JP2010166112A - 通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】同じ宛先名で異なる宛先情報が登録されることを防止できる通信端末装置を提供する。
【解決手段】宛先情報の登録が指示されると、個人専用電話帳への登録の場合、指紋チェックを行った後、宛先名が共有電話帳及び該当ユーザの個人専用電話帳に登録されている宛先情報の中に既に存在するか否かを判定し、登録されていないときのみ、宛先情報を該当ユーザの個人専用電話帳に登録する(S101〜S110)。また、共有電話帳への登録の場合、宛先名が共有電話帳及びいずれかのユーザの個人専用電話帳に登録されている宛先情報の中に既に存在するか否かを判定し、登録されていないときのみ、宛先情報を共有電話帳に登録する(S111〜S113)。
【選択図】図5
【解決手段】宛先情報の登録が指示されると、個人専用電話帳への登録の場合、指紋チェックを行った後、宛先名が共有電話帳及び該当ユーザの個人専用電話帳に登録されている宛先情報の中に既に存在するか否かを判定し、登録されていないときのみ、宛先情報を該当ユーザの個人専用電話帳に登録する(S101〜S110)。また、共有電話帳への登録の場合、宛先名が共有電話帳及びいずれかのユーザの個人専用電話帳に登録されている宛先情報の中に既に存在するか否かを判定し、登録されていないときのみ、宛先情報を共有電話帳に登録する(S111〜S113)。
【選択図】図5
Description
本発明は、通信端末装置に関し、特に、宛先情報を記憶する宛先情報記憶部を備えた通信端末装置に関する。
複写機能、ファクシミリ機能、プリント機能、スキャナ機能等を有する最近のデジタル複合機、あるいは、ファクシミリ装置等の通信端末装置は、宛先を指定するためのテンキーを備えている。例えば、ファクス送信する場合、ユーザは上記のテンキーにより宛先を入力し、それを表示部で確認して送信を行っている。
また、頻繁に送信が行われる宛先の場合には、電話帳に宛先情報を登録したり、あるいは、ワンタッチキーに宛先情報を登録することができる。そして、これらの電話帳の宛先またはワンタッチキーを選択することにより、宛先をテンキーで入力することなく、所望の宛先にファックス送信や電子メール送信を行うことができる。
このような通信端末装置では、これから登録する宛先情報の内容にかかわらず、所定の操作を行えば必ず宛先情報が登録されるので、同一の宛先情報が電話帳やワンタッチボタンに登録される場合がある。このため、登録時に入力データが登録済みであるか否かを判定し、既に登録済みであればユーザに通知することにより、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルの無駄使いを防止することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記のように、既に登録済みの宛先情報をチェックすることにより電話帳あるいはワンタッチダイヤルへの重複登録を防止できるが、上記の提案では、ダイヤル番号と略称、または、ダイヤル番号だけを比較の対象としている。しかしながら、ファクシミリ装置を事業所等で使用する場合、同一の会社の異なる人物を宛先として登録することがある。このような場合、上記のようにダイヤル番号のみでチェックを行えば、異なる宛先でダイヤル番号が同じものを登録しようとした場合、宛先を登録することができなくなる。
また、ダイヤル番号と略称を比較の対象とすると、同じ人物について別のファクス番号あるいは別のメールアドレスを登録することができ、情報の食い違いが発生し、混乱を招く恐れがある。例えば、一方には会社のパソコンのメールアドレスを、もう一方には自宅のパソコンのメールアドレスを登録した場合には、間違って他方に送信してしまうことがありうる。さらに、複数の宛先をグループとして電話帳に登録できるとき、同一のグループ名を登録可能にした場合、同一のグループ名で異なる複数の宛先が登録される事態が生じ、同様の混乱が生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、同じ宛先名で異なる宛先情報が登録されることを防止できる通信端末装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の通信端末装置は、宛先情報を記憶する電話帳記憶部と、宛先情報の登録画面を表示する表示部と、前記電話帳記憶部への宛先情報の書き込み、及び、前記電話帳記憶部からの宛先情報の読み出しを制御する制御部とを備えた通信端末装置であって、前記表示部の登録画面に入力された宛先情報の登録が指示された場合、前記制御部が、登録画面に入力された宛先情報と上記電話帳記憶部に記憶されている宛先情報とを比較し、宛先情報のうち宛先名が登録画面に入力された宛先情報の宛先名と一致する宛先情報が既に前記電話帳記憶部に記憶されているとき、入力された宛先情報の登録を禁止することを特徴とする。
