報キーを押してください」とのメッセージ)を表示部15に表示してもよい。
ステップS13で、ワンタッチキー141の操作が行われたと判断されない場合、もしくはステップS16のエラー報知処理行われた後、続いてスタートキー144が操作されたか否かが判断される(ステップS17)。
ステップS17で、スタートキー144の操作が行われたと判断された場合、原稿載置台(図示省略)に載置された原稿を読み込み(ステップS18)、送信宛先受付部21によって送信宛先として読み込まれた宛先に発呼してファックス送信を実行する(ステップS19)。すなわち、2回目のワンタッチキー141操作が行われる際に、同報有効フラグ211が「true」にセットされている場合には、送信宛先受付部21において送信宛先として読み込まれた複数の宛先(ステップS11およびステップS13において操作されたワンタッチキー141のワンタッチ番号の下に登録された宛先)に原稿が同報送信される。また、2回目のワンタッチキー141操作が行われる際に、同報有効フラグ211が「false」にセットされている場合には、送信宛先受付部21において送信宛先として読み込まれた1つの宛先(ステップS11において操作されたワンタッチキー141のワンタッチ番号の下に登録された宛先)に原稿が送信される。なお、ステップS18が行われたと判断された場合、「true」にセットされた同報有効フラグ211は、「false」にセットされる(図4のステップS4,S5)。
なお、ここでは複数の宛先がワンタッチキー141によって入力される場合について説明しているが、複数の宛先が短縮ダイヤル機能によって入力される場合についてもこれと同様である。
〈2−3.複数の宛先がその他の方法によって入力される場合〉
なお、この実施の形態においては、複数の宛先が、ワンタッチキー操作以外によって入力される場合であっても、ワンタッチキー操作によって入力される場合と同様に、同報有効フラグ211が「true」にセットされている場合には同報送信を許可し、同報有効フラグ211が「true」にセットされていない場合には、入力操作無効化部212が、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する。
〈グループキーによる宛先指定の場合〉
複数の宛先がグループキー操作によって入力される場合について説明する。
グループキー142が操作されたと判断されると、宛先情報登録管理部22において、グループキー142のグループキー番号に関連づけて記憶された1以上の宛先情報がアドレステーブルA2より読み出され、送信宛先受付部21において、当該読み出された1以上の宛先情報が送信宛先として読み込まれる。先述の通り、グループキー142が操作されると、同報有効フラグ211が「true」にセットされるため(図4参照)、入力操作無効化部212が、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止することはない。つまり、当該グループキー142の下に登録された複数の宛先情報を送信宛先として受け付けることが許可される。
続いてスタートキー144が操作されると、原稿載置台(図示省略)に載置された原稿を読み込み、送信宛先受付部21によって送信宛先として読み込まれた1以上の宛先に発呼して同報送信を実行する。
〈直接入力による宛先指定の場合〉
図6を参照しながら、複数の宛先が直接入力によって入力される場合について説明する。ただし、直接入力とは、テンキーtを操作して、宛先情報(ファックス番号や電話番号)を直接に入力する方法である。
操作部14のテンキーtが操作されて、宛先情報が入力されたと判断されると(ステップS21)、送信宛先受付部21において、当該入力された宛先情報が送信宛先として読み込まれる(ステップS22)。
続いて、同報キー143が操作されたか否かが判断される(ステップS23)。ここでは、同報キー143は、1件目の送信情報と2件目の送信情報とを区別するための区切りキーとしても機能する。同報キー143が操作されることなく2件目のファックス番号が入力された場合には、当該2件目のファックス番号の入力操作は無効とされる。
ステップS23で、同報キー143が操作されたと判断された場合、1件目の送信情報の入力が完了し、続いて2件目の送信情報が入力されると判断され、続いて2件目のファックス番号が入力されたか否かが判断される(ステップS24)。
ステップS24で、2件目のファックス番号が入力されたと判断された場合、送信宛先受付部21において、当該入力された宛先情報が2つ目の送信宛先として読み込まれる(ステップS25)。なお、ここでは、2件目の宛先情報が入力される前に、同報キー143が操作されているので(ステップS23,S24)、同報有効フラグ211が「true」にセットされるため(図4参照)、入力操作無効化部212が、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止することはない。つまり、2件目以上の宛先情報を送信宛先として受け付けることが許可される。ステップS25の処理が完了すると、再度ステップS23の判断を行う。
ステップS23で、同報キー143が操作されたと判断されない場合、続いて、スタートキー144が操作されたか否かを判断する(ステップS26)。スタートキー144が操作されたと判断されると、原稿載置台(図示省略)に載置された原稿を読み込み(ステップS27)、送信宛先受付部21によって送信宛先として読み込まれた1または複数の宛先に発呼してファックス送信を実行する(ステップS28)。