また、本発明の他の通信端末装置は、上記の通信端末装置において、前記電話帳記憶部が、複数のユーザが共同で使用する共有電話帳の記憶領域と各ユーザが専用で使用する複数の個人専用電話帳の記憶領域を備え、個人専用電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、前記制御部が、登録画面に入力された宛先情報と共有電話帳に記憶されている宛先情報及び対象ユーザの個人専用電話帳に記憶されている宛先情報とを比較し、宛先情報のうち宛先名が登録画面に入力された宛先情報の宛先名と一致する宛先情報が既に共有電話帳または対象ユーザの個人専用電話帳に記憶されているとき、入力された宛先情報の個人専用電話帳への登録を禁止し、共有電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、前記制御部が、登録画面に入力された宛先情報と共有電話帳に記憶されている宛先情報及びすべてのユーザの個人専用電話帳に記憶されている宛先情報とを比較し、宛先情報のうち宛先名が登録画面に入力された宛先情報の宛先名と一致する宛先情報が既に共有電話帳またはいずれかのユーザの個人専用電話帳に記憶されているとき、入力された宛先情報の共有電話帳への登録を禁止することを特徴とする。
また、本発明のさらに他の通信端末装置は、上記の他の通信端末装置において、個人専用電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、前記制御部が、ユーザ認証を行うことを特徴とする。
本発明の通信端末装置は、登録画面に入力された宛先情報のうち宛先名が一致する宛先情報が既に電話帳記憶部に記憶されているとき、入力された宛先情報の登録が禁止される。したがって、宛先名のみの重複チェックという簡単な処理により、同じ宛先名で異なる宛先情報、例えば、会社アドレスと自宅アドレスとを登録してしまう、というような不都合を防止できる。
また、本発明の他の通信端末装置によれば、新規登録作業を行うユーザが使う可能性のある電話帳すべてについて重複チェックが行われるので、確実に同一の宛先名で異なる宛先情報が登録されることを防止できる。また、本発明の他の通信端末装置によれば、個人専用電話帳への登録時に、他のユーザの個人専用電話帳をチェックしないので、チェック処理を簡略化できる。
また、本発明のさらに他の通信端末装置によれば、個人専用電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、指紋チェック等のユーザ認証が実行されるので、本人以外が個人専用電話帳に宛先情報を登録することを阻止できる。
また、本発明のさらに他の通信端末装置によれば、個人専用電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、指紋チェック等のユーザ認証が実行されるので、本人以外が個人専用電話帳に宛先情報を登録することを阻止できる。
以下、本発明の通信端末装置をデジタル複合機に適用した実施例について説明する。
図1はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU1はバス13を介してデジタル複合機のハードウェア各部を制御するとともに、ROM(Read Only Memory)2に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。ROM2はネットワーク複合機の動作に必要な種々のプログラム及び操作メッセージ等を予め記憶している。
図1はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU1はバス13を介してデジタル複合機のハードウェア各部を制御するとともに、ROM(Read Only Memory)2に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。ROM2はネットワーク複合機の動作に必要な種々のプログラム及び操作メッセージ等を予め記憶している。
RAM(Random Access Memory)3はSRAM(Static Random Access Memory)等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するとともに、電話帳の宛先情報を記憶する電話帳記憶部4の記憶領域を備えている。この電話帳記憶部4は、複数のユーザが共同で使用する共有電話帳の記憶領域と各ユーザが専用で使用する複数の個人専用電話帳の記憶領域を備えている。また、このRAM3には、電話帳を使用するユーザのユーザID及び各ユーザを認証するための指紋が登録されている。
操作パネル5は、デジタル複合機の動作状態の表示、あるいは、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、デジタル複合機を操作するための複数のキー及び個人認証のための指紋検出器を備えている。
図2はこの操作パネル5の詳細な構成を示す図である。表示部を構成するLCD表示部21には、タッチパネルスイッチが配設され、LCD表示部21に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能を実行できる。
図2はこの操作パネル5の詳細な構成を示す図である。表示部を構成するLCD表示部21には、タッチパネルスイッチが配設され、LCD表示部21に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能を実行できる。
また、操作キーとして、テンキー22、スタートキー23、リセットキー24、ストップキー25、複数のワンタッチダイヤルキー26、十字キー27、リターンキー28、セットキー29が設けられている。さらに、機能切替キーとして、FAX切替キー30、コピー切替キー31、スキャナ切替キー32が設けられている。なお、LCD表示部21によりこれらの操作キーあるいは機能切替キーの一部又は全部を代用することも可能である。
一方、この操作パネルの左下部にはユーザの指の指紋を検出するための指紋検出器33が設けられている。
一方、この操作パネルの左下部にはユーザの指の指紋を検出するための指紋検出器33が設けられている。
読取部6はオートドキュメントフィーダー(ADF)及び/またはフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。
また、画像メモリ7は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等を用いて構成され、ファクス機能により送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいはスキャナ機能で読み取った画像データを記憶する。記録部8は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、ファクス受信した画像データ、コピーの画像データあるいは外部のパソコン等から送信された画像データをプリントアウトする。
また、画像メモリ7は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等を用いて構成され、ファクス機能により送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいはスキャナ機能で読み取った画像データを記憶する。記録部8は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、ファクス受信した画像データ、コピーの画像データあるいは外部のパソコン等から送信された画像データをプリントアウトする。
コーデック9は所定のプロトコルに対応して符号化及び復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号する。また、このコーデック9は、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
モデム10はバス13に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム10は同様にバス13に接続されたネットワーク制御ユニット(NCU)11と接続されている。NCU11はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム10を公衆交換電話網(PSTN)14に接続する。
また、LAN(Local Area Network)インターフェース(LAN I/F)11はLAN15に接続され、電子メールの送受信等を行うものであり、信号変換あるいはプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
また、LAN(Local Area Network)インターフェース(LAN I/F)11はLAN15に接続され、電子メールの送受信等を行うものであり、信号変換あるいはプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
デジタル複合機は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部6で読み取られ、コーデック9で圧縮されて画像メモリ7に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ7から読み出されてモデム10で変調され、NCU11からPSTN14を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム10で復調され、画像メモリ7に蓄積された後、コーデック9で復号されて記録部8により印刷される。
次に、電話帳記憶部4に新たに宛先情報を登録する場合の作用について説明する。
ユーザがLCD表示部21の機能選択画面で電話帳登録を選択した場合、図3に示す宛先情報の一覧表示画面がLCD表示部21に表示される。図に示すように、この画面には、電話帳記憶部4に登録されている宛先の宛先情報が一覧表示されるとともに、各種の操作ボタンが表示されている。「登録」ボタンは新たな宛先情報を登録する新規登録画面を表示するためのボタンであり、「削除」ボタンは選択した宛先情報を削除するためのボタンである。また、「編集」ボタンは、選択した宛先情報を編集する宛先編集画面を表示するためのボタンであり、「中止」ボタンは、この一覧表示画面を閉じるためのボタンである。