なお、ここでは複数の宛先が直接入力によって入力される場合について説明しているが、複数の宛先がチェーンダイヤル機能によって入力される場合についてもこれと同様である。ただし、チェーンダイヤルとは、宛先情報の一部が登録されたキーを複数個組み合わせて操作することによってファックス番号等を入力する入力方式である。例えば、ファックス番号の一部分(例えば市外局番部分)が登録されたキーと、他の一部分(例えば市内局番)が登録されたキーと、他の一部分(例えば番号部分)が登録されたキーとを、それぞれ選択して操作することによって、当該操作された各キーのそれぞれに登録された各部分の組み合わせによって完成されるファックス番号を入力する入力方式である。
すなわち、チェーンダイヤル機能を用いて複数の宛先情報を入力する場合においても、区切りキーとして機能する同報キー143が2件目の宛先情報が入力される前に操作された場合には、同報送信が許可される。
〈3.効果〉
この実施の形態においては、ユーザが同報送信を許可するための所定操作(すなわち、同報キー143もしくはグループキー142の操作)を行わない場合、入力操作無効化部212が、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する。つまりは、同報送信を許可しない。これによって、ユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる。また、その一方で、同報送信が禁止された場合であっても、はじめに入力された宛先情報は、送信宛先として受け付けられるので、ユーザが本来所望していた宛先に対するファックス送信処理については、はじめから操作をやり直さずとも実行される。
さらに、この実施の形態においては、グループキー142が操作された場合には、同報送信が許可されることになる。つまり、同報送信を前提として複数の宛先が登録されたキーが操作された場合は、改めて同報キー143を操作しなくても同報送信が許可される。
さらに、この実施の形態においては、同報キー143が区切りキーとしても機能する。これによって、直接入力等によって複数の宛先を入力する場合であっても、ユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる。
〔第2の実施の形態〕
この発明の第2の実施の形態に相当する通信端末装置の機能が組み込まれたデジタル複合機について説明する。なお、以下においては、第1の実施の形態と相違する点について説明する。特に記載しない点については、第1の実施の形態に係るデジタル複合機1と同様の構成によって実現される。
この実施の形態に係るデジタル複合機1は、通信関連の機能のセキュリティ度が高められた動作モード(セキュリティモード)を、設定可能な動作モードの1つとして有している。セキュリティモードは、予めROM13に格納したプログラムによって機能的に構成される安全機能能動化手段を能動化することによって設定される。すなわち、ユーザがメニュー画面からセキュリティモードの設定操作を行った場合、当該ユーザ操作に応じて安全機能能動化手段が能動化され、デジタル複合機1の動作モードがセキュリティモードに設定される。
この実施の形態においても、送信宛先受付部21は、入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する入力操作無効化部212を有している。ただし、ここでは、入力操作無効化部212は、デジタル複合機1の動作モードがセキュリティモードに設定されている場合に限り能動化される。
したがって、デジタル複合機1がセキュリティモードに設定されている場合は、第1の実施の形態と同様、同報有効フラグ211が「true」にセットされていない場合は、入力操作無効化部212が、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する。つまり、ユーザが同報送信を許可するための所定操作(すなわち、同報キー143もしくはグループキー142の操作)を行わない場合は、同報送信が許可されない。
一方、デジタル複合機1がセキュリティモードに設定されていない場合には、同報有効フラグ211の状態に関係なく、送信宛先受付部21において入力された複数件の宛先情報の全てを送信宛先として受け付けることが許可される。つまり、ユーザが同報送信を許可するための所定操作を行わない場合であっても、同報送信が許可される。
具体的な処理動作として、複数の宛先のそれぞれをワンタッチキー操作によって入力する場合を図7を参照しながら説明する。なお、図7に示される一連の処理動作は、先述した図5に示される一連の処理動作とほぼ同様である。図7において、図5と同様の処理動作箇所については同じ記号を付している。
第1の実施の形態においては、2回目のワンタッチキー141操作が行われたと判断された場合(ステップS13)続いて同報有効フラグ211が「true」であるか否かが判断される(ステップS14)が、この実施の形態においては、2回目のワンタッチキー141が操作されたと判断された場合(ステップS13)、続いて、セキュリティモードが設定されているか否かが判断される(ステップS10)。
ステップS10で、セキュリティモードが設定されていると判断された場合、ステップS14に進む。ステップS14以降の処理は第1の実施の形態として説明した各処理と同様である。