ユーザがLCD表示部21の機能選択画面で電話帳登録を選択した場合、図3に示す宛先情報の一覧表示画面がLCD表示部21に表示される。図に示すように、この画面には、電話帳記憶部4に登録されている宛先の宛先情報が一覧表示されるとともに、各種の操作ボタンが表示されている。「登録」ボタンは新たな宛先情報を登録する新規登録画面を表示するためのボタンであり、「削除」ボタンは選択した宛先情報を削除するためのボタンである。また、「編集」ボタンは、選択した宛先情報を編集する宛先編集画面を表示するためのボタンであり、「中止」ボタンは、この一覧表示画面を閉じるためのボタンである。
図3の一覧表示画面でユーザが「登録」ボタンを押下した場合、図4に示す宛先情報の新規登録画面が表示される。図に示すように、この画面には、「宛先名」入力欄、「ファクス番号」入力欄、「メールアドレス」入力欄、「会社名」入力欄及び「住所」入力欄が設けられている。また、下部には、新規の宛先情報を個人専用電話帳に登録するか、共有電話帳に登録するかを選択する選択欄が設けられている。個人専用電話帳に登録する場合、個人専用電話帳の表示位置を押下することにより、ユーザIDの入力画面が表示され、この画面でユーザIDを入力することにより個人専用電話帳を選択できる。一方、共有電話帳に登録する場合には、共有電話帳の表示位置を押下することにより共有電話帳を選択することができる。
図4の宛先情報の新規登録画面で宛先名等を入力した後、ユーザが「登録」ボタンを押下した場合、CPU1は、図5のフローチャートに示す宛先情報登録プログラムを開始する。このプログラムにより、CPU1は、まず、入力された宛先情報が個人専用電話帳に登録されるのか否かを判定する(ステップ101)。
図4の新規登録画面で個人専用電話帳が選択されていた場合、CPU1は、LCD表示部21に指紋チェックの要請画面を表示する(ステップ102)。この指紋チェックの要請画面には、例えば、「指紋をチェックしますので、指紋検出器に親指を当ててください」と表示される。
指紋検出器33で指紋を検出した後、CPU1は、入力されたユーザIDを有するユーザの指紋をRAM3から読み出し、検出した指紋と一致するか否かを判定する(ステップ103)。指紋が一致しないと判定した場合、CPU1は、指紋が一致しない旨の警告画面を表示する(ステップ104)。図6は警告画面の一例であり、指紋が一致しない旨及び個人専用電話帳への宛先情報の登録を中止する旨が表示される。警告画面を表示した後、CPU1は、警告画面で「O.K.」ボタンが押下されたか否かを判定し(ステップ105)、「O.K.」ボタンが押下された場合、プログラムを終了する。
また、ステップ103で指紋が一致したと判定した場合、CPU1は、図4の新規登録画面で入力された宛先名が共有電話帳に登録されている宛先情報の中に既に存在するか否かを判定する(ステップ106)。入力された宛先名が既に共有電話帳に登録されていると判定した場合、CPU1は、既に同じ宛先名が登録されている旨のエラーメッセージを表示する(ステップ107)。図7はエラーメッセージの一例であり、入力された宛先名が既に登録されている旨が表示される。エラーメッセージ画面を表示した後、CPU1は、エラーメッセージ画面で「O.K.」ボタンが押下されたか否かを判定し(ステップ108)、「O.K.」ボタンが押下された場合、プログラムを終了する。
ステップ106で入力された宛先名が共有電話帳に登録されていないと判定した場合、CPU1は、入力された宛先名が該当ユーザの個人専用電話帳に登録されている宛先情報の中に既に存在するか否かを判定する(ステップ109)。入力された宛先名が既に該当ユーザの個人専用電話帳に登録されていると判定した場合、CPU1は、既に同じ名前が登録されている旨のエラーメッセージを表示する(ステップ107)。
また、入力された宛先名が該当ユーザの個人専用電話帳に登録されていないと判定した場合、CPU1は、図4の新規登録画面で入力された宛先情報を該当ユーザの個人専用電話帳に登録した(ステップ110)後、プログラムを終了する。
また、入力された宛先名が該当ユーザの個人専用電話帳に登録されていないと判定した場合、CPU1は、図4の新規登録画面で入力された宛先情報を該当ユーザの個人専用電話帳に登録した(ステップ110)後、プログラムを終了する。
一方、ユーザが図4の新規登録画面で共有電話帳を選択しており、ステップ101で個人専用電話帳への登録ではないと判定した場合、CPU1は、入力された宛先名が共有電話帳に既に登録されているか否かを判定する(ステップ111)。入力された宛先名が既に共有電話帳に登録されている宛先情報の中に存在していると判定した場合、CPU1は、既に同じ宛先名が登録されている旨のエラーメッセージを表示する(ステップ107)。
入力された宛先名が共有電話帳に登録されていないと判定した場合、CPU1は、入力された宛先名が電話帳記憶部4に記憶されている個人専用電話帳のいずれかに存在するか否かを判定する(ステップ112)。入力された宛先名がいずれかの個人専用電話帳に登録されている宛先情報の中に存在すると判定した場合、CPU1は、既に同じ宛先名が登録されている旨のエラーメッセージを表示する(ステップ107)。
また、入力された宛先名がいずれの個人専用電話帳にも登録されていないと判定した場合、CPU1は、図4の新規登録画面で入力された宛先情報を共有電話帳に登録した(ステップ113)後、プログラムを終了する。
また、入力された宛先名がいずれの個人専用電話帳にも登録されていないと判定した場合、CPU1は、図4の新規登録画面で入力された宛先情報を共有電話帳に登録した(ステップ113)後、プログラムを終了する。
以上のように、宛先情報の新規登録作業を行う場合、ユーザが使う可能性のある電話帳すべてについて宛先名の重複チェックが行われるので、同一の宛先名で異なる宛先情報が登録されることを確実に防止できる。また、個人専用電話帳に新規登録する場合には、他のユーザの個人専用電話帳をチェックしないので、処理を簡略化できる。
さらに、個人専用電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、指紋検出によってユーザ認証が実行されるので、本人以外が個人専用電話帳に宛先情報を登録することを阻止できる。
さらに、個人専用電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、指紋検出によってユーザ認証が実行されるので、本人以外が個人専用電話帳に宛先情報を登録することを阻止できる。
上記の実施例では、個人専用電話帳への宛先情報の登録時に、共有電話帳について重複チェックを行い、共有電話帳への宛先情報の登録時に、すべての個人専用電話帳について重複チェックを行ったが、この重複チェックを簡略化することもできる。
以下、簡略化した重複チェックを行う宛先情報登録の作用について図8のフローチャートにより説明する。
図4の新規登録画面で宛先等を入力した後、ユーザが「登録」ボタンを押下した場合、CPU1は、図8のフローチャートに示す宛先情報登録プログラムを開始する。このプログラムにより、CPU1は、まず、入力された宛先情報が個人専用電話帳に登録されるのか否かを判定する(ステップ201)。
図4の新規登録画面で宛先等を入力した後、ユーザが「登録」ボタンを押下した場合、CPU1は、図8のフローチャートに示す宛先情報登録プログラムを開始する。このプログラムにより、CPU1は、まず、入力された宛先情報が個人専用電話帳に登録されるのか否かを判定する(ステップ201)。
図4の新規登録画面で個人専用電話帳が選択されていた場合、CPU1は、LCD表示部21に指紋チェックの要請画面を表示する(ステップ202)。そして、指紋検出器33で指紋を検出した後、CPU1は、入力されたユーザIDを有するユーザの指紋をRAM3から読み出し、検出された指紋と一致するか否かを判定する(ステップ203)。指紋が一致しないと判定した場合、CPU1は、指紋が一致しない旨の警告画面を表示する(ステップ204)。警告画面を表示した後、CPU1は、警告画面で「O.K.」ボタンが押下されたか否かを判定し(ステップ205)、「O.K.」ボタンが押下された場合、プログラムを終了する。
また、ステップ203で指紋が一致したと判定した場合、CPU1は、入力された宛先名が該当ユーザの個人専用電話帳に登録されている宛先情報の中に既に存在するか否かを判定する(ステップ206)。入力された宛先名が既に該当ユーザの個人専用電話帳に登録されていると判定した場合、CPU1は、既に同じ宛先名が登録されている旨のエラーメッセージを表示する(ステップ207)。そして、エラーメッセージ画面を表示した後、CPU1は、エラーメッセージ画面で「O.K.」ボタンが押下されたか否かを判定し(ステップ208)、「O.K.」ボタンが押下された場合、プログラムを終了する。
また、ステップ206で入力された宛先名が該当ユーザの個人専用電話帳に登録されていないと判定した場合、CPU1は、入力された宛先情報を該当ユーザの個人専用電話帳に登録した(ステップ209)後、プログラムを終了する。
一方、ユーザが図4の新規登録画面で共有電話帳を選択しており、ステップ201で個人専用電話帳への登録ではないと判定した場合、CPU1は、入力された宛先名が共有電話帳に既に登録されているか否かを判定する(ステップ210)。入力された宛先名が共有電話帳に登録されている宛先情報の中に存在すると判定した場合、CPU1は、既に同じ宛先名が登録されている旨のエラーメッセージを表示する(ステップ207)。
ステップ210で入力された宛先名が共有電話帳に登録されていないと判定した場合、CPU1は、入力された宛先情報を共有電話帳に登録した(ステップ211)後、プログラムを終了する。
以上のように、個人専用電話帳への登録時には対象ユーザの個人専用電話帳についてのみ重複チェックを行い、共有電話帳への登録時には共有電話帳についてのみ重複チェックを行うことにより、重複チェックを簡略化できる。しかしながら、このように重複チェックを簡略化すると、共有電話帳に登録されている宛先名を個人専用電話帳に登録でき、また、共有電話帳に自分の個人専用電話帳または他のユーザの個人専用電話帳に登録されている宛先名を登録できる。このため、重複チェックを簡略化すると、宛先の混同を生じる可能性が生じる。