ステップS10でセキュリティモードが設定されていると判断されない場合、ステップS14の処理はスキップして、ステップS15に進む。ステップS15以降の処理は第1の実施の形態として説明した各処理と同様である。つまり、セキュリティモードが設定されていない場合、同報有効フラグ211が「true」であるか否かを判断することなく(すなわち、ユーザが同報キー143を操作したか否かに拘わらず)、ステップS13において操作されたワンタッチキー141のワンタッチキー番号に関連づけて記憶された宛先情報がアドレステーブルA1より読み出され、送信宛先受付部21において、当該読み出された宛先情報が2つ目の送信宛先として読み込まれる(ステップS15)。
この実施の形態においては、セキュリティモードが設定されている場合には、ユーザが同報送信を許可するための所定操作(すなわち、同報キー143もしくはグループキー142の操作)を行わなければ、同報送信が許可されない。つまり、セキュリティモードが設定されている場合には、ユーザが意図しない不用意な同報送信が行われることを確実に防ぐことができる。
また、セキュリティモードが設定されていない場合には、同報送信が禁止されない。したがって、ユーザは、同報送信を許可するための所定操作を行わなくとも同報送信を実行させることができる。これによって、ユーザは簡便な操作で同報送信を実行させることができる。
〔変形例1〕
上記の各実施の形態においては、入力操作無効化部212は、2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する構成としているが、これを、2回目以降のキー操作を無効にする構成としてもよい。ただし、後者の構成の場合、入力操作無効化部212は、1回のキー操作で1件の宛先入力が可能な入力方式が行われる場合に対してのみ能動化させることとする。換言すると、ワンタッチキー141が連続して操作された場合に限り、入力操作無効化部212を能動化させる。
すなわち、直接入力やチェーンダイヤル機能による入力のように複数回のキー操作で1件の宛先入力を行う入力方式によって複数の宛先が入力された場合には、同報有効フラグ211の状態に関係なく、2回目以降のキー操作は無効にされない。
一方、ワンタッチキー141操作による入力のように1回のキー操作で1件の宛先入力を行う入力方式によって複数の宛先が入力された場合(すなわち、2以上のワンタッチキー141が連続して操作された場合)には、ユーザが同報送信を許可するための所定操作(すなわち、同報キー143もしくはグループキー142の操作)を行わない場合、入力操作無効化部212が、2回目以降のキー操作を無効にする。つまりは、2回目以降に操作されたワンタッチキー141に登録されていた宛先情報は送信宛先として読み込まれない。これによって、同報送信が禁止される。
この変形例においては、1回のキー操作で1件の宛先入力が可能な入力方式において複数の宛先が入力された場合には、ユーザが同報送信を許可するための所定操作(すなわち、同報キー143もしくはグループキー142の操作)を行わなければ、同報送信が許可されない。つまり、ワンタッチキー141のように、特に誤操作による宛先入力が発生しやすいキー操作が行われた場合に、誤って同報送信が行われることを確実に防ぐことができる。
〔変形例2〕
上記の各実施の形態においては、複数の宛先情報が入力された場合に、入力操作無効化部212が2件目以降に入力された宛先情報を送信宛先として受け付けることを禁止する構成、すなわち、1件目に入力された宛先情報が送信宛先として受け付けられる構成としているが、複数の宛先情報が入力された場合に、入力された宛先情報の中で最も優先順位の高い宛先情報が、入力された順序に関係なく送信宛先として受け付けられる構成としてもよい。
後者の構成の場合、例えばアドレステーブルA1において各宛先情報毎に宛先の読み込みに関する優先順位を設定登録する構成を設けておけばよい。この場合、同報有効フラグ211が「false」にセットされている場合は、入力された複数件の宛先情報のうちで、最も高い優先順位に設定された宛先情報のみが送信宛先として受け付けられる構成とすることができる。
また、例えば、入力方式毎に宛先の読み込みに関する優先順位を設定登録する構成を設けてもよい。この場合、特定の入力方式によって入力された宛先情報(例えば直接入力によって入力された宛先情報)を優先的に送信宛先として受け付ける構成とすることができる。
〔変形例3〕
上記の各実施の形態においては、宛先情報としてファックス番号が入力される場合について説明しているが、宛先情報として、メールアドレスが入力されてもよい。
第1の実施の形態に係るデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 操作部および表示部の構成例を示す図である。 アドレステーブルの構成例を示す図である。 同報有効フラグに関する処理動作を示すフローチャートである。 複数の宛先のそれぞれがワンタッチキー操作によって入力された場合の処理動作を示すフローチャートである。 複数の宛先のそれぞれが直接入力された場合の処理動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るデジタル複合機において、複数の宛先のそれぞれがワンタッチキー操作によって入力された場合の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタル複合機
21 送信宛先受付部
22 宛先情報登録管理部
141 ワンタッチキー
142 グループキー
143 同報キー
144 スタートキー
211 同報有効フラグ
212 入力操作無効化部

Claims (13)