なお、以上の実施例では、電話帳記憶部に記憶される電話帳として個人専用電話帳と共有電話帳がある場合について説明したが、電話帳として、個人専用電話帳、グループ電話帳、共有電話帳を持つ場合にも本発明を適用することができる。
また、上記の実施例では宛先情報を電話帳の一覧表示に登録する場合について説明したが、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルを電話帳に登録する場合にも本発明を適用できる。例えば、ワンタッチダイヤルに登録する場合、登録する宛先情報の宛先名が他のワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルあるいは電話帳に登録されている宛先名と同じか否かをチェックする。これにより、同じ宛先名で異なる宛先情報がワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルに登録されることを防止できる。
また、上記の実施例では宛先情報を電話帳の一覧表示に登録する場合について説明したが、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルを電話帳に登録する場合にも本発明を適用できる。例えば、ワンタッチダイヤルに登録する場合、登録する宛先情報の宛先名が他のワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルあるいは電話帳に登録されている宛先名と同じか否かをチェックする。これにより、同じ宛先名で異なる宛先情報がワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルに登録されることを防止できる。
さらに、上記の実施例では、個人認証を行う手段として指紋検出器を使用したが、パスワードにより個人認証を行うこともできる。
また、上記の実施例では、本発明の通信端末装置をデジタル複合機に適用した例について説明したが、コピー機能やプリンタ機能を持たない通常のファクシミリ装置にも本発明を適用できる。
また、上記の実施例では、本発明の通信端末装置をデジタル複合機に適用した例について説明したが、コピー機能やプリンタ機能を持たない通常のファクシミリ装置にも本発明を適用できる。
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 電話帳記憶部
5 操作パネル
6 読取部
7 画像メモリ
8 記録部
9 コーデック
10 モデム
11 NCU
12 LAN I/F
13 バス
2 ROM
3 RAM
4 電話帳記憶部
5 操作パネル
6 読取部
7 画像メモリ
8 記録部
9 コーデック
10 モデム
11 NCU
12 LAN I/F
13 バス
Claims (3)
- 宛先情報を記憶する電話帳記憶部と、宛先情報の登録画面を表示する表示部と、前記電話帳記憶部への宛先情報の書き込み、及び、前記電話帳記憶部からの宛先情報の読み出しを制御する制御部とを備えた通信端末装置であって、
前記表示部の登録画面に入力された宛先情報の登録が指示された場合、前記制御部が、登録画面に入力された宛先情報と上記電話帳記憶部に記憶されている宛先情報とを比較し、宛先情報のうち宛先名が登録画面に入力された宛先情報の宛先名と一致する宛先情報が既に前記電話帳記憶部に記憶されているとき、入力された宛先情報の登録を禁止することを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1に記載された通信端末装置において、
前記電話帳記憶部が、複数のユーザが共同で使用する共有電話帳の記憶領域と各ユーザが専用で使用する複数の個人専用電話帳の記憶領域を備え、
個人専用電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、前記制御部が、登録画面に入力された宛先情報と共有電話帳に記憶されている宛先情報及び対象ユーザの個人専用電話帳に記憶されている宛先情報とを比較し、宛先情報のうち宛先名が登録画面に入力された宛先情報の宛先名と一致する宛先情報が既に共有電話帳または対象ユーザの個人専用電話帳に記憶されているとき、入力された宛先情報の個人専用電話帳への登録を禁止し、
共有電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、前記制御部が、登録画面に入力された宛先情報と共有電話帳に記憶されている宛先情報及びすべてのユーザの個人専用電話帳に記憶されている宛先情報とを比較し、宛先情報のうち宛先名が登録画面に入力された宛先情報の宛先名と一致する宛先情報が既に共有電話帳またはいずれかのユーザの個人専用電話帳に記憶されているとき、入力された宛先情報の共有電話帳への登録を禁止することを特徴とする通信端末装置。 - 請求項2に記載された通信端末装置において、
個人専用電話帳への宛先情報の登録が指示された場合、前記制御部が、ユーザ認証を行うことを特徴とする通信端末装置。
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