  1. 複数個の所定キーのそれぞれに対して、通信相手装置の宛先情報の登録を受け付ける宛先情報登録手段と、
    前記所定キーのいずれかがユーザによって操作された場合に、当該操作された所定キーに登録された宛先情報を、通信を実行する通信宛先情報として読み込む通信宛先情報受付手段と、
    前記所定キーの2以上がユーザによって連続してキー操作されることによって複数件の宛先情報が入力された場合に、2件以上の宛先情報を前記通信宛先情報として読み込むことを禁止するキー操作無効化手段と、
    を備え、
    前記所定キーの2以上がユーザによって連続してキー操作されることによって複数件の宛先情報が入力された場合に、前記通信宛先情報受付手段が、当該入力された複数件の宛先情報のうちのいずれか1件の宛先情報を前記通信宛先情報として読み込むことを特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置において、
    前記通信宛先情報受付手段が、
    前記所定キーの2以上がユーザによって連続してキー操作されることによって複数件の宛先情報が入力された場合に、1件目に入力された宛先情報を前記通信宛先情報として読み込むことを特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の通信端末装置において、
    前記所定キーの連続操作による複数件の宛先情報の入力を許可させる指示を入力するための連続入力許可キー、
    を備え、
    前記連続入力許可キーがユーザによって操作されると、前記キー操作無効化手段が非能動化され、前記所定キーの2以上がユーザによって連続してキー操作されることによって複数件の宛先情報が入力された場合であっても、前記通信宛先情報受付手段が、当該入力された複数件の宛先情報のそれぞれを前記通信宛先情報として読み込むことを特徴とする通信端末装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記通信端末装置を、通信に関する安全度が高められたセキュリティモードに設定する安全機能能動化手段、
    を備え、
    前記セキュリティモードが設定された場合に前記キー操作無効化手段が能動化されることを特徴とする通信端末装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記所定キーがワンタッチキーであることを特徴とする通信端末装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記通信端末装置がファクシミリ装置であることを特徴とする通信端末装置。
  7. ユーザによって入力された宛先情報を、通信を実行する通信宛先情報として受け付ける通信宛先情報受付手段と、
    ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合に、2件以上の宛先情報を前記通信宛先情報として受け付けることを禁止する宛先複数指定禁止手段と、
    を備え、
    ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合に、前記通信宛先情報受付手段が、当該入力された複数件の宛先情報のうちのいずれか1件の宛先情報を前記通信宛先情報として受け付けることを特徴とする通信端末装置。
  8. 請求項7に記載の通信端末装置において、
    前記通信宛先情報受付手段が、
    ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合に、1件目に入力された宛先情報を前記通信宛先情報として受け付けることを特徴とする通信端末装置。
  9. 請求項7または8に記載の通信端末装置において、
    2件以上の宛先情報を前記通信宛先情報として受け付けることを許可させる指示を入力するための宛先複数指定許可キー、を備え、
    前記宛先複数指定許可キーがユーザによって操作されると、前記宛先複数指定禁止手段が非能動化され、ユーザによって複数件の宛先情報が入力された場合であっても、前記通信宛先情報受付手段が、当該入力された複数件の宛先情報のそれぞれを前記通信宛先情報として受け付けることを特徴とする通信端末装置。
  10. 請求項7から9のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記通信端末装置を、通信に関する安全度が高められたセキュリティモードに設定する安全機能能動化手段、
    を備え、
    前記セキュリティモードが設定された場合に前記宛先複数指定禁止手段が能動化されることを特徴とする通信端末装置。
  11. 請求項7から10のいずれかに記載の通信端末装置において、
    複数個の所定キーのそれぞれに対して、通信相手装置の宛先情報の登録を受け付ける宛先情報登録手段、
    を備え、
    前記複数個の所定キーのいずれかがユーザによってキー操作された場合に、当該操作された所定キーに登録された宛先情報が入力されることを特徴とする通信端末装置。
  12. 請求項11に記載の通信端末装置において、
    前記所定キーがワンタッチキーであることを特徴とする通信端末装置。
  13. 請求項7から12のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記通信端末装置がファクシミリ装置であることを特徴とする通信端末装置。
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